JP2015196833A5 - 組成物、部品の製造方法及び部品 - Google Patents

Claims (12)

1. 第１化合物と、
   第２化合物と、
   第３化合物と、
   第４化合物と、
   を含有する組成物であって、
   前記第１化合物は、重合性基を３つ以上有する化合物であり、
   前記第２化合物は、重合性基を２つのみ有する化合物であり、
   前記第３化合物は、重合性基を有するシランカップリング剤であり、
   前記第４化合物は、リン原子に結合する水酸基を少なくとも１つ有するリン酸化合物である
   組成物。
2. 前記組成物中の前記第１化合物の含有量が１０〜８５質量％であり、
   前記第２化合物の含有量が１０〜８０質量％である、
   請求項１に記載の組成物。
3. 前記組成物中の前記第３化合物の含有量が０．２〜４０質量％であり、
   前記第４化合物の含有量が０．１〜５質量％である、
   請求項１又は２に記載の組成物。
4. 前記第４化合物が重合性基を有する、請求項１〜３のいずれか一項に記載の組成物。
5. 酸化防止剤をさらに含有する、請求項１〜４のいずれか一項に記載の組成物。
6. 前記酸化防止剤が以下の化学式（１）で示される請求項５に記載の組成物。
   

   

   （Ｒ ^１ 及びＲ ^２ は、それぞれ独立して、水素原子、メチル基又はｔ−ブチル基であり、
   Ｒ ^３ は、水素原子又はメチル基であり、
   Ｒ ^４ は、硫黄原子、酸素原子又は窒素原子を含有していてもよいアルキル基である。）
7. 前記第１化合物、第２化合物、第３化合物、及び第４化合物が有する前記重合性基のそれぞれは、アクリロイル基及びメタクリロイル基のうちいずれかである請求項１〜６のいずれか一項に記載の組成物。
8. 前記組成物中の前記酸化防止剤の含有量が０．０５〜１０質量％である、請求項５〜７のいずれか一項に記載の組成物。
9. 前記酸化防止剤の分子量が６００以上である、請求項５〜８のいずれか一項に記載の組成物。
10. ナノインプリント用途に使用される、請求項１〜９のいずれか一項に記載の組成物。
11. 部品の製造方法であって、
    部材を供給し、
    前記部材に請求項１〜１０のいずれか一項に記載の組成物を配置し、
    前記組成物を硬化させること、
    を含む、部品の製造方法。
12. フィルムを含む部品であって、
    前記フィルムは、該フィルムを２７０℃で５分間大気に曝露したときの該フィルムの厚みの減少率が１１％以下である、請求項１１に記載の製造方法によって製造される部品。