JP2015191694A - ボタン機構、電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの操作感を良好なものにするとともに、製品の設計の自由度を高めることを目的とする。
【解決手段】スイッチと、ユーザによる押圧操作を受けるボタンが取り付けられたベースと、ベースのボタンが位置する面と反対の裏面から伸びて、スイッチの接点を切替える可動部と、ベースから下方に伸びてベースを支持する支持部と、を有する。支持部は、押圧操作に応じて、可動部が伸びる第1の方向と交差する第2の方向に弾性変形する第1の変形部と、押圧操作に応じて、第1の方向に弾性変形する第2の変形部と、を有する。
【選択図】図1
【解決手段】スイッチと、ユーザによる押圧操作を受けるボタンが取り付けられたベースと、ベースのボタンが位置する面と反対の裏面から伸びて、スイッチの接点を切替える可動部と、ベースから下方に伸びてベースを支持する支持部と、を有する。支持部は、押圧操作に応じて、可動部が伸びる第1の方向と交差する第2の方向に弾性変形する第1の変形部と、押圧操作に応じて、第1の方向に弾性変形する第2の変形部と、を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ユーザの押圧操作を受付けるボタン機構に関する。
電子機器には、ユーザからの押圧操作を受付けるボタン機構を備えている。このボタン機構には、ボタンを有するベースと、ボタンの押圧により位置が変化しスイッチの接点を切替える可動部と、ベースを支持する支持部と、を備えている。また、従来では、ベースから支持部の先端までの距離を大きくすることで、ボタンへの押圧操作により生じる支持部の変位量を確保していた。
また、ベースの一端に回転軸を形成し、この回転軸を中心として可動部の位置が上下することで、スイッチの接点を切替える構成も開示されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、電子部品の品質をユーザにアピールするための一要素として、ボタン機構における操作感が存在する。すなわち、ユーザがボタンのどの位置を押圧操作してもスイッチが作動することで、ユーザの操作感を良好なものにすることができる。また、製品の設計の自由度を高めるためには、ボタン機構のサイズがコンパクトであることが望ましい。例えば、ボタンを筺体の端に配置したい場合や、ボタン間の距離を狭くしたい場合等、ボタン機構のサイズがコンパクトであれば、壁面との距離やボタン機構間の距離を狭くすることができる。
可動部の変位量を確保するためにベースから伸びた支持部を長くすると、ボタン機構のサイズが大きくなり、製品の設計が制約される場合がある。また、引用文献1に記載した構成では、回転軸側のボタンの位置を押圧操作しても可動部は動作しないため、ユーザの操作感を良好にすることができない。
本発明は、上記課題にかんがみてなされたもので、ユーザの操作感を良好なものにするとともに、製品の設計の自由度を高めることを目的とする。
・適用例1
上記課題を解決するために、本発明の一態様では、スイッチと、ユーザによる押圧操作を受けるボタンが取り付けられたベースと、前記ベースの前記ボタンが位置する面と反対の裏面から第1の方向に伸びて、前記スイッチの接点を切替える可動部と、前記ベースの前記裏面から前記第1の方向に伸びて前記ベースを支持する支持部と、を有し、前記支持部は、前記押圧操作に応じて、前記第1の方向と交差する第2の方向に弾性変形する第1の変形部と、前記押圧操作に応じて、前記第1の方向に弾性変形する第2の変形部と、を有する。
ここで、交差とは、第1の方向に対して直交(90度)となっていることに限定されず、第1の方向に対して所定の角度を持って交わっている場合も含まれる。
上記課題を解決するために、本発明の一態様では、スイッチと、ユーザによる押圧操作を受けるボタンが取り付けられたベースと、前記ベースの前記ボタンが位置する面と反対の裏面から第1の方向に伸びて、前記スイッチの接点を切替える可動部と、前記ベースの前記裏面から前記第1の方向に伸びて前記ベースを支持する支持部と、を有し、前記支持部は、前記押圧操作に応じて、前記第1の方向と交差する第2の方向に弾性変形する第1の変形部と、前記押圧操作に応じて、前記第1の方向に弾性変形する第2の変形部と、を有する。
ここで、交差とは、第1の方向に対して直交(90度)となっていることに限定されず、第1の方向に対して所定の角度を持って交わっている場合も含まれる。
上記のように構成された発明では、ユーザがボタンの可動部側から離れた位置を押圧操作すると、第1の変形部が第2の方向に大きく弾性変形することで、可動部をスイッチに対して動作させる。また、ユーザがボタンの可動部側に近い位置を押圧操作すると、第2の変形部が第1の方向に大きく弾性変形することで、可動部をスイッチに対して動作させる。そのため、ユーザの操作感を良好なものとすることができる。また、支持部の第1の変形部と第2の変形部の弾性変形により、可動部の位置を変化させてスイッチを作動させることができるため、ベースから伸びた支持部を長くしなくとも、可動部の変位量を確保することができる。その結果、ボタン機構のサイズが大きくならず、設計の自由度を高めることができる。
・適用例2
本発明の一態様では、前記第1の変形部は、前記第2の方向に伸びる板バネにより構成されており、前記第2の変形部は、曲げ方向が前記第2の方向となるU字状の板バネにより構成されている。
上記のように構成された発明では、第2の変形部をU字状の板バネで構成することで、支持部の第1の方向での長さを短くすることができ、スイッチのサイズをコンパクトにすることができる。
本発明の一態様では、前記第1の変形部は、前記第2の方向に伸びる板バネにより構成されており、前記第2の変形部は、曲げ方向が前記第2の方向となるU字状の板バネにより構成されている。
上記のように構成された発明では、第2の変形部をU字状の板バネで構成することで、支持部の第1の方向での長さを短くすることができ、スイッチのサイズをコンパクトにすることができる。
・適用例3
本発明の一態様では、前記支持部は、第1の支持部と、第2の支持部と、を有し、前記可動部は、前記第1の支持部と、前記第2の支持部と、の間に位置している。
上記のように構成された発明では、可動部を支持部の間に位置させることで、ベースの表面積を小さくすることができ、ボタン機構のサイズをコンパクトにすることができる。
本発明の一態様では、前記支持部は、第1の支持部と、第2の支持部と、を有し、前記可動部は、前記第1の支持部と、前記第2の支持部と、の間に位置している。
上記のように構成された発明では、可動部を支持部の間に位置させることで、ベースの表面積を小さくすることができ、ボタン機構のサイズをコンパクトにすることができる。
・適用例4
本発明の一態様では、前記ボタン機構は、複数の前記ベースを有し、複数の前記ベースはそれぞれ前記支持部を有し、複数の前記支持部は、1つの保持部に固定されている。
上記のように構成された発明では、複数のベース(ボタン)を備えるボタン機構においても、本発明を適用することができる。
本発明の一態様では、前記ボタン機構は、複数の前記ベースを有し、複数の前記ベースはそれぞれ前記支持部を有し、複数の前記支持部は、1つの保持部に固定されている。
上記のように構成された発明では、複数のベース(ボタン)を備えるボタン機構においても、本発明を適用することができる。
また、本発明は、ボタン機構として捉えるのみならず、このボタン機構を備える電子機器としても捉えることができる。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
1.第1の実施形態:
(1)ボタン機構の構造
(2)ボタン機構の作用
2.第2の実施形態:
3.第3の実施形態:
4.その他の実施形態:
1.第1の実施形態:
(1)ボタン機構の構造
(2)ボタン機構の作用
2.第2の実施形態:
3.第3の実施形態:
4.その他の実施形態:
1.第1の実施形態:
(1)ボタン機構の構造
図1は、一例として、ボタン機構を備える電子機器の一部を示す斜視図である。また、図2は、一例としてのボタン機構を示す斜視図である。
図1に示す電子機器1は、筺体90の内部に、ボタン機構10と、基板40と、を備えている。電子機器1は、筺体90の1つの面に複数のボタン33を配置させている。基板40には、図示しないIC等の制御部が実装されている。ユーザがボタン機構10を押圧操作することで、基板40のICに操作信号が出力される。
ここで、電子機器1は、ボタン機構10を備えるものであればどのようなものであってもよく、テレビジョン受像機等の表示装置、レコーダー、スマートフォン等、さらにはこれらを制御するためのリモコン装置である。
(1)ボタン機構の構造
図1は、一例として、ボタン機構を備える電子機器の一部を示す斜視図である。また、図2は、一例としてのボタン機構を示す斜視図である。
図1に示す電子機器1は、筺体90の内部に、ボタン機構10と、基板40と、を備えている。電子機器1は、筺体90の1つの面に複数のボタン33を配置させている。基板40には、図示しないIC等の制御部が実装されている。ユーザがボタン機構10を押圧操作することで、基板40のICに操作信号が出力される。
ここで、電子機器1は、ボタン機構10を備えるものであればどのようなものであってもよく、テレビジョン受像機等の表示装置、レコーダー、スマートフォン等、さらにはこれらを制御するためのリモコン装置である。
ボタン機構10は、スイッチ20と、ボタン部材30と、を有している。スイッチ20は、基板40に接続されており、接点が切替わることで、操作信号を基板40に流す。すなわち、スイッチ20は、ボタン部材30の動作により、ノブ21が押し込まれ、接点を切替える。スイッチ20は、例えば、機械的接点型のスイッチであり、a接点型のスイッチやb接点型のスイッチである。
ボタン部材30は、ベース31と、可動部32と、支持部として機能するヒンジ34と、を備える(図2)。図2に示すボタン部材30は、樹脂により一体で形成されている。無論、ボタン部材30の材質は、樹脂に限定されない。
図2に示すベース31は、薄板形状であり、主面31aにはユーザによる押圧操作を受けるボタン33が突出するよう形成されている。なお、図2では、ボタン33は、ベース31と一体で形成されているが、これに限定されず、ベース31とボタン33とが別体でであってもよい。
また、ベース31の主面31aと反対側の裏面31bには、この裏面31bから伸びた可動部32が形成されている。図2では、可動部32は、ベース31の裏面31bの一端から下方(第1の方向D1)に伸びている。可動部32は、ユーザによるボタン33の押圧操作に応じてスイッチ20と接触し、スイッチ20の接点を切替える。
また、ベース31の裏面31bにはヒンジ34が伸びている。図2では、2つのヒンジ34、34が、ベース31の裏面31bから下方(第1の方向D1)に伸びている。ヒンジ34、34は、ボタン33を上方に向けた状態で、可動部32の先端をスイッチ20のノブに対向させるよう、ボタン機構10を筺体90内に保持する。そして、それぞれのヒンジ34、34には、第1の変形部36と、第2の変形部37と、を有している。
ヒンジ34の第1の変形部36は、ベース31の裏面31bから下方(第1の方向D1)に伸びる直線状の板バネにより形成されている。また、第2の変形部37は、第1の方向D1と交差する方向(第2の方向D2)でU字状に屈曲する板バネにより形成されている。ここで、第1の変形部36と第2の変形部37とは、ボタン33に加えられる加重に応じて弾性変形可能な材質で構成されている。
第1の変形部36と第2の変形部37とを、板バネにより構成することは一例であり、加重に応じて弾性変形するものであれば、どのような形状であってもよい。また、図1、2では、第1の変形部36の直下に第2の変形部37が連続して形成されているが、これに限定されず、第1の変形部36と第2の変形部37との間に他の部位が位置していてもよい。
また、ヒンジ34の下方側の端部には、このヒンジ34の一部である保持部35が連続して形成されている。保持部35は、ボタン部材30を筺体90の内部に保持する。保持部35は、薄板状であって、貫通孔35a、35aが形成されている。そして、筺体90の内部に設けられた突部が保持部35の貫通孔35a、35aに挿入して保持部35を固定することで、ボタン部材30は、筺体90内に保持される。
(2)ボタン機構の作用
次に、ボタン機構10の作用を説明する。
図3は、ボタン機構10の動作を説明する側面図である。図3(a)は、ボタン33の可動部32側の端(A)が押圧操作された場合の各部位の位置関係を示す。そして、図3(b)は、ボタン33の可動部32と反対側の端(C)が押圧操作された場合の各部位の位置関係を示す。
次に、ボタン機構10の作用を説明する。
図3は、ボタン機構10の動作を説明する側面図である。図3(a)は、ボタン33の可動部32側の端(A)が押圧操作された場合の各部位の位置関係を示す。そして、図3(b)は、ボタン33の可動部32と反対側の端(C)が押圧操作された場合の各部位の位置関係を示す。
まず、ボタン33が押圧操作されない状態では、可動部32の先端32aはスイッチ20のノブ21を押し込まず、スイッチ20の接点は切替わらない。
次に、図3(a)に示すように、ユーザがボタン33の可動部32側の端(A)を押圧操作すると、第1の変形部36が第2の方向D2に大きく弾性変形し、可動部32の先端がスイッチ20のノブ21を押し込む。そのため、スイッチ20の接点が切替わる。なお、図3(a)では、説明を容易にするため、第1の変形部36のみが弾性変形しているが、これに限定されず、第2の変形部37も弾性変形するものであってもよい。
そして、図3(b)に示すように、ユーザがボタン33における可動部32の対向する位置と反対側の端(C)を押圧操作すると、第2の変形部37が第1の方向D1に大きく弾性変形し、可動部32の先端32aがスイッチ20のノブ21を押し込む。そのため、スイッチ20の接点が切替わる。なお、図3(b)では、説明を容易にするため、第2の変形部37のみが弾性変形しているが、これに限定されず、第1の変形部36も弾性変形するものであってもよい。
図示しないが、ユーザがボタン33の中心(B)を押圧操作すると、第1の変形部36、または第1の変形部36と第2の変形部37とがそれぞれ弾性変形し、可動部32の先端32aがスイッチ20のノブ21を押し込む。そのため、スイッチ20の接点が切替わる。
以上説明したように、この第1の実施形態にかかるボタン機構10では以下の効果を奏する。すなわち、ユーザがボタン33のどの位置を押圧操作した場合でも、ボタン33が押圧操作された位置に応じて、第1の変形部36または第2の変形部37が弾性変形し、可動部32をスイッチ20に対して動作させる。そのため、ユーザの操作感を良好なものとすることができる。
また、ベース31に対して下方向に伸びたヒンジ34の第1の変形部と第2の変形部との弾性変形により、ヒンジ(支持部)34を長くしなくとも可動部32の変位量を確保することができる。その結果、ボタン機構10のサイズをコンパクトにすることができ、製品の設計の自由度を高めることができる。
また、ベース31に対して下方向に伸びたヒンジ34の第1の変形部と第2の変形部との弾性変形により、ヒンジ(支持部)34を長くしなくとも可動部32の変位量を確保することができる。その結果、ボタン機構10のサイズをコンパクトにすることができ、製品の設計の自由度を高めることができる。
さらに、第1の変形部36を、第2の方向D2に伸びた板バネにより構成し、第2の変形部37を、曲げ方向が第2の方向D2となるU字状の板バネにより構成することで、ヒンジ(支持部)34の長さを短くし、ボタン機構10のサイズをよりコンパクトにすることができる。
2.第2の実施形態:
この第2の実施形態に示すボタン機構10では、ヒンジ34の間に可動部32が位置している構成が、第1の実施形態と比べて異なる。
この第2の実施形態に示すボタン機構10では、ヒンジ34の間に可動部32が位置している構成が、第1の実施形態と比べて異なる。
図4は、第2の実施形態におけるボタン部材30を示す図である。図4(a)は、第2の実施形態におけるボタン部材30の斜視図である。また、図4(b)は、ボタン部材30を下方(図4(a)の第1の方向D1と平行なD方向)から見た下面図である。
この第2の実施形態におけるボタン機構10では、ベース31の裏面31bから伸びた2つのヒンジ(第1の支持部、第2の支持部)34、34を有する。また、このヒンジ34、34はそれぞれ第1の変形部36、第2の変形部37と、を備える。
また、ボタン部材30では、ヒンジ34、34は、ベース31の裏面31bにおける第2の方向D2の端からそれぞれ伸びている。また、ヒンジ34、34の間には、この第2の方向D2と交差する第3の方向D3に隙間が形成されている。そして、可動部32は、2つのヒンジ34、34の隙間に位置するよう、ベース31の裏面31bから伸びている。
すなわち、図4(b)に示すように、ボタン部材30を下面側から見た場合、可動部32が第2の方向D2において、ヒンジ34の第2の変形部37の先端37aよりも内側(図4(b)では、第2の方向D2において保持部35側)に位置している。そのため、ベース31の第2の方向D2での幅Wを、第1の実施形態で示すボタン機構10と比べて短くすることができる。
すなわち、図4(b)に示すように、ボタン部材30を下面側から見た場合、可動部32が第2の方向D2において、ヒンジ34の第2の変形部37の先端37aよりも内側(図4(b)では、第2の方向D2において保持部35側)に位置している。そのため、ベース31の第2の方向D2での幅Wを、第1の実施形態で示すボタン機構10と比べて短くすることができる。
以上説明したように、この第2の実施形態にかかるボタン機構では、第1の実施形態にかかるボタン機構が奏する効果に加えて以下の効果を奏する。
すなわち、可動部32をヒンジ34、34の間に配置させることで、ベース31の面積を小さくでき、ボタン機構10のサイズをコンパクトにすることができる。その結果、製品の設計の自由度を高めることができる。
すなわち、可動部32をヒンジ34、34の間に配置させることで、ベース31の面積を小さくでき、ボタン機構10のサイズをコンパクトにすることができる。その結果、製品の設計の自由度を高めることができる。
3.第3の実施形態:
1つのボタン機構10が複数のボタンを備える構成であってもよい。
図5は、第3の実施形態にかかるボタン部材130を説明する図である。図5(a)は、ボタン部材130をボタン133側から見た斜視図である。また、図5(b)は、ボタン部材130を裏面から見た斜視図である。
1つのボタン機構10が複数のボタンを備える構成であってもよい。
図5は、第3の実施形態にかかるボタン部材130を説明する図である。図5(a)は、ボタン部材130をボタン133側から見た斜視図である。また、図5(b)は、ボタン部材130を裏面から見た斜視図である。
図5(a)(b)に示すボタン部材130は、4つの部位130a、130b、130c、130dを備える。各部位130a、130b、130c、130dは、それぞれ、ベース131と、可動部132と、ヒンジ(支持部)134、134と、を備える。そして、ボタン部材130を構成する、4つの部位130a、130b、130c、130dは、1つの保持部135により連結されている。すなわち、保持部135と、この保持部135を共通とする4つの部位130a、130b、130c、130dによりボタン部材130が構成されている。
それぞれの部位130a、130b、130c、130dのベース131には、ボタン133を備えている。また、ベース131から伸びた各可動部132は、ベース131から伸びるヒンジ134により、スイッチ(図示しない)の4つのノブに対向するよう支持されている。そのため、ユーザがボタン133を押圧操作することで、それぞれのスイッチの接点が切替わるようになっている。そして、他の実施形態と同様、ヒンジ134には、第1の変形部136、第2の変形部137を備えている。
以上説明したように、この第3の実施形態にかかるボタン機構では、第1の実施形態または第2の実施形態にかかるボタン機構を、複数のベース(ボタン)を備えるボタン機構においても適用することができる。
4.その他の実施形態:
本発明は様々な変形例が存在する。
ベースから2つのヒンジ(支持部)を伸ばすことは一例に過ぎず、ベースから伸びるヒンジの数は1つであってもよいし、2つ以上であってもよい。
本発明は様々な変形例が存在する。
ベースから2つのヒンジ(支持部)を伸ばすことは一例に過ぎず、ベースから伸びるヒンジの数は1つであってもよいし、2つ以上であってもよい。
ヒンジ(支持部)の上部を第1の変形部とし、下部を第2の変形部とすることは一例に過ぎない。すなわち、ヒンジの上部に第2の変形部を位置させ、下部に第1の変形部を位置させるものであってもよい。
第2の変形部をU字状の板バネにより構成することは一例であり、第1の方向に弾性変形するものであればどのようなものであってもよい。
なお、本発明は上記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
1…電子機器、10…ボタン機構、20…スイッチ、21…ノブ、30…ボタン部材、31…ベース、32…可動部、33…ボタン、34…ヒンジ、35…保持部、36…第1の変形部、37…第2の変形部、40…基板、90…筺体、130…ボタン部材、131…ベース、132…可動部、133…ボタン、134…支持部、135…保持部
Claims (5)
- スイッチと、
ユーザによる押圧操作を受けるボタンが取り付けられたベースと、
前記ベースの前記ボタンが位置する面と反対の裏面から第1の方向に伸びて、前記スイッチの接点を切替える可動部と、
前記ベースの前記裏面から前記第1の方向に伸びて前記ベースを支持する支持部と、を有し、
前記支持部は、
前記押圧操作に応じて、前記第1の方向と交差する第2の方向に弾性変形する第1の変形部と、
前記押圧操作に応じて、前記第1の方向に弾性変形する第2の変形部と、を有することを特徴とするボタン機構。 - 前記第1の変形部は、前記第2の方向に伸びる板バネにより構成されており、
前記第2の変形部は、曲げ方向が前記第2の方向となるU字状の板バネにより構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のボタン機構。 - 前記支持部は、第1の支持部と、第2の支持部と、を有し、
前記可動部は、前記第1の支持部と、前記第2の支持部と、の間に位置している、ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか一項に記載のボタン機構。 - 前記ボタン機構は、複数の前記ベースを有し、
複数の前記ベースはそれぞれ前記支持部を有し、
複数の前記支持部は、1つの保持部に固定されている、ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のボタン機構。 - 前記請求項1に記載のボタン機構を備える電子機器。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017120692A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | カシオ計算機株式会社 | スイッチ装置および電子機器 |
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- 2014-03-27 JP JP2014065783A patent/JP2015191694A/ja active Pending
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