JP2015197360A - リークテスタ - Google Patents

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Abstract

【課題】検査対象のワークが限定されることなく短時間で正確な検査が可能なリークテスタを提供する。
【解決手段】リークテスタ10はエア源21および制御装置61を備えている。エア源21は、外気温度T0と同じ温度かつテスト圧力PTのエアを放出可能である。制御装置61は、第1排出弁45、第2排出弁46の開状態で供給弁33を開けることで、エア源21から放出後に膨張して外気温度T0よりも低温となった低温エアをワーク11内部及びマスターワーク12内部に流入させることができる。また制御装置61は、ワーク11内部及びマスターワーク12内部に低温エアが流入している状態で第1排出弁45及び第2排出弁46を閉じることで、ワーク11内部及びマスターワーク12内部をテスト圧力PTまで上昇させることができる。低温エアは、テスト圧力PTになるまで圧縮されると外気温度T0と同じ温度になるエアである。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワークの気密性を検査するリークテスタに関する。
リークテスタは、ワークの内部圧力を大気圧よりも高い所定のテスト圧力にした後、ワーク内部を閉鎖した状態でワーク内部のガスの変化をセンサで検出することによって、ワークの気密性を検査する装置である。センサには、例えば圧力センサまたは流量センサなどが用いられる。
従来、ワーク内部の圧力は、ガス源からガスが圧送されてワーク内部が加圧されることによりテスト圧力まで高められる。この方法によると、ワーク内部のガスの温度は、加圧により圧縮される過程で外気温度よりも上昇する。そのため、加圧完了後すぐにワーク内部を閉鎖すると、ワークから外気へ放熱されてワーク内部のガスの温度が下がる結果、ワーク内部の圧力は、ワークからのガスの漏れがなくても低下してしまう。したがって、ワークからのガスの漏れを正確に判断するには、ワーク内部のガスの温度が外気温度と平衡状態になるまで待ってからワーク内部を閉鎖するか、或いは、ワーク内部を閉鎖してから外気温度と平衡状態になるまで待つ必要がある。
これに対し、特許文献1に開示されたリークテスタは、ワーク内部に設置されるファン(循環手段)を備え、加圧完了後にファンでワーク内部のガスを循環させることによってワーク内部のガスの温度低下を促進し、加圧完了時からワーク内部を閉鎖するまでの時間の短縮を図っている。
特開2009−236549号公報
ところが、特許文献1のリークテスタを用いるには、ワーク内部にファンを設置するスペースが必要であるとともに、ワークにファンが通るほどの開口が必要である。したがって、検査対象のワークが限定されるという問題があった。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、検査対象のワークが限定されることなく短時間で正確な検査が可能なリークテスタを提供することである。
本発明によるリークテスタは、ガス源、供給通路部材、第1排出通路部材、第1供給弁、第1排出弁、検出手段、および制御手段を備えている。
ガス源は、外気温度と同じ温度であるテスト圧力のガスを放出可能である。供給通路部材は、ガス源とワークとを接続している第1供給通路を有する。第1排出通路部材は、ワークと外気空間とを接続している第1排出通路を有する。第1供給弁は第1供給通路を開閉可能であり、第1排出弁は第1排出通路を開閉可能である。検出手段は、第1供給通路のうちワーク内部と常に連通する箇所、または第1排出通路のうちワーク内部と常に連通する箇所に接続され、ワーク内部のガスの変化を検出可能である。
制御手段は、第1供給弁および第1排出弁を開閉駆動可能である。この制御手段は、第1排出弁が開いている状態で第1供給弁を開けることによって、ガス源から放出された後に膨張して外気温度よりも低温となったガスである低温ガスをワーク内部に流入させることができる。また制御手段は、ワーク内部に低温ガスが流入している状態で第1排出弁を閉じることによって、ワーク内部の圧力をテスト圧力まで上昇させることができる。上記低温ガスは、テスト圧力になるまで圧縮されると外気温度と同じ温度か或いは外気温度付近の温度になるガスである。
従来技術では、外気温度と同じ温度のガスがワーク内部で圧縮される結果、ワーク内部の圧力がテスト圧力に達したとき、ワーク内部のガスの温度は外気温度と比べて大幅に上昇してしまう。
これに対し、本発明では、低温ガスがワーク内部で圧縮される結果、ワーク内部の圧力がテスト圧力に達したとき、ワーク内部のガスを外気温度と同じ温度または外気温度付近の温度にすることができる。
したがって、本発明によれば、ワーク内部の圧力がテスト圧力に達してまもなく例えば第1供給弁を閉じてワーク内部を閉鎖しても、ワークから外気への放熱が起こらず、ワークからのガスの漏れを正確に判断することができる。
また、本発明によれば、特許文献1の技術のようにワーク内部にファンを設置する必要がなく、検査対象のワークが限定されない。
ここで、本明細書において「温度が同じ」とは、温度差が0であることのみならず、温度差が、予め設定された所定温度差以内であることをも含む。同様に、「圧力が同じ」とは、圧力差が0であることのみならず、圧力差が、予め設定された所定圧力差以内であることをも含む。
本発明の第1実施形態によるリークテスタの概略構成を説明する図である。 図1の制御装置の制御作動を説明する第1のフローチャートである。 図1の制御装置の制御作動を説明する第2のフローチャートである。 図1のリークテスタの作動を説明するタイムチャートである。 本発明の第2実施形態によるリークテスタの概略構成を説明する図である。 図5の制御装置の制御作動を説明する第1のフローチャートである。 図5の制御装置の制御作動を説明する第2のフローチャートである。 図5の制御装置の制御作動を説明する第3のフローチャートである。 図5のリークテスタの作動を説明するタイムチャートである。 本発明の第3実施形態によるリークテスタの概略構成を説明する図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づき説明する。実施形態同士で実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態によるリークテスタを図1に示す。リークテスタ10は、ワーク11およびマスターワーク12の内部圧力を大気圧よりも高い所定のテスト圧力PTにした後、ワーク11内部およびマスターワーク12内部を閉鎖した状態で両ワーク間の差圧を検出することによって、ワーク11の気密性を検査する装置である。マスターワーク12は、気密性が確保されていること、すなわち開口部を閉じたとき内部のエア(空気)が外部に漏れないことが予め確認されているワークである。本実施形態では、特許請求の範囲に記載の「ガス」としてエアが用いられる。
[リークテスタの全体構成]
先ず、リークテスタ10の全体構成について図1を参照して説明する。
図1に示すように、リークテスタ10は、エア源21、供給管31、供給弁33、分岐管34、第1排出管41、第2排出管43、第1排出弁45、第2排出弁46、第1閉鎖弁51、第2閉鎖弁52、差圧センサ53、および制御装置61を備えている。
エア源21は、特許請求の範囲に記載の「ガス源」に相当し、エアコンプレッサ22、レギュレータ23、開閉弁24、およびエアタンク25を備えている。開閉弁24は、エアコンプレッサ22とエアタンク25とを接続する配管26の途中に設けられている。レギュレータ23は、配管26のうちエアコンプレッサ22と開閉弁24との間に設けられており、開閉弁24が開いているときエアタンク25内部の圧力P1をテスト圧力PTに調整可能である。
エアタンク25は、外気温度T0と同じ温度かつテスト圧力PTのエアをためており、特許請求の範囲に記載の「ガスタンク」に相当する。エア源21は、外気温度T0と同じ温度かつテスト圧力PTのエアをエアタンク25から放出可能である。エアタンク25内部の容積は、ワーク11内部の容積と比べて格段に大きく設定されている。これにより、エアタンク25からワーク11内部の容積分のエアが流出しても圧力P1はほとんど変化しない。
供給管31は、エアタンク25とワーク11とを接続する供給通路32を有している。供給管31は、特許請求の範囲に記載の「第1供給通路部材」に相当する。また、供給通路32は、特許請求の範囲に記載の「第1供給通路」に相当する。
供給弁33は、供給通路32を開閉可能であり、特許請求の範囲に記載の「第1供給弁」に相当する。
分岐管34は、供給通路32のうち供給弁33とワーク11との間から分岐してマスターワーク12に接続されている分岐通路35を有する。分岐管34は、特許請求の範囲に記載の「分岐通路部材」に相当する。
第1排出管41は、ワーク11と外気空間とを接続している第1排出通路42を有する。第1排出管41は、特許請求の範囲に記載の「第1排出通路部材」に相当する。ワーク11は、供給管31および第1排出管41に脱着可能に設けられている。
第2排出管43は、マスターワーク12と外気空間とを接続している第2排出通路44を有する。第2排出管43は、特許請求の範囲に記載の「第2排出通路部材」に相当する。マスターワーク12は、分岐管34および第2排出管43に脱着可能に設けられている。
第1排出弁45は第1排出通路42を開閉可能である。
第2排出弁46は第2排出通路44を開閉可能である。
第1閉鎖弁51は、供給通路32のうち分岐通路35の分岐箇所とワーク11との間を開閉可能である。
第2閉鎖弁52は、分岐通路35を開閉可能である。
差圧センサ53は、供給通路32のうち第1閉鎖弁51とワーク11との間に接続されるとともに、分岐通路35のうち第2閉鎖弁52とマスターワーク12との間に接続されている。この差圧センサ53は、ワーク11内部とマスターワーク12内部との圧力差を検出可能であり、特許請求の範囲に記載の「ワーク内部のエアの変化を検出可能な検出手段」に相当する。
制御装置61は、CPU、ROM、RAMおよび入出力ポート等からなるマイクロコンピュータを有しており、外気温度センサ62、差圧センサ53、ならびに、エアタンク25に設けられている温度センサ63および圧力センサ64に電気的に接続されている。制御装置61は、各種センサ(外気温度センサ62、温度センサ63および圧力センサ64)の検出信号に基づきプログラム処理を実行することにより各種弁(開閉弁24、供給弁33、第1閉鎖弁51、第2閉鎖弁52、第1排出弁45、および第2排出弁46)を開閉駆動する。
具体的には、制御装置61は、エアタンク25内部の圧力P1がテスト圧力PTよりも小さい場合、供給弁33を閉じた状態で開閉弁24を開けてエアコンプレッサ22からエアタンク25にエアを圧送させる。そして、制御装置61は、圧力P1がテスト圧力PTに達した場合、開閉弁24を閉じる。エアタンク25内部のエアの圧力P1および温度T1は、以下に示すリーク検査(供給弁33が開けられてからワーク11の気密性の良否が判断されるまで)が行われる前に予めテスト圧力PTおよび外気温度T0と同じ温度に設定される。この設定は、例えば、リーク検査が終了してからワーク11が取り外されて次のワーク11が取り付けられるまでの間に行われる。
また、制御装置61は、エアタンク25内部の圧力P1がテスト圧力PTと同じであり且つエアタンク25内部のエアの温度T1が外気温度T0と同じである場合、第1排出弁45および第2排出弁46が開いている状態で供給弁33を開けることによって、エアタンク25から放出された後に膨張して外気温度T0よりも低温となったエアである低温エアをワーク11内部およびマスターワーク12内部に流入させることができる。上記「低温エア」は、テスト圧力PTになるまで圧縮されると外気温度T0と同じ温度になることが見据えられたエアである。ワーク11内部およびマスターワーク12内部に元々あるエアは、供給通路32および分岐通路35から流入する低温エアにより排出通路42、44を通じて外気空間に押し出される。
また、制御装置61は、ワーク11内部およびマスターワーク12内部に低温エアが流入している状態で第1排出弁45および第2排出弁46を閉じることによって、ワーク11内部およびマスターワーク12内部のエアをテスト圧力PTまで圧縮させつつ当該エアの温度を外気温度T0と同じ温度まで上昇させることができる。本実施形態では、供給弁33が開けられてから予め設定された所定時間t1経過した場合、ワーク11内部およびマスターワーク12内部に低温エアが流入している状態であると判断される。
また、制御装置61は、ワーク11内部およびマスターワーク12内部の圧力がテスト圧力PTである場合、第1閉鎖弁51および第2閉鎖弁52を閉じた後、差圧センサ53の検出信号に基づきワーク11の気密性の良否を判断する。例えば、ワーク11内部とマスターワーク12内部との圧力差が所定値以上である場合、ワーク11の気密性がNGと判断される。本実施形態では、第1排出弁45および第2排出弁46が閉じられてから予め設定された所定時間t2経過した場合、ワーク11内部およびマスターワーク12内部の圧力がテスト圧力PTになったと判断される。
[制御装置の制御処理]
次に、制御装置61の制御処理について図2、図3のフローチャートを参照して説明する。図2に示す一連の処理および図3に示す一連の処理は、制御装置61が起動されている間、同時並行で繰り返し実行される。
はじめに図2のフローチャートを説明する。図2のステップS1では、圧力P1がテスト圧力PTと同じか否かが判定される。ステップS1の判定が否定された場合、処理はステップS2に移行する。一方、ステップS1の判定が肯定された場合、処理はステップS3に移行する。
ステップS2では、開閉弁24が開けられる。ステップS2の後、処理はステップS5に移行する。
ステップS3では、開閉弁24が閉じられる。ステップS3の後、処理はステップS4に移行する。
ステップS4では、温度T1が外気温度T0と同じか否かが判定される。ステップS4の判定が否定された場合、処理はステップS5に移行する。一方、ステップS4の判定が肯定された場合、処理はステップS6に移行する。
ステップS5では、リーク検査の開始条件が成立したか否かを表す検査許可フラグが0にリセットされる。検査許可フラグは、リーク検査の開始条件が成立していない場合には0にリセットされ、またリーク検査の開始条件が成立しているとき場合には1にセットされる。ステップS5の後、処理は図2に示すルーチンを抜ける。
ステップS6では、検査許可フラグが1にセットされる。ステップS6の後、処理は図2に示すルーチンを抜ける。
続いて図3のフローチャートを説明する。図3のステップS10では、各種弁(供給弁33、第1閉鎖弁51、第2閉鎖弁52、第1排出弁45、および第2排出弁46)が初期状態に駆動される。供給弁33の初期状態は閉状態であり、第1閉鎖弁51、第2閉鎖弁52、第1排出弁45、および第2排出弁46の初期状態は開状態である。ステップS10の後、処理はステップS11に移行する。
ステップS11では、検査許可フラグが1であるか否かが判定される。ステップS11の判定が肯定された場合、処理はステップS12に移行する。一方、ステップS11の判定が否定された場合、処理は図3のルーチンを抜ける。
ステップS12では、検査開始信号が有るか否かが判定される。この検査開始信号は、例えば図示しないスイッチがONされることにより制御装置61に入力される。ステップS12の判定が肯定された場合、処理はステップS13に移行する。一方、ステップS12の判定が否定された場合、処理は図3のルーチンを抜ける。
ステップS13では、供給弁33が開けられる。ステップS13の後、処理はステップS14に移行する。
ステップS14では、S13後に所定時間t1が経過したか否かが判定される。ステップS14の判定が肯定された場合、処理はステップS15に移行する。一方、ステップS14の判定が否定された場合、処理はステップS14を繰り返し実行する。
ステップS15では、第1排出弁45および第2排出弁46が閉じられる。ステップS15の後、処理はステップS16に移行する。
ステップS16では、S15後に所定時間t2が経過したか否かが判定される。ステップS16の判定が肯定された場合、処理はステップS17に移行する。一方、ステップS16の判定が否定された場合、処理はステップS16を繰り返し実行する。
ステップS17では、第1閉鎖弁51および第2閉鎖弁52が閉じられる。ステップS17の後、処理はステップS18に移行する。
ステップS18では、差圧センサ53の検出信号に基づきワーク11の気密性の良否が判断される。ステップS18の後、処理は図3のルーチンを抜ける。
[リークテスタの作動]
次に、リークテスタ10のリーク検査時の作動について図4のタイムチャートを参照して説明する。
図4に示すように、供給弁33が開けられる時刻h1からワーク11内部およびマスターワーク12内部への低温エアの流入が開始され、ワーク11内部の温度Twが外気温度T0から低下し始める。
時刻h1から所定時間t1が経過した時刻h2には、温度Twが所定温度Tw1まで低下しており、第1排出弁45および第2排出弁46が閉じられる。これにより、ワーク11内部のエアおよびマスターワーク12内部のエアの圧縮が開始される。
時刻h2から所定時間t2が経過した時刻h3には、温度Twが外気温度T0まで上昇しており、第1閉鎖弁51および第2閉鎖弁52が閉じられる。これによりワーク11内部およびマスターワーク12内部が閉鎖される。そして時刻h3の直後から差圧センサ53の検出信号に基づきワーク11の気密性の良否が判断される。
[効果]
以上説明したように、第1実施形態では、リークテスタ10はエア源21および制御装置61を備えている。
エア源21は、外気温度T0と同じ温度かつテスト圧力PTのエアを放出可能である。制御装置61は、供給弁33、第1排出弁45および第2排出弁46を開閉駆動可能である。この制御装置61は、第1排出弁45および第2排出弁46が開いている状態で供給弁33を開けることによって、エア源21から放出された後に膨張して外気温度T0よりも低温となった低温エアをワーク11内部およびマスターワーク12内部に流入させることができる。また、制御装置61は、ワーク11内部およびマスターワーク12内部に低温エアが流入している状態で第1排出弁45および第2排出弁46を閉じることによって、ワーク11内部およびマスターワーク12内部をテスト圧力PTまで上昇させることができる。上記低温エアは、テスト圧力PTになるまで圧縮されると外気温度T0と同じ温度になることが見据えられたエアである。
従来では、外気温度T0と同じ温度のエアがワーク11内部で圧縮される結果、ワーク11内部の圧力がテスト圧力PTに達したとき、ワーク11内部のエアの温度Twは外気温度T0と比べて大幅に上昇してしまう。
これに対し、第1実施形態では、低温エアがワーク11内部で圧縮される結果、ワーク11内部の圧力がテスト圧力PTに達したとき、ワーク11内部のエアの温度Twを外気温度T0と同じ温度にすることができる。
したがって、第1実施形態によれば、ワーク11内部の圧力がテスト圧力PTに達してまもなく第1閉鎖弁51を閉じてワーク11内部を閉鎖しても、ワーク11から外気への放熱が起こらず、ワーク11からのエアの漏れを正確に判断することができる。
また、第1実施形態によれば、特許文献1の技術のようにワーク11内部にファンを設置する必要がなく、検査対象が限定されない。
また、第1実施形態では、エア源21は、外気温度T0と同じ温度かつテスト圧力PTのエアをためているエアタンク25を含む。エアタンク25は供給通路32に接続されている。
したがって、エア源21は、外気温度T0と同じ温度かつテスト圧力PTのエアをエアタンク25から放出することで「低温エア」を作り出すことができる。
また、第1実施形態では、リークテスタ10は、気密性のあることが予め確認されているマスターワーク12と、供給通路32のうち供給弁33とワーク11との間から分岐してマスターワーク12に接続されている分岐通路35を有する分岐管34と、マスターワーク12と外気空間とを接続している第2排出通路44を有する第2排出管43と、第2排出通路44を開閉可能な第2排出弁46と、供給通路32のうち分岐通路35の分岐箇所とワーク11との間を開閉可能な第1閉鎖弁51と、分岐通路35を開閉可能な第2閉鎖弁52と、ワーク11内部とマスターワーク12内部との圧力差を検出可能な差圧センサ53とを備えている。
したがって、差圧式のリーク検査を行い、微小なエア漏れを正確に判断可能である。
<第2実施形態>
第1実施形態では、エア源21から放出された後に膨張するときのエアの温度変化量と、ワーク11内部で圧縮されるときのエアの温度変化量とが同じである。このことから、第1排出弁45が開いているときに供給通路32で膨張してワーク11内部に流入するエアは、第1排出弁45が閉じているときにワーク11内部で圧縮されるエアと同じく、エアタンク25から放出されるエアであっても問題ない。
これに対し、第2実施形態では、上記圧縮時の温度変化量が上記膨張時の温度変化量よりも大きくなる。このことから、第2実施形態では、テスト圧力PTよりも所定値高圧なリード圧力PLのエアをためているエアタンク73が設けられ、第1排出弁45が開いているときエアタンク73からエアが放出され、また第1排出弁45が閉じているときエアタンク25からエアが放出される。以下、詳しく説明する。
[リークテスタの全体構成]
図5に示すように、第2実施形態によるリークテスタ70は、レギュレータ71、開閉弁72、およびエアタンク73を含むエア源74を備えている。開閉弁72は、エアコンプレッサ22とエアタンク73とを接続する配管75の途中に設けられている。レギュレータ71は、配管75のうちエアコンプレッサ22と開閉弁72との間に設けられており、開閉弁72が開いているときエアタンク73内部の圧力P2をリード圧力PLに調整可能である。エア源21は、特許請求の範囲に記載の「第1ガス源」に相当し、またエア源74は、特許請求の範囲に記載の「第2ガス源」に相当する。以下の説明では、開閉弁24を「第1開閉弁24」と記載し、開閉弁72を「第2開閉弁72」と記載する。
エアタンク73は、外気温度T0と同じ温度かつリード圧力PLのエアをためており、特許請求の範囲に記載の「第2ガスタンク」に相当する。エア源74は、外気温度T0と同じ温度かつリード圧力PLのエアをエアタンク73から放出可能である。エアタンク73内部の容積は、ワーク11内部の容積と比べて格段に大きく設定されている。これにより、エアタンク73からワーク11内部の容積分のエアが流出してもエアタンク73内部の圧力P2はほとんど変化しない。
リークテスタ70は、供給管76および供給弁77をさらに備えている。
供給管76は、供給通路32のうち供給弁33と第1閉鎖弁51との間と、エアタンク73とを接続している供給通路78を有する。供給管76は、特許請求の範囲に記載の「第2供給通路部材」に相当する。供給通路78は、特許請求の範囲に記載の「第2供給通路」に相当する。
供給弁77は、供給通路78を開閉可能であり、特許請求の範囲に記載の「第2供給弁」に相当する。以下の説明では、供給弁33を「第1供給弁33」と記載し、供給弁77を「第2供給弁77」と記載する。
制御装置81は、外気温度センサ62、差圧センサ53、エアタンク25に設けられている温度センサ63および圧力センサ64、ならびに、エアタンク73に設けられている温度センサ82および圧力センサ83に電気的に接続されている。制御装置81は、各種センサ(外気温度センサ62、温度センサ63、圧力センサ64、温度センサ82および圧力センサ83)の検出信号に基づきプログラム処理を実行することにより各種弁(第1開閉弁24、第2開閉弁72、第1供給弁33、第2供給弁77、第1閉鎖弁51、第2閉鎖弁52、第1排出弁45、および第2排出弁46)を開閉駆動する。
具体的には、制御装置81は、第1実施形態と同様に第1開閉弁24を開閉駆動してエアタンク25内部の圧力P1をテスト圧力PTにする。また、制御装置81は、エアタンク73内部の圧力P2がリード圧力PLよりも小さい場合、第2供給弁77を閉じた状態で第2開閉弁72を開けてエアコンプレッサ22からエアタンク73にエアを圧送させる。そして、制御装置81は、圧力P2がリード圧力PLに達した場合、第2開閉弁72を閉じる。エアタンク73内部のエアの圧力P2および温度T2は、リーク検査が行われる前に予めリード圧力PLおよび外気温度T0と同じ温度に設定される。
また、制御装置81は、圧力P1がテスト圧力PTと同じであり且つ温度T1が外気温度T0と同じであるとともに、圧力P2がリード圧力PLと同じであり且つ温度T2が外気温度T0と同じである場合、第1排出弁45および第2排出弁46が開いている状態で第2供給弁77を開けることによって、エアタンク73から放出された後に膨張して外気温度T0よりも低温となったエアである低温エアをワーク11内部およびマスターワーク12内部に流入させることができる。
また、制御装置81は、ワーク11内部およびマスターワーク12内部に低温エアが流入している状態で第2供給弁77、第1排出弁45および第2排出弁46を閉じつつ第1供給弁33を開けることによって、ワーク11内部およびマスターワーク12内部のエアをテスト圧力PTまで圧縮させつつ当該エアの温度を外気温度T0と同じ温度まで上昇させることができる。
[制御装置の制御処理]
次に、制御装置81の制御処理について図6、図7、図8のフローチャートを参照して説明する。図6、図7、図8に示す一連の処理は、制御装置81が起動されている間、同時並行で繰り返し実行される。
はじめに図6のフローチャートを説明する。図6の各処理は、ステップS5、S6で扱うフラグが「第1検査許可フラグF1」である他は、図2の各処理と同様である。
続いて図7のフローチャートを説明する。図7のステップS21では、圧力P2がリード圧力PLと同じか否かが判定される。ステップS21の判定が否定された場合、処理はステップS22に移行する。一方、ステップS21の判定が肯定された場合、処理はステップS23に移行する。
ステップS22では、第2開閉弁72が開けられる。ステップS22の後、処理はステップS25に移行する。
ステップS23では、第2開閉弁72が閉じられる。ステップS23の後、処理はステップS24に移行する。
ステップS24では、温度T2が外気温度T0と同じか否かが判定される。ステップS24の判定が否定された場合、処理はステップS25に移行する。一方、ステップS24の判定が肯定された場合、処理はステップS26に移行する。
ステップS25では、リーク検査の第2の開始条件が成立したか否かを表す第2検査許可フラグF2が0にリセットされる。第2検査許可フラグF2は、リーク検査の第2の開始条件が成立していない場合には0にリセットされ、またリーク検査の第2の開始条件が成立しているとき場合には1にセットされる。ステップS25の後、処理は図7に示すルーチンを抜ける。
ステップS26では、第2検査許可フラグF2が1にセットされる。ステップS26の後、処理は図7に示すルーチンを抜ける。
続いて図8のフローチャートを説明する。図8のステップS11−2では、第1検査許可フラグF1および第2検査許可フラグF2が1であるか否かが判定される。ステップS11−2の判定が肯定された場合、処理はステップS12に移行する。一方、ステップS11−2の判定が否定された場合、処理は図8のルーチンを抜ける。
ステップS13−2では、第2供給弁77が開けられる。ステップS13−2の後、処理はステップS14に移行する。
ステップS15−2では、第2供給弁77、第1排出弁45および第2排出弁46が閉じられつつ第1供給弁33が開けられる。ステップS15−2の後、処理はステップS16に移行する。
[リークテスタの作動]
次に、リークテスタ70のリーク検査時の作動について図9のタイムチャートを参照して説明する。
図9に示すように、第2供給弁77が開けられる時刻h1からワーク11内部およびマスターワーク12内部への低温エアの流入が開始され、ワーク11内部の温度Twが外気温度T0から低下し始める。
時刻h1から所定時間t1が経過した時刻h2には、温度Twが所定温度Tw2まで低下しており、第2供給弁77、第1排出弁45および第2排出弁46が閉じられつつ、第1供給弁33が開けられる。これにより、ワーク11内部のエアおよびマスターワーク12内部のエアの圧縮が開始される。
時刻h2から所定時間t2が経過した時刻h3には、温度Twが外気温度T0まで上昇しており、第1閉鎖弁51および第2閉鎖弁52が閉じられる。これによりワーク11内部およびマスターワーク12内部が閉鎖される。そして時刻h3の直後から差圧センサ53の検出信号に基づきワーク11の気密性の良否が判断される。
[効果]
以上説明したように、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、ワーク11内部の圧力がテスト圧力PTに達してまもなく第1閉鎖弁51を閉じてワーク11内部を閉鎖しても、ワーク11から外気への放熱が起こらず、ワーク11からのエアの漏れを正確に判断することができる。
ここで、ワーク11内部で圧縮されるときのエアの温度変化量が、供給通路32で膨張するときのエアの温度変化量よりも大きく、また、第1排出弁45が開いているときに供給通路32で膨張してワーク11内部に流入するエア、および、第1排出弁45が閉じているときにワーク11内部で圧縮されるエアの供給源が共通のエアタンク25である比較形態を考える。この比較形態では、図9に二点鎖線で示すように、ワーク11内部がテスト圧力PTに達する時刻h3において温度Twが外気温度T0に対しオーバーシュートしてしまう。
これに対し、第2実施形態では、テスト圧力PTよりも高圧なリード圧力PLのエアをためているエアタンク73が設けられ、第1排出弁45が開いているときに供給通路32で膨張してワーク11内部に流入するエアはエアタンク73から放出され、また第1排出弁45が閉じているときにワーク11内部で圧縮されるエアはエアタンク25から放出される。
したがって、第2実施形態のように供給通路32で膨張するときのエアの温度変化量と、ワーク11内部で圧縮されるときのエアの温度変化量とが異なる場合であっても、ワーク11内部の圧力がテスト圧力PTに達したとき、ワーク11内部のエアの温度Twを外気温度T0と同じ温度にすることができる。
<第3実施形態>
図10に示すように、第3実施形態によるリークテスタ90では、エアタンク25の圧力P1はテスト圧力PTよりも高圧に設定され、エアタンク25と第1供給弁33との間には第1レギュレータ91が設けられている。第1レギュレータ91は、第1排出弁45および第2排出弁46が閉じられるとともに第1供給弁33が開いているときワーク11内部およびマスターワーク12内部の圧力をテスト圧力PTに調整可能である。つまり、エアタンク25から放出されるエアの圧力がテスト圧力PTまで低下するように調整可能である。
また、エアタンク73の圧力P2はリード圧力PLよりも高圧に設定され、エアタンク73と第2供給弁77との間には第2レギュレータ92が設けられている。第2レギュレータ92は、エアタンク73から放出されるエアの圧力がリード圧力PLまで低下するように調整可能である。
以上説明したように、第3実施形態によれば、エアタンク25内部の容積が第2実施形態と比べて小さくても、エアタンク25からエアが放出されるとき圧力P1がテスト圧力PTよりも低下することを回避可能である。また、エアタンク73内部の容積が第2実施形態と比べて小さくても、エアタンク73からエアが放出されるとき圧力P2がリード圧力PLよりも低下することを回避可能である。
<他の実施形態>
前述の実施形態では、マスターワークが設けられるとともに、検出手段として差圧センサが用いられていた。これに対し、本発明の他の実施形態では、検出手段として例えば流量センサ等の他のセンサが用いられてもよい。また、本発明の他の実施形態では、マスターワークが設けられず、検出手段として圧力センサまたは流量センサが用いられてもよい。
本発明の他の実施形態では、ワーク内部で圧縮されるときのエアの温度変化量が、エア源から放出された後に膨張するときのエアの温度変化量よりも小さい場合、テスト圧力よりも低圧なリード圧力のエアをためるエアタンクが設けられる。
本発明の他の実施形態では、エアタンクは、例えば放熱フィンなどの放熱手段を有していてもよい。また、エアタンク内部のエアの温度は、放熱ファンや冷却液等を用いて強制的に冷却されてもよい。
前述の実施形態では、エア源は、圧縮エア供給源としてのエアコンプレッサ22を含んでいた。これに対し、本発明の他の実施形態では、エア源は、必ずしも圧縮エア供給源を含まなくてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
10、70、90・・・リークテスタ
11・・・ワーク
21、74・・・エア源(ガス源)
31・・・供給管(第1供給通路部材)
32・・・供給通路(第1供給通路)
33・・・供給弁(第1供給弁)
41・・・第1排出管(第1排出通路部材)
42・・・第1排出通路
45・・・第1排出弁
53・・・差圧センサ(検出手段)
61・・・制御装置(制御手段)

Claims (6)

  1. ワーク(11)内部に所定のテスト圧力(PT)のガスを封入して当該ワークの気密性を検査するリークテスタ(10)であって、
    外気温度(T0)と同じ温度かつ前記テスト圧力のガスを放出可能なガス源(21)と、
    前記ガス源と前記ワークとを接続している第1供給通路(32)を有する第1供給通路部材(31)と、
    前記第1供給通路を開閉可能な第1供給弁(33)と、
    前記ワークと外気空間とを接続している第1排出通路(42)を有する第1排出通路部材(41)と、
    前記第1排出通路を開閉可能な第1排出弁(45)と、
    前記第1供給通路のうち前記ワーク内部と常に連通する箇所、または前記第1排出通路のうち前記ワーク内部と常に連通する箇所に接続され、前記ワーク内部のガスの変化を検出可能な検出手段(53)と、
    前記第1供給弁および前記第1排出弁を開閉駆動可能であり、前記第1排出弁が開いている状態で前記第1供給弁を開けることによって、放出後に前記第1供給通路で膨張して外気温度よりも低温となったガスである低温ガスを前記ワーク内部に流入させることができ、前記ワーク内部に前記低温ガスが流入している状態で前記第1排出弁を閉じることによって、前記ワーク内部の圧力を前記テスト圧力まで上昇させることができる制御手段(61)と、
    を備え、
    前記低温ガスは、前記テスト圧力になるまで圧縮されると外気温度と同じ温度あるいは外気温度付近の温度になるガスであることを特徴とするリークテスタ。
  2. 前記ガス源は、外気温度と同じ温度かつ前記テスト圧力のガスをため、前記第1供給通路に接続されているガスタンク(25)を含むことを特徴とする請求項1に記載のリークテスタ。
  3. ワーク内部に所定のテスト圧力のガスを封入して当該ワークの気密性を検査するリークテスタ(70、90)であって、
    外気温度と同じ温度かつ前記テスト圧力のガスを放出可能な第1ガス源(21)と、
    外気温度と同じ温度かつ前記テスト圧力よりも所定値高圧または所定値低圧であるリード圧力(PL)のガスを放出可能な第2ガス源(74)と、
    前記第1ガス源と前記ワークとを接続している第1供給通路を有する第1供給通路部材と、
    前記第1供給通路を開閉可能な第1供給弁と、
    前記第1供給通路のうち前記第1供給弁と前記ワークとの間と、前記第2ガス源とを接続している第2供給通路(78)を有する第2供給通路部材(76)と、
    前記第2供給通路を開閉可能な第2供給弁(77)と、
    前記ワークと外気空間とを接続している第1排出通路を有する第1排出通路部材と、
    前記第1排出通路を開閉可能な第1排出弁と、
    前記第1供給通路のうち前記ワーク内部と常に連通する箇所、または前記第1排出通路のうち前記ワーク内部と常に連通する箇所に接続され、前記ワーク内部のガスの変化を検出可能な検出手段と、
    前記第1供給弁および前記第1排出弁を開閉駆動可能であり、前記第1排出弁が開いている状態で前記第2供給弁を開けることによって、放出後に前記第1供給通路で膨張して外気温度よりも低温となったガスである低温ガスを前記ワーク内部に流入させることができ、前記ワーク内部に前記低温ガスが流入している状態で前記第1排出弁および前記第2供給弁を閉じつつ前記第1供給弁を開けることによって、前記ワーク内部の圧力を前記テスト圧力まで上昇させることができる制御手段(81)と、
    を備え、
    前記低温ガスは、前記テスト圧力になるまで圧縮されると外気温度と同じ温度あるいは外気温度付近の温度になるガスであることを特徴とするリークテスタ。
  4. 前記ガス源は、
    外気温度と同じ温度かつ前記テスト圧力のガスをため、前記第1供給通路に接続されている第1ガスタンク(25)と、
    外気温度と同じ温度かつ前記リード圧力のガスをため、前記第2供給通路に接続されている第2ガスタンク(73)と、
    を含むことを特徴とする請求項3に記載のリークテスタ(70)。
  5. 前記ガス源は、
    外気温度と同じ温度かつ前記テスト圧力よりも高圧のガスをため、前記第1供給通路に接続されている第1ガスタンクと、
    前記第1ガスタンクから放出されるガスの圧力が前記テスト圧力まで低下するように調整する第1レギュレータ(91)と、
    外気温度と同じ温度かつ前記リード圧力よりも高圧のガスをため、前記第2供給通路に接続されている第2ガスタンクと、
    前記第2ガスタンクから放出されるガスの圧力が前記リード圧力まで低下するように調整する第2レギュレータ(92)と、
    を含むことを特徴とする請求項3に記載のリークテスタ(90)。
  6. 気密性が確保されているマスターワーク(12)と
    前記第1供給通路のうち前記第1供給弁と前記ワークとの間から分岐して前記マスターワークに接続されている分岐通路(35)を有する分岐通路部材(34)と、
    前記マスターワークと外気空間とを接続している第2排出通路(44)を有する第2排出通路部材(43)と、
    前記第2排出通路を開閉可能な第2排出弁(46)と、
    前記第1供給通路のうち前記分岐通路の分岐箇所と前記ワークとの間を開閉可能な第1閉鎖弁(51)と、
    前記分岐通路を開閉可能な第2閉鎖弁(52)と、
    をさらに備え、
    前記検出手段は、前記第1供給通路のうち前記ワーク内部と常に連通している箇所と、前記分岐通路のうち前記マスターワーク内部と常に連通している箇所とに接続され、前記ワーク内部と前記マスターワーク内部との圧力差を検出可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のリークテスタ。
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