JP2015188723A - 電気かみそり - Google Patents
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Abstract
【課題】剃りにくかった産毛やくせ毛が均等な吸着力によって効率よく剃れ、且つ外刃が肌に固着することなく、スムーズに移動させることが出来る電気かみそり。【解決手段】別体吸引装置7より電気かみそりの外刃1内側へ負圧を与える。肌と外刃が固着せずに一定の吸着力を保つために、外刃の外周には肌とのクリアランスが発生する位置、まで負圧保持用外壁12を設ける。負圧保持用外壁は外刃の頂上部より数ミリ低い位置で外刃を囲み、肌へ直接固着することなく安定した負圧を保つことができ、肌は外刃に吸いつけられつつもスムーズに移動できる。発生した毛くずも、肌と負圧保持用外壁の隙間を流れる空気によって吸引装置へ運ばれる。それでも外刃全体を肌が覆ってしまった際に固着することを防ぐため、負圧が高まり過ぎた場合のみ作動する圧力調整用弁を負圧伝達経路に設ける。【選択図】図5
Description
本発明は剃り残しが少ない電気かみそりに関するものである
従来の電気かみそりでは、外刃に肌を押し付けることにより密着させていたため、身体の凹凸によって外刃が部分的に肌と密着し、体毛の剃り残しが発生している。また、剃りこみ深さも肌へ押し付ける強さにより安定しない。非特許文献にみられるように、電気かみそりの内部より空気の負圧によって肌を吸い込み、外刃に肌を密着させることで確実に剃り残した体毛を捉えると同時に、剃った体毛のカスを集塵する効果を狙った案は、幾つか発案されている。
しかし従来の電気かみそりをそのまま使用し十分な吸い付け効果を得るためには、非常に強い吸い込み力が必要となる。それを補うために、負圧を保持する目的で外刃を囲むカップホルダーや外壁を、外刃と同じか、より高い位置に設置する手法も考案されているが、肌が外壁に引っ掛かることでしわが発生し、均等な深剃り効果を得ることが出来ない。
また、カップホルダーや外壁を、肌によって塞がれることで負圧が高くなりすぎ、外刃
が肌の表面をスムーズに移動できないだけでなく、外刃から吸引装置への空気の流れも止まってしまい、集塵効果も薄れてしまう。
が肌の表面をスムーズに移動できないだけでなく、外刃から吸引装置への空気の流れも止まってしまい、集塵効果も薄れてしまう。
一体、もしくは別体の吸引装置より外刃の内側へ負圧を与えた電気かみそりにおいて、負圧を保持するため外刃を囲む負圧保持用外壁を、肌が密着した際に隙間が発生する位置に設ける。
外壁は外刃の頂上部より数ミリ低い位置で外刃を囲み、肌へ直接固着することなく安定した負圧を保つことができ、肌は外刃に吸いつけられつつもスムーズに移動できる。発生した毛くずも、肌と負圧保持用外壁の隙間を流れる空気によって吸引装置へ運ばれる。
それでも下あごなど、肌が伸びやすく、外刃全体を完全に覆ってしまった際に、肌が外刃に固着することを防ぐため、負圧が高まり過ぎた場合のみ作動する圧力調整用弁を負圧伝達経路に設ける。
これにより、剃りにくかった産毛やくせ毛が均等な吸着力によって効率よく剃れ、且つ外刃が肌に固着することなく、スムーズに移動させることが出来る。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
図1は外刃を1個備えた回転式の電気かみそりへ本発明を実施した外観の斜視図である。
図2は図1の電気かみそり本体のみを分解した斜視図である。
図3は外部負圧の伝達管接続部に配置された、圧力調整用弁が閉じた状態の斜視図である。図4は外部負圧の伝達管接続部に配置された、圧力調整用弁が開いた状態の斜視図である。
図5は外刃を3個備えた往復式の電気かみそりへ本発明を実施した外観の斜視図である。図6は図5の外刃、負圧保持用外壁、下あごの位置関係を表す断面図である。
図1は外刃を1個備えた回転式の電気かみそりへ本発明を実施した外観の斜視図である。
図2は図1の電気かみそり本体のみを分解した斜視図である。
図3は外部負圧の伝達管接続部に配置された、圧力調整用弁が閉じた状態の斜視図である。図4は外部負圧の伝達管接続部に配置された、圧力調整用弁が開いた状態の斜視図である。
図5は外刃を3個備えた往復式の電気かみそりへ本発明を実施した外観の斜視図である。図6は図5の外刃、負圧保持用外壁、下あごの位置関係を表す断面図である。
図1に示されているように、外刃1はモーターホルダー2に固定され、内刃ホルダー3はモーター4を介してモーターホルダーに固定されている。モーターホルダーは本体上ケース5に固定され、本体上ケース5は、本体下ケース6に固定されている。本体下ケース6は別体吸引装置7と繋がった負圧伝達管8と連結している。
図2に示されているように、モーターホルダー2、内刃ホルダー3、本体下ケース6には、機能として必要な部位を除く範囲へ、負圧を伝達させるための肉抜きが施されている。更にモーターホルダー2には、負圧を直接本体の外部へ伝えるための負圧伝達管8を設け、本体下ケース6には、負圧伝達管8との接続部と圧力調整用弁9を設けられている。
圧力調整用弁9は、板ばね10によって回転可能な状態で本体下ケース6に固定されている。圧力調整用弁9は、板ばね10の弾性力によって、負圧が一定値以下の状態では、図3に示すように負圧を確保するために閉じているので、負圧を無駄に失うことがない。肌が外刃1全体を完全に覆ってしまった際には負圧が一定値以上となり、図4に示すように、圧力調整用弁9は過剰な負圧を開放する方向に、板ばね10を弾性変形させて開くので、外刃が肌に固着することなくスムーズに移動させることが出来る。
1: 外刃
2: モーターホルダー
3: 内刃ホルダー
4: モーター
5: 本体上ケース
6: 本体下ケース
7: 別体吸引装置
8: 負圧伝達管
9: 圧力調整用弁
10: 板ばね
11: 負圧伝達管との接続部
12: 負圧保持用外壁
13: 下あご輪郭線
14: 下あご輪郭線と負圧保持用外壁のクリアランス
2: モーターホルダー
3: 内刃ホルダー
4: モーター
5: 本体上ケース
6: 本体下ケース
7: 別体吸引装置
8: 負圧伝達管
9: 圧力調整用弁
10: 板ばね
11: 負圧伝達管との接続部
12: 負圧保持用外壁
13: 下あご輪郭線
14: 下あご輪郭線と負圧保持用外壁のクリアランス
Claims (2)
- 電動かみそりに空気の負圧を利用し肌への密着性を得ると同時に、毛くずを集塵する機能を持つ装置において、負圧を保持しつつ肌が外刃へ固着しないよう、肌とクリアランスを持った位置に負圧保持用外壁を設ける構造。
- 電動かみそりに空気の負圧を利用し肌への密着性を得ると同時に、毛くずを集塵する機能を持つ装置において、電気かみそり内部の負圧が高まり過ぎた際に、負圧の調整する弁を持たせ、肌と外刃が固着することを防止し、尚且つ集塵機能の低下を避ける構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014070675A JP2015188723A (ja) | 2014-03-29 | 2014-03-29 | 電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014070675A JP2015188723A (ja) | 2014-03-29 | 2014-03-29 | 電気かみそり |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015188723A true JP2015188723A (ja) | 2015-11-02 |
Family
ID=54423745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014070675A Ceased JP2015188723A (ja) | 2014-03-29 | 2014-03-29 | 電気かみそり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015188723A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105415407A (zh) * | 2016-01-13 | 2016-03-23 | 朱文武 | 吸碎发式电推剪 |
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-
2014
- 2014-03-29 JP JP2014070675A patent/JP2015188723A/ja not_active Ceased
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US10703000B2 (en) | 2016-06-06 | 2020-07-07 | Maother (Suzhou) Electric Equipment Co., Ltd. | Negative pressure pneumtic hair clipper |
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Legal Events
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