JP2015196833A - 組成物 - Google Patents

組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2015196833A
JP2015196833A JP2015069789A JP2015069789A JP2015196833A JP 2015196833 A JP2015196833 A JP 2015196833A JP 2015069789 A JP2015069789 A JP 2015069789A JP 2015069789 A JP2015069789 A JP 2015069789A JP 2015196833 A JP2015196833 A JP 2015196833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polymerizable group
compound
composition
bonded
composition according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015069789A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015196833A5 (ja
JP6504653B2 (ja
Inventor
武司 大幸
Takeshi Osachi
武司 大幸
香名 成瀬
Kana Naruse
香名 成瀬
宮澤 貴士
Takashi Miyazawa
貴士 宮澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyo Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Gosei Co Ltd filed Critical Toyo Gosei Co Ltd
Publication of JP2015196833A publication Critical patent/JP2015196833A/ja
Publication of JP2015196833A5 publication Critical patent/JP2015196833A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6504653B2 publication Critical patent/JP6504653B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F220/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F220/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
    • C08F220/10Esters
    • C08F220/26Esters containing oxygen in addition to the carboxy oxygen
    • C08F220/28Esters containing oxygen in addition to the carboxy oxygen containing no aromatic rings in the alcohol moiety
    • C08F220/282Esters containing oxygen in addition to the carboxy oxygen containing no aromatic rings in the alcohol moiety and containing two or more oxygen atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F220/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
    • C08F220/02Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
    • C08F220/10Esters
    • C08F220/26Esters containing oxygen in addition to the carboxy oxygen
    • C08F220/28Esters containing oxygen in addition to the carboxy oxygen containing no aromatic rings in the alcohol moiety
    • C08F220/281Esters containing oxygen in addition to the carboxy oxygen containing no aromatic rings in the alcohol moiety and containing only one oxygen, e.g. furfuryl (meth)acrylate or 2-methoxyethyl (meth)acrylate
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D4/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, based on organic non-macromolecular compounds having at least one polymerisable carbon-to-carbon unsaturated bond ; Coating compositions, based on monomers of macromolecular compounds of groups C09D183/00 - C09D183/16

Abstract

【課題】光学又は電子部品及びデバイスの製造に適した耐熱性に優れた樹脂の提供。【解決手段】第1重合性基と第2重合性基と第3重合性基とを有し芳香族基を有しない第1化合物であって前記第1重合性基が第1原子に結合する第1鎖状部分に結合し、前記第2重合性基が前記第1原子に結合する第2鎖状部分に結合し前記第3重合性基が前記第1原子に結合する第3鎖状部分に結合する化合物を含有する組成物。前記重合性が各々独立にアクリロイル基又はメタクリロイル基のいずれかである組成物。第2化合物を更に含有し、該第2化合物が、該第2化合物の結合の開裂によりラジカルを発生し得る組成物。【選択図】なし

Description

本出願に関係する相互参照
本出願の特許請求の範囲は、米国特許法35U.S.C.§ 119(e)に基づいて2014年3月31日に出願された米国仮出願第61/973,066号の利益を主張するものであり、その内容がここに援用される。
本発明のいくつかの態様は、光学又は電子部品及びデバイスの製造方法に適した組成物の分野に関する。
耐熱等の優れた特性を有する樹脂が所望されている。上記樹脂がデバイスの光学又は電子部品に適し得るのは、上記樹脂がデバイスの動作において発生する熱による変形又は寸法変化の抑制を示し得るためである。
注型用に適したラジカル硬化性組成物用光学材料は特開2004−2702号公報(公開日:2004年1月8日)に開示されている。
本発明の一つの態様に関する組成物は、第1重合性基と第2重合性基と第3重合性基とを有する第1化合物を含有する組成物であることが好ましい。
上記組成物に関し、上記第1化合物が芳香族基を有しないことが好ましい。上記第1化合物は紫外線領域に強い吸収帯を有しないため、上記第1化合物は上記組成物から形成される硬化フィルム又は樹脂の光透過率の向上に寄与し得る。
上記組成物に関し、上記組成物は化学種を発生し得る第2化合物をさらに含有することが好ましい。上記化学種の典型例は、ラジカル、酸及び塩基である。上記ラジカルは第2化合物の結合の開裂により発生し得る。
上記組成物に関し、上記第1重合性基と上記第2重合性基と上記第3重合性基は、同一の置換基であることが好ましい。
上記組成物に関し、上記第1重合性基が第1原子に結合する第1鎖状部分に結合し、上記第2重合性基が上記第1原子に結合する第2鎖状部分に結合し、上記第3重合性基が上記第1原子に結合する第3鎖状部分に結合することが好ましい。
上記組成物に関し、上記第1鎖状部分と上記第2鎖状部分と上記第3鎖状部分とのそれぞれはメチレン基であることが好ましい。
上記組成物に関し、上記第1重合性基と上記第2重合性基と上記第3重合性基とのそれぞれは、アクリロイル基及びメタクリロイル基のうちいずれかであることが好ましい。
上記組成物に関し、上記第1化合物が第4重合性基をさらに有することが好ましい。
上記組成物に関し、上記第1化合物が第4重合性基をさらに有し、該第4重合性基が上記第1原子に結合する第4鎖状部分に結合することが好ましい。
上記組成物に関し、第5重合性基と第6重合性基とを有する第2化合物をさらに含有することが好ましい。
上記組成物に関し、上記第2化合物が、上記第5重合性基及び上記第6重合性基以外の重合性基を有しないことが好ましい。
上記組成物に関し、上記第5重合性基が第2原子に結合する第5鎖状部分に結合し、上記第6重合性基が上記第2原子に結合する第6鎖状部分に結合することが好ましい。
上記組成物に関し、上記第5重合性基と上記第6重合性基は、同一の置換基であることが好ましい。
上記組成物に関し、上記第2化合物が環状部分を有することが好ましい。上記第2化合物は脂環式部分を有することが好ましい。
上記組成物に関し、第3化合物をさらに含有することが好ましい。
上記組成物に関し、上記第3化合物がシランカップリング剤であることが好ましい。
上記組成物に関し、上記組成物から形成される樹脂又は硬化フィルムの、該樹脂又は硬化フィルムが上に形成される基板に対する密着性を高め得る第4化合物をさらに含有することが好ましい。
上記組成物に関し、上記第4化合物がリン原子に結合する水酸基を少なくとも1つ有することが好ましい。
上記組成物に関し、上記第4化合物がリン原子に結合する水酸基を少なくとも2つ有することが好ましい。
上記組成物に関し、上記第4化合物が上記リン原子と酸素原子との間の二重結合を有することが好ましい。
上記組成物に関し、酸化防止剤として作用する第5化合物をさらに含有することが好ましい。
本発明の一つの態様に関する部品又はデバイスを製造する方法は、部材を供給し、上記部材に上記組成物を配置し、上記組成物を硬化させることを含む。
本発明の一つの態様に関するフィルムは、該フィルムを270℃で5分間大気に曝露したときの該フィルムの厚みの減少率が11%以下であることを特徴とする。
上記フィルムに関し、該フィルムを270℃で5分間大気に曝露したときの該フィルムの厚みの減少率が10%以下であることが好ましい。
上記フィルムに関し、該フィルムを270℃で5分間大気に曝露したときの該フィルムの厚みの減少率が9%以下であることが好ましい。
本発明の一つの態様に関するフィルムは、上述した上記フィルムを含む。本発明の一つの態様に関するデバイスは、上述した上記フィルムを含む。上記フィルムは層間絶縁フィルムとして用いることが好ましい。
上記組成物に関し、上記組成物が3つの重合性基を有するモノマーを含むことが好ましい。上記モノマーは脂環式基等の環状部分及び290以上の分子量を有することが好ましい。
上記モノマーの上記組成物中の含有量は10〜85質量%であることが好ましい。含有量は15〜65質量%がより好ましい。上記組成物中のモノマーの含有量が高すぎる場合、上記組成物の粘度が高くなり、モールドの溝に上記組成物を充填するのが難しくなる。上記組成物中のモノマーの含有量が低すぎる場合、低架橋密度のため上記組成物を硬化して形成される硬化フィルムの十分な硬度を得にくく、上記硬化フィルムを加熱処理するとき上記硬化フィルムの体積の収縮を抑制するのは難しい。
上記組成物に関し、2つの重合性基を有するモノマーが好ましい上記組成物であることが好ましい。上記モノマーは脂環式基等の環状部分及び290以上の分子量を有することが好ましい。
2つの重合性基を有する上記モノマーの上記組成物中の含有量は10〜80質量%であることが好ましく、それは上記モノマーの上記範囲により、上記組成物から形成される硬化フィルムの硬度及び強靭性との両立を確保し得るためである。含有量が15〜65質量%がより好ましい。
上記組成物に関し、上記シランカップリング剤を含有することが好ましい。上記シランカップリング剤は重合性基を有することが好ましい。上記組成物中のシランカップリング剤の含有量は0.2〜40質量%であることが好ましい。上記シランカップリング剤の含有量は1〜20質量%であることが好ましい。上記重合性基は、ラジカルにより重合し得る基である。典型的に、上記重合性基は、アクリロイル又はメタクリロイル基である。
上記シランカップリング剤の含有量が高すぎると、上記硬化フィルムの硬度が減少する一方で、上記シランカップリング剤の含有量が低すぎると、上記シランカップリング剤を含む上記組成物により形成される上記硬化フィルムの、該硬化フィルムが上に形成される基板に対する密着性は低くなる。上記シランカップリング剤は、上記シランカップリング剤に含まれるシリコン原子上に少なくとも1個のアルコキシ基を好ましく有する。上記シランカップリング剤は2つ以上アルコキシ基を有することがより好ましく、これは上記基板の表面と複数の結合を作り得て、上記シランカップリング剤が上記基板に対する硬化フィルムの密着性を向上させるからである。
上記組成物に関し、上記組成物は上記組成物を硬化するための開始剤を含んでもよい。上記開始剤は、上記開始剤を照射又は加熱することによって、ラジカル、酸又は塩基を発生し得る。上記組成物中の開始剤の含有量は0.1〜10質量%であることが好ましい。上記開始剤の含有量は1〜6質量%であることがより好ましい。上記開始剤の分子量は250以上であることが望ましい。上記開始剤の分子量は300以上であることが望ましい。上記開始剤の含有量が低すぎると上記組成物を硬化して硬化フィルムを形成することが難しい一方で、上記開始剤の含有量が高すぎると上記組成物から形成される硬化フィルムの硬度は低減する。上記開始剤の分子量がより高い場合、上記硬化フィルムの体積減少又は上記硬化フィルムにおけるパターン変化に対する耐熱性がより高くなる。
上記組成物に関し、上記組成物はリン酸を含んでもよい。上記リン酸は、シランカップリング剤の加水分解を高め得、上記組成物から形成される硬化フィルムに対する密着性を向上させる。上記組成物中のリン酸の含有量は0.1〜5質量%であることが好ましい。上記リン酸の含有量は0.1〜1質量%であることがより好ましい。上記リン酸は少なくとも1つの重合性基を有することが好ましい。上記リン酸は上記組成物中に含まれる他の成分と結合を形成できるので、加熱しても上記硬化フィルムからの上記リン酸の流出は抑制される。上記重合性基がラジカルによって重合し得ることが好ましい。ラジカルによって重合し得る上記重合性基の典型的な例は、アクリロイル又はメタクリロイル基である。上記リン酸の含有量が高すぎると上記リン酸の沈殿が起こる一方で、上記リン酸の含有量が低すぎると上記硬化フィルムの密着性が低下する。
上記組成物に関し、上記組成物は酸化防止剤を含有してもよい。上記組成物中の酸化防止剤の含有量は0.05〜10質量%であることが好ましい。上記酸化防止剤の含有量は0.1〜5質量%であることがより好ましい。上記酸化防止剤は、上記組成物で形成された硬化フィルムの期待される寸法からパターン寸法のズレを低減するために、体積収縮や厚収縮を抑えることができる。さらに、上記酸化防止剤は、熱処理による上記硬化フィルムの光透過率の減少を抑制できる。上記酸化防止剤の好ましい例は、フェノール部分を有している化合物である。上記酸化防止剤の含有量が高すぎると上記組成物の硬化阻害が見られる一方で、上記酸化防止剤の含有量が低すぎると上記効果が明確に得られない。
好ましくは、上記酸化防止剤の分子量は600以上である。より好ましくは、上記酸化防止剤の分子量は1000以上である。より好ましい酸化防止剤は、以下の化学式で示される。
は、水素原子、メチル基又はt−ブチル基である。Rは、水素原子、メチル基又はt−ブチル基である。Rは、水素原子oメチル基である。Rは、少なくとも1つの炭素原子を含有するアルキル基である。上記アルキル基は、硫黄原子、酸素原子又は窒素原子を含有していてもよい。
好ましくはR、R及びRは、それぞれ、水素原子、t−ブチル基及びメチル基である。あるいは、R、R及びRは、それぞれ、メチル基、t−ブチル基及び水素原子である。より好ましくはR、R及びRはそれぞれ、t−ブチル基、t−ブチル基及び水素原子である。
図面において、本発明を実施するための現在考えられる最良の形態を示す。
図1は、パターンを有する硬化フィルムの突起の高さにおける変化減少率を示すための説明を示す。
図2は、有機エレクトロルミネセントデバイスを製造する工程を示す。
サンプルA〜Nを、高耐熱性を有する樹脂又は硬化フィルムの形成に適した組成物を調査するために調製する。樹脂又は硬化フィルムの形成のためのそれぞれのサンプルは、成分A〜Sのうち少なくとも6つの成分を含む。成分A〜F、L及びMは、サンプルから形成される樹脂又は硬化フィルムの主要部となる。成分G及びIは、基板に対する密着性を向上させるシランカップリング剤及びリン酸としてそれぞれ作用し、該基板は樹脂又は硬化フィルムが上に形成されている。成分Kは界面活性剤である。成分H、N、O、P及びQは酸化防止剤である。成分J、R及びSは、サンプルを硬化させる開始剤である。
成分Aは、それぞれ2つの重合性基を有する化合物を含む。成分B、C及びDのそれぞれは、2つの重合性基を有する化合物である。成分Cは環状部分を有する。成分Eは、3つの重合性基を有する。3つの重合性基は、1つの炭素原子に結合するそれぞれのメチレン基を介して1つの炭素原子に結合している。成分Fは、6つの重合性基を有する化合物と4つの重合性基を有する化合物とを含む。4つの重合性基が1つの炭素原子に結合するそれぞれのメチレン基を介して1つの炭素原子に結合している一方で、6つの重合性基のうち3つの重合性基は1つの炭素原子に結合するそれぞれのメチレン基を介して1つの炭素原子に結合している。
成分Gは、重合性基及び3つのアルコキシ基を有するシランカップリング剤である。成分Hは、フェノール部分を有し分子量1178である酸化防止剤である。成分Iは、重合性基と、リン原子上にある2つの水酸基と、上記リン原子と酸素原子との間の二重結合と、を有するリン酸である。
成分Jは、光を吸収してラジカルを発生し得、分子量300以上の開始剤である。成分Kは界面活性剤である。成分Lは、1つの重合性基を有する化合物である。成分Mは、2つの重合性基を有する化合物である。成分N、O、P及びQはそれぞれフェノール部分を有し、分子量がそれぞれ530.86、740.96、220.35及び124.14である酸化防止剤である。成分R及びSのそれぞれは、光を吸収してラジカルを発生し得、分子量がそれぞれ204.26及び340.41である開始剤である。
硬化フィルムの基板密着性の評価
上記サンプルの塗布フィルムの厚みが約5μmになるように、厚み0.7mmの無アルカリガラス基板(EAGLE XG、コーニング社製)上に上記サンプルをワイアバーコータ3番(Wire Bar Coater No.3)((株)安田製作所製)で塗布する。上記塗布フィルムを90℃で2分間加熱する。インプリント装置(ST−02、東芝機械(株)製)に付属のUVLED光源から波長365nmで照度20mW/cmの光を50秒間上記塗布フィルムに照射し上記塗布膜を硬化させ、硬化フィルムを作製する。JIS K−5400に準処し、カッターで上記硬化フィルムに1mm間隔で格子を作り100マスを作製する。上記100マスをテープに密着させた後、上記100マスからテープを外側へ引っ張ることにより上記100マスが上記無アルカリガラス基板から全く剥離されない場合、クロスカットテストの結果を『g』とし、上記100マスをテープに密着させた後、上記100マスからテープを外側へ引っ張ることにより上記100マス全てが上記無アルカリガラス基板から剥離する場合、クロスカットテストを『ng』とする。
硬化フィルム透過率評価
上記サンプルの上記塗布フィルムの厚みが約2μmになるように、厚み0.7mmの無アルカリガラス基板(EAGLE XG、コーニング社製、)上に上記サンプルをスピンコートにより塗布する。上記塗布フィルムを90℃において2分間加熱する。インプリント装置(ST−02、東芝機械(株))に付属のUVLED光源から波長365nmで照度20mW/cmの光を50秒間上記塗布フィルムに照射し上記塗布フィルムを硬化させ、硬化フィルムを作製する。UV/Vis分光光度計(V−550、ジャスコインターナショナル(株)製)により400nm〜800nmにおける波長領域で上記硬化フィルムの光透過率を測定する。光透過率の平均値を上記波長領域において0.5nm毎に算出する。同様に、上記塗布フィルムを270℃で5分間大気下で加熱した後、光透過率の測定及び光透過率の算出を行う。さらに、加熱前後の光透過率の変化の平均値を、上記算出結果を基に算出する。
硬化フィルムの厚み減少評価
上記サンプルの上記塗布フィルムの厚みが約8〜15μmになるように、厚み0.7mmの無アルカリガラス基板(EAGLE XG、コーニング社製、)上に上記サンプルをスピンコートにより塗布する。上記塗布フィルムを90℃において2分間加熱する。インプリント装置(ST−02、東芝機械(株))に付属のUVLED光源から波長365nmで照度20mW/cmの光を50秒間上記塗布フィルムに照射し上記塗布フィルムを硬化させ、硬化フィルムを作製する。表面粗さ計((株)東京精密製、Surfcom920B)により加熱前に上記硬化フィルムの厚みを測定する。同様に、270℃で5分間大気下で上記塗布フィルムを加熱した後に上記塗布フィルムの厚みを測定する。加熱前後の厚み変化量を上記厚みの測定を基に算出する。
硬化フィルムの硬度評価
上記サンプルの上記塗布フィルムの厚みが約8〜15μmになるように、厚み0.7mmの無アルカリガラス基板(EAGLE XG、コーニング社製、)上に上記サンプルをスピンコートにより塗布する。JIS K−5600に準拠し、鉛筆硬度を測定する。
パターン形成条件
厚み0.7mmの無アルカリガラス基板(EAGLE XG、コーニング社製、)上に上記サンプルを配置し塗布フィルムを形成し、90℃2分間加熱する。石英モールド(凸版印刷(株)製)の溝に上記サンプルを充填するように、石英モールドを上記塗布フィルムのそれぞれに配置する。溝の深さ及び溝間の距離は、それぞれ200nm及び500nmである。その後、インプリント装置(ST−02、東芝機械(株))に付属のUVLED光源から波長365nmで照度20mW/cmの光を50秒間上記フィルムに照射し上記塗布フィルムを硬化させ、成形品を作製する。上記成形品を上記石英モールドから剥離する。上記石英モールドの溝に対応する上記成形品の凸部の高さを走査型プローブ顕微鏡(NANOPICS1000、セイコーインスツル(株)製)で測定する。
厚み0.7mmの無アルカリガラス基板(EAGLE XG、コーニング社製、)上に上記サンプルを配置し塗布フィルムを形成し、90℃2分間する。石英モールド(NIM−PH3000、NTTアドバンステクノロジ(株)製)の溝に上記サンプルを充填するように、石英モールドを上記塗布フィルムのそれぞれに配置する。溝の深さ及び溝間の距離は、それぞれ3μm及び5μmである。その後、インプリント装置(ST−02、東芝機械(株))に付属のUVLED光源から波長365nmで照度20mW/cmの光を50秒間上記フィルムに照射し上記塗布フィルムを硬化させ、成形品を作製する。上記成形品を上記石英モールドから剥離する。上記石英モールドの溝に対応する上記成形品の凸部の高さを共焦点レーザ顕微鏡(OLS3100、オリンパス(株)製)で測定する。
成形品の耐熱テスト条件
上記方法で得られた各成形品をリフロー炉(STR−3000R、(株)シンアペック)で加熱し、リフロー炉内温度を下記のように制御する:上記炉内温度は最初室温に設定し、5分間で室温から260℃まで上げる;その後、上記炉内温度を260℃に保持し、30分かけて室温に冷却する。
上記方法で加熱処理された成形品の凸部の高さを測定する。さらに、高さの減少率を下記式を基に算出する。
減少率=(t−t)/t×100 (1)
上記式中、t及びtは、図1に示すようにそれぞれ加熱前高さ及び加熱後高さとして用いる。
表1は硬化フィルムの成形用サンプルA〜Gの成分、上記サンプルから形成される硬化フィルムの耐熱性及び鉛筆硬度を示す。
表2は硬化フィルム形成用のサンプルH〜Nの成分、上記サンプルから形成される硬化フィルムの耐熱性及び鉛筆硬度を示す。耐熱性及び鉛筆硬度は、上述の方法で測定又は評価する。
サンプルAは成分A及びCを含む。成分Aは、重合性基としてアクリロイル基2つを有する化合物2つの混合物である。成分Cは、脂環式部分と、2つのウレタン基及び2つのメチレン基をそれぞれ介して上記脂環式部分に結合する2つのアクリロイル基と、を有する。サンプルAは、3つ以上の重合性基を有する化合物を含まない。
サンプルAの組成物は、サンプルAが、上述のリン酸である成分Iを含むことを除き、サンプルNと同じである。硬化フィルムが基板上にサンプルNから形成されない一方で、サンプルAは上記基板に硬化フィルムを形成し得る。成分I等のリン酸が、ある条件において基板上の硬化フィルム形成に重要であることを示す。
サンプルBは、2つの重合性基を有する化合物である成分Dと、6つの重合性基を有する化合物と4つの重合性基を有する化合物の2つの混合物である成分Fと、を含む。サンプルBは、酸化防止剤として作用し得、且つ1000超の分子量である成分Hをさらに含む。
サンプルBから形成される硬化フィルムは、より高い耐熱性を示す。加熱前後の硬化フィルムの光透過率の減少が観察されない一方で、硬化フィルムのフィルム厚みにおける加熱前後の減少率は9%である。上記硬化フィルムは加熱しても透明である。
さらに、サンプルBの硬化フィルムはパターン特性に対してより高い耐熱性を示す。3μm及び200nmの高さの凸部の減少率はそれぞれ5%及び6%であり、両方6%以下である。
サンプルCは、成分B、C及び成分Eを含む。成分Bは、重合性基としてアクリロイル基を2つ有する。上記2つのアクリロイル基は、相互にメチレン基複数で連結される。成分Cは、脂環式部分と、2つのウレタン基及び2つのメチレン基をそれぞれ介して上記脂環式部分に結合する2つのアクリロイル基と、を有する。成分Eは、重合性基としてアクリロイル基を3つ有する。上記3つのアクリロイル基は、3つそれぞれのメチレン基を介して1つの炭素原子に結合している。
サンプルCから形成される硬化フィルムは、より高い耐熱性を示す。加熱前後の硬化フィルムの光透過率の減少が観察されない一方で、硬化フィルムのフィルム厚みにおける加熱前後の減少率は11%である。上記硬化フィルムは加熱しても透明である。
さらに、サンプルCの硬化フィルムはパターン特性に対してより高い耐熱性を示す。3μm及び200nmの高さの凸部の減少率はそれぞれ6%及び8%であり、両方8%以下である。
サンプルDは、成分C及びEを含む。成分Eのような3つの重合性基を有するモノマーの含有量は60質量%超である。
サンプルDから形成される硬化フィルムは、より高い耐熱性を示す。加熱処理前後の硬化フィルムの光透過率の減少が観察されない一方で、硬化フィルムのフィルム厚みにおける加熱処理前後の減少率は10%である。上記硬化フィルムは加熱しても透明である。
サンプルDの硬化フィルムはパターン特性に対してより高い耐熱性を示す。3μm及び200nmの高さの凸部の減少率はそれぞれ5%及び8%であり、両方8%以下である。
サンプルB及びHから形成される硬化フィルムの鉛筆硬度は、両方4Hである。残りのサンプルで形成される硬化フィルムより高い。硬化フィルムの硬度を高めるために、3つ以上の重合性基を有するモノマーの含有量が50質量%以上であることが好ましい。
硬化フィルム又は樹脂の硬度を高めるために、3つ以上の重合性基を有するモノマーの含有量が60質量%以上であることが好ましい。硬化フィルム又は樹脂の硬度に対し、3つ以上の重合性基を有するモノマーの含有量が70質量%以上であることが好ましい。
サンプルEの組成物は、サンプルFが、酸化防止剤として作用し得る成分Hを含むことを除き、サンプルFと同じである。サンプルFから形成される硬化フィルムは、厚み収縮及び光透過率減少の両方に対してサンプルEと比べて高い耐熱性を示す。さらに、サンプルFから形成される硬化フィルムは、パターン特性に対してより高い耐熱性を示す。3μm及び200nmの高さの凸部の減少率はそれぞれ7%及び7%であり、両方7%以下である。
これは、酸化防止剤が厚み収縮及び光透過率減少の両方に対する耐熱性の向上に寄与していることを示す。
サンプルGの組成物は、サンプルGが、サンプルFに含まれる成分Rに代えて成分Sを含むことを除き、サンプルFと同じである。成分RとSの両方が開始剤として作用し得るけれども、成分Sは成分Rよりも大きな分子量を有する。サンプルGから形成される硬化フィルムは、厚み収縮及び光透過率減少の両方に対してサンプルFと比べて高い耐熱性を示す。
サンプルGから形成される硬化フィルムは、パターン特性に対してより高い耐熱性を示す。3μm及び200nmの高さの凸部の減少率はそれぞれ3%及び4%であり、両方4%以下である。
これは、大きな分子量を有する開始剤が厚み収縮及び光透過率減少の両方に対する耐熱性の向上に寄与していることを示す。開始剤が300以上の分子量を有することが好ましい。
サンプルHの組成物は、サンプルIが酸化防止剤として作用し得る成分Hを含むことを除き、サンプルIと同じである。サンプルIから形成される硬化フィルムは、厚み収縮及び光透過率減少の両方に対してサンプルHと比べて高い耐熱性を示す。
サンプルIから形成される硬化フィルムは、パターン特性に対してより高い耐熱性を示す。3μm及び200nmの高さの凸部の減少率はそれぞれ5%及び4%であり、両方5%以下である。
これは、酸化防止剤が厚み収縮及び光透過率減少の両方に対する耐熱性の向上に寄与していることを示す。
サンプルKの組成物は、サンプルI及びJが、サンプルKに含有される成分Nに代えて、成分H及びOをそれぞれ含むことを除き、サンプルI及びJと同じである。成分Nは、成分H及び成分Oと同様に酸化防止剤として作用し得るけれども、成分Nは成分H及びOよりも小さい分子量を有する。サンプルI及びJから形成される硬化フィルムは、厚み収縮及び光透過率減少の両方に対してサンプルKと比べて高い耐熱性を示す。
これに関連して、サンプルJの硬化フィルムは、パターン特性に対してより高い耐熱性を示す。3μm及び200nmの高さの凸部の減少率はそれぞれ8%及び8%であり、両方10%以下である。
これは、大きい分子量を有する酸化防止剤が厚み収縮及び光透過率減少の両方に対する耐熱性の向上に寄与していることを示す。酸化防止剤の分子量は600以上であることが好ましい。酸化防止剤の分子量は1000以上であることがより好ましい。
サンプルLの組成物は、サンプルI及びJが、サンプルLに含有される成分Pに代えて、成分H及びOをそれぞれ含むことを除き、サンプルI及びJと同じである。成分Pは、成分H及び成分Oと同様に酸化防止剤として作用し得るけれども、成分Pは成分H及びOよりも小さい分子量を有する。サンプルI及びJから形成される硬化フィルムは、厚み収縮及び光透過率減少の両方に対してサンプルLと比べて高い耐熱性を示す。これは、大きい分子量を有する酸化防止剤が厚み収縮及び光透過率減少の両方に対する耐熱性の向上に寄与していることを示す。酸化防止剤の分子量は600以上であることが好ましい。酸化防止剤の分子量は1000以上であることがより好ましい。
サンプルMの組成物は、サンプルI及びJが、サンプルMに含有される成分Qに代えて、成分H及びOをそれぞれ含むことを除き、サンプルI及びJと同じである。成分Qは、成分H及び成分Oと同様に酸化防止剤として作用し得るけれども、成分Qは成分H及びOよりも小さい分子量を有する。サンプルI及びJから形成される硬化フィルムは、厚み収縮及び光透過率減少の両方に対してサンプルMと比べて高い耐熱性を示す。これは、大きい分子量を有する酸化防止剤が厚み収縮及び光透過率減少の両方に対する耐熱性の向上に寄与していることを示す。酸化防止剤の分子量は600以上であることが好ましい。酸化防止剤の分子量は1000以上であることがより好ましい。
部材又はデバイスの製造工程において加熱が通常実施されるため、サンプルB〜D、F、G、I及びJは部品又はデバイス形成用の出発原料として好適である。部品の典型的な例は、レンズ、反射防止膜及び光ガイド等の光学部品であり、デバイスの典型的な例は、半導体デバイス、並びに、例えば液晶デバイス及びエレクトロルミネセント及び電気泳動デバイス等の表示装置等の電気光学デバイスである。
図2は、デバイス又は部品の例である、アクティブマトリクス型有機エレクトロルミネセントデバイスの製造工程を示す。
(a)サンプルB〜D、F、G、I及びJのうち少なくとも1つの溶液をTFT基板2の上面に塗布して、塗布フィルム1をTFT基板2上に形成する。
(b)ベース部分と、該ベース部分から突き出ている突起部分A、B及びCと、を有するモールド3。塗布フィルム1をモールド3を介して光照射することにより層間絶縁フィルム4に変換する。層間絶縁フィルム4において、モールド3の突起部分A、B及びCに対応して深さが変わる凹部が、光照射に続くモールド3の除去後に形成される。
(c)画素電極は、層間絶縁フィルム4内に形成された凹部に形成される。
典型的に、画素電極は、酸化インジウムスズ(ITO)で形成される。画素電極厚みは画素によって出力される光の色によって異なる。
典型的に、工程(e)で形成される画素Rの画素電極の厚さは、大体赤の光の波長に匹敵する約630nmである。工程(e)で形成される画素Gの画素電極の厚さは、大体緑の光の波長に匹敵する約530nmである。工程(e)で形成される画素Bの画素電極の厚さは、大体赤の光の波長に匹敵する約450nmである。
TFT基板のTFTに電気的に結合している上記画素電極を介したコンタクト5。画素電極、層間絶縁フィルム4及びコンタクト5の上面の平坦化を、上記上面がコプラナーとなるように実施することが好ましい。
(d)隣接画素から1画素に分割するセパレータ6はフォトリソグラフィー又はナノインプリント技術により層間絶縁フィルム4上に形成される。
(e)画素R、G及びBは、画素電極上に形成される。それぞれの画素は、発光層、正孔注入層、正孔輸送層、電子注入層及び電子輸送層を含む。
(f)共通電極7は、該共通電極7が画素を被覆するように形成される。典型的には、マグネシウム−銀合金で形成される。
上記正孔注入層は、上記正孔輸送層と対応する画素電極の間に配置される。上記発光層は上記正孔輸送層及び上記電子輸送層の間に配置される。上記電子注入層は上記電子輸送層及び共通電極7の間に配置される。
上記発光層により画素電極の下部方向へ発光する光は、層間絶縁フィルム4と画素電極の間の境界で反射し、上記発光光の共鳴形成が起こる。上記共鳴は波長純度、上記発光光の方向性又は強度を向上し得る。
層間絶縁フィルム4の体積収縮又は厚み減少は、共鳴のサイズの変化を誘起させ、共鳴条件を損なう。より厳しい場合、デバイスから出力する光は、体積収縮又は厚み減少のため変化する可能性がある。体積収縮又は厚み減少が小さい樹脂は、層間絶縁フィルム4の形成に好ましい。
表1及び2に示すように、サンプルB〜D、F、G、I及びJから形成される樹脂は加熱によっても例えば11%の小さいフィルム厚み減少を示す。層間絶縁フィルム4はサンプルB〜D、F、G、I及びJのいずれか1つから形成されることが好ましい。層間絶縁フィルム4は、サンプルDから形成されることが好ましく、それは該サンプルから形成される樹脂は耐熱性がより優れている、例えばフィルム厚みの減少率は10%であるためである。
これらのサンプルの中で、層間絶縁フィルム4はサンプルB及びIから形成されることが好ましく、それは該サンプルから形成される樹脂は、サンプルB〜D、F、G、I及びJの中で最も優れた耐熱性、例えばフィルム厚みの減少率が9%であるためである。

Claims (20)

  1. 第1重合性基と第2重合性基と第3重合性基とを有する第1化合物を含有する組成物。
  2. 前記第1化合物が芳香族基を有しない請求項1に記載の組成物。
  3. 第2化合物をさらに含有し、
    該第2化合物が、該第2化合物の結合の開裂によりラジカルを発生し得る請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 前記第1重合性基と前記第2重合性基と前記第3重合性基は、同一の置換基である請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 前記第1重合性基が第1原子に結合する第1鎖状部分に結合し、
    前記第2重合性基が前記第1原子に結合する第2鎖状部分に結合し、
    前記第3重合性基が前記第1原子に結合する第3鎖状部分に結合する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 前記第1鎖状部分と前記第2鎖状部分と前記第3鎖状部分とのそれぞれはメチレン基である請求項5に記載の組成物。
  7. 前記第1重合性基と前記第2重合性基と前記第3重合性基とのそれぞれは、アクリロイル基及びメタクリロイル基のうちいずれかである請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物。
  8. 前記第1化合物が第4重合性基をさらに有する請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 前記第1化合物が第4重合性基をさらに有し、該第4重合性基が前記第1原子に結合する第4鎖状部分に結合する請求項5に記載の組成物。
  10. 第2化合物をさらに含有し、
    該第2化合物が、第5重合性基と第6重合性基とを有する請求項1〜9のいずれか一項に記載の組成物。
  11. 前記第2化合物が、前記第5重合性基及び前記第6重合性基以外の重合性基を有しない請求項10に記載の組成物。
  12. 前記第5重合性基が第2原子に結合する第5鎖状部分に結合し、
    前記第6重合性基が前記第2原子に結合する第6鎖状部分に結合する、請求項11に記載の組成物。
  13. 前記第5重合性基と前記第6重合性基は、同一の置換基である請求項12に記載の組成物。
  14. 第3化合物をさらに含有する請求項1〜13のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 前記第3化合物がシランカップリング剤である請求項14に記載の組成物。
  16. 第4化合物をさらに含有し、
    該第4化合物が、請求項1〜16のいずれか一項に記載の組成物から形成される樹脂の、該樹脂が上に形成される基板に対する密着性を高め得る請求項1〜15のいずれか一項に記載の組成物。
  17. 前記第4化合物がリン原子に結合する水酸基を少なくとも1つ有する請求項16に記載の組成物。
  18. 酸化防止剤として作用する第5化合物をさらに含有する請求項1に記載の組成物。
  19. 部品の製造方法であって、
    部材を供給し、
    前記部材に請求項1〜18のいずれか一項に記載の組成物を配置し、
    前記組成物を硬化させることを含む、製造方法。
  20. フィルムを含む部品であって、
    前記フィルムは、該フィルムを270℃で5分間大気に曝露したときの該フィルムの厚みの減少率が11%以下である部品。
JP2015069789A 2014-03-31 2015-03-30 組成物及び部品の製造方法 Active JP6504653B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201461973066P 2014-03-31 2014-03-31
US61/973,066 2014-03-31

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015196833A true JP2015196833A (ja) 2015-11-09
JP2015196833A5 JP2015196833A5 (ja) 2018-05-24
JP6504653B2 JP6504653B2 (ja) 2019-04-24

Family

ID=54189395

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015069789A Active JP6504653B2 (ja) 2014-03-31 2015-03-30 組成物及び部品の製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9663602B2 (ja)
JP (1) JP6504653B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014208104A1 (en) 2013-06-27 2014-12-31 Toyo Gosei Co., Ltd. Reagent for enhancing generation of chemical species
JP2015098471A (ja) 2013-11-18 2015-05-28 東洋合成工業株式会社 化学種発生向上試剤
JP6797529B2 (ja) 2015-01-21 2020-12-09 東洋合成工業株式会社 光学部材の製造方法及びそれに用いられる組成物
US10213943B2 (en) 2015-09-11 2019-02-26 Toyo Gosei Co., Ltd. Composition

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1180594A (ja) * 1997-08-29 1999-03-26 Toagosei Co Ltd 被覆用樹脂組成物およびこれを被覆してなるフォトマスク
JP2002012796A (ja) * 2000-06-27 2002-01-15 Toagosei Co Ltd 被覆用樹脂組成物及びこれを被覆して成るフォトマスク
JP2002265312A (ja) * 2001-03-13 2002-09-18 Tokuyama Corp 歯科用プライマー組成物
JP2007077321A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Denki Kagaku Kogyo Kk エネルギー線硬化性樹脂組成物とそれを用いた接着剤
JP2007153957A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Kuraray Co Ltd 電子部品用接着性組成物
JP2008101151A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Denki Kagaku Kogyo Kk 硬化性組成物
JP2008105414A (ja) * 2006-09-27 2008-05-08 Fujifilm Corp 光ナノインプリントリソグラフィ用硬化性組成物およびそれを用いたパターン形成方法
JP2010087165A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Fujifilm Corp ナノインプリント用硬化性組成物、これを用いた硬化物およびその製造方法、ならびに液晶表示装置用部材
WO2012073827A1 (ja) * 2010-12-02 2012-06-07 株式会社カネカ 光学材料用活性エネルギー線硬化性組成物、硬化物、および製造方法

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5180757A (en) * 1987-12-16 1993-01-19 Michael Lucey Photopolymerizable compositions used in electronics
EP0780731B1 (en) * 1995-12-22 2002-04-17 Mitsubishi Chemical Corporation Photopolymerizable composition for a color filter, color filter and liquid crystal display device
US6171675B1 (en) * 1999-05-20 2001-01-09 Nagase-Ciba Ltd. UV-curable adhesive composition, method of preparing optical disc and optical disc produced thereby
JP4011811B2 (ja) * 2000-01-14 2007-11-21 Jsr株式会社 光硬化性樹脂組成物及び光学部材
JP2004002702A (ja) 2002-02-28 2004-01-08 Merck Patent Gmbh プレポリマー材料、ポリマー材料、インプリンティングプロセスおよびその使用
WO2014104074A1 (ja) 2012-12-28 2014-07-03 東洋合成工業株式会社 硬化性樹脂組成物、インプリント用樹脂モールド、光インプリント方法、半導体集積回路の製造方法及び微細光学素子の製造方法
CN105026449B (zh) 2013-03-04 2021-05-04 东洋合成工业株式会社 组合物、树脂模具、光压印法、光学元件的制法及电子元件的制法
US9840038B2 (en) 2013-04-11 2017-12-12 Toyo Gosei Co., Ltd. Resin mold
US9366782B2 (en) 2013-04-11 2016-06-14 Toyo Gosei Co., Ltd. Method for manufacturing a component
US20140335304A1 (en) 2013-05-09 2014-11-13 Toyo Gosei Co., Ltd. Resin, method for fabricating resin, and composition
US9240565B2 (en) 2013-06-06 2016-01-19 Toyo Gosei Co., Ltd. Composition
WO2014208104A1 (en) 2013-06-27 2014-12-31 Toyo Gosei Co., Ltd. Reagent for enhancing generation of chemical species
WO2014208103A1 (en) 2013-06-27 2014-12-31 Toyo Gosei Co., Ltd. Reagent for enhancing generation of chemical species
US20160215075A1 (en) 2013-09-05 2016-07-28 Toyo Gosei Co., Ltd. Reagent for enhancing generation of chemical species
US20150060728A1 (en) 2013-09-05 2015-03-05 Toyo Gosei Co., Ltd. Reagent for enhancing generation of chemical species
WO2015052914A1 (en) 2013-10-07 2015-04-16 Toyo Gosei Co., Ltd. Reagent for enhancing generation of chemical species and manufacturing apparatus
JP2015098471A (ja) 2013-11-18 2015-05-28 東洋合成工業株式会社 化学種発生向上試剤
JP6797529B2 (ja) 2015-01-21 2020-12-09 東洋合成工業株式会社 光学部材の製造方法及びそれに用いられる組成物

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1180594A (ja) * 1997-08-29 1999-03-26 Toagosei Co Ltd 被覆用樹脂組成物およびこれを被覆してなるフォトマスク
JP2002012796A (ja) * 2000-06-27 2002-01-15 Toagosei Co Ltd 被覆用樹脂組成物及びこれを被覆して成るフォトマスク
JP2002265312A (ja) * 2001-03-13 2002-09-18 Tokuyama Corp 歯科用プライマー組成物
JP2007077321A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Denki Kagaku Kogyo Kk エネルギー線硬化性樹脂組成物とそれを用いた接着剤
JP2007153957A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Kuraray Co Ltd 電子部品用接着性組成物
JP2008105414A (ja) * 2006-09-27 2008-05-08 Fujifilm Corp 光ナノインプリントリソグラフィ用硬化性組成物およびそれを用いたパターン形成方法
JP2008101151A (ja) * 2006-10-20 2008-05-01 Denki Kagaku Kogyo Kk 硬化性組成物
JP2010087165A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Fujifilm Corp ナノインプリント用硬化性組成物、これを用いた硬化物およびその製造方法、ならびに液晶表示装置用部材
WO2012073827A1 (ja) * 2010-12-02 2012-06-07 株式会社カネカ 光学材料用活性エネルギー線硬化性組成物、硬化物、および製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6504653B2 (ja) 2019-04-24
US9663602B2 (en) 2017-05-30
US20150274871A1 (en) 2015-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6504653B2 (ja) 組成物及び部品の製造方法
KR20170140149A (ko) 전자 디바이스용 밀봉제 및 전자 디바이스의 제조 방법
TWI669338B (zh) 樹脂組合物
US9944818B2 (en) Polycycloolefin polymer compositions as optical materials
US20150014893A1 (en) Process for producing article having fine pattern on its surface
CN108886849B (zh) 有机el显示元件用密封剂以及有机el显示元件用密封剂的制造方法
JP6247125B2 (ja) 有機光デバイスの製造方法
JP2015038188A (ja) 組成物
CN109983595B (zh) 用于有机电子器件封装剂的组合物和使用其形成的封装剂
KR102392860B1 (ko) 유기 el 표시 소자용 봉지제
CN113717350B (zh) 光固化组合物、封装结构和半导体器件
TW202045613A (zh) 組合物
KR20120078514A (ko) 투명 폴리이미드 기판 및 그 제조방법
TWI745457B (zh) 有機el顯示元件用密封劑
TW201905024A (zh) 有機el顯示元件用密封劑
TW202142666A (zh) 密封劑、硬化體、有機電致發光顯示裝置、及有機電致發光顯示裝置之製造方法
KR102153604B1 (ko) 절연체용 조성물, 절연체 및 박막 트랜지스터
JP6530767B2 (ja) 有機エレクトロルミネッセンス表示素子用封止剤
JP2019116556A (ja) エポキシ樹脂組成物およびリフレクター
TW201439219A (zh) 可固化聚矽氧組合物,其固化產品及光學半導體裝置
WO2022050421A1 (ja) インクジェット塗布用及びled保護用硬化性組成物、ledモジュール、ledモジュールの製造方法及びled表示装置
Park et al. 22‐5: Late‐News Paper: Silicone‐based Low‐k Material for Display
KR102392854B1 (ko) 유기 el 표시 소자용 봉지제
TWI586787B (zh) 有機el元件
JP2022135603A (ja) インクジェット塗布用及びled用硬化性組成物、ledモジュール、ledモジュールの製造方法及びled表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180329

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181212

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6504653

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150