JP2015199308A - 印刷媒体の搬送機構および印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トラクターピン付きベルトに起因する回転負荷変動を解消して、精度良く印刷媒体を搬送可能な印刷媒体の搬送機構を提供すること。
【解決手段】印刷媒体の搬送機構20は、係合孔であるスプロケットホール2aが長さ方向に沿って形成されている用紙2に、順次にトラクターピン37を係合させながら搬送するトラクター30を有している。トラクター30は、複数個の回転体、例えば、プーリー35、36と、これらを所定方向に同期回転させる回転伝達部材、例えば伝達歯車90、91、92を備えている。回転体であるプーリーのそれぞれは複数本のトラクターピン37を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は、係合孔が長さ方向に沿って形成されている印刷媒体を、係合孔に順次にトラクターピンを係合させながら搬送するトラクターを備えた印刷媒体の搬送機構、および、当該搬送機構を備えた印刷装置に関する。
ファンフォールド紙等のスプロケットホール(係合孔)付きの印刷媒体に印刷を行う印刷装置としては、搬送機構として搬送ローラーの上流側の搬送経路にトラクターを配置した搬送機構を備えたものが知られている。特許文献1には、このような搬送機構を備えたプリンターが記載されている。
トラクターは、駆動側プーリーと従動側プーリーとの間に、トラクターピンが一定間隔で取り付けられたベルトが架け渡された構成となっている。ベルトが回転すると、各トラクターピンが順次に印刷媒体の係合孔に係合して印刷媒体を搬送する。印刷装置では、トラクターによって搬送路に沿って送り出される印刷媒体が搬送ローラーに引き渡された後は、搬送ローラーおよびトラクターの双方によって印刷媒体が搬送される。一般に搬送ローラーによって印刷媒体の送りピッチが制御され、印刷ヘッドの印刷位置を通過する印刷媒体に印刷が施される。
また、搬送ローラーによる印刷媒体の搬送速度に比べてトラクターの搬送速度が僅かに遅くなるように設定される場合がある。これにより、印刷位置に向けて下流側に搬送される印刷媒体にはトラクターによってバックテンションが掛かり、所定の緊張状態に印刷媒体が保持される。この場合、トラクターによるバックテンションが変動すると、搬送ローラーによる送りピッチが変動するおそれがある。特に、バックテンションが増加する方向に変動すると、搬送ローラーによる印刷媒体の送り動作に滑りが生じ、送りピッチが狭くなる方向に変動する。よって、トラクターによるバックテンションの変動を抑制する必要がある。
特開2012−45876号公報
ここで、トラクターのベルトはエラストマー等のプラスチック素材からなり、駆動側プーリーおよび従動側プーリーの間に所定の引張状態で架け渡される。トラクターが使用されずに、引張状態で架け渡されているベルトが長く放置されると、ベルトは柔軟性が低いので、架け渡された長円形の無限軌道に沿った形状にくせが付きやすい。
長円形にくせが付くと、次のトラクターの動作状態において、その形状に対応して、周期的に増減する回転負荷が発生する。この回転負荷の変動に応じて、トラクターと搬送ローラーの間に位置する印刷媒体に作用するバックテンションが変動する。バックテンションが変動すると、搬送ローラーによる送りピッチが変動し、送りピッチの精度が低下し、高画質の印刷ができなくなるおそれがある。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、ベルトに起因する回転負荷変動を解消して、精度良く印刷媒体を搬送可能な印刷媒体の搬送機構を提供することにある。
また、本発明の課題は、ベルトに起因する回転負荷変動を解消して精度良く印刷媒体を搬送可能な印刷媒体の搬送機構を備え、送りピッチの変動に起因する画質の低下を抑制可能な印刷装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の印刷媒体の搬送機構は、係合孔が長さ方向に沿って形成されている印刷媒体を、前記係合孔に順次にトラクターピンを係合させながら搬送するトラクターを有し、前記トラクターは、複数の回転体と、前記回転体のそれぞれを所定方向に同期回転させる回転伝達部材とを備え、前記回転体のそれぞれは、複数本の前記トラクターピンを備えていることを特徴としている。
本発明の搬送機構のトラクターは、各回転体に複数本のトラクターピンが取り付けられており、各回転体は回転伝達部材によって所定方向に同期回転する。よって、各回転体の回転に伴って、トラクターピンが印刷媒体の係合孔に順次に係合して当該印刷媒体を搬送する。一対のプーリー間に引張り状態で架け渡したトラクターピン付きの可撓性のベルトを用いることなく、印刷媒体を搬送できる。また、可撓性のベルトを使用する場合には、その引張状態等の調整が必要であるが、本発明によれば、可撓性のベルトを取り付ける作業が不要であり、トラクターを精度良く組み立てることができる。よって、トラクターの回転負荷変動を抑制でき、印刷媒体を精度良く搬送できる。
本発明において、前記回転体のそれぞれは円形外周面を備え、前記回転体は、それぞれの前記円形外周面が一つの平面に接する状態に配置され、前記円形外周面のそれぞれには、それらの円周方向に沿って、所定の間隔で前記トラクターピンが取り付けられていることが望ましい。
例えば、プーリー、ローラーなどの円形外周面にトラクターピンを等角度間隔に取り付けた構成のものを回転体として用いることができる。各回転体の円形外周面は一つの平面に接する状態に配置され、この平面によって印刷媒体の搬送面が規定される。よって、一般的なトラクターにおけるトラクターピン付きのベルトの場合と同様に、平面に沿って印刷媒体を円滑に搬送することができる。
本発明において、前記回転体として、平行に配置した第1回転体および第2回転体を備え、前記回転伝達部材として、前記第1回転体と一体回転する第1歯車と、前記第2回転体と一体回転する第2歯車と、前記第1歯車および前記第2歯車の双方にかみ合っている少なくも一つの第3歯車とを備えた構成とすることができる。
この構成によれば、一対のプーリーの間にトラクターピン付きのベルトが架け渡された構成の一般的なトラクターにおける一対のプーリーの代わりに、第1、第2回転体を配置することができる。また、これらの回転体に対して例えば同軸に取り付けた第1、第2歯車にかみ合うように、第1、第2回転体の間に1個の第3歯車を配置することができる。よって、一般的なトラクターと同様な設置スペースにコンパクトに配置することができる。
本発明において、前記トラクターピンのそれぞれは、その中心軸線の方向に沿って、前記円形外周面から所定の長さの部分を規定する一定外径寸法の円柱部と、当該円柱部からピン先端までの間の部分を規定する半球状頭部とを備えていることが望ましい。
トラクターピンの半球状頭部を規定する凸曲面の曲率等を適切に設定することにより、回転体の回転に伴って円形の回転軌跡を描くトラクターピンが、回転体の円形外周面が接する平面方向に搬送される印刷媒体の係合孔に対して円滑に嵌り込み、また、係合孔から円滑に外れる。この結果、印刷媒体に加わる張力変動を抑制でき、印刷媒体を精度良く搬送することができる。
次に、本発明の搬送機構を印刷装置の搬送機構として用いる場合には、上記構成に加えて、前記印刷媒体を搬送する搬送ローラーと、回転駆動源と、前記回転駆動源からの回転を前記搬送ローラーに伝達するローラー側伝達部と、前記回転駆動源からの第1方向の回転を、ワンウエイクラッチを介して前記トラクターに伝達し、前記回転駆動源からの前記第1方向とは逆の第2方向の回転を、トルクリミッターを介して前記トラクターに伝達するトラクター側伝達部とを有していることが望ましい。
回転駆動源の第1方向の回転によって、トラクターが印刷媒体を搬送方向の上流側から下流側に向けて搬送する場合(前進方向に搬送する場合)には、下流側に配置される搬送ローラーの送り速度を僅かに早くして、搬送ローラーとトラクターとの間の印刷媒体の部分にバックテンションを掛けた状態で印刷媒体を下流側に搬送できる。ワンウエイクラッチが空転することで、印刷媒体に過剰な引張力が作用することがない。
逆に、回転駆動源の第2方向の回転によって、トラクターが印刷媒体を搬送方向の下流側から上流側に搬送する場合(後退方向に搬送する場合)には、トルクリミッターによってトラクターに伝達される回転トルクが制限される。逆送り時のトラクターの送り速度を搬送ローラーの送り速度よりも速くした場合などにおいて、印刷媒体に大きな引張力が作用し、印刷媒体の係合孔からトラクターピンが外れる等の弊害を防止できる。
次に、本発明の印刷装置は、印刷ヘッド、および、前記印刷ヘッドの印刷位置を経由する搬送路に沿って印刷媒体を搬送する搬送機構を有し、当該搬送機構が上記構成の搬送機構であることを特徴としている。
搬送機構によって精度良く印刷媒体を印刷ヘッドの印刷位置を経由して搬送することができる。よって、送りピッチ変動に起因する印刷画質の低下を抑制できるので、印刷品質の高い印刷装置を実現できる。
本発明の実施の形態に係る印刷装置を示す模式図である。 図1のトラクターの模式側面図、模式斜視図およびトラクターピンの傾きの説明図である。 図1のトラクター側動力伝達部の一部の模式側面図および模式斜視図である。 図1の前進用回転伝達部および後進用回転伝達部を示す説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、各図における矢印Xは印刷媒体の搬送路に沿った方向を示し、X1は印刷媒体の搬送方向(前進方向)であり、X2は搬送方向X1の逆方向(後退方向)である。また、矢印Yは印刷媒体の幅方向を示し、矢印ZはX方向およびY方向に直交する方向を示す。
(印刷装置の全体構成)
図1は、本実施の形態に係る印刷装置の全体構成を示す模式図である。印刷装置1は、印刷媒体としての用紙2を、プリンター筐体3の後側に設けられた供給口4から取り込む。取り込まれた用紙2に、印刷部5において印刷を施し、印刷後の用紙2をプリンター筐体3の前側に設けられた排出口6から排出する。用紙2には、その幅方向の両端部に、当該用紙の長手方向に沿って一定のピッチでスプロケットホール2a(係合孔)が形成されている(図3参照)。
印刷部5は、印刷ヘッド7、キャリッジ8、およびキャリッジ移動機構9を備えている。印刷ヘッド7は、例えばインクジェットヘッドであるが、他の形式の印刷ヘッドであってもよいことは勿論である。印刷ヘッド7は、用紙2にインク滴を吐出する複数のノズル(図示せず)が形成されているノズル面7aを、図1におけるZ方向の下方、すなわち、用紙2に向けた状態で、キャリッジ8に搭載されている。
キャリッジ8は、用紙幅方向(Y方向:図2参照)に延びるキャリッジ軸11に移動可能な状態で支持されており、キャリッジ移動機構9によってY方向に往復移動される。キャリッジ移動機構9は、キャリッジモーター12と、キャリッジモーター12によって駆動されるタイミングベルト13とを備えている。キャリッジ8は、タイミングベルト13に固定されており、キャリッジモーター12の動作に応じてY方向に往復移動される。
印刷装置1は、更に、用紙2を搬送する搬送機構20を備えている。搬送機構20は、搬送路21、第1搬送部22、第2搬送部23、第3搬送部24、および動力伝達部25を備えている。搬送路21は、供給口4を起点とし、印刷部5の印刷ヘッド7による印刷位置Aを経由し、排出口6を終点としている。搬送路21に沿って、その上流側から下流側に、第1の搬送部22、第2の搬送部23、印刷部5および第3の搬送部24が、この順序で配置されている。
第1の搬送部22は、供給口4の近傍に設けられており、トラクター30を備えている。トラクター30は、用紙2のスプロケットホール2aに順次にトラクターピン37を係合させながら当該用紙2を搬送する。トラクター30については後述する(図2参照)。
第2の搬送部23は、搬送路21における第1の搬送部22と印刷位置Aの間、より詳しくは、印刷ヘッド7寄りの位置に設けられている。第2の搬送部23は、搬送ローラー41および押さえローラー42を備えている。搬送ローラー41は、金属製のローラー本体43およびローラー軸44を備え、搬送路21のZ方向の下側において、搬送路21を横断するように設けられている。押さえローラー42はゴム等の弾性体からなり、搬送路21を搬送される用紙2を矢印Zの方向の上方から搬送ローラー41に押し付け可能な状態で配置されている。
ローラー本体43の表面には、例えば、無機粒子が分散された摩擦層が形成されている。摩擦層は、エポキシ系樹脂、ポリエステル系樹脂からなる樹脂層中に、酸化アルミニウム(アルミナ:Al)、炭化珪素(SiO)、二酸化ケイ素(SiO)等の無機粒子を分散させることによって形成される。例えば、無機粒子として破砕処理したアルミナを用いる。アルミナは比較的安価でコストダウンを妨げるものではなく、比較的硬度が高く摩擦抵抗を高める機能が良好に発揮される。破砕処理を施すことにより、アルミナ粒子の先端は尖ったものとなり、高い摩擦力を発揮する。
第3の搬送部24は、搬送路21における印刷位置Aと排出口6の間、より詳しくは、印刷ヘッド7寄りの位置に設けられている。第3の搬送部24は、排出ローラー46および押さえローラー47を備えている。排出ローラー46は、ローラー本体48とローラー軸49を備え、搬送路21の矢印Zの方向の下側において搬送路21を横断するように設けられている。押さえローラー47は、搬送路21を搬送される用紙2を矢印Zの方向の上方から排出ローラー46に押し付け可能な状態に配置されている。
搬送機構20は、用紙搬送用の回転駆動源としての搬送モーター60を備え、当該搬送モーター60の回転が、動力伝達部25を介して、第1、第2の搬送部22、23に伝達される。動力伝達部25は、ローラー側動力伝達部61およびトラクター側動力伝達部62を備えている。ローラー側動力伝達部61は、搬送モーター60から、用紙2を搬送路21に沿って搬送方向X1(前進方向)に搬送するための第1方向の回転である前進用回転、および、搬送方向の逆方向X2(後退方向)に搬送するための第2方向の回転である後退用回転を、第2の搬送部23の搬送ローラー41に伝達する。トラクター側動力伝達部62は、搬送モーター60からの回転を第1の搬送部22のトラクター31L、31Rに伝達する。さらに、動力伝達部25は不図示の歯車列(輪列)を備えている。この歯車列(輪列)は、第3の搬送部24の排出ローラー46を第2の搬送部23の搬送ローラー41と同期させて同一方向に同一搬送速度で回転させる。
トラクター側動力伝達部62は、搬送モーター60からの前進用回転を、ワンウエイクラッチを介して、第1の搬送部22に伝達する前進用動力伝達部64と、搬送モーター60からの後退用回転を、トルクリミッター(トルククラッチ)を介して、第1の搬送部22に伝達する後退用動力伝達部65とを備えている(後述の図3参照)。
本実施の形態では、用紙2を前方に搬送する場合には、ローラー側動力伝達部61を介して駆動される搬送ローラー41による用紙2の搬送速度が、前進用動力伝達部64を介して駆動されるトラクター30による用紙2の搬送速度よりも大きい。この関係が得られるように、これらの伝達部を構成している歯車列の減速比等が設定されている。逆に、用紙2を後方に搬送する場合には、後退用動力伝達部65を介して駆動されるトラクター30による用紙2の搬送速度が、ローラー側動力伝達部61を介して駆動される搬送ローラー41による用紙2の搬送速度よりも大きい。この関係が得られるように、これらの伝達部を構成している歯車列の減速比等が設定されている。
ローラー側動力伝達部61は、搬送モーター60のモーター軸に同軸に固定した駆動スプロケット60aと、第2の搬送部23における搬送ローラー41のローラー軸44の軸端部に同軸に固定した駆動歯車66と、駆動スプロケット60aおよび駆動歯車66に架け渡したタイミングベルト67とを備えている。
(トラクターの構成)
図2(a)、(b)および(c)は、第1の搬送部22のトラクター30を示す模式側面図、模式斜視図およびトラクターピンの傾きを示す説明図である。図2を主に参照して第1の搬送部22を構成しているトラクター30の構成を説明する。トラクター30は、用紙幅方向であるY方向の両側に配置した左右のトラクター31L、31Rを備えている。左右のトラクター31L、31Rは、搬送路21を横断する方向に架け渡したトラクター軸32(図2(b)には一点鎖線で示してある。)を介して、同期して回転駆動されるようになっている。
一方のトラクター31Lはトラクターフレーム34を備え、トラクターフレーム34には、トラクター軸32の一方の軸端部が回転自在の状態で貫通して延びている。トラクター軸32におけるトラクターフレーム34内に位置する軸部分には、回転体としての駆動側のプーリー35が同軸に固定されている。プーリー35の後側(逆方向X2の側)には、回転体としての従動側のプーリー36がトラクターフレーム34に回転自在の状態で取り付けられている。なお、トラクター軸32におけるトラクターフレーム34から幅方向Yの外側に突出している軸端部には、図2(b)に示すように、ワンウエイクラッチ77を介して前進用伝達歯車78が取り付けられていると共に、トルクリミッター79を介して後進用伝達歯車80が取り付けられている(後述の図3参照)。
各プーリー35、36は一定幅の円形外周面35a、36aを備えている。各プーリー35、36は、図2(a)から分かるように、それらの円形外周面35a、36aが、搬送路21を規定する平面に下側から接する状態に配列されている。また、円形外周面35a、36aのそれぞれには、複数本のトラクターピン37が取り付けられている。トラクターピン37は、円形外周面35a、36aにおいて、それらの円周方向に沿って等角度間隔に配置され、これら円形外周面35a、36aから放射状に突出している。
駆動側のプーリー35には、第1歯車である伝達歯車90が、当該プーリー35と一体回転するように同軸に連結されている。従動側のプーリー36には、第2歯車である伝達歯車91が、当該プーリー36と一体回転するように同軸に連結されている。また、伝達歯車90と伝達歯車91との間には、これらにかみ合っている第3歯車である伝達歯車92が配置されている。伝達歯車92は回転自在状態でトラクターフレーム34に取り付けられている。よって、トラクター31Lにおいては、プーリー35、36を同一方向に同一周速度で同期回転させる回転伝達部材として、3枚の伝達歯車90、91、92が備わっている。
なお、トラクターピン付きのプーリー35、36の上側(Z方向の上側)には、用紙押さえ板93が配置されている。用紙押さえ板93は、トラクターフレーム34の上端部に取り付けられ、用紙幅方向Yの外側の端部を中心として用紙押さえ位置93Aおよび用紙開放位置93Bに開閉可能である。用紙押さえ板93には、用紙搬送方向Xに沿ってトラクターピン37を逃がす逃げ穴93aが形成されている。逃げ穴93aは、プーリー35、36に対応して、2か所に形成されている。
他方のトラクター31Rの基本構成はトラクター31Lと同一であり、当該トラクター31Lとは左右対称の構成となっている。すなわち、トラクターフレーム34、プーリー35、36、および、3枚の伝達歯車90、91、92が備わっている。図2においては伝達歯車90、91、92を省略してある。
この構成のトラクター30においては、トラクター軸32には、モーター60の回転が、前進用動力伝達部64の前進用伝達歯車78およびワンウエイクラッチ77を介して伝達される。また、トラクター軸32には、モーター60の回転が、後進用動力伝達部65の後進用伝達歯車80およびトルクリミッ−79を介して伝達される。トラクター軸32の回転によって、左右のトラクター31L、31Rの駆動側のプーリー35が同期回転する。プーリー35の回転は、伝達歯車92、伝達歯車91を介して、従動側のプーリー36に伝達される。
また、前後のプーリー35、36のトラクターピン37の配列ピッチ(角度間隔)は、用紙2の幅方向の両端部に形成されているスプロケットホール2a(係合孔)のピッチに対応している。一般にスプロケットホール2aのピッチは1/2インチであり、隣接するトラクターピン37の間隔が、これに対応する間隔となるように設定される。また、各プーリー35、36は、それらのトラクターピン37が同位相の状態で同期回転するように、組み付けられている。したがって、図2(a)に示すように、用紙2を左右のトラクター31L、31Rに配置して用紙押さえ板93で押さえたセット状態を形成し、この状態でトラクター31L、31Rを回転駆動すると、双方のプーリー35、36のトラクターピン37は同期回転して、順次に用紙2のスプロケットホール2aに対して係合および離脱を繰り替えしながら、用紙2を搬送する。
ここで、各トラクターピン37は、図2(a)に示すように、その中心軸線37aの方向に沿って、プーリー35、36の円形外周面35a、36aから所定の長さの部分を規定する一定外径寸法の円柱部37bと、当該円柱部分37bからピン先端37cまでの間の部分を規定する半球状頭部37dとを備えた形状となっている。半球状頭部37dを規定している凸曲面の曲率等を適切に設定することにより、スプロケットホール2aに対する係合および離脱を少ない抵抗で円滑に行わせることができる。これにより、用紙2に不要な搬送負荷が作用することを防止あるいは抑制できる。
また、各プーリー35、36の円形外周面35a、36aの外径寸法は、例えば、40mmに設定することが望ましい。図2(c)に示すように、外径寸法のより小さな円形外周面にトラクターピンを配置すると、トラクターピンの角度間隔を広くしないと、一定ピッチのスプロケットホール2aに係合できない。角度間隔を広くすると、スプロケットホール2aに係合しようとするトラクターピンが、用紙2に対して大きく倒れた状態となる。この結果、スプロケットホール2aに対して、トラクターピンの係合、離脱を小さな抵抗で円滑に行うことができない。よって、用紙2のスプロケットホール2aのピッチに基づき、トラクターピン付きのプーリー35、36の外径寸法を適切に設定する必要がある。スプロケットホール2aのピッチが1/2インチの場合には、プーリー35、36の外径寸法を本例のように40mm前後の寸法に設定することが望ましい。
なお、本例のトラクター31L、31Rでは、一対のトラクターピン付きのプーリー35、36を備えている。3個以上のトラクターピン付きのプーリーを配置することも可能である。この場合においても、用紙の搬送面に各プーリーの円形外周面が同一の側から接する状態に、各プーリーを配置すればよい。また、これらのプーリーを、伝達歯車等の回転伝達部材によって、同一方向に同一周速度で同期回転させるようにすればよい。
また、本例では、トラクター付きの回転体として、円形外周面を備えたプーリーを用いている。回転体としては、プーリー、ローラー等の円盤状以外の形状、例えば球状の回転体等のその他の形状のものを用いることも可能である。
さらに、本例では、同一外径寸法の一対のトラクターピン付きプーリー35、36を使用している。相互に外径寸法が相違するトラクターピン付きプーリー35、36を用いることも場合によっては可能である。
さらにまた、回転伝達部材は、各トラクターピン付きの回転体を同一方向に同一周速度で同期回転させることができればよい。例えば、形状癖の付かない可撓性素材からなるタイミングベルト等の回転伝達部材を用いることも可能である。
(トラクター側動力伝達部)
次に、図3(a)および(b)は、動力伝達部25のトラクター側動力伝達部62の主要部を模式的に示す側面図および斜視図である。図1および図3を参照して、トラクター30からなる第1の搬送部22を前進方向および後退方向に回転駆動する動力を伝達するトラクター側動力伝達部62の構成を説明する。
トラクター側動力伝達部62は回転軸70を備えており、回転軸70には同軸に伝達歯車71が固定されており、伝達歯車71にはタイミングベルト67が架け渡されている。また、回転軸70には、前進用太陽歯車72および後退用太陽歯車73が、同軸に固定されている。これらの太陽歯車72、73の間には、遊星キャリア74が、回転軸70を中心として回転自在の状態に支持されている。
遊星キャリア74は、回転軸70から所定の角度で半径方向に延びている2本の腕部74a、74bを備えている。一方の腕部74aの先端部には、前進用遊星歯車75が回転自在の状態で支持されている。前進用遊星歯車75は前進用太陽歯車72に噛み合っている。他方の腕部74bの先端部には、後退用遊星歯車76が回転自在の状態で支持されている。後退用遊星歯車76は後退用太陽歯車73に噛み合っている。
一方、トラクター軸32の軸端部には、先に述べたように、ワンウエイクラッチ77を介して、前進用伝達歯車78が同軸に取り付けられている。ワンウエイクラッチ77はスプラグ式、カム式のいずれであってもよい。ワンウエイクラッチ77は、前進用回転は伝達するが、逆回転である後退用回転が伝達されると空回りして後退用回転の伝達が遮断される。したがって、前進用回転の伝達状態において、ワンウエイクラッチ77の伝達経路下流側の伝達部材が前進用回転の方向に、伝達経路上流側の伝達部材よりも速く回転しようとする場合にも、ワンウエイクラッチ77が空回りして伝達経路が遮断される。
前進用伝達歯車78は、前進用遊星歯車75に噛み合い可能な歯車であり、当該前進用遊星歯車75に対峙した位置に配置されている。前進用伝達歯車78の隣には、後退用伝達歯車80が配置されている。後退用伝達歯車80は、先に述べたように、トルクリミッター(トルククラッチ)79を介して、トラクター軸32の軸端部に同軸に取り付けられている。後退用伝達歯車80は、後退用遊星歯車76に噛み合い可能な歯車であり、後退用遊星歯車76に対峙した位置に配置されている。トルクリミッター79は伝達トルクが一定値を超えると滑りが生じて、それ以上の値のトルク伝達を制限する。
この構成のトラクター側動力伝達部62において、その前進用動力伝達部64は、タイミングベルト67から、回転軸70、前進用太陽歯車72、遊星キャリア74、前進用遊星歯車75、前進用伝達歯車78およびワンウエイクラッチ77を順次経由してトラクター軸32に至る伝達機構部分である。後退用動力伝達部65は、タイミングベルト67から、回転軸70、後退用太陽歯車73、遊星キャリア74、後退用遊星歯車76、後退用伝達歯車80、およびトルククラッチ79を順次経由してトラクター軸32に至る伝達機構部分である。
(用紙搬送動作)
図4(a)は、ローラー側動力伝達部61および前進用動力伝達部64を示す概略側面図、および、前進用動力伝達部64の一部を示す側面図である。図4(b)は、ローラー側動力伝達部61および後退用動力伝達部65を示す概略側面図、および、後退用動力伝達部65の一部を示す側面図である。
前進用回転の伝達時には、搬送モーター60からの前進用回転によって、回転軸70は図4の矢印CCWの方向に回転する。この回転によって、遊星キャリア74も同一方向に旋回する。これにより、前進用遊星歯車75が前進用伝達歯車78に噛み合う。他方の後退用遊星歯車76は後退用伝達歯車80から離れる。この結果、トラクター側動力伝達部62は図4(a)に示す状態になる。この状態では、搬送モーター60からの前進用回転が、ローラー側動力伝達部61を介して、搬送ローラー41および46に伝達される。また、前進用回転が、トラクター側動力伝達部62を介して、トラクター30に伝達される。これにより、用紙2が搬送方向X1である前方に搬送される。
後退用回転の伝達時には、搬送モーター60からの後退用回転によって、回転軸70は図3の矢印CWの方向に回転する。この回転によって、遊星キャリア74も同一方向に旋回する。これにより、前進用遊星歯車75が前進用伝達歯車78から離れて噛み合いが解除される(動力伝達経路が遮断される)。他方の後退用遊星歯車76は後退用伝達歯車80に接近して噛み合い状態に切り替わる(動力伝達経路が形成される)。この結果、トラクター側動力伝達部62は図4(b)に示す状態になる。この状態では、搬送モーター60からの後退用回転が、ローラー側動力伝達部61を介して、搬送ローラー41および46に伝達される。また、後退用回転が、トラクター側動力伝達部62を介して、トラクター30に伝達される。これにより、用紙2が搬送方向の逆方向X2である後方に搬送される(逆搬送される)。
前述のように、搬送ローラー41による前進方向の搬送速度は、トラクター30の前進方向の搬送速度よりも大きく設定されている。搬送ローラー41による用紙保持力は摩擦層45によって高くされているが、トラクター30をスプロケットホール2aに係合させているトラクター30の用紙保持力より小さい。したがって、用紙2は搬送ローラー41の側に一定の張力で引っ張られながら搬送される。
この後は、搬送ローラー41によって用紙2を搬送路21に沿って搬送しながら、印刷ヘッド7による印刷動作を実行する。摩擦層45は非常に高い摩擦係数を有するので、用紙2は搬送ローラー41と押さえローラー42によって滑りを殆ど生ずることなく保持され、高い精度で用紙2の搬送が行われる。トラクター30の側は、搬送ローラー41よりも遅い搬送速度で用紙2を前進方向に送り出している。したがって、常に所定の張力(バックテンション)が加わった状態で用紙2を搬送できる。
また、トラクター30への前進回転用の回転力は、ワンウエイクラッチ77を介して伝達される。用紙2に加わる張力が一定の値以上になると、トラクター30が搬送ローラー41によって強制的に前進回転方向に強く引かれる状態になる。この状態では、ワンウエイクラッチ77が空回りするので、用紙2に加わる張力が大きくなることがない。よって、常に適切な張力状態で用紙2が前進方向に搬送され、高品質の印刷を実現できる。
さらに、トラクター30は、従来のようなトラクターピン付きベルトの代わりに、トラクターピン付きプーリー35、36を備えている。先に述べたように、可撓性のベルトを備えていると、それが、一対のプーリーの間に張架された状態で放置されると、長円形の無限軌道に沿った形状癖が付きやすい。また、これに起因して、次にトラクターが駆動されるときに大きな回転負荷変動が生じ、用紙2に加わるバックテンションが変動してしまう。この結果、搬送ローラー41による用紙の搬送ピッチに乱れが生じ、搬送精度が低下するおそれがある。本例のトラクター30を用いることにより、このような弊害を回避できる。
次に、搬送ローラー41によって搬送された用紙2は、印刷部5の印刷位置Aを通過して印刷ヘッド7による印刷が施された後は、回転している排出ローラー46と押さえローラー47の間に挟み込まれる。排出ローラー46によって、搬送路21に沿って更に搬送された用紙2は、排出口6から排出トレー16に沿って排出される。
用紙2を後退方向に逆搬送する必要がある場合には、搬送モーター60を後退回転方向に回転駆動する。後退回転方向の回転は、搬送ローラー側動力伝達部61を介して搬送ローラー41に伝達され、トラクター側動力伝達部62を介してトラクター30に伝達される。トラクター側動力伝達部62では、前進用動力伝達部64の経路が遮断され、図4に示すように、後退用動力伝達部65が接続状態に切り替わる。
先に述べたように、逆搬送時には、トラクター30による用紙2の搬送速度が搬送ローラー41による用紙2の搬送速度よりも大きい。したがって、用紙2は所定の張力状態で逆搬送され、弛み、折れ曲がり等によって用紙詰まりが生ずることが防止される。また、後退用回転は、トルクリミッター79を介してトラクター軸32に伝達される。トルクリミッター79は伝達トルクが一定の値を超えると空回り状態になり(滑りが発生し)、伝達トルクは所定の値以下に制限される。用紙2に過剰な張力が発生すると、トルクリミッター79が空回りして、用紙2の張力が一定値以下に制限される。よって、過剰な張力が加わり、用紙2のスプロケットホール2aからトラクターピン37が抜け出てしまう等の弊害を防止できる。
なお、上記の実施の形態では、遊星歯車機構を利用して、トラクター側動力伝達部62において、伝達される回転力の方向に応じて、前進用動力伝達部64と後退用動力伝達部65を択一的に切り替えるようにしている。電磁ソレノドを用いて、これらの動力伝達部64、65を切り替える切り替え機構を構成することも可能である。
1 印刷装置、2 用紙、2a スプロケットホール、3 プリンター筐体、4 供給口、5 印刷部、6 排出口、7 印刷ヘッド、7a ノズル面、8 キャリッジ、9 キャリッジ移動機構、11 キャリッジ軸、12 キャリッジモーター、13 タイミングベルト、16 排出トレー、20 搬送機構、21 搬送路、22 第1の搬送部、23 第2の搬送部、24 第3の搬送部、25 動力伝達部、30,31L,31R トラクター、32 トラクター軸、34 トラクターフレーム、35 プーリー、36 プーリー、35a,36a 円形外周面、37 トラクターピン、37a 中心軸線、37b 円柱部、37c ピン先端、37d 半球状頭部、41 搬送ローラー、42 押さえローラー、43 ローラー本体、44 ローラー軸、45 摩擦層、46 排出ローラー、47 押さえローラー、48 ローラー本体、49 ローラー軸、60 搬送モーター、60a 駆動スプロケット、61 ローラー側動力伝達部、62 トラクター側動力伝達部、64 前進用動力伝達部、65 後退用動力伝達部、66 駆動歯車、67 タイミングベルト、70 回転軸、71 伝達歯車、72 前進用太陽歯車、73 後退用太陽歯車、74 遊星キャリア、74a,74b 腕部、75 前進用遊星歯車、76 後退用遊星歯車、77 ワンウエイクラッチ、78 前進用伝達歯車、79 トルクリミッター、80 後退用伝達歯車、90 伝達歯車、91 伝達歯車、92 伝達歯車、93 用紙押さえ板、93a 逃げ孔、93A 用紙押さえ位置、93B 用紙開放位置、X 搬送路に沿った方向、X1 搬送方向(前進方向)、X2 搬送方向の逆方向(後退方向)、Y 印刷媒体の幅方向、Z 方向、A 印刷位置、CCW,CW 回転方向

Claims (6)

  1. 係合孔が長さ方向に沿って形成されている印刷媒体を、前記係合孔に順次にトラクターピンを係合させながら搬送するトラクターを有し、
    前記トラクターは、複数の回転体と、前記回転体のそれぞれを所定方向に同期回転させる回転伝達部材とを備え、
    前記回転体のそれぞれは、複数本の前記トラクターピンを備えていることを特徴とする印刷媒体の搬送機構。
  2. 前記回転体のそれぞれは円形外周面を備え、
    前記回転体は、それぞれの前記円形外周面が一つの平面に接する状態に配置され、
    前記円形外周面のそれぞれには、それらの円周方向に沿って、所定の間隔で前記トラクターピンが取り付けられている請求項1に記載の印刷媒体の搬送機構。
  3. 前記回転体として、平行に配置した第1回転体および第2回転体を備え、
    前記回転伝達部材として、前記第1回転体と一体回転する第1歯車と、前記第2回転体と一体回転する第2歯車と、前記第1歯車および前記第2歯車の双方にかみ合っている少なくとも1つの第3歯車とを備えている、
    請求項2に記載の印刷媒体の搬送機構。
  4. 前記トラクターピンのそれぞれは、その中心軸線の方向に沿って、前記円形外周面から所定の長さの部分を規定する一定外径寸法の円柱部と、当該円柱部からピン先端までの間の部分を規定する半球状頭部とを備えている請求項1、2または3に記載の印刷媒体の搬送機構。
  5. 前記印刷媒体を搬送する搬送ローラーと、
    回転駆動源と、
    前記回転駆動源からの回転を前記搬送ローラーに伝達するローラー側伝達部と、
    前記回転駆動源からの第1方向の回転を、ワンウエイクラッチを介して前記トラクターに伝達し、前記回転駆動源からの前記第1方向とは逆の第2方向の回転を、トルクリミッターを介して前記トラクターに伝達するトラクター側伝達部と、
    を有している請求項1ないし4のうちのいずれか一つの項に記載の印刷媒体の搬送機構。
  6. 印刷ヘッド、および、前記印刷ヘッドの印刷位置を経由する搬送路に沿って印刷媒体を搬送する搬送機構を有し、
    前記搬送機構は、請求項1ないし5のうちのいずれかの項に記載の搬送機構であることを特徴とする印刷装置。
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