JP2015199413A - 船舶用発電システム - Google Patents

船舶用発電システム Download PDF

Info

Publication number
JP2015199413A
JP2015199413A JP2014078833A JP2014078833A JP2015199413A JP 2015199413 A JP2015199413 A JP 2015199413A JP 2014078833 A JP2014078833 A JP 2014078833A JP 2014078833 A JP2014078833 A JP 2014078833A JP 2015199413 A JP2015199413 A JP 2015199413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power generation
power
main engine
power generator
auxiliary
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014078833A
Other languages
English (en)
Inventor
畠山 茂
Shigeru Hatakeyama
茂 畠山
聡 高井
Satoshi Takai
聡 高井
次郎 遠藤
Jiro Endo
次郎 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niigata Power Systems Co Ltd
Original Assignee
Niigata Power Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Niigata Power Systems Co Ltd filed Critical Niigata Power Systems Co Ltd
Priority to JP2014078833A priority Critical patent/JP2015199413A/ja
Publication of JP2015199413A publication Critical patent/JP2015199413A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/72Wind turbines with rotation axis in wind direction

Landscapes

  • Wind Motors (AREA)

Abstract

【課題】主機関で発電装置を駆動する船舶の発電システムにおいてエネルギー消費の効率化を実現する。
【解決手段】主機関1でプロペラ5を駆動して推進する船舶の船舶用発電システムは、主機関1で駆動される主発電装置2と、補機関3で駆動される補機発電装置4と、主機関の排熱で駆動されるバイナリー発電装置11と、プロペラ軸遊転発電装置50と、風力発電装置60と、ローリング発電装置70を有している。主発電装置2からの交流AC2 はPWM 電源装置25を経て安定した交流AC1 としてバス26に供給される。各発電装置50,60,70からの交流AC2 はPWM 電源装置で直流DCとなってリチウムイオン電池40に充電され、必要時に電池から電源装置に供給され交流AC1 となってバスに供給される。
【選択図】図1

Description

本発明は、主機関により推進器を駆動して推進する船舶に設けられ、船舶内に交流を供給するための船舶用発電システムに係り、特に主機関の駆動軸に連動する主発電装置の他に、主機関の駆動軸以外を駆動源として交流の発電を行う補助発電装置を備えた省エネルギータイプの船舶用発電システムに関するものである。
特許文献1及び2には、主機関により推進器を駆動して推進する船舶の発電又は給電システムに関する発明が開示されている。これらの発明を含む従来の一般的な船舶では、推進器を駆動する主機関の駆動軸に発電装置を連結して船内需要を満たすための発電を行うとともに、これとは別に、出航時や非常時等に使用するため、補機関で駆動する発電装置を予備も含めて複数セット(通常は2セット)をスタンバイさせている場合があった。そして、出航時には補機関で運転する発電装置で電力を供給し、主機関を始動して出航した後は主機関が軸発電装置を駆動して必要な電流を供給していた。
特開2011−185151号公報 特許第4319410号公報
前記特許文献1及び2に記載されたような発電乃至給電システムを備えた船舶も含め、主機関の駆動軸で発電装置を駆動するとともに補機関で駆動する発電装置を複数組備えた従来の船舶によれば、主機関の燃焼消費率は発電用補機関の燃焼消費率に比較すると10%以上良いと言われている。従って、主機関の駆動軸での発電を出来るだけ有効に活用し、補機関での発電を出来るだけ可及的に少なくすることが要望されていた。トータルエネルギー消費の低減化も強く要望されていた。
本発明は、以上説明した先行技術における課題を解決するためになされたものであり、主機関で駆動する発電装置を備えた船舶の発電システムにおいて、エネルギー消費の効率化及び設備の簡素化を実現することを目的としている。
課題を解決するための手段を、本発明の各請求項の記載に基づいて説明する。また、課題を解決するための手段を構成する各構成要件の定義についても必要に応じて説明を行う。なお、課題を解決するための手段の説明では、便宜上「発明を実施するための形態」において各構成を示す参照符合を用いたが、これは本発明の技術的範囲を実施形態の内容に限定することを意味するものではない。本項の後に説明する「効果」における参照符合の使用も同趣旨である。
請求項1に記載された船舶用発電システムは、主機関1により推進器5を駆動して推進する船舶に設けられて船舶内に交流AC1を供給する船舶用発電システムであって、
前記主機関1の駆動軸S1に連動連結されて交流AC2の発電を行う主発電装置2と、
補機関3により発電を行なう補機発電装置4と、
前記主機関1の駆動軸S1と前記補機関3の発電駆動力とに依存せずに交流AC2の発電を行う1以上の補助発電装置50,60,70と、
前記主発電装置2及び前記補助発電装置50,60,70ごとに設けられ、入力された交流AC2を直流DCに変換する機能と直流DCを交流AC1に変換して船舶内の電気供給系統26に出力する機能を備えた複数の変換装置25と、
前記変換装置25が変換した直流DCを蓄電するとともに蓄電した直流DCを前記変換装置25に供給する蓄電池40と、
を具備することを特徴としている。
主機関1とは、船舶を推進させるためのエンジンであり、その燃料の種類や作動原理を問わない。
主発電装置2とは、主機関1の機械的エネルギーを電気エネルギーに変換して出力する装置である。
補機関3による補機発電装置4とは、主機関1とは別に補助的に設けた補機関4によって船舶内の電力を生成する従たる発電装置であり、予備又は電力不足時に使用される。
変換装置25とは、その外部から入力された交流を直流に変換する機能と、直流を交流に変換して外部に出力する機能を備えた装置であり、より具体的には、交流を直流に変換するコンバータと、直流を交流に変換するインバータの両機能を備えた装置である。さらに具体的には、このような装置としては、ダイオード整流回路27によって交流AC2を直流DCに変換( コンバータ)し、IGBT29によって主機関1の回転数の変動とは無関係な一定周波数の交流AC1に逆変換( インバータ)して出力するPWM電源装置25等が利用できる。このPWM電源装置25によれば、発電装置等で発生した周波数の大きく変化する交流AC2を一定周波数の交流AC1に変換して出力することができる。このような変換装置は、前記主発電装置2と、前記補助各発電装置50,60,70の各々について各個に設ける必要があるが、装置としては別体であっても一体化されていてもどちらでもよい。
一定回転数で使用する通常の発電機とは異なり、船舶に搭載する主発電装置2では、動力源である主機関1の回転数が変動するような場合がある。例えば、船舶の推進器であるプロペラ5が固定ピッチプロペラ(FPP)であるために主機関1の回転数を最低速から定格回転数まで変化させて船速を制御するような場合であると、主発電装置2の出力する交流AC2の周波数は一定にならない。このような場合でも、前記変換装置25を使用することにより、主機関1の回転数の変動に係わらず、主発電装置2は周波数の安定した交流AC1を生成することができ、一例を挙げれば発電機が1000min-1(50Hz)〜2000min-1(100Hz)の範囲で出力する交流に対応することができる。
蓄電池40は、二次電池、バッテリーとも呼ばれ、いったん外部回路を通して放電した後、充電することにより再びもとの状態に復し、繰り返して使用することができる電池である。例えば、リチウムイオン電池40、ニッケルカドミウム電池、アルカリ蓄電池、鉛蓄電池等が含まれる。
請求項2に記載された船舶用発電システムは、請求項1記載の船舶用発電システムにおいて、
前記主機関1の高温冷却水Aを熱源とし前記主機関1の低温冷却水Bを冷却源として作動する作動媒体によってタービンを駆動して発電を行うバイナリー発電装置11を利用することを特徴としている。
バイナリー発電装置11とは、比較的低い温度、例えば70℃〜100℃程度の熱媒体(温水等)によって内部の作動媒体(例えばフッ素系媒体)を加熱し、これを蒸気にしてタービン発電機等の発電手段を駆動して安定した周波数の交流を発電することができる発電装置である。
請求項3に記載された船舶用発電システムは、請求項2記載の船舶用発電システムにおいて、
前記補助発電装置として、
プロペラ軸遊転発電装置50と、風力発電装置60と、ローリング発電装置70と、からなる群から任意に選択された1以上の発電装置を利用することを特徴としている。
プロペラ軸遊転発電装置50とは、主機関1の駆動軸S1等の駆動系統と推進器5とが接続されていない場合に、遊転している推進器5によって駆動される発電装置である。このプロペラ軸遊転発電装置50によれば、主機関1の駆動軸S1等の駆動系統と推進器5との連結が解除されて以降、推進器5が停止するまでのエネルギーを回収できる。また、潮流等による推進器5の逆転エネルギーも回収できる。
風力発電装置60とは、風の運動エネルギーを電気エネルギーへ変換する装置である。
ローリング発電装置70とは、内部に液体を入れた左右のタンクを通路で連通させて船舶の横揺れ( ローリング)時に液体の移動と船の動揺を干渉させることでローリングを減衰させるアンチローリング装置が設けられている場合において、このアンチローリング装置における液体の移動のエネルギーで発電機を廻し発電する装置である。
請求項1に記載された船舶用発電システムによれば、主機関1が定格で作動しているときには、主機関1の駆動軸S1に連動連結された主発電装置2が交流の発電を行う。主機関1の回転数が変動する等の理由で主発電装置2が発生する交流AC2の周波数に変動がみられたとしても、この交流AC2は変換装置25によって安定した周波数の交流AC1に変換されて船舶内の電源供給系統26に給電される。また、主機関1の駆動軸S1以外のものを駆動源とする補助発電装置50,60,70も交流の発電を行う。その駆動源の性質等に起因して補助発電装置50,60,70が発生する交流AC2の周波数に変動がみられたとしても、この交流AC2は変換装置25によって直流DCに変換されて蓄電池40に貯えられるので、主発電装置2による交流AC2だけでは船舶内の需要に追いつかない場合は、蓄電池40から供給される直流DCを変換装置25によって周波数の安定した交流AC1に変換し、船舶内の電源供給系統26に給電すればよい。
このように、常時運転される主機関1で効率的に駆動できる主発電装置2によって必要な交流AC2をコンスタントに供給し、これによって、従来一般的には二組以上設けられていた補機関3による補機発電装置4を一組に減じて設備コストを低減することができる。また駆動源を主機関1の直接の駆動力に頼らない他の補助発電装置50,60,70を蓄電池40の充電手段として補助的に用いることにより、主発電装置2に過剰な負荷がかからないようにして主機関1の燃料の浪費を防止し、運転コストの低減を実現できる。
請求項2に記載された船舶用発電システムによれば、バイナリー発電装置11を駆動するために主機関1の高温冷却水Aを熱源として利用し、主機関1の低温冷却水Bを冷却源として利用することができるので、従来利用されていなかった主機関1の廃熱を有効利用することができ、船舶内の電力需要が増大したときでも主発電装置2に過剰な負荷が加わることを可及的に防止して、主機関1の燃料の消費を効果的に低減することができる。
請求項3に記載された船舶用発電システムによれば、主発電装置2を補助する蓄電池40の充電手段として、プロペラ軸遊転発電装置50と、風力発電装置60と、ローリング発電装置70と、を利用できる。これらは化石燃料を直接のエネルギー源としないので、このような補助発電装置をそれぞれの性質を考慮して精妙に組み合わせて使用することにより、主発電装置2の負荷を抑えて主機関1における消費燃料の低減を一層確実に達成することができる。
実施形態の構成を示す機能ブロック図である。 実施形態において使用される変換装置であるPWM電源装置の回路構成と、主発電装置及び主機関を示すシステム構成図である。
本発明の実施形態である船舶の発電システムについて図1及び図2を参照して説明する。図1は、実施形態の発電システムを搭載した船舶の全体構成を模式的に示す機能ブロック図である。図1中、各構成要素である主機関1、主発電装置2、補機関3、補機発電装置4等の主要な構成はブロックで示される。また図1中、各ブロック及びその他の構成の間、又はこれらを経て描かれた矢印付きの各種類の線は、高温清水A(図中太実線で示す)、低温清水B(図中細実線で示す)、海水C(図中太破線で示す)、空気D1又は排ガスD2(図中細破線で示す)、電気AC1、AC2、DC(図中太破線で示す)の各供給系又は循環系を示している。これらの各系では、分岐点又は合流点は交差部に表示した黒丸で表し、同一系間又は異なる系間において合流等はせずに単に交差する箇所では、視認性の便宜から、一方が他方の下を通過するように表示した。また、図1中の丸付き数字は、各系において図示上の都合で分断した箇所相互の接続関係を示している。
本実施形態の船舶は、推進器としての固定ピッチプロペラ5を主機関1で駆動して推進する。この船舶には、主機関1やその他の舶用機器、船内設備等を運転又は使用するために必要な交流電力を賄うために船舶用発電システムが設けられている。この船舶用発電システムは、プロペラ5を駆動する主機関1で駆動される主発電装置2と、補機関3によって駆動される補機発電装置4と、主機関1の駆動軸以外の駆動源で駆動される補助発電装置(後述するプロペラ軸遊転発電装置50等)を備えている。
まず、この船舶の動力系統について説明する。
図1に示すように、主機関1の駆動軸S1には減速逆転機6を介してプロペラ5が連結されている。主機関1には、図示しない燃料供給系から燃料が供給されるとともに、その排気で駆動される過給機7によって圧縮された空気D1が供給され、燃料を燃焼させて運転を行い、駆動軸S1を駆動してプロペラ5を回転させることにより推進力を得る。主機関1の過給機7には、低負荷時に圧縮空気を加熱する加熱器(ヒータ)8と、高負荷時に圧縮空気を冷却する冷却器(クーラ)9とが設けられており、主機関1の運転状況に応じて効率的に空気D1を取り込めるようになっている。
図1に示すように、本発電システムには、主機関1及び補機関3を冷却する高温清水Aの流通ルートである高温冷却系が設けられている(図中太実線で示す)。高温清水Aは、高温清水ポンプ10によって加熱器8を経て主機関1に入り、主機関1の各部を冷却して高温になった後で外部に導出され、後述するバイナリー発電装置11等を経て高温清水ポンプ10に還流する。
この高温清水Aの冷却系には、高温清水ポンプ10の上流側に分岐点P1があり、補機高温清水ポンプ12によって高温清水Aは補機関3に導かれるようになっている。補機関3を冷却して排出された高温清水Aは、前記高温清水ポンプ10の上流側の合流点に還流するようになっている。
補機関3からの高温清水Aの合流点の下流には、三方弁である第1温度調節弁V1が設けられており、補機関3からの高温清水Aが、補機関3の性能によって決まる所定の温度(例えば60℃)よりも低い場合は一方の流路から高温清水Aを前記分岐点P1の直上流側に戻して特に冷却は行なわない。しかし、補機関3からの高温清水Aが前記所定の温度よりも高い場合は、他方の流路から高温清水Aを三方弁である第2温度調節弁V2に送る。この第2温度調節弁V2は、主機関1の性能によって決まる所定の温度(例えば85℃)よりも高温清水Aの温度が低い場合には、高温清水Aを前記分岐点P1の直上流側に戻して特に冷却を行なわないが、高温清水Aの温度が前記所定の温度よりも高い場合には、流路を切り替え、高温清水Aを高温清水冷却器15に送って冷却する。なお、この高温清水冷却器15は、後述する低温冷却系である低温清水Bによって高温清水Aを冷却するものである。
なお、これら第1及び第2温度調節弁V1、V2は、弁体による機械的な切り替え動作を行なうことから動作的な遅延は避けられず、また、環境温度に感応して作動することから設定温度に対して±5℃程度の範囲の誤差もあることから、設定された所定の各温度で開閉がデジタル的に一気に切り替わることはできず、設定温度付近では2つのルートの両方に対して流路が開いている状況になる場合もある。後述する第3温度調節弁V3も同様である。
また、第2温度調節弁V2の上流には、3つの切り替え弁を介して往復配管が分岐しており、この往復配管には高温清水Aを熱源とする各種ヒータ類16が設けられている。各種ヒータ類16とは、具体的に例示すれば船舶内で使用されるエアコンや給湯等の加熱手段等である。
図1に示すように、本発電システムには、低温清水Bの循環ルートである低温冷却系が設けられている(図中細実線で示す)。低温清水Bは、主機関1及び補機関3等を循環する潤滑油や、高温冷却系の高温清水A等を冷却する。
図1に示すように、低温冷却系では、本システム各部を冷却することにより温度が上昇した低温清水Bが低温清水ポンプ17に還流し、同ポンプ17によって再び系に送り出される。送り出された低温清水Bは2つに分岐した管路に従い、低温清水冷却器18と、三方弁である第3温度調節弁V3に送られる。低温清水冷却器18には、海水ポンプ19が海水Cを供給しており、海水Cは低温清水冷却器18で低温清水Bを冷却した後に船外に排出される。第3温度調節弁V3に供給された低温清水Bの温度が所定の温度(例えば36℃)よりも低い場合は、第3温度調節弁V3は低温清水冷却器18へ通じる管路を閉じ、供給側下流への管路を開くように制御されるので、低温清水冷却器18へ導かれた低温清水Bが下流に出ることはなく、低温清水ポンプ17から出た低温清水Bはそのまま下流に流れて特に冷却は行なわれない。しかし、第3温度調節弁V3に供給された低温清水Bの温度が前記所定の温度よりも高い場合は、低温清水ポンプ17から第3温度調節弁V3に供給された低温清水Bは第3温度調節弁V3を通過できずに遮断され、低温清水ポンプ17から出た低温清水Bの全量が低温清水冷却器18を通過して冷却され、所定の温度に冷却された後、第3温度調節弁V3を通過して下流へと供給されるように制御される。
次に、この船舶の発電系統について説明する。
図1に示すように、主機関1の駆動軸S1には、増速機20を介して主発電装置2が連動連結されている。主発電装置2から出力される交流AC2は周波数が安定せず、変換装置としてのPWM電源装置25で所定周波数の安定した交流AC1に変換され、船舶内の配電盤(MSB)の電気供給系統である母線(「バス」と呼ぶ。)26に供給される。PWM(Pulse Width Modulation)とは、パルス波のデューティー比を変化させる変調方法を意味しており、このPWM電源装置25によれば、少なくとも、その外部から入力された交流を直流に変換する機能と、直流を交流に変換して安定的に外部に出力する機能を備えた装置であることが必要である。実施形態では一例として図2に示すような構成を含んでいる。すなわち図2に示すPWM電源装置25は、主発電装置2からの不規則な交流AC2を直流DCに変換(コンバータ)するダイオード整流器27と、続いてこの直流DCを平滑化するDLC(直流リアクトル)28と、さらにこれを一定周波数の交流AC1に逆変換(インバータ)するIGBT29を有している。さらにPWM電源装置25は、この交流AC1を波形成型するLCLフィルターACL1,ACL2を有しており、これによって通常のディーゼル発電機と同等の電気的特性を持つ3相の交流AC1としてバス26に給電することができる。なお、図2では、減速逆転機6の図示は省略している。
このように、PWM電源装置25によれば、動力源である主機関1の回転数が変動しても安定した周波数の交流AC1を生成することができる。通常の発電機は一定回転数で使用する場合が多いが、本実施形態のように船舶に搭載する発電機では、主機関1の回転数が変動する場合がある。例えば、本実施形態ではプロペラ5が固定ピッチプロペラ5(FPP)であり、主機関1の回転数を最低速から定格回転数まで変化させて船速を制御することとしているが、本実施形態では主機関1の回転数の変動によって主発電装置2が例えば1000min-1(50Hz)〜2000min-1(100Hz)の範囲で変動する交流AC2を出力しても、PWM電源装置25によって所定の安定した周波数の交流AC1を生成・供給することができる。
図1に示すように、本発電システムには、前述した補機関3によって駆動される補機発電装置4が設けられている。補機発電装置4が発電した安定した所定周波数の交流AC1はバス26に給電される。
図1に示すように、本発電システムには、補機関3の補機発電装置4の他に、所定周波数の交流AC1を安定して生成できる発電装置として、バイナリー発電装置11が設けられている。バイナリー発電装置11は、地熱発電に用いられている技術であり、外部から供給される熱源系統及び冷却源系統と、実際にタービンを駆動するために循環する内部の低沸点媒体の系統の2系統を有するため、バイナリーとの称呼を有するものである。
このバイナリー発電装置11によれば、内部の作動媒体(例えばフッ素系媒体)は、蒸発器30において、比較的低い温度、例えば70℃〜100℃程度の熱媒体(本実施形態では高温清水A)に加熱されて蒸発し、蒸発した作動媒体が発電機Gのタービンを回転させて発電を行う。タービン駆動後の作動媒体は、凝縮器31において、高温清水Aよりも低い温度、例えば約30℃程度の冷却媒体(本実施形態では低温清水B)に冷却されて再び液化し、液化した作動媒体は循環ポンプ32によって再び蒸発器30に送られる。
熱媒体である高温清水Aは、主機関1から出た後、過給機7の排気管に設けられた排ガスエコノマイザー35によって排ガスD2の熱で加熱された後、蓄熱タンク36に貯えられ、この蓄熱タンク36からバイナリー発電装置11の作動媒体を蒸発させるための熱源として蒸発器30に供給される。このように、バイナリー発電装置11では、主機関1を冷却した高温清水Aの熱と、排ガスD2の熱を有効利用しているので、主発電装置2の負荷を可及的に低減し、主機関1の燃料消費を抑える効果が得られる。また、蓄熱タンク36に相当量の高温清水Aを貯え、ここからバイナリー発電装置11に供給するので、主機関1の運転状態が変動してもバイナリー発電装置11の発電には影響が出にくい。
バイナリー発電装置11で発電された所定周波数の交流AC1はバス26に給電される。このように、バイナリー発電装置11は、主機関1の廃熱を利用するために運転状態は安定しており、所定周波数の交流AC1を供給できるが、本実施形態では、特に、排ガスエコノマイザーを使用して排ガスの熱をも利用するとともに、蓄熱タンク36も備えているため、その運転状態はさらに一層安定している。
なお、図2を参照して先に説明したように、PWM電源装置25は、主発電装置2からの不規則な交流AS2を直流DCに変換(コンバータ)するダイオード整流器27と、この直流E2を平滑化するDLC(直流リアクトル)28と、これを一定周波数の交流AC1に逆変換(インバータ)するIGBT29を有しており、図2では、PWM電源装置25が、このような構成を一組有しているように図示されているが、このような構造の変換装置は、前記主発電装置2と、複数の補助発電装置の各々について各個ごとに設ける必要がある。しかし、これら複数の変換装置は、装置としては各々別体であってもよいし、一体化されていてもよい。本実施形態では、図には示していないが、図1に示すPWM電源装置25の内部には、図2に示す構成以外に、これと同等の構成の複数の変換装置が補助発電装置ごとに設けられ、対応する変換装置と補助発電装置が互いに接続されているものとする。
図1に示すように、本発電システムには、主機関1以外の駆動源で駆動される補助発電装置として、プロペラ軸遊転発電装置50が設けられている。プロペラ軸遊転発電装置50は減速逆転機6に接続されている。
減速逆転機6は、単一の入力軸と、第1及び第2の出力軸を備えている。入力軸は主機関1の駆動軸S1に接続され、第1の出力軸はプロペラ5の主軸5aに連結され、第2の出力軸6aはプロペラ軸遊転発電装置50の入力軸に連結されている。減速逆転機6の内部において、入力軸と第1の出力軸との間には、前進用クラッチと後進用クラッチを備えた連動機構が設けられており、これら両クラッチの択一的な接続によって主機関1の駆動軸S1に接続された入力軸の回転を、プロペラ5の主軸5aに正転又は逆転として伝達することができる。また、減速逆転機6の内部において、入力軸と第2の出力軸6aとの間には、発電用クラッチを備えた連動機構が設けられている。発電用クラッチは、前進用クラッチと後進用クラッチがいずれも接続されていない場合にのみ接続されるように構成されており、これが接続された場合には、主機関1の駆動軸S1とは接続されていないプロペラ5の主軸5aと第2の出力軸6aを連動させるように構成されている。
従って、前進用クラッチ又は後進用クラッチが接続された場合には、発電用クラッチは離脱状態にあり、主機関1の駆動によってプロペラ5は正転又は逆転する。また、前進用クラッチ及び後進用クラッチが共に離脱状態にある場合において、発電用クラッチを接続すれば、主機関1から切り離されたプロペラ5の遊転が発電用クラッチ及び第2の出力軸6aを介してプロペラ軸遊転発電装置50の入力軸を回転させ、プロペラ軸遊転発電装置50は交流E1を発電することができる。
プロペラ軸遊転発電装置50で発電された交流AC2は、PWM電源装置25に送られ、ここで直流DCに変換された後、PWM電源装置25に接続された蓄電池であるリチウムイオン電池40に蓄電される。リチウムイオン電池40に貯えられた電気を使用する場合は、リチウムイオン電池40から直流DCをPWM電源装置25に送り、PWM電源装置25で所定の周波数の交流AC1に変換してバス26に給電する。
このプロペラ軸遊転発電装置50によれば、主機関1の駆動軸とプロペラ5との連結が解除されて以降、プロペラ5の回転が停止するまでのエネルギーを電気として回収することができる。また、潮流等によるプロペラ5の逆転エネルギーも電気として回収できる。
図1に示すように、本発電システムには、主機関1以外の駆動源で駆動される他の補助発電装置として、さらに風力発電装置60が設けられている。風力発電装置60とは、風を受けてこれを軸の回転力に変換するブレードと、軸の回転を増大させる増速機と、増速機の出力によって駆動される発電機等を備えており、風の運動エネルギーを電気エネルギーへ変換することができる。
風力発電装置60で発電された交流AC2は、PWM電源装置25に送られ、ここで直流DCに変換された後、PWM電源装置25に接続された蓄電池であるリチウムイオン電池40に蓄電される。リチウムイオン電池40に貯えられた電気を使用する場合は、リチウムイオン電池40から直流DCをPWM電源装置25に送り、PWM電源装置25で所定の周波数の交流AC1に変換してバス26に給電する。
図1に示すように、本発電システムには、主機関1以外の駆動源で駆動される他の補助発電装置として、さらにローリング発電装置70が設けられている。本実施形態の船舶は、横揺れ( ローリング)減衰させるアンチローリング装置を備えている。アンチローリング装置とは、内部に液体を入れたタンクを船体の左右に設けておき、両タンクを通路で連通させて船舶がローリングすると両タンクの間を液体が移動できるようにした装置である。船舶のローリング時、両タンク間の液体の移動と船の動揺とを干渉させることにより、ローリングを減衰させることができる。ローリング発電装置70は、このアンチローリング装置における液体の移動のエネルギーで発電機を廻して発電する装置である。
ローリング発電装置70で発電された交流AC2は、PWM電源装置25に送られ、ここで直流DCに変換された後、PWM電源装置25に接続された蓄電池であるリチウムイオン電池40に蓄電される。リチウムイオン電池40に貯えられた電気を使用する場合は、リチウムイオン電池40から直流DCをPWM電源装置25に送り、PWM電源装置25で所定の周波数の交流AC1に変換してバス26に給電する。
以上説明した発電システムを搭載する本実施形態の船舶を運航する場合には、次の手順により行なう。
まず、補機関3を始動して補機発電装置4で発電を開始し、バス26に交流AC1を供給する。なお、出航の段階でリチウムイオン電池40の充電量が主機関1の始動その他の用途の必要量に足りていれば、補機関3を始動しないでリチウムイオン電池40からの電力供給だけでもよい。いずれにしても、係る電力の供給によって各種ポンプ等の必要な電動機器を作動させ、主機関1を始動し、主機関1の暖機運転を行なう。暖機運転後、主機関1でプロペラ5を駆動して船舶を出航させるとともに、主発電装置2を始動してバス26に対する電力供給を開始し、補機関3による補機発電装置4の運転は停止する。また、バイナリー発電装置11を始動するとともに、可能であれば風力発電装置60、ローリング発電装置70及びプロペラ軸遊転発電装置50を適時作動させてリチウムイオン電池40を充電し、またその充電量が常に適量を保つように適時充電を行なう。
以上説明した本実施形態の発電システムは、主機関1により駆動される主発電装置2と、補機関3により駆動される補機発電装置4と、主機関1及び補機関3の直接的な駆動力には依存しないが主機関1の排熱を利用しているバイナリー発電装置11と、さらに船舶の惰性による移動の運動エネルギーを利用するプロペラ軸遊転発電装置50、波や風のエネルギーを利用するローリング発電装置70、風力発電装置60のような補助発電装置群を備えている。本実施形態によれば、船舶の運航目的を達成するために必要な主機関1及び補機関3の運転計画を基本とし、これによって主発電装置2や補機発電装置4で発電可能な電力を基本にするとともに、これに安定した電源として期待できるバイナリー発電装置11による発電量も加味し、さらに過去の運航実績等や波及び風等の気象条件等を含む外部条件に基づいて予測される各補助発電装置の発電量や変動の可能性及び予測される変動のパターン等を考慮し、リチウムイオン電池40の充電量が常に適量を維持できるように各発電装置の運転状態を制御する。主機関1の廃熱を有効利用するバイナリー発電装置11を使用するとともに、補助発電装置群による発電量を最大限に高めることにより、主発電装置2で発電するために主機関1に加わる負荷をできる限り低減させることができ、これによって主機関1の燃料消費量を低減させることができる。このようにして、主機関1及び補機関3の使用燃料量を可及的に削減しつつ、電力の船内需要を安定して満足させることができる。このような主機関1及び補機関3の運転と、これに同期した主発電装置2、補機発電装置4、バイナリー発電装置11、その他の各発電装置50,60,70の運転制御は、図示はしないが、船舶の運転及び発電システムの全体を統括して制御する制御装置によって行なうことができる。
また、補機関3に比べれば大型の主機関1の方がエネルギー効率(又は燃費)がよく、実施形態では常時運転される主機関1で効率的に駆動する主発電装置2によって必要な交流をコンスタントに供給しているので、これにより従来は二組以上設けていた補機関3による補助発電装置を一組に減じて設備コストを低減することができる。
1…主機関
2…主発電装置
3…補機関
4…補機発電装置
5…推進器としてのプロペラ
6…減速逆転機
11…バイナリー発電装置
25…変換装置としてのPWM電源装置
40…蓄電池としてのリチウムイオン電池
50…補助発電装置としてのプロペラ軸遊転発電装置
60…補助発電装置としての風力発電装置
70…補助発電装置としてのローリング発電装置
S1…主機関の駆動軸
A…高温冷却水としての高温清水
B…低温冷却水としての低温清水
C…海水
D1…空気
D2…排ガス
AC1…周波数の安定した交流
AC2…周波数が安定していない交流
DC…直流

Claims (3)

  1. 主機関により推進器を駆動して推進する船舶に設けられて船舶内に交流を供給する船舶用発電システムであって、
    前記主機関の駆動軸に連動連結されて交流の発電を行う主発電装置と、
    補機関により発電を行なう補機発電装置と、
    前記主機関の駆動軸と前記補機関の発電駆動力とに依存せずに交流の発電を行う1以上の補助発電装置と、
    前記主発電装置及び前記補助発電装置ごとに設けられ、入力された交流を直流に変換する機能と直流を交流に変換して船舶内の電気供給系統に出力する機能を備えた複数の変換装置と、
    前記変換装置が変換した直流を蓄電するとともに蓄電した直流を前記変換装置に供給する蓄電池と、
    を具備することを特徴とする船舶用発電システム。
  2. 前記主機関の高温冷却水を熱源とし前記主機関の低温冷却水を冷却源として作動する作動媒体によってタービンを駆動して発電を行うバイナリー発電装置を利用することを特徴とする請求項1記載の船舶用発電システム。
  3. 前記補助発電装置として、
    プロペラ軸遊転発電装置と、風力発電装置と、ローリング発電装置と、からなる群から任意に選択された1以上の発電装置を利用することを特徴とする請求項2記載の船舶用発電システム。
JP2014078833A 2014-04-07 2014-04-07 船舶用発電システム Pending JP2015199413A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014078833A JP2015199413A (ja) 2014-04-07 2014-04-07 船舶用発電システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014078833A JP2015199413A (ja) 2014-04-07 2014-04-07 船舶用発電システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015199413A true JP2015199413A (ja) 2015-11-12

Family

ID=54551114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014078833A Pending JP2015199413A (ja) 2014-04-07 2014-04-07 船舶用発電システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015199413A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017193224A (ja) * 2016-04-19 2017-10-26 株式会社 神崎高級工機製作所 減速逆転機及びこれを備えた船舶
JP2019093735A (ja) * 2017-11-17 2019-06-20 三菱重工業株式会社 舶用電源システム、これを備えた船舶、及び舶用電源システムの制御方法並びに舶用電源システムの制御プログラム
JP2020516514A (ja) * 2017-04-18 2020-06-11 デウ シップビルディング アンド マリン エンジニアリング カンパニー リミテッド 船舶用の発電システム及び発電方法
WO2020144792A1 (ja) * 2019-01-10 2020-07-16 三菱重工マリンマシナリ株式会社 舶用電源システム、これを備えた船舶、及び舶用電源システムの制御方法並びに舶用電源システムの制御プログラム

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005201071A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Nippon Yuusen Kk 舶用直線翼垂直軸型風力発電装置
JP2010235049A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 舶用動力システム
JP2011087348A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Ryoukou Enginering Kk 船舶用配電システム
JP2011088612A (ja) * 2009-10-26 2011-05-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 多軸船および多軸船の推進方法
JP2011148399A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 船舶および船舶の運用方法
JP2011231636A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 排熱回収発電装置およびこれを備えた船舶
JP2011235674A (ja) * 2010-05-06 2011-11-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd レドックスフロー電池船
JP2012229007A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Universal Shipbuilding Corp 船舶推進システム
JP2013167241A (ja) * 2012-01-20 2013-08-29 Hitachi Zosen Corp 廃熱回収装置および原動機システム
WO2014103192A1 (ja) * 2012-12-27 2014-07-03 川崎重工業株式会社 電力変換装置を備えた複合発電システム

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005201071A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Nippon Yuusen Kk 舶用直線翼垂直軸型風力発電装置
JP2010235049A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd 舶用動力システム
JP2011087348A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Ryoukou Enginering Kk 船舶用配電システム
JP2011088612A (ja) * 2009-10-26 2011-05-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 多軸船および多軸船の推進方法
JP2011148399A (ja) * 2010-01-21 2011-08-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 船舶および船舶の運用方法
JP2011231636A (ja) * 2010-04-26 2011-11-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 排熱回収発電装置およびこれを備えた船舶
JP2011235674A (ja) * 2010-05-06 2011-11-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd レドックスフロー電池船
JP2012229007A (ja) * 2011-04-27 2012-11-22 Universal Shipbuilding Corp 船舶推進システム
JP2013167241A (ja) * 2012-01-20 2013-08-29 Hitachi Zosen Corp 廃熱回収装置および原動機システム
WO2014103192A1 (ja) * 2012-12-27 2014-07-03 川崎重工業株式会社 電力変換装置を備えた複合発電システム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
今井兼久ほか: ""船舶用VPCバイナリー発電装置の開発"", 三井造船技報, vol. 第211号, JPN6017035202, February 2014 (2014-02-01), JP, pages 13 - 18, ISSN: 0003641559 *

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017193224A (ja) * 2016-04-19 2017-10-26 株式会社 神崎高級工機製作所 減速逆転機及びこれを備えた船舶
JP2020516514A (ja) * 2017-04-18 2020-06-11 デウ シップビルディング アンド マリン エンジニアリング カンパニー リミテッド 船舶用の発電システム及び発電方法
JP7048634B2 (ja) 2017-04-18 2022-04-05 デウ シップビルディング アンド マリン エンジニアリング カンパニー リミテッド 船舶用の発電システム及び発電方法
JP2019093735A (ja) * 2017-11-17 2019-06-20 三菱重工業株式会社 舶用電源システム、これを備えた船舶、及び舶用電源システムの制御方法並びに舶用電源システムの制御プログラム
JP7046569B2 (ja) 2017-11-17 2022-04-04 三菱重工マリンマシナリ株式会社 舶用電源システム、これを備えた船舶、及び舶用電源システムの制御方法並びに舶用電源システムの制御プログラム
WO2020144792A1 (ja) * 2019-01-10 2020-07-16 三菱重工マリンマシナリ株式会社 舶用電源システム、これを備えた船舶、及び舶用電源システムの制御方法並びに舶用電源システムの制御プログラム
CN113286741A (zh) * 2019-01-10 2021-08-20 三菱重工船用机械株式会社 船舶用电源系统、具备该船舶用电源系统的船舶、船舶用电源系统的控制方法以及船舶用电源系统的控制程序
EP3892531A4 (en) * 2019-01-10 2021-12-29 Mitsubishi Heavy Industries Marine Machinery & Equipment Co., Ltd. Marine power supply system, vessel equipped with same, marine power supply system control method, and marine power supply system control program
CN113286741B (zh) * 2019-01-10 2023-12-08 三菱重工船用机械株式会社 船舶用电源系统、具备该船舶用电源系统的船舶、船舶用电源系统的控制方法以及记录介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Geertsma et al. Design and control of hybrid power and propulsion systems for smart ships: A review of developments
US8244419B2 (en) Marine power train system and method of storing energy in a marine vehicle
US11034424B2 (en) Gas-electric parallel-serial hybrid marine power train system with LNG cooling
JP2023042549A (ja) アンモニア-水素駆動に基づく複合型船舶混合動力システム
CN109941417A (zh) 一种带超级电容的气电混联式船舶混合动力系统
JP5164048B2 (ja) 電気推進システム
CN102673763A (zh) 新能源电动船
JP2015199413A (ja) 船舶用発電システム
CN109367750A (zh) 轴发电机控制系统以及船舶混合动力系统
CN109911161A (zh) 一种单机双桨式气电混合船舶动力系统
JP2017061929A (ja) 電気蒸気供給システムのための方法およびシステム
CN109878675A (zh) 一种双电机同轴式气电混合船舶动力系统
Othman et al. Hybrid shipboard microgrids: System architectures and energy management aspects
De Breucker et al. Possible applications of plug-in hybrid electric ships
CN109878682A (zh) 一种带燃料电池的单机双桨式气电混合船舶动力系统
EP2722272A1 (en) Hydrogen device for sailing boats
KR101271757B1 (ko) 대용량 충전 장치를 가진 선박 내의 전력 관리 시스템
CN109878679A (zh) 一种带燃料电池的双机单桨式船舶混合动力动力系统
JP7046569B2 (ja) 舶用電源システム、これを備えた船舶、及び舶用電源システムの制御方法並びに舶用電源システムの制御プログラム
CN109878684A (zh) 一种带发电机组并车的气电混合船舶动力系统
CN109878680A (zh) 一种带lng冷却的气电并联式船舶混合动力系统
Kifune et al. A study on battery system design for battery ships conforming to chademo
CN109878676A (zh) 一种三机双桨式柴气电混合船舶动力系统
CN109878686A (zh) 一种双机单桨式气电混合船舶动力动力系统
Kifune et al. Overview of Electric Ship Propulsion and Fuel Consumption

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170919

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171024

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180410