JP2015194387A - 形状測定方法および形状測定機 - Google Patents

形状測定方法および形状測定機 Download PDF

Info

Publication number
JP2015194387A
JP2015194387A JP2014072088A JP2014072088A JP2015194387A JP 2015194387 A JP2015194387 A JP 2015194387A JP 2014072088 A JP2014072088 A JP 2014072088A JP 2014072088 A JP2014072088 A JP 2014072088A JP 2015194387 A JP2015194387 A JP 2015194387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stylus
workpiece
shape
fulcrum
shape measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014072088A
Other languages
English (en)
Inventor
敦 島岡
Atsushi Shimaoka
敦 島岡
山本 武
Takeshi Yamamoto
武 山本
智之 宮崎
Tomoyuki Miyazaki
智之 宮崎
日高 和彦
Kazuhiko Hidaka
和彦 日高
康則 森
Yasunori Mori
康則 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Original Assignee
Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitutoyo Corp, Mitsutoyo Kiko Co Ltd filed Critical Mitutoyo Corp
Priority to JP2014072088A priority Critical patent/JP2015194387A/ja
Priority to DE102015003198.8A priority patent/DE102015003198A1/de
Publication of JP2015194387A publication Critical patent/JP2015194387A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B5/00Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques
    • G01B5/20Measuring arrangements characterised by the use of mechanical techniques for measuring contours or curvatures
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B21/00Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant
    • G01B21/02Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring length, width, or thickness
    • G01B21/04Measuring arrangements or details thereof, where the measuring technique is not covered by the other groups of this subclass, unspecified or not relevant for measuring length, width, or thickness by measuring coordinates of points
    • G01B21/045Correction of measurements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

【課題】スタイラスへの摩擦力によって生じる形状測定の誤差を補正できる形状測定方法および形状測定機を提供すること。
【解決手段】本発明の形状測定方法は、支点120を中心として回転自在なアーム110と、アーム110の第1の端部111に取り付けられたスタイラス130と、を備え、スタイラス130によりワークの表面を掃引して、第2の端部112の動きを検出器140で検出することにより、ワークの形状を測定する形状測定機100において、検出器140の出力に基づいてワークの形状を測定する形状測定方法であって、ワークの表面とスタイラス間の摩擦係数と、スタイラス130に加えられる測定力とに基づいて、スタイラス130の掃引時に生じる摩擦力を算出するステップと、検出器140の出力に含まれる摩擦力に起因する誤差を検出器140の出力から除去して、ワークの形状を算出するステップと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、形状測定方法および形状測定機に関する。
スタイラスをワークに接触させ、ワーク表面に沿って移動させることにより、ワークの形状を測定する梃子式形状測定機が広く用いられている。梃子式形状測定機は、支点を中心として回転自在なアームと、アームの一方の端部に取り付けられたスタイラスと、アームのスタイラス側の端部とは支点を挟んで反対に位置する他方の端部の動きを検出する検出器と、を有する。上記の梃子式形状測定機は、スタイラスによりワークの表面を掃引して、アームの検出器側の端部の動きを検出器で検出することにより、ワークの形状を測定する。
アームは支点を中心として揺動するので、スタイラスは円弧動作をする。梃子式形状測定機は、スタイラスの上下動を高さ方向の変位として検出するので、円弧動作に起因する円弧誤差が形状測定の誤差として測定値に含まれる。梃子式形状測定機を用いた形状測定において、この円弧誤差の補正を行うことが知られている(特許文献1、2)。
特許文献1に記載の形状測定機では、円弧誤差の補正を高精度に行うため、アームの端部からスタイラス先端までの長さのずれ量についても補正を行っている。
特許文献2に記載の形状測定機では、円弧誤差の補正を高精度に行うため、スタイラスの先端の断面形状の真円からのずれについても補正を行っている。
特開平8−338718号公報 特開2001−280947号公報
梃子式形状測定機を用いた形状測定において、アームの端部に備えられたスタイラスによりワークの表面を掃引すると、このスタイラスにワーク表面からの摩擦力が掃引方向と逆方向に作用する。支点はアームを揺動可能に支持しているので、支点に力がかかると梃子の支点が掃引方向とは逆方向にわずかにずれてしまうことがしばしば発生する。梃子式形状測定機におけるスタイラスの先端の変位の検出は、梃子の支点がずれないことが前提になっているため、ワークの形状測定において摩擦力による支点のわずかなずれにより測定誤差が生じていた。
しかし、特許文献1および2に記載の方法では、円弧誤差により生じる形状測定誤差は補正されていたが、摩擦力によって生じる上記の支点のわずかなずれによる形状測定誤差は、補正されていなかった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、梃子式形状測定機を用いた形状測定において、アームの端部に備えられたスタイラスへ作用するワーク表面からの摩擦力によって生じるこのアームの支点のわずかなずれに基づく形状測定の誤差を補正できる形状測定方法および形状測定機を提供することを目的とする。
本発明の形状測定方法は、
支点を中心として回転自在なアームと、前記アームの第1の端部に取り付けられたスタイラスと、を備え、前記スタイラスによりワークの表面を掃引して、前記アームの前記第1の端部とは前記支点を挟んで反対に位置する第2の端部の動きを検出器で検出することにより、前記ワークの形状を測定する形状測定機において、前記検出器の出力に基づいて前記ワークの形状を測定する形状測定方法であって、
前記ワークの表面と前記スタイラス間の摩擦係数と、前記スタイラスに加えられる測定力とに基づいて、前記スタイラスの掃引時に生じる摩擦力を算出するステップと、
前記検出器の出力に含まれる前記摩擦力に起因する誤差を前記検出器から出力される検出値から除去して、前記ワークの形状を算出するステップと、
を備える。
本発明では、
前記第1の端部、前記第2の端部、および前記支点の間の位置関係、並びに前記摩擦力に基づいて、前記検出器から出力される検出値に含まれる、前記摩擦力に起因する誤差を補正する補正値を算出するステップをさらに備え、
前記ワークの形状を算出するステップでは、前記検出値に前記補正値を加えることにより前記ワークの形状を算出する
ことが好ましい。
本発明では、
前記補正値を算出するステップにおいて、
前記測定力の前記ワークからの抗力と前記摩擦力とに基づいて、前記支点、前記アーム、および前記スタイラスの少なくとも一つの変形量を算出し、
前記第1の端部、前記第2の端部、および前記支点の間の位置関係、並びに前記変形量に基づいて、前記補正値を算出する
ことが好ましい。
本発明では、
前記摩擦力を算出するステップにおいて、
前記ワークの表面と前記スタイラス間の摩擦係数および傾きと、前記測定力とに基づいて、前記摩擦力を算出する
ことが好ましい。
本発明の形状測定機は、
支点を中心として回転自在なアームと、
前記アームの第1の端部に取り付けられたスタイラスと、
前記スタイラスによりワークの表面を掃引した際の、前記アームの前記第1の端部とは前記支点を挟んで反対に位置する第2の端部の変位を検出する検出器と、
前記検出器から出力される検出値に基づいて前記ワークの形状を算出する制御部と、を備える形状測定機であって、
前記制御部は、
前記ワークの表面と前記スタイラス間の摩擦係数と、前記スタイラスに加えられる測定力とに基づいて、前記スタイラスの掃引時に生じる摩擦力を算出し、
前記検出器から出力される検出値に含まれる前記摩擦力に起因する誤差を前記検出器の出力から除去して、前記ワークの形状を算出する
ことを特徴とする。
本発明では、
前記制御部は、
前記第1の端部、前記第2の端部、および前記支点の間の位置関係、並びに前記摩擦力に基づいて、前記検出器から出力される検出値に含まれる、前記摩擦力に起因する誤差を補正する補正値を算出し、
前記検出値に前記補正値を加えることにより、前記ワークの形状を算出する
ことが好ましい。
本発明では、
前記制御部は、
前記測定力の前記ワークからの抗力と前記摩擦力とに基づいて、前記支点、前記アーム、および前記スタイラスの少なくとも一つの変形量を算出し、
前記第1の端部、前記第2の端部、および前記支点の間の位置関係、並びに前記変形量に基づいて、前記補正値を算出する
ことが好ましい。
本発明では、
前記支点が十字ばねにより構成されており、
前記変形量は、前記十字ばねが前記アームの長手方向に変形する量である
ことが好ましい。
本発明では、
前記制御部は、前記ワークの表面と前記スタイラス間の摩擦係数および傾きと、前記測定力とに基づいて、前記摩擦力を算出する
ことが好ましい。
本発明によれば、スタイラスへ印加される摩擦力によって生じる形状測定の誤差を補正できる形状測定方法および形状測定機を提供することができる。
実施の形態1にかかる梃子式形状測定機の構成を示す図である。 実施の形態1にかかる梃子式形状測定機において、スタイラスに加わる力について示す図である。 実施の形態1にかかる形状測定方法を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる形状測定方法において、補正値を算出する方法を示すフローチャートである。
[実施の形態1]
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、実施の形態1にかかる梃子式形状測定機100の構成を示す図である。
梃子式形状測定機100は、アーム110と、支点120と、スタイラス130と、検出器140と、制御部150と、記憶部160と、を有する。梃子式形状測定機100は、スタイラス130をワーク表面に接触させながら、X軸方向に梃子式形状測定機100全体を移動させると共に、検出器140によりスタイラス130のZ軸方向の変位を検出して、ワークの形状を測定する。
アーム110は、長手状の部材であり、第1の端部111にスタイラス130が取り付けられている。第2の端部112は、アーム110の第1の端部111とは支点120を挟んで反対に位置する。アーム110は、支点120を中心として回転自在に支持されている。アーム110は高比曲げ剛性の材質により形成されることが好ましく、例えば、マグネシウム合金、セラミックス、又は炭素繊維等が用いられる。
支点120は、アーム110を回転させるときに梃子の支点として機能する。支点120は、十字ばねを用いた回転軸機構により構成されていることが好ましい。十字ばねは、回転軸中心に対して、回転方向には柔軟であり、垂直方向から加わる力には強い剛性を有する。支点120をX軸方向に移動させることにより、アーム110を移動させてスタイラス130でワーク表面を掃引する。
スタイラス130は、アーム110の第1の端部111に取り付けられている。スタイラス130は、梃子式形状測定機100による形状測定の際にワークの表面に接触させられ、掃引時にはワークの形状の凹凸に合わせて上下動する。スタイラス130の上下動に合わせて、アーム110は支点120を中心として揺動する。スタイラス130は、円柱形状の部材であり、ワークと接触する接触部には例えば超硬球やサファイア球が固定されている。
スタイラス130の上下動は、アーム110と支点120からなる梃子により支点120を中心とした第2の端部112の回転運動に変換される。検出器140は第2の端部112の変位を検出し、検出した変位の情報(変位量)を電気信号として制御部150へと出力する。検出器140としては、アーム110の第2の端部112の回転運動の円弧方向に沿って湾曲したスケール目盛をアーム110に設けて、スケール目盛の移動量を検出ヘッドにより読み取る構成、いわゆる円弧エンコーダを用いてもよい。検出ヘッドによるスケール目盛の読み取りは、光学式又は磁気式のエンコーダを用いてもよい。
制御部150は、検出器140の出力に基づいてワークの形状を算出する。制御部150は、CPU(Central Processing Unit)を有する計算機である。
制御部150は、第2の端部112の変位からスタイラス130の接触部の上下方向の移動量を算出し、X軸方向の変位を検出するエンコーダにより検出される水平方向のスタイラス130の移動量に対応するスタイラス130の先端の位置を記憶部160に記録していくことにより、ワークの形状を測定できる。
記憶部160は、あらかじめワークの形状および摩擦力の算出に用いられるデータを記憶しており、例えば、種々の材料の動摩擦係数を記憶している。記憶部160は、例えばRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を用いることができる。
図2を用いて、スタイラス130に加わる力について説明する。スタイラス130は、測定力Pでワーク表面に力を加える。ワーク表面の水平面に対する傾きがθのとき、スタイラス130には抗力Nがワークから加えられ、N=P・cosθで表される。
スタイラス130の掃引時に生じる摩擦力Fは、ワークの表面の動摩擦係数μ、スタイラス130に加えられる測定力P、および、ワーク表面の傾きθに基づいて算出される。摩擦力Fは、F=μ・N=μ・P・cosθと表される。
例えば、アーム110が水平面と平行になっているとき、支点120の変形量は、ワークからの抗力Nと、摩擦力Fと、支点120の弾性係数と、に基づいて算出される。アーム110の長手方向(X軸方向)にはたらく合力Rは、R=F・cosθ+N・sinθと表される。この合力Rが支点120に加わることにより、支点120が変形する。支点120として十字ばねを用いた場合、支点120の変形量は、十字ばねがアーム110の長手方向に変形する量である。また、アーム110が水平面と平行になっていない場合は、支点120からスタイラス130とワークとの接触点への半径方向と接線方向に分解した成分をそれぞれ求める。
また、アーム110およびスタイラス130の変形量についても、アーム110およびスタイラス130の弾性係数と摩擦力Fとから算出される。
検出器140から出力される検出値に含まれる、摩擦力Fに起因する誤差を補正する補正値は、第1の端部111、第2の端部112、および支点120の間の位置関係、並びに摩擦力Fに基づいて算出される。
スタイラス130がワークに接触していないときにおける、支点120から第1の端部111までのアーム110の長さをL1、支点120から第2の端部112までのアーム110の長さをL2とする。このとき、スタイラス130のZ軸方向の変位Z1はL2/L1倍されて第2の端部112のZ軸方向の変位Z2となり、検出器140により検出される。
すなわち、Z1=Z2・L1/L2が成り立っている。
支点120がワークからの摩擦力Fを受けて変形した後の、支点120から第1の端部111までのアーム110の長さをL1+dL1、支点120から第2の端部112までのアーム110の長さをL2+dL2とする。このとき、スタイラス130のZ軸方向の変位Z1は(L2+dL2)/(L1+dL1)倍されて第2の端部112の変位Z2となり、検出器140により検出される。
すなわち、Z1=Z2・(L1+dL1)/(L2+dL2)とすれば、正確にZ1を算出することができるはずである。
しかし、制御部150は、スタイラス130の接触部の変位Z1を、検出器140により検出される第2の端部112の変位Z2から、Z1=Z2・L1/L2の式により算出している。このため、算出される変位Z1には、誤差が含まれていることになる。
そこで、スタイラス130の変位と第2の端部112の変位との関係が支点120のずれによって設計値から変化している場合、補正係数K=(L2(L1+dL1))/(L1(L2+dL2))を乗じることにより、Z1=K・Z2・L1/L2=Z2・(L1+dL1)/(L2+dL2)となり、誤差を補正したZ1を算出することができる。
図3および図4を用いて、梃子式形状測定機100を用いた形状測定方法について説明する。
図3は、本発明の形状測定方法の流れを示すフローチャートである。
まず、制御部150が、ワークの表面とスタイラス130との間の摩擦係数と、スタイラス130に加えられる測定力Pと得られたワーク形状(傾き)に基づいて、スタイラス130の掃引時に生じる摩擦力Fを算出する(ST410)。
次に、制御部150が、第1の端部111、第2の端部112、および支点120の間の位置関係、並びに摩擦力Fに基づいて、検出器140から出力される検出値に含まれる、摩擦力Fに起因する誤差を補正する補正値を算出する(ST420)
次に、制御部150が、検出値に補正値を加えることにより、ワークの形状を算出する(ST430)。
図3における補正値を算出するステップ(ST420)は、図4に示される流れで行ってもよい。
摩擦力Fが算出された後(ST410)、制御部150が、測定力Pのワーク表面からスタイラス130が受ける抗力Nと摩擦力Fとに基づいて、支点120、アーム110、およびスタイラス130の少なくとも一つの変形量を算出する(ST421)。
次に、制御部150が、第1の端部111、第2の端部112、および支点120の間の位置関係、並びに変形量に基づいて、補正値を算出する(ST422)。
補正値が検出された後、制御部150が、検出値に補正値を加えることにより、ワークの形状を算出する(ST430)。
本実施の形態にかかる梃子式形状測定機100では、制御部150が、ワークの表面とスタイラス130の間の摩擦係数μと、スタイラス130に加えられる測定力Pとに基づいて、スタイラス130の掃引時に生じる摩擦力Fを算出する。そして、制御部150は、第1の端部111、第2の端部112、および支点120の間の位置関係、並びに摩擦力Fに基づいて、検出器140から出力される検出値に含まれる、摩擦力Fに起因する誤差を補正する補正値を算出する。梃子式形状測定機100は、この補正値を検出器140の検出値に加えることにより、スタイラスへの摩擦力によって生じる形状測定の誤差を補正することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、支点120が十字ばねを用いた回転軸機構により構成されている場合について説明したが、支点120は十字ばねに限定されるものではなく、ピボット軸受等の摩擦が発生する回転機構であってもよい。
また、上記実施の形態では、支点120の変形により生じる誤差の補正について説明したが、アーム110およびスタイラス130の変形により生じる誤差も、支点120の変形の場合と同様にして補正をすることができる。
100 梃子式形状測定機
110 アーム
111 第1の端部
112 第2の端部
120 支点
130 スタイラス
140 検出器
150 制御部
160 記憶部

Claims (9)

  1. 支点を中心として回転自在なアームと、前記アームの第1の端部に取り付けられたスタイラスと、を備え、前記スタイラスによりワークの表面を掃引して、前記アームの前記第1の端部とは前記支点を挟んで反対に位置する第2の端部の動きを検出器で検出することにより、前記ワークの形状を測定する形状測定機において、前記検出器の出力に基づいて前記ワークの形状を測定する形状測定方法であって、
    前記ワークの表面と前記スタイラスとの間の摩擦係数と、前記スタイラスに加えられる測定力とに基づいて、前記スタイラスの掃引時に生じる摩擦力を算出するステップと、
    前記検出器の出力に含まれる前記摩擦力に起因する誤差を前記検出器から出力される検出値から除去して、前記ワークの形状を算出するステップと、
    を備える形状測定方法。
  2. 請求項1に記載の形状測定方法であって、
    前記第1の端部、前記第2の端部、および前記支点の間の位置関係、並びに前記摩擦力に基づいて、前記検出器から出力される検出値に含まれる、前記摩擦力に起因する誤差を補正する補正値を算出するステップをさらに備え、
    前記ワークの形状を算出するステップでは、前記検出値に前記補正値を加えることにより前記ワークの形状を算出する
    ことを特徴とする形状測定方法。
  3. 請求項2に記載の形状測定方法であって、
    前記補正値を算出するステップにおいて、
    前記測定力の前記ワークからの抗力と前記摩擦力とに基づいて、前記支点、前記アーム、および前記スタイラスの少なくとも一つの変形量を算出し、
    前記第1の端部、前記第2の端部、および前記支点の間の位置関係、並びに前記変形量に基づいて、前記補正値を算出する
    ことを特徴とする形状測定方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の形状測定方法であって、
    前記摩擦力を算出するステップにおいて、
    前記ワークの表面と前記スタイラス間の摩擦係数および傾きと、前記測定力とに基づいて、前記摩擦力を算出する
    ことを特徴とする形状測定方法。
  5. 支点を中心として回転自在なアームと、
    前記アームの第1の端部に取り付けられたスタイラスと、
    前記スタイラスによりワークの表面を掃引した際の、前記アームの前記第1の端部とは前記支点を挟んで反対に位置する第2の端部の変位を検出する検出器と、
    前記検出器から出力される検出値に基づいて前記ワークの形状を算出する制御部と、を備える形状測定機であって、
    前記制御部は、
    前記ワークの表面と前記スタイラス間の摩擦係数と、前記スタイラスに加えられる測定力とに基づいて、前記スタイラスの掃引時に生じる摩擦力を算出し、
    前記検出器の出力に含まれる前記摩擦力に起因する誤差を前記検出器の出力から除去して、前記ワークの形状を算出する
    ことを特徴とする形状測定機。
  6. 請求項5に記載の形状測定機であって、
    前記制御部は、
    前記第1の端部、前記第2の端部、および前記支点の間の位置関係、並びに前記摩擦力に基づいて、前記検出器から出力される検出値に含まれる、前記摩擦力に起因する誤差を補正する補正値を算出し、
    前記検出値に前記補正値を加えることにより、前記ワークの形状を算出する
    ことを特徴とする形状測定機。
  7. 請求項6に記載の形状測定機であって、
    前記制御部は、
    前記測定力の前記ワークからの抗力と前記摩擦力とに基づいて、前記支点、前記アーム、および前記スタイラスの少なくとも一つの変形量を算出し、
    前記第1の端部、前記第2の端部、および前記支点の間の位置関係、並びに前記変形量に基づいて、前記補正値を算出する
    ことを特徴とする形状測定機。
  8. 請求項7に記載の形状測定機であって、
    前記支点が十字ばねにより構成されており、
    前記変形量は、前記十字ばねが前記アームの長手方向に変形する量である
    ことを特徴とする形状測定機。
  9. 請求項5〜8のいずれか一項に記載の形状測定機であって、
    前記制御部は、前記ワークの表面と前記スタイラス間の摩擦係数および傾きと、前記測定力とに基づいて、前記摩擦力を算出する
    ことを特徴とする形状測定機。
JP2014072088A 2014-03-31 2014-03-31 形状測定方法および形状測定機 Pending JP2015194387A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014072088A JP2015194387A (ja) 2014-03-31 2014-03-31 形状測定方法および形状測定機
DE102015003198.8A DE102015003198A1 (de) 2014-03-31 2015-03-12 Formmessverfahren und formmessmaschine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014072088A JP2015194387A (ja) 2014-03-31 2014-03-31 形状測定方法および形状測定機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015194387A true JP2015194387A (ja) 2015-11-05

Family

ID=54066886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014072088A Pending JP2015194387A (ja) 2014-03-31 2014-03-31 形状測定方法および形状測定機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2015194387A (ja)
DE (1) DE102015003198A1 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2727067B2 (ja) 1995-06-13 1998-03-11 株式会社ミツトヨ 形状測定機
JP3516630B2 (ja) 2000-03-29 2004-04-05 株式会社ミツトヨ 形状測定機及び形状測定方法

Also Published As

Publication number Publication date
DE102015003198A1 (de) 2015-10-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6189153B2 (ja) 梃子式測定器
JP6447997B2 (ja) テストインジケータ
JP6149337B1 (ja) 表面形状測定装置
JP2008292199A (ja) 真円度測定装置、真円度測定方法、及び真円度測定プログラム
JP5265029B2 (ja) 真円度測定装置及び先端子良否判定方法
JP6503282B2 (ja) 形状測定・校正装置
JP6417691B2 (ja) 寸法測定装置及び寸法測定方法
JP6657552B2 (ja) 平面度測定方法
JP6671011B2 (ja) 真円度測定装置
JP2001280947A (ja) 形状測定機及び形状測定方法
JP2005055282A (ja) 測定方法及び測定装置
JP6394970B2 (ja) 測定機の校正方法及び校正用ゲージユニット
JP2005037197A (ja) 接触式表面形状測定装置及び測定方法
JP2008101991A (ja) 形状測定機
JP2015194387A (ja) 形状測定方法および形状測定機
JP6131610B2 (ja) 円形ワークの径測定方法
TW201333422A (zh) 平台定位系統及其方法與其使用之對位圖樣
JP6893850B2 (ja) 転がり軸受直角度測定装置および転がり軸受の直角度測定方法
JP2009145152A (ja) 測定装置
JP6474587B2 (ja) 測定値補正方法、測定値補正プログラム及び測定装置
JP6846673B2 (ja) 表面形状測定装置の角度補正方法及び角度補正装置
JP2007024622A (ja) 免震構造物の水平変位計測装置
JP5332010B2 (ja) 形状測定装置、形状測定方法及び形状測定プログラム
JP2006300778A (ja) 表面形状計測装置
JP7360593B2 (ja) 校正ユニット