JP2015193002A - 光照射装置および印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】長寿命で高い電流による連続駆動が可能な光照射装置を提供する。【解決手段】第1方向1Dに進行する被照射媒体の第1方向1Dと交差する第2方向2Dに配列し、被照射媒体に対して光を照射する、複数の光照射デバイス3と、複数の光照射デバイス3のそれぞれの照射を制御する、制御部60とを備え、複数の光照射デバイス3は、第1光照射デバイス3Aおよび第2光照射デバイス3Bを有し、第1光照射デバイス3Aは照射しない時間を有するとともに、第1光照射デバイス3Aおよび第2光照射デバイス3Bは互いが同時に照射している時間を有する光照射装置1とする。【選択図】図8

Description

本発明は、光照射装置および印刷装置に関する。
従来、光照射装置の一例である紫外線照射装置は、医療やバイオ分野での蛍光反応観察、殺菌用途、電子部品の接着や紫外線硬化型樹脂およびインクの硬化などを目的に広く利用されている。特に、電子部品の分野などで小型部品の接着等に使われる紫外線硬化型樹脂の硬化や、印刷の分野で使われる紫外線硬化型インクの硬化などに用いられる紫外線照射装置のランプ光源には、高圧水銀ランプやメタルハライドランプなどが使用されている。
しかしながら、このような光照射装置を、例えば印刷装置などに組み込んで使用する場合には、発光素子を駆動する際の消費電力が大きくなっていた。その結果、消費電力の増大に伴う熱の発生に起因して、発光素子が劣化し易くなるおそれがあった(特許文献1参照)。また、光照射装置は、高い電流を用いて連続的に駆動させることが難しかった。
実用新案登録第3158033号公報
そのため、長寿命で高い電流による連続駆動が可能な光照射装置および印刷装置が求められていた。
本発明の実施形態に係る光照射装置は、第1方向に進行する被照射媒体の前記第1方向に配列し、前記被照射媒体に対して光を照射する、複数の光照射デバイスと、前記複数の光照射デバイスのそれぞれによる照射を制御する、制御部とを備え、前記複数の光照射デバイスは、第1光照射デバイスおよび第2光照射デバイスを有し、前記第1光照射デバイスは照射していない時間を有するとともに、前記第1光照射デバイスおよび前記第2光照射デバイスは同時に照射している時間を有する。
また、本発明の実施形態に係る光照射装置は、第1方向に進行する被照射媒体の前記第1方向に配列し、前記被照射媒体に対して光を照射する、複数の光照射デバイスと、前記複数の光照射デバイスのそれぞれによる照射を制御する、制御部とを備え、前記複数の光照射デバイスは、第1光照射デバイスおよび第2光照射デバイスを有し、前記第1光照射デバイスは、照射強度が大きい時間と照射強度が小さい時間とを有し、前記第1光照射デバイスおよび前記第2光照射デバイスは同時に照射している時間を有する。
本発明の実施形態に係る印刷装置は、記録媒体に対して印刷を行なう印刷部と、印刷された記録媒体に対して光を照射する光照射装置とを備える。
本発明の実施形態に係る光照射装置および印刷装置によれば、第1光照射デバイスは照射しない時間を有するとともに、第1光照射デバイスおよび第2光照射デバイスは互いが同時に照射している時間を有する。これによれば、例えば、第1光照射デバイスおよび第
2光照射デバイスをパルス駆動する際においても、高い電流による駆動と相互補完による連続的な照射とを兼ね備えることが可能となる。それ故、被照射媒体が高速で搬送される場合においても、被照射媒体に照射ムラが発生することを効果的に抑制することが可能となる。
本発明の光照射装置の形態の一例を示す平面図である。 放熱用部材の流路を説明する図である。 図1に示した光照射装置を構成する光照射デバイスを説明する図である。 図3に示した光照射デバイスの3I−3I線に沿った断面図である。 図1に示した光照射装置を用いた印刷装置の上面図である。 図5に示した印刷装置の側面図である。 図1に示した光照射装置を構成する光照射デバイスの他の例を説明する図である。 図7に示した光照射デバイスによる照射の制御を説明する図である。 図1に示した光照射装置を構成する光照射デバイスの他の例を説明する図である。 図9に示した光照射デバイスによる照射の制御を説明する図である。 図1に示した光照射装置を構成する光照射デバイスの他の例を説明する図である。
以下、本発明の光照射装置および印刷装置の実施の形態の例について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の例は本発明の実施の形態を例示するものであって、本発明はこれらの実施の形態の例に限定されるものではない。
<光照射装置について>
図1に示す光照射装置1は、例えば、紫外線硬化型インクを使用するオフセット印刷装置やインクジェット印刷装置等の印刷装置に組み込まれて、対象物(記録媒体)に紫外線硬化型インクを被着した後に紫外線を照射することで、紫外線硬化型インクを硬化させる紫外線発生光源として機能する。
光照射装置1は、複数の光照射モジュール2を備えるとともに、配列した複数の光照射モジュール2の一部を少なくとも収容する筐体4を備える。
<光照射モジュール>
光照射モジュール2は、複数の発光素子20を基板10の一方主面11aに配置した光照射デバイス3と、光照射デバイス3を第1主面5aに配置した放熱用部材5と、放熱用部材5の第1主面5aの反対側に位置する第2主面5bに接続された、放熱用部材5の内部に設けられた流路5cに冷媒を供給するための供給用冷却配管6aおよび流路5cから冷媒を排出するための排出用冷却配管6bと、光照射デバイス3に接続された、光照射デバイス3に電力を供給するための電気配線7と、第2主面5bに対向して配置されたカバー8とを有する。さらに、光照射モジュール2は、光照射デバイス3(発光素子20)からの発光、言い換えれば光照射デバイス3(発光素子20)による照射を制御する制御部60を備えている。制御部60の詳細については後述する。
(光照射デバイス)
光照射デバイス3は、複数の発光素子20を有しており、紫外線などの発生光源として機能する。光照射デバイス3の詳細については後述する。
(放熱用部材)
放熱用部材5は、光照射デバイス3の支持体として、また光照射デバイス3が発する熱を外部へ放熱する放熱体として機能する。この放熱用部材5の形成材料としては、熱伝導率の大きい材料が好ましく、例えば種々の金属材料、セラミックスおよび樹脂材料が挙げられる。本例の放熱用部材5は、銅によって形成されている。
図2に放熱用部材5を示す。放熱用部材5の内部には、放熱性を高めるための冷媒を流動する流路5cが設けられている。本例の流路5cは、放熱用部材5の内部を全体にわたって蛇行するように設けられており、流路5cの両端には、冷媒を供給する供給口5dおよび冷媒を排出する排出口5eがそれぞれ放熱用部材5の第2主面5b側に設けられている。なお、流路5cの形状ならびに供給口5dおよび排出口5eの数などは光照射デバイス3の冷却状態に合わせて適宜調整すればよい。
(供給用冷却配管および排出用冷却配管)
放熱用部材5の第2主面5bに設けられた供給口5dおよび排出口5eには、それぞれ供給用冷却配管6aおよび排出用冷却配管6bが接続されている。
(カバー)
カバー8は、第2主面5bに対向して配置されており、第2主面5bに接続された供給用冷却配管6aおよび排出用冷却配管6bならびに電気配線7が貫通した貫通孔8aを有している。なお、電気配線7は、貫通孔8aを貫通した電気配線用端子を介してカバー8の両側に設けられていてもよい。カバー8は、後に説明する筐体4に当接されることによって、光照射デバイス3、放熱用部材5、供給用冷却配管6aおよび排出用冷却配管6bの一部、電気配線7の一部を光照射装置1の外部環境から保護する機能を有する。
本例のカバー8は平板状のアルミニウムで形成されている。なお、カバー8の形状は後に説明する筐体4に当接される形状であればどのような形状であってもよい。材質もアルミニウムに限定されず、鉄、ステンレス鋼などの金属材料であってもよいし、金属材料に限らず、樹脂などでもよいが、光照射装置1の軽量化、放熱性および耐腐食性の観点から、本例ではカバー8の材料としてアルミニウムを採用している。
<光照射デバイス>
図3および図4に示す光照射デバイス3は、一方主面11aに複数の開口部12を有する基板10と、各開口部12内に設けられた複数の接続パッド13と、基板10の各開口部12内に配置され、接続パッド13に電気的に接続された複数の発光素子20と、各開口部12内に充填され、発光素子20を被覆する封止材30と、各開口部12に対応した光学レンズ16とを備えている。
(基体)
基板10は、第1の絶縁層41および第2の絶縁層42が積層されてなる積層体40と、発光素子20同士を接続する電極配線50とを備え、一方主面11a側から平面視して矩形状であり、この一方主面11aに設けられた開口部12内で発光素子20を支持している。
第1の絶縁層41は、例えば、酸化アルミニウム質焼結体、窒化アルミニウム質焼結体、ムライト質焼結体およびガラスセラミックスなどのセラミックス、ならびにエポキシ樹脂および液晶ポリマー(LCP)などの樹脂などによって形成される。
電極配線50は、例えば、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、マンガン(Mn)および銅(Cu)などの導電性材料によって所定のパターンに形成されており、発光素子20への電流または発光素子20からの電流を供給するための給電配線として機能する。
第1の絶縁層41上に積層された第2の絶縁層42には、第2の絶縁層42を貫通する開口部12が形成されている。
開口部12の各々の形状は、発光素子20の載置面よりも基板10の一方主面11a側で孔径が大きくなるように、その内周面14が傾斜しており、平面視すると、例えば円形状の形状となっている。なお、開口形状は円形状に限られるものではなく、矩形状でもよい。
このような開口部12は、その内周面14で発光素子20の発する光を上方に反射し、光の取り出し効率を向上させる機能を有する。
光の取り出し効率を向上させるため、第2の絶縁層42の材料として、紫外線領域の光に対して、比較的良好な反射性を有する多孔質セラミック材料、例えば、酸化アルミニウム質焼結体、酸化ジルコニウム焼結体および窒化アルミニウム質焼結体によって形成することが好ましい。また、光の取り出し効率を向上させるという観点では、開口部12の内周面14に金属製の反射膜を設けてもよい。
このような開口部12は、基板10の一方主面11aの全体に渡って縦横の並びに配列されている。例えば、千鳥足状に配列され、すなわち複数列のジグザグ状の並びに配列されており、このような配列にすることによって、発光素子20をより高密度に配置することが可能となり、単位面積当たりの照度を高くすることが可能となる。ここで、千鳥足状に配列されているとは、斜め格子の格子点に位置するように配置されていることと同義である。
なお、単位面積当たりの照度が十分確保できる場合には、正格子状などに配列してもよく、配列形状に制限を設ける必要はない。
また、本例では1つの開口部12内に配置された発光素子20の数は1つであるが、複数の発光素子20を1つの開口部12内に配置してもよい。
以上のような、第1の絶縁層41および第2の絶縁層42からなる積層体40を備えた基板10は、第1の絶縁層41や第2の絶縁層42がセラミックスなどからなる場合であれば、次のような工程を経て製造される。
まず、従来周知の方法によって製作された複数のセラミックグリーンシートを準備する。開口部12に相当するセラミックグリーンシートには、開口部に対応する穴をパンチングなどの方法によって形成する。次に、電極配線50となる金属ペーストをグリーンシート上に印刷(不図示)した上で、この印刷された金属ペーストがグリーンシートの間および基板10の他方主面11bに相当する位置に位置するようにグリーンシートを積層する。この電極配線50となる金属ペーストとしては、例えばタングステン(W)、モリブデン(Mo)、マンガン(Mn)および銅(Cu)などの金属を含有させたものが挙げられる。次に、上記積層体を焼成して、グリーンシートおよび金属ペーストを併せて焼成することによって、電極配線50および開口部12を有する基板10を形成することができる。
また、第1の絶縁層41や第2の絶縁層42が樹脂からなる場合であれば、基板10の製造方法は、例えば次のような方法が考えられる。
まず、熱硬化性樹脂の前駆体シートを準備する。次に、電極配線50となる金属材料からなるリード端子を前駆体シート間に配置させ、かつリード端子を前駆体シートに埋設するように複数の前駆体シートを積層する。このリード端子の形成材料としては、例えば銅(Cu)、銀(Ag)、アルミニウム(Al)、鉄(Fe)−ニッケル(Ni)−コバルト(Co)合金、および鉄(Fe)−ニッケル(Ni)合金などの金属材料が挙げられる。そして、前駆体シートに開口部12に対応する穴をレーザー加工やエッチングなどの方法によって形成した後、これを熱硬化させることによって、基板10が完成する。なお、レーザー加工によって開口部12を形成する場合には、前駆体シートを熱硬化させた後に加工してもよい。
一方、基板10の開口部12内には、発光素子20に電気的に接続された接続パッド13と、この接続パッド13にはんだ、金(Au)線、アルミ(Al)線などの接合材15によって接続された発光素子20と、発光素子20を封止する封止材30とが設けられている。
(接続パッド)
接続パッド13は、例えば、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、マンガン(Mn)および銅(Cu)などの金属材料からなる金属層によって形成されている。なお、必要に応じて、金属層上に、ニッケル(Ni)層、パラジウム(Pd)層および金(Au)層などをさらに積層してもよい。かかる接続パッド13は、はんだ、金(Au)線、アルミ(Al)線などの接合材15によって発光素子20に接続される。
(発光素子)
また、発光素子20は、例えば、ガリウム砒素(GaAs)や窒化ガリウム(GaN)などの半導体材料からなるp型半導体層およびn型半導体層をサファイア基板などの素子基板21上に積層してなる発光ダイオードや、半導体層が有機材料からなる有機EL素子などによって構成されている。
この発光素子20は、発光層を有する半導体層22と、基板10上に配置された接続パッド13にはんだ、金(Au)線、アルミ(Al)線などの接合材15を介して接続された、銀(Ag)などの金属材料からなる素子電極23,24とを備えており、基板10に対してワイヤボンディングされている。そして、発光素子20は、素子電極23,24間に流れる電流に応じて所定の波長を持った光を所定の輝度で発し、その光を直接または素子基板21を介して外部へ出射する。なお、素子基板21は省略することが可能なのは、周知の通りである。また、発光素子20の素子電極23,24と接続パッド13との接続は、接合材15にはんだなどを使用して、従来周知のフリップチップ接続技術によって行なってもよい。
本例では、発光素子20が発する光の波長のスペクトルのピークが、例えば250〜410nm以下のUV光を発するLEDを採用している。つまり、本例では、発光素子20としてUV−LED素子を採用している。なお、発光素子20は、従来周知の薄膜形成技術によって形成される。
(封止材)
そして、かかる発光素子20は、上述した封止材30によって封止されている。
封止材30には、光透過性の樹脂材料などの絶縁材料が用いられており、発光素子20を良好に封止することによって、外部からの水分の浸入を防止したり、あるいは外部からの衝撃を吸収したりして、発光素子20を保護する。
また、封止材30に、発光素子20を構成する素子基板21の屈折率(サファイアの場合:1.7)および空気の屈折率(約1.0)の間の屈折率を有する材料、例えばシリコーン樹脂(屈折率:約1.4)などを用いることによって、発光素子20の光の取り出し効率を向上させることができる。
かかる封止材30は、発光素子20を基板10上に実装した後、シリコーン樹脂などの前駆体を開口部12に充填し、これを硬化させることで形成される。
(光学レンズ)
そして、光学レンズ16は、封止材30上にレンズ接着剤17を介して発光素子20を覆うように配設される。本例の光照射デバイス3では、光学レンズ16に平凸レンズを用いている。つまり、本例の光学レンズ16は一方主面が凸状に、他方主面が平面状になっており、他方主面から一方主面に向かって断面積は小さくなっている。
光学レンズ16は、例えばシリコーン樹脂などによって形成され、発光素子20から照射される光を集光する機能を有する。なお、光学レンズの材質としては、上に述べたシリコーン樹脂以外にウレタン樹脂、エポキシ樹脂といった熱硬化性樹脂、もしくはポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂といった熱可塑性樹脂などのプラスチック、またはサファイア、または無機ガラスなどが挙げられる。なお、光学レンズ16は、光照射デバイス3と対象物との距離が近い場合などには、光を集光する必要がなければ省略することが可能である。
本例の光照射デバイス3は、上述のとおり、複数の発光素子20が基板10の一方主面11aの全体に渡って縦横の並びに配列されている面発光タイプであるが、複数の発光素子20が基板10の一方主面11aに一列状に配列されている線発光タイプであってもよいし、発光素子20が1つから構成されるものであってもよい。
このような光照射デバイス3を有する光照射モジュール2を、複数個配列して大型の光照射装置1を構成する。
本例では、3個の光照射デバイス3を一列に配列した長尺状の光照射装置1である。なお、光照射デバイス3の配列方法は特に限られず、一列状であってもよいし、複数列に配列して、各列の光照射デバイス3の配列数が異なっていてもよく、必要な光照射性能に合わせて適宜調整すればよい。
<制御部>
制御部60は、上述の通り、光照射デバイス3(発光素子20)からの発光、言い換えれば光照射デバイス3(発光素子20)による照射を制御する。制御部60は、発光素子20による照射条件、すなわち波長分布特性、および発光強度(各波長域の発光強度)などを制御することができる。また、複数の発光素子20に入力する駆動電流の大きさを調整することもできる。
制御部60は、例えば、図7(b)に示すような回路構成を有するものである。制御部60は、発光素子の駆動に必要な電源を供給する電源部VDD、図7(a)に示すような複数の発光素子20が直並列に接続された2つの光照射デバイス3(第1光照射デバイス3Aおよび第2光照射デバイス3B)、および発光素子の駆動電流を制御する定電流回路部、を有している。さらに、制御部60は、Nチャネル型のMOSFET、抵抗Rおよび誤差増幅器を有している。なお、この制御部60の説明においては、図7〜図10に示すように、光照射デバイス3を2つあるいは3つ配列したものを用いて説明を行なう。それ
ぞれの光照射デバイス3が有する複数の発光素子20は、図7(a)および図9(a)に示すように、搬送方向である第1方向D1と直交する第2方向D2に沿って配列している。
より具体的には、図7(b)に示すように、電源部VDDには、光照射デバイス3のアノード側端子が接続されている。MOSFETは、ソースS、ドレインD、ゲートGを有しており、光照射デバイス3のカソード側端子はMOSFETのドレインDに接続されている。MOSFETのソースSは抵抗Rに接続され、抵抗の他方の端子は接地されている。さらに、MOSFETのソースSは、誤差増幅器の一方の入力側に接続されていて、誤差増幅器の他方の入力側は、基準電圧Vrefを発生する回路(図示せず)に接続されている。誤差増幅器の出力端は、MOSFETのゲートGに接続されている。本制御回路(本駆動回路)では、抵抗Rの電圧Vと基準電圧Vrefが誤差増幅器に入力され、V=VrefとなるようにMOSFETのゲートG−ソースS間電圧VGSが制御される。発光素子の駆動電流は、VGSによって決定されるため、基準電圧Vrefを適宜調整することで所望の電流値に調整される。発光素子をPWM(pulse width modulation )制
御で駆動する場合は、ハイレベルの電圧がVrefになるようなパルス信号を誤差増幅器に入力する。パルス信号がローレベルのときは、MOSFETのドレインD−ソースS間に電流は流れず、発光素子は消灯し、パルス信号がハイレベルのときはMOSFETのドレインD−ソースS間に電流が流れ、発光素子は点灯する。
ここで、図8に示すように、Vref AとVref Bを相補的に入力した場合において、駆動電流Iの出力タイミング、すなわち実際に発光素子に流れる電流は、Vref信号入力に対して時間的な遅れを生じる。具体的には、図8に示すように、Vrefの立ち上がりのタイミングに対して、電流IはTd(on)+T後に立ち上がり、Vrefの立ち下がりのタイミングに対して、電流IはTd(off)+T後に立ち下がる。これについては、次の式で表わすことができる。
on A=Toff B+T+T
on B=Toff A+T+T
本実施形態の光照射装置1において、制御部60による制御は、例えば図8に示すように行なうことができる。すなわち、制御部60によって光照射デバイス3の照射を制御することによって、第1光照射デバイス3Aは照射しない時間を有するとともに、第1光照射デバイス3Aおよび第2光照射デバイス3Bは互いが同時に照射している時間を有するようにすることができる。また、第1光照射デバイス3Aは、照射しない時間と照射する時間とを交互に有する。
具体的には、例えば1周期TSW=1000μsecの場合において、Ton A=450μsec、T=50μsec、T=50μsecのときには、Toff A=450μsecとなる。すなわちIのDutyは50%となる。Iについては、Ton
=450+50+50=550μsec、Toff B=350μsecとなる。すなわちIのDutyは60%となる。
この際、Vrefの入力タイミングはTd(refA/B)=Td(on)+T−Td(off)とし、Vref はVref に対してTd(refA/B)だけ遅れて入力すればよい。
それ故、Vref BをVref Aに対してTd(refA/B)だけ遅らせ、DutyをVref Aは50%、Vref Bを60%にすれば、Ton AとTon Bは連続的に出力されることとなる。言い換えれば、第1光照射デバイス3Aおよび第2光照射デバイス3Bは、互いに照射する時間がずれるようにすればよい。
以上のように、本実施形態に係る光照射装置1では、PWM制御時において、Vref
とVref Bの入力のタイミングを適宜調整することによって、IのON時間Ton AとIのON時間Ton Bとが連続的に出力されるように制御することができる。これにより、被照射媒体への照射において、連続的に定格電流以上の状態を維持することが可能となる。しかも、発光素子をPWM制御で駆動し、且つ、被照射媒体が高速で搬送される場合においても、高い駆動電流を連続的に出力することができ、被照射媒体に照射ムラが発生することを効果的に抑制することが可能となる。
なお、上述の制御部60による制御に代えて、例えば、第1光照射デバイス3Aは、照射強度が大きい時間と照射強度が小さい時間とを有し、第1光照射デバイス3Aおよび第2光照射デバイス3Bは互いが同時に照射している時間を有するようにすることができる。この場合においても、第1光照射デバイス3Aの照射強度を調整することによって、被照射媒体への照射において、連続的に定格電流以上の状態を維持することが可能となる。しかも、発光素子をPWM制御で駆動し、且つ、被照射媒体が高速で搬送される場合においても、高い駆動電流を連続的に出力することができ、被照射媒体に照射ムラが発生することを効果的に抑制することが可能となる。
この場合において、第2光照射デバイス3Bは、照射強度が大きい時間と照射強度が小さい時間とを有し、第1光照射デバイス3Aの照射強度が大きい時間と第2光照射デバイス3Bの照射強度が小さい時間とが重なるようにすることができる。また、第1光照射デバイス3Aの照射強度が小さい時間と第2光照射デバイス3Bの照射強度が大きい時間とが重なるようにすることができる。これらによれば、第1光照射デバイス3Aと第2光照射デバイス3Bとが互いの照射強度を補完し合うことによって、所定の照射強度を維持することができることから、被照射媒体に照射ムラが発生することを効果的に抑制することが可能となる。なお、第1光照射デバイス3Aおよび第2光照射デバイス3Bの少なくとも一方は、照射強度が大きい時間と照射強度が小さい時間とを交互に有するようにすればよい。
また、他の例として、制御部60は、図9および図10に示すような回路構成を有するようにしてもよい。すなわち、上述の例と異なり、制御部60は、図9に示すように複数の発光素子20が直並列に接続された3つの光照射デバイス3(第1光照射デバイス3A、第2光照射デバイス3Bおよび第3光照射デバイス3C)を備えている。この場合は、Vref A、Vref BおよびVref Cの入力のタイミングを調整することによって、図10に示すように、IのON時間Ton A、IのON時間Ton B、およびIのON時間Ton C、によって連続的に出力されるようにすればよい。この場合においても、上述した効果と同等の効果を奏することができる。また、光照射デバイス3を3つ有することから、上述の場合と比較して、一つ一つの光照射デバイス3の駆動電流を大きくすることが容易となるため、被照射媒体に照射ムラが発生することをより効果的に抑制することが可能となる。
また、他の例として、制御部60は、図11(a)に示すような構成を有するようにしてもよい。
すなわち、上述の例と異なり、制御部60は、複数の発光素子20が直並列に接続された4つの光照射デバイス3(第1光照射デバイス3A、第2光照射デバイス3B、第3光照射デバイス3Cおよび第4光照射デバイス3D)を有する。
そして、第1光照射デバイス3Aによる照射光の第1波長と第2光照射デバイス3Bによる照射光の第2波長とが同じであり、第3光照射デバイス3Cによる照射光の第3波長
と第4光照射デバイス3Dによる照射光の第4波長とが同じであり、第1波長と第3波長とが異なる。
この場合においても、上述した効果と同等の効果を奏することができる。また、例えば、第1光照射デバイス3Aおよび第2光照射デバイス3Bによる照射光の波長を365nm、第3光照射デバイス3Cおよび第4光照射デバイス3Dによる照射光の波長を385nmに設定することで、365nmの光により反応を開始する光重合開始剤および385nmの光により反応を開始する光重合開始剤を含む感光性材料に対して効果的に作用させることが可能となる。なお、異なる波長の光を照射することができることから、厚みがある感光性材料に対して、波長の短い照射光を表面側の光重合開始剤に作用させ、波長の長い照射光を内部側の光重合開始剤に作用させることが可能となるため、被照射媒体250に対してより効果的な照射が可能となる。
また、他の例として、制御部60は、図11(b)に示すような構成を有するようにしてもよい。制御部60は、図11(a)と同様、複数の発光素子20が直並列に接続された4つの光照射デバイス3を有する。
第1光照射デバイス3Aは、第1発光素子20aと第2発光素子20bとを有し、第1発光素子20aによる照射光の波長と第2発光素子20bによる照射光の波長とが異なる。また、第2光照射デバイス3Bは、第1発光素子20aと第2発光素子20bとを有する。なお、第1発光素子20aおよび第2発光素子20bの配列順序は、第1光照射デバイス3Aと第2光照射デバイス3Bとにおいて同一であり、第3光照射デバイス3Cと第4光照射デバイス3Dとにおいて同一とした。但し、配列はこれに限られるものではない。
この場合においても、図11(a)の構成の場合と同等の効果を奏することができる。すなわち、例えば、第1発光素子20aによる照射光の波長を365nm、第2発光素子20bによる照射光の波長を385nmに設定することで、365nmの光により反応を開始する光重合開始剤および385nmの光により反応を開始する光重合開始剤を含む感光性材料に対して効果的に作用させることが可能となる。
<筐体>
筐体4は、このように配列した複数の光照射モジュール2の一部を少なくとも収容する。本例において一部とは、具体的には、光照射デバイス3とカバー8とを含む領域である。つまり、カバー8を貫通してカバー8の光照射デバイス3と反対側に位置する供給用冷却配管6aおよび排出用冷却配管6bならびに電気配線7は、筐体4に収容されず、筐体4の外部に配置されることになる。
筐体4は、光照射デバイス3側からカバー8側へ向かう方向に沿って、複数の光照射モジュール2を取り囲むように配置された複数のサイドカバー4aと、サイドカバー4aのそれぞれに接続するとともに、カバー8のそれぞれの一部が当接して、供給用冷却配管6aおよび排出用冷却配管6bならびに電気配線7が貫通した複数の第1開口4cを有するアンダーカバー4bとを有する。なお、サイドカバー4aは複数のサイド部材を有している。これら複数のサイド部材のそれぞれを図において4aで示すことがある。光照射モジュール2は、筐体4を構成するサイドカバー4aおよびアンダーカバー4bの少なくともいずれかと接続される。本例では、サイドカバー4aと、光照射モジュール2を構成する放熱用部材5の第1主面5aおよび第2主面5bに接続される端面5fとが、ねじ止めされている。本例の場合には、光照射デバイス3のそれぞれに、光照射デバイス3の配列方向に沿った2つの端面においてそれぞれ2箇所ずつがねじ止めされている。隣接するサイドカバー4a同士もねじ止めによって接続されており、サイドカバー4a同士およびサイドカバー4aとアンダーカバー4bとが接続されていることから、筐体4は、光照射モジュール2を支持する支持体として機能し、供給用冷却配管6aおよび排出用冷却配管6bならびに電気配線7を収容する機能、ならびに光照射モジュール2を外部環境から保護する機能も有する。なお、本例ではサイドカバー4aおよびアンダーカバー4bの形状は平板状であるが、平板状に限られず、筐体4の上述の機能を果たせばどのような形状であってもよい。
筐体4を構成するサイドカバー4aおよびアンダーカバー4bの材質としては、アルミニウム、鉄、ステンレス鋼などの金属材料からなる。サイドカバー4aおよびアンダーカバー4bは金属材料に限らず、樹脂などでもよいが、光照射装置1の軽量化、放熱性および耐腐食性の観点から、本例では筐体4の材料としてアルミニウムを採用している。
本例では、筐体4の材料としてアルミニウムを採用し、筐体4を構成するサイドカバー4aと光照射モジュール2の放熱用部材5とがねじ止めされていることから、筐体4自体も冷却されて、光照射モジュール2の発する熱で筐体4の内部の空気が暖められた場合や、電気配線7が熱を発した場合であっても、これらの熱を放熱する機能も有している。
このように、光照射モジュール2のそれぞれに供給用冷却配管6aおよび排出用冷却配管6bならびに電気配線7を設ける構造として、光照射モジュール2のカバー8が筐体4の内側から筐体4の構成するアンダーカバー4bに当接する構造となっていることから、光照射装置1における発光素子20の交換および光照射デバイス3の交換などのメンテナンスを行なう際に、光照射モジュール2の単位で作業することが可能なことから、光照射装置1の全体を取り外すことなく、短時間で容易にメンテナンス作業を行なうことができる。
<印刷装置について>
本発明の印刷装置の実施の形態の一例として、図5および図6に示した印刷装置200を例に挙げて説明する。図6(b)は、図6(a)の光照射装置1を含む部分を拡大した図である。
この印刷装置200は、記録媒体250を搬送するための搬送部210と、搬送された記録媒体250に印刷を行なうための印刷機構としての印刷部220と、印刷後の記録媒体250に対して紫外光を照射する、上述した光照射装置1と、この光照射装置1の発光を制御する制御機構230とを備えている。なお、記録媒体250は上述の対象物に相当する。
(搬送部)
搬送部210は、記録媒体250を印刷部220、光照射装置1の順に通過するように搬送するためのものであり、載置台211と、互いに対向配置され、回転可能に支持された一対の搬送ローラ212とを含んで構成されている。この搬送部210は、載置台211によって支持された記録媒体250を一対の搬送ローラ212の間に送り込み、この搬送ローラ212を回転させることにより、記録媒体250を搬送方向(第1方向)D1へ送り出すためのものである。
(印刷部)
印刷部220は、搬送部210を介して搬送される記録媒体250に対して、感光性材料を付着させる機能を有している。この印刷部220は、この感光性材料を含む液滴を記録媒体250に向けて吐出し、記録媒体250に被着させるように構成されている。本例では、感光性材料として紫外線硬化型インクを採用している。この感光性材料としては、紫外線硬化型インクの他に、例えば感光性レジストあるいは光硬化型樹脂などが挙げられ
る。
本例では、印刷部220としてライン型の印刷部を採用している。この印刷部220は、ライン状に配列された複数の吐出孔220aを有しており、この吐出孔220aから紫外線硬化型インクを吐出するように構成されている。印刷部220は、吐出孔220aの配列に対して直交する方向(第1方向)D1に搬送される記録媒体250に対して、吐出孔220aからインクを吐出し、記録媒体にインクを被着させることにより、記録媒体に対して印刷を行なう。
なお、本例では、印刷機構としてライン型の印刷部を例に挙げたが、これに限られるものではなく、例えば、シリアル型の印刷部を採用してもよいし、ライン型またはシリアル型の噴射ヘッド(例えばインクジェットヘッド)を採用してもよい。さらに、印刷機構として、記録媒体250に静電気を蓄え、この静電気で感光性材料を付着させる静電式ヘッドを採用してもよいし、記録媒体250を液状の感光性材料に浸して、この感光性材料を付着させる浸液装置を採用してもよい。さらに、印刷機構として刷毛、ブラシおよびローラなどを採用してもよい。
(光照射装置)
印刷装置200において、光照射装置1は、搬送部210を介して搬送される記録媒体250に付着した感光性材料を感光させる機能を担っている。この光照射装置1は、印刷部220に対して搬送方向D1の下流側に設けられている。また、印刷装置200において、発光素子20は、記録媒体250に付着した感光性材料を露光する機能を担っている。
ここで、第1光照射デバイス3Aの被照射媒体250に対する第1照射領域と、第2光照射デバイス3Bの被照射媒体250に対する第2照射領域とは重複するように設定されている。なお、第1照射領域と第2照射領域は、完全に重複するように設定してもよく、一部において重複するように設定してもよい。後者の場合には、PWM制御時において、Vref とVref Bの入力のタイミングを重複照射領域に応じて適宜調整することによって、IのON時間Ton AとIのON時間Ton Bとが連続的に出力されるように制御することができる。
(制御機構)
制御機構230は、光照射装置1の発光を制御する機能を担っており、上述の制御部60を有する。この制御機構230のメモリには、印刷部220から吐出されるインク滴を硬化するのが比較的良好になるような光の特徴を示す情報が格納されている。この格納情報の具体例を挙げると、吐出するインク滴を硬化するのに適した波長分布特性、および発光強度(各波長域の発光強度)を表す数値が挙げられる。本例の印刷装置200では、この制御機構230を有することによって、制御機構230の格納情報に基づいて、複数の発光素子20に入力する駆動電流の大きさを調整することもできる。このことから、本例の印刷装置200によれば、使用するインクの特性に応じた適正な紫外線照射エネルギーで光を照射することができ、比較的低エネルギーの光でインク滴を硬化させることができる。
以上のような印刷装置200では、搬送部210が記録媒体250を搬送方向に搬送している。印刷部220は、搬送されている記録媒体250に対して紫外線硬化型インクを吐出して、記録媒体250の表面に紫外線硬化型インクを付着させる。このとき、記録媒体250に付着させる紫外線硬化型インクは、全面付着であっても、部分付着であっても、所望パターンでの付着であってもよい。この印刷装置200では、記録媒体250に付着した紫外線硬化型インクに光照射装置1の発する紫外線を照射して、紫外線硬化型インクを硬化させる。本例の印刷装置200によれば、光照射装置1が有する上述の効果を奏することができる。
以上、本発明の光照射装置および印刷装置の具体的な実施の形態の例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の要旨から逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、軸支されたローラを回転させ、このローラ表面に沿って記録媒体を搬送する、いわゆるオフセット印刷型のプリンタであってもよく、同様の効果を奏する。
また、上述の実施の形態では、印刷部220としてインクジェットヘッドを用いた印刷装置200に光照射装置1を適用した例を示しているが、この光照射装置1は、例えば対象体表面にスピンコートした光硬化樹脂を硬化させる専用装置など、各種類の光硬化樹脂の硬化にも適用することができる。また、光照射装置1を、例えば、露光装置における照射光源などに用いてもよい。
1 光照射装置
2 光照射モジュール
3 光照射デバイス
3A 第1光照射デバイス
3B 第2光照射デバイス
3C 第3光照射デバイス
3D 第4光照射デバイス
4 筐体
4a サイドカバー(サイド部材)
4b アンダーカバー
4c 第1開口
4d トップカバー
4f 第2開口
5 放熱用部材
5a 第1主面
5b 第2主面
5c 流路
5d 供給口
5e 排出口
5f 端面
6a 供給用冷却配管
6b 排出用冷却配管
7 電気配線
8 カバー
8a 貫通孔
9 保護部材
10 基板
11a 一方主面
11b 他方主面
12 開口部
13 接続パッド
14 内周面
15 接合材
16 光学レンズ
17 レンズ接着剤
20 発光素子
20a 第1発光素子
20b 第2発光素子
21 素子基板
22 半導体層
23,24 素子電極
30 封止材
40 積層体
41 第1の絶縁層
42 第2の絶縁層
50 電極配線
60 制御部
200 印刷装置
210 搬送部
211 載置台
212 搬送ローラ
220 印刷部
220a 吐出孔
230 制御機構
250 記録媒体(被照射媒体)
D1 第1方向(搬送方向)
D2 第2方向

Claims (14)

  1. 第1方向に進行する被照射媒体の前記第1方向に配列し、前記被照射媒体に対して光を照射する、複数の光照射デバイスと、
    前記複数の光照射デバイスのそれぞれによる照射を制御する、制御部と、を備え、
    前記複数の光照射デバイスは、第1光照射デバイスおよび第2光照射デバイスを有し、
    前記第1光照射デバイスは照射していない時間を有するとともに、前記第1光照射デバイスおよび前記第2光照射デバイスは同時に照射している時間を有する、光照射装置。
  2. 前記第1光照射デバイスは、照射している時間と照射していない時間とを交互に有する、請求項1に記載の光照射装置。
  3. 第1方向に進行する被照射媒体の前記第1方向に配列し、前記被照射媒体に対して光を照射する、複数の光照射デバイスと、
    前記複数の光照射デバイスのそれぞれによる照射を制御する、制御部と、を備え、
    前記複数の光照射デバイスは、第1光照射デバイスおよび第2光照射デバイスを有し、
    前記第1光照射デバイスは、照射強度が大きい時間と照射強度が小さい時間とを有し、
    前記第1光照射デバイスおよび前記第2光照射デバイスは同時に照射している時間を有する、光照射装置。
  4. 前記第2光照射デバイスは、照射強度が大きい時間と照射強度が小さい時間とを有し、
    前記第1光照射デバイスの前記照射強度が大きい時間と前記第2光照射デバイスの前記照射強度が小さい時間とが重なる、請求項3に記載の光照射装置。
  5. 前記第2光照射デバイスは、照射強度が大きい時間と照射強度が小さい時間とを有し、
    前記第1光照射デバイスの前記照射強度が小さい時間と前記第2光照射デバイスの前記照射強度が大きい時間とが重なる、請求項3に記載の光照射装置。
  6. 前記第1光照射デバイスおよび前記第2光照射デバイスの少なくとも一方は、照射強度が大きい時間と照射強度が小さい時間とを交互に有する、請求項4または5に記載の光照射装置。
  7. 前記複数の光照射デバイスは、それぞれが照射している時間が交互に繰り返される、請求項1〜6のいずれかに記載の光照射装置。
  8. 前記複数の光照射デバイスは、それぞれが照射している時間が互いにずれている、請求項1〜7のいずれかに記載の光照射装置。
  9. 前記複数の光照射デバイスはそれぞれ、前記第1方向と直交する第2方向に配列した複数の発光素子を有する、請求項1〜8のいずれかに記載の光照射装置。
  10. 前記第1光照射デバイスに含まれる前記複数の発光素子は、第1発光素子と第2発光素子とを有し、
    前記第1発光素子による照射光の波長と前記第2発光素子による照射光の波長とが異なる、請求項9に記載の光照射装置。
  11. 前記第2光照射デバイスに含まれる前記複数の発光素子は、前記第1発光素子と前記第2発光素子とを有する、請求項10に記載の光照射装置。
  12. 前記第1光照射デバイスの前記被照射媒体に対する第1照射領域と、前記第2光照射デ
    バイスの前記被照射媒体に対する第2照射領域とは重複する、請求項1〜11のいずれかに記載の光照射装置。
  13. 前記複数の光照射デバイスは、第3光照射デバイスおよび第4光照射デバイスをさらに有し、
    前記第1光照射デバイスによる照射光の第1波長と前記第2光照射デバイスによる照射光の第2波長とが同じであり、
    前記第3光照射デバイスによる照射光の第3波長と前記第4光照射デバイスによる照射光の第4波長とが同じであり、
    前記第1波長と前記第3波長とが異なる、請求項1〜12に記載の光照射装置。
  14. 記録媒体に対して印刷を行なう印刷部と、
    印刷された前記記録媒体に対して光を照射する請求項1〜13のいずれかに記載の光照射装置と、を備える、印刷装置。
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