JP2015200375A - ボールねじナット - Google Patents

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Abstract

【課題】エンドキャップが大型化することなく、潤滑剤供給用の潤滑部材がエンドキャップの外に取付けられたボールねじナットを提供する。
【解決手段】ボール転動溝およびボール戻し孔31を有するナット本体21を備える。ナット本体21の両端部にそれぞれ第1の取付用ボルト34、第2の取付用ボルト35によって取付けられた一対のエンドキャップ22を備える。一対のエンドキャップ22のうち少なくともいずれか一方のエンドキャップ22に装着された潤滑部材23を備える。二つのエンドキャップ22は、互いに同一のものである。潤滑部材23は、多孔質樹脂に潤滑剤を含浸させて形成された潤滑用パッド44と、潤滑用パッド44を収納するケース42とを備える。ケース42は、エンドキャップ22をナット本体21に取付けるための第2の取付用ボルト35を使用してエンドキャップ22と共締めによりナット本体21に取付けられている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ボールねじ軸に潤滑剤を供給する潤滑部材を備えたボールねじナットに関するものである。
従来、産業用ロボットや各種の製造装置などにおいて、往復する往復部材を駆動するにあたっては、ボールねじ機構が用いられることが多い。このボールねじ機構は、回転するボールねじ軸と、このボールねじ軸に多数のボールを介して螺合したボールねじナットとを備えている。
ボールねじナットは、往復部材に回転が規制される状態で取付けられている。近年のボールねじ機構においては、メンテナンスの間隔を可及的長くするために、潤滑剤を供給できる構成が採られることがある。
潤滑剤を供給可能な従来のボールねじ機構としては、例えば特許文献1に開示されているものがある。
特許文献1に示すボールねじ機構は、潤滑剤を供給可能なボールねじナットを備えている。このボールねじナットは、ナット本体と、このナット本体の両端部に取付けられるエンドキャップとを備えている。エンドキャップには、ナット本体に向けて開口する複数の凹部が形成されている。これらの凹部には、各凹部の開口形状に倣う形状に成形された含油部材が挿入されて保持されている。含油部材は、潤滑剤含有ポリマーによって形成されている。この含油部材に含まれている潤滑剤は、エンドキャップの凹部からしみ出してボール転動用の溝に入り、ボールに付着する。
特開2005−42796号公報
特許文献1に開示されている含油部材は、エンドキャップの凹部の中に収容されている。この含油部材に含まれる潤滑剤がボールに付着するためには、凹部の壁面を越えて流れる必要がある。このため、特許文献1に示すボールねじナットは、潤滑性能が低いという問題があった。
このような不具合は、潤滑剤供給用の潤滑部材をエンドキャップの外に設けることにより、ある程度は解消することができる。この理由は、潤滑剤をボールねじ軸に直接供給することが可能になるからである。
ところで、従来のボールねじナットは、上述した往復部材の小型化を図るために、ボールねじ軸の径方向に可及的小さく形成されている。
このため、このボールねじナットのエンドキャップは、機能部どうしの間隔が狭いものである。この機能部とは、取付用ボルトが通る貫通孔や、ナット本体から出たボールをナット本体のボール戻し孔に導くためのガイド溝などである。
このようなエンドキャップの外に潤滑部材を取付けるためには、この潤滑部材をエンドキャップに取付けるための取付座を既存の機能部との干渉を避けて設ける必要があり、エンドキャップが大型化するおそれがある。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、エンドキャップが大型化することなく、潤滑剤供給用の潤滑部材がエンドキャップの外に取付けられたボールねじナットを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係るボールねじナットは、ボールねじ軸が通される貫通穴を有し、かつ前記貫通穴の穴壁面に沿って螺旋状に延びるボール転動溝および前記ボールねじ軸の軸線方向に延びるボール戻し孔を有するナット本体と、前記ボール転動溝と前記ボール戻し孔とを接続するボール通路が一端部に形成され、前記ナット本体の両端部にそれぞれ取付用ボルトによって取付けられた一対のエンドキャップと、前記一対のエンドキャップのうち少なくともいずれか一方のエンドキャップの他端部に装着された潤滑部材とを備え、前記二つのエンドキャップは、互いに同一のものであり、前記潤滑部材は、前記ボールねじ軸の外周面に接触する周面を有する形状の多孔質樹脂に潤滑剤を含浸させて形成された潤滑用パッドと、前記潤滑用パッドを前記ボールねじ軸の回転方向への移動が規制される状態で収納するケースとを備え、前記ケースは、前記取付用ボルトを使用して前記エンドキャップと共締めにより前記ナット本体に取付けられていることを特徴とするものである。
本発明は、前記発明において、前記エンドキャップは、複数本の前記取付用ボルトによってナット本体に取付けられ、前記ケースは、これらの取付用ボルトの一部によって前記ナット本体に取付けられていることを特徴とする。
本発明は、前記発明において、前記エンドキャップの他端部には、前記取付用ボルトの頭部を収容可能な凹部が形成され、前記ケースは、前記取付用ボルトを通すための穴が開口する凸部を有し、前記凸部は、前記凹部に嵌合する形状に形成されていることを特徴とする。
本発明は、前記発明において、前記ケースは、前記潤滑用パッドを前記ボールねじ軸の径方向の外側から内側に向けて押圧する押圧部を有していることを特徴とする。
本発明は、前記発明において、前記エンドキャップは、前記ボール通路の一部を構成して前記ボール戻し孔に挿入されるボールガイド用突起と、前記ナット本体の両端面に形成された位置決め孔に嵌合する複数の位置決めピンとをさらに備え、前記エンドキャップにおける前記突起と前記位置決めピンとの間には、前記取付用ボルトが挿入される貫通孔が形成されていることを特徴とする。
本発明は、前記発明において、前記潤滑用パッドは、前記ボールねじ軸の径方向に分割されていることを特徴とする。
本発明に係るボールねじナットの潤滑部材は、エンドキャップの既存の機能部である、取付用ボルトを通す穴およびその周辺部分を利用してエンドキャップに取付けられている。このため、エンドキャップに潤滑部材を取付けるための専用の取付座は不要である。
本発明に係るボールねじナットに用いられている潤滑用パッドは、ボールねじ軸の外周面に接触するものである。このため、潤滑剤をボールねじ軸に直接供給することが可能になる。
したがって、本発明によれば、エンドキャップが大型化することなく、エンドキャップの外に潤滑部材が取付けられて潤滑性能が向上するボールねじナットを提供することができる。
本発明に係るボールねじナットを使用して構成された単軸ロボットの平面図である。 単軸ロボットの側面図である。 ボールねじナットの平面図である。 ナット本体の側面図である。 ナット本体の正面図である。 図5におけるVI−VI線断面図である。 エンドキャップの平面図である。 エンドキャップの正面図である。 エンドキャップの背面図である。 潤滑用パッドの平面図である。 潤滑用パッドの正面図である。 図11におけるXII−XII線断面図である。 潤滑用パッドの斜視図である。 ケースの側面図である。 ケースの平面図である。 図15におけるXVI−XVI線断面図である。 ケースの斜視図である。 ボールねじナットの取付位置が異なる単軸ロボットの平面図である。 ボールねじナットの取付位置が異なる単軸ロボットの平面図である。 ケースの他の実施の形態を示す断面図である。 潤滑用パッドの他の実施の形態を示す正面図である。 潤滑用パッドの他の実施の形態を示す平面図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明に係るボールねじナットの一実施の形態を図1〜19によって詳細に説明する。この実施の形態においては、本発明に係るボールねじナットを単軸ロボットのボールねじ装置に適用する場合の一例を説明する。
図1に示す単軸ロボット1は、テーブル2を図1および図2において左右方向に往復させるものである。テーブル2は、この単軸ロボット1のフレーム3にリニアガイド4を介して移動自在に支持されている。この単軸ロボット1は、テーブル2を駆動するためのボールねじ装置5を備えている。
ボールねじ装置5は、フレーム3の一端部に取付けられたモータ6と、このモータ6によって駆動されて回転するボールねじ軸7と、このボールねじ軸7に螺合したボールねじナット8とを備えている。
ボールねじ軸7の一端部は、モータ6の軸受9に回転自在に支持されており、モータ6の出力軸6aにカップリング6bを介して接続されている。ボールねじ軸7の他端部は、フレーム3にサポートブロック10および軸受11を介して回転自在に支持されている。ボールねじ軸7の外周部には、図3に示すように、螺旋状のボール転動溝12が形成されている。
ボールねじナット8は、図3に示すように、ナット本体21と、このナット本体21の両端に取付けられたエンドキャップ22と、これらのエンドキャップ22のうち一方のエンドキャップ22に取付けられた潤滑部材23とを備えている。
ナット本体21は、図4に示すように、軸線方向(図4においては左右方向)に並ぶフランジ部24と円筒部25とによって構成されている。以下においては、ナット本体21におけるフランジ部24が位置する一端部をフランジ側端部といい、円筒部25が位置する他端部を円筒部側端部という。
この実施の形態によるフランジ部24は、上述したテーブル2に複数の固定用ボルト(図示せず)によって固定されている。この実施の形態によるボールねじナット8は、図2に示すように、フランジ部24がテーブル2の一端部に位置しかつ円筒部25がテーブル2の内部に位置する状態でテーブル2に取付けられている。フランジ部24が取付けられるテーブル2の一端部は、テーブル2におけるモータ6とは反対側に位置する端部である。
このフランジ部24は、図5に示すように、ボールねじ軸7の軸線方向から見て長方形状に形成されている。このフランジ部24の4箇所の角部には、貫通孔26がそれぞれ穿設されている。これらの貫通穴26には、ボールねじナット8をテーブル2に固定するための固定用ボルト(図示せず)が通される。
フランジ部24と円筒部25には、図6に示すように、貫通穴27が穿設されている。ボールねじ軸7は、この貫通穴27の中に通される。貫通穴27の穴壁面には、螺旋状のボール転動溝28が形成されている。このボール転動溝28は、穴壁面に沿って延びている。このボール転動溝28は、ボールねじ軸7のボール転動溝12と協働してボール通路を構成するものである。このナット本体21のボール転動溝28とボールねじ軸7のボール転動溝12との間にボール(図示せず)が挟み込まれる。
また、フランジ部24と円筒部25とには、ボールねじ軸7の軸線方向に延びるボール戻し孔31(図5参照)が穿設されている。このボール戻し孔31は、フランジ部24の外端面24a(図4参照)と、円筒部25の外端面25aとに開口し、ナット本体21を軸線方向に貫通している。フランジ部24の外端面24aとは、フランジ部24における円筒部25とは反対側に位置する軸線方向の端面である。円筒部25の外端面25aとは、円筒部25におけるフランジ部24とは反対側に位置する軸線方向の端面である。
フランジ部24の外端面24aと円筒部25の外端面25bには、図5に示すように、2つのピン孔32と、4つのねじ孔33とがそれぞれ形成されている。ピン孔32は、後述するエンドキャップ22を位置決めするためのものである。ねじ孔33は、エンドキャップ22と、必要に応じて後述する潤滑部材23とをナット本体21に取付けるためのものである。これらのねじ孔33は、フランジ部24の外端面24aまたは円筒部25の外端面25aをボールねじ軸7の回転方向に4等分する位置にそれぞれ設けられている。
エンドキャップ22は、ナット本体21のボール転動溝28とボール戻し孔31とを接続するためのもので、図7〜図9に示すように、円環状に形成されている。このエンドキャップ22は、ナット本体21と同一軸線上に位置する状態でフランジ部24の外端面24aと円筒部25の外端面25aとに取付けられている。
この実施の形態においては、図3に示すように、ナット本体21のフランジ部側端部にエンドキャップ22が後述する第1の取付用ボルト34によって取付けられている。また、ナット本体21の円筒部側端部にエンドキャップ22が第1の取付用ボルト34と、後述する潤滑部材23を貫通する第2の取付用ボルト35とによって取付けられている。
ナット本体21のフランジ部側端部に取付られたエンドキャップ22と、ナット本体21の円筒部側端部に取付けられたエンドキャップ22は、互いに同一のものである。
このエンドキャップ22におけるナット本体21に接続される一端部には、図7および図9に示すように、ナット本体21のボール戻し孔31に挿入される突起36と、この突起36に接続された凹溝37(図9参照)と、2本の位置決めピン38とが設けられている。突起36と凹溝37は、ボール転動溝12,28とボール戻し孔31とを接続するボール通路を構成するものである。
2本の位置決めピン38は、ナット本体21のピン孔32に嵌合する形状に形成されている。エンドキャップ22は、これらの位置決めピン38がピン孔32に嵌合することによりナット本体21と同一軸線上に位置付けられるとともに、周方向において所定の位置に位置付けられる。この所定の位置とは、突起36がボール戻し孔31に正しく挿入される位置であり、エンドキャップ22に穿設された複数の貫通孔39(図8および図9参照)がナット本体21のねじ孔33と対向する位置である。
これらの貫通孔39は、エンドキャップ22を周方向に4等分する位置にそれぞれ設けられており、エンドキャップ22を軸線方向に貫通している。4つの貫通孔39のうち2つの貫通孔39は、図9に示すように、エンドキャップ22における突起36と位置決めピン38との間に形成されている。
エンドキャップ22の内周部には、ボール通路を形成するための突片40(図8参照)が設けられている。
エンドキャップ22の他端部における貫通穴39が開口する部分には、図7および図8に示すように、凹部41が形成されている。この凹部41は、後述する第1の取付用ボルト34の頭部34aを収容可能な形状に形成されている。
ナット本体21に取付けられた2つのエンドキャップ22のうち、ナット本体21のフランジ側端部に位置する一方のエンドキャップ22は、第1の取付用ボルト34のみによってナット本体21に取付けられている。他方のエンドキャップ22は、2本の第1の取付用ボルト34と、2本の第2の取付用ボルト35とによってナット本体21に取付けられている。
第1の取付用ボルト34と第2の取付用ボルト35は、径が同一で、長さが異なっている。これらの第1の取付用ボルト34と第2の取付用ボルト35とのうち、相対的に短い第1の取付用ボルト34は、エンドキャップ22の貫通孔39に通され、エンドキャップ22のみを貫通した状態でナット本体21のねじ孔33に螺着されている。
第2の取付用ボルト35は、図3に示すように、後述する潤滑部材23のケース42と、エンドキャップ22とを貫通してナット本体21のねじ孔33に螺着されている。第2の取付用ボルト35は、ケース42の貫通孔43(図16参照)と、エンドキャップ22の貫通孔39とに通されている。
潤滑部材23は、図10〜図13に示す潤滑用パッド44と、図14〜図17に示すケース42とによって構成されている。
潤滑用パッド44は、円環状に形成された多孔質樹脂に潤滑剤を含浸させて形成されている。この実施の形態による多孔質樹脂は、多孔質ウレタン樹脂または多孔質焼結樹脂が用いられている。この実施の形態による潤滑用パッド44は、所定の粘度を有する潤滑油を多孔質ウレタン樹脂または多孔質焼結樹脂に例えば真空脱法によって含浸させて形成されている。なお、潤滑用パッド44に潤滑剤を含浸させる方法は、上述した方法に限定されることはない。
潤滑用パッド44の内径は、ボールねじ軸7の外径より小さい。すなわち、この潤滑用パッド44は、ボールねじ軸7の外周面に接触する内周面44aを有しているものである。
潤滑用パッド44の外周部には、図11に示すように、二つの凹溝45が形成されている。これらの凹溝45は、潤滑用パッド44の径方向の一方と他方とに設けられており、潤滑用パッド44の軸線方向に延びている。
ケース42は、潤滑用パッド44を収納するもので、円筒状に形成されたケース本体42aと、このケース本体42aの一端に接続された環状の板からなる底壁42bとを有する有底円筒状に形成されている。ケース本体42aの外径は、エンドキャップ22の外径と同一か、僅かに小さい。
ケース本体42aの内周面は、潤滑用パッド44の外周面が嵌合する形状に形成されている。ケース本体42aの内部には、2つの凸部46が形成されている。これらの凸部46は、ケース本体42aの径方向の一方と他方とに設けられており、ケース本体42aの軸線方向に延びている。これらの凸部46には、第2の取付用ボルト35を通すための貫通穴43が穿設されている。すなわち、ケース42は、第2の取付用ボルト35を通すための貫通穴43が開口する凸部46を有している。
また、これらの凸部46は、ケース本体42aの開口部から予め定めた長さだけ軸線方向に突出している。この凸部46がケース本体42aから突出する部分の長さは、エンドキャップ22の凹部41の深さと同一である。なお、この長さは、キャップの凹部41の深さより僅かに短くてもよいし、僅かに長くてもよい。この長さが凹部41の深さより短い場合は、ケース本体42aの凸部46以外の部位がエンドキャップ22に当接する。この場合は、ケース42内に異物が入り難くなる。また、この長さが凹部41の深さより長い場合は、ケース本体42aとエンドキャップ22との間に隙間が形成される。このように隙間が形成される場合は、この隙間から潤滑油をケース本体42a内に注入し、潤滑用パッド44に補充することが可能である。
この実施の形態による凸部46は、潤滑用パッド44の凹溝45に嵌合する形状に形成されている。すなわち、潤滑用パッド44は、ボールねじ軸7の回転方向への移動がこの凸部46によって規制される状態でケース42内に収納される。
このケース42は、凸部46に開口する貫通穴43と、ナット本体21の円筒部側端部に位置するエンドキャップ22の貫通穴39とに通された2本の第2の取付用ボルト35によってナット本体21に取付けられている。
すなわち、ケース42は、2本の第2の取付用ボルト35を使用してエンドキャップ22と共締めによりナット本体21に取付けられている。これらの2本の第2の取付用ボルト35は、エンドキャップ22の4つの貫通孔39のうちエンドキャップ22の軸心部を挟んで径方向の一方と他方とに離間する2つの貫通孔39に通されている。このため、ケース42は、エンドキャップ22をナット本体21に取付ける4本の取付用ボルト34,35の一部によってナット本体21に取付けられることになる。
このように構成されたボールねじナット8は、ボールねじ軸7の外周面に接触す潤滑用パッド44によって潤滑剤をボールねじ軸7に直接供給することができるものである。ボールねじ軸7の外周面に塗布された潤滑油は、ボールねじ軸7のボール転動溝12にしみ込み、ボールに付着する。
潤滑部材23は、エンドキャップ22の既存の機能部である、第1の取付用ボルト34を通す貫通穴39およびその周辺部分(凹部41)を利用してエンドキャップ22に取付けられている。このため、エンドキャップ22に潤滑部材23を取付けるための専用の取付座は設けられていない。
したがって、この実施の形態によれば、エンドキャップ22が大型化することなく、エンドキャップ22の外に潤滑部材23が取付けられて潤滑性能が向上したボールねじナットを提供することができる。
この実施の形態による一対のエンドキャップ22は、互いに同一のものである。このため、潤滑部材23は、一対のエンドキャップ22のいずれにも取付けることができるから、このボールねじナット8の使用状態に適合した位置に配置することが可能になる。この使用状態に適合した位置とは、例えば、図1に示すように、ボールねじナット8がテーブル2の一端部に取付けられる場合は、ボールねじナット8におけるテーブル2の内部に位置する端部である。この構成を採ることにより、潤滑部材23がテーブル2の内部に収容される。このため、テーブル2の移動可能な範囲が潤滑部材23とモータ6あるいはサポートブロック10との干渉によって狭くなることを防ぐことができる。
図1に示したボールねじナット8は、テーブル2におけるモータ6とは反対側に位置する端部に取付けられている。このため、このボールねじナット8は、ボールねじ軸用軸受11をフレーム3から外した状態でボールねじ軸7に対して着脱することができる。すなわち、この実施の形態によれば、モータ6をフレーム3から外す場合と較べて、ボールねじナット8の交換を容易に行うことができる。
ボールねじナット8は、図18に示すように、テーブル2におけるモータ6に近接する一端部に取付けることができるし、図19に示すように、テーブル2の内部に取付けることができる。図18に示す構成を採ることにより、テーブル2がモータ6から最も離間した状態において、ボールねじナット8の支持スパンLが図1に示す構成を採る場合と較べて短くなる。この支持スパンLとは、ボールねじナット8の軸線方向の中央部とモータ6の軸受9との間の長さである。このように支持スパンLが短いと、ボールねじ軸7が振れ難くなるから、ボールねじ軸7の回転速度を高く設定することが可能になる。
図19に示す構成を採る場合は、ボールねじナット8の軸線方向の中央部がテーブル2の中央部付近に位置付けられる。このため、テーブル2がモータ6側に移動するときと、テーブル2がモータ6とは反対側に移動するときとでボールねじ軸7が同様に振れるようになるから、ボールねじ軸7の最大の回転速度を容易に設定することができる。
この実施の形態によるナット本体21の円筒部側端部に位置するエンドキャップ22は、複数本の取付用ボルト(2本の第1の取付用ボルト34と2本の第2の取付用ボルト35)によってナット本体21に取付けられている。ケース42は、これらの取付用ボルトの一部である2本の第2の取付用ボルト35によってナット本体21に取付けられている。
このため、この実施の形態によれば、エンドキャップ22がナット本体21に取付けられている状態で潤滑部材23のみをエンドキャップ22から取外すことができる。したがって、この実施の形態によれば、潤滑用パッド44を交換したり潤滑剤を補充するメンテナンスを容易に行うことが可能なボールねじナットを提供することができる。
この実施の形態によるエンドキャップ22の他端部(ナット本体21とは反対側の端部)には、第1の取付用ボルト34の頭部34aを収容可能な凹部41が形成されている。ケース42は、第2の取付用ボルト35を通すための貫通穴43が開口する凸部46を有している。この凸部46は、エンドキャップ22の凹部41に嵌合する形状に形成されている。
この実施の形態によれば、潤滑部材23をエンドキャップ22に取付けるときに、ケース42の凸部46とエンドキャップ22の凹部41との嵌合によりケース42をエンドキャップ22に位置決めすることができる。このため、潤滑部材23を精度よくエンドキャップ22に取付けることができ、潤滑用パッド44がボールねじ軸7に正しく接触するから、潤滑の信頼性が高いボールねじナットを提供することができる。
この実施の形態によるエンドキャップ22は、ボール通路の一部を構成してボール戻し孔31に挿入されるボールガイド用突起36と、ナット本体21の両端面に形成されたピン孔32(位置決め孔)に嵌合する複数の位置決めピン38とを備えている。エンドキャップ22におけるボールガイド用突起36と位置決めピン38との間には、第1の取付用ボルト34または第2の取付用ボルト35が挿入される貫通孔39が形成されている。
この実施の形態によれば、ボールガイド用突起36と、位置決めピン38と、貫通孔39とを同一円周上に配置することが可能になるから、潤滑部材23を備えているにもかかわらず、ボールねじ軸7の径方向にコンパクトなボールねじナットを提供することができる。
(第2の実施の形態)
潤滑部材のケースは、図20に示すように形成することができる。図20において、図1〜図19によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
この実施の形態によるケース42は、潤滑用パッド44をボールねじ軸7の径方向の外側から内側に向けて押圧する押圧部51を有している。この押圧部51は、ケース本体42aの筒状部分における2つの凸部46どうしの間の中央部を部分的に厚く形成したもので、径方向の一方と他方とにそれぞれ設けられている。また、このケース42の凸部46は、凹溝45の底をボールねじ軸7の径方向の外側から内側に向けて押圧する形状に形成されている。すなわち、この実施の形態による凸部46は、実質的に押圧部51として機能するものである。
このように2つの押圧部51と2つの凸部46によって潤滑用パッド44が押されることにより、潤滑用パッド44の内周面44aの4箇所がボールねじ軸7に押し付けられる。すなわち、ボールねじ軸7は、図20中に矢印で示すように、潤滑用パッド44によって押されることにより4方向から予圧が加えられている。
このため、この実施の形態によれば、ボールねじ軸7に潤滑剤をより一層確実に供給可能なボールねじナットを提供することができる。
(第3の実施の形態)
潤滑用パッドは図21および図22に示すように構成することができる。図21および図22において、図1〜図19によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図21および図22に示す潤滑用パッド44は、図10〜図13に示す潤滑用パッド44をボールねじ軸7の径方向に分割した形状に形成されている。分割されている位置は、一つの凹溝45が二つに分けられる位置である。
この半円状を呈する潤滑用パッド44は、2個を1組として使用される。すなわち、2個の潤滑用パッド44は、中心部にボールねじ軸7が挟まれるように互いに対向する状態でケース42に収容される。
潤滑用パッド44が図11に示すようにリング状であると、ボールねじ軸7にいわゆる串刺し状に組付ける必要があり、分解組立時に順番に分解、組立を行わなければならず、手間がかかる。しかし、この実施の形態に示すように、潤滑用パッド44が分割構造であると、ケース42をエンドキャップ22から外すだけで、潤滑用パッド44の分解、組立を容易に行うことができる。
すなわち、この潤滑用パッド44は、ボールねじ軸7の両端部がモータ6やサポートブロック10に接続されている状態でボールねじ軸7に対して着脱することができる。このため、この実施の形態によれば、潤滑用パッド44の組付け作業やメンテナンスをより一層簡単に行うことが可能なボールねじナットを提供することができる。
上述した実施の形態においては、潤滑部材23をナット本体21の筒状部側端部に設ける例を示した。しかし、本発明は、このような限定にとらわれることはない。潤滑部材23は、ナット本体21のフランジ部側端部のみに設けたり、筒状部側端部とフランジ部側端部の両方に設けることができる。
この実施の形態によるボールねじナット8は、単軸ロボット1のボールねじ装置5に用いられている。しかし、本発明に係るボールねじナット8は、他の産業用ロボットのボールねじ装置や、電子部品実装装置において往復移動する部材を駆動するためのボールねじ装置にも用いることができる。
1…単軸ロボット、5…ボールねじ装置、7…ボールねじ軸、8…ボールねじナット、12,28…ボール転動溝、21…ナット本体、22…エンドキャップ、23…潤滑部材、27…貫通穴、31…ボール戻し孔、32…ピン孔、34…第1の取付用ボルト、35…第2の取付用ボルト、36…突起、38…位置決めピン、42…ケース、41…凹部、39,43…貫通穴、44…潤滑用パッド、46…凸部、51…押圧部。

Claims (6)

  1. ボールねじ軸が通される貫通穴を有し、かつ前記貫通穴の穴壁面に沿って螺旋状に延びるボール転動溝および前記ボールねじ軸の軸線方向に延びるボール戻し孔を有するナット本体と、
    前記ボール転動溝と前記ボール戻し孔とを接続するボール通路が一端部に形成され、前記ナット本体の両端部にそれぞれ取付用ボルトによって取付けられた一対のエンドキャップと、
    前記一対のエンドキャップのうち少なくともいずれか一方のエンドキャップの他端部に装着された潤滑部材とを備え、
    前記二つのエンドキャップは、互いに同一のものであり、
    前記潤滑部材は、
    前記ボールねじ軸の外周面に接触する周面を有する形状の多孔質樹脂に潤滑剤を含浸させて形成された潤滑用パッドと、
    前記潤滑用パッドを前記ボールねじ軸の回転方向への移動が規制される状態で収納するケースとを備え、
    前記ケースは、前記取付用ボルトを使用して前記エンドキャップと共締めにより前記ナット本体に取付けられていることを特徴とするボールねじナット。
  2. 請求項1記載のボールねじナットにおいて、
    前記エンドキャップは、複数本の前記取付用ボルトによってナット本体に取付けられ、
    前記ケースは、これらの取付用ボルトの一部によって前記ナット本体に取付けられていることを特徴とするボールねじナット。
  3. 請求項1または請求項2記載のボールねじナットにおいて、
    前記エンドキャップの他端部には、前記取付用ボルトの頭部を収容可能な凹部が形成され、
    前記ケースは、前記取付用ボルトを通すための穴が開口する凸部を有し、
    前記凸部は、前記凹部に嵌合する形状に形成されていることを特徴とするボールねじナット。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載のボールねじナットにおいて、
    前記ケースは、前記潤滑用パッドを前記ボールねじ軸の径方向の外側から内側に向けて押圧する押圧部を有していることを特徴とするボールねじナット。
  5. 請求項1ないし請求項4のうちいずれか一つに記載のボールねじナットにおいて、
    前記エンドキャップは、
    前記ボール通路の一部を構成して前記ボール戻し孔に挿入されるボールガイド用突起と、
    前記ナット本体の両端面に形成された位置決め孔に嵌合する複数の位置決めピンとをさらに備え、
    前記エンドキャップにおける前記突起と前記位置決めピンとの間には、前記取付用ボルトが挿入される貫通孔が形成されていることを特徴とするボールねじナット。
  6. 請求項1ないし請求項5のうちいずれか一つに記載のボールねじナットにおいて、
    前記潤滑用パッドは、前記ボールねじ軸の径方向に分割されていることを特徴とするボールねじナット。
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