JP2015190819A - 放射性ガスモニタ - Google Patents

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Abstract

【課題】過酷事故に対応した高濃度レンジから平常時モニタによる低濃度レンジを含むワイドレンジで欠測なく測定可能な放射性ガスモニタを得る。【解決手段】遮蔽体14は、検出管11の中心軸と直交する中心軸を有する検出器設置用穴141を有している。要求される全測定レンジのうち低濃度側の測定レンジが割り当てられる柱状シンチレーション検出器12の放射線センサ121は、検出器設置用穴141の内部に配置される。高濃度側の測定レンジが割り当てられる電離箱13は、検出管11と平行に並べて配置される。柱状シンチレーション検出器12の測定レンジと電離箱13の測定レンジは互いにオーバーラップするように調整される。【選択図】図1

Description

本発明は、原子力施設の排気筒等に設置され、平常時モニタの測定濃度レンジ上限から過酷事故に対応した測定濃度レンジ上限まで測定可能な放射性ガスモニタに関する。
原子力施設の排気筒には、発電用軽水型原子炉施設における放出放射性物質の測定に関する指針に基づく平常時ガスモニタの他に、発電用軽水型原子炉施設における事故時の放射線計測に関する審査指針に基づき、原子炉冷却材喪失事故の際に放射性物質の環境への放出量の規模を推定するために事故時ガスモニタが設置されており、事故時ガスモニタは、測定濃度レンジ上限値が3.7×10Bq/cmを満たすように設計されている。また、測定下限値は、平常時ガスモニタの測定レンジ上限と適度にオーバーラップさせている。しかし、近年は原子炉冷却材喪失事故より過酷な事故を想定し、従来の事故時ガスモニタより温度条件が厳しく、高濃度側にレンジを大幅に拡大した過酷事故時ガスモニタが求められている。
高濃度側にレンジを拡大する手法の先行例として、特許文献1には、容量の異なる二つの試料容器を備え、容積の大きな容器を低濃度測定容器とし、容積の小さな容器を高濃度測定容器とした放射性ガスモニタが示されている。この例では、遮蔽体の内部に、高濃度測定容器、コリメータ、低濃度測定容器、および放射線検出器がこの順に配列され、所定の放射線測定値において第1試料容器と第2試料容器の通流を電磁弁により自動的に切り替えるようにしている。
また、特許文献2には、1つの試料容器と放射線検出器の間に放射線検出器と同等の内径の可動コリメータを配置した放射能濃度測定装置が示されている。この例では、低濃度レンジ測定時は、可動コリメータを放射線検出器に近接させて測定の障害にならないようにし、高濃度レンジ測定時は、可動コリメータを試料容器に近接させて、放射線検出器に入射する単位時間当たりの放射線の数を絞るようにしている。
特開2001−153956号公報 特開2005−9890号公報
特許文献1に示された試料容器切り替え方式では、容積の大きな低濃度測定容器から容積の小さな高濃度測定容器に通流を切り替える際に、高濃度測定容器と放射線検出器との間に配置されている低濃度測定容器のパージを行うため、その時間は欠測になるという問題があった。
また、特許文献2に提示された可動コリメータ方式では、測定レンジを広くするために可動コリメータの移動距離を大きくする必要があり、遮蔽体が大きくなる。さらに、可動コリメータが移動している間は測定結果が不安定になり、短時間応答が要求される高濃度レンジでの安定性と応答性に問題があった。また、可動コリメータを移動させるため機構が複雑になるという問題や、測定精度を上げるために可動コリメータの停止位置等の精密性が要求され、製造コストが高くなるという問題があった。
さらに、近年では、過酷事故に対応するため、測定濃度レンジ上限値が1×1011Bq/cmを満たす放射性ガスモニタが求められているが、前述の試料容器切り替え方式や可動コリメータ方式では対応が難しい。すなわち、試料容器切り替え方式では高濃度測定容器を非常に小さな寸法にする必要があり、可動コリメータ方式ではコリメータを非常に小さな寸法にする必要があるため、いずれも製造が困難で実現性がない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、過酷事故に対応した高濃度レンジから平常時モニタによる低濃度レンジを含むワイドレンジで測定可能であると共に、測定レンジ切り替え時の欠測がなく安定性と応答性が良好であり、さらに遮蔽体の小型化が可能な放射性ガスモニタを提供することを目的とする。
本発明に係る放射性ガスモニタは、試料ガスに含まれる放射性核種から放出される放射線を検出する検出部と、検出部からの信号を処理し放射能濃度に対応する工学値を出力する測定部とを備え、検出部は、試料ガスを通流させる検出管と、要求される全測定レンジのうち低濃度側の測定レンジが割り当てられる第1検出器と、要求される全測定レンジのうち高濃度側の測定レンジが割り当てられる第2検出器と、検出管、第1検出器、および第2検出器を環境放射線から遮蔽する遮蔽体とを有し、測定部は、第1検出器からの信号を処理する第1測定部と、第2検出部からの信号を処理する第2測定部を有し、遮蔽体は、検出管の中心軸と直交する中心軸を有する検出器設置用穴を少なくとも1つ有し、第1検出器および第2検出器のうち少なくとも第1検出器は検出器設置用穴の内部に配置されると共に、第1検出器の測定レンジと第2検出器の測定レンジが互いにオーバーラップするように検出管の内径および検出管と第1検出器との相対位置が決定されるものである。
本発明に係る放射性ガスモニタによれば、遮蔽体に設けられた検出器設置用穴の内部に少なくとも第1検出器を配置し、第1検出器の測定レンジと第2検出器の測定レンジが互いにオーバーラップするようにしたので、過酷事故に対応した高濃度レンジから平常時モニタによる低濃度レンジを含むワイドレンジで測定可能であると共に、測定レンジ切り替え時の欠測がなく安定性と応答性が良好であり、さらに遮蔽体の小型化により低コスト化が可能である。
本発明の実施の形態1に係る放射性ガスモニタを横から見た断面図である。 本発明の実施の形態1に係る放射性ガスモニタを上から見た断面図である。 本発明の実施の形態1に係る放射性ガスモニタの低レンジ測定部を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る放射性ガスモニタの高レンジ測定部を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る放射性ガスモニタにおける検出管内径と感度の関係を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る放射性ガスモニタにおける測定レンジの配分を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る放射性ガスモニタを横から見た断面図である。 本発明の実施の形態2に係る放射性ガスモニタを上から見た断面図である。 本発明の実施の形態2に係る放射性ガスモニタのファイバー状シンチレーション検出器を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る放射性ガスモニタの高レンジ測定部を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る放射性ガスモニタのコリメータを示す図である。 本発明の実施の形態4に係る放射性ガスモニタを示す図である。 本発明の実施の形態5に係る放射性ガスモニタの低レンジ測定部における演算の流れを示す図である。 本発明の実施の形態5に係る放射性ガスモニタの高レンジ測定部における演算の流れを示す図である。 本発明の実施の形態6に係る放射性ガスモニタを示す図である。 本発明の実施の形態6に係る放射性ガスモニタを示す図である。 本発明の実施の形態6に係る放射性ガスモニタにおける温度補償テーブルを示す図である。
実施の形態1.
以下に、本発明の実施の形態1に係る放射性ガスモニタについて、図面に基づいて説明する。図1および図2は、本実施の形態1に係る放射性ガスモニタを示しており、図1は横から見た断面図、図2は上から見た断面図である。なお、図中、同一、相当部分には同一符号を付している。
本実施の形態1に係る放射性ガスモニタは、主な構成要素として、試料ガスに含まれる放射性核種から放出される放射線を検出する検出部1と、検出部1からの信号を処理し放射能濃度に対応する工学値を出力する測定部を備え、測定部は、第1測定部である低レンジ測定部2と、第2測定部である高レンジ測定部3を有している。
検出部1は、試料ガスを通流させる検出管11と、要求される全測定レンジのうち低濃度側の測定レンジが割り当てられる第1検出器である柱状シンチレーション検出器12と、要求される全測定レンジのうち高濃度側の測定レンジが割り当てられる第2検出器である円筒状電離箱13(以下、電離箱13と略す)と、これらを環境放射線から遮蔽する遮蔽体14を備えている。
遮蔽体14は、検出管11の中心軸と直交する中心軸を有する検出器設置用穴141を有している。柱状シンチレーション検出器12の放射線センサ121は、検出器設置用穴141の内部に配置される。一方、電離箱13は、検出管11と平行に並べて配置される。柱状シンチレーション検出器12の測定レンジと電離箱13の測定レンジが互いにオーバーラップするように、検出管11の内径および柱状シンチレーション検出器12と検出管11の相対位置が決定される。
また、遮蔽体14は、保守の際にスライド可能な検出器保守用遮蔽体142と電離箱保守用遮蔽体143を有している。柱状シンチレーション検出器12を取り出す際には、検出器保守用遮蔽体142をスライドさせる。同様に、電離箱13を取り出す際には、電離箱保守用遮蔽体143をスライドさせる。なお、遮蔽体1の構造はこれに限定されるものではなく、例えば電離箱保守用遮蔽体143を上部に設けても良い。
試料ガスは、排気筒からサンプリング装置を経由して吸気ノズル15に導入され、再びサンプリング装置を経由して排気ノズル16から排気筒に排出される。導入される試料ガスは、排気筒のサンプリング点においては高温(例えば200℃)であるが、周囲温度が例えば100℃であれば途中の配管において150℃程度まで冷却される。
柱状シンチレーション検出器12の放射線センサ121は、検出管11内の試料ガスに含まれる放射性核種から放出されたγ線のエネルギーを吸収し、そのエネルギーに比例した光量の蛍光を発する。さらに、その蛍光を電子に変換して増倍し、光量に比例した電荷量の電流パルスを出力する。
放射線センサ121には、蛍光を電子に変換して増倍するためにバイアスとして、低レンジ測定部2から複合シールドケーブル5に内包された同軸ケーブル、前置増幅器123、および検出器ケーブル122を経由して高電圧が印加される。
また、検出器ケーブル122は、放射線センサ121から出力された電流パルスを高電圧に重畳させて前置増幅器123に入力する。前置増幅器123は、高電圧に重畳した電流パルスをコンデンサで抽出し、そのアナログ電流パルスをアナログ電圧パルスに変換すると共に、複合シールドケーブル5に内包された同軸ケーブルの特性インピ―ダンスに整合させて低レンジ測定部2へ伝送する。
柱状シンチレーション検出器12として、NaI(Tl)シンチレーション検出器を用いた場合、150℃の環境下で使用できる放射線センサ121を容易に入手することができる。この放射線センサ121は、試料ガスの最大温度150℃と周囲温度の最大温度100℃の中間の温度領域で使用されるので、温度に対する補償機能を備えることにより安定に動作する。
一方、電離箱13は、検出管11内の試料ガスに含まれる放射性核種から放出されたγ線が入射することにより、電離箱13内のガスが電離され、生成された電荷が電極に集められて微小な直流電流信号を出力する。電離箱13には、内部で生成された電荷を電極に集めるためにバイアスとして、高レンジ測定部3からHV印加用の三同軸ケーブル6bを経由して高電圧が印加される。
また、電離箱13から出力された直流電流信号は、信号電流出力用の三同軸ケーブル6aにより高レンジ測定部3に入力される。電離箱13から出力される直流電流信号は温度特性が良好なので、温度に対する補償機能なしで最大200℃の環境下でも安定に動作する。信号電流出力用の三同軸ケーブル6aおよびHV印加用の三同軸ケーブル6bも、150℃において安定に使用できるため、周囲温度の最大温度100℃は余裕をもった使用条件である。
柱状シンチレーション検出器12からの信号を処理する低レンジ測定部2について、図3を用いて説明する。パルス増幅器21は、前置増幅器123から複合シールドケーブル5に内包された同軸ケーブルを経由して伝送されてきたアナログ電圧パルスを増幅すると共に、重畳する高周波ノイズを除去する。
波高弁別器22は、パルス増幅器21により増幅された電圧パルスを入力し、設定された電圧レベルを満たす波高値のものに対してデジタルパルスを出力し、それ以外の波高値のものをノイズとみなして除去する。
レートメータ部23は、波高弁別器22からデジタルパルスを入力し、例えば、標準偏差が一定になるように時定数処理して計数率を求め、その計数率を工学値として出力する。必要に応じて、計数率に定数を乗じて線量当量率等の工学値を出力してもよい。
表示および操作部24は、レートメータ部23から出力された工学値を表示すると共に、タッチパネル等で必要な設定を行う。高圧電源25は高電圧を発生し、複合シールドケーブル5に内包された同軸ケーブルと前置増幅器123を介して放射線センサ121に供給する。
なお、前置増幅器123には、半導体部品が使用されているが、部品の種類が限定されており高温仕様のものがある。この高温仕様の前置増幅器123を選定し、遮蔽体14の外に設置することにより、周囲温度の最大温度100℃の使用条件において検出器ケーブル122と共に安定に動作する。
次に、電離箱13から出力された直流電流信号を処理する高レンジ測定部3について、図4を用いて説明する。対数増幅器31は、電離箱13から三同軸ケーブル6aを経由して伝送された直流電流を入力し、その直流電流の対数に比例する直流電圧に変換する。
A/D変換器32は、対数増幅器31から出力された直流電圧を入力しデジタルデータに変換する。レートメータ部33は、対数増幅器31からデジタルデータを入力して電流値に変換し、その電流値を工学値、例えば線量当量率として出力する。また、電流値のままで出力してもよい。
表示および操作部34は、レートメータ部33から出力された工学値を表示すると共に、タッチパネル等で必要な設定を行う。高圧電源25は、高電圧を発生し、三同軸ケーブル6bを介して電離箱13に供給する。
なお、対数増幅器31は、トランジスタのベース/エミッタ間の電圧が電流の対数に比例することを利用して入力に対する出力の対数変換を行うものであり、周囲温度の影響を受けて測定誤差が生じる。このため、対数増幅器31は、最大温度100℃となる検出部1には設置されず、温度環境の良好な高レンジ測定部3に設置される。
電離箱13の出力は直流電流であり、且つ伝送路としての三同軸ケーブル6aは二重シールド付であり耐ノイズ性に優れているため、300m程度のケーブル長を容易に伝送することができる。
柱状シンチレーション検出器12の測定下限値は、バックグラウンドからの有意な上昇として定義される計数率、一般的にはバックグラウンド計数率の標準偏差の3倍で定義され、その計数率(単位:cpm)に検出器校正定数{単位:(Bq/cm)/cpm}を乗じて求められる。
また、柱状シンチレーション検出器12の測定上限値は、アナログパルスがパイルアップする確率が高くなりその影響が無視できない領域に至る直前の許容精度で定義された上限計数率(単位:cpm)に、検出器校正定数{単位:(Bq/cm)/cpm}を乗じて求められる。
放射性ガスモニタの定期点検において、柱状シンチレーション検出器12は、原子炉施設で保有している標準線源を照射することにより、単体校正を行って健全性を確認する。一方、電離箱13は、標準線源を照射して有意な出力を得ようとすると大きな強度の線源が必要となり現実的でない。このため、電離箱13の内部に強度の小さなα線源を内蔵させ、その常時照射によるライブゼロ電流が、初期値(出荷値)から有意に変化していないことをもって健全性を確認する。
従って、電離箱13の測定下限値は、ライブゼロ電流からの有意な上昇として定義された電流、一般的にはバックグラウンド電流の標準偏差の3倍で定義され、その電流(単位:A)に型式校正として得られている検出器校正定数{単位:(Bq/cm)/A}を乗じて求められる。
また、電離箱13の直流電流出力の飽和電流値は、電離箱13に印加する高電圧値(HV値)の2乗に比例する。このため、電離箱13の測定上限値は、HV値を一定にして動作させる場合は当該HV値の飽和電流値に対して余裕をもった電流値を電離箱13の測定上限値として定義する。そうすることにより、電離箱13は良好なプラトー特性の領域で安定に動作する。電離箱13の測定上限値は、その飽和電流値(単位:A)に検出器校正定数{単位:(Bq/cm)/A}を乗じて求められる。
本実施の形態1に係る放射性ガスモニタに要求される測定レンジは、発電用軽水型原子炉施設における放出放射性物質の測定に関する指針が規定する平常時ガスモニタが担当する上限濃度に対して半デカード程度オーバーラップさせたところから、過酷事故で要求される測定上限濃度1×1011Bq/cmまでである。
すなわち、上記測定指針対応の平常時ガスモニタの測定レンジ(例えば2×10−3〜1×10Bq/cm)から、過酷事故用排気筒ガスモニタの測定上限1×1011Bq/cmまでの測定レンジ(例えば2×10〜1×1011Bq/cm)の全測定レンジを切れ目なく満たす必要がある。
測定可能な濃度上限の逆数は検出器の感度に対応するので、それを便宜的に感度と定義すると、柱状シンチレーション検出器12は、感度が電離箱13に対して数デカード高い。このため柱状シンチレーション検出器12と電離箱13は、低レンジから高レンジまでをカバーするのに好適な組み合わせである。ただし、検出管11を中心に、その周囲に柱状シンチレーション検出器12と電離箱13を単純に配置すると、測定レンジの上限値または下限値のいずれか、あるいは両方がレンジ不足になる。
そこで、本実施の形態1では、まず要求される高濃度側の測定レンジを電離箱13が満たすように、検出管11の内径と適合する感度の電離箱13を選定する。次に、要求される低濃度側の測定レンジを柱状シンチレーション検出器12が満たすように、柱状シンチレーション検出器12の寸法を検出管11の内径に適合するように決定すると共に、柱状シンチレーション検出器12に入射する放射線を調整する。なお、柱状シンチレーション検出器12は、電離箱13の感度に対して4〜5倍程度(4倍程度が好適)の感度になる寸法のものを選定する。
調整の具体的な手段として、本実施の形態1では、遮蔽体14に検出器設置用穴141を設け、その内部に柱状シンチレーション検出器12の放射線センサ121を配置する。さらに、検出器設置用穴141の内部から検出管11を見通す窓1411に対して、放射線センサ121と検出管11の相対位置を調整し、放射線センサ121に入射する放射線量を調整する。
検出管11を窓1411に近づけると柱状シンチレーション検出器12からの検出管11の見通しが悪くなり入射する放射線量が減少する。反対に、検出管11を窓1411から遠ざけると入射する放射線量が増加する。この相対位置の調整により、電離箱13と柱状シンチレーション検出器12の測定レンジのオーバーラップを最適化する。
本実施の形態1において、電離箱13と柱状シンチレーション検出器12に測定レンジを配分するための具体的手順について、図5を用いて説明する。なお、以下の説明における電離箱13は、一般的に入手が容易な線量当量率測定レンジ5×10−5〜1×10Sv/hのもので代表する。また、柱状シンチレーション検出器12としてはNaI(Tl)シンチレーション検出器を用い、その計数率測定レンジは一般的な1×10〜1×10cpmとする。
まず、パラメータとして電離箱13の長さの2倍程度で一定長の検出管11の内径(mm)を横軸とし、計算または実測で求めた検出部1の柱状シンチレーション検出器12の感度cpm/(Bq/cm)と、電離箱13の感度(Sv/h)/(Bq/cm)を縦軸として、図5に示すグラフSを作成する。
グラフSから電離箱13の測定レンジ上限線量当量率(1×10Sv/h)が、要求される測定濃度上限(1×1011Bq/cm)に対応するとした場合の感度1×10−10(Sv/h)/(Bq/cm)に対して、感度に若干の余裕を確保した感度AとグラフSの交点から、検出管11の内径Dと、感度Aに対応する感度Bを仮決定する。
続いて、電離箱13の測定レンジ上限線量当量率を感度Aで除して、電離箱上限濃度C4を仮決定する。さらに、電離箱13の測定レンジ下限線量当量率(5×10−5Sv/h)を感度Aで除して電離箱下限濃度C3を仮決定する。
次に、柱状シンチレーション検出器12の測定上限計数率(1×10cpm)を感度Bで除して柱状シンチレーション検出器上限濃度C2を求める。なお、例えば事故時の周囲放射線の上昇で柱状シンチレーション検出器12のバックグラウンドが10cpm上昇し、10cpmがバックグラウンド計数率の標準偏差の3倍に相当する場合、10cpmを感度Bで除して、柱状シンチレーション検出器下限濃度C1を求める。
柱状シンチレーション検出器12の放射線センサ121のヘッドが例えば窓1411の面位置において、C1が要求下限濃度を満たしているがC2<C3である場合、電離箱13の測定レンジと柱状シンチレーション検出器12の測定レンジはオーバーラップしてない。このような場合、ヘッドを窓1411の奥側に下げて微調整し、例えば0.3デカード程度オーバーラップするように仮決定する。
また、C2>C3で適度にオーバーラップしているが、C1が要求下限濃度よりも大きくレンジ不足の場合、検出管11を窓1411に近づけて柱状シンチレーション検出器12の視野を広げる。さらに、場合によっては、柱状シンチレーション検出器12のヘッドを窓1411から若干飛び出すように微調整し、例えば0.3デカード程度オーバーラップするように仮決定する。
以上のような調整により、柱状シンチレーション検出器12の測定レンジと電離箱13の測定レンジがいずれも要求レンジを満たし、且つそれぞれの測定レンジが適度にオーバーラップしていることを確認して、仮決定を最終決定とする。
図6は、上記の方法で微調整したレンジ配分を示す図であり、横軸は試料ガス濃度(Bq/cm)、縦軸は総合実力レンジを示している。図6中、a〜cは柱状シンチレーション検出器12に割り当てられた低濃度側の測定レンジ(R1)、b〜dは電離箱13に割り当てられた高濃度側の測定レンジ(R2)であり、sはそれぞれの測定レンジR1、R2のオーバーラップを示している。
以上のように、本実施の形態1に係る放射性ガスモニタによれば、遮蔽体14に検出器設置用穴141を設け、柱状シンチレーション検出器12の放射線センサ121を検出器設置用穴141の内部に配置して、電離箱13の測定レンジと柱状シンチレーション検出器12の測定レンジが互いにオーバーラップするようにしたので、平常時モニタに対応した測定濃度レンジの上限値から過酷事故に対応した測定濃度レンジの上限値までのワイドレンジで測定可能である。
また、測定レンジ切り替え時の欠測がないため、安定性と応答性が良好である。さらに、遮蔽体14に検出器設置用穴141を設けることにより、検出部1全体として遮蔽体14を小型化することができ、低コスト化が可能である。
実施の形態2.
図7および図8は、本発明の実施の形態2に係る放射性ガスモニタを示し、図7は横から見た断面図、図8は上から見た断面図である。なお、図7中、図1と同一、相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。
上記実施の形態1では、要求される全測定レンジのうち高濃度側の測定レンジが割り当てられる第2検出器として電離箱13を用いたが、本実施の形態2では、ファイバー状シンチレーション検出器17を用いたものである。高レンジ測定部4は、ファイバー状シンチレーション検出器17からの信号を処理する。
ファイバー状シンチレーション検出器17は、柱状シンチレーション検出器12と同様に、放射線を検出すると蛍光を発し、その蛍光を電子に変換して電流パルスを出力する放射線センサ171と、電流パルスをアナログ電圧パルスに変換する前置増幅器173と、前置増幅器173に放射線センサ171からの電流パルスを入力する検出器ケーブル172を備えている。
図9は、ファイバー状シンチレーション検出器17の放射線センサ171を示している。放射線センサ171は、事前の実験に基づき決められた長さに切断されたシンチレーションファイバー1711をライトガイド1712に差し込んで光学的に接合し、さらにライトガイド1712に光電子増倍管1713を光学的に接合したものである。
シンチレーションファイバー1711は、検出管11内の試料ガスに含まれる放射性核種から放出されたγ線のエネルギーを吸収し、そのエネルギーに比例した光量の蛍光を発する。シンチレーションファイバー1711として、例えばガラスシンチレーションファイバーは、150℃の環境下で使用可能であり、且つ0.5mm以下の細径のものが容易に入手可能である。
光電子増倍管1713はその蛍光を電子に変換して増倍し、光量に比例した電荷量の電流パルスを出力する。分配回路1714は、高レンジ測定部4の高圧電源45から供給された高電圧を分割し、光電子増倍管1713を動作させるためにバイアスとして分配する。
ファイバー状シンチレーション検出器17からの信号を処理する高レンジ測定部4について、図10を用いて説明する。パルス増幅器41は、前置増幅器173から複合シールドケーブル7に内包された同軸ケーブルを経由して伝送されてきたアナログ電圧パルスを増幅すると共に、重畳する高周波ノイズを除去する。
波高弁別器42は、パルス増幅器41により増幅された電圧パルスを入力し、設定された電圧レベルを満たす波高値のものに対してデジタルパルスを出力し、それ以外の波高値のものをノイズとみなして除去する。
レートメータ部43は、波高弁別器42からデジタルパルスを入力し、例えば、標準偏差が一定になるように時定数処理して計数率を求め、その計数率を工学値として出力する。必要に応じて、計数率に定数を乗じて線量当量率等の工学値を出力してもよい。
表示および操作部44は、レートメータ部43から出力された工学値を表示すると共に、タッチパネル等で必要な設定を行う。高圧電源45は高電圧を発生し、複合シールドケーブル7に内包された同軸ケーブルおよび前置増幅器173を介して放射線センサ171に供給する。
本実施の形態2では、図7に示すように、遮蔽体14は、検出管11を挟んで対向配置された2つの検出器設置用穴141、144を有している。検出器設置用穴141の内部には、柱状シンチレーション検出器12の放射線センサ121が配置され、他方の検出器設置用穴144の内部には、ファイバー状シンチレーション検出器17の放射線センサ171が配置される。
なお、検出器設置用穴141、144の中心軸は、検出管11の中心軸と直交している。また、遮蔽体14は、保守の際にスライド可能な検出器保守用遮蔽体145を有している。ファイバー状シンチレーション検出器17を取り出す際には、検出器保守用遮蔽体145をスライドさせる。
本実施の形態2では、柱状シンチレーション検出器12の測定レンジとファイバー状シンチレーション検出器17の測定レンジが互いにオーバーラップするように、検出管11の内径および柱状シンチレーション検出器12と検出管11の相対位置が決定される。ファイバー状シンチレーション検出器17の放射線センサ171のヘッドは、検出器設置用穴144の内部から検出管11を見通す窓1441に近づけて配置される。
また、柱状シンチレーション検出器12の放射線センサ121のヘッドは、上記実施の形態1と比較して有感面積で4デカード程度小さくし、さらに検出管11に対する見通しを約1デカード小さくする。これにより、上記実施の形態1の電離箱13をファイバー状シンチレーション検出器17に置き換えることができる。
本実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様の効果が得られると共に、検出部1全体として遮蔽体14をさらに小型化することが可能であり、さらなるコスト低減が図られる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る放射性ガスモニタは、上記実施の形態1または実施の形態2と同様の放射性ガスモニタにおいて、遮蔽体14に設けられた検出器設置用穴141、144の内部に、放射線センサ121、171への放射線の入射を絞るコリメータ146を設けたものである。その他の構成については上記実施の形態1または実施の形態2と同様であるので、図1を流用して説明する。
例えば柱状シンチレーション検出器12の測定レンジを適合させる際に、放射線センサ121のヘッド、窓1411、および検出管11の距離だけで調整しようとすると、遮蔽体14の内部に広い空間が必要となる。
そこで、本実施の形態3では、図11に示すように、検出器設置用穴141の検出管11を見通す窓1411付近にコリメータ146を設けることにより、放射線の入射を絞るようにしている。なお、図11では、内部に柱状シンチレーション検出器12の放射線センサ121が配置された検出器設置用穴141を示しているが、検出器設置用穴144(図7参照)についても同様にコリメータを設けることができる。
本実施の形態3によれば、上記実施の形態1および実施の形態2と同様の効果が得られると共に、遮蔽体14の内部空間を広げずに、より好適に測定レンジを適合させることができるため、遮蔽体14をさらに小型化することが可能である。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4では、上記実施の形態1から実施の形態3に係わる放射性ガスモニタの検出部1において、検出管11を通流する試料ガスの温度を検出する試料ガス温度センサ112と、検出管11を通流する試料ガスの圧力を検出する試料ガス圧力センサ113を備えたものである。
図12は、本実施の形態3に係る放射性ガスモニタを示している。なお、図12中、図1〜図4と同一、相当部分には同一符号を付している。試料ガス温度センサ112は、例えば測温抵抗体であり、吸気ノズル15の表面に取り付けられ、その上から断熱材111が設けられ周囲から熱遮断されている。
なお、試料ガス温度センサ112を、放射線測定を妨げない角度と位置で検出管11に接触させて取り付けても良い。この場合、断熱材111は不要となる。また、試料ガス圧力センサ113は、吸気ノズル15から分岐した箇所に取り付けられる。
低レンジ測定部2は、試料ガス温度センサ112からの温度信号、および試料ガス圧力センサ113からの圧力信号をレートメータ部23に入力し、これらの信号に基づいて試料ガス温度および圧力を算出し出力する。
さらに、低レンジ測定部2で求めた試料ガス温度および圧力は、高レンジ測定部3のレートメータ部33に入力され、必要に応じて表示および操作部24、34に出力される。なお、図12では、上記実施の形態1における高レンジ測定部3(図4参照)を示しているが、上記実施の形態2における高レンジ測定部4(図10参照)についても同様である。
本実施の形態4によれば、上記実施の形態1から実施の形態3と同様の効果が得られると共に、放射能濃度に対応する工学値をマニュアルで基準の温度および圧力における値に換算するための情報を得ることができる。
実施の形態5.
本発明の実施の形態5では、上記実施の形態4に係る放射性ガスモニタにおいて、低レンジ測定部2および高レンジ測定部3、4に、試料ガス温度および圧力に基づいて、放射能濃度に対応する工学値を基準の温度および圧力における値に自動で換算して出力する機能を備えたものである。
図13および図14は、本実施の形態5に係る放射性ガスモニタの低レンジ測定部2および高レンジ測定部3における演算の流れを示している。なお、図14では、上記実施の形態1における高レンジ測定部3(図4参照)を示しているが、上記実施の形態2における高レンジ測定部4(図10参照)についても同様である。
低レンジ測定部2および高レンジ測定部3はそれぞれ、レートメータ部23、33に試料ガス温度補正機能と試料ガス圧力補正機能を備えている。試料ガス温度補正機能は、入力された試料ガス温度に基づいて工学値を基準の温度に換算する。試料ガス圧力補正機能は、温度補正された工学値を、試料ガス圧力に基づいて基準の圧力に換算する。表示および操作部24、34には、温度補正および圧力補正された工学値として例えば計数率または線量当量率が表示される。
本実施の形態5によれば、上記実施の形態1から実施の形態4と同様の効果が得られると共に、放射能濃度に対応する工学値を自動的に温度補正および圧力補正して出力するようにしたので、運用が簡便になる効果を奏する。
実施の形態6.
本発明の実施の形態6では、上記実施の形態1または実施の形態2に係わる放射性ガスモニタにおいて、柱状シンチレーション検出器12の放射線センサ121に、検出器温度センサ124を取り付けたものである。また、上記実施の形態2に係わる放射性ガスモニタにおいて、ファイバー状シンチレーション検出器17の放射線センサ171に、検出器温度センサ174を取り付けたものである。
低レンジ測定部2のレートメータ部23には、図15に示すように、柱状シンチレーション検出器12の放射線センサ121に取り付けられた検出器温度センサ124から温度信号が入力される。レートメータ部23は、この温度信号に基づいて、放射能濃度に対応する工学値の温度補償を行う。
また、高レンジ測定部4のレートメータ部43には、図16に示すように、ファイバー状シンチレーション検出器17の放射線センサ171に取り付けられた検出器温度センサ174から温度信号が入力される。
各レートメータ部23、43では、入力された温度信号に基づいて温度を算出し、さらに図17に示すような温度補償テーブルを参照して、それぞれの温度に対応するゲイン補償計数により、放射能濃度に対応する工学値の温度補償を行う。
本実施の形態6によれば、上記実施の形態1および実施の形態2と同様の効果に加え、さらに、測定時の温度の影響を低減することが可能であり、測定精度が向上する。なお、本実施の形態6と上記実施の形態3〜5を組み合わせることも可能である。本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
また、上記実施の形態1から実施の形態6では、第1検出器として柱状シンチレーション検出器12を用い、第2検出器として電離箱13またはファイバー状シンチレーション検出器17を用いたが、本発明はこれに限定されるものではない。
本発明は、原子力施設の排気筒に設置され、過酷事故に対応した高濃度レンジを含むワイドレンジで放射能濃度を測定可能な放射性ガスモニタとして利用することができる。
1 検出部、2 低レンジ測定部、3、4 高レンジ測定部、
5、7 複合シールドケーブル、6a、6b 三同軸ケーブル、11 検出管、
12 柱状シンチレーション検出器、13 電離箱、14 遮蔽体、15 吸気ノズル、16 排気ノズル、17 ファイバー状シンチレーション検出器、
21、41 パルス増幅器、22、42 波高弁別器、
23、33、43 レートメータ部、24、34、44 表示および操作部、
25、35、45 高圧電源、31 対数増幅器、32 A/D変換器、
111 断熱材、112 試料ガス温度センサ、113、試料ガス圧力センサ、
121、171 放射線センサ、122、172 検出器ケーブル、
123、173 前置増幅器、124、174 検出器温度センサ、
141、144 検出器設置用穴、142、145 検出器保守用遮蔽体、
143 電離箱保守用遮蔽体、146 コリメータ、1411、1441 窓、
1711 シンチレーションファイバー、1712 ライトガイド、
1713 光電子増倍管、1714 分配回路、1715 コネクタ。

Claims (12)

  1. 試料ガスに含まれる放射性核種から放出される放射線を検出する検出部と、前記検出部からの信号を処理し放射能濃度に対応する工学値を出力する測定部とを備え、
    前記検出部は、試料ガスを通流させる検出管と、要求される全測定レンジのうち低濃度側の測定レンジが割り当てられる第1検出器と、要求される全測定レンジのうち高濃度側の測定レンジが割り当てられる第2検出器と、前記検出管、前記第1検出器、および前記第2検出器を環境放射線から遮蔽する遮蔽体とを有し、
    前記測定部は、前記第1検出器からの信号を処理する第1測定部と、前記第2検出器からの信号を処理する第2測定部を有し、
    前記遮蔽体は、前記検出管の中心軸と直交する中心軸を有する検出器設置用穴を少なくとも1つ有し、前記第1検出器および前記第2検出器のうち少なくとも前記第1検出器は前記検出器設置用穴の内部に配置されると共に、前記第1検出器の測定レンジと前記第2検出器の測定レンジが互いにオーバーラップするように、前記検出管の内径および前記検出管と前記第1検出器との相対位置が決定されることを特徴とする放射性ガスモニタ。
  2. 前記遮蔽体は、1つの前記検出器設置用穴を有し、前記第1検出器として用いられる柱状シンチレーション検出器の放射線センサを前記検出器設置用穴の内部に配置すると共に、前記第2検出器として用いられる円筒状電離箱を前記検出管と平行に並べて配置したことを特徴とする請求項1記載の放射性ガスモニタ。
  3. 前記第2測定部は、前記円筒状電離箱から出力された直流電流を入力し、その直流電流の対数に比例する電圧に変換して出力する対数増幅器を備えたことを特徴とする請求項2記載の放射性ガスモニタ。
  4. 前記遮蔽体は、前記検出管を挟んで対向配置された2つの前記検出器設置用穴を有し、前記第1検出器として用いられる柱状シンチレーション検出器の放射線センサを一方の前記検出器設置用穴の内部に配置すると共に、前記第2検出器として用いられるファイバー状シンチレーション検出器の放射線センサを他方の前記検出器設置用穴に配置したことを特徴とする請求項1記載の放射性ガスモニタ。
  5. 前記柱状シンチレーション検出器は、前記放射線センサから出力された電流パルスをアナログ電圧パルスに変換する前置増幅器を有し、前記前置増幅器は、前記遮蔽体の外部に設置されることを特徴とする請求項2または請求項4に記載の放射性ガスモニタ。
  6. 前記ファイバー状シンチレーション検出器の前記放射線センサは、所定の長さに切断されたシンチレーションファイバーと光学的に接合されたライトガイドと、前記ライトガイドと光学的に接合された光電子増倍管を有することを特徴とする請求項4記載の放射性ガスモニタ。
  7. 前記ファイバー状シンチレーション検出器は、前記放射線センサから出力された電流パルスをアナログ電圧パルスに変換する前置増幅器を有し、前記前置増幅器は、前記遮蔽体の外部に設置されることを特徴とする請求項4記載の放射性ガスモニタ。
  8. 前記検出器設置用穴の内部に、その検出器設置用穴の内部に配置された前記放射線センサへの放射線の入射を絞るコリメータを設けたことを特徴とする請求項2から請求項7のいずれか一項に記載の放射性ガスモニタ。
  9. 前記検出部は、前記検出管を通流する試料ガスの温度を検出する試料ガス温度センサと、前記検出管を通流する試料ガスの圧力を検出する試料ガス圧力センサを備え、前記測定
    部は、前記試料ガス温度センサから入力した温度信号および前記試料ガス圧力センサから入力した圧力信号に基づいて、試料ガス温度および試料ガス圧力を求めることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の放射性ガスモニタ。
  10. 前記測定部は、試料ガス温度および試料ガス圧力に基づいて、放射能濃度に対応する工学値を所定の温度および圧力に換算して出力することを特徴とする請求項9記載の放射性ガスモニタ。
  11. 前記柱状シンチレーション検出器は、その放射線センサに検出器温度センサが取り付けられ、前記第1測定部は、前記検出器温度センサから入力した温度信号に基づいて、放射能濃度に対応する工学値の温度補償を行うことを特徴とする請求項2または請求項4に記載の放射性ガスモニタ。
  12. 前記ファイバー状シンチレーション検出器は、その放射線センサに検出器温度センサが取り付けられ、前記第2測定部は、前記検出器温度センサから入力した温度信号に基づいて、放射能濃度に対応する工学値の温度補償を行うことを特徴とする請求項4記載の放射性ガスモニタ。
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