JP2023098281A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置本体の小型化を図った場合でもカム部材と周辺部材との干渉を抑制して、カム部材の可動領域を確保できる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置1は、現像ローラ52に駆動力を伝達するカートリッジ側カップリング521を有するプロセスカートリッジ50と、プロセスカートリッジ50が装着され、モータ4を備え、カートリッジ側カップリング521に接続する接続位置と、カートリッジ側カップリング521から離間した離間位置とに移動可能な本体側カップリング71と、本体側カップリング71を接続位置に配置させる第1位置と、本体側カップリング71を離間位置に配置させる第2位置とに移動可能なジョイントカム74と、モータ4から駆動力が伝達される定着ギア63とを有する装置本体2とを備え、定着ギア63は、ジョイントカム74が第1位置にあるときにジョイントカム74の後端部が内部に侵入する凹部633を有する。【選択図】図9
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
従来、駆動部材を備えた装置本体にプロセスカートリッジが着脱可能に装着されており、プロセスカートリッジ内の部材に駆動力を伝達するカートリッジ側カップリングがプロセスカートリッジに設けられ、カートリッジ側カップリングに接続する接続位置とカートリッジ側カップリングから離間した退避位置とに移動可能な本体側カップリングと、本体側カップリングを接続位置に配置させる第1位置と本体側カップリングを退避位置に配置させる第2位置とに移動可能なカム部材と、駆動部材に駆動力を伝達する回転部材と、が装置本体に設けられた画像形成装置が知られている。(例えば特許文献1参照)。
カム部材は、装置本体を開閉するカバーを閉じたときに第1位置に移動して本体側カップリングを接続位置に配置させ、カバーを開いたときに第2位置に移動して本体側カップリングを退避位置に配置させるように構成されている。
上述の画像形成装置においては、第1位置と第2位置とに移動するカム部材の可動領域を確保する必要があるが、装置本体の小型化を図った場合、カム部材が移動した際に回転部材等の周辺部材と干渉することになり、カム部材の可動領域を確保することが困難であった。
そこで、本発明においては、装置本体の小型化を図った場合でも、カム部材が周辺部材と干渉することを抑制して、カム部材の可動領域を確保することができる画像形成装置を提供する。
上記課題を解決する画像形成装置は、以下の特徴を有する。
即ち、画像形成装置は、カートリッジ内の部材に駆動力を伝達するカートリッジ側カップリングを有するカートリッジと、前記カートリッジが着脱可能に装着され、モータを備える装置本体であって、前記カートリッジ側カップリングに接続する接続位置と、前記カートリッジ側カップリングから離間した離間位置とに移動可能な本体側カップリングと、前記本体側カップリングを前記接続位置に配置させる第1位置と、前記本体側カップリングを前記離間位置に配置させる第2位置とに移動可能なジョイントカムと、前記モータから駆動力が伝達される回転部材と、を有する装置本体と、を備え、前記回転部材は、前記ジョイントカムが前記第1位置に位置するときに、前記ジョイントカムの端部が内部に侵入する凹部を有する。
これにより、装置本体の小型化を図った場合でも、ジョイントカムが周辺部材である回転部材と干渉することを抑制して、ジョイントカムの可動領域を確保することができる。
また、前記回転部材は、第1ギアと第2ギアとを有する2段ギアであり、前記凹部は、前記第1ギアと前記第2ギアとの間に位置する。
これにより、2段ギアの機能を損なうことなく、ジョイントカムと回転部材とが干渉することを抑制できる。
また、前記回転部材は、回転軸心に沿って延びる金属製の回転軸を有している。
回転部材の凹部が形成された部分は肉厚が薄くなって剛性が低下する傾向にあるが、回転軸を金属製とすることで、回転部材の凹部が形成された部分の剛性を確保することができる。
また、前記装置本体は、前記回転部材を覆うカバーを備え、前記カバーは、前記回転部材に係止して前記回転部材の回転軸心方向への移動を規制する規制リブを有する。
これにより、例えば回転部材の回転軸心方向への移動を規制する構成として、回転軸に係止するフックを回転部材から回転軸心方向へ延ばして形成した場合に比べて、回転軸心方向の省スペース化を図ることができる。また、回転部材のカバーに、回転部材に係止する規制リブを形成することで、回転軸にフックが係止するための追加工を行う必要がなく、コストアップすることを抑制できる。
また、前記回転部材は、シートにトナー像を定着させる定着器に駆動力を伝達する定着ギアである。
これにより、回転部材とジョイントカムとが干渉することを抑制できる。
また、回転部材は、第1素材により形成される第1部と、前記第1素材と異なる第2素材により形成される第2部とを有し、前記第1素材は耐熱性樹脂であり、前記第1部は前記第2部よりも前記定着器の近くに位置する。
これにより、定着器の近くに位置する第1部を耐熱性樹脂により形成することで、回転部材に対する定着器からの熱の影響を低減することができる。
また、前記装置本体は、前記カートリッジに作用を及ぼす作用位置と前記カートリッジに作用を及ぼさない非作用位置とに移動可能な作用カムと、前記作用カムと前記ジョイントカムとを連結するリンクとを有し、前記ジョイントカムは、前記リンクが有するボスをスライド可能に案内する。
これにより、ジョイントカムのレールと回転部材とが干渉することを抑制できる。
また、前記レールの上端は、前記回転部材の回転軸心よりも下方に位置する。
これにより、レールが回転部材の凹部内に侵入した際の、ジョイントカムと回転部材との隙間を大きく確保することができる。
また、前記リンクの前記ボスは、前記ジョイントカムが前記第1位置にあるときの下位置と、前記ジョイントカムが前記第1位置と第2位置との間の第3位置にあるときの前記下位置よりも上方の上位置との間を移動し、前記下位置ある前記ボスは、前記回転部材と干渉しない。
これにより、ジョイントカムが第1位置に移動したときに、リンクのボスと回転部材とが干渉することを抑制できる。
また、前記装置本体を閉塞する閉位置と前記装置本体を開放する開位置との間で移動可能に設けられる開閉カバーと、回動可能に設けられ、前記ジョイントカムを駆動する回動片であって、前記ジョイントカムを第1位置に駆動する第1回動位置と、前記ジョイントカムを第2位置に駆動する第2回動位置とに回動可能な回動片と、を備え、前記回動片は、前記第1回動位置から前記第2回動位置へ回動する過程において前記リンクと干渉することを抑制する逃げ形状を有している。
これにより、回動片が第1回動位置から第2回動位置に回動する過程において、回動片とリンクとが干渉することを逃げ形状により抑制して、ジョイントカムを第1位置から第2位置へ円滑に駆動することができる。
また、前記開閉カバーの移動に伴って移動し、前記開閉カバーが前記閉位置から前記開位置へ移動するときに前記回動片に接触して、前記回動片を前記第1回動位置から前記第2回動位置へ向けて回動する方向に押圧する押圧部材と、前記押圧部材の移動軌跡を規定するプロファイルが形成されたプロファイル部材と、を備え、前記回動片は、前記開閉カバーが前記閉位置にあるときに前記押圧部材が接触する第1接触位置と、前記開閉カバーが前記閉位置と前記開位置との間の途中位置にあるときに前記押圧部材が接触する第2接触位置と、前記開閉カバーが前記開位置にあるときに前記押圧部材が接触する第3接触位置とを有し、前記押圧部材が前記第1接触位置に接触しているときに前記第1回動位置に回動し、前記押圧部材が前記第2接触位置および前記第3接触位置に接触しているときに前記第2回動位置に回動し、前記押圧部材は、前記開閉カバーが前記閉位置から前記途中位置へ移動する過程において、前記回動片の前記第1接触位置から前記第2接触位置までの第1領域に接触しながら前記プロファイルに沿って移動し、前記開閉カバーが前記途中位置から前記開位置へ移動する過程において、前記回動片の前記第2接触位置から前記第3接触位置までの第2領域に接触しながら前記プロファイルに沿って移動し、前記逃げ形状は、前記回動片の前記第2領域に形成されている。
このように、回動片の逃げ形状は第2領域に形成されているが、第2領域には押圧部材から大きな荷重が作用することがないため、回動片および押圧部材を大きく形成する必要がなく、装置本体の小型化を図ることができる。
本発明によれば、装置本体の小型化を図った場合でも、ジョイントカムが周辺部材と干渉することを抑制して、ジョイントカムの可動領域を確保することができる。
次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。
[画像形成装置]
図1~図3に示す画像形成装置1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態であり、電子写真方式により、シートSに複数色の画像を形成するカラーレーザプリンタである。
図1~図3に示す画像形成装置1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態であり、電子写真方式により、シートSに複数色の画像を形成するカラーレーザプリンタである。
以下の説明では、図1における右側を画像形成装置1の前側、図1における左側を画像形成装置1の後側と規定し、図1おける紙面手前側を画像形成装置1の左側、図1における紙面奥側を画像形成装置1の右側と規定する。また、図1における上側および下側を、それぞれ画像形成装置1の上側および下側と規定する。
画像形成装置1は、装置本体2と、シートSを支持する給紙トレイ10およびシートSを搬送するシート搬送部30を有する給紙部3と、給紙部3により搬送されてきたシートSにトナー像を形成する画像形成部5と、シートSにトナー像を定着させる定着器6とを備えている。
装置本体2は略直方体形状に形成されており、給紙部3、画像形成部5、および定着器6を収容している。装置本体2の上面には開口部2Aが開口している。画像形成装置1は、装置本体2の開口部2Aを開閉可能なトップカバー21を有している。トップカバー21は、開閉カバーの一例である。
トップカバー21は、装置本体2に後端部の回動軸21aを中心として回動可能に支持されている。トップカバー21は、回動軸21aを中心として回動することにより、開口部2Aを閉塞する閉位置(図2に示す位置)と、開口部2Aを開放する開位置(図3に示す位置)との間を移動可能である。トップカバー21には前側から後側へ向かうにつれて下方に傾斜する排紙トレイ21bが形成されている。
図3に示すように、トップカバー21と装置本体2との間にはダンパー22が介装されている。ダンパー22は、画像形成装置1の左右端部にそれぞれ設けられている。ダンパー22は、シリンダ221とピストン222とを有している。シリンダ221は、装置本体2に回動支点221aを中心として回動可能に支持されている。ピストン222は、シリンダ221に対して伸縮可能に構成されており、トップカバー21に回動支点222aを中心として回動可能に支持されている。
トップカバー21と装置本体2との間にダンパー22を介装することで、トップカバー21の開閉操作に要する力を低減するとともに、トップカバー21が自重によって急激に閉じることを抑制することが可能となっている。
給紙部3は、装置本体2の下部に配置されており、給紙トレイ10に支持されるシートSをシート搬送部30によって画像形成部5に搬送するものである。給紙トレイ10は、前後方向へスライド可能に構成されており、装置本体2に収容される収容位置と、収容位置から前方へ引き出された分離位置との間で移動可能に構成されている。
シート搬送部30は、給紙ローラ32と、分離ローラ33と、分離パッド33aと、搬送ローラ対34と、レジストローラ対35とを備えている。装置本体2内には、給紙トレイ10から画像形成部5を経由して排紙トレイ21bへ至るシートSの搬送経路Pが構成されている。
給紙トレイ10に支持されるシートSは、給紙ローラ32、分離ローラ33および分離パッド33aにより1枚ずつ分離されて搬送経路Pに送り出される。給紙ローラ32は、給紙トレイ10から画像形成部5に向けてシートSを搬送するローラである。分離ローラ33および分離パッド33aは、給紙トレイ10に支持されるシートSを一枚ずつ分離する分離手段を構成している。
搬送経路Pに送り出されたシートSは、搬送ローラ対34と、レジストローラ対35とにより画像形成部5に向けて搬送される。レジストローラ対35は、搬送されるシートSの先端の移動を規制して一旦停止させた後、シートSを所定のタイミングにて画像形成部5に向けて搬送する。
画像形成部5は給紙部3の上方に配置されており、前後方向に並設される4つのプロセスカートリッジ50を備えている。プロセスカートリッジ50は、カートリッジの一例である。各プロセスカートリッジ50は、ブラック、イエロー、マゼンタ、およびシアンの各色に対応して設けられている。プロセスカートリッジ50は、装置本体2に着脱可能に装着されている。プロセスカートリッジ50は、感光ドラム51と、現像ローラ52と、供給ローラ53と、帯電器54とを備えている。プロセスカートリッジ50は、感光ドラム51を備えるドラムカートリッジと、現像ローラ52を備える現像カートリッジとからなる。
プロセスカートリッジ50は、現像ローラ52の回転軸心が左右方向に沿った姿勢で装置本体2に装着されている。現像ローラ52は、感光ドラム51に当接する当接位置と、感光ドラム51から離間する離間位置とに移動可能に構成されている。供給ローラ53は、プロセスカートリッジ50に収容されるトナーを現像ローラ52に供給する。
装置本体2は、感光ドラム51の表面を露光する露光ヘッド59を有している。露光ヘッド59は、トップカバー21に支持されている。露光ヘッド59は、各感光ドラム51に対応して4つ設けられており、各露光ヘッド59は前後方向に並設されている。露光ヘッド59はトップカバー21から下方へ延出しており、下端部に露光部59aを有している。露光部59aは、トップカバー21が閉じた状態において感光ドラム51の上方に近接して配置されている。露光部59aは、左右方向に並列される複数のLED素子を備えたLEDアレイにて構成されている。
感光ドラム51の搬送経路Pを挟んだ下方には、転写ベルト41が対向配置されている。転写ベルト41は、駆動ローラ42と駆動ローラ42の前方に配置される従動ローラ43との間に掛け渡されている。転写ベルト41、駆動ローラ42、および従動ローラ43によりベルト装置40が構成されている。転写ベルト41を挟んだ各感光ドラム51に対向する位置には、それぞれ転写ローラ44が配置されている。
画像形成部5においては、帯電器54によって一様に帯電された感光ドラム51が、それぞれ露光ヘッド59によって選択的に露光される。この露光により、感光ドラム51の表面から電荷が選択的に除去され、感光ドラム51の表面に静電潜像が形成される。
プロセスカートリッジ50に収容されるトナーは、供給ローラ53と現像ローラ52との間で正極性に帯電され、現像ローラ52の表面に担持される。現像ローラ52には現像バイアスが印加されており、感光ドラム51に形成された静電潜像が現像ローラ52に対向すると、静電潜像と現像ローラ52との間の電位差により、現像ローラ52から静電潜像にトナーが供給される。これによって、感光ドラム51の表面にトナー像が形成される。
画像形成部5へ向けて搬送されたシートSが転写ベルト41上に到達すると、転写ベルト41により搬送されて、転写ベルト41と各感光ドラム51との間を順次通過する。そして、感光ドラム51の表面上のトナー像は、シートSと対向したときに、転写ローラ44に印加された転写バイアスによってシートSに転写される。
なお、本実施形態における転写ベルト41は、トナー像が転写されるシートSを搬送する搬送ベルトに構成されているが、トナー像がベルト自身に転写され、ベルトに転写されたトナー像がさらにシートSに転写される中間転写ベルトに構成することも可能である。
トナー像が転写されたシートSは定着器6に搬送される。定着器6は加熱ローラ61と加熱ローラ61に圧接する加圧ローラ62とを備えている。加熱ローラ61は、装置本体2が備える図示しない電源により加熱される。装置本体2は、駆動部材であるモータ4、および定着ギア63を備えており(図1参照)、モータ4からの駆動力が定着ギア63を介して加熱ローラ61に伝達される。定着ギア63は、駆動部材から駆動力が伝達される回転部材の一例である。定着器6に搬送されたシートSは、加熱ローラ61と加圧ローラ62との間を通過する間にトナー像が熱定着される。
トナー像が熱定着されたシートSは、定着器6から搬送方向下流側に搬送され、さらに中間排紙ローラ対64、および中間排紙ローラ対64の搬送方向下流側に配置される排紙ローラ対65により搬送されて、排紙トレイ21bに排紙される。
図4に示すように、装置本体2は、左右方向に互いに離間して配置される第1本体フレーム24と、第2本体フレーム25とを備えている。第1本体フレーム24は、装置本体2の右端部に位置しており、前後方向および上下方向に延出している。第2本体フレーム25は、装置本体2の左端部に位置しており、前後方向および上下方向に延出している。
プロセスカートリッジ50および定着器6は、第1本体フレーム24と第2本体フレーム25との間に配置されている。第1本体フレーム24はプロセスカートリッジ50および定着器6の右方に配置されており、第2本体フレーム25は、プロセスカートリッジ50および定着器6の左方に配置されている。プロセスカートリッジ50は、第1本体フレーム24と第2本体フレーム25とによって着脱可能に支持されている。
[定着ギア]
図4、図5に示すように、定着ギア63は、第2本体フレーム25の後端部に支持されている。定着ギア63は、シートSにトナー像を定着させる定着器6に駆動力を伝達するためのギアである。
図4、図5に示すように、定着ギア63は、第2本体フレーム25の後端部に支持されている。定着ギア63は、シートSにトナー像を定着させる定着器6に駆動力を伝達するためのギアである。
図6~図8に示すように、定着ギア63は、回転軸心Xを中心として回転可能であり、回転軸心Xが左右方向に沿った姿勢で配置されている。定着ギア63は、第1部63Aと、第2部63Bと、回転軸63Cとを有している。
第1部63Aは樹脂部材により形成されており、第1ギア631と、篏合部632と、凹部633と、フランジ部634とを有している。第1ギア631は定着器6の加熱ローラ61に接続されており、駆動力を加熱ローラ61に伝達可能に構成されている。篏合部632は第2部63Bと篏合可能に構成されている。
凹部633は、第1ギア631および篏合部632よりも小径に形成されており、第1ギア631および篏合部632の外径形状よりも内径側に凹んだ形状に形成されている。フランジ部634は、篏合部632よりも外径側に突出した鍔形状に形成されている。第1ギア631においては、右方から左方へ向かって、第1ギア631、凹部633、フランジ部634、および篏合部632の順に配置されている。
第2部63Bは樹脂部材により形成されており、第2ギア635と、被篏合部636とを有している。第2部63Bにおいては、右方から左方へ向かって、被篏合部636および第2ギア635の順に配置されている。第2ギア635はモータ4に接続されており、モータ4からの駆動力が入力される。被篏合部636は、第1部63Aの篏合部632と篏合可能であり、篏合部632と被篏合部636とが篏合することで、第1部63Aと第2部63Bとが一体的に回転可能に接続されている。
第1部63Aと第2部63Bとを接続することにより形成された定着ギア63は、第1ギア631と第2ギア635とを有する2段ギアである。定着ギア63においては、右方から左方へ向かって、第1ギア631、凹部633、および第2ギア635の順に配置されている。つまり、左右方向において、凹部633は、第1ギア631と第2ギア635との間に位置している。
回転軸63Cは、回転軸心X沿って延びる金属製の軸部材によって形成されており、第1部63Aおよび第2部63Bに嵌挿されている。第1部63Aおよび第2部63Bは回転軸63Cに対して回転可能に構成されている。定着ギア63においては、第1部63Aが他の箇所よりも小径の凹部633を有しており、凹部633が形成された部分は他の箇所よりも肉厚が薄くなって剛性が低下する傾向にある。しかし、回転軸63Cを金属製とすることで、定着ギア63の凹部633が形成された部分の剛性を確保することが可能となっている。
装置本体2は、第2本体フレーム25の左方に配置され、第2本体フレーム25に支持される板金フレーム26を備えている。回転軸63Cは板金フレーム26に支持されており、回転軸63Cが板金フレーム26に支持されることで、定着ギア63が板金フレーム26を介して第2本体フレーム25に支持されている。
第2本体フレーム25は、左右方向に貫通する貫通孔251を有している。定着ギア63は貫通孔251に挿通されており、第2本体フレーム25の右方から左方にわたって配置されている。
定着ギア63の第1部63Aは第2部63Bよりも右方に位置しており、第1部63Aの第1ギア631は第2本体フレーム25よりも右方に突出している。また、第2部63Bの第2ギア635は第2本体フレーム25よりも左方に位置している。つまり、左右方向において、第1部63Aは、定着器6が配置される装置本体2の第2本体フレーム25よりも内側に突出していて、第2部63Bは、装置本体2の第2本体フレーム25よりも外側に配置されており、第1部63Aは第2部63Bよりも定着器6の近くに位置している。
定着ギア63においては、第1部63Aは第1素材により形成されており、第2部63Bは第1素材とは異なる第2素材により形成されている。第1素材は耐熱性樹脂にて形成されており、第2部63Bは非耐熱性樹脂により形成されている。
第1素材にて形成される第1部63Aは、第2素材にて形成される第2部63Bよりも発熱源となる定着器6の近くに位置しているが、定着器6の近くに位置する第1部63Aを耐熱性樹脂により形成することで、定着ギア63に対する定着器6からの熱の影響を低減することが可能となっている。また、第1部63Aよりも定着器6から離れて位置する第2部63Bを、耐熱性樹脂よりも安価な非耐熱性樹脂にて形成することで、定着ギア63の低コスト化を図ることができる。但し、第2部63Bを第1部63Aと同様の耐熱性樹脂にて形成することも可能である。
装置本体2は、定着ギア63を覆うカバー27を備えている。カバー27は、左右方向において第2本体フレーム25と板金フレーム26との間に配置されており、板金フレーム26に支持されている。カバー27は、定着ギア63の第2部63B、および第1部63Aの左端部を覆っている。
カバー27は、定着ギア63の外径側から内径側へ突出する規制リブ271を有している。規制リブ271は、定着ギア63の第1部63Aにおけるフランジ部634の右方に位置しており、フランジ部634に係止可能である。規制リブ271は、フランジ部634に係止することで、定着ギア63の回転軸心X方向への移動を規制することが可能である。
カバー27に規制リブ271を設けることで、例えば定着ギア63の回転軸心X方向への移動を規制する構成として、回転軸63Cに係止するフックを定着ギア63の第1部63Aから回転軸心X方向へ延ばして形成した場合に比べて、回転軸心X方向の省スペース化を図ることが可能である。また、定着ギア63のカバー27に、定着ギア63に係止する規制リブ271を形成することで、回転軸63Cにフックが係止するための追加工を行う必要がなく、コストアップすることを抑制できる。
[カートリッジ側カップリング]
図9に示すように、プロセスカートリッジ50は、現像ローラ52の左端部に接続されるカートリッジ側カップリング521を有している。カートリッジ側カップリング521は、プロセスカートリッジ50内の部材である現像ローラ52に駆動力を伝達するカップリング部材である。カートリッジ側カップリング521は、第2本体フレーム25の右方に位置している。
図9に示すように、プロセスカートリッジ50は、現像ローラ52の左端部に接続されるカートリッジ側カップリング521を有している。カートリッジ側カップリング521は、プロセスカートリッジ50内の部材である現像ローラ52に駆動力を伝達するカップリング部材である。カートリッジ側カップリング521は、第2本体フレーム25の右方に位置している。
[本体側カップリング]
図9に示すように、装置本体2は、本体側カップリング71と、駆動ギア72と、バネ73とを有している。本体側カップリング71は、カートリッジ側カップリング521に接続することで、モータ4からの駆動力を現像ローラ52に伝達するためのカップリング部材である。本体側カップリング71は、画像形成装置1が備える4つのプロセスカートリッジ50に対応して設けられており、4つの本体側カップリング71が前後方向に沿って並設されている。
図9に示すように、装置本体2は、本体側カップリング71と、駆動ギア72と、バネ73とを有している。本体側カップリング71は、カートリッジ側カップリング521に接続することで、モータ4からの駆動力を現像ローラ52に伝達するためのカップリング部材である。本体側カップリング71は、画像形成装置1が備える4つのプロセスカートリッジ50に対応して設けられており、4つの本体側カップリング71が前後方向に沿って並設されている。
本体側カップリング71は、第2本体フレーム25の左方に配置されており、第2本体フレーム25に左右方向へ移動可能に支持されている。本体側カップリング71は、カートリッジ側カップリング521に接続する右方の接続位置(図9(b)に示す位置)と、カートリッジ側カップリング521から離間した接続位置よりも左方の離間位置(図9(a)に示す位置)とに移動可能である。本体側カップリング71は、トップカバー21が閉位置にあるときに接続位置に位置し、トップカバー21が開位置にあるときに離間位置に位置する。
本体側カップリング71は、カートリッジ側カップリング521に接続されるジョイント部711と、ジョイント部711よりも大径のフランジ部712とを有している。
第2本体フレーム25は、カートリッジ側カップリング521および本体側カップリング71と対向する位置に、左右方向に貫通する連絡孔252を有している。本体側カップリング71が接続位置にあるときには、ジョイント部711が第2本体フレーム25の左方から連絡孔252を通じて第2本体フレーム25の右方へ突出する(図9(b)参照)。本体側カップリング71が離間位置にあるときには、本体側カップリング71は全体的に第2本体フレーム25の左方に退避する(図9(a)参照)。
駆動ギア72は、モータ4に接続されており、本体側カップリング71と一体的に回転可能に構成されている。本体側カップリング71が接続位置にあるときに、モータ4からの駆動力によって駆動ギア72が駆動されることで、互いに接続されているジョイント部711とカートリッジ側カップリング521とを通じて現像ローラ52に駆動力が伝達される。一方、本体側カップリング71が離間位置にあるときには、ジョイント部711とカートリッジ側カップリング521とは離間しているため、モータ4からの駆動力によって駆動ギア72が駆動されたとしても、現像ローラ52に駆動力は伝達されない。
バネ70は、本体側カップリング71のフランジ部712と駆動ギア72との間に介装されており、本体側カップリング71を右方へ付勢している。本体側カップリング71は、バネ70の付勢力によって、離間位置から接続位置に移動することが可能である。
[本体側カップリングの駆動機構]
図5、図9に示すように、装置本体2は、第2本体フレーム25に前後方向へ移動可能に支持されるジョイントカム74を有している。ジョイントカム74は、前後方向に沿って延びる長尺の板状部材により形成されており、定着ギア63の前方に位置している。ジョイントカム74は、後方へ移動することにより、本体側カップリング71を接続位置に配置させる第1位置(図9(b)に示す位置)に位置することが可能であり、前方へ移動することにより、本体側カップリング71を離間位置に配置させる第2位置(図9(a)に示す位置)に位置することが可能である。
図5、図9に示すように、装置本体2は、第2本体フレーム25に前後方向へ移動可能に支持されるジョイントカム74を有している。ジョイントカム74は、前後方向に沿って延びる長尺の板状部材により形成されており、定着ギア63の前方に位置している。ジョイントカム74は、後方へ移動することにより、本体側カップリング71を接続位置に配置させる第1位置(図9(b)に示す位置)に位置することが可能であり、前方へ移動することにより、本体側カップリング71を離間位置に配置させる第2位置(図9(a)に示す位置)に位置することが可能である。
図9、図10に示すように、ジョイントカム74は、開口部741と、傾斜カム742と、レール743と、駆動用孔744とを有している。開口部741および傾斜カム742は、4つの本体側カップリング71に対応して設けられており、前後方向に沿って4箇所に並設されている。
開口部741は、左右方向に貫通しており、前後方向に長い略長円形状に形成されている。開口部741は、前方に位置する第1開口741aと、第1開口741aの後方に連続して形成される第2開口741bとを有している。開口部741には、本体側カップリング71のジョイント部711が左方から挿通されている。
傾斜カム742は、開口部741における第2開口741bの上縁部と下縁部に形成されている。傾斜カム742は、前方から後方へ向かうに従って左方へ突出する傾斜面を有している。傾斜カム742には、本体側カップリング71のフランジ部712が当接可能である。
ジョイントカム74が後方に移動して第1位置にあるときには、本体側カップリング71のジョイント部711は開口部741における第1開口741aに位置している。ジョイント部711が第1開口741aに位置しているときには、フランジ部712は傾斜カム742と当接しておらず、本体側カップリング71はバネ73の付勢力により右方へ付勢されて接続位置に配置されている。
第1位置にあるジョイントカム74が前方へ移動すると、フランジ部712は傾斜カム742と当接して傾斜面により左方へ押圧され、本体側カップリング71は接続位置から左方へ移動する。ジョイントカム74が前方へ移動して、ジョイント部711が開口部741の第2開口741bに位置すると、左方へ移動した本体側カップリング71が離間位置に配置される。このように、ジョイントカム74が第1位置と第2位置との間で前後方向へ移動することで、本体側カップリング71が接続位置と離間位置との間で駆動される。
レール743は、ジョイントカム74の後端部に形成されており、上下方向に延びる溝形状を有している。駆動用孔744は、左右方向に貫通し、上下方向に延びる孔である。駆動用孔744は、ジョイントカム74の後端部におけるレール743の前方に位置している。レール743の上端は、駆動用孔744の上端よりも下方に位置している。
[ジョイントカムと定着ギアとの位置関係]
図5に示すように、装置本体2は、作用カム75と、リンク76とを有している。作用カム75は、前後方向に沿って延びる長尺の板状部材により形成されており、第2本体フレーム25に前後方向へ移動可能に支持されている。作用カム75は、後端部にリンク76が当接可能な当接部751を有している。
図5に示すように、装置本体2は、作用カム75と、リンク76とを有している。作用カム75は、前後方向に沿って延びる長尺の板状部材により形成されており、第2本体フレーム25に前後方向へ移動可能に支持されている。作用カム75は、後端部にリンク76が当接可能な当接部751を有している。
作用カム75は、カートリッジ50に作用を及ぼす作用位置と、カートリッジ50に作用を及ぼさない非作用位置とに移動可能である。作用カム75は、前方へ移動することで作用位置に配置され、後方へ移動することで非作用位置に配置される。作用カム75が作用位置に配置されたときにカートリッジ50に及ぶ作用は、例えばカートリッジ50を装置本体2に固定するロック作用、および現像ローラ52を感光ドラム51から離間させる離間作用である。
図11に示すように、リンク76は、略上下方向に延びており、上端部に位置するボス761と、下端部に位置する押圧部762と、ボス761と押圧部762との間の途中部に位置する回動軸763とを有している。リンク76は、第2本体フレーム25に回動軸763を中心として回動可能に支持されている。
図5に示すように、リンク76のボス761は、ジョイントカム74のレール743に摺動可能に係合している。レール743は、リンク76のボス761を上下方向へスライド可能に案内している。ボス761は、ジョイントカム74の前後方向への移動に伴って、上下方向に移動する。押圧部762は、作用カム75の当接部751に当接可能である。
リンク76は、ジョイントカム74が後方へ移動したときに、ボス761が後方へ移動する方向へ回動し、押圧部762は前方へ移動する。リンク76は、ジョイントカム74が前方へ移動したときに、ボス761が前方へ移動する方向へ回動し、押圧部762は後方へ移動する。
リンク76の押圧部762は、後方へ移動するときに、作用位置にある作用カム75の当接部751に当接して後方へ押圧し、作用カム75を作用位置から非作用位置へ移動させることが可能である。リンク76の押圧部762が作用カム75の当接部751に当接することで、ジョイントカム74と作用カム75とがリンク76により連結される。
図5、図9(b)、図12に示すように、トップカバー21が閉位置にあり、ジョイントカム74が後方へ移動して第1位置に位置するときには、ジョイントカム74の後端部と定着ギア63との前後方向の位置がオーバーラップしている。つまり、画像形成装置1においては、第1位置にあるジョイントカム74と定着ギア63とを前後方向にオーバーラップする位置に配置して装置本体2の小型化を図っている。
一方、ジョイントカム74が第1位置に位置するときには、ジョイントカム74の後端部が定着ギア63における凹部633の内部に侵入している。具体的には、ジョイントカム74が第1位置に位置するときに、ジョイントカム74の後端部に位置するレール743の上端部は定着ギア63の凹部633内に位置しており、定着ギア63と接触していない。
このように、第1位置にあるジョイントカム74の後端部が定着ギア63の凹部633内に侵入するように構成することで、第1位置にあるジョイントカム74と定着ギア63とが前後方向にオーバーラップする位置に配置されていても、ジョイントカム74と定着ギア63とが干渉することを抑制できる。これにより、装置本体2の小型化を図った場合でも、ジョイントカム74のレール743と定着ギア63とが干渉することなく、ジョイントカム74の前後方向における可動領域を確保することが可能となっている。
また、ジョイントカム74の端部が侵入する定着ギア63の凹部633は、2段ギアに構成される定着ギア63の第1ギア631と第2ギア635との間に位置しているため、定着ギア63の機能を損なうことなく、定着ギア63と定着ギア63とが干渉することを抑制することができる。
さらに、図12に示すように、ジョイントカム74におけるレール743の上端は、定着ギア63の回転軸心Xよりも下方に位置している。これにより、レール743の上端が定着ギア63の凹部633内に侵入した際の、ジョイントカム74と定着ギア63の隙間を大きく確保することが可能となっている。
また、図12に示すように、ジョイントカム74が第1位置にあるときには、リンク76はボス761が回動軸763よりも後方に位置した傾倒姿勢にあり、リンク76のボス761は下位置に移動している。ボス761の下位置は、ボス761がレール743の下端部にある位置である。トップカバー21が閉位置から開位置側へ回動して、ジョイントカム74が第1位置から前方へ移動すると、ボス761は前方へ移動しながらレール743に案内されて、下位置から上方へ移動する。
図13に示すように、ジョイントカム74が第1位置から前方へ移動して第1位置と第2位置との間の第3位置に達すると、リンク76はボス761が回動軸763の略上方に位置した起立姿勢となり、リンク76のボス761は下位置よりも上方の上位置に位置する。ボス761の上位置は、ボス761がレール743の上端部にある位置である。図14に示すように、トップカバー21がさらに開位置側へ回動して、ジョイントカム74が第3位置から第2位置へ移動すると、リンク76はボス761が回動軸763よりも前方に位置した傾倒姿勢となり、リンク76のボス761は下位置に位置している。
このように、リンク76のボス761は、ジョイントカム74が第1位置と第2位置との間を移動する間に下位置と上位置との間で移動し、ジョイントカム74が第1位置および第2位置に位置しているときには、ボス761は下位置に移動している。また、ボス761の下位置は、ボス761と定着ギア63とが干渉しない位置に設定されている。例えば下位置にあるボス761が、定着ギア63よりも下方に位置するように構成することができる。従って、ジョイントカム74が定着ギア63と近づく第1位置に移動したときであっても、ボス761と定着ギア63とが干渉することを抑制可能となっている。
トップカバー21が閉位置から開位置側へ回動した際の、ジョイントカム74が第1位置から前方へ移動して第2位置に到達したときのトップカバー21の位置は、閉位置と開位置との間の途中位置(図14に示す位置)である。図15に示すように、トップカバー21が途中位置からさらに回動して開位置まで移動したときにおいても、ジョイントカム74は第2位置に位置している。
[ジョイントカムの駆動機構]
図4、図12に示すように、第2本体フレーム25は、ダンパー22のシリンダ221を、回動支点221aを中心として回動可能に支持する回動支持部253を有している。回動支持部253は、第2本体フレーム25の後端部かつ上端部に位置している。シリンダ221は、回動支点221aのシリンダ221側とは反対側に突出する突出部223を有している。
図4、図12に示すように、第2本体フレーム25は、ダンパー22のシリンダ221を、回動支点221aを中心として回動可能に支持する回動支持部253を有している。回動支持部253は、第2本体フレーム25の後端部かつ上端部に位置している。シリンダ221は、回動支点221aのシリンダ221側とは反対側に突出する突出部223を有している。
装置本体2は、押圧部材81と、回動片82と、プロファイル部材83とを有している。押圧部材81はダンパー22の突出部223に支持されており、回動片82およびプロファイル部材83は第2本体フレーム25に支持されている。左右方向において、回動片82はジョイントカム74の左方に位置し、押圧部材81は回動片82の左方に位置し、プロファイル部材83は押圧部材81の左方に位置している。
回動片82は、ジョイントカム74を第1位置と第2位置との間で駆動するための部材であり、第2本体フレーム25に回動可能に支持されている。回動片82は、ジョイントカム74を第1位置に駆動する第1回動位置(図12に示す位置)と、ジョイントカム74を第2位置に駆動する第2回動位置(図14、15に示す位置)とに回動可能である。
図16に示すように、押圧部材81は、本体部811と、支持ピン812と、押圧ピン813と、プロファイルピン814とを有している。本体部811は、上下方向に長い矩形状の板状部材にて形成されている。本体部811の板面は、左右方向に面している。
支持ピン812は、本体部811の上端部における左側面から左方に突出しており、ダンパー22の突出部223に回動可能に支持されている。押圧ピン813は、本体部811の下端部における右側面から右方に突出しており、回動片82に接触可能である。プロファイルピン814は、本体部811の下端部における左側面から左方に突出しており、プロファイル部材83に係合可能に構成されている。プロファイルピン814と押圧ピン813とは同軸に配置されている。
押圧部材81は、トップカバー21の移動に伴って移動し、トップカバー21が閉位置から開位置へ移動するときに回動片82に接触して、回動片82を第1回動位置から第2回動位置へ向けて回動する方向に押圧する。
図17、図18に示すように、回動片82は、本体部821と、被支持部822と、嵌合突起823とを有している。本体部821は、上端の前後幅よりも下端の前後幅が小さく形成された略台形状の板状部材にて形成されている。本体部821の板面は、左右方向に面している。被支持部822は、本体部821における前端部かつ上端部に形成されている。被支持部822は第2本体フレーム25に回動可能に支持されており、回動片82は被支持部822を中心として回動することで、第1回動位置と第2回動位置とに移動可能である。
嵌合突起823は、本体部821の右側面から右方に突出しており、ジョイントカム74の駆動用孔744に摺動可能に嵌合している。嵌合突起823は、回動片82が第1回動位置と第2回動位置との間で移動するのに伴って、駆動用孔744内に沿って上下方向に移動する。嵌合突起823は、回動片82が第1回動位置にあるときには駆動用孔744の上下途中部に位置し(図12に示す位置)、回動片82が第2回動位置にあるときには駆動用孔744の上下途中部よりも上方の上端部に位置する(図14、15に示す位置)。
本体部821は上端面821Aおよび後端面821Bを有しており、上端面821Aおよび後端面821Bには押圧部材81の押圧ピン813が接触可能である。本体部821は、上端面821Aおよび後端面821Bにおいて押圧ピン813が接触する第1接触位置P1と、第2接触位置P2と、第3接触位置P3とを有している。
第1接触位置P1は、本体部821の上端面821Aにおける後端部に位置しており、トップカバー21が閉位置にあるときに押圧ピン813が接触する位置である。第2接触位置P2は、本体部821の後端面821Bにおける上端部に位置しており、トップカバー21が途中位置にあるときに押圧ピン813が接触する位置である。第3接触位置P3は、本体部821の後端面821Bにおける下端部に位置しており、トップカバー21が開位置にあるときに押圧ピン813が接触する位置である。
本体部821においては、上端面821Aおよび後端面821Bにおける第1接触位置P1から第2接触位置P2までの領域が第1領域R1であり、上端面821Aおよび後端面821Bにおける第2接触位置P2から第3接触位置P3までの領域が第2領域R2である。
本体部821は、第1回動位置と第2回動位置との間で移動する過程において、回動軸763を中心として回動するリンク76の上端部と干渉することを抑制する逃げ形状Faを有している。逃げ形状Faは、本体部821の後端面821Bにおける第2領域R2に形成されている。
逃げ形状Faは、逃げ形状Faの上端Fa1と下端Fa2とを結ぶ直線Lよりも前方へ凹んだ形状を有している。これにより、本体部821の後端面821Bと、本体部821の後方に位置するリンク76の上端部との距離を大きくすることができ、回動片82とリンク76とが干渉することを抑制可能となっている。
図19に示すように、プロファイル部材83は、板面が左右方向に面する板状部材にて形成されており、押圧部材81のプロファイルピン814が係合するプロファイル溝831を有している。プロファイル溝831は、プロファイル部材83の右側面に形成されており、プロファイルピン814が右方から係合している。
押圧部材81はダンパー22の回動動作に伴って移動し、プロファイル溝831は、押圧部材81が移動した際の押圧ピン813の移動軌跡を規定する。つまり、押圧部材81が移動する際に、プロファイルピン814がプロファイル溝831に沿って移動することで、押圧ピン813の移動軌跡が規定される。プロファイル溝831は、押圧部材の移動軌跡を規定するプロファイルの一例である。
プロファイル溝831は、第1溝部831Aと、第2溝部831Bと、屈曲部831Cとを有している。第1溝部831Aは、プロファイル部材83の上端から前斜め下方に傾斜している。第2溝部831Bは、第1溝部831Aの下端に連続して形成され、水平方向に対して第1溝部831Aよりも小さな角度で前斜め下方に傾斜している。屈曲部831Cは、第1溝部831Aと第2溝部831Bとの境界部に位置しており、プロファイル溝831は屈曲部831Cにおいて屈曲している。
図12に示すように、トップカバー21が閉位置にある状態では、回動片82の第1接触位置P1に押圧部材81の押圧ピン813に接触しており、回動片82は第1回動位置に位置し、ジョイントカム74は第1位置に位置している。
トップカバー21が閉位置から開位置へ向けて移動すると、ダンパー22はシリンダ221が上方へ移動する方向へ回動し、ダンパー22の突出部223は下方へ回動する。突出部223の回動に伴って押圧部材81が移動する。この場合、押圧部材81は、プロファイルピン814が係合するプロファイル溝831の第1溝部831Aに沿って、前斜め下方に移動する。
押圧部材81がプロファイル溝831に沿って移動することで、回動片82の上端面821Aまたは後端面821Bが、押圧部材81の押圧ピン813によって前斜め下方に押圧され、回動片82は被支持部822を中心として第1回動位置から前方へ回動する。回動片82が前方へ回動すると、駆動用孔744に嵌合する嵌合突起823によってジョイントカム74が第1位置から前方へ移動する。
図14に示すように、開位置へ向けて移動するトップカバー21が途中位置に到達したときには、押圧部材81のプロファイルピン814はプロファイル溝831の屈曲部831Cに位置しており、押圧部材81により押圧される回動片82は第2回動位置に回動している。この場合、回動片82により前方へ移動されるジョイントカム74は、第2位置に位置しており、押圧部材81の押圧ピン813は、回動片82の第2接触位置P2に接触している。
このように、押圧部材81は、トップカバー21が閉位置から途中位置へ移動する過程において、回動片82の第1接触位置P1から第2接触位置P2までの第1領域R1に接触しながらプロファイル溝831に沿って移動する。また、回動片82は、押圧部材81が回動片82の第2接触位置P2に接触しているときに、第2回動位置に回動する。
回動片82が第1回動位置から第2回動位置に回動する過程においては、回動片82の後端面821Bが逃げ形状Faを有しているため、回動片82とリンク76とが干渉することを抑制して、ジョイントカム74を第1位置から第2位置へ円滑に駆動することが可能となっている。
トップカバー21が途中位置から開位置へ向けて移動すると、押圧部材81のプロファイルピン814は、プロファイル溝831の屈曲部831Cから第2溝部831Bに沿って移動する。
図15に示すように、途中位置から移動してきたトップカバー21が開位置に到達したときには、押圧部材81のプロファイルピン814は第2溝部831Bの前端部に位置しており、回動片82は第2回動位置に回動している。この場合、ジョイントカム74は第2位置に位置しており、押圧部材81の押圧ピン813は、回動片82の第3接触位置P3に接触している。
第2溝部831Bは、第2回動位置にある回動片82の後端面821Bに沿った傾斜角度および形状に形成されており、プロファイルピン814がプロファイル溝831の屈曲部831Cから第2溝部831Bの前端部まで移動する際には、回動片82は第2回動位置にある状態が維持され、ジョイントカム74は第2位置にある状態が維持される。従って、プロファイルピン814がプロファイル溝831の屈曲部831Cから第2溝部831Bの前端部まで移動する際には、押圧部材81から回動片82の後端面821Bに大きな荷重が作用することがない。
このように、押圧部材81は、トップカバー21が途中位置から開位置へ移動する過程において、回動片82の第2接触位置P2から第3接触位置P3までの第2領域R2に接触しながらプロファイル溝831に沿って移動する。また、回動片82は、押圧部材81が回動片82の第3接触位置P3に接触しているときに、第2回動位置に回動する。
回動片82の逃げ形状Faは、押圧部材81から大きな荷重が作用することがない、後端面821Bにおける第2接触位置P2から第3接触位置P3までの第2領域R2に形成されている。従って、回動片82および押圧部材81を大きく形成する必要がなく、装置本体2の小型化を図ることが可能である。
1 画像形成装置
2 装置本体
2A 開口部
4 モータ
6 定着器
21 トップカバー
27 カバー
50 プロセスカートリッジ
52 現像ローラ
63 定着ギア
63A 第1部
63B 第2部
63C 回転軸
71 本体側カップリング
74 ジョイントカム
75 作用カム
76 リンク
81 押圧部材
82 回動片
83 プロファイル部材
271 規制リブ
521 カートリッジ側カップリング
631 第1ギア
633 凹部
635 第2ギア
743 レール
761 ボス
831 プロファイル溝
Fa 逃げ形状
P1 第1接触位置
P2 第2接触位置
P3 第3接触位置
R1 第1領域
R2 第2領域
S シート
X 回転軸心
2 装置本体
2A 開口部
4 モータ
6 定着器
21 トップカバー
27 カバー
50 プロセスカートリッジ
52 現像ローラ
63 定着ギア
63A 第1部
63B 第2部
63C 回転軸
71 本体側カップリング
74 ジョイントカム
75 作用カム
76 リンク
81 押圧部材
82 回動片
83 プロファイル部材
271 規制リブ
521 カートリッジ側カップリング
631 第1ギア
633 凹部
635 第2ギア
743 レール
761 ボス
831 プロファイル溝
Fa 逃げ形状
P1 第1接触位置
P2 第2接触位置
P3 第3接触位置
R1 第1領域
R2 第2領域
S シート
X 回転軸心
Claims (11)
- カートリッジ内の部材に駆動力を伝達するカートリッジ側カップリングを有するカートリッジと、
前記カートリッジが着脱可能に装着され、モータを備える装置本体であって、
前記カートリッジ側カップリングに接続する接続位置と、前記カートリッジ側カップリングから離間した離間位置とに移動可能な本体側カップリングと、
前記本体側カップリングを前記接続位置に配置させる第1位置と、前記本体側カップリングを前記離間位置に配置させる第2位置とに移動可能なジョイントカムと、
前記モータから駆動力が伝達される回転部材と、を有する装置本体と、
を備え、
前記回転部材は、前記ジョイントカムが前記第1位置に位置するときに、前記ジョイントカムの端部が内部に侵入する凹部を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記回転部材は、第1ギアと第2ギアとを有する2段ギアであり、
前記凹部は、前記第1ギアと前記第2ギアとの間に位置する請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記回転部材は、回転軸心に沿って延びる金属製の回転軸を有している請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記装置本体は、前記回転部材を覆うカバーを備え、
前記カバーは、前記回転部材に係止して前記回転部材の回転軸心方向への移動を規制する規制リブを有する請求項1~請求項3の何れか一項に記載の画像形成装置。 - 前記回転部材は、シートにトナー像を定着させる定着器に駆動力を伝達する定着ギアである請求項1~請求項4の何れか一項に記載の画像形成装置。
- 回転部材は、第1素材により形成される第1部と、前記第1素材と異なる第2素材により形成される第2部とを有し、
前記第1素材は耐熱性樹脂であり、
前記第1部は前記第2部よりも前記定着器の近くに位置する請求項5に記載の画像形成装置。 - 前記装置本体は、前記カートリッジに作用を及ぼす作用位置と前記カートリッジに作用を及ぼさない非作用位置とに移動可能な作用カムと、前記作用カムと前記ジョイントカムとを連結するリンクとを有し、
前記ジョイントカムは、前記リンクが有するボスをスライド可能に案内するレールを有し、
前記レールの端部は、前記ジョイントカムが前記第1位置に位置するときに前記回転部材の前記凹部内に位置する請求項1~請求項6の何れか一項に記載の画像形成装置。 - 前記レールの上端は、前記回転部材の回転軸心よりも下方に位置する請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記リンクの前記ボスは、前記ジョイントカムが前記第1位置にあるときの下位置と、前記ジョイントカムが前記第1位置と第2位置との間の第3位置にあるときの前記下位置よりも上方の上位置との間を移動し、
前記下位置ある前記ボスは、前記回転部材と干渉しない請求項7または請求項8に記載の画像形成装置。 - 前記装置本体を閉塞する閉位置と前記装置本体を開放する開位置との間で移動可能に設けられる開閉カバーと、
回動可能に設けられ、前記ジョイントカムを駆動する回動片であって、前記ジョイントカムを第1位置に駆動する第1回動位置と、前記ジョイントカムを第2位置に駆動する第2回動位置とに回動可能な回動片と、
を備え、
前記回動片は、前記第1回動位置から前記第2回動位置へ回動する過程において前記リンクと干渉することを抑制する逃げ形状を有している請求項7~請求項9の何れか一項に記載の画像形成装置。 - 前記開閉カバーの移動に伴って移動し、前記開閉カバーが前記閉位置から前記開位置へ移動するときに前記回動片に接触して、前記回動片を前記第1回動位置から前記第2回動位置へ向けて回動する方向に押圧する押圧部材と、
前記押圧部材の移動軌跡を規定するプロファイルが形成されたプロファイル部材と、
を備え、
前記回動片は、前記開閉カバーが前記閉位置にあるときに前記押圧部材が接触する第1接触位置と、前記開閉カバーが前記閉位置と前記開位置との間の途中位置にあるときに前記押圧部材が接触する第2接触位置と、前記開閉カバーが前記開位置にあるときに前記押圧部材が接触する第3接触位置とを有し、前記押圧部材が前記第1接触位置に接触しているときに前記第1回動位置に回動し、前記押圧部材が前記第2接触位置および前記第3接触位置に接触しているときに前記第2回動位置に回動し、
前記押圧部材は、前記開閉カバーが前記閉位置から前記途中位置へ移動する過程において、前記回動片の前記第1接触位置から前記第2接触位置までの第1領域に接触しながら前記プロファイルに沿って移動し、前記開閉カバーが前記途中位置から前記開位置へ移動する過程において、前記回動片の前記第2接触位置から前記第3接触位置までの第2領域に接触しながら前記プロファイルに沿って移動し、
前記逃げ形状は、前記回動片の前記第2領域に形成されている請求項10に記載の画像形成装置。
Priority Applications (2)
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JP2021214945A JP2023098281A (ja) | 2021-12-28 | 2021-12-28 | 画像形成装置 |
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