JP2015194310A - 電気温水器 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱部の損傷を未然に防ぐことができる電気温水器を提供する。
【解決手段】水道から供給される水を加熱して吐水する電気温水器10であって、水が流れる流路102,103,104,105,106,107,108と、流路内の水を加熱する第1加熱部と、第1加熱部により加熱された水を外部に供給する吐水部110と、を備え、流路において第1加熱部よりも上流側に、流路内の水を予備加熱する第2加熱部が配置されることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、水道から供給される水道水を加熱して吐水する電気温水器に関する。
水道から供給される水を加熱して吐水する電気温水器として、電気ヒータを内部に有する貯湯タンクを備えた構造のものが知られている。このような電気温水器は、水道から供給された水を電気ヒータで加熱した状態で貯湯タンク内に貯えておくことにより、吐水を開始した直後から適切な温度の湯を吐水することができる(例えば特許文献1参照)。
特開2007−271229号公報
ここで、上記特許文献1に記載のように、電気温水器の中にタンク(貯湯部)を有し、湯を貯めておくタンク式の電気温水器は、タンク内で湯を冷まさないために加熱部を加熱しておくための電気代がかかる。また、タンク式の電気温水器では、電気温水器の中にタンクを保持するスペースが必要であるため、小型化にも限界がある。
一方で、湯を貯めておくためのコストやタンクのスペースを削減するため、電気温水器内に湯を貯めるタンクを設けずに、電気温水器内の流路を流れる水を加熱しながら湯を吐出させる瞬間式の電気温水器が考えられる。
瞬間式の電気温水器では、タンク式と異なり、湯を貯めておくタンクを保持していないため、水道から供給される冷たい水を、外部に吐水するまでの短時間で加熱しなければならない。よって、冷たい水を急に熱する必要があるため加熱部にかかる負荷が大きくなり、加熱部が損傷してしまう可能性がある。例えば、コストが安いために一般的に用いられているセラミックヒータを、瞬間式の電気温水器における加熱部として用いる場合、冷たい水を急に加熱させることに起因し、加熱部が割れてしまう可能性がある。
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、加熱部の損傷を未然に防ぐことができる電気温水器を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の一態様における電気温水器は、水道から供給される水を加熱して吐水する電気温水器であって、前記水が流れる流路と、前記流路内の水を加熱する第1加熱部と、前記第1加熱部により加熱された水を外部に供給する吐水部と、を備え、前記流路において前記第1加熱部よりも上流側に、前記流路内の水を予備加熱する第2加熱部が配置される。
本発明に係る電気温水器によれば、流路において第1加熱部よりも上流側に第2加熱部を配置することで、第2加熱部により水を予備加熱するため、冷たい水を急激に温度上昇させる必要がないので、加熱部にかかる負荷を減らすことができ、加熱部の損傷を未然に防ぐことができる。
また、本発明において、前記第1加熱部は、セラミック製のヒータであり、前記第2加熱部は、金属製のヒータであり、前記流路内を流れる水に対して、前記第2加熱部により加熱される水の温度上昇が、前記第1加熱部により加熱される水の温度上昇よりも大きくすることが好ましい。
この好ましい態様によれば、第1加熱部としてコストが安いセラミックヒータを用いた上で、セラミックヒータの損傷を防ぐために、セラミックヒータにより加熱される水の温度上昇よりも、セラミックヒータの上流側に配置する第2加熱部により加熱される水の温度上昇を大きくしている。このとき、第2加熱部では水の温度を大きく上昇させるのであるが、第2加熱部としては金属製のヒータを用いているため、第2加熱部が損傷してしまうことはない。
また、本発明において、前記第2加熱部の表面であって、前記水に触れる表面に突出部が形成されることが好ましい。
この好ましい態様によれば、第2加熱部の表面に突出部が形成されるため、水に触れる第2加熱部の表面積が大きくなり、第2加熱部において水に熱を伝えやすくなる。したがって、第2加熱部により十分に加熱された水が第1加熱部に供給されるので、第1加熱部の損傷をさらに防ぐことができる。
本発明によれば、加熱部の損傷を未然に防ぐことができる電気温水器を提供することができる。
実施形態における電気温水器が水栓に接続された状態を示す外観図である。 実施形態における加熱ユニットの一例を示す外観図である。 実施形態における加熱ユニットの内部構成を簡略化した模式図である。 実施形態における加熱ユニットのX−X'方向の断面の一例を示す図である。 実施形態における加熱ユニットのY−Y'方向の断面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
<電気温水器の構成>
図1は、実施形態における電気温水器1が水栓20に接続された状態の外観を示す図である。図1に示す例は、電気温水器1を、手洗い場などの自動の水栓20に適用した例である。電気温水器1は、水道40と水栓20との間に設置される装置であって、水道40から供給される水を複数の加熱部によって加熱して温水とし、かかる温水を水栓20に供給して水栓20から吐水させる装置である。実施形態における電気温水器1の適用場面は、上記例に限られないことは言うまでもない。
図1に示す電気温水器1は、加熱ユニット10、電磁弁30、フローセンサ50、給水配管100、吐水配管110、及び図示しない制御装置を備える。
図1に示す水栓20には、図示しない人体検知センサーが設けられている。水栓20の下方に使用者が手をかざすと、人体検知センサーが手の存在を検知し、信号線を通じて検知信号を電気温水器1内の制御装置(不図示)に送信する。制御装置は、人体検知センサーからの検知信号を受信すると、電磁弁30を開状態とし、水道40からの水が電気温水器1に向けて供給されるように制御する。これにより、水栓20から温水の吐水が開始される。なお、制御装置は、人体検知センサーから使用者の手が検知されなくなったことを示す不検知信号を受信したとき、又は電磁弁30を開状態にしたときから所定時間が経過したとき、電磁弁30を閉状態にするよう制御する。
給水配管100は、水道40と加熱ユニット10とを接続するための配管である。給水配管100は、水の流路の最も上流側にある配管であって、上流側の先端が水道40に接続され、下流側の先端が加熱ユニット10に接続される。また、給水配管100には、電磁弁30及びフローセンサ50が設けられている。
電磁弁30は、その開閉動作によって、水道40からの水の供給及びその停止を切り換えるための弁である。後述するように、加熱ユニット10に水が供給されると、吐水配管110を経由して水栓20から温水が吐水される。つまり、電磁弁30の開閉動作によって水栓20からの温水の吐水及びその停止が制御される。電磁弁30の開閉動作は、制御装置によって制御される。
また、電磁弁30から加熱ユニット10までの給水配管100にはフローセンサ50が設けられる。フローセンサ50は、加熱ユニット10への水の流れを検知すると、水が流れたことを制御装置に伝える。
制御装置は、水の流れを検知したことをフローセンサ50から通知されると、加熱ユニット10内にある各加熱部で加熱を開始するよう制御する。加熱ユニット10は、各加熱部を加熱することで水道から供給される水を湯(温水)に変えて、吐水配管110を通じて水栓20に供給する。
なお、制御装置は、冷水を吐出する設定がなされていれば、フローセンサ50から水の流れを通知されても、各加熱部で加熱を開始する制御をしなくてもよい。また、制御装置は、電磁弁30を開状態にしても、フローセンサ50からの水の流れを検知しない場合は、断水等が起きていると判断し、加熱部に対して加熱しないよう制御する。
加熱ユニット10により温められた温水は、吐水配管110を経由して水栓20から吐水される。吐水配管110は、水の流路の最も下流側に位置する配管であって、吐水部として機能する。吐水配管110の下流側先端は、水栓20に接続されている。吐水配管110の上流側先端は、加熱ユニット10に接続されている。
水栓20は、加熱ユニット10により温められた湯をボウル部60に向かって吐出する。ボウル部60は、吐出部20から吐出された水を受けて、その水を排水管70に排水する。
<加熱ユニットの構成>
図2は、実施形態における加熱ユニット10の一例を示す外観図である。図2に示す加熱ユニット10は、水道40から供給された水を加熱ユニット10内部の加熱部により加熱し、冷たい水のまま水栓20から吐出されないようにする。つまり、加熱ユニット10内部の流路を通過する途中で水は加熱され、加熱された水(温水)が水栓20から吐水される。なお、前述したとおり、水栓20から冷たい水を吐水するか温水を吐水するかは、使用者の指示又は設定により変更可能である。
図2に示す給水配管100は、水道40から供給された水を加熱ユニット10に供給する。加熱ユニット10は、供給された水を、内部の流路を通して吐水配管110に供給する。このとき、加熱ユニット10は、ヒータにより加熱された水(温水)を供給することができる。なお、加熱ユニット10は、ヒータを複数有しており、これらのヒータは、予備ヒータ(第2加熱部)と、本ヒータ(第1加熱部)とに分類される。予備ヒータは、水の流れにおいて、本ヒータよりも上流側に配置される。
本実施形態においては、予備ヒータは、金属製のシーズヒータとし、本ヒータは、セラミックヒータとするが、本発明の実施形態としてはこの例に限られない。セラミックヒータは、アルミナセラミックにより円筒型に形成され、内部にタングステンからなる発熱層を有している。
加熱ユニット10に接続される吐水配管110には、温度センサー12が接続される。温度センサー12は、加熱ユニット10から出ていく水(温水)の温度を測定するためのセンサーであり、吐水配管110の上流側に位置する。温度センサー12は、吐水配管110内部を流れる水の温度を測定し、測定結果を制御装置に伝える。制御装置は、測定結果に基づいて、加熱ユニット10内にある各加熱部により加熱される水の温度調整を行う。
図3は、実施形態における加熱ユニット10の内部構成を簡略化した模式図である。図3に示す例では、加熱ユニット10の内部には、第1流路102、第1連絡管103、第2流路104、第2連絡管105、第3流路106、第3連絡管107、及び第4流路108が設けられる。
各流路は、それぞれ円筒形状であり、その内部を水が流れるようになっている。また、加熱ユニット10内で、それぞれ略平行に並べられて配置される。各連絡管は、各流路の端部の方で、2つの流路を接続するために用いられる配管である。以下、図3に示す模式図を用いて、加熱ユニット10内部の水の流れについて主に説明する。
まず、給水配管100から供給された水は、給水配管100に接続される第1流路102に供給される。第1流路102内部を水が通過した後、その水は、第1流路102の端部側に接続される第1連絡管103に供給される。ここで、第1流路102内部には、シーズヒータが設けられる。第1流路102を通過する水は、このシーズヒータにより加熱される。
次に、第1連絡管103に供給された水は、端部側に接続される第2流路104に供給される。第2流路104内部には、セラミックヒータが設けられている。第2流路104に供給された水は、第2流路104内に含まれるセラミックヒータの内側を流れた後、セラミックヒータの端部で折り返し、セラミックヒータの外側を流れるようになっている。また、セラミックヒータの外側の流路は、後述するように、セラミックヒータの外側を螺旋状に覆うように形成される。これにより、直線状の流路よりも螺旋状の流路の方が長くなることで、効率良く水を加熱することができる。セラミックヒータの外側を螺旋状に流れた水は、第2流路104の端部側に接続される第2連絡管105に供給される。
なお、以降に示す流路の構成は、上述したとおり、円筒状に形成されたセラミックヒータの内側を水が流れ、セラミックヒータの端部で折り返してセラミックヒータの外側を水が流れることができるように形成されているとするが、この形状に限られない。
次に、第2連絡管105に供給された水は、端部側に接続される第3流路106に供給される。第3流路106内部には、セラミックヒータが設けられている。第3流路106に供給された水は、第3流路106内に含まれるセラミックヒータの外側を螺旋状に流れた後、セラミックヒータの端部で折り返し、セラミックヒータの内側を流れるようになっている。セラミックヒータの内側を流れた水は、第3流路106の端部側に接続される第3連絡管107に供給される。
次に、第3連絡管107に供給された水は、端部側に接続される第4流路108に供給される。第4流路108内部には、セラミックヒータが設けられている。第4流路108に供給された水は、第4流路108内に含まれるセラミックヒータの内側を流れた後、セラミックヒータの端部で折り返し、セラミックヒータの外側を螺旋状に流れるようになっている。セラミックヒータの外側を螺旋状に流れた水は、第4流路108の端部側に接続される吐水配管110に供給される。吐水配管110は、加熱ユニット10を通ることにより加熱された水(温水)を、水栓20に供給する。
以上より、水道から供給された水は、まず、第1流路102内のシーズヒータにより加熱されるため、加熱中のセラミックヒータに冷たい水が供給されることで、セラミックヒータが損傷してしまうことを防止することができる。
また、実施形態における加熱ユニット10において、流路内の水に対して、シーズヒータにより加熱される水の温度上昇が、セラミックヒータにより加熱される水の温度上昇よりも大きくすることが好ましい。これにより、本ヒータとして、コストが安いセラミックヒータを用いながらも、セラミックヒータの損傷を防止している。つまり、セラミックヒータにより加熱される水の温度上昇よりも、セラミックヒータの上流側に配置する予備ヒータにより加熱される水の温度上昇を大きくすることで、セラミックヒータの損傷を防いでいる。このときシーズヒータでは水の温度を大きく上昇させるのであるが、シーズヒータは金属製でありその耐久性が高いため、シーズヒータが損傷してしまうことはない。ここで、温度上昇とは、各流路に入る時点の水の温度と、その流路を出る時点の水の温度との差分である。
<加熱部及び流路>
次に、図4及び図5を用いて、加熱部及び流路の具体的な構成について更に説明する。図4は、図3における加熱ユニット10のX−X'方向(垂直方向)の断面の一例を示す図である。図4に示す断面図の下方には、円筒状の第1流路102が形成されている。この第1流路102内部には、円筒状のシーズヒータ122が設けられている。
ここで、給水配管100を通った水は、まず、第1流路102内に供給される。第1流路102内の水は、図4に示す右側から左側に流れる際、シーズヒータ122により加熱される。シーズヒータ122は、加熱中に冷たい水が供給されても損傷しにくい。
シーズヒータ122は、水に触れる表面に突出部(フィン)121が形成される。この突出部121が多数あることにより、水に触れるシーズヒータ122の表面積が大きくなり、効率良く水を加熱することができる。
図4に示す断面図の上方には、第4流路108が形成されている。この第4流路108内部には、セラミックヒータ128が設けられている。第4流路108は、セラミックヒータ128の内側と、セラミックヒータ128端部の折り返し部129と、セラミックヒータ128の外側の螺旋部138から形成される。
まず、第3連絡管107から供給された水は、セラミックヒータ128の内側を流れる。このとき、セラミックヒータ128の内側壁面により水は加熱される。次に、水がセラミックヒータ128の端部まで流れると、折り返し部129により折り返され、螺旋部138を流れる。螺旋部138を水が流れるとき、セラミックヒータ128の外側壁面により水は加熱される。水が螺旋部138を流れることで、セラミックヒータ128は、効率良く水を加熱することができる。これは、セラミックヒータ128の外側の流路として螺旋部138を設けたことで、少しでも長くセラミックヒータ128に水を触れさせて、直線状の流路よりも長い時間水を加熱することができるからである。
なお、図4及び図5に示すセラミックヒータを内部に有する各流路は、セラミックヒータの外側を螺旋状に流れる流路を形成した例を用いて説明するが、この形状に限られない。
第4流路108を流れることで、セラミックヒータ128により加熱された水は、温水となって吐水配管110を通って吐出部20に供給される。
図5は、実施形態における加熱ユニット10のY−Y'方向(水平方向)の断面の一例を示す図である。図5に示す断面図の下方(Y−Y'における水平方向では左側とする)には、第2流路104が形成されている。この第2流路104内部には、セラミックヒータ124が設けられている。第2流路104は、セラミックヒータ124の内側と、セラミックヒータ124端部の折り返し部125と、セラミックヒータ124の外側の螺旋部134から形成される。
まず、第1連絡管103から供給された水は、セラミックヒータ124の内側を流れる。このとき、セラミックヒータ124の内側壁面により水は加熱される。次に、水がセラミックヒータ124の端部まで流れると、折り返し部125により折り返され、螺旋部134を流れる。螺旋部134を水が流れるとき、セラミックヒータ124の外側壁面により水は加熱される。水が螺旋部134を流れることで、セラミックヒータ124は、効率良く水を加熱することができる。これは、セラミックヒータ124の外側の流路として螺旋部134を設けたことで、少しでも長くセラミックヒータ124に水を触れさせて、直線状の流路よりも長い時間水を加熱することができるからである。
図5に示す断面図の上方(Y−Y'における水平方向では右側とする)には、第3流路106が形成されている。この第3流路106内部には、セラミックヒータ126が設けられている。第3流路106は、セラミックヒータ126の内側と、セラミックヒータ126端部の折り返し部127と、セラミックヒータ126の外側の螺旋部136から形成される。
まず、第2連絡管105から供給された水は、セラミックヒータ126の螺旋部136を流れる。このとき、セラミックヒータ126の螺旋部136により水は加熱される。水が螺旋部136を流れることで、セラミックヒータ126は、効率良く水を加熱することができる。これは、セラミックヒータ126の外側の流路として螺旋部136を設けたことで、少しでも長くセラミックヒータ126に水を触れさせて、直線状の流路よりも長い時間水を加熱することができるからである。次に、水がセラミックヒータ126の端部まで流れると、折り返し部127により折り返され、内側を流れる。セラミックヒータ126の内側を水が流れるとき、セラミックヒータ126の内側壁面により水は加熱される。水が螺旋部136を流れることで、セラミックヒータ126は、効率良く水を加熱することができる。
以上、実施形態における電気温水器1では、水を加熱するためのヒータとしてセラミックヒータを用いた上で、その前段にシーズヒータを配置する。これにより、汎用性があり、コストが安いセラミックヒータを用いながらも、その損傷を防ぐことができる。
なお、図3乃至図5で説明した例では、シーズヒータを1つ、セラミックヒータを3つ設ける例について説明したが、この例に限られないことは言うまでもない。
上記実施形態は、一例に過ぎず、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
10 電気温水器
20 吐出部
100 給水配管
110 吐水配管
102 第1流路
103 第1連絡管
104 第2流路
105 第2連絡管
106 第3流路
107 第3連絡管
108 第4流路
122 シーズヒータ
124、126、128 セラミックヒータ
125、127、129 折り返し部
134、136、138 螺旋部

Claims (3)

  1. 水道から供給される水を加熱して吐水する電気温水器であって、
    前記水が流れる流路と、
    前記流路内の水を加熱する第1加熱部と、
    前記第1加熱部により加熱された水を外部に供給する吐水部と、
    を備え、
    前記流路において前記第1加熱部よりも上流側に、前記流路内の水を予備加熱する第2加熱部が配置されることを特徴とする電気温水器。
  2. 前記第1加熱部は、セラミック製のヒータであり、前記第2加熱部は、金属製のヒータであり、
    前記流路内を流れる水に対して、前記第2加熱部により加熱される水の温度上昇が、前記第1加熱部により加熱される水の温度上昇よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の電気温水器。
  3. 前記第2加熱部の表面であって、前記水に触れる表面に突出部が形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気温水器。
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