JP2015194796A - 電子決済システム、電子決済方法、電子決済端末、及びプログラム - Google Patents

電子決済システム、電子決済方法、電子決済端末、及びプログラム Download PDF

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渓 久保
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Abstract

【課題】セキュリティの高い電子決済システム、電子決済方法、電子決済端末、及びプログラムを提供する。【解決手段】電子決済システム100は、利用者端末10と、店舗端末20と、決済端末40と、を備える。決済端末40は、生成した識別情報を、利用者端末10から受信したペイメントカード情報に対応付けて記憶すると共に利用者端末10へ送信する。利用者端末10は、利用者が購入を所望する商品又はサービスを示す注文情報と、受信した識別情報と、を店舗端末20へ送信する。店舗端末20は、受信した識別情報と、利用者が購入を所望する商品又はサービスの購入金額を示す決済情報と、を決済端末40へ送信する。決済端末40は、受信した識別情報に対応付けて記憶していたペイメントカード情報に基づいて生成された、購入金額が支払われるか否かを示す支払情報を、店舗端末20から受信した識別情報と共に店舗端末20へ送信する。【選択図】図2

Description

本発明は、電子決済システム、電子決済方法、電子決済端末、及びプログラムに関する。
通信ネットワークを介して商品の注文を受け付け、代金の決済を行う技術が知られている。例えば、特許文献1には、インターネットを通じて注文を受け付け、クレジットカード情報を利用して代金の決済を行うオンラインショッピングシステムが開示されている。
特許文献1のオンラインショッピングシステム200は、図1に示すように、利用者端末10’と、店舗端末20’と、与信端末30と、を備える。
(1)利用者は、購入を所望する商品の注文及びクレジットカード情報を、所有する利用者端末10’を用いて入力し店舗端末20’へ送信する。(2)販売店が所有する店舗端末20’は、利用者端末10’から受信した商品の注文に基づいて決済情報を生成し、この決済情報を利用者端末10’から受信したクレジットカード情報と共に与信端末30’へ送信する。(3)クレジットカード会社が保有する与信端末30’は、店舗端末20’から受信した決済情報及びクレジットカード情報に基づいて、予め記憶していた与信情報を取得し、店舗端末20’へ送信する。(4)店舗端末20’が与信情報を受信すると、販売店から利用者へ商品又はサービスが提供される。(5)その後、店舗端末20’は、利用者へ提供した商品又はサービスの代金の支払い要求を与信端末30’へ送信する。与信端末30’によって代金の支払い処理が行われ、決済処理が終了する。
特許第3133243号公報
特許文献1に開示されたオンラインショッピングシステムには、セキュリティが低いという欠点があった。具体的には、特許文献1に開示されたオンラインショッピングシステム200において、利用者は、クレジットカード情報及び与信情報を販売店に提供する必要があった。このため、販売店による不適切な情報管理が原因でこれらの情報が流出する危険があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、セキュリティの高い電子決済システム、電子決済方法、電子決済端末、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る電子決済システムは、
利用者端末と、店舗端末と、決済端末と、を備える電子決済システムであって、
前記利用者端末は、利用者が入力したペイメントカード情報を前記決済端末へ送信し、
前記決済端末は、識別情報を生成し、この識別情報を、前記利用者端末から受信した前記ペイメントカード情報に対応付けて記憶すると共に前記利用者端末へ送信し、
前記利用者端末は、利用者が購入を所望する商品又はサービスを示す注文情報と、前記決済端末から受信した前記識別情報と、を前記店舗端末へ送信し、
前記店舗端末は、前記利用者端末から受信した前記識別情報と、前記注文情報に基づいて生成された、利用者が購入を所望する商品又はサービスを示すと共に当該商品又はサービスの購入金額を示す決済情報と、を前記決済端末へ送信し、
前記決済端末は、前記店舗端末から受信した前記決済情報と、前記店舗端末から受信した前記識別情報に対応付けて記憶していた前記ペイメントカード情報と、に基づいて生成された、前記購入金額が支払われるか否かを示す支払情報を、前記店舗端末から受信した前記識別情報と共に前記店舗端末へ送信する、
ことを特徴とする。
好ましくは、前記電子決済システムは、
前記店舗端末は、前記決済情報と前記識別情報とを対応付けて記憶し、前記購入金額が支払われる旨の前記支払情報を前記決済端末から受信すると、この支払情報と共に前記決済端末から受信した前記識別情報と対応付けて記憶していた前記決済情報によって示される商品又はサービスを提供する処理を行い、この識別情報を前記購入金額の支払いを要求する支払要求と共に前記決済端末へ送信し、
前記決済端末は、前記支払要求と、前記店舗端末から前記支払要求と共に受信した前記識別情報に対応付けて記憶している前記ペイメントカード情報と、を外部の支払端末へ送信し、前記支払端末から受信した支払完了の報告を前記店舗端末へ送信する、
ことを特徴とする。
好ましくは、前記電子決済システムは、
前記利用者端末は、
商品又はサービスの販売が行われるウェブページを表示すると共に、前記決済端末から受信した命令に応答して、前記ペイメントカード情報の入力を促す入力画面を表示する表示手段と、
前記表示手段が前記ウェブページと前記入力画面とを同時に表示した状態において、前記ペイメントカード情報の入力を受け付ける入力手段と、
前記入力手段を用いて入力された前記ペイメントカード情報を、前記店舗端末へ送信することなく前記決済端末へ送信する送信手段と、
を備える、
ことを特徴とする。
本発明の第2の観点に係る電子決済方法は、
利用者端末と、店舗端末と、決済端末と、が実行する電子決済方法であって、
前記利用者端末は、利用者が入力したペイメントカード情報を前記決済端末へ送信し、
前記決済端末は、識別情報を生成し、この識別情報を、前記利用者端末から受信した前記ペイメントカード情報に対応付けて記憶すると共に前記利用者端末へ送信し、
前記利用者端末は、利用者が購入を所望する商品又はサービスを示す注文情報と、前記決済端末から受信した前記識別情報と、を前記店舗端末へ送信し、
前記店舗端末は、前記利用者端末から受信した前記識別情報と、前記注文情報に基づいて生成された、利用者が購入を所望する商品又はサービスを示すと共に当該商品又はサービスの購入金額を示す決済情報と、を前記決済端末へ送信し、
前記決済端末は、前記店舗端末から受信した前記決済情報と、前記店舗端末から受信した前記識別情報に対応付けて記憶していた前記ペイメントカード情報と、に基づいて生成された、前記購入金額が支払われるか否かを示す支払情報を、前記店舗端末から受信した前記識別情報と共に前記店舗端末へ送信する、
ことを特徴とする。
本発明の第3の観点に係る電子決済端末は、
識別情報を生成し、この識別情報をペイメントカード情報に対応付けて記憶する生成・記憶手段と、
外部から前記識別情報を受信する送受信手段と、
を備え、
前記送受信手段は、受信した前記識別情報に対応付けて記憶していた前記ペイメントカード情報と、利用者が購入を所望する商品又はサービスを示すと共に当該商品又はサービスの購入金額を示す決済情報と、に基づいて生成された、前記購入金額が支払われるか否かを示す支払情報を、受信した前記識別情報と共に外部へ送信する、
ことを特徴とする。
本発明の第4の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
識別情報を生成し、この識別情報をペイメントカード情報に対応付けて記憶する生成・記憶手段、
外部から前記識別情報を受信する送受信手段、
として機能させ、
前記送受信手段は、受信した前記識別情報に対応付けて記憶していた前記ペイメントカード情報と、利用者が購入を所望する商品又はサービスを示すと共に当該商品又はサービスの購入金額を示す決済情報と、に基づいて生成された、前記購入金額が支払われるか否かを示す支払情報を、受信した前記識別情報と共に外部へ送信する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、セキュリティの高い電子決済システム、電子決済方法、電子決済端末、及びプログラムを提供することができる。
従来技術に係るオンラインショッピングシステムの構成を示す図である。 実施形態に係る電子決済システムの構成を例示する図である。 利用者端末の機能構成を例示する図である。 利用者端末が表示する画面を例示する図である。(a)は購入ページを、(b)は購入ページと共に表示された入力画面を、それぞれ示す。 店舗端末の機能構成を例示する図である。 決済データベースの構造を例示する図である。 決済端末の機能構成を例示する図である。 トークンデータベースの構成を例示する図である。 実施形態に係る電子決済システムが実行する電子決済処理を示すフローチャートである。 決済端末が実行するトークン判別処理を示すフローチャートである。 利用者端末、店舗端末、及び決済端末のハードウェア構成を例示する図である。
(実施形態)
以下、本発明に係る電子決済システム、電子決済端末、及び電子決済方法を、クレジットカードを用いた電子決済システム100を例に用い、図を参照しながら説明する。
電子決済システム100は、図2に示すように、利用者端末10と、店舗端末20と、決済端末40と、を備える。
電子決済システム100を用いて商品又はサービスの購入を所望する場合、利用者は、利用者端末10を用いて商品又はサービスの注文を店舗端末20へ送信し(ステップS1)、決済端末40へクレジットカード情報を送信する(ステップS2)。ここで、クレジットカード情報は、利用者が所持するクレジットカードのカード番号、クレジットカードの種類(クレジットカード会社名)、名義人、有効期限、暗証番号等を含む情報である。
決済端末40は、トークンを生成し、このトークンを利用者端末10から受信したクレジットカード情報に対応付けて記憶すると共にこのトークンを利用者端末10へ送信する(ステップS3)。ここで、トークンは、決済端末40が記憶している各クレジットカード情報を特定するためのユニークな識別情報である。
利用者端末10は、トークンを決済端末40から受信し、店舗端末20へ送信する(ステップS4)。
店舗端末20は、利用者端末10から受信したトークンを決済情報と共に決済端末40へ送信する(ステップS5)。ここで、決済情報は、注文された商品又はサービスの識別情報、注文された商品又はサービスの代金、代金の決済時期、及び決済方法(一括払い、分割払い、リボルビング払い等)を含む情報である。
決済端末40は、店舗端末20から受信したトークンと対応付けて記憶しているクレジットカード情報を、店舗端末20から受信した決済情報と共に、電子決済システム100の外部の与信端末30へ送信する(ステップS6)。ここで、与信端末30は、例えばクレジットカード会社が保有するサーバであり、受信したクレジットカード情報と、決済情報と、予め記憶していた各クレジットカード保持者の与信情報に基づいて、商品又はサービスの代金をクレジットカード会社が支払う意思があるか否かを示す情報である支払情報を生成する。与信端末30は、後述するように、代金の支払い処理を行う支払端末としても機能する。
決済端末40は、ステップS6で送信したクレジットカード情報及び決済情報に基づいて生成された支払情報を与信端末30から受信する(ステップS7)。決済端末40は、受信した支払情報を、ステップS5で受信したトークンと共に店舗端末20へ送信する(ステップS8)。
店舗端末20が、クレジットカード会社が代金を支払う意思がある旨の支払情報を受信すると、商品又はサービスが利用者に提供される(ステップS9)。その後、店舗端末20は、利用者へ提供した商品又はサービスの代金の支払要求をステップS8で受信したトークンと共に決済端末へ送信する(ステップS10)。
決済端末40は、ステップS10で受信したトークンに対応付けて記憶しているクレジットカード情報を、ステップS10で受信した支払要求と共に外部の与信端末30へ送信する(ステップS11)。この支払要求に基づいて、支払端末として機能する与信端末30によって代金の支払い処理が行われる。
以下、利用者端末10〜決済端末40の機能構成を詳細に説明する。
まず、利用者端末10の機能構成を説明する。
利用者端末10は、例えば利用者が所有するコンピュータであり、機能的には、図3に示すように、入力部11と、送受信部12と、表示部13と、を備える。
入力部11は、利用者の操作に従って、商品の注文やクレジットカード情報等の情報の入力を受け付ける。送受信部12は、後述する店舗端末20が備える送受信部21及び決済端末40が備える送受信部41との間で各種データを送受信する。表示部13は、送受信部12が受信したデータに基づいて各種画像を表示する。
具体的には、送受信部12は、利用者の入力部11に対する操作に応答して、ECサイト取得要求を店舗端末20が備える送受信部21へ送信し、店舗端末20の送受信部21からECサイトに格納されたウェブページを受信する。表示部13は、受信したECサイトに含まれる各ウェブページを表示する。ここで、ECサイトは、販売店が管理するウェブサイトであり、商品又はサービスの販売が行われるオンラインショッピングサイトとして機能する。表示部13は、図4(a)に示すように、ECサイトに格納された複数のウェブページの1つである購入ページPPを表示する。表示部13が購入ページPPを表示した状態で、入力部11が利用者による商品又はサービスの注文の入力を受け付ける。
また、送受信部12は、店舗端末20が備える送受信部21からスクリプト取得命令を受信する。送受信部12は、スクリプト取得命令に応答して、決済端末40が備える送受信部41へスクリプト取得要求を送信し、送受信部41から入力スクリプトを受信する。ここで、入力スクリプトは、クレジットカード情報の入力操作を行うための入力画面INを利用者端末10に表示させるためのプログラムである。入力スクリプトは、例えばJavaScript(登録商標)によって記述されたプログラムである。表示部13は、決済端末40の送受信部41から受信した入力スクリプトを実行することにより、図4(b)に示すように、入力画面INを表示する。入力画面INは、図4(b)に示すように、表示部13がECサイトの購入ページPPを表示している状態において表示される。すなわち、入力画面INが表示される前後において、表示部13が表示するウェブページのアドレスを示すURL(Uniform Resource Locator)は、ECサイトの購入ページPPを示すURLに維持される。
表示部13が入力画面INを表示した状態において、入力部11がクレジットカード情報の入力を受け付ける。入力されるクレジットカード情報は、クレジットカードの種類、名義人の氏名、クレジットカード番号、及びクレジットカード番号を含む。送受信部12は、入力されたクレジットカード情報を決済端末40の送受信部41へ送信し、送受信部41からトークンを受信する。送受信部12は、決済端末40の送受信部41から受信したトークンを、店舗端末20の送受信部21へ送信する。
次に、店舗端末20の機能構成を説明する。
店舗端末20は、例えば、販売店が所有するサーバであり、図5に示すように、送受信部21と、生成部22と、記憶部23と、判別部24と、を備える。
送受信部21は、利用者端末10の送受信部12及び決済端末40の送受信部41との間で各種データを送受信する。生成部22は、決済情報と支払要求とを生成する。記憶部23は、決済データベースPDBを備え、各種データを記憶する。判別部24は、商品又はサービスの代金がクレジットカード会社によって支払われると見込まれる旨の支払情報を送受信部21が受信したか否かを判別する。
具体的には、送受信部21は、利用者端末10の送受信部12からECサイト取得要求を受信すると、これに応答して、記憶部23が予め記憶していたECサイトに格納されたウェブページを利用者端末10の送受信部12へ送信する。
また、送受信部21は、記憶部23が予め記憶していたスクリプト取得命令を利用者端末10の送受信部12へ送信する。
また、送受信部21が利用者端末10の送受信部12から利用者が購入を所望する商品又はサービスを示す注文情報を受信すると、生成部22は、この注文情報に基づいて決済情報を生成する。決済情報は、注文情報によって示される商品又はサービスの識別情報、商品又はサービスの代金、代金の支払期日、及び代金の支払い方法を含む情報である。本実施形態では、商品又はサービスの識別情報として、当該商品又はサービスの名称を用いる。
また、送受信部21は、利用者端末10の送受信部12からトークンを受信する。記憶部23が備える決済データベースPDBは、図6に示すように、利用者端末10から受信したトークンと、決済情報と、を互いに対応付けて記憶する。送受信部21は、トークン及び決済情報を決済端末の送受信部41へ送信する。
また、送受信部21は、決済端末40の送受信部41からトークン及び支払情報を受信する。判別部24は、商品又はサービスの代金がクレジットカード会社によって支払われると見込まれる旨の支払情報を送受信部21が受信したか否かを判別する。
クレジットカード会社が代金を支払う意思がある旨の支払情報が送受信部21によって受信されたと判別部24が判別すると、店舗端末20は商品又はサービスを利用者へ提供する処理を行う。具体的には、店舗端末20は、支払情報と共に受信したトークンに対応付けて決済データベースPDBが記憶している決済情報で示される商品又はサービスの提供を行うよう促すメッセージを、専用の外部端末に画像や音声等として出力する。
商品又はサービスを提供する処理が店舗端末20によって実行されると、生成部22は、決済情報に基づいて支払要求を生成する。ここで、支払要求は、決済情報によって示される、利用者へ提供された商品又はサービスの代金の支払を促す情報である。生成部22によって生成された支払要求と、支払情報と共に送受信部21が受信したトークンと、は送受信部21によって決済端末40の送受信部41へ送信される。
また、送受信部21は、送信した支払要求によって示された代金の支払が行われたことを示す支払完了報告と、この支払要求と共に送信したトークンと、を決済端末40の送受信部41から受信する。
次に、決済端末40の機能構成を説明する。
決済端末40は、例えば、電子決済サービスを運営する会社が所有するサーバであり、図7に示すように、送受信部41と、生成部42と、記憶部43と、判別部44と、計時部45と、を備える。
送受信部41は、利用者端末10の送受信部12、店舗端末20の送受信部21、及び電子決済システム100の外部の与信端末30との間で各種データの送受信を行う。生成部42は、トークンを生成する。記憶部43は、各種データを記憶する。記憶部43が備えるトークンデータベースTDBは、トークンとクレジットカード情報とを対応付けて記憶する。判別部44は、トークンが有効か否かを判別する。計時部45は、不図示の時計を備え、時刻を生成部42〜判別部44へ供給する。
具体的には、送受信部41は、利用者端末10の送受信部12からスクリプト取得要求を受信すると、このスクリプト取得要求に応答して、予め記憶部43が記憶していた入力スクリプトを利用者端末10の送受信部12へ送信する。
また、送受信部41が利用者端末10の送受信部12からクレジットカード情報を受信すると、生成部42はトークンを生成する。ここで、トークンは、記憶部43が備えるトークンデータベースTDBに記憶された各クレジットカード情報を特定するためのユニークな識別情報である。本実施形態において、トークンは、所定の有効期限内に1回に限って有効なパスワード(ワンタイムパスワード)である。生成されたトークンは、記憶部43が備えるトークンデータベースTDBに、計時部45から供給された当該トークンが生成された時刻と共に記憶される。
トークンデータベースTDBは、図8に示すように、生成部42が生成したトークンと、送受信部41が受信したクレジットカード情報と、計時部45から供給された、生成部42がトークンを生成した時刻と、各トークンのステータスと、を対応付けて記憶する。トークンのステータスは、各トークンの状態を示す。トークンのステータスが「1」のとき、当該トークンは未使用の状態である。トークンのステータスが「2」のとき、当該トークンは使用済みの状態である。トークンのステータスが「9」のとき、当該トークンは既に有効期限が経過しており使用できない状態である。デフォルトのトークンのステータスは「1」である。トークンのステータスは、判別部44によって適宜更新される。
送受信部41は、生成部42が生成したトークンを利用者端末10の送受信部12へ送信する。
送受信部41が店舗端末20の送受信部21からトークン及び決済情報を受信すると、判別部44は、受信したトークンが有効か否かを、トークンデータベースTDBを参照することにより判別する。具体的には、判別部44は、まず、受信したトークンがトークンデータベースTDBに記憶されているか否かを判別する。受信したトークンがトークンデータベースTDBに記憶されていないと判別すると、判別部44は、当該トークンは無効であると判別する。受信したトークンがトークンデータベースTDBに記憶されていると判別すると、判別部44は、次に、トークンデータベースTDBに記憶されている当該トークンのステータスを判別する。判別部44は、トークンデータベースTDBにおいて、判別対象のトークンのステータスが「1」であれば当該トークンを有効と判別する。一方、トークンのステータスが「2」又は「9」であった場合、判別部44は当該トークンを有効ではないと判別する。判別部44がトークンを有効と判別すると、送受信部41は、当該トークンに対応付けてトークンデータベースTDBが記憶しているクレジットカード情報を取得し、このクレジットカード情報と、当該トークンと共に受信した決済情報と、を電子決済システム100の外部の与信端末30へ送信する。
送受信部41は、送信したクレジットカード情報及び決済情報に基づいて生成された支払情報を与信端末30から受信し、この支払情報を店舗端末20の送受信部21へ送信する。
送受信部41は、店舗端末20の送受信部21からトークンと支払要求とを受信すると、受信したトークンに対応付けて記憶部43のトークンデータベースTDBが記憶していたクレジットカード情報を取得し、このクレジットカード情報と受信した支払要求とを与信端末30へ送信する。
外部の与信端末30は、支払要求を受信すると、支払端末として機能し、支払要求によって支払が要求されている商品又はサービスの代金の支払処理を行う。その後、与信端末30は、支払処理が完了したことを示す情報である支払完了報告を、決済端末40の送受信部41へ送信する。
送受信部41は、与信端末30から支払完了報告を受信すると、この支払完了報告と、支払要求と共に受信したトークンと、を店舗端末20の送受信部21へ送信する。
上述の構成を有する利用者端末10、店舗端末20、及び決済端末40を含む電子決済システム100が行う電子決済処理を、図9及び図10のフローチャートを参照しながら説明する。
商品又はサービスの購入を所望する利用者は、利用者端末10の入力部11を操作し、商品又はサービスが販売されているECサイトに格納されたウェブページの取得を要求する。利用者端末10の送受信部12がECサイト取得要求を店舗端末20の送受信部21へ送信すると、電子決済システム100は図9のフローチャートに示す電子決済処理を開始する。
店舗端末20の送受信部21は、利用者端末10の送受信部12からECサイト取得要求を受信すると(ステップS101)、記憶部23が予め記憶していたECサイトに格納されたウェブページを取得し、送信する(ステップS102)。
利用者端末10の送受信部12がECサイトに格納されたウェブページを受信すると、表示部13が、図4(a)に示すように、購入ページPPを含むウェブページを表示する(ステップS103)。表示部13が購入ページPPを表示した状態で入力部11が利用者による商品又はサービスの注文を入力する操作を受け付けると、送受信部12は商品又はサービスの注文を店舗端末20の送受信部21へ送信する(ステップS104)。
店舗端末20の送受信部21が商品又はサービスの注文を受信すると(ステップS105)、受信した注文に基づいて生成部22が決済情報を生成し、記憶部23が備える決済データベースPDBが生成された決済情報を記憶する(ステップS106)。その後、送受信部21が、記憶部23が予め記憶していたスクリプト取得命令を利用者端末10の送受信部12へ送信する(ステップS107)。
利用者端末10の送受信部12は、スクリプト取得命令を受信すると(ステップS108)、これに応答して、スクリプト取得要求を決済端末40の送受信部41へ送信する(ステップS109)。
決済端末40の送受信部41は、スクリプト取得要求を受信すると(ステップS110)、記憶部43が予め記憶していた入力スクリプトを取得し、利用者端末10の送受信部12へ送信する(ステップS111)。
利用者端末10の送受信部12が入力スクリプトを受信すると(ステップS112)、この入力スクリプトを実行することにより、表示部13が、図4(b)に示すように、入力画面INを表示する(ステップS113)。表示部13が入力画面INを表示した状態で利用者が入力部11を操作してクレジットカード情報を入力すると、送受信部12が入力されたクレジットカード情報を決済端末40の送受信部41へ送信する(ステップS114)。
決済端末40の送受信部41がクレジットカード情報を受信すると(ステップS115)、生成部42がトークンを生成し、記憶部43が備えるトークンデータベースTDBにステップS115で受信したクレジットカード情報に対応付けて記憶する(ステップS116)。送受信部41は、ステップS116で生成したトークンを利用者端末10の送受信部11へ送信する(ステップS117)。
利用者端末10の送受信部12は、決済端末40の送受信部41からトークンを受信すると(ステップS118)、受信したトークンを店舗端末20の送受信部21へ送信する(ステップS119)。
店舗端末20の送受信部21がトークンを受信すると(ステップS120)、記憶部23の備える決済データベースPDBが、受信したトークンをステップS106で記憶した決済情報と対応付けて記憶する(ステップS121)。その後、送受信部21が、ステップS106で決済データベースPDBが記憶した決済情報を取得し、ステップS120で受信したトークンと共に決済端末40の送受信部41へ送信する(ステップS122)。
決済端末40の送受信部41が店舗端末20の送受信部21からトークンを受信すると(ステップS123)、判別部44が、受信したトークンが有効か否かを判別する(ステップS124)。図9のステップS124において判別部44が行う、トークンが有効か否かを判別する処理(トークン判別処理)の詳細を図10のフローチャートに示す。
判別部44は、トークン判別処理を開始すると、図10に示すように、記憶部43が備えるトークンデータベースTDBを参照し、判別対象のトークンがトークンデータベースTDBに記憶されているか否かを判別する(ステップS1241)。判別対象のトークンがトークンデータベースTDBに記憶されていないと判別すると(ステップS1241;No)、当該トークンは有効でないと判別して(ステップS1247)、トークン判別処理を終了する。
判別対象のトークンがトークンデータベースTDBに記憶されていると判別すると(ステップS1241;Yes)、判別部44は、トークンデータベースTDBに記憶されている当該トークンデータベースのステータスを取得し、判別する。
まず、判別部44は、判別対象のトークンのステータスが、トークンが未使用であることを表す「1」か否かを判別する(ステップS1242)。トークンデータベースTDBに記憶されたトークンのステータスが、使用済みを表す「2」又は有効期限切れを表す「9」のとき、判別部44はトークンのステータスが「1」でないと判別し(ステップS1242;No)、トークンは有効でないと判別して(ステップS1247)、トークン判別処理を終了する。
トークンのステータスが「1」であると判別すると(ステップS1242;Yes)、判別部44は、次に、当該トークンが生成されてから所定の有効期限(例えば、3時間)が経過したか否かを判別する(ステップS1243)。具体的には、判別部44は、現在時刻を計時部45から、判別対象のトークンが生成された時刻をトークンデータベースTDBから、それぞれ取得し、判別対象のトークンが生成されてから所定の有効期限が経過したか否かを判別する。所定の有効期限が経過していないと判別すると(ステップS1243;No)、判別部44は、判別対象のトークンは有効であると判別し(ステップS1244)、トークンデータベースTDBが記憶しているこのトークンのステータスを、使用済みを表す「2」に更新して(ステップS1245)、トークン判別処理を終了する。
所定の有効期限が経過していると判別すると(ステップS1243;Yes)、判別部44は、トークンデータベースTDBが記憶しているこのトークンのステータスを、有効期限切れを表す「9」に更新し(ステップS1246)、このトークンは有効でないと判別して(ステップS1247)、トークン判別処理を終了する。
図9のフローチャートに戻って、ステップS124のトークン判別処理によって、ステップS123で受信したトークンが有効でないと判別された場合(ステップS124;No)、電子決済処理を異常終了する。
一方、ステップS124のトークン判別処理によって、ステップS123で受信したトークンが有効であると判別された場合(ステップS124;Yes)、決済端末40の送受信部41は、記憶部43のトークンデータベースTDBがステップS123で受信したトークンに対応付けて記憶していたクレジットカード情報を取得し、ステップS123で受信した決済情報と共に電子決済システム100の外部の与信端末30へ送信する(ステップS125)。
決済端末40の送受信部41は、ステップS125で送信したクレジットカード情報及び決済情報に基づいた支払情報を外部の与信端末30から受信すると(ステップS126)、受信した支払情報を、ステップS123で受信したトークンと共に店舗端末20の送受信部21へ送信する(ステップS127)。
店舗端末20の送受信部21がトークン及び支払情報を受信すると(ステップS128)、判別部24は、受信したトークンに対応付けて決済データベースPDBが記憶している決済情報によって示される商品又はサービスの購入代金が支払われるか否かを判別する(ステップS129)。クレジットカード会社が代金を支払う意思がない旨の支払情報をステップS128において受信していた場合、判別部24は、代金が支払われないと判別し(ステップS129;No)、電子決済処理を異常終了する。
クレジットカード会社が代金を支払う意思がある旨の支払情報をステップS128において受信していた場合、判別部24は、代金が支払われると判別する(ステップS129;Yes)。次に、店舗端末20が、ステップS128において受信したトークンに対応付けて決済データベースPDBが記憶していた決済情報によって示される商品又はサービスを利用者へ提供する処理を行う(ステップS130)。具体的には、店舗端末20は、決済情報によって示される商品又はサービスを利用者へ提供するよう促すメッセージを、音声又は画像等によって専用の外部端末へ出力する。
その後、店舗端末20の生成部22が、ステップS128において受信したトークンに対応付けて決済データベースPDBが記憶していた決済情報によって示される商品又はサービスの代金の支払い処理を実行するよう促す支払要求を生成する(ステップS131)。生成された支払要求は、ステップS128で受信したトークンと共に、送受信部21が決済端末40の送受信部41へ送信する(ステップS132)。
決済端末40の送受信部41は、支払要求及びトークンを受信すると(ステップS133)、受信したトークンに対応付けてトークンデータベースTDBが記憶していたクレジットカード情報と、受信した支払要求と、を外部の与信端末30へ送信する(ステップS134)。
外部の与信端末30は、支払端末として機能し、支払要求に従って商品又はサービスの代金の支払い処理を実行する。与信端末30は、支払い処理を実行した後、支払い処理が完了したことを示す支払完了報告を生成して決済端末40の送受信部41へ送信する。
決済端末40の送受信部41は、与信端末30から支払完了報告を受信すると(ステップS135)、受信した支払完了報告と、ステップS133で受信したトークンと、を店舗端末20の送受信部21へ送信する(S136)。
店舗端末20の送受信部21が、支払完了報告とトークンとを受信すると(ステップS137)、電子決済処理を終了する。
以上説明したように、電子決済システム100によれば、利用者は、クレジットカード情報及び与信情報を販売店に提供することなく商品又はサービスを購入することができる。クレジットカード情報及び与信情報が販売店に提供されないため、販売店の不適切な情報管理によりこれらの情報が漏出することはない。すなわち、電子決済システム100は、セキュリティの高い電子決済システムである。
図4(b)に示すように、利用者端末10の表示部13が購入ページPPを表示した状態において入力画面INが更に表示される。そして、表示部13が購入ページPP及び入力画面INを表示した状態で、利用者が入力部11を用いてクレジットカード情報を入力する。すなわち、利用者は、ECサイト上でクレジットカード情報を入力することができ、悪質な外部のサイトへと転送される恐れがないことを直感的に理解できる。
なお、本実施形態では、利用者が利用者端末10を、販売店が店舗端末20を、電子決済サービスを提供する会社が決済端末40を、それぞれ所有している。各端末の所有形態は任意である。例えば、販売店とは異なるサーバ運営会社が店舗端末20を所有していてもよい。また、電子決済サービスを提供する会社が店舗端末20、決済端末40、及び与信端末30を所有してもよい。
また、本実施形態では、利用者端末10を利用者が所有するコンピュータとした。利用者端末10は、コンピュータに限られない。利用者端末10は、例えば、携帯電話やタブレット端末等でもよい。
本実施形態では、ワンタイムパスワードをトークンとして用いた。トークンは、ワンタイムパスワードである必要はない。トークンは、例えば、複数の文字や数字の組合せからなるパスワードでもよい。
本実施形態では、利用者端末10が商品又はサービスの注文を店舗端末20へ送信すると、これに応答して、店舗端末20から予め記憶されていたスクリプト取得命令が利用者端末10へ送信される。店舗端末20から利用者端末10へスクリプト取得命令を送信するタイミングは任意である。例えば、店舗端末20から利用者端末10へECサイトを送信する際に、スクリプト取得命令も同時に送信してもよい。
本実施形態では、利用者端末10が店舗端末20からスクリプト取得命令を受信すると、これに応答して利用者端末10が決済端末40へスクリプト取得要求を送信した。スクリプト取得要求のタイミングは任意である。例えば、ECサイトが含む購入ページPPが表示された状態において、購入ページPPが含む「購入ボタン」アイコンを選択する操作(例えば、ダブルクリックやマウスオン)に応答してスクリプト取得要求を送信してもよい。
また、本実施形態では、ペイメントカードの例としてクレジットカードを用いて電子決済処理を説明したが、クレジットカード以外のペイメントカードを用いて電子決済処理を行ってもよい。
例えば、デビットカードを利用して電子決済処理を行うことができる。
この場合、決済端末40は、利用者端末10から送信されたデビットカード情報を生成したトークンに対応付けて記憶する。ここで、デビットカード情報は、利用者が所持するデビットカードのカード番号、デビットカードシステムを運営する金融機関の識別情報(名称)、名義人、有効期限、暗証番号等を含む情報である。
決済端末40は、店舗端末20から受信したトークンに対応付けて記憶していたデビットカード情報を、店舗端末20から受信した決済情報と共に外部の支払端末へ送信する。ここで、支払端末は、デビットカードシステムを運営する外部の金融機関が所有する端末である。
決済端末40は、支払端末から、送信したデビットカード情報及び決済情報に基づいて生成された支払情報を受信し、対応するトークンと共に店舗端末20へ送信する。
なお、本実施形態では、決済情報が含む商品又はサービスの識別情報として、当該商品又はサービスの名称を用いたが、任意の情報を識別情報として用いることができる。例えば、複数の文字、及び/又は、数字の組合せを、商品又はサービスの識別情報として用いることができる。
上述の機能構成を備える利用者端末10、店舗端末20、決済端末30は、いずれも、図11に示すように、制御部1、主記憶部2、外部記憶部3、操作部4、表示部5、送受信部6、及びこれらを相互に接続する内部バス8をハードウェア構成として備える。
制御部1は、CPU(Central Processing Unit)を備える。制御部1は、外部記憶部3が記憶している制御プログラム7を実行することにより、利用者端末10、店舗端末20、及び決済端末40の各端末の全体を制御し、各端末が備える上述の各種機能を実現する。店舗端末20の生成部22及び判別部24、決済端末40の生成部42及び判別部44は、制御部1によって実現される。
主記憶部2は、RAM(Random−Access Memory)を備える。主記憶部2は制御部1のワークエリアとして機能し、制御プログラム7を含む各種プログラムが主記憶部2に一時的に展開される。
外部記憶部3は、不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ、ハードディスク、DVD−RAM(Digital Versatile Disc Random−Access Memory)、DVD−RW(Digital Versatile Disc ReWritable等)を備える。外部記憶部3は、制御部1が実行する制御プログラム7を含む各種プログラムや、種々の固定データを固定的に記憶している。外部記憶部3は、記憶しているデータを送受信部6に供給したり、送受信部6から供給されたデータを記憶したりする。店舗端末20の記憶部23及び記憶部23が備える決済データベースPDBと、決済端末40の記憶部43及び記憶部43が備えるトークンデータベースTDBと、は外部記憶部3によって実現される。
操作部4は、キーボードやマウスを備え、ユーザによる操作を受け付ける。利用者端末10の入力部11は、操作部4によって実現される。
表示部5は、購入ページPP及び入力画面INを含む各種データを表示する。表示部5は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)を備える。利用者端末10の表示部13は、表示部5によって実現される。
送受信部6は、ネットワークに接続する網終端装置又はセキュリティの高い専用線を用いて通信を行う有線通信装置と、これらと接続するシリアルインターフェース又はLANインターフェースと、を備える。利用者端末10の送受信部12と、店舗端末20の送受信部21と、決済端末40の送受信部41と、は送受信部6によって実現される。
内部バス8は、制御部1〜送受信部6を相互に接続している。
利用者端末10、店舗端末20、及び決済端末40は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、利用者端末10、店舗端末20、及び決済端末40の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROMなど)に格納して配布し、該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、上述の処理を実行する利用者端末10、店舗端末20、及び決済端末40を構成してもよい。また、インターネットなどの通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロードなどすることで利用者端末10、店舗端末20、及び決済端末40を構成してもよい。
なお、利用者端末10、店舗端末20、及び決済端末40の各種機能を、OS(オペレーティングシステム)とアプリケーションプログラムとの分担、又はOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合には、アプリケーション部分のみを外部記憶部3や記録媒体、記憶装置等に格納してもよい。
また、搬送波にアプリケーションプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)にアプリケーションプログラムを掲示し、ネットワークを介してアプリケーションプログラムを配信してもよい。そして、このアプリケーションプログラムをコンピュータにインストールして起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前記の処理を実行できるように構成してもよい。
その他、上記のハードウェア構成やフローチャートは一例に過ぎず、任意に変更及び修正が可能である。
1 制御部
2 主記憶部
3 外部記憶部
4 操作部
5 表示部
6 送受信部
7 制御プログラム
8 内部バス
10、10’ 利用者端末
11 入力部
12 送受信部
13 表示部
20、20’ 店舗端末
21 送受信部
22 生成部
23 記憶部
24 判別部
30 与信端末
40 決済端末
41 送受信部
42 生成部
43 記憶部
44 判別部
45 計時部
100 電子決済システム
200 オンラインショッピングシステム
PP 購入ページ
IN 入力画面
PDB 決済データベース
TDB トークンデータベース

Claims (6)

  1. 利用者端末と、店舗端末と、決済端末と、を備える電子決済システムであって、
    前記利用者端末は、利用者が入力したペイメントカード情報を前記決済端末へ送信し、
    前記決済端末は、識別情報を生成し、この識別情報を、前記利用者端末から受信した前記ペイメントカード情報に対応付けて記憶すると共に前記利用者端末へ送信し、
    前記利用者端末は、利用者が購入を所望する商品又はサービスを示す注文情報と、前記決済端末から受信した前記識別情報と、を前記店舗端末へ送信し、
    前記店舗端末は、前記利用者端末から受信した前記識別情報と、前記注文情報に基づいて生成された、利用者が購入を所望する商品又はサービスを示すと共に当該商品又はサービスの購入金額を示す決済情報と、を前記決済端末へ送信し、
    前記決済端末は、前記店舗端末から受信した前記決済情報と、前記店舗端末から受信した前記識別情報に対応付けて記憶していた前記ペイメントカード情報と、に基づいて生成された、前記購入金額が支払われるか否かを示す支払情報を、前記店舗端末から受信した前記識別情報と共に前記店舗端末へ送信する、
    ことを特徴とする電子決済システム。
  2. 前記店舗端末は、前記決済情報と前記識別情報とを対応付けて記憶し、前記購入金額が支払われる旨の前記支払情報を前記決済端末から受信すると、この支払情報と共に前記決済端末から受信した前記識別情報と対応付けて記憶していた前記決済情報によって示される商品又はサービスを提供する処理を行い、この識別情報を前記購入金額の支払いを要求する支払要求と共に前記決済端末へ送信し、
    前記決済端末は、前記支払要求と、前記店舗端末から前記支払要求と共に受信した前記識別情報に対応付けて記憶している前記ペイメントカード情報と、を外部の支払端末へ送信し、前記支払端末から受信した支払完了の報告を前記店舗端末へ送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子決済システム。
  3. 前記利用者端末は、
    商品又はサービスの販売が行われるウェブページを表示すると共に、前記決済端末から受信した命令に応答して、前記ペイメントカード情報の入力を促す入力画面を表示する表示手段と、
    前記表示手段が前記ウェブページと前記入力画面とを同時に表示した状態において、前記ペイメントカード情報の入力を受け付ける入力手段と、
    前記入力手段を用いて入力された前記ペイメントカード情報を、前記店舗端末へ送信することなく前記決済端末へ送信する送信手段と、
    を備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子決済システム。
  4. 利用者端末と、店舗端末と、決済端末と、が実行する電子決済方法であって、
    前記利用者端末は、利用者が入力したペイメントカード情報を前記決済端末へ送信し、
    前記決済端末は、識別情報を生成し、この識別情報を、前記利用者端末から受信した前記ペイメントカード情報に対応付けて記憶すると共に前記利用者端末へ送信し、
    前記利用者端末は、利用者が購入を所望する商品又はサービスを示す注文情報と、前記決済端末から受信した前記識別情報と、を前記店舗端末へ送信し、
    前記店舗端末は、前記利用者端末から受信した前記識別情報と、前記注文情報に基づいて生成された、利用者が購入を所望する商品又はサービスを示すと共に当該商品又はサービスの購入金額を示す決済情報と、を前記決済端末へ送信し、
    前記決済端末は、前記店舗端末から受信した前記決済情報と、前記店舗端末から受信した前記識別情報に対応付けて記憶していた前記ペイメントカード情報と、に基づいて生成された、前記購入金額が支払われるか否かを示す支払情報を、前記店舗端末から受信した前記識別情報と共に前記店舗端末へ送信する、
    ことを特徴とする電子決済方法。
  5. 識別情報を生成し、この識別情報をペイメントカード情報に対応付けて記憶する生成・記憶手段と、
    外部から前記識別情報を受信する送受信手段と、
    を備え、
    前記送受信手段は、受信した前記識別情報に対応付けて記憶していた前記ペイメントカード情報と、利用者が購入を所望する商品又はサービスを示すと共に当該商品又はサービスの購入金額を示す決済情報と、に基づいて生成された、前記購入金額が支払われるか否かを示す支払情報を、受信した前記識別情報と共に外部へ送信する、
    ことを特徴とする電子決済端末。
  6. コンピュータを、
    識別情報を生成し、この識別情報をペイメントカード情報に対応付けて記憶する生成・記憶手段、
    外部から前記識別情報を受信する送受信手段、
    として機能させ、
    前記送受信手段は、受信した前記識別情報に対応付けて記憶していた前記ペイメントカード情報と、利用者が購入を所望する商品又はサービスを示すと共に当該商品又はサービスの購入金額を示す決済情報と、に基づいて生成された、前記購入金額が支払われるか否かを示す支払情報を、受信した前記識別情報と共に外部へ送信する、
    ことを特徴とするプログラム。
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