JP2015197659A - 光学素子、光学素子アレイ及び固体撮像装置 - Google Patents

光学素子、光学素子アレイ及び固体撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】好適な反射防止構造を有する光学素子、光学素子アレイ及び固体撮像装置を提供する。【解決手段】表面が平面121及び凸面122から構成された凸レンズ101と、凸面122を覆う反射防止構造と、が含まれる。凸面122の頂点104の平面121への正射影106は、平面121と凸面122との境界を結ぶ線分105の中点からずれた位置にあり、反射防止構造には、頂点104よりも、線分105の2端点のうちで中点よりも正射影106に近く位置する第1の端部102側の第1の反射防止構造111と、頂点104よりも、線分105の2端点のうちで正射影104よりも中点に近く位置する第2の端部103側の第2の反射防止構造112と、が含まれる。第2の反射防止構造112の光透過率は、第1の反射防止構造111の光透過率よりも高い。【選択図】図1

Description

本発明は、光学素子、光学素子アレイ及び固体撮像装置に関する。
マイクロレンズといった光学素子を備えた固体撮像装置が知られている。特許文献1には、光学画像装置において、マイクロレンズが非球面でもよいこと、また、マイクロレンズの表面に反射防止コーティングが施してもよいことが開示されている。
特表2012−507250号公報
しかしながら、特許文献1においては、非対称の曲面を有するマイクロレンズに好適な反射防止膜の構成について、検討がなされていない。
本発明は、好適な反射防止構造を有する光学素子、光学素子アレイ及び固体撮像装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光学素子は、底面と、前記底面に接続する凸面から構成された凸レンズと、前記凸面を覆う反射防止構造と、を有し、前記凸面の頂点の前記底面への正射影は、前記底面の外縁に位置する第1の端部と、前記底面の外縁に位置する第2の端部とを結ぶ線分の上に位置し、且つ前記線分の中点よりも前記第1の端部側に位置し、前記反射防止構造は、前記頂点よりも前記第1の端部側の第1の反射防止構造と、前記頂点よりも前記第2の端部側の第2の反射防止構造と、を有し、前記第2の反射防止構造の光透過率は、前記第1の反射防止構造の光透過率よりも高いことを特徴とする。
本発明に係る光学素子アレイは、アレイ領域に、互いに離間して位置する複数の光学素子を備えた光学素子アレイにおいて、前記複数の光学素子は、それぞれ、底面及び凸面から構成された凸レンズと、前記凸面を覆う反射防止構造と、を有し、前記凸面の頂点の前記底面への正射影は、前記底面の外縁に位置する第1の端部と、前記底面の外縁に位置し、前記第1の端部よりも前記アレイ領域の中心から離れて位置する第2の端部とを結ぶ線分の上に位置し、且つ前記線分の中点よりも前記第1の端部側に位置し、前記反射防止構造は、前記頂点よりも、前記第1の端部側の第1の反射防止構造と、前記頂点よりも、前記第2の端部側の第2の反射防止構造と、を有し、前記第2の反射防止構造の光透過率は、前記第1の反射防止構造の光透過率よりも高いことを特徴とする。
本発明に係る固体撮像装置は、アレイ領域に配された複数の光電変換部と、前記複数の光電変換部の上に設けられ、複数の光学素子を備えた光学素子アレイと、を有し、前記複数の光学素子は、それぞれ、底面及び凸面から構成された凸レンズと、前記凸面を覆う反射防止構造と、を有し、前記凸面の頂点の前記底面への正射影は、前記底面の外縁に位置する第1の端部と、前記底面の外縁に位置し、前記第1の端部よりも前記アレイ領域の中心から離れて位置する第2の端部とを結ぶ線分の上に位置し、且つ前記線分の中点よりも前記第1の端部側に位置し、前記反射防止構造は、前記頂点よりも、前記第1の端部側の第1の反射防止構造と、前記頂点よりも、前記第2の端部側の第2の反射防止構造と、を有し、前記第2の反射防止構造の光透過率は、前記第1の反射防止構造の光透過率よりも高いことを特徴とする。
本発明によれば、好適な反射防止構造を有する光学素子、光学素子アレイ及び固体撮像装置を提供することができる。
第1の実施形態に係る光学素子の構造を示す図である。 第2、第3の実施形態に係る光学素子の構造を示す図である。 光学的膜厚と透過率との関係を示す図である。 第4の実施形態に係る光学素子の構造を示す図である。 第5の実施形態に係る光学素子の構造を示す図である。 第6の実施形態に係る光学素子の構造を示す図である。 第7の実施形態に係る光学素子の構造を示す図である。 第8の実施形態に係る光学素子の構造を示す図である。 第9の実施形態に係る光学素子の構造を示す図である。 第10の実施形態に係る光学素子の構造を示す図である。 第11の実施形態に係る光学素子アレイの構造を示す上面図である。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。
(第1の実施形態)
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、第1の実施形態に係る光学素子の構造を示す図である。図1(a)は上面図であり、図1(b)は図1(a)中のI−I線に沿った断面図である。
第1の実施形態に係る光学素子100には凸レンズ101が含まれる。凸レンズ101の表面は、平面(底面)121とこれに接続する凸面122とから構成されている。以下、平面121が含まれる面を直交座標系のXY平面という。凸面122は、平面121に垂直で、かつ凸面122の頂点104を含む一つの平面123について実質的に面対称となっている。一般的な凸レンズの凸面は球面形状の一部となっているが、凸面122の形状は非球面形状の一部となっている。また、面対称の基準となる平面123と凸面122との交線124の第1の端部102及び第2の端部103はXY平面上にある。これらを2端点とする線分105上に頂点104のXY平面への正射影106がある。頂点104の正射影106は、線分105の中点(不図示)から一方の端点側、ここでは第1の端部102側に偏った位置にある。つまり、第1の端部102は、線分105の2端点のうちで線分105自身の中点よりも頂点104の正射影106に近く位置し、第2の端部103は、線分105の2端点のうちで頂点104の正射影106よりも中点に近く位置する。従って、頂点104の正射影106と第1の端部102との距離107は、頂点104の正射影106と第2の端部103との距離108よりも短い。線分105がX軸上にあり、第1の端部102のX座標が第2の端部103のX座標より小さいとすると、平面121と凸面122との交線を構成する各点のX座標のうちで、第1の端部103のX座標が最小であり、第2の端部103のX座標が最大である。このような回転対称性もない曲面形状の凸型レンズはティアドロップ型とよばれることがあり、例えば特許第4796287号公報及び特開2007−335723号公報等に記載されている。ここで、光学素子100が平板部材の上に位置する場合には、平面(底面)121は表面を構成しない場合がある。この場合に平面121は、凸面122が接する面とみなすことが出来る。また、例えば、第1の実施形態においては、凸面122の最も低い位置におけるZ軸座標を含む面(XY軸に平行な面)とみなせる。
また、凸面122は、第1の外縁109及び第2の外縁110に区画されている。第1の外縁109と第2の外縁110の境界は、凸面122に含まれ、頂点104を通り、その底面への正射影が線分105と直交する曲線を構成する。そして、頂点104よりも第1の端部102側の第1の外縁109上に第1の反射防止構造111が設けられ、頂点104よりも第2の端部103側の第2の外縁110上に第2の反射防止構造112が設けられている。第2の反射防止構造112の光透過率は、第1の反射防止構造111の光透過率より高い。
凸レンズ101は上述のような構成を有しているため、第2の反射防止構造112が光電変換部の受光量に影響しやすく、第1の反射防止構造111が光電変換部の検知する光束の色相に影響を及ぼしやすい。本実施形態では、第1の反射防止構造111の光透過率が第2の反射防止構造112のそれよりも低い。従って、本実施形態によれば、光学素子100の集光特性を確保しながら、斜め入射光を低減することが可能となる。更に、第2の反射防止構造112のXY平面への正射影像の面積が第1の反射防止構造111のそれより大きいことで、より集光特性を維持しつつ、射入射する光を低減することが出来る。
また、第1の実施形態に係る光学素子100は、例えば、固体撮像装置に適用できる。このような光学素子100を固体撮像装置に適用することで、光電変換部の受光量、即ち感度特性を良好に確保しながら、混色を抑制することができる。つまり、本実施形態に係る光学素子100によれば、斜入射する光束を少ない光損失で透過、集光することができる。
また、第1の実施形態によれば、第1の外縁109の上に遮光膜を設けるよりも、入射光量の少ない状況においても集光効率を維持することが可能となり、第1の実施形態の光学素子を固体撮像装置に適用した場合には、光電変換部の感度を維持することが出来る。
なお、第1の反射防止構造111の光透過率及び第2の反射防止構造112の光透過率がそれぞれ一定である必要はない。例えば、これら光透過率が第1の端部102から第2の端部103に向かって連続的に変化していてもよい。この場合、第1の端部102から第2の端部103に向かって光透過率が徐々に高くなっていることが好ましい。また、第1の反射防止構造111の光透過率と第2の反射防止構造112の光透過率とが不連続であってもよい。更に、第1の反射防止構造111と第2反射防止構造112の境界が、第1の外縁109と第2の外縁110の境界と位置していなくてもよい。例えば、第1の反射防止構造111と第2の反射防止構造112との境界が頂点104よりも第1の端部102側にあってもよい。つまり、第2の反射防止構造112が第1の外縁109の一部にも設けられていてもよい。第2の反射防止構造112が頂点104を覆うことで、より集光効率を向上させることが出来る。
第1の反射防止構造111、第2の反射防止構造112の材料として、例えば、反射防止膜に適用される公知の無機化合物又は有機化合物を用いることができる。具体的にはMgF2、CaF2等の金属フッ化物、SiO、Al23等の金属酸化物、SiN等の金属窒化物、フッ素を含有する炭素骨格又は珪素骨格の重合体、酸素を含有する珪素骨格の重合体等を用いることができる。
第1の反射防止構造111、第2の反射防止構造112の材料に無機化合物を用いる場合、その堆積は化学気相成長法(CVD法)、スパッタリング法、イオン成膜法等の公知の気相成膜法により行うことができる。また、無機化合物膜のパターン形成には、気相成膜で成膜材料と成膜対象物との間に所望のパターンに応じた開口を持つマスクを配置する方法、等方又は異方的気相成膜と等方又は異方的乾式エッチングとを併用する方法、フォトリソグラフィ等の方法を適用できる。
第1の反射防止構造111、第2の反射防止構造112の材料に有機化合物を用いる場合、その堆積はスピンコート法、ロールコート法、スプレーコート法等の公知の湿式成膜法により行うことができる。また、有機化合物膜のパターン形成には、成膜材料自身のフォトリソグラフィ、別種のレジストマスク材料を用いたフォトリソグラフィ又は乾式エッチング等の方法を適用できる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態について説明する。図2(a)は、第2の実施形態に係る光学素子の構造を示す断面図である。第2の実施形態において、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
第2の実施形態に係る光学素子200では、第1の反射防止構造111と第2の反射防止構造112との間で、光学的膜厚が相違している。ここで、光学的膜厚は、凸レンズ101を被覆する膜の屈折率nと厚さdとの積である。第2の実施形態では、第1の反射防止構造111を構成する被覆層が第2の反射防止構造112を構成する被覆層より薄い。
図3(a)は、凸レンズと同じ組成の基板(屈折率n=1.62)上に被覆層(屈折率n=1.46)を設けた際の、前記被覆層の光学的膜厚と透過率との関係を示し、図3(b)は、前記被覆層の光学的膜厚と反射率との関係を示す。図3に示す関係から、第1の反射防止構造111の光学的膜厚(n11)は下記の式1の関係を満たし、第2の反射防止構造112の光学的膜厚(n22)は下記の式2の関係を満たすことが好ましい。式1及び式2において、λは光学素子に入射する光の波長、m1及びm2は整数を示す。また、n1、d1は、それぞれ第1の反射防止構造111に対応する被覆層の屈折率、厚さを示し、n2、d2は、それぞれ第2の反射防止構造112に対応する被覆層の屈折率、厚さを示す。
Figure 2015197659
例えば、入射光の波長が550nm、被覆層の材料がSiO(屈折率n=1.46)である場合、第1の反射防止構造111を構成する被覆層の厚さを47nm未満、第2の反射防止構造112を構成する被覆層の厚さを94±47nmとすることが好ましい。
このような第2の実施形態によっても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。更に、第1の反射防止構造111と第2の反射防止構造112との間で光学的膜厚が相違しているため、第1の外縁109のうちで局所的に曲率が大きくなった屈曲部に斜入射する光束によって生じやすいゴーストを抑制する効果を得ることもできる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態について説明する。図2(b)は、第3の実施形態に係る光学素子の構造を示す断面図である。第3の実施形態において、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
第3の実施形態に係る光学素子210では、第1の反射防止構造111と第2の反射防止構造112との間で、光学的膜厚が相違している。但し、第2の実施形態とは異なり、第1の反射防止構造111を構成する被覆層が第2の反射防止構造112を構成する被覆層より厚い。
第2の実施形態と同様に、第1の反射防止構造111の光学的膜厚(n11)は式1の関係を満たし、第2の反射防止構造112の光学的膜厚(n22)は式2の関係を満たすことが好ましい。
例えば、入射光の波長が550nm、被覆層の材料がSiO(屈折率n=1.46)である場合、第1の反射防止構造111を構成する被覆層の厚さを188±47nm、第2の反射防止構造112を構成する被覆層の厚さを94±47nmとすることが好ましい。
このような第3の実施形態によっても第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。更に、第1の反射防止構造111と第2の反射防止構造112との間で光学的膜厚が相違しているため、第1の外縁109のうちで局所的に曲率が大きくなった屈曲部に斜入射する光束によって生じやすいゴーストを抑制する効果を得ることもできる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態について説明する。図4は、第4の実施形態に係る光学素子の構造を示す図である。図4(a)は上面図であり、図4(b)は図4(a)中のI−I線に沿った断面図である。第4の実施形態において、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
第4の実施形態に係る光学素子400では、第1の外縁109及び第2の外縁110上に第1の被覆層401が形成されている。つまり、凸面122の全体の上に第1の被覆層401が形成されている。また、第1の被覆層401の第2の外縁110上の部分上に第2の被覆層402が形成されている。第1の被覆層401の第1の外縁109上の部分が第1の反射防止構造111に含まれ、第1の被覆層401の第2の外縁110上の部分及び第2の被覆層402が第2の反射防止構造112に含まれる。例えば、第1の被覆層401は厚さが64nmのSiN(屈折率n=1.82)膜であり、第2の被覆層402は厚さが94nmのSiO(屈折率n=1.46)膜である。
このような第4の実施形態でも、第2及び第3の実施形態と同様に、第1の反射防止構造111と第2の反射防止構造112との間で、光学的膜厚が相違している。このため、第2及び第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。第4の実施形態でも、第2及び第3の実施形態と同様に、第1の反射防止構造111の光学的膜厚が式1の関係を満たし、第2の反射防止構造112の光学的膜厚が式2の関係を満たすことが好ましい。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態について説明する。図5は、第5の実施形態に係る光学素子の構造を示す図である。図5(a)は上面図、図5(b)は図5(a)中のI−I線に沿った断面図、図5(c)は図5(a)中のII−II線に沿った断面図、図5(d)は図5(a)中のIII−III線に沿った断面図である。第5の実施形態において、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
第5の実施形態に係る光学素子500では、第1の外縁109と第2の外縁110との境界を覆う第3の反射防止構造501が形成されている。第3の反射防止構造501は、第1の反射防止構造111と第2の反射防止構造112との間に位置している。第1の反射防止構造111と第2の反射防止構造112とは頂点104上で接している。第2の反射防止構造112の光透過率は第3の反射防止構造501の光透過率より高い。また、第1の反射防止構造111の光透過率は第3の反射防止構造501の光透過率以下である。つまり、第1の反射防止構造111の光透過率は、第3の反射防止構造501の光透過率と等しいか、第3の反射防止構造501の光透過率よりも低い。
第1の外縁109と第2の外縁110との境界で、且つ光学素子500の底面の外縁となる部位は、隣接する光学素子500が各々なす曲面を交えるか、又は光学素子500がなす曲面と光学素子500自身が配置される平面を交える部位となる。つまり、前記の部位は局所的に曲率変動する屈曲部であり、前記部位を通じて入射する光束の一部が光学素子500の下に配置する光電変換部に入射せずに、隣接の光電変換部に誤入射する場合がある。しかし、第5の実施形態に係る光学素子500では、そのような部位に第3の反射防止構造501が設けられている。このため、光学素子500に斜入射する光束を光学素子500と対となる光電変換部に少ない光損失で透過、集光して、且つ隣接する光電変換部への誤入射を抑制することができる。
(第6の実施形態)
次に、第6の実施形態について説明する。図6は、第6の実施形態に係る光学素子の構造を示す図である。図6(a)は上面図、図6(b)は図6(a)中のI−I線に沿った断面図、図6(c)は図6(a)中のII−II線に沿った断面図、図6(d)は図6(a)中のIII−III線に沿った断面図である。第6の実施形態において、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
第6の実施形態に係る光学素子600では、第2の反射防止構造112と第3の反射防止構造501との間で、光学的膜厚が相違している。より具体的には、第3の反射防止構造501を構成する被覆層が第2の反射防止構造112を構成する被覆層より薄い。第2の反射防止構造112の光学的膜厚(n22)は式2の関係を満たし、第3の反射防止構造501の光学的膜厚(n33)は下記の式3の関係を満たすことが好ましい。式3において、λは光学素子に入射する光の波長、m3は整数を示す。また、n3、d3は、第3の反射防止構造501に対応する被覆層の屈折率、厚さを示す。
Figure 2015197659
例えば、入射光の波長が550nm、被覆層の材料がSiO(屈折率n=1.46)である場合、第3の反射防止構造501を構成する被覆層の厚さを47nm未満、第2の反射防止構造112を構成する被覆層の厚さを94±47nmとすることが好ましい。
このような第6の実施形態によれば上述の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第7の実施形態)
次に、第7の実施形態について説明する。図7は、第7の実施形態に係る光学素子の構造を示す図である。図7(a)は上面図、図7(b)は図7(a)中のI−I線に沿った断面図、図7(c)は図7(a)中のII−II線に沿った断面図、図7(d)は図7(a)中のIII−III線に沿った断面図である。第7の実施形態において、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
第7の実施形態に係る光学素子610では、第2の反射防止構造112と第3の反射防止構造501との間で、光学的膜厚が相違している。但し、第6の実施形態とは異なり、第3の反射防止構造501を構成する被覆層が第2の反射防止構造112を構成する被覆層より厚い。
第6の実施形態と同様に、第2の反射防止構造112の光学的膜厚(n22)は式2の関係を満たし、第3の反射防止構造501の光学的膜厚(n33)は式3の関係を満たすことが好ましい。
例えば、入射光の波長が550nm、被覆層の材料がSiO(屈折率n=1.46)である場合、第3の反射防止構造501を構成する被覆層の厚さを188±47nm、第2の反射防止構造112を構成する被覆層の厚さを94±47nmとすることが好ましい。
このような第7の実施形態によっても第2の実施形態と同様の効果及び第5の実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第8の実施形態)
次に、第8の実施形態について説明する。図8は、第8の実施形態に係る光学素子の構造を示す図である。図8(a)は上面図、図8(b)は図8(a)中のI−I線に沿った断面図、図8(c)は図8(a)中のII−II線に沿った断面図、図8(d)は図8(a)中のIII−III線に沿った断面図である。第8の実施形態において、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
第8の実施形態に係る光学素子700では、第1の外縁109及び第2の外縁110上に第1の被覆層701が形成されている。つまり、凸面122の全体の上に第1の被覆層701が形成されている。また、第1の被覆層701の第2の外縁110上の部分上に第2の被覆層702が、第1の外縁109と第2の外縁110との近傍を除いて形成されている。第1の被覆層701の第1の外縁109と第2の外縁110との近傍の部分が第3の反射防止構造501に含まれる。第1の被覆層701の第1の外縁109上で第1の外縁109と第2の外縁110との近傍を除く部分が第1の反射防止構造111に含まれる。第1の被覆層701の第2の外縁110上で第1の外縁109と第2の外縁110との近傍を除く部分及び第2の被覆層702が第2の反射防止構造112に含まれる。例えば、第1の被覆層701は厚さが64nmのSiN(屈折率n=1.82)膜であり、第2の被覆層702は厚さが94nmのSiO(屈折率n=1.46)膜である。
このような第8の実施形態でも、第6及び第7の実施形態と同様の効果を得ることができる。第8の実施形態でも、第6及び第7の実施形態と同様に、第3の反射防止構造501の光学的膜厚が式3の関係を満たし、第2の反射防止構造112の光学的膜厚が式2の関係を満たすことが好ましい。第1の反射防止構造111の光透過率が、第3の反射防止構造501の光透過率より低くてもよい。また、第6〜第8の実施形態において、第1〜第3の反射防止構造の交点に重なるような第4の反射防止構造を設けてもよい。
(第9の実施形態)
次に、第9の実施形態について説明する。図9は、第9の実施形態に係る光学素子の構造を示す図である。図9(a)は上面図であり、図9(b)は図9(a)中のI−I線に沿った断面図、図9(c)は図9(a)中のII−II線に沿った断面図である。図9(d)は図9(a)中のIII−III線に沿った断面図であり、図9(e)は図9(a)中のIV−IV線に沿った断面図である。第9の実施形態において、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
第9の実施形態では、凸レンズ101の平面121上で線分105に直交する方向における寸法を凸レンズ幅としたとき、第2の端部103における凸レンズ幅w2は、正射影106における凸レンズ幅w1よりも小さい。また、第1の端部102における凸レンズ幅も、正射影106における凸レンズ幅w1よりも小さい。更に、第1の端部102における凸レンズ幅は、第2の端部103における凸レンズ幅w2よりも大きい。更に、頂点104での凸レンズ101の高さZ1は、線分105の上方で第2の外縁110を構成するすべての点での凸レンズ101の高さZ2より大きい。
このような第9の実施形態では、光学素子800の表面積に対して第2の反射防止構造112の占める表面積が、第1の実施形態における光学素子100の表面積に対して第2の反射防止構造112の占める表面積より大きい。従って、回転対称性のない曲面を有する非球面の光学素子において、殊に光入射する光学素子表面を大きく取ることができる。このため、斜入射する光束を少ない光損失で透過、集光することができ、光学素子800の下方に配置した光電変換部への受光量を高めることができる。
(第10の実施形態)
次に、第10の実施形態について説明する。図10は、第10の実施形態に係る光学素子の構造を示す図である。図10(a)は上面図であり、図10(b)は図10(a)中のI−I線に沿った断面図、図10(c)は図10(a)中のII−II線に沿った断面図である。図10(d)は図10(a)中のIII−III線に沿った断面図であり、図10(e)は図10(a)中のIV−IV線に沿った断面図である。第10の実施形態において、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付してその説明を省略する。
第10の実施形態では、凸レンズ101に、頂点104から延びる2つの稜線901が設けられている。稜線901は、Y軸上から第1の端部102側に傾斜した方向に延びている。そして、第1の反射防止構造111と第2反射防止構造112との境界が稜線901上にある。他の構成は第9の実施形態と同様である。
このような第10の実施形態によっても第9の実施形態と同様の効果が得られる。
(第11の実施形態)
次に、第11の実施形態について説明する。図11は、第11の実施形態に係る光学素子アレイの構造を示す上面図である。
第11の実施形態に係る光学素子アレイ1000では、複数の光学素子100を有する。ここで、光学素子100は第1の実施形態に係る光学素子であるとする。光学素子アレイ1000は、平坦な、XY面であるアレイ領域1001を有する。このアレイ領域1001上に、アレイ領域1001の中心1002からその外側に向かって、互いに離間するようにして複数の光学素子100が敷き詰められている。光学素子100は、中心1002の側に第1の端部102が位置し、中心1002から離れて第2の端部103が位置するように配置されている。従って、光学素子アレイ1000上の光学素子100は、その表面に第1の反射防止構造111を中心1002から近い側に、第2の反射防止構造112を中心1002から離れた側に設けられている。そして、第2の反射防止構造112における光透過率は、第1の反射防止構造111における光透過率よりも高い。
このような第11の実施形態によれば、アレイ領域1001の周辺部に斜入射する光束を少ない光損失で透過、集光することができる。なお、第1の実施形態に係る光学素子100に代えて、第2〜第10の実施形態に係る光学素子が用いられてもよい。
また、第11の実施形態に係る光学素子アレイ1000は、例えば光学素子100の各々と対応する複数の光電変換部を備えた固体撮像素子と共に用いられ、光学素子アレイ1000及び固体撮像素子を備えた固体撮像装置を構成することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形、変更、及び組み合わせが可能である。なお、本発明は下凸のレンズに適用することも可能であり、その場合には底面は上面とみなすことが出来る。
100、200、210、400、500、600、610、700、800、900:光学素子 102:第1の端部 103:第2の端部 111:第1の反射防止構造 112:第2の反射防止構造 1000:光学素子アレイ 1001:アレイ領域

Claims (9)

  1. 底面と、前記底面に接続する凸面から構成された凸レンズと、
    前記凸面を覆う反射防止構造と、
    を有し、
    前記凸面の頂点の前記底面への正射影は、前記底面の外縁に位置する第1の端部と、前記底面の外縁に位置する第2の端部とを結ぶ線分の上に位置し、且つ前記線分の中点よりも前記第1の端部側に位置し、
    前記反射防止構造は、
    前記頂点よりも前記第1の端部側の第1の反射防止構造と、
    前記頂点よりも前記第2の端部側の第2の反射防止構造と、
    を有し、
    前記第2の反射防止構造の光透過率は、前記第1の反射防止構造の光透過率よりも高いことを特徴とする光学素子。
  2. 前記反射防止構造は、前記第1の反射防止構造と前記第2の反射防止構造との間に位置する前記第3の反射防止構造を有し、
    前記第2の反射防止構造の光透過率は、前記第3の反射防止構造の光透過率よりも高いことを特徴とする請求項1に記載の光学素子。
  3. 前記第3の反射防止構造は、前記凸面の前記頂点を覆うことを特徴とする請求項2に記載の光学素子。
  4. 前記底面の前記線分に直交する方向における寸法を凸レンズ幅としたとき、前記第2の端部における凸レンズ幅は、前記頂点の前記正射影における凸レンズ幅よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光学素子。
  5. 前記底面の前記線分に直交する方向における寸法を凸レンズ幅としたとき、前記第2の端部における凸レンズ幅は、前記第1の端部における凸レンズ幅よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光学素子。
  6. 前記第1の反射防止構造と前記第2の反射防止構造は、CVD法によって形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光学素子。
  7. 複数の光電変換部と、
    前記複数の光電変換部の上に位置し、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光学素子が複数配置された光学素子アレイと、を有する固体撮像装置。
  8. アレイ領域に、互いに離間して位置する複数の光学素子を備えた光学素子アレイにおいて、
    前記複数の光学素子は、それぞれ、
    底面及び凸面から構成された凸レンズと、
    前記凸面を覆う反射防止構造と、
    を有し、
    前記凸面の頂点の前記底面への正射影は、前記底面の外縁に位置する第1の端部と、前記底面の外縁に位置し、前記第1の端部よりも前記アレイ領域の中心から離れて位置する第2の端部とを結ぶ線分の上に位置し、且つ前記線分の中点よりも前記第1の端部側に位置し、
    前記反射防止構造は、
    前記頂点よりも、前記第1の端部側の第1の反射防止構造と、
    前記頂点よりも、前記第2の端部側の第2の反射防止構造と、
    を有し、
    前記第2の反射防止構造の光透過率は、前記第1の反射防止構造の光透過率よりも高いことを特徴とする光学素子アレイ。
  9. アレイ領域に配された複数の光電変換部と、
    前記複数の光電変換部の上に設けられ、複数の光学素子を備えた光学素子アレイと、
    を有し、
    前記複数の光学素子は、それぞれ、
    底面及び凸面から構成された凸レンズと、
    前記凸面を覆う反射防止構造と、
    を有し、
    前記凸面の頂点の前記底面への正射影は、前記底面の外縁に位置する第1の端部と、前記底面の外縁に位置し、前記第1の端部よりも前記アレイ領域の中心から離れて位置する第2の端部とを結ぶ線分の上に位置し、且つ前記線分の中点よりも前記第1の端部側に位置し、
    前記反射防止構造は、
    前記頂点よりも、前記第1の端部側の第1の反射防止構造と、
    前記頂点よりも、前記第2の端部側の第2の反射防止構造と、
    を有し、
    前記第2の反射防止構造の光透過率は、前記第1の反射防止構造の光透過率よりも高いことを特徴とする固体撮像装置。
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