JP2015186417A - 中継装置、給電制御方法及びプログラム - Google Patents

中継装置、給電制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信システムにおいて用いられる通信装置の特性を生かした充電制御を実現することができる中継装置を提供すること。【解決手段】本発明にかかる中継装置3は、通信端末1と通信事業者ネットワーク2との間の通信を中継する装置である。中継装置3は、通信端末1と充電回線を介して接続している。この時、中継装置3は、通信事業者ネットワーク2と通信しているか否かを判定する通信判定部4と、通信判定部4における判定結果に応じて、通信端末1へ給電するかもしくは通信端末1から給電されるかを制御する充電制御部5と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は中継装置、給電制御方法及びプログラムに関する。
近年、無線通信可能なモバイル機器の普及に伴い、モバイルルータを携帯するユーザが増えてきている。モバイルルータは、モバイル機器を公衆通信回線に接続するための中継装置として機能する。また、近年のモバイルルータは、予備用のバッテリとしても機能し、モバイルルータからモバイル機器へ給電することができる。
特許文献1には、ポータブルオーディオ機器とワイヤレスヘッドフォンとが接続された場合に、一方の機器が、他方の機器から給電を受けることによって充電することが記載されている。具体的には、ポータブルオーディオ機器とワイヤレスヘッドフォンとにおいて、動作可能時間が短いほうの機器のバッテリを充電先のバッテリとして、一方の機器が他方の機器のバッテリの充電を行うことが記載されている。
特開2009−065347号公報
特許文献1に記載されているワイヤレスヘッドフォンシステムにおいては、動作可能時間に着目して、ポータブルオーディオ機器とワイヤレスヘッドトンとのいずれのバッテリを充電先のバッテリとするかを決定している。ここで、2つの機器間において、充電先のバッテリを決定する充電制御に関して、通信システムにおいて用いられる通信装置の特性を生かした充電制御が求められている。
本発明の目的は、通信システムにおいて用いられる通信装置の特性を生かした充電制御を実現することができる中継装置、給電制御方法及びプログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様にかかる中継装置は、通信端末と通信事業者ネットワークとの間の通信を中継する中継装置であって、前記通信端末と充電回線を介して接続している際に、前記通信事業者ネットワークと通信しているか否かを判定する通信判定部と、前記通信判定部における判定結果に応じて、前記通信端末へ給電するかもしくは前記通信端末から給電されるかを制御する充電制御部と、を備えるものである。
本発明の第2の態様にかかる給電制御方法は、通信端末と通信事業者ネットワークとの間の通信を中継する中継装置において実行される給電制御方法であって、前記通信端末と充電回線を介して接続している際に、前記通信事業者ネットワークと通信しているか否かを判定し、判定結果に応じて、前記通信端末へ給電するかもしくは前記通信端末から給電されるかを制御するものである。
本発明の第3の態様にかかるプログラムは、通信端末と通信事業者ネットワークとの間の通信を中継するコンピュータに実行させるプログラムであって、前記通信端末と充電回線を介して接続している際に、前記通信事業者ネットワークと通信しているか否かを判定し、判定結果に応じて、前記通信端末へ給電するかもしくは前記通信端末から給電されるかを制御することをコンピュータに実行させるものである。
本発明により、通信システムにおいて用いられる通信装置の特性を生かした充電制御を実現することができる中継装置、給電制御方法及びプログラムを提供することができる。
実施の形態1にかかる中継装置の構成を示す図である。 実施の形態2にかかる通信システムの構成を示す図である。 実施の形態2にかかる充電時の通信システムの構成を示す図である。 実施の形態2にかかるモバイルルータのブロック図である。 実施の形態2にかかるモバイル機器のブロック図である。 実施の形態2にかかるモバイルルータの動作を示すフローチャートである。 実施の形態3にかかる充電時の通信システムの構成を示す図である。 実施の形態3にかかるモバイルルータのブロック図である。 実施の形態3にかかるモバイル機器のブロック図である。
(実施の形態1)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。はじめに、図1を用いて本発明の実施の形態1にかかる中継装置3の構成例について説明する。中継装置3は、通信端末1と通信事業者ネットワーク2との間の通信を中継する装置である。中継装置3は、自装置を充電する場合もしくは通信端末1を充電する場合に、通信端末1と接続する。中継装置3は、通信判定部4及び充電制御部5を有する。
通信判定部4は、通信端末1と中継装置3とが充電回線を介して接続している際に、中継装置3と通信事業者ネットワーク2との間において通信が行われているか否かを判定する。例えば、通信判定部4は、通信事業者ネットワーク2を宛先とするデータもしくは通信事業者ネットワーク2から送信されたデータ等を検出した場合に、中継装置3と通信事業者ネットワーク2との間において通信が行われていると判定してもよい。また、充電回線は、例えば、USB接続をすることによって充電が可能となった回線であってもよく、非接触通信を行うことによって充電が可能となった回線等であってもよい。
充電制御部5は、通信判定部4における判定結果に応じて、通信端末1へ給電するかもしくは通信端末1から給電されるかを制御する。中継装置3は、通信端末1へ給電することによって、通信端末1のバッテリもしくは電池(以下、バッテリ等と称する)を充電する。また、通信端末1は、中継装置3に給電することによって、中継装置3のバッテリ等を充電する。
例えば、充電制御部5は、通信事業者ネットワーク2と中継装置3との間において通信が行われていると判定された場合、通信端末1から給電され、通信事業者ネットワーク2と中継装置3との間において通信が行われていないと判定された場合、通信端末1へ給電してもよい。また、給電先及び給電元の装置は、逆であってもよい。つまり、充電制御部5は、通信事業者ネットワーク2と中継装置3との間において通信が行われていると判定された場合、通信端末1へ給電し、通信事業者ネットワーク2と中継装置3との間において通信が行われていないと判定された場合、通信端末1から給電されてもよい。
また、充電制御部5は、通信事業者ネットワーク2と中継装置3との間における通信有無と、その他の情報とを組み合わせて、給電元及び給電先の装置を決定してもよい。
以上説明したように、図1の中継装置3を用いることによって、中継装置3は、通信事業者ネットワーク2との間において通信が行われているか否かに応じて通信端末1との間において、給電元と給電先とを決定することができる。通信事業者ネットワーク2と中継装置3との間において通信が行われているか否かは、中継装置3がデータを中継する通信装置であることを考慮すると容易に判定することができる。
通信装置は、データの宛先及びデータの送信元に関する情報を用いてデータの送信先等を決定し、データを送受信する。そのため、通信装置は、特定の通信装置もしくはネットワーク等との間においてデータの送受信が発生しているか否かを容易に判定することができる。充電制御部5は、このように通信装置において容易に判定することができる事象に基づいて、給電元及び給電先を決定する充電制御を行うことができる。
(実施の形態2)
続いて、図2及び図3を用いて本発明の実施の形態2にかかる通信システムの構成例について説明する。図2及び図3は、本実施の形態にかかる通信システムの構成を示す図である。図2に示すように、通信システムは、モバイルルータ10と、モバイル機器20と、を備える。モバイルルータ10は、図1の中継装置3に相当する。モバイル機器20は、図1の通信端末1に相当する。モバイルルータ10は、WAN(Wide Area Network)回線用アンテナ111を用いて、例えば、LTE(Long Term Evolution)回線や3G回線と接続される。モバイルルータ10は、WAN回線を介して、通信事業者ネットワーク2と接続する。通信事業者ネットワークは、例えばキャリアネットワークと称されてもよく、通信サービスを提供する事業者が管理するネットワークである。通信事業者ネットワーク2と接続するとは、通信事業者ネットワーク2を構成する通信装置もしくはサーバ装置と通信することであってもよい。
また、モバイルルータ10は、無線LAN(Local Area Network)回線用アンテナ112を用いて、無線LANに接続される。同様に、モバイル機器20も無線LAN回線用アンテナ212を用いて、無線LANに接続される。つまり、モバイルルータ10及びモバイル機器20は、無線LANを介して接続される。これにより、モバイル機器20は、モバイルルータ10を介してWAN回線と接続することができる。
また、図3に示すように、充電時には、モバイルルータ10及びモバイル機器20は、USB(Universal Serial Bus)ケーブル30を介して接続される。モバイルルータ10の充電時には、モバイル機器20が、USBケーブル30を介してモバイルルータ10に給電する。一方、モバイル機器20の充電時には、モバイルルータ10が、USBケーブル30を介してモバイル機器20に給電する。通信システムの充電時の動作の詳細については後述する。
続いて、図4を用いて本発明の実施の形態2にかかるモバイルルータ10の構成例について説明する。モバイルルータ10は、メインCPU(Central Processing Unit)101と、記憶部102と、充放電制御用マイクロコンピュータ(以下、充放電制御用マイコンと称する)103と、電源回路104と、充電電池105と、充電IC(Integrated Circuit)106と、スイッチ107と、コネクタ108と、LTE回路109と、無線LAN回路110と、WAN回線用アンテナ111と、無線LAN回線用アンテナ112と、Bluetooth(登録商標)回路121と、Bluetooth回線用アンテナ122と、を有する。ここで、メインCPU101は、図1の通信判定部4に相当する。充放電制御用マイコン103は、図1の充電制御部5に相当する。
LTE回路109は、メインCPU101の指示に応じて、LTE回線用アンテナ111を用いて、LTE回線を用いた通信を行う通信回路である。無線LAN回路110は、メインCPU101の指示に応じて、無線LAN回線用アンテナ112を用いて、無線LAN回線を用いた通信を行う通信回路である。Bluetooth回路121は、メインCPU101の指示に応じて、Bluetooth回線用アンテナ122を用いて、Bluetooth回線を用いた通信を行う通信回路である。
メインCPU101は、予め記憶されたプログラムに基づいて、モバイルルータ10の各ブロックに命令し、モバイルルータ10全体を制御する制御部である。メインCPU101は、記憶部102、充放電制御用マイコン103、電源回路104、LTE回路109、無線LAN回路110及びBluetooth回路121に接続される。
メインCPU101は、LTE回路109を介して通信事業者ネットワーク2へデータを送信する。さらに、メインCPU101は、LTE回路109を介して、通信事業者ネットワーク2から送信されたデータを受信する。メインCPU101は、通信事業者ネットワーク2との間において送受信されるデータを処理する。そのため、メインCPU101は、モバイルルータ10と通信事業者ネットワーク2との間において通信が行われているか否かを判定することができる。メインCPU101は、モバイルルータ10と通信事業者ネットワーク2との間において通信が行われているか否かに関する判定結果を充放電制御用マイコン103へ出力する。
さらに、メインCPU101は、無線LAN回路110もしくはBluetooth回路121を介して、モバイル機器20との間においてデータの送受信を行う。また、無線LAN回路110には、複数のモバイル機器20を接続することができる。Bluetooth回路121には、1台のみのモバイル機器20が接続される。
メインCPU101は、モバイル機器20との通信が、無線LAN回路110とBluetooth回路121とのいずれを用いて実行されているかを判定する。メインCPU101は、通信端末1との通信に用いられている回路に関する情報を充放電制御用マイコン103へ出力する。
記憶部102は、例えば、RAM(Random Access Memory)もしくはROM(Read Only Memory)等のメモリである。記憶部102は、例えばメインCPU101において実行されるプログラムを記憶している。
充電電池105は、充電及び放電可能な二次電池である。充電電池105は、例えば、リチウムイオン二次電池や、ニッケル・水素蓄電池、ニッケル・カドミウム蓄電池等である。
充電IC106は、充放電制御用マイコン103の指示に応じて、充電電池105の充電制御を行う。具体的には、充電IC106は、充電電池105へ電流を出力し、充電電池105を充電する。もしくは、充電IC106は、充電電池105から出力される電流を電源回路104へ出力する。充電電池105から出力された電流は、電源回路104において、モバイル機器20へ給電するための電源の作成に用いられる。
電源回路104は、メインCPU101、記憶部102、充放電制御用マイコン103、充電IC106、LTE回路109、無線LAN回路110及びBluetooth回路121に接続され、各ブロックへ給電するための電源を生成する。また、電源回路104は、コネクタ108を介してモバイル機器20へ給電するための電源を生成する。
スイッチ107は、一端がコネクタ108に接続され、他端が電源回路104及び充電IC106のいずれか一方に接続される。充電電池105の充電動作時においては、スイッチ107の他端は、充電IC106に接続される。これにより、コネクタ108と充電IC106とが接続される。一方、充電電池105の放電動作時、つまり通信端末1に対する給電動作時においては、スイッチ107の他端は、電源回路104に接続される。これにより、コネクタ108と電源回路104とが接続される。なお、充放電制御用マイコン103が、スイッチ107の切り替え制御を行う。コネクタ108は、USBケーブル30を接続可能なコネクタである。
充放電制御用マイコン103は、メインCPU101と、電源回路104と、充電電池105と、充電IC106と、スイッチ107と、接続される。充放電制御用マイコン103は、充電電池105の充放電電流及び充放電電圧を監視する。そして、充放電制御用マイコン103は、監視する電流及び電圧の値に基づいて、充電電池105の電池残量を算出する。また、充放電制御用マイコン103は、算出した電池残量を用いて、充電電池105における残り動作時間を算出してもよい。充放電制御用マイコン103は、メインCPU101から出力された判定結果及び算出した電池残量等に基づいて、スイッチ107を操作し、モバイル機器20に対するUSB給電の制御を行う。また、充放電制御用マイコン103は、充電IC106の制御も行う。具体的には、充放電制御用マイコン103は、充電IC106に対して、充電電池105に対して給電するもしくは充電電池105から放電させることを指示する。
ここで、充放電制御用マイコン103における充放電制御の内容について詳細に説明する。充放電制御用マイコン103は、メインCPU101から、モバイルルータ10と通信事業者ネットワーク2とが通信を行っているとの判定結果が出力され、さらに、メインCPU101から、無線LAN回路110を用いてモバイル機器20が接続されているとの情報が出力されたとする。
このような場合、充放電制御用マイコン103は、モバイル機器20からの給電を受け付け、充電電池105を充電するように制御してもよい。つまり、充放電制御用マイコン103は、スイッチ107の接続先を充電IC106とするよう制御する。さらに、充放電制御用マイコン103は、コネクタ108を介してモバイル機器20へ、モバイルルータ10に対して給電を行うことを示す指示を通知する。
無線LAN回路110は、複数のモバイル機器20と通信を行うことができるという特徴を有する無線LAN通信を行う。そのため、モバイルルータ10における充電池の残量がなくなり、モバイルルータ10が使用不可となった場合、複数のモバイル機器20が、モバイルルータ10を介した通信を行うことができなくなる。そのため、モバイルルータ10の電池残量がなくなった場合に、複数のモバイル機器20に対して通信不可となる影響が及ぶことになる。そのため、モバイルルータ10が、無線LAN回路110を用いてモバイル機器20と接続している場合、モバイルルータ10の電池残量を維持するもしく増やすために、モバイル機器20がモバイルルータ10へ給電する、つまり、モバイル機器20がモバイルルータ10を充電する。
次に、充放電制御用マイコン103は、メインCPU101から、モバイルルータ10と通信事業者ネットワーク2とが通信を行っているとの判定結果が出力され、さらに、メインCPU101から、Bluetooth回路121を用いてモバイル機器20が接続されているとの情報が出力されたとする。
このような場合、充放電制御用マイコン103は、モバイル機器20へ給電するために、充電電池105を放電するように制御してもよい。つまり、充放電制御用マイコン103は、スイッチ107の接続先を電源回路104とするよう制御する。さらに、充放電制御用マイコン103は、コネクタ108を介してモバイル機器20へ、モバイルルータ10から給電を行うことを示す指示を通知する。
Bluetooth回路121は、単一のモバイル機器20のみと通信を行うという特徴を有するBluetooth通信を行う。また、Bluetooth通信における消費電力は、無線LAN通信における消費電力よりも小さい。そのため、モバイルルータ10がモバイル機器20とBluetooth通信を行っている場合、無線LAN通信を行う場合と比較して、充電電池105の電池残量に余裕があるといえる。そのため、モバイルルータ10がモバイル機器20へ給電する、つまり、モバイルルータ10がモバイル機器20を充電する。
また、ユーザが、Bluetooth通信を用いてモバイルルータ10とモバイル機器20とを接続した場合、モバイル機器20を充電するというユーザの意思があると考えてもよい。
また、Bluetooth回路121は、単一のモバイル機器20のみと通信を行うため、モバイルルータ10が使用不可となっても、一台のモバイル機器20のみがモバイルルータ10を介した通信を行うことができないという影響を受けるだけである。そのため、複数のモバイル機器20と接続している可能性のある無線LAN通信を行っている場合と比較して影響は少ない。これより、モバイルルータ10が、Bluetooth回路121を用いてモバイル機器20と接続している場合、充放電制御用マイコン103は、モバイル機器20へ給電するように制御する。
次に、充放電制御用マイコン103は、メインCPU101から、モバイルルータ10と通信事業者ネットワーク2とが通信を行っていないとの判定結果が出力され、さらに、メインCPU101から、モバイル機器20が、モバイルルータ10を介さずに通信事業者ネットワーク2もしくは他の通信事業者ネットワークと通信を行っているとの情報が出力されたとする。メインCPU101は、モバイル機器20から、定期的にBluetooth回路121もしくは無線LAN回路110を介して通信状況の確認を行ってもよい。もしくは、メインCPU101は、コネクタ108を介してモバイル機器20とUSB接続したことを検出すると、Bluetooth回路121もしくは無線LAN回路110を介して通信状況の確認を行ってもよい。
このような場合、充放電制御用マイコン103は、モバイル機器20へ給電するために、充電電池105を放電するように制御してもよい。つまり、充放電制御用マイコン103は、スイッチ107の接続先を電源回路104とするよう制御する。さらに、充放電制御用マイコン103は、コネクタ108を介してモバイル機器20へ、モバイルルータ10から給電を行うことを示す指示を通知する。
モバイル機器20が、モバイルルータ10を介さずに通信事業者ネットワーク2と通信を行っている場合、モバイル機器20における消費電力は、モバイルルータ10における消費電力よりも大きいと想定される。そのため、モバイル機器20が、通信事業者ネットワーク2と通信を行っている状況においては、モバイルルータ10は、モバイル機器20へ給電し、モバイル機器20における電池残量を維持するもしくは増加させるようにする。
また、モバイルルータ10と通信事業者ネットワーク2とが通信を行っていないとは、モバイルルータ10を使用していないことを示している。このような場合に、モバイルルータ10とモバイル機器20とをUSB接続することは、モバイルルータ10を用いて、モバイル機器20を充電するというユーザの意思があることが想定される。
次に、充放電制御用マイコン103は、メインCPU101から、モバイルルータ10と通信事業者ネットワーク2とが通信を行っていないとの判定結果が出力され、さらに、メインCPU101から、モバイル機器20が、休止状態にあるとの情報が出力されたとする。休止状態とは、モバイル機器20が通信事業者ネットワーク2及びその他の通信装置等と通信を行っていない状態であってもよく、さらに、モバイル機器20の一部の機能が停止している状態を含んでもよい。
このような場合、充放電制御用マイコン103は、メインCPU101から出力される充電電池105及びモバイル機器20における電池残量もしくは電池残量に基づいて算出される残り動作時間を用いて、充電制御を行う。モバイル機器20における電池残量もしくは電池残量に基づいて算出される残り動作時間に関する情報は、定期的にモバイル機器20から取得してもよい。もしくは、充放電制御用マイコン103は、コネクタ108を介してモバイル機器20とUSB接続したことを検出すると、Bluetooth回路121もしくは無線LAN回路110を介してモバイル機器20から電池残量もしくは電池残量に基づいて算出される残り動作時間に関する情報を取得してもよい。
例えば、充放電制御用マイコン103は、充電電池105及びモバイル機器20における電池残量を確認し、電池残量の差分が所定値以上である場合、電池残量が少ないほうの装置に対して、他方の装置が給電を行うように制御する。また、一方の装置から他方の装置に対する給電は、充電電池105及びモバイル機器20における電池残量が実質的に同一になるまで行われてもよい。また、充放電制御用マイコン103は、電池残量の代わりに電池残量に基づいて算出される残り動作時間を用いて、モバイルルータ10とモバイル機器20との間の充電制御を行ってもよい。さらに、充放電制御用マイコン103は、コネクタ108を介してモバイル機器20へ、モバイルルータ10に対して給電を行うことを示す指示もしくはモバイルルータ10から給電を行うことを示す指示を通知する。
また、上記の説明においては、充放電制御用マイコン103は、コネクタ108を介してモバイル機器20へ、給電を行うもしくはモバイルルータ10に対して給電を行うとの内容を指示するとしている。これ以外にも、充放電制御用マイコン103は、無線LAN回路210もしくはBluetooth回路221を介してモバイル機器20へ、給電を行うもしくはモバイルルータ10に対して給電を行うとの内容を指示してもよい。
続いて、図5を用いて本発明の実施の形態2にかかるモバイル機器20の構成例について説明する。モバイル機器20は、例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレットPC、ゲーム機、及び音楽プレーヤー等である。モバイル機器20は、メインCPU201と、記憶部202と、充放電制御用マイコン203と、電源回路204と、充電電池205と、充電IC206と、スイッチ207と、コネクタ208と、LTE回路209と、無線LAN回路210と、WAN回線用アンテナ211と、無線LAN回線用アンテナ212と、表示部213と、コントローラ214と、Bluetooth回路221と、Bluetooth回線用アンテナ222と、を有する。
LTE回路209は、メインCPU201の指示に応じて、LTE回線用アンテナ211を用いて、LTE回線を用いた通信を行う通信回路である。無線LAN回路210は、メインCPU201の指示に応じて、無線LAN回線用アンテナ212を用いて、無線LAN回線を用いた通信を行う通信回路である。Bluetooth回路221は、メインCPU201の指示に応じて、Bluetooth回線用アンテナ222を用いて、Bluetooth回線を用いた通信を行う通信回路である。
表示部213は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)等であり、メインCPU201の演算結果や、ユーザインターフェースのアイコン等を表示する。コントローラ214は、メインCPU201の指示に応じて、表示部213を制御する。
メインCPU201は、予め記憶されたプログラムに基づいて、モバイル機器20の各ブロックに命令し、モバイル機器20全体を制御する制御部である。メインCPU201は、記憶部202、放充電制御用マイコン203、電源回路204、LTE回路209、無線LAN回路110、及びコントローラ214に接続される。
メインCPU201は、無線LAN回路210もしくはBluetooth回路221を介して、モバイルルータ10から、モバイルルータ10に対する給電もしくはモバイルルータ10から給電を行うとの指示を受けた際に、その指示内容を充放電制御用マイコン203へ出力する。もしくは、メインCPU201は、コネクタ208を介して、モバイルルータ10から、モバイルルータ10に対する給電もしくはモバイルルータ10から給電を行うとの指示を受けてもよい。
記憶部202は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等のメモリである。
充放電制御用マイコン203は、メインCPU201と、電源回路204と、充電電池205と、充電IC206と、スイッチ207と、接続される。充放電制御用マイコン203は、充電電池205が充放電電流・電圧を監視する。そして、充放電制御用マイコン203は、監視する電流及び電圧の値に基づいて、充電電池205の電池残量を算出する。さらに、充放電制御用マイコン203は、算出した電池残量に基づいて、モバイル機器20の残り動作時間を算出してもよい。充放電制御用マイコン203は、モバイルルータ10から通知される指示に応じてスイッチ207を操作し、USB給電の制御を行う。また、充放電制御用マイコン203は、充電IC206の制御も行う。具体的には、充放電制御用マイコン203は、充電IC206に対して、充電電池205に対して給電するもしくは充電電池205から放電させることを指示する。
さらに、充放電制御用マイコン203は、算出した電池残量もしくは残り動作時間に関する情報をメインCPU201を介してモバイルルータ10へ送信する。
電源回路204は、メインCPU201、記憶部202、充放電制御用マイコン203、充電IC206、LTE回路209、無線LAN回路210、表示部213、コントローラ214及びBluetooth回路221に接続され、各ブロックへ給電するための電源を生成する。また、電源回路204は、コネクタ208を介してモバイルルータ10へ給電する電源を生成する。
充電電池205は、充電及び放電可能な二次電池である。充電電池205は、例えば、リチウムイオン二次電池や、ニッケル・水素蓄電池、ニッケル・カドミウム蓄電池等である。
充電IC206は、充放電制御用マイコン203の指示に応じて、充電電池205の充電制御を行う。具体的には、充電IC206は、充電電池205へ電流を出力し、充電電池205を充電する。もしくは、充電IC206は、充電電池205から出力される電流を電源回路204へ出力する。充電電池205から出力された電流は、モバイルルータ10へ給電するための電源の作成に用いられる。
スイッチ207は、一端がコネクタ208に接続され、他端が電源回路204及び充電IC206のいずれか一方に接続される。モバイル機器20の充電動作時においては、スイッチ207の他端は、充電IC206に接続される。これにより、コネクタ208と充電IC206とが接続される。一方、モバイル機器20の給電動作時においては、スイッチ207の他端は、電源回路204に接続される。これにより、コネクタ208と電源回路204とが接続される。なお、充放電制御用マイコン203が、スイッチ207の切り替え制御を行う。コネクタ208は、USBケーブル30を接続可能なコネクタである。
続いて、本実施の形態にかかるモバイルルータ10の動作について図6に示すフローチャートを参照して説明する。はじめに、モバイルルータ10は、モバイル機器20と無線接続される(ステップS101)。具体的には、モバイルルータ10とモバイル機器20とは、無線LAN回線もしくはBluetooth回線を介して接続される。
次に、ユーザは、モバイルルータ10とモバイル機器20とをUSBケーブル30を用いて接続する(ステップS102)。これにより、モバイルルータ10とモバイル機器20との間で電力の供給が可能になる。
次に、メインCPU101は、モバイル機器20において生成された充電情報(電池残量や、残り動作時間等に関する情報)を、モバイル機器20から受信する(S103)。この時、充放電制御用マイコン103は、モバイルルータ10における充電情報も算出する。
次に、充放電制御用マイコン103は、モバイルルータ10がWAN回線(本実施例においてはLTE回路109)を介して通信事業者ネットワーク2と通信中であるか否かを判定する(S104)。
充放電制御用マイコン103は、モバイルルータ10がWAN回線を介して通信事業者ネットワーク2と通信中であると判定した場合、モバイル機器20と接続する際に、LAN回線として無線LAN回路110を使用しているか否かを判定する(S105)。
充放電制御用マイコン103は、無線LAN回路110を用いてモバイル機器20と接続していると判定した場合、モバイル機器20からモバイルルータ10へ給電させるように制御する(S106)。充放電制御用マイコン103は、無線LAN回路110を用いてモバイル機器20と接続していない、つまり、Bluetooth回路121を用いてモバイル機器20と接続していると判定した場合、モバイルルータ10からモバイル機器20へ給電するように制御する(S109)。
ステップS104において、充放電制御用マイコン103は、モバイルルータ10がWAN回線を介して通信事業者ネットワーク2と通信中ではないと判定した場合、モバイル機器20が休止状態であるか否かを判定する(S107)。モバイル機器20が休止状態であるか否かに関する情報は、無線LAN回路110もしくはBluetooth回路121を介して、モバイル機器20から通知されてもよい。
次に、充放電制御用マイコン103は、モバイル機器20が休止状態であると判定した場合、モバイル機器20の電池残量が、モバイルルータ10の電池残量より多いか否かを判定する(S108)。充放電制御用マイコン103は、モバイル機器20の電池残量が、モバイルルータ10の電池残量よりも多いと判定した場合、ステップS106へ移行し、モバイル機器20からモバイルルータ10へ給電させるように制御する。
充放電制御用マイコン103は、ステップS107においてモバイル機器20が休止状態ではないと判定した場合、もしくは、ステップS108において、モバイル機器20の電池残量が、モバイルルータ10の電池残量よりも少ないと判定した場合、モバイルルータ10からモバイル機器20へ給電するように制御する(S109)。
ここで、ステップS106及びS109における、詳細な制御内容について説明する。モバイルルータ10の充放電制御用マイコン103は、モバイルルータ10の充電情報及びモバイル機器20の充電情報に基づいて、モバイルルータ10とモバイル機器20との残りの動作時間を実質的に一致させるために、給電側(電力出力側)の機器及び給電側の機器の電池残量の目標値を算出する。
例えば、モバイルルータ10の電池残量が60%、残りの動作時間が5時間であり、モバイル機器20の電池残量が20%、残りの動作時間が1時間である場合について説明する。この場合、充放電制御用マイコン103は、例えば、モバイルルータ10の残り動作時間とモバイル機器20の残り動作時間の平均値を算出する。つまり、充放電制御用マイコン103は、モバイルルータ10及びモバイル機器20が共に3時間動作するように、給電側の機器及び給電側の機器の電池残量の目標値を算出する。本例の場合、給電側の機器は、動作時間の多いモバイルルータ10である。また、モバイルルータ10を1時間動作させるために必要な電池残量は60(%)/5(時間)=12(%)であるため、モバイルルータ10を3時間動作させるために必要な電池残量(目標値)は、12(%)×3(時間)=36(%)となる。充放電制御用マイコン103は、算出した給電側の機器及び給電側の機器の電池残量の目標値を、モバイル機器20に通知する。
モバイルルータ10の充放電制御用マイコン103は、モバイルルータ10が給電側であることを認識すると、スイッチ107を制御して、コネクタ108と充電IC106との接続を、コネクタ108と電源回路104との接続に切り替える。そして、電源回路104は、充放電制御用マイコン103の指示に応じて、モバイル機器20への給電を開始する。
給電が開始されると、充放電制御用マイコン103は、モバイルルータ10の充電電池105の電池残量を確認する。充放電制御用マイコン103は、充電電池105の電池残量が目標とする電池残量となったか否かを判定する。上記の例においては、充放電制御用マイコン103は、充電電池105の電池残量が目標値である36%になったか否かを判定する。
充電電池105の電池残量が目標の電池残量となった場合充放電制御用マイコン103は、モバイル機器20への給電を停止する。
なお、上記の説明においては、モバイルルータ10からモバイル機器20への給電動作について説明したが、モバイル機器20からモバイルルータ10への給電動作も同様に行われる。つまり、モバイル機器20の方がモバイルルータ10よりも残りの動作時間が長い場合、供給側の機器はモバイル機器20となる。そして、モバイル機器20の充放電制御用マイコン203は、モバイル機器20の充電電池205の電池残量を監視する。そして、電源回路204は、目標とする電池残量となるまで、モバイルルータ10へ給電する。
以上のように、本実施の形態にかかるモバイルルータ10は、通信事業者ネットワーク2との通信状況、モバイル機器20との通信状況、モバイル機器20における通信状況等に応じて、モバイル機器20へ給電するか、もしくは、モバイル機器20に対して給電させるかを決定することができる。これによって、単に互いの装置の電池残量に基づいて、給電側及び給電先の機器を決定する場合と比較して、通信状況の実態に合わせてきめ細かく給電側及び給電先の機器を決定することができる。さらに、モバイルルータ10及びモバイル機器20の電池残量も給電側及び給電先の機器の決定処理において考慮することによって、両方の機器を長く使えるように制御することができる。
(実施の形態3)
本発明にかかる実施の形態3について説明する。図7に示すように、本実施の形態にかかる通信システムにおいては、モバイルルータ11及びモバイル機器21は、非接触での充電及び給電が可能な装置である。つまり、モバイルルータ11及びモバイル機器21は、USBケーブル等(有線)を用いて接続されていない。
続いて、図8を用いて本発明の実施の形態にかかるモバイルルータ11の構成例について説明する。モバイルルータ11は、図4に示したモバイルルータ10の構成に加えて、非接触放電回路113及びボタン115を有する。また、モバイルルータ11は、充電電池105に代えて、非接触充電対応充電電池114を有する。なお、その他の構成についてはモバイルルータ10と同様であるので、説明を適宜省略する。
非接触充電対応充電電池114は、充放電制御用マイコン103の指示に応じて、放電を行う。さらに、非接触充電対応充電電池114は、非接触放充電回路113を介して、モバイル機器21に対して給電を行う。非接触放電回路113は、例えば、送電コイルを有し、送電コイルに電流を流すことによりモバイル機器21へ送電を行う。非接触放充電回路113は、スイッチ107に接続されている。
非接触充電対応充電電池114は、非接触充電可能な二次電池である。非接触充電対応充電電池114は、例えば、受電コイルを有し、送電コイルにより生じた磁界の変化に応じて受電コイルに発生した電流を用いて受電する。なお、非接触充電の方式は、特に限定されるものではなく、電磁誘導方式、共鳴方式、電波受信方式等、様々な方式を用いることができる。また、これらの非接触充電の原理については、公知の技術であるため、詳細な説明は省略する。
ボタン115は、ユーザが操作可能なボタンであり、充放電制御用マイコン103に接続されている。充放電制御用マイコン103は、ボタン115の操作に応じて、USBケーブル30を用いた充放電と、非接触充放電と、を切り替える。
続いて、図9を用いて本発明の実施の形態3にかかるモバイル機器21の構成例について説明する。モバイル機器21は、図5に示したモバイル機器20の構成に加えて、非接触放充電回路215を有する。また、モバイル機器21は、充電電池205に代えて、非接触充電対応充電電池216を有する。なお、その他の構成についてはモバイル機器20と同様であるので、説明を適宜省略する。
非接触充電対応充電電池216は、充放電制御用マイコン203の指示に応じて、放電を行う。さらに、非接触充電対応充電電池216は、非接触放充電回路215を介して、モバイルルータ11に対して給電を行う。非接触放電回路215は、例えば、送電コイルを有し、送電コイルに電流を流すことによりモバイルルータ11へ送電を行う。非接触放充電回路215は、スイッチ107に接続されている。
非接触充電対応充電電池216は、非接触充電可能な二次電池である。非接触充電対応充電電池216は、例えば、受電コイルを有し、送電コイルにより生じた磁界の変化に応じて受電コイルに発生した電流を用いて受電する。
続いて、本実施の形態にかかるモバイルルータ11の動作について説明する。モバイルルータ11は、図6のステップS102において、モバイルルータ11における充電制御を行う際に、モバイル機器21と、USBケーブルを用いて充放電を行うか、非接触充放電を行うかを選択する。充電制御として、USBケーブルもしくは非接触充放電のいずれかを選択した後は、ステップS103移行の処理を実行するため、詳細な説明を省略する。また、非接触充放電を行う際には、充電電池205等を、適宜、非接触充電対応充電電池114等へ読み換えることとする。
以上説明したように、本発明の実施の形態3にかかるモバイルルータ11及びモバイル機器21を用いることによって、USBケーブルを用いた充電のほかに、非接触充電を行うことができる。これによって、接続する機器に応じて、今後広範囲に普及することが期待される非接触充電と、すでに普及しているUSBケーブルを用いた充電とを使い分けることができる。
上述の実施の形態では、本発明をハードウェアの構成として説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。本発明は、図6のステップS103以降において実行される処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。)
上述の例において、プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 通信端末
2 通信事業者ネットワーク
3 中継装置
4 通信判定部
5 充電制御部
10 モバイルルータ
11 モバイルルータ
20 モバイル機器
21 モバイル機器
101 メインCPU
201 メインCPU
102 記憶部
202 記憶部
103 充放電制御用マイコン
203 充放電制御用マイコン
104 電源回路
204 電源回路
105 充電電池
205 充電電池
106 充電IC
206 充電IC
107 スイッチ
207 スイッチ
108 コネクタ
208 コネクタ
109 LTE回路
209 LTE回路
110 無線LAN回路
210 無線LAN回路
111 LTE回線用アンテナ
211 LTE回線用アンテナ
112 無線LAN回線用アンテナ
212 無線LAN回線用アンテナ
113 非接触放充電回路
215 非接触放充電回路
114 非接触充電対応充電電池
216 非接触充電対応充電電池
115 ボタン
213 表示部
214 コントローラ
121 Bluetooth回路
122 Bluetooth回線用アンテナ
221 Bluetooth回路
222 Bluetooth回線用アンテナ

Claims (10)

  1. 通信端末と通信事業者ネットワークとの間の通信を中継する中継装置であって、
    前記通信端末と充電回線を介して接続している際に、前記通信事業者ネットワークと通信しているか否かを判定する通信判定部と、
    前記通信判定部における判定結果に応じて、前記通信端末へ給電するかもしくは前記通信端末から給電されるかを制御する充電制御部と、を備える中継装置。
  2. 前記充電制御部は、
    前記通信事業者ネットワークと通信しており、さらに、複数の前記通信端末と接続することが可能な第1の通信回線と接続している場合、前記通信端末から給電され、単一の通信端末と接続することが可能な第2の通信回線と接続している場合、前記通信端末へ給電する、請求項1に記載の中継装置。
  3. 前記充電制御部は、
    前記通信事業者ネットワークと通信しておらず、動作中の前記通信端末と前記充電回線を介して接続している場合、前記通信端末へ給電し、休止状態の前記通信端末と前記充電回線を介して接続している場合、前記通信端末の電池残量と前記中継装置の電池残量とを比較し、前記通信端末の電池残量が少ない場合、前記通信端末へ給電し、前記通信端末の電池残量が多い場合、前記通信端末から給電される、請求項1又は2に記載の中継装置。
  4. 前記充電制御部は、
    前記通信事業者ネットワークと通信しておらず、休止状態の前記通信端末と前記充電回線を介して接続している場合、前記通信端末の電池残量と前記中継装置の電池残量とが、実質的に同一になるように給電制御を行う、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の中継装置。
  5. 前記充電制御部は、
    前記通信端末から無線通信回線を介して前記電池残量に関する情報を取得する、請求項3又は4に記載の中継装置。
  6. 前記充電制御部は、
    前記通信事業者ネットワークと通信しておらず、動作中の前記通信端末と前記充電回線を介して接続している場合、前記通信端末へ給電し、休止状態の前記通信端末と前記充電回線を介して接続している場合、前記通信端末の残り動作時間と前記中継装置の残り動作時間とを比較し、前記通信端末の残り動作時間が少ない場合、前記通信端末へ給電し、前記通信端末の残り動作時間が多い場合、前記通信端末から給電される、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の中継装置。
  7. 前記充電制御部は、
    前記通信事業者ネットワークと通信しておらず、休止状態の前記通信端末と前記充電回線を介して接続している場合、前記通信端末の残り動作時間と前記中継装置の残り動作時間とが、実質的に同一になるように給電制御を行う、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の中継装置。
  8. 前記充電制御部は、
    前記通信端末から無線通信回線を介して前記残り動作時間に関する情報を取得する、請求項6又は7に記載の中継装置。
  9. 通信端末と通信事業者ネットワークとの間の通信を中継する中継装置において実行される給電制御方法であって、
    前記通信端末と充電回線を介して接続している際に、前記通信事業者ネットワークと通信しているか否かを判定し、
    判定結果に応じて、前記通信端末へ給電するかもしくは前記通信端末から給電されるかを制御する、給電制御方法。
  10. 通信端末と通信事業者ネットワークとの間の通信を中継するコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記通信端末と充電回線を介して接続している際に、前記通信事業者ネットワークと通信しているか否かを判定し、
    判定結果に応じて、前記通信端末へ給電するかもしくは前記通信端末から給電されるかを制御することをコンピュータに実行させるプログラム。
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