JP2015195482A - 画像形成システム、サーバー、画像形成装置、及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
画像形成システムXは、アプリ500の実行指示を行う画像形成装置1と、画像形成装置1と接続可能なサーバー2とを含んでいる。機種固有情報取得部110は、機種固有情報400を取得する。機種固有情報送信部120は、取得された機種固有情報400をサーバー2に送信する。機能制御仲介部130は、機種固有情報400に対応して、サーバー2からの指示により各部の機能を制御する。機種固有情報受信部210は、機種固有情報400を受信する。アプリ管理部220は、アプリ500を管理し実行する。API部230は、アプリ500の実行時における画像形成装置1の機能の制御の指示を、画像形成装置1の機能制御仲介部130に送信する。
【選択図】図5
Description
これらのアプリにより、PDF作成、名刺管理、帳簿管理等の機能を画像形成装置に追加可能になる。また、アプリによりカメラ等の機器との連携を行うことも可能である。
本発明の画像形成システムは、前記サーバーのアプリケーション管理手段が、前記機種固有情報に対応する前記アプリケーションを検索して前記画像形成装置に提示し、前記画像形成装置からの認証情報を取得して提示した前記アプリケーションを使用可能な状態とすることを特徴とする。
本発明のサーバーは、アプリケーションの実行指示を行う画像形成装置と、該画像形成装置と接続可能なサーバーとを含む画像形成システムのサーバーであって、前記画像形成装置の前記機種固有情報を受信する機種固有情報受信手段と、前記機種固有情報受信手段により取得された前記機種固有情報に対応する前記アプリケーションを管理し実行するアプリケーション管理手段と、前記アプリケーション管理手段により実行された前記アプリケーションからの前記画像形成装置の機能の制御の指示により、前記機種固有情報に対応して前記画像形成装置の機能の制御を指示するインターフェイス手段とを備えることを特徴とする。
本発明のサーバーは、前記アプリケーション管理手段が、前記機種固有情報に対応する前記アプリケーションを検索して前記画像形成装置に提示し、前記画像形成装置からの認証情報を取得して提示した前記アプリケーションを使用可能な状態とすることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、アプリケーションの実行指示を行う画像形成装置と、該画像形成装置と接続可能なサーバーとを含む画像形成システムの画像形成装置であって、機種固有情報を前記サーバーに送信する機種固有情報送信手段と、該機種固有情報送信手段により前記サーバーに送信された前記機種固有情報に対応して、実行された前記アプリケーションからの指示により、各部の機能を制御する機能制御仲介手段とを備えることを特徴とする。
本発明の画像形成方法は、アプリケーションの実行指示を行う画像形成装置と、該画像形成装置と接続可能なサーバーとにより実行される画像形成方法であって、前記画像形成装置により、機種固有情報を前記サーバーに送信させ、前記サーバーにより、前記画像形成装置の前記機種固有情報を受信させ、前記サーバーにより、取得された前記機種固有情報に対応する前記アプリケーションを管理し実行させ、前記サーバーにより、実行された前記アプリケーションからの前記画像形成装置の機能の制御の指示により、前記機種固有情報に対応して前記画像形成装置の機能の制御を指示させ、前記画像形成装置により、前記サーバーに送信された前記機種固有情報に対応したアプリケーションが前記サーバーで実行された際の指示により各部の機能を制御させることを特徴とする。
〔画像形成システムXの構成〕
画像形成システムXは、例えば、アプリの実行指示を行う画像形成装置1と、画像形成装置1と接続可能なサーバー2とを含んでいる。
画像形成装置1は、操作パネル部16(図2)等を備えるMFPや単機能のプリンター等であり、当該機器に対応付けられたアプリをサーバー2と協働して使用することが可能である。
サーバー2は、インターネット(登録商標)上のデータセンター等のいわゆる「クラウド」に載置されたPC/AT互換機等のPCサーバーやARM(登録商標)サーバー、イントラネット上のサーバー等の情報処理装置である。サーバー2は、画像形成装置1に対応付けられたアプリを記憶しており、画像形成装置1からの指示に従って実行することが可能である。
画像形成装置1、及びサーバー2は、LAN(Local Area Network)、無線LAN、WAN(Wide Area Network)、携帯電話網等であるネットワーク5に接続されている。
次に、図2により、画像形成装置1の全体の構成について説明する。画像形成装置1は、画像処理部11、原稿読取部12、原稿給送部13、搬送部(給紙ローラー42b、搬送ローラー対44、排出ローラー対45)、ネットワーク送受信部15、操作パネル部16、画像形成部17(画像形成手段)、及び記憶部19等が、制御部10に接続されている。各部は、制御部10によって動作制御される。
制御部10は、記憶部19のROMやHDDに記憶されている制御プログラムを読み出して、この制御プログラムをRAMに展開させて実行することで、後述する機能ブロックの各手段として動作させられる。また、制御部10は、図示しない外部の端末や操作パネル部16から入力された所定の指示情報に応じて、装置全体の制御を行う。
画像処理部11は、原稿読取部12で読み取られた画像を、記憶部19に印刷データとして記憶する。この際、画像処理部11は、印刷データをPDFやTIFF等のフォーマットのファイル単位に変換することも可能である。
原稿給送部13は、原稿読取部12で読み取られる原稿を搬送する手段である。
画像形成部17は、ユーザーの出力指示により、記憶部19に記憶され、原稿読取部12で読み取られ、又は外部の端末から取得されたデータから記録紙への画像形成を行わせる手段である。
搬送部(給紙ローラー42b、搬送ローラー対44、排出ローラー対45)は、給紙カセット42a(図3)から記録紙を搬送し、画像形成部17で画像形成させ、その後にスタックトレイ50へ搬送する。
なお、原稿読取部12、原稿給送部13、搬送部、画像形成部17の動作については後述する。
ネットワーク送受信部15は、データ通信用の回線ではデータを送受信し、音声電話回線では音声信号を送受信する。
ネットワーク送受信部15は、ネットワークを介して、図示しないPC(Personal Computer)やスマートフォンやPDA(Personal Data Assistant)や携帯電話等の外部の端末、サーバー等に接続されていてもよい。
操作パネル部16は、ユーザーの指示を取得する。このユーザーの指示は、後述するアプリ500(図5)のインストールや使用の指示を含む。また、ユーザーの指示により、各ユーザーの情報を入力、変更することも可能である。このため、操作パネル部16は、専用の制御部とROMやRAM等の記録媒体を備えて、制御部10と連携してGUI(Graphical User Interface)の制御を行ってもよい。アプリ500のインストールや使用時の操作パネル部16の制御の詳細については後述する。
また、操作パネル部16には、USBメモリーやフラッシュメモリーカードの記録媒体や記録媒体を内蔵した外部機器を接続するための接続部が備えられていてもよい。
記憶部19のRAMは、省電力状態であっても、セルフリフレッシュ等の機能により、記憶内容が保持される。
記憶部19のROMやHDDには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。これに加えて、記憶部19は、ユーザーのアカウント設定も記憶している。また、記憶部19に、ユーザー毎やアプリ500(図5)毎の文書ボックスの領域が含まれていてもよい。
また、制御部10及び画像処理部11は、RAMやROMやフラッシュメモリー等を内蔵していてもよい。
また、画像形成装置1は、ファクシミリの送受信を行うFAX送受信部を備えていてもよい。
次に、図3を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の動作について説明する。
原稿読取部12は、本体部14の上部に配設され、原稿給送部13は、原稿読取部12の上部に配設されている。スタックトレイ50は、本体部14に形成された記録紙の排出口41側に配設され、また、操作パネル部16は、画像形成装置1のフロント側に配設されている。
プラテンガラス12bは、ガラス等の透明部材により構成された原稿台である。原稿読取スリット12cは、原稿給送部13による原稿の搬送方向と直交方向に形成されたスリットを有する。
また、原稿給送部13により搬送された原稿を読み取る場合には、スキャナー12aは、原稿読取スリット12cと対向する位置に移動され、原稿読取スリット12cを介し、原稿給送部13による原稿の搬送動作と同期して原稿を読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部14に備わる制御部10に出力する。
なお、原稿給送部13は、可倒式に構成され、原稿給送部13を上方に持ち上げることで、プラテンガラス12bの上面を開放させることができる。
給紙ローラー42bによって用紙搬送路43に繰り出された記録紙は、搬送ローラー対44によって画像形成部17に搬送される。そして、画像形成部17によって記録が施された記録紙は、排出ローラー対45によってスタックトレイ50に排出される。
次に、図4を参照して、サーバー2(情報処理装置)の全体構成について説明する。
サーバー2は、制御部20、ネットワーク送受信部25、記憶部29を備えている。各部は、制御部20によって動作制御される。
なお、ネットワーク送受信部25は、外部のハブやルータ等に接続され、ネットワーク5に接続されていてもよい。
図5を参照して、画像形成装置1及びサーバー2を含む画像形成システムXの制御構成について説明する。
画像形成装置1の制御部10は、機種固有情報取得部110(機種固有情報取得手段)、機種固有情報送信部120(機種固有情報送信手段)、及び機能制御仲介部130(機能制御仲介手段)を備えている。
画像形成装置1の記憶部19は、機種固有情報400、及び認証情報410を記憶する。
サーバー2の制御部20は、アプリ500を実行するプラットフォーム200を備えている。このプラットフォーム200は、機種固有情報受信部210(機種固有情報受信手段)、アプリ管理部220(アプリケーション管理手段)、及びAPI部230(インターフェイス手段)を含んでいる。
サーバー2の記憶部29は、機種固有情報400、認証情報410、及びアプリ500を記憶する。
また、機種固有情報送信部120は、操作パネル部16のブラウザーの設定情報等も送信可能である。
機能制御仲介部130は、サーバー2のAPI部230から要求された機能に該当する、画像形成装置1の各部を制御する、いわゆる「コネクター」として機能する。このため、機能制御仲介部130は、サーバー2のAPI部230で作成された機能制御指示のコマンドを受信した場合、これを解析して、画像形成装置1で実現可能な機能に対応する各部を適切な方式で制御する。たとえば、機能制御仲介部130は、機能制御指示のコマンドに対応して、コピー機能、ネットワークスキャン機能、文書ボックス機能等を呼び出すことができる。機能制御仲介部130は、これらのうち、どのような機能が使用可能であるか否かを、機種固有情報400の設定に従って選択する。
また、機能制御仲介部130は、各部を直接制御することも可能である。機能制御仲介部130は、例えば、原稿読取部12で解像度や色等を設定して原稿読取して画像データとして記憶部19に記憶させ、画像処理部11に記憶部19の画像データや文書データ(図示せず)を画像処理させ、操作パネル部16のブラウザー上に画像を描画し、画像形成部17で画像データや文書データを画像形成してもよい。また、機能制御仲介部130は、例えば搬送部のモーターの一つを駆動させるといった、より機器のハードウェアの構成に近い制御を行ってもよい。また、機能制御仲介部130は、画像形成装置1にフィニッシャーが存在した場合は製本やステープル等、FAX送受信部が存在した場合はファクシミリの送受信、ICカードや生体認証によるユーザー認証部が存在した場合は当該ユーザー認証部によるユーザー認証、カメラが存在した場合はカメラ画像の取得や視線検出等の各機能を呼び出すことも可能である。これらの機能の呼び出しの可否についても機種固有情報400に設定可能である。また、機能制御仲介部130は、ネットワーク送受信部15(図2)を介して他の画像形成装置や端末等(図示せず)の制御を行うことも可能である。
また、機能制御仲介部130は、各部の状態の取得等の処理も行ってもよい。機能制御仲介部130は、これらの取得した各部の状態、各部の機能の呼び出しの結果等について、サーバー2に送信可能である。この際、機能制御仲介部130は、各種ファイル等をサーバー2との間で送受信することも可能である。たとえば、機能制御仲介部130は、スキャンした画像データ、文書ボックスの文書データ等を送受信することも可能である。なお、機能制御仲介部130は、FAX送受信部が存在した場合はファクシミリ送受信の画像データの送受信、ユーザー認証部が存在した場合はユーザー認証結果、カメラが存在した場合は映像データのサーバー2への送受信等を行うことも可能である。
また、アプリ管理部220は、機種固有情報400に対応するアプリ500を検索して画像形成装置1に提示する。また、アプリ管理部220は、画像形成装置1からの認証情報410を取得した場合、アプリ500を使用可能な状態とする。
具体的に、API部230は、取得した機種固有情報400を参照し、画像形成装置1に備えられた各部の機能を制御する指示(以下、「機能制御指示」という。)のコマンドを作成し、画像形成装置1の機能制御仲介部130へ送信する。また、この機能制御指示のコマンドとして、API部230は、プラットフォーム200のAPIが呼び出された際のパラメーター等と、画像形成装置1の機能に対応する制御の方式とを対応付けたコマンドを作成してもよい。
また、API部230は、画像形成装置1の機能の制御、情報参照等の結果についても取得して、アプリ500に提示する。この際、API部230は、画像形成装置1から、機能制御の結果の各種ファイル等を取得して、アプリ500に提示してもよい。
認証情報410は、予め各ユーザーが操作パネル部16やユーザーの端末(図示せず)等から登録することが可能である。
また、アプリ500は、サーバー2の記憶部29に、複数記憶されてもよい。アプリ500は、例えば、OCR(Optical Character Recognition、光学文字認識)、監視カメラアプリ、ウォーターマーク作成、請求書作成、社員名簿管理、伝票管理、契約書管理、名刺管理、PDF作成、帳簿管理、グループ管理等のアプリであってもよい。
また、各アプリ500は、画像形成装置1の機種固有情報400に対応して実行可能か否かが選択されてもよい。この場合、各アプリ500は、画像形成装置1が複数存在する場合、当該画像形成装置1の各機種固有情報400に対応してそれぞれが使用可能な状態か否かを設定されていてもよい。また、この場合、画像形成装置1の認証情報410により、当該画像形成装置1と対応付けられて使用可能な状態にする「アクティベーション」を行う構成であってもよい。また、アプリ500は、画像形成装置1や他の端末等(図示せず)からインストールされて記憶部29に記憶されてもよい。なお、画像形成装置1の機種毎に別々のアプリ500がインストールされる構成であってもよい。
また、アプリ500は、プラットフォーム200上で動作する実行ファイルと、クラス情報を含む各種データとを含んで構成されてもよい。この場合、アプリ500の実行ファイルは、例えばJava(登録商標)アプリの中間言語のファイルや、「ネイティブ」のexeファイル等からなるアプリのバイナリのファイルであってもよい。アプリ500は、この他にも、必要なデータを含んでいてもよい。
次に、図6〜図7を参照して、本発明の実施形態に係る画像形成システムXによるアプリインストールの説明を行う。
本実施形態のアプリインストール処理は、ユーザーの指示により、サーバー2上のアプリ500を使用可能にする。本アプリインストール処理では、まず、画像形成装置1から、機種固有情報400をサーバー2に送信して、画像形成装置1で使用可能なアプリ500のリスト(以下、「アプリリスト」という。)を取得する。画像形成装置1は、ユーザーがアプリリスト内のアプリ500を選択して、アクティベーションキーを入力すると、これを認証情報410に含めてサーバー2に送信する。サーバー2では、このアクティベーションキーで画像形成装置1とアプリ500とを対応付けて、アクティベーションする。これにより、画像形成装置1と対応付けられたアプリ500を使用可能な状態になる。
本実施形態に係るアプリインストール処理は、主に画像形成装置1の制御部10、操作パネル部16、及びサーバー2の制御部20が、記憶部19及び記憶部29に記憶されたプログラムを、各部と協働し、ハードウェア資源を用いて実行する。
以下で、図6のフローチャートを参照して、アプリインストール処理の詳細をステップ毎に説明する。
まず、制御部10が、機種固有情報取得部110として、アプリリスト要求処理を行う。制御部10は、操作パネル部16のブラウザーのGUIにて、ユーザーから使用可能なアプリ500を表示する指示を取得した場合、サーバー2からアプリリストを取得するための処理を開始する。
制御部10は、記憶部19から機種固有情報400を取得して、アプリリストの取得と機種固有情報400の送信を機種固有情報送信部120に指示する。
制御部10は、この際、機種固有情報400を公開鍵等で暗号化してもよい。
次に、制御部10が、機種固有情報送信部120として、機種固有情報送信処理を行う。
制御部10は、送信を指示された機種固有情報400とアプリリストの送信を要求するコマンドとを、サーバー2に送信する(タイミングT101)。
ここで、サーバー2の処理について説明する。
サーバーの制御部20は、機種固有情報受信部210として、機種固有情報受信処理を行う。制御部20は、機種固有情報400を受信して、記憶部29に保存する。この際、制御部20は、機種固有情報400が不正なものでないか、秘密鍵で復号化してチェックしてもよい。
また、制御部20は、ここでは、アプリリストの取得の要求のコマンドを受信して、アプリ管理部220に通知する。
次に、制御部20が、アプリ管理部220として、アプリ検索処理を行う。
制御部20は、機種固有情報400を参照してアプリ500を記憶部29から検索し、この機種固有情報400に対応したアプリ500を検索し、アプリリストを作成する。
この際、制御部20は、検索された各アプリ500について、画像形成装置1に既に対応付けられておりアクティベーションされているか否かの情報についても、アプリリストに付加する。
次に、制御部20が、アプリ管理部220として、アプリリスト送信処理を行う。
制御部20は、作成したアプリリストを、画像形成装置1に送信する(タイミングT201)。
ここで、再び画像形成装置1の処理について説明する。
操作パネル部16は、アプリリスト提示処理を行う。操作パネル部16は、サーバー2から検索されたアプリ500のアプリリストを取得して、ブラウザーで表示部に表示させる。
図7(a)の画面例600は、表示されたアプリリストの例を示す。表示欄610には、ユーザー名、機種、使用可能なアプリ500の名称等がリスト形式で表示されている。また、表示欄610の各アプリ500には、アクティベートされているか否かの情報も表示されている。ボタン700は、このアプリリストの表示を終了する指示を行うためのボタンである。
次に、操作パネル部16が、アプリ選択処理を行う。
操作パネル部16は、GUIにて、使用可能なアプリ500の名称等のリストから、まだ使用可能になっていないアプリ500をユーザーが選択した場合、アクティベートの指示を行う。
図7(b)の画面例601によると、操作パネル部16は、表示欄620に、アクティベーションキーの入力を求めるダイアログボックス等を表示する。操作パネル部16は、ユーザーがGUIでアクティベーションキーを入力すると、これを取得して制御部10に送信するよう指示する。
なお、操作パネル部16は、アクティベーションキーの入力の前に、ユーザー認証等を行ってもよい。また、操作パネル部16は、既にアクティベート済みのアプリ500を選択した場合、そのアプリ500を使用する指示を行ってもよい。
次に、制御部10が、機種固有情報送信部120として、認証情報送信処理を行う。
制御部10は、操作パネル部16で入力されたアクティベーションキーと、選択されたアプリ500のアプリ識別情報と、アカウント情報等とを認証情報410に含めて、サーバー2に送信する。
図7(b)の例では、制御部10は、ユーザーが入力を完了した場合、表示欄620に「送信」のボタン720を表示して、この押下を検出した場合に認証情報410を送信してもよい(タイミングT102)。
ここで、再びサーバー2の処理について説明する。
サーバー2の制御部20は、アプリ管理部220として、認証情報受信処理を行う。
制御部20は、画像形成装置1から認証情報410を受信すると、記憶部29に保存する。
次に、制御部20が、アプリ管理部220として、アクティベート可能か否かを判別する。制御部10は、受信したアクティベーションキーを図示しない秘密鍵等で復号化し、正当なものであるか否かを判別し、正当なものである場合にYes、それ以外の場合はNoと判定する。また、この際、制御部10は、認証情報410のアプリ識別情報と、機種固有情報400とを比較し、画像形成装置1でこのアプリ500が使用可能か再度チェックして、当該機器やユーザー等では使用不可能であった場合にはNoと判定してもよい。また、制御部20は、課金情報に十分な残高がなかった場合等には、Noと判定してもよい。
Yesの場合、制御部20は、処理をステップS206に進める。
Noの場合、制御部20は、処理をステップS2207に進める。
アプリ500をアクティベート可能であった場合、制御部20が、アプリ管理部220として、アプリ500アクティベート処理を行う。
制御部20は、取得した認証情報410のアプリ識別情報のアプリ500について、画像形成装置1と対応付けし、使用可能な状態とすることで、アクティベーションを行う。これ以降、画像形成装置1からの指示により、このアプリ500を実行し使用することが可能となる。
なお、制御部20は、アクティベーションの有無について、別途、データベースを記憶部29に用意して、これに記憶してもよい。
ここで、制御部20が、アプリ管理部220として、アクティベート結果送信処理を行う。
制御部20は、アプリ500がアクティベートされたか否かの結果の情報であるアクティベート結果情報を、画像形成装置1に送信する(タイミングT202)。
ここで、再び画像形成装置1の処理について説明する。
操作パネル部16は、アクティベート結果表示処理を行う。
操作パネル部16は、アクティベート結果情報をサーバー2から受信すると、ブラウザーにより表示部に表示させる。
以上により、本発明の実施の形態に係るアプリインストール処理を終了する。
次に、図8〜図9を参照して、本発明の実施の形態に係る画像形成システムXによるアプリ使用処理の説明を行う。
本実施形態のアプリ使用処理は、サーバー2で使用可能な状態になったアプリ500をユーザーの指示により使用する。まず、画像形成装置1で実行指示が行われた場合、サーバー2のアプリ500が実行される。この際、画像形成装置1に対して、操作パネル部16のブラウザー用の描画や入力の指示(以下、「GUI指示」という。)の情報が送信される。また、同様に、画像形成装置1の機能制御指示のコマンドも送信される。画像形成装置1では、これらを判別して処理する。
本実施形態に係るアプリ使用処理は、主に画像形成装置1の制御部10、操作パネル部16、及びサーバー2の制御部20が、記憶部19及び記憶部29に記憶されたプログラムを、各部と協働し、ハードウェア資源を用いて実行する。
以下で、図8のフローチャートを参照して、アプリ使用処理の詳細をステップ毎に説明する。
まず、操作パネル部16は、アプリ実行指示取得処理を行う。
操作パネル部16は、GUIによりユーザーがアプリ500の実行を指示した場合、これをアプリ実行指示として取得する。
なお、このアプリ500の実行に先だって、図6のアプリリスト要求処理及び機種固有情報送信処理と同様の処理を行い、実行可能なアプリ500のアプリリストを取得してもよい。
また、このアプリ実行指示には、機種固有情報400又は認証情報410を含めてもよい。また、操作パネル部16は、アプリ実行指示の取得前に、ユーザー認証を行ってもよい。
次に、操作パネル部16は、アプリ実行操作指示送信処理を行う。
操作パネル部16は、ユーザーのアプリに対する指示を取得する。この指示には、上述のアプリ実行指示と、アプリ実行時のアプリ500への操作の指示が含まれる。
制御部10は、サーバー2にアプリ実行指示や、実行中のアプリ500への指示を送信する(タイミングT111)。
ここで、サーバー2の処理について説明する。
サーバー2の制御部20は、アプリ管理部220として、アプリ実行指示又は操作の指示で実行を指示されたアプリ500が実行可能か否かを判定する。
制御部20は、アプリ実行指示を受信した場合、実行を指示されたアプリ500が画像形成装置1と対応付けられてアクティベーションされており、画像形成装置1で使用可能な状態である場合に、Yesと判定する。また、制御部20は、既にアプリが実行中である場合にもYesと判定する。制御部20は、それ以外の場合には、不正なアプリ実行指示であったとして、Noと判定する。
Yesの場合、制御部20は、処理をステップS212に進める。
Noの場合、制御部20は、アプリ使用処理のサーバー2の処理を終了する。
アプリ実行指示のアプリ500が実行可能であった場合、制御部20は、アプリ管理部220として、アプリ実行処理を行う。
制御部20は、記憶部29に記憶されたアプリ500を実行する。また、制御部20はアプリ500が既に実行されている場合、このアプリ500への操作の指示に従って各種制御を行う。
また、制御部20は、この際に、当該アプリ500に対応する機種固有情報400も読み出して参照可能な状態にする。
また、実行されたアプリ500は、プラットフォーム200を介して画像形成装置1との間で情報をやり取りしてもよい。
次に、制御部20が、アプリ管理部220として、GUI指示か否かを判定する。
制御部20は、アプリ500が実行され、アプリ500からプラットフォーム200のサービスに対して、GUIの表示や入力等のGUI指示があった場合に、Yesと判定する。制御部20は、それ以外の場合、Noと判定する。
Yesの場合、制御部20は、処理をステップS214に進める。
Noの場合、制御部20は、処理をステップS215に進める。
GUI指示があった場合、制御部20が、アプリ管理部220としてGUI指示送信処理を行う。
制御部20は、画像形成装置1に対して、GUI指示の情報を作成して送信する(タイミングT211)。
このGUI指示の情報には、ブラウザーで表示可能なHTMLファイルやXMLファイル等、ソケット通信のコマンド、画像形成装置1の操作パネル部16で表示するファイル等が含まれていてもよい。この際、制御部20は、取得した機種固有情報400によって操作パネル部16の表示部又はブラウザーの表示サイズ等を判断して、GUI指示の情報が適切なレイアウトになるよう調整してもよい。
ここで、再び画像形成装置1の処理について説明する。
画像形成装置1の操作パネル部16は、GUI指示を受信したか否かを判定する。操作パネル部16は、GUI指示の情報を受信した場合に、Yesと判定する。操作パネル部16は、それ以外の場合には、Noと判定する。
Yesの場合、操作パネル部16は、処理をステップS114に進める。
Noの場合、操作パネル部16は、処理をステップS115に進める。
GUI指示を受信した場合、操作パネル部16は、アプリGUI描画処理を行う。
操作パネル部16は、ブラウザーにより、GUI指示の情報に対応する描画を表示部に行う。また、操作パネル部16は、GUIにより、ユーザーからの入力の指示を求めることも可能である。
図9の画面例602は、操作パネル部16は、OCRのアプリ500がサーバー2で実行されている例を示している。操作パネル部16は、表示欄630に、OCRのプレビュー及び文字認識結果を表示する。なお、この表示欄630の例では、実際にOCR用のスキャン等が行われない場合は、それぞれの結果は表示されない。また、操作パネル部16は、この図9の例では、ユーザーにOCRの実行の指示を入力させるボタン710、及びキャンセルの指示を入力させるボタン720を描画する。
また、この図9の例では、サーバー2の制御部20がアプリ管理部220としてOCRの結果の文書ファイルを画像形成装置1に送信し、操作パネル部16がこれを受信して表示欄630に文字認識結果として表示している。制御部10又は操作パネル部16は、この文書ファイルを、記憶部19の文書ボックスに保存してもよい。
ここで、再びサーバー2の処理について説明する。
サーバー2の制御部20は、API部230として、機能制御指示があったか否かを判定する。制御部20は、アプリ500が実行され、このアプリ500から画像形成装置1の機能の制御を行うプラットフォーム200のAPIを呼び出す等の機能制御指示が呼び出された場合、Yesと判定する。制御部20は、それ以外の場合にNoと判定する。
Yesの場合、制御部20は、処理をステップS216に進める。
Noの場合、制御部20は、処理をステップS217に進め、待機状態となる。
機能制御指示があった場合、制御部20が、API部230として機能制御指示送信処理を行う。
制御部20は、機種固有情報400を参照して、画像形成装置1の機能に対応した機能制御指示のコマンドを作成する。制御部20は、この機能制御指示のコマンドを画像形成装置1に送信する(タイミングT212)。
ここで、再び画像形成装置1の制御部10の処理について説明する。
制御部10は、機能制御仲介部130として、機能制御指示のコマンドを受信したか否かを判定する。制御部10は、機能制御指示のコマンドを受信した場合に、Yesと判定する。制御部10は、それ以外の場合には、Noと判定する。
Yesの場合、制御部10は、処理をステップS116に進める。
Noの場合、制御部10は、処理をステップS117に進める。
機能制御指示のコマンドを受信した場合、制御部10は、機能制御仲介部130として各部機能制御処理を行う。
制御部10は、機能制御指示のコマンドを解析して、画像形成装置1の各部の機能に対応する制御を行う。また、制御部10は、各部を直接制御したり、各部の状態を取得したり、機能制御の結果を取得してサーバー2に送信し、画像形成装置1とサーバー2との間で各種ファイルを送受信する処理を行うことも可能である。
次に、操作パネル部16は、アプリ終了指示があったか否かを判定する。操作パネル部16は、ユーザーによるアプリ500を終了する指示を取得した場合に、Yesと判定する。操作パネル部16は、図9の例では、「キャンセル」のボタン720や右上の「×」ボタン等が押下された場合に、Yesと判定する。操作パネル部16は、それ以外の場合はNoと判定する。
Yesの場合、操作パネル部16は、処理をステップS118に進める。
Noの場合、操作パネル部16は、処理をステップS112に戻して、ユーザーからの指示を待つ。
アプリ終了指示を取得した場合に、操作パネル部16は、アプリ終了指示送信処理を行う。
操作パネル部16は、アプリ終了指示のコマンドをサーバー2に送信する(タイミングT112)。
操作パネル部16は、このアプリ終了指示のコマンドに、アプリ識別情報を含めてもよい。
ここで、再び制御部20の処理について説明する。
制御部20は、アプリ管理部220として、アプリ終了処理を行う。
制御部20は、画像形成装置1からアプリ終了指示のコマンドを受信すると、対応するアプリ500の実行を終了し、待機状態となる。
以上により、本発明の実施の形態に係るアプリ使用処理を終了する。
本発明の画像形成システムXは、アプリ500の実行指示を行う画像形成装置1と、画像形成装置1と接続可能なサーバー2とを含み、画像形成装置1は、機種固有情報400を取得する機種固有情報取得部110と、機種固有情報取得部110により取得された機種固有情報400をサーバー2に送信する機種固有情報送信部120と、機種固有情報送信部120によりサーバー2に送信された機種固有情報400に対応して、サーバー2からの指示により各部の機能を制御する機能制御仲介部130とを備え、サーバー2は、画像形成装置1の前記機種固有情報送信部120により送信された機種固有情報400を受信する機種固有情報受信部210と、機種固有情報受信部210に取得された機種固有情報400に対応するアプリ500を管理し実行するアプリ管理部220と、アプリ管理部220により実行されたアプリ500からの画像形成装置1の機能の制御の指示により、機種固有情報400に対応して制御を行うよう画像形成装置1の機能制御仲介部130に指示するAPI部230とを備えることを特徴とする。
このように構成することで、画像形成システムXは、アプリ500と実行基盤とはサーバー2上で管理されるため、画像形成装置1の制御部10や記憶部19の能力がアプリ500をインストールしない機器と同様であっても、アプリ500を使用可能となる。つまり、アプリ500を使用可能な画像形成装置1を安価に提供することが可能となる。
また、画像形成システムXは、画像形成装置1の制御部10の制御演算能力や記憶部19の記憶容量が限られていても、アプリ500独自の処理を行う必要がなくなるため、パフォーマンスが向上する。
また、画像形成システムXは、アプリ500を画像形成装置1や特殊なサーバー等に導入する必要がないため、セットアップ等の管理の手間やコストを削減できる。
また、画像形成システムXは、機種固有情報400により、複数のアプリ500から対応するアプリ500を選択可能となるため、サーバー2上で機種毎にアプリ500を保存する必要がなく、サーバー2の記憶部29のアプリ500用の記憶領域も節約できる。
また、画像形成システムXは、アプリ500をサーバー2上で実行するため、管理の整っていない画像形成装置1をハッキング等される危険性を低くすることができ、セキュリティリスクを低下させられる。
このように構成することで、画像形成装置1の機種固有情報400をサーバー2に送信して適切なアプリ500をユーザーに提示できる。このため、ユーザーが自分でアプリ500をインストールする必要がなくなり、管理の手間やコストを削減できる。
また、サーバー2へのアプリ500の導入やセットアップを行うために画像形成装置1やユーザーの設定情報をユーザーが調べる必要もなくなり、ユーザーの使い勝手がよくなる。また、ユーザーに設定を行わせる必要がなくなるため、セキュリティリスクも低下させることができる。
また、単なるクライアント・サーバー構成ではなく、いわゆる「クラウド」のサービスとして提供することで、アプリ500のライセンス等を一括管理でき、アプリ500の提供者の管理コストも低減できる。
また、ユーザーが海賊版や改造等された不正なアプリ500をインストールしようとしても、サーバー2にセキュリティプログラムを導入して発見することが可能となり、不正なアプリ500の流通や使用を防ぐことができる。
これに対して、本実施形態の画像形成システムXは、画像形成装置1にはアプリ500の本体は記憶せず、プラットフォーム200やアプリ500の稼働場所をサーバー2上とすることで、画像形成装置1の記憶部19の記憶領域を拡張する必要がなくなり、コストアップを抑えられ、パフォーマンスの低下も抑えられる。
しかしながら、このブラウザーを、制御部10の機種固有情報取得部110が記憶部19に記憶されたブラウザーのプログラムや設定情報に基づいて実行してもよい。また、記憶部19又は操作パネル部16のROMには、ブラウザーの設定情報が記憶されていてもよい。
また、上述の実施の形態では、サーバー2のアプリ管理部220が操作パネル部16の表示部又はブラウザーの表示サイズ等を判断するように記載した。
これに対して、サーバー2のAPI部230も、機能制御指示送信処理のコマンドを作成する際に、操作パネル部16の表示部又はブラウザーの表示サイズ等を判断した機能制御指示のコマンドを作成してもよい。
このように構成することで、各部の制御を柔軟に行うことができ、コストを削減することができる。
これにより、画像形成装置1にログインしたユーザー毎に異なるアプリ500を使用可能となる。
また、アプリ500は、画像形成装置1の各機能を呼び出して所望の機能を実現させるための「一般アプリ」と、これらの一般アプリ500を管理する「管理アプリ」とを含んでいてもよい。また、アプリ500は、画像形成装置1の機能を使用するための画像形成装置1又はサーバー2の制御プログラムやデータを含んでいてもよい。
このように構成することで、アプリにより画像形成装置1を柔軟に制御することが可能となり、又、セキュリティを高めることができる。
しかしながら、画像形成装置1に接続した外部の記録媒体、サーバー2に接続した記録媒体、ネットワーク5経由で接続された外部の端末等から、別途、アプリ500を導入し記憶部29に記憶させることも可能である。この場合、当該アプリ500は、インストールしたユーザー、画像形成装置1、又は端末からのみ使用可能なように設定してもよい。また、サーバー2の管理者は、アプリ500を更新することも可能である。また、サーバー2の管理者は、同様に、アプリ500の画像形成装置1との対応付けの情報等を変更したり、機種固有情報400とアプリ500との対応付けの情報等を変更したりすることも可能である。
このように構成することで、機能拡張を柔軟に実現することができ、サーバー2上で管理することで管理コストを低減できる。
このように構成することで、プラットフォーム200のアプリと外部アプリとを柔軟に使い分けて、ユーザーの使い勝手をよくすることができる。
2 サーバー
5 ネットワーク
10、20 制御部
11 画像処理部
12 原稿読取部
12a スキャナー
12b プラテンガラス
12c 原稿読取スリット
13 原稿給送部
13a 原稿載置部
13b 原稿排出部
13c 原稿搬送機構
14 本体部
15、25 ネットワーク送受信部
16 操作パネル部
17 画像形成部
17a 感光体ドラム
17b 露光部
17c 現像部
17d 転写部
17e 定着部
19、29 記憶部
41 排出口
42 給紙部
42a 給紙カセット
42b 給紙ローラー
43 用紙搬送路
44 搬送ローラー対
45 排出ローラー対
50 スタックトレイ
110 機種固有情報取得部
120 機種固有情報送信部
130 機能制御仲介部
200 プラットフォーム
210 機種固有情報受信部
220 アプリ管理部
230 API部
400 機種固有情報
410 認証情報
500 アプリ
600、601、602 画面例
610、620、630 表示欄
700、710、720 ボタン
Claims (6)
- アプリケーションの実行指示を行う画像形成装置と、該画像形成装置と接続可能なサーバーとを含む画像形成システムであって、
前記画像形成装置は、
機種固有情報を前記サーバーに送信する機種固有情報送信手段と、
該機種固有情報送信手段により前記サーバーに送信された前記機種固有情報に対応して、前記サーバーからの指示により各部の機能を制御する機能制御仲介手段とを備え、
前記サーバーは、
前記画像形成装置の前記機種固有情報送信手段により送信された前記機種固有情報を受信する機種固有情報受信手段と、
前記機種固有情報受信手段により取得された前記機種固有情報に対応する前記アプリケーションを管理し実行するアプリケーション管理手段と、
前記アプリケーション管理手段により実行された前記アプリケーションからの前記画像形成装置の機能の制御の指示により、前記機種固有情報に対応して制御を行うよう前記画像形成装置の前記機能制御仲介手段に指示するインターフェイス手段とを備える
ことを特徴とする画像形成システム。 - 前記サーバーのアプリケーション管理手段は、
前記機種固有情報に対応する前記アプリケーションを検索して前記画像形成装置に提示し、前記画像形成装置からの認証情報を取得して提示した前記アプリケーションを使用可能な状態とする
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。 - アプリケーションの実行指示を行う画像形成装置と、該画像形成装置と接続可能なサーバーとを含む画像形成システムのサーバーであって、
前記画像形成装置の前記機種固有情報を受信する機種固有情報受信手段と、
前記機種固有情報受信手段により取得された前記機種固有情報に対応する前記アプリケーションを管理し実行するアプリケーション管理手段と、
前記アプリケーション管理手段により実行された前記アプリケーションからの前記画像形成装置の機能の制御の指示により、前記機種固有情報に対応して前記画像形成装置の機能の制御を指示するインターフェイス手段とを備える
ことを特徴とするサーバー。 - 前記アプリケーション管理手段は、
前記機種固有情報に対応する前記アプリケーションを検索して前記画像形成装置に提示し、前記画像形成装置からの認証情報を取得して提示した前記アプリケーションを使用可能な状態とする
ことを特徴とする請求項3に記載のサーバー。 - アプリケーションの実行指示を行う画像形成装置と、該画像形成装置と接続可能なサーバーとを含む画像形成システムの画像形成装置であって、
機種固有情報を前記サーバーに送信する機種固有情報送信手段と、
該機種固有情報送信手段により前記サーバーに送信された前記機種固有情報に対応して、実行された前記アプリケーションからの指示により、各部の機能を制御する機能制御仲介手段とを備える
ことを特徴とする画像形成装置。 - アプリケーションの実行指示を行う画像形成装置と、該画像形成装置と接続可能なサーバーとにより実行される画像形成方法であって、
前記画像形成装置により、機種固有情報を前記サーバーに送信させ、
前記サーバーにより、前記画像形成装置の前記機種固有情報を受信させ、
前記サーバーにより、取得された前記機種固有情報に対応する前記アプリケーションを管理し実行させ、
前記サーバーにより、実行された前記アプリケーションからの前記画像形成装置の機能の制御の指示により、前記機種固有情報に対応して前記画像形成装置の機能の制御を指示させ、
前記画像形成装置により、前記サーバーに送信された前記機種固有情報に対応したアプリケーションが前記サーバーで実行された際の指示により各部の機能を制御させる
ことを特徴とする画像形成方法。
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