JP2015197696A - 商圏分析システム - Google Patents
商圏分析システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015197696A JP2015197696A JP2014073652A JP2014073652A JP2015197696A JP 2015197696 A JP2015197696 A JP 2015197696A JP 2014073652 A JP2014073652 A JP 2014073652A JP 2014073652 A JP2014073652 A JP 2014073652A JP 2015197696 A JP2015197696 A JP 2015197696A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mobile terminal
- frequency
- user
- stay time
- trade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
【課題】 一見して商圏の広がりや買い物客の行動特性等を特定することのできる商圏分析システムを提供する。
【解決手段】 商圏分析システムは、移動端末1と通信サーバ2と商圏分析装置3で構成される。商圏分析装置3では、ユーザが所持する移動端末1の位置情報を取得し、その位置情報に基づいて、ユーザが所定の期間内に所定の商業エリアを訪れた頻度を算出するとともに、そのユーザが商業エリアを訪れたときの滞在時間を算出しする。そして、この商圏分析装置3は、このようにして算出した頻度と滞在時間を同時に表示する。
【選択図】 図1
【解決手段】 商圏分析システムは、移動端末1と通信サーバ2と商圏分析装置3で構成される。商圏分析装置3では、ユーザが所持する移動端末1の位置情報を取得し、その位置情報に基づいて、ユーザが所定の期間内に所定の商業エリアを訪れた頻度を算出するとともに、そのユーザが商業エリアを訪れたときの滞在時間を算出しする。そして、この商圏分析装置3は、このようにして算出した頻度と滞在時間を同時に表示する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、移動端末の位置情報を用いて商圏を分析する商圏分析システムに関する。
従来から、ユーザ(利用客)が所持する携帯型端末から取得した情報を用いて、各ユーザの行動を分析するシステムが提案されている。例えば、GPS機能を備えた携帯型端末から出力される位置情報を利用して、来店の可能性のある人々の志向の傾向を示す情報を分析し、その分析結果を各店舗に提供するシステムが提案されている(例えば特許文献1参照)。
しかしながら、従来のシステムでは、分析結果を一見するだけで商圏の広がりや買い物客の行動特性等を特定することはできず、マーケティング上の様々な対策の根拠を得ることが困難であった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたもので、一見して商圏の広がりや買い物客の行動特性等を特定することのできる商圏分析システムを提供することを目的とする。
本発明の商圏分析システムは、ユーザが所持する移動端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、移動端末の位置情報に基づいて、ユーザが所定の期間内に所定の商業エリアを訪れた頻度を算出する頻度算出部と、移動端末の位置情報に基づいて、ユーザが商業エリアを訪れたときの滞在時間を算出する滞在時間算出部と、頻度算出部により算出された頻度と滞在時間算出部により算出された滞在時間を同時に表示する同時表示部と、を備えている。
これにより、ユーザが所持する移動端末の位置情報から、そのユーザがある期間内にある商業エリア(例えば、商店街など)を訪れた頻度が算出される。また、その移動端末の位置情報から、そのユーザがある期間内にある商業エリア(例えば、商店街など)を訪れたときの滞在時間が算出される。そして、このようにして算出された頻度と滞在時間が同時に表示される。例えば、横軸を頻度とし縦軸を滞在時間としたグラフで表示される。このような表示をすることによって、一見して商圏の広がりや買い物客の行動特性等を特定することができ、マーケティング上、様々な対策の根拠を得ることができる。
本発明によれば、商業エリアにユーザが訪れる頻度と滞在時間が同時に表示されるので、一見して商圏の広がりや買い物客の行動特性等を特定することができる。
以下、本発明の実施の形態の商圏分析システムについて、図面を用いて説明する。本実施の形態では、商店街のマーケティング等に用いられる商圏分析システムの場合を例示する。
本発明の実施の形態の商圏分析システムの構成を、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態の商圏分析システムの構成を示す図である。図1に示すように、商圏分析システムは、ユーザ(利用者)が所持する移動端末1と、複数の移動端末1と通信する通信サーバ2と、通信サーバ2と通信する商圏分析装置3を備えている。移動端末1と通信サーバ2との通信は無線で行われ、通信サーバ2と商圏分析装置3との通信は有線で行われる。
移動端末1は、GPS機能を備えており、自己の位置情報を記録する。移動端末1は、記録した位置情報を通信サーバ2に定期的に送信する。移動端末1としては、例えば、携帯電話やスマートフォンが利用できるが、上記の機能(位置情報の記録機能および送信機能)を有しているものであれば、ウェアラブル端末など種々の通信デバイスを利用することができる。
商圏分析装置3は、位置情報取得部4、頻度算出部5、滞在時間算出部6、同時表示部7を備えている。位置情報取得部4は、移動端末1から通信サーバ2を介して位置情報を取得する。位置情報は、図2に示すように、その移動端末1の位置を示す情報(例えば座標)とそのときの時刻の情報を含んでいる。この位置情報には、位置(座標)と時刻の情報に加えて、その移動端末1(ユーザ)を識別する端末IDの情報も含まれている。
頻度算出部5は、この移動端末1の位置情報に基づいて、移動端末1(移動端末1のユーザ)が所定の期間内(例えば、3ヶ月間)に所定の商業エリア(例えば、商店街A、商店街B、・・・)を訪れた頻度を算出する。より具体的には、まず、地図上で、ある商業エリア(商店街A)の領域を設定し、その地図上の領域に入った移動端末1を特定する。そして、その移動端末1の位置情報から、そのユーザの自宅位置を特定し、例えば、所定の期間内(3ヶ月間)に、その自宅位置(同じ位置)からその商業エリア(商店街A)の領域に何回入ったかをカウントして、頻度を算出する。この場合、頻度として、1ヶ月あたりの平均訪問頻度(例えば、2.3回)を算出してもよい。
なお、上記のように、移動端末1の位置情報には時刻の情報が含まれているので、移動端末1の位置情報から、商業エリアに入ったときの移動端末1の速度を求めることができる。したがって、その商業エリアに入るときの移動端末1の速度が所定の基準速度(例えば、30km/時)以上である場合には、その移動端末1のユーザが自動車や電車などでその商業エリアを通過した(商業エリアに立ち寄っていない)として、カウントから除外してもよい。
滞在時間算出部6は、移動端末1の位置情報に基づいて、移動端末1(移動端末1のユーザ)が所定の商業エリア(例えば、商店街A、商店街B、・・・)を訪れたときの滞在時間を算出する。上記のとおり、移動端末1の位置情報には時刻の情報が含まれているので、移動端末1の位置情報から、商業エリアに入ったときの移動端末1の滞在時間を求めることができる。例えば、所定の期間内(3ヶ月間)に、移動端末1がその商業エリア(商店街A)の領域に入ってその領域を出るまでの滞在時間を求める。この場合、滞在時間として、1ヶ月あたりの平均滞在時間(例えば、26分)を算出してもよい。
同時表示部7は、頻度算出部5により算出された頻度(平均訪問頻度)と滞在時間算出部6により算出された滞在時間(平均滞在時間)を同時に表示する。同時表示部7は、例えば、図3に示すように、平均訪問頻度を横軸とし平均滞在時間を縦軸としたグラフで表示を行う。図3の例では、二つの異なる期間P1とP2で、二つの商店街A、Bについての平均訪問頻度と平均滞在時間がグラフ表示されている。このグラフにより、商店街A、Bの商圏の広がりや買い物客の行動特性等を一見して特定することができる。
以上のように構成された商圏分析装置3について、図4のフロー図を参照してその動作を説明する。図4に示すように、本実施の形態の商圏分析システムでは、まず、移動端末1の位置情報を通信サーバ2を介して取得する(S1)。つぎに、その位置情報に基づいて、移動端末1がある期間内にある商業エリアを訪れた頻度(平均訪問頻度)を算出し(S2)、さらに、移動端末1がその商業エリアを訪れたときの滞在時間(平均滞在時間)を算出する(S3)。そして、図3に示すように、算出した頻度(平均訪問頻度)と滞在時間(平均滞在時間)を同時にグラフ表示する(S4)。
このような本実施の形態の商圏分析システムによれば、商業エリアにユーザが訪れる頻度と滞在時間が同時に表示されるので、一見して商圏の広がりや買い物客の行動特性等を特定することができる。
すなわち、本実施の形態の商圏分析装置3では、ユーザが所持する移動端末1の位置情報から、そのユーザがある期間内にある商業エリア(例えば、商店街など)を訪れた頻度が算出される。また、その移動端末1の位置情報から、そのユーザがある期間内にある商業エリア(例えば、商店街など)を訪れたときの滞在時間が算出される。そして、このようにして算出された頻度と滞在時間が同時に表示される。例えば、横軸を頻度とし縦軸を滞在時間としたグラフで表示される。このような表示をすることによって、一見して商圏の広がりや買い物客の行動特性等を特定することができ、マーケティング上、様々な対策の根拠を得ることができる。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
以上のように、本発明にかかる商圏分析システムは、一見して商圏の広がりや買い物客の行動特性等を特定することができるという効果を有し、商店街のマーケティング等に用いられ、有用である。
1 移動端末
2 通信サーバ
3 商圏分析装置
4 位置情報取得部
5 頻度算出部
6 滞在時間算出部
7 同時表示部
2 通信サーバ
3 商圏分析装置
4 位置情報取得部
5 頻度算出部
6 滞在時間算出部
7 同時表示部
Claims (1)
- ユーザが所持する移動端末の位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記移動端末の位置情報に基づいて、前記ユーザが所定の期間内に所定の商業エリアを訪れた頻度を算出する頻度算出部と、
前記移動端末の位置情報に基づいて、前記ユーザが前記商業エリアを訪れたときの滞在時間を算出する滞在時間算出部と、
前記頻度算出部により算出された頻度と前記滞在時間算出部により算出された滞在時間を同時に表示する同時表示部と、
を備えることを特徴とする商圏分析システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014073652A JP2015197696A (ja) | 2014-03-31 | 2014-03-31 | 商圏分析システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014073652A JP2015197696A (ja) | 2014-03-31 | 2014-03-31 | 商圏分析システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015197696A true JP2015197696A (ja) | 2015-11-09 |
Family
ID=54547366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014073652A Pending JP2015197696A (ja) | 2014-03-31 | 2014-03-31 | 商圏分析システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015197696A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018180104A (ja) * | 2017-04-06 | 2018-11-15 | 株式会社オークローンマーケティング | 分析支援装置 |
JP2020144746A (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-10 | 本田技研工業株式会社 | 情報分析装置及び情報分析方法 |
CN112584303A (zh) * | 2019-09-27 | 2021-03-30 | 中国电信股份有限公司 | 顾客识别方法和装置 |
-
2014
- 2014-03-31 JP JP2014073652A patent/JP2015197696A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018180104A (ja) * | 2017-04-06 | 2018-11-15 | 株式会社オークローンマーケティング | 分析支援装置 |
JP2020144746A (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-10 | 本田技研工業株式会社 | 情報分析装置及び情報分析方法 |
JP7149206B2 (ja) | 2019-03-08 | 2022-10-06 | 本田技研工業株式会社 | 情報分析装置及び情報分析方法 |
CN112584303A (zh) * | 2019-09-27 | 2021-03-30 | 中国电信股份有限公司 | 顾客识别方法和装置 |
CN112584303B (zh) * | 2019-09-27 | 2023-08-08 | 天翼云科技有限公司 | 顾客识别方法和装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11288606B2 (en) | Wireless customer and labor management optimization in retail settings | |
JP5639975B2 (ja) | 属性情報管理サーバ、属性情報管理方法および属性情報管理システム | |
US9854450B2 (en) | Enhanced data collection, processing, and analysis facilities | |
JP6358268B2 (ja) | 情報管理装置、方法及び情報管理プログラム | |
US20140379476A1 (en) | Method and data processing apparatus | |
JP2012079005A (ja) | エリアマーケティングデータ提供システム | |
JP6396686B2 (ja) | 行動判定装置、行動判定方法及びプログラム | |
US9967352B2 (en) | Communication system with location based services mechanism and method of operation thereof | |
JP2015197696A (ja) | 商圏分析システム | |
Chin | Critical success factors of location-based services | |
JP7272522B2 (ja) | データ分析装置、データ分析システム、データ分析方法およびデータ分析プログラム | |
JP7144788B2 (ja) | データ分析装置、データ分析システム、データ分析方法およびプログラム | |
JP2020027488A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム | |
US11272318B2 (en) | Proximity measurement system | |
US20220084066A1 (en) | System and method for managing advertising and information content, intended for positioning on the means of displaying information, with the possibility of evaluating the effectiveness of the displayed content | |
JP2013210969A (ja) | 情報処理システム、及び情報処理方法 | |
Evans-Cowley et al. | There's an app for that: Mobile applications that advance urban planning | |
WO2020045459A1 (ja) | データ分析装置、データ分析システム、データ分析方法およびプログラム | |
JP2016177779A (ja) | 情報処理装置、及び情報処理方法 | |
US20230004994A1 (en) | Method and system for tracking local businesses visited by a user | |
Agredo et al. | Pervasive NFC-based solution for the analysis of tourism data in an environment of smart cities | |
Ahmad et al. | Quality and context-aware data collection architecture from crowd-sourced data | |
Sadeghvaziri | Exploring Potentials in Mobile Phone GPS Data Collection and Analysis | |
Mitchell et al. | The rise of mobile media and hybrid spatiality | |
JP2023159832A (ja) | 車両広告装置、車両広告方法及びコンピュータプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20170107 |