JP2015200749A - 光ファイバ接続部品 - Google Patents

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【課題】PMFとPLCとの接続を容易にし、PMFのコアとPLCの光導波路との接続特性を改善することができる光ファイバ接続部品を提供する。【解決手段】偏波保持ファイバ20を平面光波回路に接続するための光ファイバ接続部品において、偏波保持ファイバ20が挿入される貫通孔を備え、偏波保持ファイバ20の光軸と垂直な断面形状が五角形であり、五角形の一辺41が偏波保持ファイバの低速軸と垂直であり、一辺41に対向する頂点42を通る一辺の垂線Aと低速軸とが一致するように偏波保持ファイバ20が挿入される。【選択図】図4

Description

本発明は、光ファイバ接続部品に関し、より詳細には、光ファイバと平面光波回路における光導波路とを光学的に結合するための光ファイバ接続部品に関する。
従来、シリコン(Si)基板上にSiO系ガラスを主成分とする光導波路を形成した平面光波回路(PLC:Planar Lightwave Circuit)が知られている。平面光波回路における光導波路と光ファイバとを光学的に結合するための部材として、V溝ファイバブロック、キャピラリなどの部材が知られている。
図1に、従来のキャピラリを用いた光ファイバ接続方法を示す。Si基板11上にPLC12が形成されている。光導波路の入出射端面には、光ファイバ15を内挿するキャピラリ14が固定されている(例えば、特許文献1参照)。また、キャピラリ14が固定される入出射端面には、PLC12の上面に入出射端面と面一になるように、補強ガラス板(やとい)13が設置されている。
最初に、光ファイバ15を、キャピラリ14の貫通孔に挿入して、接着剤により固定する。次に、光ファイバ15の端面が露出しているキャピラリ14の端面、または光導波路の端面が露出しているPLC12とやとい13の端面に接着剤を塗布しておく。光ファイバ15のコアと、PLC12の光導波路のコアの位置を調節して、キャピラリ14をPLC12およびやとい13に固定する。
従来のキャピラリ14は、円筒形の形状をしており、円形の断面形状の円の中心と光ファイバ15の光軸とが一致している。キャピラリは、石英系ガラス材料からなり、中空の円筒形のプリフォームを線引きすることによって作製される。この方法は、寸法精度が高く、作製が容易なので、一般的に、キャピラリの形状は円筒形となる。
特開2012−68532号公報
荒井慎一他、「偏波保持ファイバ」、古河電工時報、第109号、第5−10頁、平成14年1月
シングルモード光ファイバは、断面形状が円形であり、どのような偏光状態の光でも伝送することができる。しかしながら、PLC12が偏光依存性を有する光変調器などと組み合わされている場合、PLC12の光導波路には、一定の偏光状態の光信号を入力する必要がある。そこで、光ファイバ15として、偏波保持ファイバ(PMF:Polarization Maintaining Fiber)が用いられる。代表的なPMFは、応力付与型PMFと呼ばれ、複屈折を誘起するように、光ファイバのコアに対して光軸に平行に応力付与部が形成されている。
図2に、従来のPMFの断面構造を示す。PANDA(Polarization maintaining AND Absorption reducing)ファイバ20とも呼ばれ(例えば、非特許文献1参照)、GeO+SiOからなるコア21、SiOからなるクラッド22に加えて、B+SiOからなる応力付与部23が形成されている。光軸に対して直交する2つの軸は、光の群速度が異なり、図のように高速軸と低速軸と呼ばれている。
例えば、基板11の鉛直方向に電界軸が配置された光変調器を、PLC12と組み合わせた場合には、PMFと光変調器が形成されたPLCの光導波路とを接続する際には、PMFの低速軸と光導波路の高速軸とを一致させて接続しなければならない。そこで、図3に示すようなDカット型キャピラリが用いられていた。Dカット型キャピラリ30は、円筒形の外周面の一部が研削加工された平面(Dカット面)31を有している。この平面と、PANDAファイバ20の低速軸が垂直なるようにして、PANDAファイバ20とDカット型キャピラリ30を固定する。
PLCの光導波路は、基板平面と低速軸が垂直(基板平面と高速軸が平行)なので、PANDAファイバ20とPLCの光導波路との接続は、Dカット型キャピラリ30のDカット面31と、PLCの基板平面とが平行になるようにして接続する。
しかしながら、Dカット型キャピラリ30の外径は1mm程度と小さいため、Dカット面31の幅が狭く、PANDAファイバ20とPLCとの接続工程においては、PLCの基板平面に対してDカット面31を、傾くこと無く平行に調心することは困難である。また、Dカット型キャピラリ30は、元々の断面形状が円形であるため、円周方向をクランプする際には、PANDAファイバ20の光軸方向にDカット型キャピラリ30とクランプ用の治具とが線接触することになる。従って、PANDAファイバ20とPLCとを調心して接続するための押圧力を付与するために、およびDカット面を一意の方向に揃えるためにDカット型キャピラリ30を回転させるために、十分な固定強度を得ることが困難である。
本発明の目的は、PMFとPLCとの接続を容易にし、PMFのコアとPLCの光導波路との接続特性を改善するための光ファイバ接続部品を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の実施態様は、偏波保持ファイバを平面光波回路に接続するための光ファイバ接続部品において、前記偏波保持ファイバが挿入される貫通孔を備え、前記偏波保持ファイバの光軸と垂直な断面形状が五角形であり、該五角形の一辺が前記偏波保持ファイバの低速軸と垂直であり、前記一辺に対向する頂点を通る前記一辺の垂線と前記低速軸とが一致するように前記偏波保持ファイバが挿入されることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、五角形の一辺と、この一辺に対向する頂点を通る一辺の垂線とを手がかりに、偏波保持ファイバの位置を容易に調整することができる。また、この一辺と接する両側の二辺は、この一辺と垂直で互いに平行であり、クランプ用の治具を用いて両側の二辺をクランプすれば、強固に固定することができ、調心接続のための押圧力、回転調心にも十分に耐える固定強度を得ることができる。従って、PMFとPLCとの接続を容易にし、PMFのコアとPLCの光導波路との接続特性を改善することができる。
従来のキャピラリを用いた光ファイバ接続方法を示す図である。 従来のPMFの断面構造を示す図である。 従来のDカット型キャピラリの構造を示す図である。 本発明の第1の実施形態にかかる光接続部品を示す図である。 本発明の第3の実施形態にかかる光接続部品を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図4に、本発明の第1の実施形態にかかる光接続部品を示す。図4(a)は斜視図であり、図4(b)は接続端面の配置を示している。キャピラリ40は、PANDAファイバ20が挿入される貫通孔を有し、PANDAファイバ20の光軸と垂直な断面形状が五角形である。断面形状は、いわゆるホームベース型の形状を有し、その一辺がPANDAファイバ20の高速軸と平行となるように、PANDAファイバ20が固定されている。すなわち、高速軸が、上部平面41と平行(低速軸と垂直)となるように、低速軸が、上部平面41と対向する下部の頂点42を通る上部平面41の垂線Aと一致するように挿入されている。
キャピラリ40は、石英系ガラスからなり、溶融石英ガラスの線引きにより形成される。石英ガラス母材を融点近傍の温度まで加熱し、五角形の抜き型を通過させることにより所望の外径形状を得る。また、中心のファイバ穴は、ホーリーファイバの作製と同様に、中心にガスを流しながら線引きすることにより高精度に形成される。このようにして断面形状が五角形で、中心にファイバ穴を持つ長いガラス棒とし、その後ダイヤモンドカッター等により奥行き数mm程度にカットして、個別のキャピラリ部品とする。
このようにして作製されたキャピラリ40に、PANDAファイバ20を挿入する。このとき、PANDAファイバ20の断面形状は、目視により確認できるので、上部平面41と頂点42とを手がかりにPANDAファイバ20の位置を調整することができる。手動による調整であっても、垂線Aに対するPANDAファイバ20の低速軸の傾きは、5度以内に調整することができるので、実用上の接続特性を損なうことなく、固定することができる。
次に、キャピラリ40とPLCとの接続について説明する。最初に、PANDAファイバ20の端面が露出しているキャピラリ40の端面、または光導波路の端面が露出しているPLCとやといの端面に接着剤を塗布しておく。次に、キャピラリ40の上部平面41とPLCの基板平面とが平行となるように、キャピラリ40とPLCとを配置する。PANDAファイバ20のコアと、PLCの光導波路のコアの位置を調節して、キャピラリ40をPLCおよびやといに固定する。
このように、キャピラリ40の上部平面41とPLCの基板平面とが平行となるように固定すれば、PLCの光導波路の低速軸と、PANDAファイバ20の低速軸とが、基板平面に対して垂直方向に一致する。
キャピラリ40は、断面形状がホームベース型なので、上部平面41と接する2つの側面は上部平面41と垂直、すなわちPANDAファイバ20の低速軸と平行である。そこで、キャピラリ40とPLCとの接続の際に、キャピラリ40をクランプする治具は、この2つの側面を把持する。PLCを載置する定盤の平面と、キャピラリ40をクランプする治具の把持面とが垂直の関係にあるように、光ファイバ接続装置を構成することにより、より正確にキャピラリ40とPLCとを接続することができる。
また、上部平面41と接する2つの側面を、クランプ用の治具でクランプすれば、キャピラリ40を強固に固定することができ、調心接続のための押圧力、回転調心にも十分に耐える固定強度を得ることができる。
(第2の実施形態)
上述したように、PANDAファイバ20をキャピラリに固定する際に、手動による調整であっても、実用上の接続特性を確保することができる。しかしながら、接続特性を向上させるために、キャピラリとPLCとの接続の際に、PANDAファイバ20の低速軸の傾きを補正する。
第1の実施形態のキャピラリ40は、断面形状がホームベース型なので、上部平面41と接する2つの側面は上部平面41と垂直、すなわちPANDAファイバ20の低速軸と平行である。この2つの側面を挟持する治具を用いると、断面形状が円形であるキャピラリに比べて、キャピラリ40を強固に固定することができる。また、五角形のうち最も長い辺を基準に視認することができるので、キャピラリ40の向き(PANDAファイバ20の向き)を容易に合わせることが可能となる。従って、キャピラリ40を回転させての調心にかかる時間を大幅に減らすことができ、製造コストを低減することができる。
(効果の確認)
第1および第2の実施形態の光接続部品を用いて、PLCとPANDAファイバとを接続して、ヒートサイクル試験(−45〜85℃、100回)を行った。それぞれPLCとキャピラリとの間に形成された接着層の剥離によって生じる光学特性の劣化が減少した。図1に示した従来のキャピラリを用いた光ファイバ接続方法と比較して、光挿入損失、光反射損失ともに数%程度の向上が見られた。
(第3の実施形態)
図5に、本発明の第3の実施形態にかかる光接続部品を示す。図5(a)は斜視図であり、図5(b)は接続端面の配置を示している。キャピラリ50は、PANDAファイバ20が挿入される貫通孔を有し、PANDAファイバ20の光軸と垂直な断面形状が三角形である。断面形状は、その一辺がPANDAファイバ20の高速軸と平行となるように、PANDAファイバ20が固定されている。すなわち、高速軸が、上部平面51と平行(低速軸と垂直)となるように、低速軸が、上部平面51と対向する下部の頂点52を通る上部平面51の垂線Bと一致するように挿入されている。
このようにして作製されたキャピラリ50に、PANDAファイバ20を挿入する。このとき、PANDAファイバ20の断面形状は、目視により確認できるので、上部平面51と頂点52とを手がかりにPANDAファイバ20の位置を調整することができる。手動による調整であっても、垂線Bに対するPANDAファイバ20の低速軸の傾きは、5度以内に調整することができるので、実用上の接続特性を損なうことなく、固定することができる。
11 Si基板
12 PLC
13 補強ガラス板(やとい)
14,40,50 キャピラリ
15 光ファイバ
20 PANDAファイバ
21 コア
22 クラッド
23 応力付与部
30 Dカット型キャピラリ
31 Dカット面

Claims (3)

  1. 偏波保持ファイバを平面光波回路に接続するための光ファイバ接続部品において、
    前記偏波保持ファイバが挿入される貫通孔を備え、
    前記偏波保持ファイバの光軸と垂直な断面形状が五角形であり、該五角形の一辺が前記偏波保持ファイバの低速軸と垂直であり、前記一辺に対向する頂点を通る前記一辺の垂線と前記低速軸とが一致するように前記偏波保持ファイバが挿入されることを特徴とする光ファイバ接続部品。
  2. 前記偏波保持ファイバは、応力付与型偏波保持ファイバであることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ接続部品。
  3. 石英系ガラスからなることを特徴とする請求項1または2に記載の光ファイバ接続部品。
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