JP2015191500A - 紙幣処理装置及び記番号入力方法 - Google Patents

紙幣処理装置及び記番号入力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】入力された記番号の信頼性を高め得る紙幣処理装置および記番号入力方法を提供する。
【解決手段】現金自動取引装置は、記番号を入力する紙幣の種類を選択させる紙幣種類選択フィールドFMと、紙幣種類選択フィールドFMにより選択された紙幣の種類に応じた形式の記番号を入力させる記番号入力部INとからなる記番号入力画面DIP1を生成して操作表示部に表示させ、記番号入力部INに入力された字を判定し、紙幣の種類に適した字以外の字を除外する。
【選択図】図3

Description

本発明は紙幣処理装置及び記番号入力方法に関し、例えば紙幣等の媒体を投入して所望の取引を行う現金自動取引装置(ATM:Automatic Teller Machine)等に適用して好適なものである。
従来、金融機関や店舗等で使用される現金自動取引装置等においては、顧客との取引内容に応じて、例えば顧客に紙幣や硬貨等の現金を入金させ、また顧客へ現金を出金するようになされている。
現金自動取引装置としては、例えば顧客との間で紙幣の授受を行う紙幣入出金部と、投入された紙幣の金種及び真偽を鑑別すると共に紙幣の記番号を識別する鑑別部と、投入された紙幣を一時的に保留する一時保留部と、紙幣を搬送する搬送部と、金種毎に紙幣を格納する紙幣収納庫とを有するものがある。
このような現金自動取引装置には、市場に流通している偽札の記番号を記番号ブラックリストとしてオペレータが手入力で登録したり、登録されている記番号ブラックリストを手入力で修正したりする場合がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−250546号公報
しかしながら、記番号を手入力で入力したり修正したりすると、入力ミスが発生し、間違った記番号を入力してしまう可能性があった。この場合、現金自動取引装置に受け入れるべきでない偽札を見逃して受け入れてしまうことがある。また、記番号ブラックリストに登録すべきでない記番号が登録されると、偽札の記番号ではない安全な記番号の紙幣を受け入れることができなくなってしまい、現金自動取引装置の稼働率が低下してしまう可能性があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、信頼性を高め得る紙幣処理装置及び記番号入力方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明の紙幣処理装置においては、記番号を入力する紙幣の種類を選択させる紙幣種類選択部と、紙幣種類選択部により選択された紙幣の種類に応じた形式の記番号を入力させる記番号入力部とからなる記番号入力画面を生成する表示制御部と、記番号入力画面を表示する表示部と、記番号入力部に入力された字を判定し、紙幣の種類に適した字以外の字を除外する制御部とを設けるようにした。
この紙幣処理装置は、不適格な記番号の字を入力させることを防止できる。
また本発明の記番号入力方法においては、記番号を入力する紙幣の種類を選択させる紙幣種類選択部と、紙幣種類選択部により選択された紙幣の種類に応じた形式の記番号を入力させる記番号入力部とからなる記番号入力画面を表示する表示ステップと、記番号入力部に入力された字を判定し、紙幣の種類に適した字以外の字を除外する制御ステップとを設けるようにした。
この記番号入力方法は、不適格な記番号の字を入力させることを防止できる。
本発明によれば、不適格な記番号の字を入力させることを防止でき、かくして本発明は、信頼性を高め得る紙幣処理装置及び記番号入力方法を実現できる。
現金自動取引装置の構成を示す斜視図である。 紙幣入出金機の構成を示す左側面図である。 日本円の記番号入力画面の構成を示す略線図である。 中国元の記番号入力画面の構成を示す略線図である。 記番号登録処理手順を示すフローチャートである。 記番号登録処理における記番号入力画面の構成(1)を示す略線図である。 記番号登録処理における記番号入力画面の構成(2)を示す略線図である。 記番号登録処理における記番号入力画面の構成(3)を示す略線図である。 記番号登録処理における記番号入力画面の構成(4)を示す略線図である。 記番号登録処理における記番号入力画面の構成(5)を示す略線図である。 記番号修正処理手順(1)を示すフローチャートである。 記番号修正処理手順(2)を示すフローチャートである。 記番号修正処理における記番号入力画面の構成(1)を示す略線図である。 記番号修正処理における記番号入力画面の構成(2)を示す略線図である。 記番号修正処理における記番号入力画面の構成(3)を示す略線図である。 他の実施の形態による日本円の記番号入力画面の構成(1)を示す略線図である。 他の実施の形態による日本円の記番号入力画面の構成(2)を示す略線図である。
以下、発明を実施するための形態(以下実施の形態とする)について、図面を用いて説明する。
[1.第1の実施の形態]
[1−1.現金自動取引装置の構成]
図1に外観を示すように、現金自動取引装置1は、箱状の筐体2を中心に構成されており、例えば金融機関等に設置され、顧客との間で入金取引や出金取引等の現金に関する取引を行うようになされている。筐体2は、その前側に顧客が対峙した状態で紙幣の投入やタッチパネルによる操作等をしやすい箇所に接客部3が設けられている。
接客部3は、カード入出口4、入出金口5、操作表示部6、テンキー7及びレシート発行口8が設けられており、顧客との間で現金や通帳等を直接やり取りすると共に、取引に関する情報の通知や操作指示の受付を行う。カード入出口4は、キャッシュカード等の各種カードが挿入又は排出される部分である。カード入出口4の奥側には、各種カードに磁気記録された口座番号等の読み取りを行うカード処理部(図示せず)が設けられている。入出金口5は、顧客が入金する紙幣が投入されると共に、顧客へ出金する紙幣が排出される部分である。また入出金口5は、シャッタを駆動することにより開放又は閉塞するようになされている。操作表示部6は、取引に際して操作画面を表示するLCD(Liquid Crystal Display)と、取引の種類の選択、暗証番号や取引金額等を入力するタッチパネルとが一体化されている。
この操作表示部6は、後述する記番号ブラックリストに新たな記番号を新規登録する際の記番号入力画面や、既に記番号ブラックリストに登録された記番号を修正する際の記番号入力画面等、後述する主制御部9により表示制御された画像を表示する。
テンキー7は、「0」〜「9」の数字等の入力を受け付ける物理的なキーであり、暗証番号や取引金額等の入力操作時に用いられる。レシート発行口8は、取引処理の終了時に取引内容等を印字したレシートを発行する部分である。因みにレシート発行口8の奥側には、レシートに取引内容等を印字するレシート処理部(図示せず)が設けられている。
筐体2内には、現金自動取引装置1全体を統括制御する主制御部9や、紙幣に関する種々の処理を行う紙幣入出金機10等が設けられている。主制御部9は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心に構成されており、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部30から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して入金取引、出金取引、記番号登録処理や記番号修正処理等の種々の処理を行う。記憶部30は、市場に流通している偽札の記番号を記番号ブラックリストとして記憶する。
以下では、現金自動取引装置1のうち利用者が対峙する側を前側とし、その反対を後側とし、当該前側に対峙した利用者から見て左及び右をそれぞれ左側及び右側とし、さらに上側及び下側を定義して説明する。
[1−2.紙幣入出金機の内部構成]
紙幣入出金機10は、図2に示すように、制御部12が各部(紙幣入出金部16、搬送部24、鑑別部18、一時保留部20、紙幣収納庫26及びリジェクト庫28)を統括制御する。
制御部12は、図示しないCPUを中心に構成されており、ROM、RAM、ハードディスクドライブやフラッシュメモリ等でなる記憶部(図示せず)から所定のプログラムを読み出して実行することにより、各部を制御して入金取引や出金取引等の種々の処理を行う。
紙幣入出金機10の内部には、上側に紙幣入出金部16、紙幣の金種や真偽を判定する鑑別部18及び入金紙幣等を一時的に保留する一時保留部20等が設けられている。
紙幣入出金部16は、顧客から投入された紙幣を1枚ずつ分離し搬送部24へ繰り出す。搬送部24は、図示しないローラやベルト等により、図中太線で示す搬送路に沿って長方形の紙幣を短手方向に搬送する。搬送部24は、鑑別部18を前後方向に挿通させるように紙幣を搬送し、当該鑑別部18の後側と一時保留部20及び紙幣入出金部16とをそれぞれ接続している。また搬送部24は、鑑別部18の前側と紙幣入出金部16、紙幣収納庫26及びリジェクト庫28とを接続している。
鑑別部18は、その内部で紙幣を搬送しながら、光学素子や磁気検出素子等を用いて当該紙幣の金種及び真偽、並びに損傷の程度等(正損)を鑑別し、その鑑別結果を制御部12へ通知する。また鑑別部18は、撮像した紙幣の画像データから、紙幣毎に付与されその紙幣の一面に予め印刷された英数字等で構成された紙幣識別情報である記番号を読み取り識別する。このとき鑑別部18は、識別した字を識別結果として制御部12へ通知する。これに応じて制御部12は、取得した鑑別結果及び識別結果に基づいて当該紙幣の搬送先を決定する。
記番号は、アルファベット等の文字と、0〜9の数字とにより構成されている。この記番号は、紙幣が現金自動取引装置1内部でジャムした場合や、顧客が取り忘れた紙幣を現金自動取引装置1が取り込んだ場合等、紙幣の特定が必要な際に、保存された記番号識別結果から紙幣を特定し、顧客へ証拠情報として提示する際に用いられる。また記番号は、現金自動取引装置1において偽札が発見された場合、偽札の記番号と、保存された記番号識別結果及び取引情報を照合し、現金自動取引装置1へ入金された経緯を特定したり、顧客が入金した紙幣の場合、顧客へ証拠情報として提示したりする際に用いられる。さらに記番号は、大量に流通している偽札があり、それらの偽札の記番号が特定されている場合、予めそれらの記番号を記番号ブラックリストとして記憶部30に登録し、ある一定数以上の字数が一致した紙幣が入金された場合にその紙幣を偽札として検出する際にも用いられる。
一時保留部20は、入金時に顧客が紙幣入出金部16へ投入した紙幣を一時的に保留し、鑑別部18で入金可能と鑑別された正常紙幣を入金が確定するまで一時的に保留する一方、入金不可と鑑別されたリジェクト紙幣を紙幣入出金部16へ排出する。
また紙幣入出金機10の内部には、下側に金種別の紙幣収納庫26と、鑑別部18において破損した紙幣(いわゆる損券)と鑑別された紙幣、偽札と判別された紙幣及び5千券や2千券等の還流されない金種の紙幣を格納するリジェクト庫28とが設けられている。紙幣収納庫26は、収納排出機構により、搬送部24から搬送されてきた紙幣を取り込んで収納すると共に、収納されている紙幣を排出して搬送部24へ供給する。
かかる構成において現金自動取引装置1は、鑑別部18による紙幣の鑑別結果及び識別結果等をもとに主制御部9及び制御部12が各部を制御して、紙幣の入金処理及び出金処理を行う。
すなわち現金自動取引装置1は、入金取引時、利用者により操作表示部6を介して入金取引が選択され、さらに入出金口5に紙幣が投入されると、投入された紙幣を紙幣入出金部16から1枚ずつ鑑別部18に搬送する。ここで現金自動取引装置1は、鑑別部18の鑑別結果及び識別結果に基づき入金可能と判定された紙幣については一時保留部20に搬送して一時的に収納する。一方で現金自動取引装置1は、入金に適さないと判定された紙幣については紙幣入出金部16へ戻して、シャッタを開くことで利用者に返却する。その後利用者により入金金額が確定されると、現金自動取引装置1は、一時保留部20に収納している紙幣を鑑別部18に搬送して鑑別結果及び記番号の識別結果を得る。ここで現金自動取引装置1は、鑑別部18の鑑別結果及び識別結果に基づき収納可能と判定された紙幣については、その金種に応じて各紙幣収納庫26へ搬送して保管する。一方で現金自動取引装置1は、記番号ブラックリストに登録されている記番号と一定数以上の字数が一致した記番号が付された紙幣等、収納に適さないと判定された紙幣については、リジェクト庫28へ搬送する。
一方出金取引時、現金自動取引装置1は、利用者により操作表示部6を介して出金取引が選択され出金金額が入力されると、要求金額に応じて必要な金種毎の紙幣枚数を認識し、この金種毎の紙幣枚数に応じて各紙幣収納庫26から紙幣を繰り出して鑑別部18に搬送して鑑別結果及び記番号の識別結果を得る。ここで現金自動取引装置1は、鑑別部18の鑑別結果及び識別結果に基づき出金可能と判定された紙幣については紙幣入出金部16に搬送する。一方で現金自動取引装置1は、出金に適さないと判定された紙幣については一時保留部20に搬送して一時的に収納する。そして要求金額分の紙幣が紙幣入出金部16へ集積されると、現金自動取引装置1は、シャッタを開ける。これにより紙幣入出金部16内に集積されている紙幣の受け取りが可能な状態となり、利用者がこの紙幣を受け取る。その後現金自動取引装置1は、一時保留部20に収納している紙幣をリジェクト庫28へと搬送して保管する。
[1−3.記番号入力画面]
主制御部9は、記番号ブラックリストに新たな記番号を新規登録する記番号登録処理か、又は既に記番号ブラックリストに登録された記番号を修正する記番号修正処理かの何れかを行う場合、図3に示す記番号入力画面DIP1を操作表示部6に表示させる。
記番号入力画面DIP1は、左側に紙幣種類選択部としての紙幣種類選択フィールドFMが、右側に入力フィールドFIが設けられている。紙幣種類選択フィールドFMは、上側に金種選択部としての金種選択フィールドFMSが、下側に金額選択部としての金額選択フィールドFMAが設けられている。
金種選択フィールドFMSには、上から下に向かって日本円ボタンBJ、中国元ボタンBC及びUSDボタンBUが順次配された金種ボタン群GBMSが表示される。金額選択フィールドFMAには、金種選択フィールドFMSにおいて日本円ボタンBJが選択された場合、図3に示すように上から下に向かって1万円ボタンBJMA10000、5千円ボタンBJMA5000及び1千円ボタンBJMA1000が順次配された金額ボタン群GBMAが表示される。ここで、図3においては日本円で1万円が選択された状態を示している。
一方金種選択フィールドFMSにおいて中国元ボタンBCが選択された場合、金額選択フィールドFMAには、図4に示すように上側に100元ボタンBCMA100、下側に50元ボタンBCMA50が配された金額ボタン群GBMAが表示される。ここで、図4においては中国元で100元が選択された状態を示している。
入力フィールドFIには、下側に入力字選択部としてのいわゆるQWERTY配列のソフトウェアキーボードSKBが表示されている。ソフトウェアキーボードSKBの上側には、左から右に向かって登録ボタンBDR、キャンセルボタンBDC及び呼び出しボタンBDDが順次配された指示ボタン群GBDが表示されている。
指示ボタン群GBDの上側には、紙幣種類選択フィールドFMにおいて選択された種類の紙幣が有している記番号の桁数だけ独立して桁単位入力部IGが左右に並んで配された記番号入力部INが表示されている。桁単位入力部IGは、四角形の桁単位枠GFにより構成されており、当該桁単位枠GF内部に記番号の1桁を表示する。記番号入力部INにおける全ての桁単位入力部IGの桁単位枠GFは、同一の大きさの四角形となっている。ここで、図3においては日本円の1万円に付されている9桁の記番号に応じて9個の桁単位入力部IGが表示されている。一方図4においては中国元の100元に付されている10桁の記番号に応じて10個の桁単位入力部IGが表示されている。
記番号入力部INの下側には、それぞれの桁単位入力部IG毎に入力すべき字の種類として”英語”又は”数字”を提示する字種提示部SLTが表示されている。また、図3及び図4にハッチングで示すように、英語を入力すべき桁単位入力部IGにおける桁単位枠GFの内部は、数字を入力すべき桁単位入力部IGにおける桁単位枠GFの内部と比べて、色が付加されている。記番号入力画面DIP1は、このような字種提示部SLTと、桁単位入力部IGにおける着色とにより、作業者に対し、英語又は数字の何れかを入力すべき桁であるかを一目で認識させている。記番号入力部INの上側には、記番号修正処理時に記番号ブラックリストから呼び出した記番号を表示させる呼出記番号表示部DDNが表示されている。
[1−4.記番号登録処理]
次に、現金自動取引装置1による記番号登録処理の具体的な処理手順について、図5に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。記番号登録処理においては、図3に示す日本円の記番号を登録する場合について説明する。
主制御部9は、操作表示部6を介して作業者により記番号登録処理が選択されると、記憶部30から記番号登録プログラムを読み出して実行することにより記番号登録処理手順RT1を開始し、ステップSP1へ移る。
ステップSP1において主制御部9は、図6に示すように操作表示部6の記番号入力画面DIP1に金種ボタン群GBMS、指示ボタン群GBD及びソフトウェアキーボードSKBを表示させ、ステップSP2へ移る。この状態において記番号入力画面DIP1には、金額ボタン群GBMA、呼出記番号表示部DDN、記番号入力部IN及び字種提示部SLTは表示されていない。ステップSP2において主制御部9は、作業者により金種ボタン群GBMSのうちの何れかのボタンが選択されたか否かを判定し、ここで肯定結果が得られるとステップSP3へ移り、図7に示すように、選択された金種に対応する金額ボタン群GBMAを金額選択フィールドFMAに表示させ、ステップSP4へ移る。ステップSP4において主制御部9は、作業者により金額ボタン群GBMAのうちの何れかのボタンが選択されたか否かを判定し、ここで肯定結果が得られるとステップSP5へ移り、図8に示すように、選択された金額に対応する呼出記番号表示部DDN、記番号入力部IN及び字種提示部SLTを入力フィールドFIに表示させ、ステップSP6へ移る。
ここで、作業者は、入力を行う桁単位入力部IGを押下して選択する。ステップSP6において主制御部9は、選択された桁単位入力部IGの桁単位枠GFの内部に、字を入力する位置を示すカーソルである上下に延びる棒状の入力フィードIFを表示させると共に、当該桁単位入力部IGのみ字を入力可能な状態とし、他の桁単位入力部IGには字を入力不可な状態とする。作業者は、ソフトウェアキーボードSKBのうちの何れかの字を押下することにより、桁単位入力部IGに字を入力する。
ステップSP7において主制御部9は、記番号入力部INの桁単位入力部IGに入力された字が、選択された桁単位入力部IGに対し入力すべき字であったか否かを判定する。具体的には主制御部9は、例えば英語を入力すべき桁単位入力部IGに作業者が数字を誤って入力した場合や、英語の中でも定められたアルファベットしか使用されない桁単位入力部IGに対し、当該定められたアルファベット以外のアルファベットを作業者が誤って入力した場合、当該桁単位入力部IGに入力された字は、当該桁単位入力部IGに対し入力すべき字でなかったと判定する。ステップSP7において否定結果が得られると、主制御部9はステップSP8へ移り、例えば図9に模式的に示すように、誤入力された桁単位入力部IGにおける入力フィードIFを点滅させることにより、入力した字は誤入力である旨を作業者に通知し、ステップSP7へ戻り、入力すべき字が桁単位入力部IGへ入力されることを待ち受ける。
一方ステップSP7において肯定結果が得られると、主制御部9はステップSP9へ移り、全ての桁単位入力部IGに字が入力されたか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは図10に示すように全ての桁単位入力部IGに対し少なくとも誤入力とは判定されない字が入力されたことを表し、このとき主制御部9はステップSP10へ移り、作業者によりキャンセルボタンBDCが選択されたか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは作業者が記番号を登録する意思をなくしたことを表し、このとき主制御部9はステップSP13へ移り記番号登録処理手順RT1を終了する。
一方ステップSP10において否定結果が得られると、主制御部9はステップSP11へ移り、作業者により登録ボタンBDRが選択されたか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは記番号入力部INに入力した記番号を作業者が登録する意思があることを表し、このとき主制御部9はステップSP12へ移る。ステップSP12において主制御部9は、記番号入力部INに入力された記番号を記憶部30の記番号ブラックリストに登録し、ステップSP13へ移り記番号登録処理手順RT1を終了する。
[1−5.記番号修正処理]
次に、現金自動取引装置1による記番号修正処理の具体的な処理手順について、図11及び図12に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。記番号修正処理においては、図3に示した日本円の記番号を修正する場合について説明する。
主制御部9は、操作表示部6を介して作業者により記番号修正処理が選択されると、記憶部30から記番号修正プログラムを読み出して実行することにより記番号修正処理手順RT2を開始し、ステップSP21へ移る。ステップSP21〜SP30において主制御部9は、記番号登録処理手順RT1におけるステップSP1〜SP10と同様の処理を行い、ステップSP31へ移る。
ステップSP31において主制御部9は、作業者により呼び出しボタンBDD(図10)が選択されたか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは作業者が入力した記番号に一致する記番号を記番号ブラックリストから呼び出して修正する意思があることを表し、このとき主制御部9はステップSP32へ移る。
ステップSP32において主制御部9は、記番号入力部INに入力された記番号と一致する記番号が、記憶部30の記番号ブラックリストに存在するか否かを判定する。ここで否定結果が得られた場合、主制御部9はステップSP41へ移り記番号修正処理手順RT2を終了する。一方ここで肯定結果が得られた場合、主制御部9はステップSP33へ移り、入力された記番号に一致する記番号を記番号ブラックリストから呼び出し、図13に示すように呼出記番号表示部DDN及び記番号入力部INに表示させ、ステップSP34へ移る。
ここで、作業者は、修正を行う桁単位入力部IGを押下して選択する。ステップSP34において主制御部9は、選択された桁単位入力部IGの桁単位枠GFの内部に入力フィードIFを表示させると共に、当該桁単位入力部IGのみ字を修正可能な状態とし、他の桁単位入力部IGの字は修正不可な状態とする。ステップSP35において主制御部9は、図14に模式的に示すように、選択された桁単位入力部IGの桁単位枠GFを点滅表示させることにより、修正しようとしている桁を一目で作業者に認識させ、ステップSP36へ移る。作業者は、ソフトウェアキーボードSKBのうちの何れかの字を押下することにより、桁単位入力部IGに字を入力し上書きする。
ステップSP36において主制御部9は、ステップSP27と同様に、記番号入力部INの桁単位入力部IGに入力された字が、選択された桁単位入力部IGに対し入力すべき字であったか否かを判定する。ステップSP36において否定結果が得られると、主制御部9はステップSP37へ移り、例えば図9に示したように、誤入力された桁単位入力部IGにおける入力フィードIFを点滅させることにより、入力した字は誤入力である旨を作業者に通知し、ステップSP36へ戻り、入力すべき字が桁単位入力部IGへ入力されることを待ち受ける。
一方ステップSP36において肯定結果が得られると、主制御部9はステップSP38へ移り、作業者によりキャンセルボタンBDCが選択されたか否かを判定する。ここで肯定結果が得られると、このことは作業者が記番号を修正する意思をなくしたことを表し、このとき主制御部9はステップSP41へ移り記番号修正処理手順RT2を終了する。
一方ステップSP38において否定結果が得られると、主制御部9はステップSP39へ移り、図15において作業者により登録ボタンBDRが選択されたか否かを判定する。ここで否定結果が得られると、このことは作業者が他の桁をまだ修正しようとしていることを表し、このとき主制御部9はステップSP34へ戻り、修正を行う桁単位入力部IGの選択を待ち受ける。一方ここで肯定結果が得られると、このことは記番号入力部INに上書きした記番号を作業者が再登録する意思があることを表し、このとき主制御部9はステップSP40へ移る。ステップSP40において主制御部9は、記番号入力部INに上書き入力された記番号を記憶部30の記番号ブラックリストに再登録することにより更新し、ステップSP41へ移り記番号修正処理手順RT2を終了する。
[1−6.効果]
以上の構成において、現金自動取引装置1は、記番号入力部INに入力された記番号の字を判定し、紙幣種類選択フィールドFMにおいて選択された種類の紙幣に適した字以外の字の入力を除外するようにした。これにより現金自動取引装置1は、不適格な記番号の字を入力させることを防止できる。
また現金自動取引装置1は、不適格な字が入力された場合、通知部としての主制御部9及び操作表示部6により、誤入力された桁単位入力部IGにおける入力フィードIFを点滅させるようにした。これにより現金自動取引装置1は、入力した字は誤入力である旨を作業者に認識させ、事前に入力ミスに気付かせることができ、誤入力を防止し正しい種類の字を入力することを促すことができる。
さらに現金自動取引装置1は、記番号入力部INに対応させて字種提示部SLTを表示させると共に、英語が入力されるべき桁単位入力部IGと数字が入力されるべき桁単位入力部IGとで色を変更するようにした。これにより現金自動取引装置1は、英語又は数字の何れを入力すべき桁であるか作業者に認識させやすくすることができる。
さらに現金自動取引装置1は、紙幣種類選択フィールドFMにおいて選択された種類の紙幣が有する記番号の桁数だけ互いに独立して区切って桁単位入力部IGを左右に並べて記番号入力部INを構成すると共に、作業者により選択された桁単位入力部IGにのみ字を入力可能な状態とするようにした。これにより現金自動取引装置1は、これにより記番号が桁毎に独立して選択可能となっていない場合と比較して、記番号登録処理時においては、登録する記番号の桁数の過不足をなくすことができると共に、記番号修正処理時においては、入力する桁を限定し、誤修正を防止できる。このため現金自動取引装置1は、当該現金自動取引装置1の運用時において排除すべき紙幣を取り込んでしまったり、偽札の記番号ではない安全な記番号の紙幣を受け入れることができなくなったりする等のトラブルを防止できる。
また一般的に、現金自動取引装置に登録されている記番号ブラックリストを修正する状況は急を要することが多いため、修正ミスが発生してしまう可能性が高い。これに対し現金自動取引装置1においては、そのように急いで記番号ブラックリストを修正したい場合であっても、記番号の入力を補助し、誤入力を防止することができる。
さらに現金自動取引装置1は、記番号修正処理時、記番号ブラックリストから呼び出した記番号を呼出記番号表示部DDNに表示させるようにした。これにより現金自動取引装置1は、記番号入力部INにおいて作業者が記番号を修正する際、呼出記番号表示部DDNと見比べることができ、修正点を一目で作業者に認識させることができる。
以上の構成によれば、現金自動取引装置1は、記番号を入力する紙幣の種類を選択させる紙幣種類選択フィールドFMと、紙幣種類選択フィールドFMにより選択された紙幣の種類に応じた形式の記番号を入力させる記番号入力部INとからなる記番号入力画面DIP1を生成して操作表示部6に表示させ、記番号入力部INに入力された字を判定し、紙幣の種類に適した字以外の字を除外するようにした。これにより現金自動取引装置1は、不適格な記番号の字を入力させることを防止できる。
[2.他の実施の形態]
なお上述した実施の形態においては、金種選択フィールドFMSの金種ボタン群GBMSを記番号入力画面DIP1に表示する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば現金自動取引装置1を設置する国又は地域において単一の金種のみが取り扱われる場合、金種選択フィールドFMSを表示せず、金額選択フィールドFMAの金額ボタン群GBMAを最初から表示しても良い。
また上述した実施の形態においては、記番号入力部INの桁単位入力部IGに記番号の字を入力させて当該字を記番号入力画面DIP1に表示させてから、誤入力の場合入力フィードIFを点滅させる場合について述べた。本発明はこれに限らず、誤入力の場合、入力された字を記番号入力画面DIP1に表示させずに、入力フィードIFを点滅させても良い。
さらに本発明においては、図16に示す記番号入力画面DIP101のように、選択された桁単位入力部IGが、英語が入力されるべき桁の場合はソフトウェアキーボードSKBにおける数字キーを表示させないようにしたり、逆に数字が入力されるべき桁の場合はソフトウェアキーボードSKBにおける英語キーを表示させないようにしたりしても良い。また、選択させない字をソフトウェアキーボードSKBにおいてグレーアウトしたり、ソフトウェアキーボードSKBに表示させるものの押下されても反応しないようにしたりしても良く、要は不適格な種類の字をソフトウェアキーボードSKBから選択不可な状態とすれば良い。
さらに上述した実施の形態においては、特に日本円の場合、記番号入力部INにおける全ての桁単位枠GFを同一の大きさにする場合について述べた。本発明はこれに限らず、現金自動取引装置1が設置される国又は地域によっては、桁によって記番号の字の大きさ(すなわち紙幣上で占める面積)が違う場合があるため、桁単位枠GFの大きさを記番号の桁毎の字の大きさに対応した大きさとしても良い。この場合、表示されている桁単位枠GFの大きさを視認することにより入力すべき字の種類を作業者が認識できるため、正確に記番号を入力させることができる。
さらに本発明においては、画像取得部としての鑑別部18において取得した紙幣の画像データのうち、記番号が印刷された箇所の画像データを記番号入力画面DIP1に表示しても良い。
さらに、中国元の場合、記番号の先頭4桁は英語又は数字が2桁ずつと定められているため、作業者が先頭4桁のうち何れかの2桁に英語を入力したら、残りの2桁における字種提示部SLTは数字と表示しても良い。また先頭4桁のうち3桁以上英語を入力したら場合はその入力は除外するようにしても良い。
さらに上述した実施の形態においては、記番号の誤入力を検出した際、入力フィードIFを点滅させることにより作業者に通知する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば図示しないスピーカを介し音声により通知しても良く、要は視覚や聴覚等により作業者に誤入力を通知できれば良い。
さらに上述した実施の形態においては、全ての数字とアルファベットとをソフトウェアキーボードSKBに表示させる場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば日本円の記番号においては、”I”や”O”等は使用されないため、金種として日本円が選択された場合、ソフトウェアキーボードSKBにおいて”I”や”O”を表示しなくしたり、”I”や”O”を押下されたら使用不可文字であることを通知したりしても良い。
さらに本発明においては、ソフトウェアキーボードSKBに”*”を設け、記番号登録処理時において、記番号入力部INに例えば”KF701576*”と入力することにより、ロット単位でまとめて記番号ブラックリストに記番号を登録しても良い。また、記番号修正処理時において、記番号入力部INに例えば”K********”と入力することにより、記番号ブラックリストにおける最上位桁が”K”の記番号を所定の箇所に一覧で表示しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、文字としてアルファベットが用いられる記番号を入力する場合に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、現金自動取引装置1が設置される国又は地域に応じた種々の文字や記号が用いられる記番号を入力する場合に本発明を適用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、図17に示す記番号入力画面DIP201のように、例えば指示ボタン群GBDと字種提示部SLTとの間に、左側に左送りボタンBSL、右側に右送りボタンBSRが配された桁送り選択部としての桁送りボタン群GBSを表示させても良い。左送りボタンBSLが作業者に選択させると、現金自動取引装置1は、記番号入力部INにおける桁単位入力部IGに入力されている字を、1桁ずつ左側の桁単位入力部IGへシフト移動させる。一方右送りボタンBSRが作業者に選択させると、現金自動取引装置1は、記番号入力部INにおける桁単位入力部IGに入力されている字を、1桁ずつ右側の桁単位入力部IGへシフト移動させる。これにより現金自動取引装置1は、桁毎に区切られた桁単位入力部IGにより1桁ずつ記番号を入力する場合であっても、途中で字を入力している桁が間違っていることに作業者が気付いた際、入力した桁全体を左右に移動させることにより、記番号の全ての桁を入力しなおす手間を省き、記番号を入力する際の利便性を向上させることができる。
さらに上述した実施の形態においては、例えば日本円の場合、金種選択フィールドFMSには日本円ボタンBJ、中国元ボタンBC及びUSDボタンBUを表示させ、金額選択フィールドFMAには、日本円の場合1万円ボタンBJMA10000、5千円ボタンBJMA5000及び1千円ボタンBJMA1000を、中国元の場合100元ボタンBCMA100及び50元ボタンBCMA50を表示させる場合について述べた。本発明はこれに限らず、現金自動取引装置1において例えば中国元を取り扱わない場合、中国元ボタンBCを表示させないか又はグレーアウトしたり、現金自動取引装置1において例えば5千円を取り扱わない場合、5千円ボタンBJMA5000を表示させないか又はグレーアウトしたりすることにより、現金自動取引装置1において取り扱う紙幣の金種及び金額のみ選択可能としても良い。
さらに上述した実施の形態においては、操作表示部6に表示した記番号入力画面DIP1におけるソフトウェアキーボードSKBにより作業者に記番号を入力させる場合について述べた。本発明はこれに限らず、現金自動取引装置1に有線又は無線で接続した物理的なキーボードにより作業者に記番号を入力させても良い。
さらに上述した実施の形態においては、記番号入力部INを、紙幣の種類に応じた桁数の分だけ配された桁単位入力部IGで構成することにより、記番号を桁毎に区切って表示し桁毎に入力させる場合について述べた。本発明はこれに限らず、記番号を桁毎に区切って表示せず、桁毎に入力させなくても良い。
さらに上述した実施の形態においては、記番号入力部INにおける全ての桁単位入力部IGの下側に、字種提示部SLTにおける”数字”又は”英語”を表示させる場合について述べた。本発明はこれに限らず、記番号入力部INにおける一部の桁単位入力部IGの下側にのみ、字種提示部SLTにおける”数字”又は”英語”を表示させても良い。また字種提示部SLTを表示させなくても良い。
さらに上述した実施の形態においては呼出記番号表示部DDNを表示させる場合について述べたが、当該呼出記番号表示部DDNは表示させずに省略しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、記番号入力画面DIP1を操作表示部6に表示する場合について述べた。本発明はこれに限らず、現金自動取引装置1の背面に保守用画面操作部を設け、当該保守用画面操作部に記番号入力画面DIP1を表示し、作業者に操作入力させても良い。
さらに上述した実施の形態においては、記憶部30に予め記憶させておいた記番号登録プログラム及び記番号修正プログラムを読み出して実行する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えばUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェースやIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.3ab等のネットワーク、或いはCD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)等の外部記憶媒体を介して、外部から記番号登録プログラム及び記番号修正プログラムを取得して実行しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、現金を取引する現金自動取引装置1において、媒体としての紙幣の記番号を登録及び修正する場合に本発明を適用する場合について述べた。本発明はこれに限らず、例えば商品券や金券、入場券等のような薄い紙状の媒体に付された固有な識別字を登録又は修正する種々の装置に本発明を適用しても良い。また、例えば紙幣を入出する紙幣入出金機や紙幣を所定枚数毎に施封する施封小束支払機等、紙幣や硬貨の取引に関する種々の処理を行う複数種類の装置の組み合わせにより構成された現金処理装置に本発明を適用してもよい。
さらに上述した実施の形態においては、入金取引及び出金取引を行う現金自動取引装置1に本発明を適用する場合について述べたが、入金取引のみを行う装置又は出金取引のみを行う装置に本発明を適用しても良い。
さらに上述した実施の形態においては、表示部としての操作表示部6と、制御部としての主制御部9とによって、紙幣処理装置としての現金自動取引装置1を構成する場合について述べた。本発明はこれに限らず、その他種々の構成でなる表示部と、制御部とによって、紙幣処理装置を構成しても良い。
本発明は、紙幣の記番号を判別し管理する種々の装置でも利用できる。
1……現金自動取引装置、2……筐体、3……接客部、4……カード入出口、5……入出金口、6……操作表示部、7……テンキー、8……レシート発行口、9……主制御部、10……紙幣入出金機、12……制御部、14……記憶部、16……紙幣入出金部、18……鑑別部、20……一時保留部、24……搬送部、26……紙幣収納庫、28……リジェクト庫、30……記憶部、DIP1、DIP101、DIP201……記番号入力画面、FM……紙幣種類選択フィールド、FMS……金種選択フィールド、FMA……金額選択フィールド、FI……入力フィールド、BJ……日本円ボタン、BC……中国元ボタン、BU……USDボタン、GBMS……金種ボタン群、GBMA……金額ボタン群、BJMA10000……1万円ボタン、BJMA5000……5千円ボタン、BJMA1000……1千円ボタン、BCMA100……100元ボタン、BCMA50……50元ボタン、SKB……ソフトウェアキーボード、GBD……指示ボタン群、BDR……登録ボタン、BDC……キャンセルボタン、BDD……呼び出しボタン、GBS……桁送りボタン群、BSL……左送りボタンBSR……右送りボタンIN……記番号入力部、IG……桁単位入力部、GF……桁単位枠、DDN……呼出記番号表示部、SLT……字種提示部。

Claims (15)

  1. 記番号を入力する紙幣の種類を選択させる紙幣種類選択部と、前記紙幣種類選択部により選択された紙幣の種類に応じた形式の記番号を入力させる記番号入力部とからなる記番号入力画面を生成する表示部と、
    前記記番号入力部に入力された字を判定し、前記紙幣の種類に適した字以外の字を除外する制御部と
    を有する紙幣処理装置。
  2. 前記紙幣の種類に適した字以外の字が前記記番号入力部に入力されたと前記制御部により判定された場合、誤入力であると利用者に通知する通知部
    をさらに有する請求項1に記載の紙幣処理装置。
  3. 前記表示部は、前記記番号入力部に入力される字の種類を提示する字種提示部を前記記番号入力画面にさらに表示する
    請求項1に記載の紙幣処理装置。
  4. 前記記番号入力部は、前記紙幣種類選択部により選択された紙幣の種類に応じた桁数の桁単位入力部により構成される
    請求項1に記載の紙幣処理装置。
  5. 前記記番号入力部は、所定の桁の前記桁単位入力部が選択されると、当該桁単位入力部に字を入力可能とする
    請求項4に記載の紙幣処理装置。
  6. 前記記番号入力部は、前記紙幣種類選択部により選択された種類の紙幣に付される記番号の字の大きさに応じた大きさの枠を前記桁単位入力部毎に有する
    請求項4に記載の紙幣処理装置。
  7. 前記記番号入力画面は、前記記番号入力部に入力済みの記番号の字を隣接する前記桁単位入力部に移動させる桁送りを選択させる桁送り選択部をさらに有する
    請求項4に記載の紙幣処理装置。
  8. 前記紙幣種類選択部は、紙幣の金種を選択させる金種選択部と、紙幣の金額を選択させる金額選択部とを有し、
    前記表示部は、前記金種選択部により選択された紙幣の金種に応じた金額を選択させる金額選択部を表示させ、前記金種選択部により選択された金種と前記金額選択部により選択された金額とに応じた形式の記番号を入力させる前記記番号入力部を表示させる
    請求項1に記載の紙幣処理装置。
  9. 前記紙幣に付された記番号の画像を取得する画像取得部をさらに有し、
    前記表示部は、前記画像取得部により取得した記番号の画像を前記記番号入力画面にさらに表示する
    請求項1に記載の紙幣処理装置。
  10. 前記字種提示部は、前記記番号入力部に入力されるべき字の種類として文字又は数字を提示する
    請求項3に記載の紙幣処理装置。
  11. 前記記番号入力画面は、前記記番号入力部に入力する字を利用者に選択させる入力字選択部をさらに有し、
    前記表示部は、前記記番号入力部において利用者が入力を選択した桁に入力すべきでない字を前記入力字選択部において選択不可な状態とする
    請求項1に記載の紙幣処理装置。
  12. 前記通知部は、前記記番号入力部における誤入力された桁の表示態様を変化させる
    請求項2に記載の紙幣処理装置。
  13. 前記通知部は、誤入力されたことを前記表示部に表示させる
    請求項2に記載の紙幣処理装置。
  14. 前記通知部は、誤入力されたことを音声出力する
    請求項2に記載の紙幣処理装置。
  15. 記番号を入力する紙幣の種類を選択させる紙幣種類選択部と、前記紙幣種類選択部により選択された紙幣の種類に応じた形式の記番号を入力させる記番号入力部とからなる記番号入力画面を表示する表示ステップと、
    前記記番号入力部に入力された字を判定し、前記紙幣の種類に適した字以外の字を除外する制御ステップと
    を有する記番号入力方法。
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