JP2015191229A - 画像形成装置 - Google Patents

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篤 早川
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Abstract

【課題】プロセスユニットが非装着位置に位置するときに、開閉部材が閉じられるのを抑制することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、装着口2Aを有する筐体2と、装着口2Aを通して、筐体2内に装着された装着位置と、装着位置よりも筐体2の外側に位置する非装着位置との間を移動可能に構成されるプロセスユニット42と、装着口2Aを開閉するフロントカバー21(開閉部材)と、フロントカバー21が閉じるのを規制する規制位置と、規制位置から退避した退避位置とに移動可能に構成された規制部材100と、を備えている。そして、規制部材100は、プロセスユニット42が装着位置に位置するとき、退避位置に位置し、プロセスユニット42が装着位置から非装着位置に移動するのに連動して、規制位置に移動するように構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、開閉部材を開くことでプロセスユニットが着脱可能になる画像形成装置に関する。
従来、筐体に設けられた開閉部材を開くことで、プロセスユニットが筐体に対して着脱可能に構成された画像形成装置がある。このような画像形成装置において、例えば、プロセスユニットが筐体に装着されて開閉部材が閉じられると、筐体に設けられた駆動部材が、プロセスユニットに設けられた受動部材へ向けて進出し、受動部材に接続されるように構成されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−149037号公報
ところで、上述した技術において、プロセスユニットが正しく装着されていない非装着位置に位置した状態で開閉部材が閉じられると、駆動部材が受動部材以外の部分に接触して破損したり、駆動部材と受動部材が接続していない状態で駆動部材が駆動したりするおそれがあった。
そこで、本発明は、プロセスユニットが非装着位置に位置するときに、開閉部材が閉じられるのを抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、開口を有する筐体と、開口を通して、筐体内に装着された装着位置と、装着位置よりも筐体の外側に位置する非装着位置との間を移動可能に構成されるプロセスユニットと、開口を開閉する開閉部材と、開閉部材が閉じるのを規制する規制位置と、規制位置から退避した退避位置とに移動可能に構成された規制部材と、を備えている。
そして、規制部材は、プロセスユニットが装着位置に位置するとき、退避位置に位置し、プロセスユニットが装着位置から非装着位置に移動するのに連動して、規制位置に移動するように構成されている。
このように構成された画像形成装置によれば、規制部材によって、プロセスユニットが非装着位置に位置するときに、開閉部材が閉じられるのを抑制することができる。
そして、前記した画像形成装置は、筐体に設けられ、駆動源から駆動力が伝達される駆動部材と、プロセスユニットに設けられ、プロセスユニットが装着位置に位置するときに、駆動部材に対応する位置に配置される受動部材と、開閉部材の開閉動作に連動し、開閉部材が閉じている状態で、駆動部材を受動部材側に進出した状態にして、駆動部材を受動部材に接続させる接続位置に位置し、開閉部材が開いている状態で、駆動部材を受動部材から離脱した状態にする離脱位置に位置するように構成された連動部材と、を備えていてもよい。
この場合、規制部材は、規制位置に位置するとき、連動部材に係合して、連動部材の離脱位置から接続位置への移動を規制する係合部を有する構成とすることができる。
前記した係合部は、規制部材が規制位置と退避位置の間を移動するとき、連動部材の移動方向に対して直交する方向に移動してもよい。
また、前記した連動部材は、プロセスユニットの着脱方向に沿って接続位置と離脱位置の間を移動可能であってもよい。
そして、前記した画像形成装置において、プロセスユニットは、規制部材と当接する当接部を有し、当接部は、プロセスユニットの装着方向における下流側端部に、前記装着方向に対して傾斜した傾斜面を有していてもよい。
また、前記した画像形成装置において、連動部材は、本体部と、本体部から突出し、駆動部材に当接して駆動部材を進退させる突出部を有し、規制部材は、規制位置から退避位置に移動するとき、突出部が本体部から突出している方向に移動可能に設けられていてもよい。
これによれば、突出部が設けられているスペースを利用して、規制部材を動かすことができるので、装置の小型化を図ることができる。
そして、前記した画像形成装置において、プロセスユニットは、複数のプロセスカートリッジと、複数のプロセスカートリッジを着脱可能に支持し、筐体から引き出し可能に構成された引出部材とを有していてもよい。
本発明によれば、規制部材によって、プロセスユニットが非装着位置に位置するときに、開閉部材が閉じられるのを抑制することができる。
第1実施形態におけるカラープリンタの概略構成を示す断面図である。 プロセスユニットが非装着位置に位置する状態を示す図である。 プロセスユニットおよび連動部材を示す図であって、連動部材が接続位置に位置する状態を示す図(a)と、連動部材が離脱位置に位置する状態を示す図(b)と、プロセスユニットが非装着位置に位置する状態を示す図(c)である。 駆動力伝達機構と連動部材を示す分解斜視図(a),(b)である。 規制部材と連動部材を示す図であって、規制部材が退避位置に位置する状態を示す図3(b)のI−I断面図(a)と、規制部材が規制位置に位置する状態を示す図3(c)のII−II断面図(b)である。 第2実施形態における規制部材と連動部材を示す図であって、プロセスユニットが非装着位置に位置するときの状態を示す図(a)と、プロセスユニットが装着位置に位置するときの状態を示す図(b)である。 第2実施形態における規制部材を示す図であって、規制位置に位置する状態を示す図6(a)のIII−III断面図(a)と、退避位置に位置する状態を示す図6(b)のIV−IV断面図(b)である。 第3実施形態における規制部材と連動部材を示す図であって、プロセスユニットが非装着位置に位置するときの状態を示す図(a)と、プロセスユニットが装着位置に位置する状態を示す図(b)と、トップカバーを閉じた状態を示す図(c)である。 第3実施形態における規制部材を示す図であって、退避位置に位置する状態を示す図(a)と、規制位置に位置する状態を示す図(b)である。
[第1実施形態]
次に、本発明の第1実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、画像形成装置の一例としてのカラープリンタ1の全体構成を説明した後、本発明の特徴部分の詳細を説明することとする。
以下の説明において、方向は、カラープリンタ使用時のユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1において、紙面に向かって左側を「前側(手前側)」、紙面に向かって右側を「後側(奥側)」とし、紙面に向かって奥側を「左側」、紙面に向かって手前側を「右側」とする。また、紙面に向かって上下方向を「上下方向」とする。
図1に示すように、カラープリンタ1は、筐体2内に、用紙SHを供給する給紙部30と、給紙された用紙SHに画像を形成する画像形成部40と、画像が形成された用紙SHを排出する排紙部50とを備えている。
筐体2は、前面に開口の一例としての装着口2Aを有している。そして、筐体2は、下端部を中心に回動可能な開閉部材の一例としてのフロントカバー21を有し、このフロントカバー21が回動することにより装着口2Aが開閉されるようになっている。また、筐体2は、画像形成部40の左右両側に配置される一対のサイドフレーム22を有している。
給紙部30は、用紙SHを収容する給紙トレイ31と、給紙トレイ31から用紙SHを画像形成部40へ搬送する用紙搬送機構32とを備えている。
画像形成部40は、スキャナユニット41と、プロセスユニット42と、転写ユニット43と、定着ユニット44とを備えている。
スキャナユニット41は、筐体2内の上部に設けられ、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡などを備えている。そして、スキャナユニット41では、レーザビームが図の破線で示す経路を通って、各感光ドラム47Aの表面上に高速走査にて照射される。
プロセスユニット42は、筐体2内に配置され、引出部材の一例としてのドロワ45と、4つ(複数)のプロセスカートリッジ46とを備えている。
プロセスカートリッジ46は、給紙部30の上方で前後方向に配列されており、感光ドラム47Aや、公知の帯電器(符号省略)、現像ローラ48B、トナー収容室(符号省略)などを備えて構成されている。
ドロワ45は、4つのプロセスカートリッジ46を着脱可能に支持している。そして、ドロワ45は、フロントカバー21を回動させることで開く装着口2Aを通して、筐体2から引き出し可能に構成されている。これにより、プロセスユニット42は、装着口2Aを通して、図1に示すような、筐体2内に装着された装着位置と、図2に示すような、装着位置よりも筐体2の外側に位置する非装着位置との間を移動可能になっている。
転写ユニット43は、給紙部30と4つのプロセスユニット42との間に設けられ、駆動ローラ43Aと、従動ローラ43Bと、搬送ベルト43Cと、転写ローラ43Dとを備えている。
駆動ローラ43Aおよび従動ローラ43Bは、前後方向に離間して平行に配置され、その間にエンドレスベルトからなる搬送ベルト43Cが張設されている。また、搬送ベルト43Cの内側には、各感光ドラム47Aとの間で搬送ベルト43Cを挟持する転写ローラ43Dが、各感光ドラム47Aに対向して4つ配置されている。この転写ローラ43Dには、転写時に定電流制御によって転写バイアスが印加される。
定着ユニット44は、プロセスユニット42および転写ユニット43の後側に配置され、加熱ローラ44Aと、加熱ローラ44Aと対向配置され加熱ローラ44Aを押圧する加圧ローラ44Bとを備えている。
このように構成される画像形成部40では、まず、各感光ドラム47Aの表面が、帯電器により一様に帯電された後、スキャナユニット41で露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、各感光ドラム47A上に画像データに基づく静電潜像が形成される。その後、現像ローラ48Bによって、トナー収容室内のトナーが、感光ドラム47A上の静電潜像に供給されることで、感光ドラム47A上にトナー像が担持される。
次に、搬送ベルト43C上に供給された用紙SHが各感光ドラム47Aと各転写ローラ43Dとの間を通過することで、各感光ドラム47A上に形成されたトナー像が用紙SH上に転写される。そして、用紙SHが加熱ローラ44Aと加圧ローラ44Bとの間を通過することで、用紙SH上に転写されたトナー像が熱定着される。
排紙部50は、定着ユニット44を通過した用紙SHを、符号を省略して示す複数の搬送ローラによって筐体2の外部の排出トレイ53へ排出するように構成されている。
そして、カラープリンタ1は、図3(a)に示すように、フロントカバー21の開閉動作に連動して移動する連動部材70と、プロセスユニット42の着脱により変位して連動部材70に作用する規制部材100とを備え、プロセスユニット42が非装着位置に位置するときに、規制部材100が連動部材70に作用して、フロントカバー21が閉じるのを規制するように構成されている。
連動部材70は、図4(a),(b)に示すように、フロントカバー21の開閉動作に連動して、プロセスカートリッジ46に駆動力を伝達するための駆動力伝達機構60に作用する部材である。
ここで、駆動力伝達機構60と連動部材70の構成について説明する。
駆動力伝達機構60は、筐体2に設けられ、モータ等の駆動源61と、駆動源61から駆動力が伝達される本体駆動ギヤ62と、駆動部材の一例としてのカップリング64とを備えている。
本体駆動ギヤ62は、駆動源61から駆動力が伝達されて回転するギヤ部62Aと、ギヤ部62Aから突出し、外周面に軸方向に沿って延びる一対の溝部62Cを有するボス62Bとを有している。カップリング64は、本体駆動ギヤ62のボス62Bが入り込むことができる有底の筒状に形成されている。そして、カップリング64は、内周面から突出するとともに本体駆動ギヤ62側へ延びる一対のフック64Dを有し、このフック64Dが本体駆動ギヤ62の溝部62Cに入り込むことにより、本体駆動ギヤ62と一体に回転可能であるとともに、本体駆動ギヤ62に対して軸方向に沿って移動可能になっている。また、カップリング64は、外周面から径方向外側へ突出する環状のフランジ部64Cを有している。
また、カップリング64は、底部64Bに、本体駆動ギヤ62側とは反対側へ突出する一対の凸部64Fを有している。一方、感光ドラム47Aの端部には、カップリング64の凸部64Fと係合可能な複数の凹部A1が設けられた受動部材471が設けられている。この受動部材471は、プロセスユニット42が装着位置に位置するときに、カップリング64に対応する位置に配置される。
そして、カップリング64のフランジ部64Cと本体駆動ギヤ62のギヤ部62Aの間には、コイルバネ63が設けられており、カップリング64は、常に本体駆動ギヤ62のギヤ部62Aとは反対側、つまり、感光ドラム47A側へ向けて付勢されている。
連動部材70は、カップリング64を本体駆動ギヤ62側に向けて押すことで、カップリング64を感光ドラム47Aの受動部材471から離脱させるように構成され、図3(a)に示すように、4つのカム71と、各カム71を支持する本体部の一例としての支持板72を備えている。
カム71は、図4(b)に示すように、支持板72から左右方向外側へ突出する突出部の一例であり、後方に向かうにつれて本体駆動ギヤ62側に傾斜する当接面71Aを有しており、この当接面71Aはカップリング64のフランジ部64Cと前後方向(軸方向に直交する方向)で当接可能となっている。
支持板72は、プロセスユニット42の着脱方向に沿って移動可能なように筐体2に支持されている。支持板72は、図3(a)に示すように、連結アーム29によりフロントカバー21と連結されている。
そして、図3(a),(b)に示すように、ユーザがフロントカバー21を開くと、フロントカバー21の開放動作に連動して連結アーム29および支持板72が前方に引っ張られて各カム71が前方に移動するようになっている。これにより、カム71の当接面71Aでカップリング64がコイルバネ63の付勢力に抗して押されて、カップリング64が感光ドラム47Aの受動部材471から外れ、ドロワ45を引き出すことが可能となっている。つまり、連動部材70は、フロントカバー21が開いている状態で、カップリング64を受動部材471から離脱した状態にする離脱位置に位置する。
また、ドロワ45を筐体2に装着してフロントカバー21を閉じると、フロントカバー21の閉じる動作に連動して連結アーム29および支持板72が後方へ変位し、各カム71で押さえられていた各カップリング64が、コイルバネ63の付勢力によって感光ドラム47A側へ移動し、各受動部材471に接続される。つまり、連動部材70は、フロントカバー21が閉じている状態で、カップリング64を受動部材471側に進出した状態にして、カップリング64を受動部材471に接続させる接続位置に位置する。
そして、連動部材70の支持板72は、後端部に上端が切り欠かれるように形成された係合凹部72Aを有している。
規制部材100は、前後方向において、離脱位置に位置する支持板72の係合凹部72Aに対応する位置において、筐体2に揺動可能に支持されている。図5(a)に示すように、規制部材100は、右側のサイドフレーム22の左右方向外側に配置され、サイドフレーム22に支持される軸部110と、軸部110から径方向外側に延びる第1アーム120および係合部の一例としての第2アーム130とを有し、略L字状に形成されている。
この規制部材100は、軸部110を中心に揺動することで、図5(b)に示すような規制位置と、規制位置から図5(a)に示すような時計回りに揺動した退避位置との間を移動可能に構成されている。
図5(b)に示すように、第1アーム120は、規制位置において、軸部110から左右方向内側へ延び、先端部が、右側のサイドフレーム22に形成された開口部22Aを通してサイドフレーム22の左右方向内側に突出している。
第2アーム130は、規制位置において、軸部110から下方へ延び、先端部が、連動部材70の支持板72と前後方向で重なる位置に設けられている。
このように構成された規制部材100は、図5(a)における時計回りに揺動して退避位置に移動すると、第2アーム130が左右方向外側(支持板72の移動方向に直交する方向)に揺動して、前後方向において支持板72と重ならない位置に配置されるようになっている。そして、規制部材100は、ねじりコイルバネS1により、常に退避位置から規制位置へ向けて付勢されている。具体的に、ねじりコイルバネS1は、コイル部が規制部材100の軸部110に支持され、一方のアームがサイドフレーム22に当接し、他端のアームが規制部材100の第2アーム130に設けられたストッパ131に左右方向外側から当接し、第2アーム130をサイドフレーム22側へ押している。
また、規制部材100の第2アーム130は、規制位置から退避位置に移動するとき、連動部材70のカム71が支持板72から突出している方向、すなわち、左右方向外側に移動するようになっている。これにより、第2アーム130を、カム71が設けられているスペースを利用して動かすことができるので、装置の小型化を図ることが可能である。
図3(c)および図5(a)に示すように、プロセスユニット42を構成するドロワ45は、右側の側面の後端部から左右方向外側へ突出する当接部の一例としての当接突起45Aを有している。当接突起45Aは、前後方向に延びる第1面451と、第1面451の後端から後方へ向かうにつれて上方へ向けて延びる第2面452とを有している。つまり、当接突起45Aは、プロセスユニット42の装着方向における下流側端部に、前後方向(装着方向)に対して傾斜した傾斜面を有している。
この当接突起45Aは、プロセスユニット42が装着位置に位置するときに、規制部材100の第1アーム120に上側から当接することで、規制部材100を退避位置に移動可能な高さ位置に設けられている。
以上のように構成されたカラープリンタ1の作用および効果について説明する。
プロセスユニット42が装着位置に位置するとき、図5(a)に示すように、プロセスユニット42の当接突起45Aが規制部材100の第1アーム120に当接しており、規制部材100が退避位置に位置し、支持板72と干渉しない姿勢となっている(図3(a)も参照)。
フロントカバー21を開くと、図3(b)に示すように、連動部材70が前方へ移動して、支持板72の係合凹部72Aが、前後方向において規制部材100と同じ位置に配置される。
そして、プロセスユニット42を非装着位置へ向けて移動させると、図5(b)に示すように、プロセスユニット42の当接突起45Aと規制部材100の第1アーム120の当接が解除され、規制部材100がねじりコイルバネS1の付勢力によって規制位置に移動する。これにより、規制部材100の第2アーム130が支持板72の係合凹部72Aに入り込む(図3(c)も参照)。
この状態で、フロントカバー21を閉じようとすると、図3(c)に示すように、支持板72の係合凹部72Aの縁が規制部材100の第2アーム130に係合して引っかかるため、フロントカバー21を閉じることができない。これにより、プロセスユニット42が非装着位置に位置するときに、フロントカバー21が閉じられるのを抑制することができる。
また、規制部材100の第2アーム130が支持板72の係合凹部72Aに係合しているので、規制部材100により連動部材70の離脱位置から接続位置への移動が規制される。これにより、プロセスユニット42が非装着位置に位置するときに、連動部材70が接続位置に位置することで、カップリング64が受動部材471以外の部分に当接した状態で回転するのを抑制することができる。
図3(b)に示すように、プロセスユニット42を装着位置へ移動させると、ドロワ45の当接突起45Aが規制部材100の第1アーム120に当接して、第1アーム120を押し下げる。これにより、規制部材100が規制位置から退避位置に揺動して、第2アーム130が支持板72の係合凹部72Aから退避する(図5(a)も参照)。なお、当接突起45Aの後端面は、傾斜面である第2面452なので、当接突起45Aが第1アーム120に引っかかることなく、第1アーム120を押し下げることができる。
この状態で、フロントカバー21を閉じると、支持板72と規制部材100が干渉しないので、図3(a)に示すように、連動部材70が離脱位置に移動するとともに、フロントカバー21を閉じることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。第2実施形態においては、図6(a),(b)に示すように、規制部材200が上下動することで、規制位置と退避位置の間を移動するように構成されている。なお、本実施形態では、前記した第1実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付して、その説明を省略することとする。
規制部材200は、図7(a),(b)に示すように、右側のサイドフレーム22の左右方向外側から右側のサイドフレーム22の開口部22Aを通して左右方向内側へ突出する第1アーム210と、右側のサイドフレーム22の左右方向外側において第1アーム210から下方へ延びる第2アーム220とを有し、略L字状に形成されている。
この規制部材200は、上下に移動することで、図7(a)に示すような、第2アーム220が連動部材70の支持板72と前後方向で重なる規制位置と、図7(b)に示すような、規制位置から上方へ退避して、第2アーム220が支持板72と前後方向で重ならない退避位置との間を移動可能となっている。そして、規制部材200は、ばねS2によって、常に下方、つまり、規制位置へ向けて付勢されている。
プロセスユニット42のドロワ45は、後端部に、上方に向けて突出する当接突起45Bを有している(図6(b)参照)。この当接突起45Bは、プロセスユニット42が装着位置に位置するときに、規制部材200の第1アーム210に下側から当接して、規制部材200を退避位置に位置させることが可能な高さ位置に設けられている。
このように構成されたカラープリンタ1の作用および効果について説明する。
図6(a)に示すように、フロントカバー21が開いた状態でプロセスユニット42が非装着位置に位置するときには、規制部材200は、規制位置に位置し、第2アーム220が連動部材70の支持板72の係合凹部72Aに入り込んでいる。これにより、フロントカバー21を閉じようとすると、係合凹部72Aの縁が第2アーム220に係合して、フロントカバー21を閉じることができないので、プロセスユニット42が非装着位置に位置するときに、フロントカバー21が閉じられるのを抑制することができる。
また、規制部材200によって連動部材70の離脱位置から接続位置へ移動が規制されるので、プロセスユニット42が非装着位置に位置するときに、感光ドラム47Aを駆動するためのカップリング64が受動部材471以外の部分に当接した状態で回転するのを抑制することができる。
プロセスユニット42を装着位置へ移動させると、図6(b)および図7(b)に示すように、ドロワ45の当接突起45Bが規制部材200の第1アーム210に当接し、第1アーム210を押し上げる。これにより、規制部材200が退避位置に位置して、連動部材70の支持板72と規制部材200の第2アーム220の係合が解除されるので、フロントカバー21を閉じることができるとともに、連動部材70が離脱位置に移動することができる。
[第3実施形態]
次に、本発明の第3実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。第3実施形態においては、図8(a)〜(c)に示すように、プロセスユニットの一例としてのプロセスカートリッジ46Aが開閉部材の一例としてのトップカバー23を開くことで筐体2に対して着脱可能に構成されている。なお、本実施形態では、前記した第1実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付して、その説明を省略することとする。
カラープリンタ1Aは、筐体2の上部に形成された開口の一例としての装着口2Bを開閉するためのトップカバー23を備えている。このカラープリンタ1Aでは、装着口2Bからプロセスカートリッジ46Aを別々に着脱できるようになっている。そして、カラープリンタ1Aは、プロセスカートリッジ46Aの左右方向外側(本実施形態では、一例として右側)に配置される連動部材80と、4つの規制部材300とを備えている。
トップカバー23は、後端部を中心に筐体2に対して回動可能となっている。また、トップカバー23は、後端部から筐体2の内側へ向けて延びる連結部23Aを有している。この連結部23Aは、連動部材80に回動可能に連結されている。
連動部材80は、最も前側に配置されるプロセスカートリッジ46Aと最も後側に配置されるプロセスカートリッジ46Aとに重なるような大きさで前後方向に延びる板状の部材であり、筐体2に前後に移動可能に支持されている。この連動部材80は、トップカバー23が開くのに連動して前方へ移動し、トップカバー23が閉じるのに連動して後方へ移動するようになっている。
連動部材80は、装着位置に位置する各プロセスカートリッジ46Aに対応する位置において、下端部からプロセスカートリッジ46Aの着脱方向に平行な方向に凹む係合凹部81を有している。
各規制部材300は、各係合凹部81に対応して設けられている。規制部材300は、図9(a),(b)に示すように、右側のサイドフレーム22の左右方向外側から右側のサイドフレーム22の開口部22Aを通して左右方向内側へ突出する第1アーム310と、右側のサイドフレーム22の左右方向外側において第1アーム310から上方へ延びる第2アーム320とを有し、略L字状に形成されている。
この規制部材300は、プロセスカートリッジ46Aの着脱方向に平行な方向に移動することで、図9(b)に示すような、第2アーム320が連動部材80と前後方向で重なる規制位置と、図9(a)に示すような、規制位置から下方へ退避して、第2アーム320が連動部材80と前後方向で重ならない退避位置との間を移動可能となっている。そして、規制部材300は、ばねS3によって、常に規制位置へ向けて付勢されている。
このように構成されたカラープリンタ1Aの作用および効果について説明する。
図8(a)に示すように、トップカバー23が開いた状態ですべてのプロセスカートリッジ46Aが非装着位置に位置するときには、すべての規制部材300は、規制位置に位置し、連動部材80の係合凹部81に入り込んでいる。これにより、トップカバー23を閉じようとすると、係合凹部81の縁が規制部材300の第2アーム320に係合するため、フロントカバー21を閉じることができないので、プロセスカートリッジ46Aが非装着位置に位置するときに、フロントカバー21が閉じられるのを抑制することができる。
プロセスカートリッジ46Aをすべて装着位置へ移動させると、図8(b)および図9(a)に示すように、プロセスカートリッジ46Aの角が規制部材300の第1アーム310に当接し、第1アーム310を押し下げる。これにより、規制部材300が退避位置に移動して、連動部材80と規制部材300の第2アーム320の係合が解除されるので、図8(c)に示すように、トップカバー23を閉じることができる。
なお、本実施形態においては、プロセスカートリッジ46Aを一つでも非装着位置へ移動させると、そのプロセスカートリッジ46Aに対応した規制部材300が規制位置へ移動するので、トップカバー23を閉じることができなくなる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、プロセスカートリッジ46が複数設けられたカラープリンタ1,1Aに本発明を適用したが、プロセスカートリッジが1つだけ設けられたモノクロのレーザプリンタに本発明を適用してもよい。
1 カラープリンタ
2 筐体
2A 装着口
21 フロントカバー
42 プロセスユニット
45 ドロワ
45A 当接突起
46 プロセスカートリッジ
61 駆動源
64 カップリング
70 連動部材
71 カム
72 支持板
100 規制部材
130 第2アーム
471 受動部材

Claims (7)

  1. 開口を有する筐体と、
    前記開口を通して、前記筐体内に装着された装着位置と、前記装着位置よりも前記筐体の外側に位置する非装着位置との間を移動可能に構成されるプロセスユニットと、
    前記開口を開閉する開閉部材と、
    前記開閉部材が閉じるのを規制する規制位置と、前記規制位置から退避した退避位置とに移動可能に構成された規制部材と、を備え、
    前記規制部材は、前記プロセスユニットが前記装着位置に位置するとき、前記退避位置に位置し、前記プロセスユニットが前記装着位置から前記非装着位置に移動するのに連動して、前記規制位置に移動するように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記筐体に設けられ、駆動源から駆動力が伝達される駆動部材と、
    前記プロセスユニットに設けられ、前記プロセスユニットが前記装着位置に位置するときに、前記駆動部材に対応する位置に配置される受動部材と、
    前記開閉部材の開閉動作に連動し、前記開閉部材が閉じている状態で、前記駆動部材を前記受動部材側に進出した状態にして、前記駆動部材を前記受動部材に接続させる接続位置に位置し、前記開閉部材が開いている状態で、前記駆動部材を前記受動部材から離脱した状態にする離脱位置に位置するように構成された連動部材と、を備え、
    前記規制部材は、前記規制位置に位置するとき、前記連動部材に係合して、前記連動部材の前記離脱位置から前記接続位置への移動を規制する係合部を有していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記係合部は、前記規制部材が前記規制位置と前記退避位置の間を移動するとき、前記連動部材の移動方向に対して直交する方向に移動することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記連動部材は、前記プロセスユニットの着脱方向に沿って前記接続位置と前記離脱位置の間を移動可能であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記プロセスユニットは、前記規制部材と当接する当接部を有し、
    前記当接部は、前記プロセスユニットの装着方向における下流側端部に、前記装着方向に対して傾斜した傾斜面を有していることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記連動部材は、本体部と、前記本体部から突出し、前記駆動部材に当接して前記駆動部材を進退させる突出部を有し、
    前記規制部材は、前記規制位置から前記退避位置に移動するとき、前記突出部が前記本体部から突出している方向に移動可能に設けられていることを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記プロセスユニットは、複数のプロセスカートリッジと、前記複数のプロセスカートリッジを着脱可能に支持し、前記筐体から引き出し可能に構成された引出部材とを有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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