JP2015190725A - 給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】浴槽への給湯を停止してすぐに給湯端末に給湯するときに、給湯設定温度に対する給湯温度の変動を抑制できる給湯装置を提供する。【解決手段】貯湯タンク3と、貯湯タンク3の上部からの湯水と外部からの水を混合する給湯用混合弁22と、貯湯タンク3の上部から給湯用混合弁22介して給湯端末に給湯するための給湯回路(L12,L31,L32,21,22,23,24)と、給湯回路(L12,L31,L32,21,22,23,24)の給湯用混合弁22よりも下流側から分岐して浴槽4に給湯するための風呂給湯回路(L33,25,26,27,28)と、給湯用混合弁22を制御する制御装置を備える。風呂湯張り運転において浴槽4への給湯を停止したとき、給湯用混合弁22の開度を風呂設定温度tBSに対応する開度よりも給湯設定温度tKSに対応する開度側にする。【選択図】図1

Description

この発明は、給湯装置に関する。
従来、給湯装置としては、貯湯タンクの上部からの湯水と外部からの水を混合する混合弁と、貯湯タンクの上部から混合弁を介して給湯端末に給湯するための給湯回路と、給湯回路の混合弁よりも下流側で分岐して浴槽に接続される風呂給湯回路とを備えたものがある(例えば、特開平11−132561号公報(特許文献1)参照)。
特開平11−132561号公報
ところで、上記給湯装置では、混合弁からの38℃の混合水を浴槽への給湯が完了したとき、または、浴槽への給湯中に給湯端末であるシャワーが使用されたとき、風呂給湯回路の電磁弁を閉じて浴槽への給湯を止める。このとき、上記給湯装置では、シャワーへの給湯設定温度が40℃に設定されていても、混合弁からの混合水の温度が38℃からすぐに40℃に変更されないため、38℃のぬるい湯がシャワーから出湯されて、ユーザーに不快感を与えるという問題がある。
そこで、この発明の課題は、浴槽への給湯を停止してすぐに給湯端末に給湯するときに、給湯設定温度に対する給湯温度の変動を抑制できる給湯装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の給湯装置は、
貯湯タンクと、
上記貯湯タンクの上部からの湯水と外部からの水を混合する混合弁と、
上記貯湯タンクの上部から上記混合弁を介して給湯端末に給湯するための給湯回路と、
上記給湯回路の上記混合弁よりも下流側で分岐して浴槽に給湯するための風呂給湯回路と、
上記風呂給湯回路を開閉する開閉手段と、
上記混合弁と上記開閉手段を制御する制御装置と
を備え、
上記制御装置は、
上記給湯端末に給湯するときは、上記混合弁からの混合水が給湯設定温度になるように上記混合弁を制御すると共に、上記浴槽に給湯するときは、上記混合弁からの混合水が風呂設定温度になるように上記混合弁を制御し、
上記浴槽への給湯を停止したときに、上記混合弁の開度を上記風呂設定温度に対応する開度よりも上記給湯設定温度側にすることを特徴とする。
上記構成によれば、給湯端末に給湯するときは、制御装置によって混合弁を制御して、混合弁からの混合水が給湯設定温度になるようにすると共に、浴槽に給湯するときは、制御装置によって混合弁を制御して、混合弁からの混合水が風呂設定温度になるようにする。そして、浴槽への給湯を停止したとき、混合弁の開度を風呂設定温度に対応する開度よりも給湯設定温度側にすることによって、浴槽への給湯を停止してすぐに給湯端末に給湯するときに、混合弁を早く給湯設定温度に対応する開度にでき、給湯設定温度に対する給湯温度の変動を抑制できる。
また、一実施形態の給湯装置では、
上記制御装置は、上記浴槽への給湯を停止したときに、上記混合弁の開度を上記給湯設定温度に対応する開度にする。
上記実施形態によれば、浴槽への給湯を停止したときに、制御装置により混合弁の開度を給湯設定温度に対応する開度にすることによって、浴槽への給湯を停止してすぐに給湯端末に給湯しても、給湯設定温度に対する給湯温度の変動を抑制でき、安定した給湯設定温度の湯を給湯端末から出湯できる。
また、一実施形態の給湯装置では、
上記制御装置は、上記浴槽への給湯を停止したときに、上記混合弁の開度を上記風呂設定温度と上記給湯設定温度との間の温度に対応する開度にする。
上記実施形態によれば、浴槽への給湯を停止したとき、混合弁の開度を風呂設定温度と給湯設定温度との間の温度に対応する開度にすることによって、浴槽への給湯を停止してすぐに給湯端末に給湯するときに、混合弁を駆動して速やかに給湯設定温度に対応する開度にすることが可能になり、給湯設定温度に対する給湯温度の変動を抑制できる。
また、一実施形態の給湯装置では、
上記制御装置は、上記給湯端末への給湯時に上記混合弁からの混合水の温度が上記給湯設定温度に略一致する状態が所定時間続いたときの上記混合弁の現在開度を、上記給湯設定温度に対応する給湯安定開度とする給湯安定開度決定部を有する。
上記実施形態によれば、給湯安定開度決定部によって、給湯端末への給湯時に混合弁からの混合水の温度が給湯設定温度に略一致する状態が所定時間続いたときの混合弁の現在開度を、給湯設定温度に対応する給湯安定開度とすることによって、給湯設定温度についての混合弁の開度調整を正確に行うことができる。
また、一実施形態の給湯装置では、
上記制御装置は、上記貯湯タンク内の上部の湯水の温度と上記外部からの水の温度および上記給湯設定温度に基づいて、上記混合弁の上記給湯設定温度に対応する開度を推定する混合弁開度推定部を有する。
上記実施形態によれば、貯湯タンク内の上部の湯水の温度と、外部からの水の温度と、給湯設定温度に基づいて、混合弁の給湯設定温度に対応する開度を混合弁開度推定部により推定することによって、実際の混合弁からの混合水の温度を検出することなく、給湯設定温度についての混合弁の開度調整が可能になる。
また、一実施形態の給湯装置では、
上記制御装置は、上記浴槽への給湯を開始するとき、上記混合弁の開度を上記風呂設定温度に対応する開度にしてから、上記開閉手段を開状態にする。
上記実施形態によれば、浴槽への給湯を開始するとき、制御装置によって、混合弁の開度を風呂設定温度に対応する開度にしてから、風呂給湯回路の開閉手段を開状態にすることによって、風呂給湯回路を開いてすぐに混合弁からの混合水の温度を速やかに風呂設定温度にすることができる。
また、一実施形態の給湯装置では、
上記制御装置は、上記浴槽への給湯を停止するとき、上記開閉手段を閉鎖してから、上記混合弁の開度を上記給湯設定温度に対応する開度にする。
上記実施形態によれば、浴槽への給湯を停止するとき、制御装置によって、風呂給湯回路の開閉手段を閉鎖してから、混合弁の開度を給湯設定温度に対応する開度にすることによって、風呂給湯回路が閉じるまでに混合弁から給湯設定温度になった混合水が浴槽に給湯されることがない。
また、一実施形態の給湯装置では、
上記制御装置は、上記給湯端末への給湯のために上記浴槽への給湯を停止するとき、上記混合弁の開度を上記給湯設定温度に対応する開度にしてから、上記開閉手段を閉状態にする。
上記実施形態によれば、給湯端末への給湯のために浴槽への給湯を停止するとき、制御装置によって、混合弁の開度を給湯設定温度に対応する開度にしてから、開閉手段を閉状態にすることによって、開閉手段を閉状態にするまでに混合弁から給湯設定温度の混合水が給湯回路に流れるので、混合弁から給湯端末に給湯される混合水の給湯設定温度への立ち上がりが早くなる。
以上より明らかなように、この発明によれば、浴槽への給湯を停止して給湯端末に給湯するとき、給湯設定温度に対する給湯温度の変動を抑制できる給湯装置を実現することができる。
図1はこの発明の第1実施形態のヒートポンプ式の給湯装置の配管系統図を示している。 図2は上記給湯装置の制御ブロック図である。 図3は上記給湯装置の制御装置の動作を説明するフローチャートである。 図4は図3に続くフローチャートである。
以下、この発明の給湯装置を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態のヒートポンプ式の給湯装置の配管系統図を示している。
この第1実施形態の給湯装置は、図1に示すように、貯湯ユニット1と、上記貯湯ユニット1に接続されたヒートポンプユニット2を備えている。上記貯湯ユニット1は、貯湯タンク3と、沸上熱交換器10と、追焚熱交換器20と、制御装置100(図2に示す)等を有する。
上記貯湯タンク3の下部に配管L1の一端を接続し、配管L1の他端を沸上用混合弁50の第1入水ポートに接続している。上記沸上用混合弁50の出水ポートに配管L2の一端を接続し、配管L2の他端を沸上熱交換器10の一端に接続している。また、上記沸上熱交換器10の他端を配管L3の一端に接続し、配管L3の他端を貯湯タンク3の上部に接続している。上記配管L2に沸き上げポンプの一例としての沸上用循環ポンプP1を配設している。
上記配管L1,配管L2,沸上熱交換器10,配管L3で沸き上げ回路を構成している。
上記沸上用混合弁50の第1入水ポート側(貯湯タンク3側)の開度を全開にした状態で沸上用循環ポンプP1を駆動することにより、貯湯タンク3内の湯水を、配管L1,沸上用混合弁50,配管L2,沸上熱交換器10,配管L3を介して循環させる。
また、上記沸上熱交換器10を冷媒配管L4,L5を介してヒートポンプユニット2に接続している。上記ヒートポンプユニット2は、HFC冷媒を用いており、沸上熱交換器10の出湯温度を例えば50℃〜70℃の範囲で制御することが可能である。このヒートポンプユニット2に用いられるHFC冷媒としては、R32、R125、R134a、R404A、R410A、R407Cなどがある。
次に、上記貯湯タンク3の下部に配管L11を介して外部の給水管(図示せず)を接続している。この配管L11に、減圧弁11と逆止弁12を上流側から順に配設している。この逆止弁12は、給水管側から貯湯タンク3側への流れのみを許容する。
また、上記貯湯タンク3の上部に配管L21の一端を接続し、配管L21の他端を追焚熱交換器20の1次側の入水ポートに接続している。上記追焚熱交換器20の1次側の出水ポートに配管L22の一端を接続し、配管L22の他端を沸上用混合弁50の第2入水ポートに接続している。
上記配管L21,追焚熱交換器20,配管L22で風呂追い焚き回路を構成している。
上記沸上用混合弁50の第2入水ポート側(風呂追い焚き回路側)の開度を全開にした状態で沸上用循環ポンプP1を駆動することにより、貯湯タンク3内の上部の湯水を、配管L21,追焚熱交換器20(1次側),配管L22,沸上用混合弁50,配管L2,沸上熱交換器10,配管L3を介して循環させる。
また、上記貯湯タンク3の上部に配管L31の一端を接続し、配管L31の他端を給湯用混合弁22の第1入水ポートに接続している。この給湯用混合弁22は、この発明の混合弁の一例である。上記配管L31に、貯湯タンク3側から給湯用混合弁22への流れのみを許容する逆止弁21を配設している。また、給湯用混合弁22の第2入水ポートに、分岐配管L12の一端を接続し、分岐配管L12の他端を、配管L11の減圧弁11と逆止弁12との間に接続している。上記分岐配管L12に、配管L11側から給湯用混合弁22への流れのみを許容する逆止弁23を配設している。
そして、上記給湯用混合弁22の出水ポートに配管L32の一端を接続し、配管L32の他端を給湯端末60に接続している。上記配管L32に水量センサ24を配設している。図1に示す給湯端末60は蛇口としているが、この実施形態では、給湯端末60は蛇口やシャワーなどを含むものとする。
上記分岐配管L12と配管L31と配管L32と逆止弁21と給湯用混合弁22と逆止弁23および水量センサ24で、給湯端末60に給湯するための給湯回路を構成している。
上記給湯用混合弁22は、ステッピングモータ(図示せず)により駆動されるパルス駆動方式の混合弁が用いられている。この給湯用混合弁22の第2入水ポート(給水側)の流量に対する第1入水ポート(貯湯タンク3側)の流量の比は、給湯用混合弁22の開度0%〜100%(例えば駆動パルス0〜1800)を調整することによって制御される。
また、上記配管L32の水量センサ24の上流側に配管L33の一端を接続し、配管L33の他端を、浴槽4に設けられた接続アダプタ9の給湯口9aに接続している。この配管L33の上流側から順に、開閉手段の一例としての湯張り用電磁弁25と、逆止弁26と、水量センサ27と、逆止弁28を配設している。この逆止弁26,28は、給湯用混合弁22側から浴槽4への流れのみを許容する。
上記配管L33と湯張り用電磁弁25と逆止弁26,28および水量センサ27で、給湯回路の配管L32から分岐して浴槽4に接続された風呂給湯回路を構成している。
上記接続アダプタ9の追焚用吸水口9bに配管L35の一端を接続し、配管L35の他端を追焚熱交換器20の2次側の入水ポートに接続している。上記配管L35に風呂用循環ポンプP2を配設している。また、配管L33の水量センサ27よりも下流側に配管L34の一端を接続し、配管L34の他端を追焚熱交換器20の2次側の出水ポートに接続している。
上記風呂用循環ポンプP2により、浴槽4内の湯水を、配管L35,追焚熱交換器20(2次側),配管L34,配管L33(一部)を介して循環させる。
上記配管L35,追焚熱交換器20(2次側),配管L34,配管L33(一部)で風呂循環回路を構成している。
さらに、上記配管L21に配管L41の一端を接続し、配管L41の他端を排水口に接続している。また、上記配管L41に逃し弁31を配設している。
上記貯湯タンク3には、下側から上側に向かって略等間隔に4つの温度センサT1〜T4を設けている。また、配管L2に入水温度を検出する温度センサT11を設けると共に、配管L3に出湯温度を検出する温度センサT12を設けている。この温度センサT11は、入水温度センサの一例であり、温度センサT12は、出湯温度センサの一例である。
また、沸上熱交換器10に温度センサT13を設けている。また、給湯端末60に接続された配管L32には、水量センサ24よりも下流側に給湯温度を検出する温度センサT21を設けている。また、浴槽4に接続された配管L35には、浴槽4側の接続アダプタ9と風呂用循環ポンプP2との間に、水位センサLSと、水流スイッチSWと、温度センサT23を接続アダプタ9側から順に設けている。さらに、浴槽4に接続された配管L33の逆止弁28の下流側でかつ配管L33と配管L34との接続点に、浴槽4に供給される給湯水の温度を検出する温度センサT22を設けている。
また、図2は上記給湯装置の制御ブロック図を示している。この給湯装置は、図2に示すように、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御装置100と、上記制御装置100との間で信号を送受信するリモートコントローラ200とを備えている。上記制御装置100は、温度センサT1〜T4,T11〜T13,T21〜T23と水位センサLSと水流スイッチSWと水量センサ24,27と外気温度センサ(図示せず)およびリモートコントローラ200などからの信号を受けて、ヒートポンプユニット2と沸上用循環ポンプP1と風呂用循環ポンプP2と給湯用混合弁22と湯張り用電磁弁25と沸上用混合弁50などを制御する。
また、上記制御装置100は、貯湯タンク3内の湯水を沸き上げる運転を制御する沸上制御部100aと、給湯端末60の給湯温度を制御する給湯制御部100bと、「風呂湯張り運転」などを含む浴槽4への注湯を制御する風呂注湯制御部100cと、「風呂追焚運転」を制御する風呂追焚制御部100dと、給湯用混合弁22の給湯設定温度tKSに対応する開度を推定する混合弁開度推定部100eと、給湯用混合弁22の給湯設定温度tKSに対応する開度として給湯安定開度を決定する給湯安定開度決定部100fと、時間を計時するタイマ100gとを有する。
<給湯運転>
上記構成の給湯装置において、給湯端末60の給湯温度を制御する「給湯運転」では、貯湯タンク3の上部から出湯された湯水と外部の給水管から配管L11,L12を介して供給される水を給湯用混合弁22で混合することによって、給湯端末60に所望の温度の湯水を供給する。このとき、制御装置100の給湯制御部100bにより、温度センサT21により検出された給湯温度が給湯設定温度tKSになるように、給湯用混合弁22の開度を制御する。
<沸上運転>
上記ヒートポンプユニット2により貯湯タンク3内の湯水を沸き上げる「沸上運転」では、制御装置100の沸上制御部100aにより、沸上用混合弁50の第1入水ポート側(貯湯タンク3側)の開度を全開にした状態で沸上用循環ポンプP1を運転して、貯湯タンク3内の湯水を、配管L1,沸上用混合弁50,配管L2,沸上熱交換器10,配管L3を介して循環させる。
上記沸上制御部100aは、沸上運転時、温度センサT12により検出された出湯温度が沸上目標出湯温度tSSになるように、ヒートポンプユニット2と沸上用循環ポンプP1を制御する。ここで、沸上目標出湯温度tSSは、貯湯タンク3から給湯される湯量などに基づいて制御装置100で算出される。例えば、使用される湯量が多い場合、沸上目標出湯温度tSSは例えば70℃と高くなり、使用される湯量が少ない場合、沸上目標出湯温度tSSは例えば50℃と低くなる。
<風呂湯張り運転および風呂足し湯運転>
次に、上記貯湯タンク3から風呂の浴槽4内に給湯する「風呂湯張り運転」や「風呂足し湯運転」を行う場合、制御装置100の風呂注湯制御部100cにより湯張り用電磁弁25を開いて、貯湯タンク3内の湯を給湯用混合弁22と風呂給湯回路(L33,25,26,27,28)を介して浴槽4内に供給する。このとき、風呂注湯制御部100cは、給湯用混合弁22を制御して、風呂設定温度tBSに基づいて、貯湯タンク3からの高温の湯と外部からの給水とを給湯用混合弁22により混合すると共に、水量センサ27での検出する流量の積算値が、ふろ設定湯量に到達すると、湯張り用電磁弁25を閉じて風呂湯張り運転を完了する。なお、風呂湯張り運転は、完了までに2〜3度中断しながら(湯張り用電磁弁25を閉じて)実行される。
<風呂追焚運転>
次に、上記貯湯タンク3から風呂の浴槽4内の湯を追い焚きする「風呂追焚運転」を行う場合、制御装置100の風呂追焚制御部100dにより、湯張り用電磁弁25を閉じた状態で風呂用循環ポンプP2を運転して、浴槽4内の湯を風呂循環回路を介して循環させる。
そして、温度センサT23により検出された浴槽4内の湯の風呂温度に基づいて、風呂追焚制御部100dは、ヒートポンプユニット2を用いずに貯湯タンク3内の湯を熱源とする風呂追焚運転を行うか、または、貯湯タンク3の熱量だけでは足らないときにヒートポンプユニット2を用いて風呂追焚運転を行う。
上記風呂追焚運転では、沸上熱交換器10からの湯を沸上用循環ポンプP1により貯湯タンク3と沸き上げ回路(L1,L2,10,L3)と風呂追い焚き回路(L21,20,L22)を介して循環させて風呂の追い焚きを行う。
なお、ヒートポンプユニット2を用いて風呂追焚運転を行う場合、沸上用混合弁50の第2入水ポート側(風呂追い焚き回路側)の開度を全開にした状態で行ってもよいし、ヒートポンプユニット2の沸き上げ効率を向上するために、沸上用混合弁50の開度を制御して、追焚熱交換器20からの戻り湯と貯湯タンク3の下部からの湯水とを沸上用混合弁50により混合してもよい。
以下、図3,図4に示すフローチャートに従って、制御装置100の風呂湯張り運転時の動作を説明する。なお、図3,図4において、風呂湯張り運転の代わりに風呂足し湯運転としても同様に動作する。
まず、風呂湯張り運転の処理がスタートすると、図3に示すステップS1で湯張り要求があるか否かを判定して、湯張り要求があると判定すると、ステップS2に進む。この風呂湯張り運転は、ユーザーがリモートコントローラ200のボタンを押すか、または、風呂予約により自動で要求される。
次に、ステップS2で風呂注湯制御部100cにより給湯用混合弁22を風呂設定温度tBSに対応する開度にする。
次に、ステップS3に進み、風呂注湯制御部100cにより湯張り用電磁弁25を開く。これにより、貯湯タンク3内の湯を給湯用混合弁22と風呂給湯回路(L33,25,26,27,28)を介して浴槽4内に供給する。
次に、ステップS4に進み、風呂給湯温度を温度センサT22により検出する。ここで、風呂給湯温度は、風呂給湯回路(L33,25,26,27,28)を介して浴槽4内に供給される給湯用混合弁22からの混合水の温度である。
次に、ステップS5に進み、風呂給湯温度が風呂設定温度tBSになるように、風呂注湯制御部100cにより給湯用混合弁22の開度に制御する。すなわち、温度センサT22により検出された風呂給湯温度が風呂設定温度tBSになるように、給湯用混合弁22の開度(貯湯タンク3側)をフィードバック制御する。
次に、ステップS6に進み、風呂湯張り中断または終了か否かを判定する。この場合、水量センサ27での検出する流量の積算値が、ふろ設定湯量に到達したと判定するか、あるいは、リモートコントローラ200のボタン操作により風呂湯張り運転を終了したと判定すると、風呂湯張り終了とする。
そして、ステップS6で風呂湯張り終了と判定すると、ステップS11に進み、風呂注湯制御部100cにより湯張り用電磁弁25を閉じて、ステップS12に進み、給湯用混合弁22を給湯安定開度にしてこの処理を終了する。このステップS6,S11,S12では、風呂湯張り中に給湯端末60への給湯が行われず、風呂湯張りが単独で中断または終了するときは、風呂設定温度の湯を浴槽4に給湯したまま湯張り用電磁弁25を閉じた後、給湯用混合弁22を給湯安定開度にするので、浴槽4に風呂設定温度以外の湯を供給することがない。
ここで、給湯安定開度の初期値は、温度センサT4により検出された貯湯タンク3内の上部の湯温と、温度センサT1により検出された貯湯タンク3内の下部の水温(給水温度に相当)と、給湯設定温度tKSに基づいて、混合弁開度推定部100eにより式またはテーブルなどを用いて推定する。
一方、ステップS6で風呂湯張り終了でないと判定すると、ステップS7に進み、給湯ありか否かを判定する。すなわち、給湯端末60が開かれて給湯回路(L12,L31,L32,21,22,23,24)を介して給湯用混合弁22から混合水が出湯されると、水量センサ24により水量を検出して給湯ありと判定する。
ステップS7で給湯ありと判定すると、ステップS8に進む一方、ステップS7で給湯なしと判定すると、ステップS4に戻る。
ステップS8では、給湯用混合弁22を給湯安定開度にして、ステップS9に進み、所定時間(この実施の形態では数秒)経過するのを待つ。
次に、ステップS10に進み、風呂注湯制御部100cにより湯張り用電磁弁25を閉じて、図4に示すステップS21に進む。このステップS7,S8,S9,S10では、風呂湯張り中に給湯端末60への給湯を検知して風呂湯張りを中断するときは、早く給湯設定温度に合わせるためにまず給湯用混合弁22を動かして給湯安定開度にする。その給湯用混合弁22を風呂設定温度に対応する開度から給湯安定開度に駆動している間に給湯用混合弁22からの湯を給湯端末60に給湯しないために、湯張り用電磁弁25を数秒開けたままにしておき、給湯用混合弁22を駆動している間の湯を可能な限り浴槽4側に流す。
一般に、
風呂湯張り流量 > 蛇口流量
であるので、これにより、蛇口(給湯端末60)の温度変動を最小限に抑えることができる。浴槽4側は、200リットル程度の湯が溜まっているところへ、給湯用混合弁22を駆動中(風呂設定温度に対応する開度→給湯安定開度)の湯を数秒間浴槽4側に流す程度であるので、浴槽4への影響はほとんどない。
そして、図4に示すステップS21でタイマ100gをスタートさせる。
次に、ステップS22に進み、給湯温度を温度センサT21により検出する。ここで、給湯温度は、給湯回路(L12,L31,L32,21,22,23,24)を介して供給される給湯用混合弁22から混合水の温度である。
次に、ステップS23に進み、給湯温度が給湯設定温度tKSになるように、給湯制御部100bにより給湯用混合弁22の開度を制御する。
次に、ステップS24に進み、給湯温度が給湯設定温度tKSに略等しいとき、ステップS25に進む一方、給湯温度が給湯設定温度tKSに略等しくないとき、ステップS1に戻る。ここで、「給湯温度が給湯設定温度tKSに略等しい」とは、例えば、給湯温度が給湯設定温度tKS±0.3℃の範囲内にあるという条件を満たすことである。
そして、ステップS25でタイマ100gの計時Tが所定時間TSET以上であると判定すると、ステップS28に進み、給湯安定開度決定部100fにより給湯用混合弁22の現在開度を給湯安定開度としてステップS21に戻る。ここで、給湯安定開度を不揮発性メモリに記憶しておく。
一方、ステップS25でタイマ100gの計時Tが所定時間TSET未満であると判定すると、ステップS26に進む。
ステップS26で給湯が終了したと判定すると、ステップS27に進む一方、給湯が終了していないと判定すると、ステップS22に戻る。
次に、ステップS27で風呂湯張りを再開するか否かを判定する。このステップS27では、図3に示すステップS7において風呂湯張り途中で給湯ありと判定されて、風呂湯張り運転を中断したときに風呂湯張りを再開する判定をする。
そして、ステップS27で風呂湯張りを再開すると判定すると、図3に示すステップS2に戻る一方、風呂湯張りを再開しないと判定すると、この処理を終了する。
上記構成の給湯装置によれば、給湯端末60から給湯する給湯運転時は、制御装置100の給湯制御部100bによって給湯用混合弁22を制御して、給湯用混合弁22からの混合水が給湯設定温度tKSになるようにすると共に、浴槽4に給湯する風呂湯張り運転(または風呂足し湯運転)時は、制御装置100の風呂注湯制御部100cによって給湯用混合弁22を制御して、給湯用混合弁22からの混合水が風呂設定温度tBSになるようにする。そして、風呂湯張り運転(風呂足し湯運転)において浴槽4への給湯を停止したとき、給湯用混合弁22の開度(貯湯タンク3側)を給湯設定温度tKSに対応する開度側にすることによって、給湯用混合弁22を早く給湯設定温度tKSに対応する開度にでき、浴槽4への給湯を停止してすぐに給湯端末60から給湯するときに、給湯設定温度tKSに対する給湯温度の変動を抑制することができる。
例えば、給湯設定温度tKSが40℃で風呂設定温度tBSが38℃であるとき、給湯用混合弁22からの38℃の混合水による浴槽4への湯張りが完了すると、湯張り用電磁弁25を閉じた後にすぐに、給湯用混合弁22の開度(貯湯タンク3側)を、38℃(風呂設定温度tBS)に対応する開度よりも40℃(給湯設定温度tKS)に対応する開度側にするので、給湯用混合弁22からの混合水の温度が38℃からすぐに40℃に変更され、シャワーから38℃のぬるい湯が出湯されることがなく、ユーザーに不快感を与えないようにできる。
また、給湯設定温度tKSが40℃で風呂設定温度tBSが38℃であるとき、給湯用混合弁22からの38℃の混合水による浴槽4への湯張り中に給湯端末60でシャワーが使用されると、給湯用混合弁22の開度(貯湯タンク3側)を、38℃(風呂設定温度tBS)に対応する開度よりも40℃(給湯設定温度tKS)に対応する開度側にして、所定時間後に湯張り用電磁弁25を閉じることにより、給湯用混合弁22の駆動中は給湯用混合弁22からの38℃のぬるい湯が浴槽4側に流れるので、38℃のぬるい湯がシャワーから出湯されることがなく、ユーザーに不快感を与えないようにできる。
また、風呂湯張り運転(風呂足し湯運転)において浴槽4への給湯を停止したとき、給湯用混合弁22の開度を給湯設定温度tKSに対応する開度にすることによって、浴槽4への給湯を停止してすぐに給湯端末60から給湯しても、給湯設定温度tKSに対する給湯温度の変動を抑制でき、安定した給湯設定温度tKSの湯を給湯端末60から出湯できる。
また、上記給湯安定開度決定部100fによって、給湯端末60への給湯時に給湯用混合弁22からの混合水の温度が給湯設定温度tKSに略一致する状態が所定時間TSET続いたときの給湯用混合弁22の現在開度を、給湯設定温度tKSに対応する給湯安定開度とすることによって、給湯設定温度tKSについての給湯用混合弁22の開度調整を正確に行うことができる。
また、上記貯湯タンク3内の上部の湯水の温度と外部から供給される水の温度および給湯設定温度tKSに基づいて、給湯用混合弁22の給湯設定温度tKSに対応する開度を混合弁開度推定部100eにより推定することによって、実際の給湯用混合弁22からの混合水の温度を検出することなく、給湯設定温度tKSについての給湯用混合弁22の開度調整が可能になる。
また、風呂湯張り運転(または風呂足し湯運転)において浴槽4への給湯を開始するとき、制御装置100の風呂注湯制御部100cによって、給湯用混合弁22の開度(貯湯タンク3側)を風呂設定温度tBSに対応する開度にしてから、風呂給湯回路(L33,25,26,27,28)の湯張り用電磁弁25を開状態にすることによって、風呂給湯回路(L33,25,26,27,28)を開いてすぐに給湯用混合弁22からの混合水の温度を速やかに風呂設定温度tBSにすることができる。
また、風呂湯張り運転(または風呂足し湯運転)中に、浴槽4への給湯を停止するとき、制御装置100の風呂注湯制御部100cによって湯張り用電磁弁25を閉鎖してから、給湯制御部100bによって給湯用混合弁22の開度(貯湯タンク3側)を給湯設定温度tKSに対応する開度にすることによって、風呂給湯回路(L33,25,26,27,28)を閉じるまでに給湯用混合弁22から給湯設定温度tKSになった混合水が浴槽4に給湯されることがない。
上記第1実施形態では、給湯安定開度の初期値は混合弁開度推定部100eにより推定し、給湯設定温度tKSでの給湯が続いたときには、給湯安定開度決定部100fにより給湯安定開度を決定したが、混合弁開度推定部は、給湯安定開度の初期値の推定に限らず、給湯運転において混合弁開度推定部により推定された混合弁の開度を給湯安定開度を用いてもよい。
〔第2実施形態〕
この発明の第2実施形態の給湯装置は、制御装置100の動作を除いて第1実施形態の給湯装置と同一の構成をしており、図1,図2を援用する。
この第2実施形態の給湯装置の動作は、図3に示すフローチャートのステップS8,S12が異なる。
第1実施形態のステップS8,S12において給湯用混合弁22を給湯安定開度にしたのに対して、この第2実施形態の給湯装置では、給湯用混合弁22の開度を風呂設定温度tBSと給湯設定温度tKSとの間の温度に対応する開度に設定する。
例えば、給湯用混合弁22において、風呂設定温度tBSと給湯設定温度tKSとの間の温度に対応する開度としては、風呂設定温度tBSと給湯設定温度tKSとの間の中間温度(tBS+tKS)/2に対応する開度としたり、風呂設定温度tBSよりも所定温度だけ給湯設定温度tKS側の温度に対応する開度としたりしてもよい。
上記構成の給湯装置によれば、風呂湯張り運転(風呂足し湯運転)において浴槽4への給湯を停止したとき、給湯用混合弁22の開度を風呂設定温度tBSと給湯設定温度tKSとの間の温度に対応する開度にすることによって、浴槽4への給湯を停止してすぐに給湯端末60に給湯するときに、給湯用混合弁22を駆動して速やかに給湯設定温度tKSに対応する開度にすることが可能になり、給湯設定温度tKSに対する給湯温度の変動を抑制できる。
上記第2実施形態の給湯装置は、第1実施形態の給湯装置と同様の効果を有する。
〔第3実施形態〕
この発明の第3実施形態の給湯装置は、制御装置100の動作を除いて第1実施形態の給湯装置と同一の構成をしており、図1,図2を援用する。
この第2実施形態の給湯装置の動作は、図3に示すフローチャートのステップS11,S12が異なる。
第1実施形態のステップS11,S12において、湯張り用電磁弁25を閉じた後に給湯用混合弁22を給湯安定開度にしたのに対して、この第3実施形態の給湯装置では、給湯用混合弁22を給湯安定開度にした後に湯張り用電磁弁25を閉じる。
上記構成の給湯装置によれば、風呂湯張り運転(または風呂足し湯運転)中に、浴槽4への給湯を停止するとき、制御装置100の給湯制御部100bによって、給湯用混合弁22の開度(貯湯タンク3側)を給湯設定温度tKSに対応する開度にしてから、風呂注湯制御部100cによって湯張り用電磁弁25を閉状態にすることによって、風呂給湯回路(L33,25,26,27,28)が閉じるまでに給湯用混合弁22から給湯設定温度tKSの混合水が給湯回路(L12,L31,L32,21,22,23,24)に流れるので、給湯用混合弁22から給湯端末60から給湯される混合水の給湯設定温度tKSへの立ち上がりが早くなる。
上記第3実施形態の給湯装置は、第1実施形態の給湯装置と同様の効果を有する。
上記第1〜第3実施形態では、追焚熱交換器20からの戻り湯と貯湯タンク3の下部からの湯水とを混合する沸上用混合弁50を備えた給湯装置について説明したが、沸上用混合弁を用いずに沸き上げ回路と風呂追い焚き回路を別々に構成した給湯装置にこの発明を適用してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、沸上用混合弁50を備えた給湯装置について説明したが、混合弁に限らず、流路を切り替える流路切換弁であってもよい。この流路切換弁は、切り換える2つの入水側配管に夫々設けられた電磁弁の一方を開き、他方を閉じる構成としてもよい。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
1…貯湯ユニット
2…ヒートポンプユニット
3…貯湯タンク
4…浴槽
9…接続アダプタ
9a…給湯口
9b…追焚用吸水口
10…沸上熱交換器
11…減圧弁
12,21,23,26,28…逆止弁
20…追焚熱交換器
22…給湯用混合弁
24,27…水量センサ
25…湯張り用電磁弁
31…逃し弁
50…沸上用混合弁
60…給湯端末
100…制御装置
100a…沸上制御部
100b…給湯制御部
100c…風呂注湯制御部
100d…風呂追焚制御部
100e…混合弁開度推定部
100f…給湯安定開度決定部
100g…タイマ
200…リモートコントローラ
L1,L2,L3,L11,L21,L22,L31〜L35,L41…配管
L4,L5…冷媒配管
L12…分岐配管
LS…水位センサ
P1…沸上用循環ポンプ
P2…風呂用循環ポンプ
SW…水流スイッチ
T1〜T4,T11〜T13,T21〜T23…温度センサ

Claims (8)

  1. 貯湯タンク(3)と、
    上記貯湯タンク(3)の上部からの湯水と外部からの水を混合する混合弁(22)と、
    上記貯湯タンク(3)の上部から上記混合弁(22)を介して給湯端末に給湯するための給湯回路(L12,L31,L32,21,22,23,24)と、
    上記給湯回路(L12,L31,L32,21,22,23,24)の上記混合弁(22)よりも下流側で分岐して浴槽に給湯するための風呂給湯回路(L33,25,26,27,28)と、
    上記風呂給湯回路(L33,25,26,27,28)を開閉する開閉手段(25)と、
    上記混合弁(22)と上記開閉手段(25)を制御する制御装置(100)と
    を備え、
    上記制御装置(100)は、
    上記給湯端末に給湯するときは、上記混合弁(22)からの混合水が給湯設定温度になるように上記混合弁(22)を制御すると共に、上記浴槽に給湯するときは、上記混合弁(22)からの混合水が風呂設定温度になるように上記混合弁(22)を制御し、
    上記浴槽への給湯を停止したときに、上記混合弁(22)の開度を上記風呂設定温度に対応する開度よりも上記給湯設定温度側にすることを特徴とする給湯装置。
  2. 請求項1に記載の給湯装置において、
    上記制御装置(100)は、上記浴槽への給湯を停止したときに、上記混合弁(22)の開度を上記給湯設定温度に対応する開度にすることを特徴とする給湯装置。
  3. 請求項1に記載の給湯装置において、
    上記制御装置(100)は、上記浴槽への給湯を停止したときに、上記混合弁(22)の開度を上記風呂設定温度と上記給湯設定温度との間の温度に対応する開度にすることを特徴とする給湯装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載の給湯装置において、
    上記制御装置(100)は、上記給湯端末への給湯時に上記混合弁(22)からの混合水の温度が上記給湯設定温度に略一致する状態が所定時間続いたときの上記混合弁(22)の現在開度を、上記給湯設定温度に対応する給湯安定開度とする給湯安定開度決定部(100f)を有することを特徴とする給湯装置。
  5. 請求項1から4までのいずれか1つに記載の給湯装置において、
    上記制御装置(100)は、上記貯湯タンク(3)内の上部の湯水の温度と上記外部からの水の温度および上記給湯設定温度に基づいて、上記混合弁(22)の上記給湯設定温度に対応する開度を推定する混合弁開度推定部(100e)を有することを特徴とする給湯装置。
  6. 請求項1から5までのいずれか1つに記載の給湯装置において、
    上記制御装置(100)は、上記浴槽への給湯を開始するとき、上記混合弁(22)の開度を上記風呂設定温度に対応する開度にしてから、上記開閉手段(25)を開状態にすることを特徴とする給湯装置。
  7. 請求項1から6までのいずれか1つに記載の給湯装置において、
    上記制御装置(100)は、上記浴槽への給湯を停止するとき、上記開閉手段(25)を閉鎖してから、上記混合弁(22)の開度を上記給湯設定温度に対応する開度にすることを特徴とする給湯装置。
  8. 請求項1から7までのいずれか1つに記載の給湯装置において、
    上記制御装置(100)は、上記給湯端末への給湯のために上記浴槽への給湯を停止するとき、上記混合弁(22)の開度を上記給湯設定温度に対応する開度にしてから、上記開閉手段(25)を閉状態にすることを特徴とする給湯装置。
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