JP2015194092A - 可変ノズルユニット及び可変容量型過給機 - Google Patents

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Abstract

【課題】可変容量型過給機1の空力性能を維持しつつ、可変容量型過給機1のタービン効率及び耐久性を向上させること。【解決手段】第1ノズルリング55の対向面と第2ノズルリング61の対向面との間に複数の可変ノズル翼73が円周方向に等間隔に配設され、各可変ノズル翼73は、後縁73b側においてシュラウド側73sをハブ側73hよりも半径方向内側へせり出しかつ前縁73a側においてシュラウド側73sをハブ側73hよりも半径方向外側へせり出すに構成されていること。【選択図】 図1A

Description

本発明は、可変容量型過給機、ガスタービン等のターボ回転機械に用いられかつタービンインペラ側へ供給される排気ガス等の流体の流路面積(流量)を可変とする可変ノズルユニット等に関する。
近年、可変容量型過給機に用いられる可変ノズルユニットについて種々の開発がなされており、一般的な可変ノズルユニットの構成について簡単に説明すると、次のようになる(特許文献1及び特許文献2等参照)。
即ち、可変容量型過給機のタービンハウジング内には、環状の第1壁部材が設けられており、この第1壁部材は、タービンインペラにおけるタービンディスクの外縁部(最大径部)の半径方向外側に位置している。また、第1壁部材に対してタービンインペラの軸方向に離隔対向した箇所には、環状の第2壁部材が設けられており、この第2壁部材は、タービンインペラにおけるタービンブレードの先端縁(チップ)の半径方向外側に位置している。
第1壁部材の対向面と第2壁部材の対向面との間には、複数の可変ノズル翼が円周方向に間隔を置いて配設されており、各可変ノズル翼は、タービンインペラの軸心に平行な軸心(各可変ノズル翼の軸心)周りに開閉方向(正逆方向)へ回動可能である。また、可変ノズル翼間におけるスロート幅は、通常、ハブ側からシュラウド側に亘って同一の幅に設定されている。ここで、複数の可変ノズル翼を同期して開方向(正方向)へ回動させると、流体の流路面積(流量)が大きくなると共に、複数の可変ノズル翼を同期して閉方向(逆方向)へ回動させると、流体の流路面積が小さくなるようになっている。
特開2013−72404号公報 特開2013−104413号公報
ところで、可変ノズル翼の回転動作の信頼性を確保するために、可変ノズル翼のハブ側の側面と第1壁部材の対向面との間及び可変ノズル翼のシュラウド側の側面と第2壁部材の対向面との間にはクリアランスが形成されており、可変容量型過給機の運転中に、クリアランスを通る所謂クリアランスフローが生じる。一方、クリアランスフローが増大すると、主流の流れとクリアランスフローとの混合によって、タービンインペラの入口側におけるエネルギー損失の大きい領域が拡大し、可変容量型過給機のタービン効率の低下を招くことになる。また、タービンインペラの入口側における円周方向の流れの変動及びその流れの変動による励振力が大きくなって、タービンインペラにおけるタービンブレードの先端縁(チップ)付近に局所的に高い振動応力が発生して、ターボ回転機械の耐久性の低下を招くことになる。
なお、前述の問題は、可変ノズルユニットを可変容量型過給機に用いた場合だけでなく、ガスタービン等の別のターボ回転機械に用いた場合においても、同様に生じるものである。
そこで、本発明は、前述の問題を解決することができる、新規な構成の可変ノズルユニット等を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、ターボ回転機械に用いられ、タービンインペラ側へ供給される流体の流路面積を可変とする可変ノズルユニットにあって、前記ターボ回転機械のタービンハウジング内に設けられ、前記タービンインペラにおけるタービンディスクの外縁部(最大径部)の半径方向外側に位置する環状の第1壁部材と、前記第1壁部材に対して軸方向に離隔対向した箇所に設けられ、前記タービンインペラにおけるタービンブレードの先端縁(チップ)の半径方向外側に位置する環状の第2壁部材と、前記第1壁部材の対向面と前記第2壁部材の対向面との間に円周方向(所定の円周方向)に間隔を置いて配設され、前記タービンインペラの軸心に平行な軸心(可変ノズル翼の軸心)周りに開閉方向へ回動可能な複数の可変ノズル翼と、を具備し、各可変ノズル翼は、後縁側においてシュラウド側をハブ側よりも半径方向内側へせり出し(位置し)かつ前縁側においてシュラウド側をハブ側よりも半径方向外側へせり出す(位置する)ように構成されている(換言すれば、前縁側及び後縁側におけるシュラウド側のせり出しに関する所定の構成を有している)ことを要旨とする。
ここで、本願の明細書及び特許請求の範囲において、「ターボ回転機械」とは、可変容量型過給機、ガスタービン、ラジアルタービンを含む意であって、「流体」とは、排気ガス等のガスを含む意であって、「環状の第1壁部材」及び「環状の第2壁部材」は、タービンハウジング等の一部を構成するものであっても構わない。「設けられ」とは、直接的に設けられたことの他に、別部材を介して間接的に設けられたことを含む意であって、「配設され」とは、直接的に配設されたことの他に、別部材を介して間接的に配設されたことを含む意である。また、「軸方向」とは、特に断らない限り、タービンインペラの軸方向、換言すれば、第1壁部材又は第2壁部材の軸方向のことをいう。更に、「半径方向内側」とは、半径方向の内側のことをいい、「半径方向外側」とは、半径方向の外側のことをいい、「半径方向」とは、特に断らない限り、タービンインペラの半径方向、換言すれば、第1壁部材又は第2壁部材の半径方向のことをいう。そして、「シュラウド側」とは、タービンブレードの先端縁を囲むシュラウドを半径方向外側へ延長した面側の部位、換言すれば、第2壁部材に対向する側の部位ことをいう。「ハブ側」とは、タービンディスクのハブ面を半径方向外側へ延長した面側の部位、換言すれば、第1壁部材に対向する側の部位ことをいう。
本発明の第1の特徴によると、前記ターボ回転機械の運転中、流体の流量が多い場合には、複数の前記可変ノズル翼を開方向(正方向)へ同期して回動させることにより、前記タービンインペラ側へ供給される流体の流路面積を大きくして、多くの流体を供給する。一方、流体の流量が少ない場合には、複数の前記可変ノズル翼を閉方向(逆方向)へ同期して回動させることにより、前記タービンインペラ側へ供給される流体の流路面積を小さくして、流体の流速を高めて、前記タービンインペラの仕事量を十分に確保する。これにより、流体の流量の多少に関係なく、前記ターボ回転機械によって回転力を十分かつ安定的に発生させることができる(第1の特徴による通常の作用)。
各可変ノズル翼が前縁側及び後縁側におけるシュラウド側のせり出しに関する所定の構成を有しているため、前記可変ノズル翼間におけるミッドスパン側付近のスロート幅を平均スロート幅よりも小さくしつつ、前記可変ノズル翼間におけるシュラウド側のスロート幅を平均スロート幅よりも大きくすることができる。これにより、前記可変ノズル翼間におけるスロート面積の拡大を抑えつつ、前記可変ノズル翼のシュラウド側の空力負荷を低減して、前記可変ノズル翼のシュラウド側において正圧面(半径方向外側翼面)と負圧面(半径方向内側翼面)の圧力差を小さくすることができる。なお、「ミッドスパン側」とは、50%スパン位置に位置する部位のことをいい、「ミッドスパン側付近」とは、40〜60%スパン位置に位置するいずれかの部位のことをいい、「平均スロート幅」とは、可変ノズル翼間におけるスロート幅のスパン方向の平均値のことをいう(第1の特徴による特有の作用)。
本発明の第2の特徴は、エンジンからの排気ガスのエネルギーを利用して、前記エンジン側に供給される空気を過給する可変容量型過給機において、第1の特徴からなる可変ノズルユニットを具備したことを要旨とする。
第2の特徴によると、第1の特徴による作用と同様の作用を奏する。
本発明によれば、前記可変ノズル翼間におけるスロート面積の拡大を抑えつつ、前記可変ノズル翼のシュラウド側において正圧面と負圧面の圧力差を小さくすることができるため、前記可変ノズルユニットの空力性能、換言すれば、前記ターボ回転機械の空力性能を維持しつつ、前記可変ノズル翼のシュラウド側の側面と前記第2壁部材の対向面との間のクリアランスを通るクリアランスフローを低減することができる。これにより、前記タービンインペラの入口側におけるエネルギー損失の大きい領域を縮小して、前記ターボ回転機械のタービン効率を向上させることができる。また、前記タービンインペラの入口側における円周方向の流れの変動及びその流れの変動による励振力を小さくすることができ、タービンブレードの先端縁付近に働く振動応力を低減して、前記ターボ回転機械の耐久性を向上させることができる。つまり、本発明によれば、前記ターボ回転機械の空力性能を維持しつつ、前記ターボ回転機械のタービン効率及び耐久性を向上させることができる。
図1Aは、図2Bにおける矢視部Iの拡大図である。 図1Bは、本発明の実施形態において、可変ノズル翼間のスロート幅とスパン方向位置との関係を示す図である。 図2Aは、図3におけるII-II線に沿った拡大断面図であって、本発明の実施形態に係る複数の可変ノズル翼を開いた状態を示しており、一部省略してある。 図2Bは、図3におけるII-II線に沿った拡大断面図であって、本発明の実施形態に係る複数の可変ノズル翼を閉じた状態(絞った状態)を示しており、一部省略してある。 図3は、本発明の実施形態に係る可変容量型過給機におけるラジアルタービンの正断面図である。 図4は、本発明の実施形態に係る可変容量型過給機の正断面図である。 図5Aは、図6Bにおける矢視部Vの拡大図である。 図5Bは、本発明の実施形態の変形例において、可変ノズル翼間のスロート幅とスパン方向位置との関係を示す図である。 図6Aは、図3におけるII-II線に沿った拡大断面図に相当し、本発明の実施形態の変形例に係る複数の可変ノズル翼を開いた状態を示しており、一部省略してある。 図6Bは、図3におけるII-II線に沿った拡大断面図に相当し、本発明の実施形態の変形例に係る複数の可変ノズル翼を閉じた状態(絞った状態)を示しており、一部省略してある。
(本発明の実施形態)
本発明の実施形態について図1から図4を参照して説明する。なお、図面に示すとおり、「L」は、左方向、「R」は、右方向、「AD」は、軸方向、「BD」は、半径方向、「BDi」は、半径方向内側、「BDo」は、半径方向外側、「CD」は、円周方向、「RD」は、タービンインペラの回転方向である。
図4に示すように、本発明の実施形態に係る可変容量型過給機1は、エンジン(図示省略)からの排気ガスの圧力エネルギーを利用して、エンジンに供給される空気を過給(圧縮)するものである。そして、可変容量型過給機1の具体的な構成等は、以下のようになる。
可変容量型過給機1は、ベアリングハウジング3を具備しており、ベアリングハウジング3内には、一対のラジアルベアリング5及び一対のスラストベアリング7が設けられている。また、複数のベアリング5,7には、左右方向へ延びたロータ軸(タービン軸)9が回転可能に設けられており、換言すれば、ベアリングハウジング3には、ロータ軸9が複数のベアリング5,7を介して回転可能に設けられている。
ベアリングハウジング3の右側には、遠心力を利用して空気を圧縮するコンプレッサ11が配設されており、このコンプレッサ11の具体的な構成は、次のようになる。
ベアリングハウジング3の右側には、コンプレッサハウジング13が設けられている。また、コンプレッサハウジング13内には、コンプレッサインペラ15がその軸心(コンプレッサインペラ15の軸心)周りに回転可能に設けられており、このコンプレッサインペラ15は、ロータ軸9の右端部に一体的に連結されている。そして、コンプレッサインペラ15は、コンプレッサディスク17を備えており、コンプレッサディスク17のハブ面17hは、右側から半径向外側(コンプレッサインペラ15の半径方向の外側)へ延びている。更に、コンプレッサディスク17のハブ面17hには、複数のコンプレッサブレード19が周方向(コンプレッサディスク17のハブ面17hの周方向)に等間隔に一体形成されている。
コンプレッサハウジング13におけるコンプレッサインペラ15の入口側(空気の主流方向から見て上流側)には、空気をコンプレッサハウジング13内に取入れるための空気取入口21が形成されており、この空気取入口21は、空気を浄化するエアクリーナ(図示省略)に接続可能である。また、ベアリングハウジング3とコンプレッサハウジング13との間におけるコンプレッサインペラ15の出口側(空気の主流方向から見て下流側)には、圧縮された空気を昇圧する環状のディフューザ流路23が形成されている。更に、コンプレッサハウジング13の内部には、渦巻き状のコンプレッサスクロール流路25が形成されており、このコンプレッサスクロール流路25は、ディフューザ流路23に連通してある。そして、コンプレッサハウジング13の適宜位置には、圧縮された空気をコンプレッサハウジング13の外側へ排出するための空気排出口27が形成されており、この空気排出口27は、エンジンの吸気マニホールド(図示省略)に接続可能である。
なお、ベアリングハウジング3の右側部には、スラストベアリング7側への圧縮空気の漏れを防止する環状のシールプレート29が設けられている。
図3及び図4に示すように、ベアリングハウジング3の左側には、排気ガスの圧力エネルギーを利用して回転力(回転トルク)を発生させるラジアルタービン31が配設されており、このラジアルタービン31の具体的な構成は、次のようになる。
ベアリングハウジング3の左側には、タービンハウジング33が設けられている。また、タービンハウジング33内には、タービンインペラ35がその軸心(タービンインペラ35の軸心)C周りに回転可能に設けられており、このタービンインペラ35は、ロータ軸9の左端部に一体的に連結されている。また、タービンインペラ35は、タービンディスク37を備えており、このタービンディスク37のハブ面37hは、左側(タービンインペラ35の軸方向の一方側)から半径方向外側(タービンインペラ35の半径方向の外側)へ延びている。更に、タービンディスク37のハブ面37hには、複数のタービンブレード39が周方向(タービンディスク37のハブ面37hの周方向)に等間隔に一体形成されている。
タービンハウジング33の適宜位置には、排気ガスをタービンハウジング33内に取入れるためのガス取入口41が形成されており、このガス取入口41は、エンジンの排気マニホールド(図示省略)に接続可能である。また、タービンハウジング33の内部におけるタービンインペラ35の入口側(排気ガスの主流方向から見て上流側)には、渦巻き状のタービンスクロール流路43が形成されており、このタービンスクロール流路43は、ガス取入口41に連通してある。そして、タービンハウジング33におけるタービンインペラ35の出口側(排気ガスの流れ方向から見て下流側)には、排気ガスを排出するためのガス排出口45が形成されており、このガス排出口45は、接続管(図示省略)を介して触媒(図示省略)に接続可能である。更に、タービンハウジング33内におけるガス排出口45の入口側には、環状の段部47が形成されている。
なお、ベアリングハウジング3の左側面には、タービンインペラ35側からの熱を遮蔽する環状の遮熱板49が設けられており、ベアリングハウジング3の左側面と遮熱板49の外縁部49oとの間には、波ワッシャ51が設けられている。
タービンハウジング33内には、タービンインペラ35側へ供給される排気ガスの流路面積(流量)を可変とする可変ノズルユニット53が配設されており、この可変ノズルユニット53の具体的な構成は、次のようになる。
図3に示すように、タービンハウジング33内には、環状の第1壁部材としての第1ノズルリング(ノズルリング)55がサポートリング57を介してタービンインペラ35と同心状に設けられている。また、第1ノズルリング55は、タービンディスク37の外縁部(最大径部)37oの半径方向外側に位置しており、第1ノズルリング55の内縁部55iは、波ワッシャ51の付勢力によって遮熱板49の外縁部49oに圧接した状態で嵌合してある。更に、第1ノズルリング55には、複数(1つのみ図示)の第1支持穴59が円周方向に等間隔に貫通形成されている。なお、サポートリング57の外縁部57oは、ベアリングハウジング3とタービンハウジング33によって挟持されている。
第1ノズルリング55に対して左右方向(タービンインペラ35の軸方向)に離隔対向した箇所には、環状の第2壁部材としての第2ノズルリング(シュラウドリング)61が複数の連結ピン63(図2B参照)を介して第1ノズルリング55と一体的かつ同心状に設けられている。また、第2ノズルリング61は、タービンブレード39の先端縁(チップ)39tの半径方向外側に位置している。更に、第2ノズルリング61には、複数(1つのみ図示)の第2支持穴65が第1ノズルリング55の複数の第1支持穴59に整合するように円周方向に等間隔に貫通形成されている。なお、複数の連結ピン63は、第1ノズルリング55の対向面と第2ノズルリング61の対向面との間隔を設定する機能を有している。
第2ノズルリング61は、複数のタービンブレード39の先端縁39tを覆う筒状のシュラウド67を有しており、このシュラウド67は、左方向(タービンインペラ35の軸方向一方側)へ突出しかつタービンハウジング33の段部47の内側に位置している。また、第2ノズルリング61のシュラウド67の外周面には、リング溝69が形成されている。更に、タービンハウジング33の段部47の内周面には、タービンスクロール流路43側からの排気ガスの漏れを抑える複数のシールリング71が自己の弾性力(複数のシールリング71の弾性力)によって圧接して設けられており、各シールリング71の内縁部は、第2ノズルリング61のリング溝69に嵌入してある。なお、第2ノズルリング61からシュラウド67を省略しても構わなく、この場合には、例えば、特開2013−253521号公報に示すように、タービンハウジング33が内側に複数のタービンブレード39の先端縁39tを覆う筒状のシュラウド(図示省略)を有することになる。
図2A、図2B、及び図3に示すように、第1ノズルリング55の対向面(左側面)と第2ノズルリング61の対向面(右側面)との間には、複数の可変ノズル翼73が円周方向(所定の円周方向)に等間隔に配設されており、各可変ノズル翼73は、タービンインペラ35の軸心Cに平行な軸心(各可変ノズル翼73の軸心)周りに開閉方向(正逆方向)へ回動可能である。そして、各可変ノズル翼73のハブ側73hの側面(右側面)には、第1翼軸75が一体形成されており、この第1翼軸75は、第1ノズルリング55の対応する第1支持穴59に回動可能に支持されている。また、各可変ノズル翼73のシュラウド側73sの側面(左側面)には、第2翼軸77が第1翼軸75と同心状に一体形成されており、この第2翼軸77は、第2ノズルリング61の対応する第2支持穴65に回動可能に支持されている。更に、各可変ノズル翼73は、第1翼軸75の基端側に、第1ノズルリング55の対向面に接触可能な第1鍔部(図示省略)を有し、第2翼軸77の基端側に、第2ノズルリング61の対向面に接触可能な第2鍔部(図示省略)を有している。なお、各可変ノズル翼73は、第1翼軸75と第2翼軸77を備えた両持ちタイプであるが、第2翼軸77を省略して片持ちタイプにしても構わない。
図3に示すように、第1ノズルリング55の対向面の反対側に形成した環状のリンク室79内には、複数の可変ノズル翼73を同期して回動させるためのリンク機構81が配設されており、このリンク機構81は、複数の可変ノズル翼73の第1翼軸75に連動連結してある。また、リンク機構81は、例えば、特開2009−243431号公報及び特開2009−243300号公報等に示す公知の構成からなるものであって、複数の可変ノズル翼73を開閉方向へ回動させる電動モータ又はダイヤフラムアクチュエータ等の回動アクチュエータ83に動力伝達機構85を介して接続されている。なお、リンク機構81が第1ノズルリング55の対向面の反対面側(リンク室79内)に配設される代わりに、第2ノズルリング61の対向面の反対面側に配設されるようにしても構わない。
続いて、可変ノズルユニット53の特徴部分について説明する。
図1Aに示すように、各可変ノズル翼73は、後縁73b側(後縁73b付近)においてシュラウド側73sをハブ側73hよりも半径方向内側へせり出し(位置し)かつ前縁73a側(前縁73a付近)においてシュラウド側73sをハブ側73hよりも半径方向外側へせり出す(位置する)ように構成されている。換言すれば、各可変ノズル翼73は、後縁73b側及び前縁73a側におけるシュラウド側73sのせり出しに関する所定の構成を有している。また、各可変ノズル翼73は、後縁73b側においてハブ側73hをミッドスパン側(50%スパン側)73mよりも半径方向外側へせり出しかつ前縁73a側においてハブ側73hをミッドスパン側73mよりも半径方向内側へせり出すように構成されている。これにより、図1Bに示すように、可変ノズル翼73間におけるミッドスパン側73m付近のスロート幅を平均スロート幅よりも小さくしつつ、可変ノズル翼73間のスロート幅をハブ側73hからシュラウド側73sにかけて漸次大きくなるようにすることができる。
図1Aに示すように、各可変ノズル翼73は、シュラウド側73sからハブ側73hに亘って、同一のコード長に設定されており、同一の翼形状(翼断面形状)を呈するようになっている。なお、各可変ノズル翼73のコード長又は翼形状がシュラウド側73sからハブ側73hに亘って同一でなくても構わない。
続いて、本発明の実施形態の作用及び効果について説明する。
ガス取入口41から取入れた排気ガスがタービンスクロール流路43を経由してタービンインペラ35の入口側から出口側へ流通することにより、排気ガスの圧力エネルギーを利用して回転力(回転トルク)を発生させて、ロータ軸9及びコンプレッサインペラ15をタービンインペラ35と一体的に回転させることができる。これにより、空気取入口21から取入れた空気を圧縮して、ディフューザ流路23及びコンプレッサスクロール流路25を経由して空気排出口27から排出することができ、エンジンに供給される空気を過給(圧縮)することができる。
可変容量型過給機1の運転中、エンジン回転数が高く、排気ガスの流量が多い場合には、回動アクチュエータ83によってリンク機構81を作動させつつ、複数の可変ノズル翼73を正方向(開方向)へ同期して回動させることにより、タービンインペラ35側へ供給される排気ガスの流路面積を大きくして、多くの排気ガスを供給する。一方、エンジン回転数が低く、排気ガスの流量が少ない場合には、回動アクチュエータ83によってリンク機構81を作動させつつ、複数の可変ノズル翼73を逆方向(閉方向)へ同期して回動させることにより、タービンインペラ35側へ供給される排気ガスの流路面積を小さくして、排気ガスの流速を高めて、タービンインペラ35の仕事量を十分に確保する。これにより、排気ガスの流量の多少に関係なく、タービンインペラ35によって回転力を十分かつ安定的に発生させることができる(可変容量型過給機1の通常の作用)。
各可変ノズル翼73が後縁73b側及び前縁73a側におけるシュラウド側73sのせり出しに関する所定の構成を有しているため、前述のように、可変ノズル翼73間におけるミッドスパン側73m付近のスロート幅を平均スロート幅よりも小さくしつつ、可変ノズル翼73間におけるシュラウド側73sのスロート幅を平均スロート幅よりも大きくすることができる。これにより、可変ノズル翼73間におけるスロート面積の拡大を抑えつつ、可変ノズル翼73のシュラウド側73sの空力負荷を低減して、可変ノズル翼73のシュラウド側73sにおいて正圧面(半径方向外側翼面)PSと負圧面(半径方向内側翼面)NSの圧力差を小さくすることができる(可変容量型過給機1の特有の作用)。
従って、本発明の実施形態によれば、可変ノズルユニット53の空力性能、換言すれば、可変容量型過給機1の空力性能を維持しつつ、可変ノズル翼73のシュラウド側73sの側面と第2ノズルリング61の対向面との間のクリアランスを通るクリアランスフローを低減することができる。これにより、タービンインペラ35の入口側におけるエネルギー損失の大きい領域を縮小して、可変容量型過給機1のタービン効率を向上させることができる。また、タービンインペラ35の入口側における円周方向の流れの変動及びその流れの変動による励振力を小さくすることができ、タービンブレード39の先端縁39t付近に働く振動応力を低減して、可変容量型過給機1の耐久性を向上させることができる。つまり、本発明の実施形態によれば、可変容量型過給機1の空力性能を維持しつつ、可変容量型過給機1のタービン効率及び耐久性を向上させることができる。
なお、可変ノズル翼73の基端付近(根元付近)の空力負荷が増えて、可変ノズル翼73のハブ側73hの側面と第1ノズルリング55の対向面との間のクリアランスを通るクリアランスフローが増大しても、タービンブレード39の基端付近に高い振動応力は発生しないものである。
(本発明の実施形態の変形例)
本発明の実施形態の変形例について図5A、図5B、図6A、及び図6Bを参照して説明する。なお、図面に示すとおり、「L」は、左方向、「R」は、右方向、「AD」は、軸方向、「BD」は、半径方向、「BDi」は、半径方向内側、「BDo」は、半径方向外側、「CD」は、円周方向、「RD」は、タービンインペラの回転方向である。
図5A、図6A、及び図6Bに示すように、本発明の実施形態の変形例においては、可変ノズル翼73(図1A参照)に代えて、可変ノズル翼87を可変ノズルユニット53(図3参照)に用いている。また、可変ノズル翼87は可変ノズル翼73と同様の構成を有しており、可変ノズル翼87の構成の特徴部分についてのみ説明する。
図5Aに示すように、各可変ノズル翼87は、後縁87b側(後縁87b付近)においてシュラウド側87sをハブ側87hよりも半径方向内側へせり出し(位置し)かつ前縁87a側(前縁87a付近)においてシュラウド側87sをハブ側87hよりも半径方向外側へせり出す(位置する)ように構成されている。換言すれば、各可変ノズル翼87は、後縁87b側及び前縁87a側におけるハブ側87hのせり出しに関する所定の構成を有している。また、各可変ノズル翼87は、後縁87b側においてミッドスパン側87mをハブ側87h及びシュラウド側87sよりも半径方向外側へせり出しかつ前縁87a側においてミッドスパン側87mをハブ側87h及びシュラウド側87sよりも半径方向内側へせり出すように構成されている。換言すれば、各可変ノズル翼87は、後縁87b側及び前縁87a側におけるミッドスパン側87mのせり出しに関する所定の構成を有している。これにより、図5Bに示すように、可変ノズル翼87間におけるミッドスパン側87m付近のスロート幅を平均スロート幅よりも小さくしつつ、可変ノズル翼73間のスロート幅をミッドスパン側87m付近からハブ側87h及びシュラウド側87sにかけて漸次大きくなるようにすることができる。
図5Aに示すように、各可変ノズル翼87は、シュラウド側87sからハブ側87hに亘って、同一のコード長に設定されており、同一の翼形状(翼断面形状)を呈するようになっている。なお、各可変ノズル翼87のコード長又は翼形状がシュラウド側87sからハブ側87hに亘って同一でなくても構わない。
続いて、本発明の実施形態の変形例の作用及び効果について説明する。
各可変ノズル翼87が後縁87b側及び前縁87a側におけるシュラウド側87sのせり出しに関する所定の構成、後縁87b側及び前縁87a側におけるミッドスパン側87mのせり出しに関する所定の構成を有しているため、前述のように、可変ノズル翼87間におけるミッドスパン側87m付近のスロート幅を平均スロート幅よりも小さくしつつ、可変ノズル翼87間におけるシュラウド側87s及びハブ側87hのスロート幅を平均スロート幅よりも大きくすることができる。これにより、可変ノズル翼87間におけるスロート面積の拡大を抑えつつ、可変ノズル翼87のシュラウド側87s及びハブ側87hの空力負荷を低減して、可変ノズル翼87のシュラウド側87s及びハブ側87hにおいて正圧面PSと負圧面NSの圧力差を小さくすることができる。
従って、本発明の実施形態の変形例によれば、可変ノズルユニット53の空力性能、換言すれば、可変容量型過給機1(図4参照)の空力性能を維持しつつ、可変ノズル翼87のシュラウド側87sの側面と第2ノズルリング61(図3参照)の対向面との間、及び可変ノズル翼87のシュラウド側87sの側面と第2ノズルリング61の対向面との間のクリアランスを通るクリアランスフローを低減することができる。これにより、タービンインペラ35の入口側におけるエネルギー損失の大きい領域を縮小して、可変容量型過給機1のタービン効率をより向上させることができる。また、タービンインペラ35の入口側における円周方向の流れの変動及びその流れの変動による励振力を小さくすることができ、タービンブレード39の先端縁39t付近(図3参照)に働く振動応力を低減して、可変容量型過給機1の耐久性を向上させることができる。つまり、本発明の実施形態によれば、前述の本発明の実施形態の効果をより高めることができる。
なお、本発明は、前述の実施形態の説明に限るものでなく、例えば可変容量型過給機1に適用した技術的思想をガスタービン等の可変容量型過給機1以外のターボ回転機械に適用する等、その他、種々の態様で実施可能である。また、本発明に包含される権利範囲は、これらの実施形態に限定されないものである。
1:可変容量型過給機、3:ベアリングハウジング、9:ロータ軸、11:コンプレッサ、13:コンプレッサハウジング、15:コンプレッサインペラ、31:ラジアルタービン、33:タービンハウジング、35:タービンインペラ、37:タービンディスク、37h:ハブ面、37o:外縁部(最大径部)、39:タービンブレード、39t:先端縁(チップ)、41:ガス取入口、43:タービンスクロール流路、45:ガス排出口、53:可変ノズルユニット、55:第1ノズルリング(第1壁部材)、55i:内縁部、57:サポートリング、57o:外縁部、59:第1支持穴、61:第2ノズルリング(第2壁部材)、63:連結ピン、65:第2支持穴、67:シュラウド、73:可変ノズル翼、73a:前縁、73b:後縁、73h:ハブ側、73m:ミッドスパン側、73s:シュラウド側、75:第1翼軸、77:第2翼軸、79:リンク室、81:リンク機構、83:回動アクチュエータ、87:可変ノズル翼、87a:前縁、87b:後縁、87h:ハブ側、87m:ミッドスパン側、87s:シュラウド側、NS:負圧面(半径方向内側翼面)、PS:正圧面(半径方向外側翼面)

Claims (3)

  1. ターボ回転機械に用いられ、タービンインペラ側へ供給される流体の流路面積を可変とする可変ノズルユニットにあって、
    前記ターボ回転機械のタービンハウジング内に設けられ、前記タービンインペラにおけるタービンディスクの外縁部の半径方向外側に位置する環状の第1壁部材と、
    前記第1壁部材に対して軸方向に離隔対向した箇所に設けられ、前記タービンインペラにおけるタービンブレードの先端縁の半径方向外側に位置する環状の第2壁部材と、
    前記第1壁部材の対向面と前記第2壁部材の対向面との間に円周方向に間隔を置いて配設され、前記タービンインペラの軸心に平行な軸心周りに開閉方向へ回動可能な複数の可変ノズル翼と、を具備し、
    各可変ノズル翼は、後縁側においてシュラウド側をハブ側よりも半径方向内側へせり出しかつ前縁側においてシュラウド側をハブ側よりも半径方向外側へせり出すように構成されていることを特徴とする可変ノズルユニット。
  2. 各可変ノズル翼は、後縁側においてミッドスパン側をハブ側よりも半径方向外側へせり出しかつ前縁側においてミッドスパン側をハブ側よりも半径方向内側へせり出すように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の可変ノズルユニット。
  3. エンジンからの排気ガスのエネルギーを利用して、前記エンジン側に供給される空気を過給する可変容量型過給機であって、
    請求項1又は請求項2に記載の可変ノズルユニットを具備したことを特徴とする可変容量型過給機。
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