JP2009065347A - ワイヤレスヘッドフォンシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】ポータブルオーディオ機器及びワイヤレスヘッドフォンにそれぞれ搭載されたバッテリの間で、相互に充電を行うことができるワイヤレスヘッドフォンシステムを提供する。
【解決手段】第1残量検出手段は第1バッテリの残量を検出し、第2残量検出手段は第2バッテリの残量を検出し、接続検出手段はポータブルオーディオ機器とワイヤレスヘッドフォンとが接続されたことを検出し、充電先決定手段は、ポータブルオーディオ機器とワイヤレスヘッドフォンとが接続されたことが検出された場合に、第1残量検出手段より検出された第1バッテリの残量と第2残量検出手段により検出された第2バッテリの残量とを比較して、所定の条件に基づいて、第1バッテリ又は第2バッテリの何れかを充電先として決定し、充電制御手段は、充電先として決定された一方のバッテリを、他方のバッテリにより充電させる。
【選択図】図1
【解決手段】第1残量検出手段は第1バッテリの残量を検出し、第2残量検出手段は第2バッテリの残量を検出し、接続検出手段はポータブルオーディオ機器とワイヤレスヘッドフォンとが接続されたことを検出し、充電先決定手段は、ポータブルオーディオ機器とワイヤレスヘッドフォンとが接続されたことが検出された場合に、第1残量検出手段より検出された第1バッテリの残量と第2残量検出手段により検出された第2バッテリの残量とを比較して、所定の条件に基づいて、第1バッテリ又は第2バッテリの何れかを充電先として決定し、充電制御手段は、充電先として決定された一方のバッテリを、他方のバッテリにより充電させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ポータブル機器からワイヤレスヘッドフォンに対して、音声信号を無線伝送するワイヤレスヘッドフォンシステムに関する。
近年、ポータブルオーディオ機器で再生される音声信号を、無線でワイヤレスヘッドフォンに伝送し、ヘッドフォン側で音声を聴くことができるワイヤレスヘッドフォンシステムが普及している。ワイヤレスヘッドフォンは、ポータブルオーディオ機器との間の接続コードが不要であるため、接続コードが絡まるといった煩わしさを回避することができる。
ポータブルオーディオ機器とワイヤレスヘッドフォンの動作電圧としては、充電することにより繰り返し使用できるバッテリが多く利用される。しかしながら、外出先等のバッテリの充電が難しい状況で電池が切れた場合には、使用できなくなってしまうといった不便な側面がある。
ポータブルオーディオ機器とワイヤレスヘッドフォンの動作電圧としては、充電することにより繰り返し使用できるバッテリが多く利用される。しかしながら、外出先等のバッテリの充電が難しい状況で電池が切れた場合には、使用できなくなってしまうといった不便な側面がある。
そこで、例えば、ワイヤレスヘッドフォンに搭載されている二次電池が切れた場合に、ワイヤレスヘッドフォンとワイヤレスオーディオプレーヤを、コネクタを介して接続するだけで、ワイヤレスオーディオプレーヤに搭載されている二次電池でもってワイヤレスヘッドフォンに搭載されている二次電池を充電することができる技術が知られている(特許文献1参照)。
これによれば、ワイヤレスヘッドフォンに搭載されている二次電池を交換する必要がなく、特に、外出先で音楽を聴く場合に有用である。
特開2006−74384号公報
これによれば、ワイヤレスヘッドフォンに搭載されている二次電池を交換する必要がなく、特に、外出先で音楽を聴く場合に有用である。
しかしながら、必ずしも、ポータブルオーディオ機器側にワイヤレスヘッドフォンに給電できる電源が残されているとは限らず、ポータブルオーディオ機器がワイヤレスヘッドフォンよりも先に電池切れになってしまう可能性もある。そのような場合には、ワイヤレスヘッドフォンが十分に充電されていたとしても、オーディオの再生及び視聴を行うことができなくなってしまう。
本発明の課題は、ポータブルオーディオ機器及びワイヤレスヘッドフォンにそれぞれ搭載されたバッテリの間で、相互に充電を行うことができるワイヤレスヘッドフォンシステムを提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、第1バッテリが搭載されたポータブルオーディオ機器と、第2バッテリが搭載されたワイヤレスヘッドフォンと、を備えるワイヤレスヘッドフォンシステムにおいて、
前記ポータブルオーディオ機器は、前記第1バッテリの残量を検出する第1残量検出手段を備え、
前記ワイヤレスヘッドフォンは、前記第2バッテリの残量を検出する第2残量検出手段を備え、
前記ポータブルオーディオ機器と前記ワイヤレスヘッドフォンとが接続されたことを検出する接続検出手段と、
前記接続検出手段により、前記ポータブルオーディオ機器と前記ワイヤレスヘッドフォンとが接続されたことが検出された場合に、前記第1残量検出手段より検出された前記第1バッテリの残量と、前記第2残量検出手段により検出された前記第2バッテリの残量とを比較して、所定の条件に基づいて、前記第1バッテリ又は前記第2バッテリの何れかを充電先として決定する充電先決定手段と、
前記充電先決定手段により充電先として決定された一方のバッテリを、他方のバッテリにより充電する充電制御手段と、
を備えることを特徴とする。
前記ポータブルオーディオ機器は、前記第1バッテリの残量を検出する第1残量検出手段を備え、
前記ワイヤレスヘッドフォンは、前記第2バッテリの残量を検出する第2残量検出手段を備え、
前記ポータブルオーディオ機器と前記ワイヤレスヘッドフォンとが接続されたことを検出する接続検出手段と、
前記接続検出手段により、前記ポータブルオーディオ機器と前記ワイヤレスヘッドフォンとが接続されたことが検出された場合に、前記第1残量検出手段より検出された前記第1バッテリの残量と、前記第2残量検出手段により検出された前記第2バッテリの残量とを比較して、所定の条件に基づいて、前記第1バッテリ又は前記第2バッテリの何れかを充電先として決定する充電先決定手段と、
前記充電先決定手段により充電先として決定された一方のバッテリを、他方のバッテリにより充電する充電制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のワイヤレスヘッドフォンシステムにおいて、前記充電先決定手段により前記充電先として決定されたバッテリへの充電量を、所定の条件に基づいて決定する充電量決定手段を備え、
前記充電制御手段は、前記充電量決定手段により決定された充電量だけ充電することを特徴とする。
前記充電制御手段は、前記充電量決定手段により決定された充電量だけ充電することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のワイヤレスヘッドフォンシステムにおいて、前記充電先決定手段は、前記第1残量検出手段より検出された前記第1バッテリの残量及び前記第1バッテリの消費率に基づいて算出した前記ポータブルオーディオ機器の動作可能時間と、前記第2残量検出手段により検出された前記第2バッテリの残量及び前記第2バッテリの消費率に基づいて算出した前記ワイヤレスヘッドフォンの動作可能時間と、に基づいて、動作可能時間が短い方のバッテリを前記充電先として決定し、
前記充電量決定手段は、前記ポータブルオーディオ機器の前記動作可能時間と、前記ワイヤレスヘッドフォンの前記動作可能時間と、が一致するように前記充電量を決定することを特徴とする。
前記充電量決定手段は、前記ポータブルオーディオ機器の前記動作可能時間と、前記ワイヤレスヘッドフォンの前記動作可能時間と、が一致するように前記充電量を決定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のワイヤレスヘッドフォンシステムにおいて、前記ポータブルオーディオ機器における音量設定値を記憶する記憶手段を備え、
前記充電先決定手段は、前記記憶手段により記憶された前記音量設定値に応じた前記第2バッテリの消費率に基づいて、前記ワイヤレスヘッドフォンの動作可能時間を算出することを特徴とする。
前記充電先決定手段は、前記記憶手段により記憶された前記音量設定値に応じた前記第2バッテリの消費率に基づいて、前記ワイヤレスヘッドフォンの動作可能時間を算出することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、第1バッテリが搭載されたポータブルオーディオ機器と、第2バッテリが搭載されたワイヤレスヘッドフォンと、を備えるワイヤレスヘッドフォンシステムにおいて、
前記ポータブルオーディオ機器は、前記第1バッテリの残量を検出する第1残量検出手段を備え、
前記ワイヤレスヘッドフォンは、前記第2バッテリの残量を検出する第2残量検出手段を備え、
前記ポータブルオーディオ機器における音量設定値を記憶する記憶手段と、
前記ポータブルオーディオ機器と前記ワイヤレスヘッドフォンとが接続されたことを検出する接続検出手段と、
前記接続検出手段により、前記ポータブルオーディオ機器と前記ワイヤレスヘッドフォンとが接続されたことが検出された場合に、前記第1残量検出手段より検出された前記第1バッテリの残量及び前記第1バッテリの消費率に基づいて算出した前記ポータブルオーディオ機器の動作可能時間と、前記第2残量検出手段により検出された前記第2バッテリの残量及び前記記憶手段により記憶された前記音量設定値に応じた前記第2バッテリの消費率に基づいて算出した前記ワイヤレスヘッドフォンの動作可能時間と、に基づいて、動作可能時間が短い方のバッテリを前記充電先として決定する充電先決定手段と、
前記充電先決定手段により前記充電先として決定されたバッテリへの充電量を、前記ポータブルオーディオ機器の前記動作可能時間と、前記ワイヤレスヘッドフォンの前記動作可能時間と、が一致するように決定する充電量決定手段と、
前記充電先決定手段により充電先として決定された一方のバッテリを、他方のバッテリにより、前記充電量決定手段により決定された充電量だけ充電する充電制御手段と、
を備えることを特徴とする。
前記ポータブルオーディオ機器は、前記第1バッテリの残量を検出する第1残量検出手段を備え、
前記ワイヤレスヘッドフォンは、前記第2バッテリの残量を検出する第2残量検出手段を備え、
前記ポータブルオーディオ機器における音量設定値を記憶する記憶手段と、
前記ポータブルオーディオ機器と前記ワイヤレスヘッドフォンとが接続されたことを検出する接続検出手段と、
前記接続検出手段により、前記ポータブルオーディオ機器と前記ワイヤレスヘッドフォンとが接続されたことが検出された場合に、前記第1残量検出手段より検出された前記第1バッテリの残量及び前記第1バッテリの消費率に基づいて算出した前記ポータブルオーディオ機器の動作可能時間と、前記第2残量検出手段により検出された前記第2バッテリの残量及び前記記憶手段により記憶された前記音量設定値に応じた前記第2バッテリの消費率に基づいて算出した前記ワイヤレスヘッドフォンの動作可能時間と、に基づいて、動作可能時間が短い方のバッテリを前記充電先として決定する充電先決定手段と、
前記充電先決定手段により前記充電先として決定されたバッテリへの充電量を、前記ポータブルオーディオ機器の前記動作可能時間と、前記ワイヤレスヘッドフォンの前記動作可能時間と、が一致するように決定する充電量決定手段と、
前記充電先決定手段により充電先として決定された一方のバッテリを、他方のバッテリにより、前記充電量決定手段により決定された充電量だけ充電する充電制御手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ポータブルオーディオ機器において、第1残量検出手段により、第1バッテリの残量が検出され、ワイヤレスヘッドフォンにおいて、第2残量検出手段により、第2バッテリの残量が検出され、接続検出手段により、ポータブルオーディオ機器とワイヤレスヘッドフォンとが接続されたことが検出され、充電先決定手段により、接続検出手段により、ポータブルオーディオ機器とワイヤレスヘッドフォンとが接続されたことが検出された場合に、第1残量検出手段より検出された第1バッテリの残量と、第2残量検出手段により検出された第2バッテリの残量とが比較されて、所定の条件に基づいて、第1バッテリ又は第2バッテリの何れかが充電先として決定され、充電制御手段により、充電先決定手段により充電先として決定された一方のバッテリが、他方のバッテリにより充電される。
即ち、ポータブルオーディオ機器に搭載された第1バッテリとワイヤレスヘッドフォンに搭載された第2バッテリの何れか一方が充電先として決定され、他方のバッテリにより充電される。したがって、ワイヤレスヘッドフォンシステムにおいて、ポータブルオーディオ機器及びワイヤレスヘッドフォンにそれぞれ搭載されたバッテリの間で、相互に充電を行うことが可能となる。
即ち、ポータブルオーディオ機器に搭載された第1バッテリとワイヤレスヘッドフォンに搭載された第2バッテリの何れか一方が充電先として決定され、他方のバッテリにより充電される。したがって、ワイヤレスヘッドフォンシステムにおいて、ポータブルオーディオ機器及びワイヤレスヘッドフォンにそれぞれ搭載されたバッテリの間で、相互に充電を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、発明の範囲は図示例に限定されない。
本実施形態のワイヤレスヘッドフォンシステムSは、図1〜図5に示すように、ポータブルオーディオ機器100と、ワイヤレスヘッドフォン200と、を備えて構成される。
ポータブルオーディオ機器100は、音声データを再生して、再生した音声データをBluetooth等の無線方式でワイヤレスヘッドフォン200に送信する。
ワイヤレスヘッドフォン200は、接続コード50で接続された受信機20及びヘッドフォン30を備えており、ポータブルオーディオ機器100から無線送信される音声信号を受信機20において受信すると、受信した音声信号に基づく音声をヘッドフォン30から出力させる。
ポータブルオーディオ機器100は、音声データを再生して、再生した音声データをBluetooth等の無線方式でワイヤレスヘッドフォン200に送信する。
ワイヤレスヘッドフォン200は、接続コード50で接続された受信機20及びヘッドフォン30を備えており、ポータブルオーディオ機器100から無線送信される音声信号を受信機20において受信すると、受信した音声信号に基づく音声をヘッドフォン30から出力させる。
ポータブルオーディオ機器100及びワイヤレスヘッドフォン200の各々には、充放電が可能な第1バッテリ141及び第2バッテリ241が搭載されている。ここで、ポータブルオーディオ機器100及びワイヤレスヘッドフォン200の充電方法について説明する。なお、図1、図4、図5において、破線は電源の流れを示している。
ポータブルオーディオ機器100に搭載された第1バッテリ141は、図示しない電源コンセントに、ACアダプタ40を介して接続されることにより充電される。ACアダプタ40は、図示は省略するが、変圧器、整流器、安定化回路を備えて構成され、コンセントから得た交流電源を変圧器及び整流器により直流低圧電源とし、安定化回路により安定化させた後に、第1電源ユニット14の充電回路245により、第1バッテリ141に電源を供給する。
ポータブルオーディオ機器100に搭載された第1バッテリ141は、図示しない電源コンセントに、ACアダプタ40を介して接続されることにより充電される。ACアダプタ40は、図示は省略するが、変圧器、整流器、安定化回路を備えて構成され、コンセントから得た交流電源を変圧器及び整流器により直流低圧電源とし、安定化回路により安定化させた後に、第1電源ユニット14の充電回路245により、第1バッテリ141に電源を供給する。
また、本発明のポータブルオーディオ機器100及びワイヤレスヘッドフォン200は、それぞれに搭載された自身のバッテリ(第1バッテリ141/第2バッテリ241)を用いて、互いに充電し合うことができるように構成されている。
ポータブルオーディオ機器100の機器本体部1の裏面部1aには、図3に示すように、ワイヤレスヘッドフォン200の受信機20を装着可能な装着部10が設けられており、この装着部10にワイヤレスヘッドフォン200の受信機20が挿入されると、装着部10の内部に設けられたピン状の充電端子147が、受信機20側の孔状の充電端子247に嵌合して、ポータブルオーディオ機器100とワイヤレスヘッドフォン200とが電気的に接続される。そして、ポータブルオーディオ機器100に搭載された第1バッテリ141とワイヤレスヘッドフォン200に搭載された第2バッテリ241の何れか一方を充電先として、他方のバッテリにより充電が行われる。ポータブルオーディオ機器100及びワイヤレスヘッドフォン200間で行われる充電については、以下で詳細に説明する。
ポータブルオーディオ機器100の機器本体部1の裏面部1aには、図3に示すように、ワイヤレスヘッドフォン200の受信機20を装着可能な装着部10が設けられており、この装着部10にワイヤレスヘッドフォン200の受信機20が挿入されると、装着部10の内部に設けられたピン状の充電端子147が、受信機20側の孔状の充電端子247に嵌合して、ポータブルオーディオ機器100とワイヤレスヘッドフォン200とが電気的に接続される。そして、ポータブルオーディオ機器100に搭載された第1バッテリ141とワイヤレスヘッドフォン200に搭載された第2バッテリ241の何れか一方を充電先として、他方のバッテリにより充電が行われる。ポータブルオーディオ機器100及びワイヤレスヘッドフォン200間で行われる充電については、以下で詳細に説明する。
(ワイヤレスヘッドフォンの構成)
次に、ワイヤレスヘッドフォン200の要部構成について、図4を参照しながら説明する。
ワイヤレスヘッドフォン200は、受信機20とヘッドフォン30とが、巻取り可能な接続コード50により接続されて成る。受信機20は、表示部21、操作部22、オーディオ受信・出力ユニット23、第2電源ユニット24、制御部25等を備え、第2バッテリ241を電源として動作する。
次に、ワイヤレスヘッドフォン200の要部構成について、図4を参照しながら説明する。
ワイヤレスヘッドフォン200は、受信機20とヘッドフォン30とが、巻取り可能な接続コード50により接続されて成る。受信機20は、表示部21、操作部22、オーディオ受信・出力ユニット23、第2電源ユニット24、制御部25等を備え、第2バッテリ241を電源として動作する。
表示部21は、例えば、液晶ディスプレイ、EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ等であり、ポータブルオーディオ機器100との充電に際して、充電中である旨や充電が終了した旨を報知する画面、各種メニュー画面、現在再生中の音楽に関する情報、各種映像等を表示させる。
操作部22は、例えば、各種操作キー221、…を備え、ユーザによる操作に基づいて、押下された操作キー221、…に対応する入力操作信号を制御部25に出力する。操作部22では、例えば、音声の音量を設定する音量設定操作を行うことができる。
オーディオ受信・出力ユニット23は、無線通信部231、信号処理部232を備える。
無線通信部231は、例えば、アンテナ231aを備え、ポータブルオーディオ機器100の無線通信部131との間で、Bluetooth等の無線方式により通信を行う。具体的には、例えば、無線通信部131から送信された音声信号を受信して、受信した音声信号を信号処理部232に出力する。
信号処理部232は、無線通信部231から出力される音声信号に対して復調・復号処理を行い、接続コード50を介してヘッドフォン30に出力する。
ヘッドフォン30は、左側ヘッドフォン30L及び右側ヘッドフォン30Rから成る。左側ヘッドフォン30L及び右側ヘッドフォン30Rのそれぞれは、D/A変換部(図示省略)、増幅部(図示省略)、スピーカ(図示省略)等を備え、信号処理部232から接続コード50を介して送られてくる音声データをD/A変換して増幅し、スピーカから音を出力させる。
信号処理部232は、無線通信部231から出力される音声信号に対して復調・復号処理を行い、接続コード50を介してヘッドフォン30に出力する。
ヘッドフォン30は、左側ヘッドフォン30L及び右側ヘッドフォン30Rから成る。左側ヘッドフォン30L及び右側ヘッドフォン30Rのそれぞれは、D/A変換部(図示省略)、増幅部(図示省略)、スピーカ(図示省略)等を備え、信号処理部232から接続コード50を介して送られてくる音声データをD/A変換して増幅し、スピーカから音を出力させる。
第2電源ユニット24は、例えば、第2バッテリ241、電流センサ242、温度センサ243、残量メモリ244、充電回路245、電圧変換部246、充電端子247等を備える。
第2バッテリ241は、例えば、リチウムイオン電池等の充電可能なバッテリである。
電流センサ242は、例えば、第2バッテリ241と直列に接続された抵抗であり、抵抗の両端の電圧に基づいて、第2バッテリ241の充電電流及び放電電流を計測する。
温度センサ243は、第2バッテリ241の温度を検出する。
残量メモリ244は、後述する第2残量検出プログラム255aの実行において検出された第2バッテリ241の電気残量を記憶する。
充電回路245は、制御部25からの制御出力に応じて、第2バッテリ241に対する充電及び放電を制御する。リチウムイオン電池に対しては、例えば、定電圧定電流方式により充電が行われる。
電圧変換部246は、第2バッテリ241に蓄えられた電圧を、ワイヤレスヘッドフォン200の各部に供給可能な電圧に変換して出力する。
充電端子247は、ポータブルオーディオ機器100側の充電端子147と接続され、この充電端子247、147を介して、ポータブルオーディオ機器100との間で相互に充電が行われる。
電流センサ242は、例えば、第2バッテリ241と直列に接続された抵抗であり、抵抗の両端の電圧に基づいて、第2バッテリ241の充電電流及び放電電流を計測する。
温度センサ243は、第2バッテリ241の温度を検出する。
残量メモリ244は、後述する第2残量検出プログラム255aの実行において検出された第2バッテリ241の電気残量を記憶する。
充電回路245は、制御部25からの制御出力に応じて、第2バッテリ241に対する充電及び放電を制御する。リチウムイオン電池に対しては、例えば、定電圧定電流方式により充電が行われる。
電圧変換部246は、第2バッテリ241に蓄えられた電圧を、ワイヤレスヘッドフォン200の各部に供給可能な電圧に変換して出力する。
充電端子247は、ポータブルオーディオ機器100側の充電端子147と接続され、この充電端子247、147を介して、ポータブルオーディオ機器100との間で相互に充電が行われる。
制御部25は、CPU(Central Processing Unit)251、計時処理を行う計時部252、RAM(Random Access Memory)253、EPROM(Erasable Programmable ROM)254、ROM(Read Only Memory)255等を備えて構成されている。
CPU251は、各部から入力された入力信号に応じて、ROM255に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づいて各部に出力信号を出力することにより、ポータブルオーディオ機器100の動作全般を統括制御する。
RAM253は、例えば、CPU251によって各種プログラムが実行される際に生じる処理結果や、入力されたデータ等を記憶する。
ROM255は、不揮発性メモリから成るプログラム格納エリアを有しており、具体的には、第2残量検出プログラム255a等を記憶している。
第2残量検出プログラム255aは、例えば、CPU251に、第2バッテリ241の残量を検出する機能を実現させるためのプログラムである。
本実施形態のバッテリ残量検出方法としては、例えば、所定周期毎に、充電電気量・放電電気量・自己放電量を算出して、算出した電気量を前回の計測において検出された残量に演算することにより、新たな残量を求める方法を用いる。
本実施形態のバッテリ残量検出方法としては、例えば、所定周期毎に、充電電気量・放電電気量・自己放電量を算出して、算出した電気量を前回の計測において検出された残量に演算することにより、新たな残量を求める方法を用いる。
具体的には、CPU251は、第2バッテリ241の充電時には、電流センサ242により検出された充電電流値と充電時間の積算値に、充電効率(アンペアアワー効率)を演算することにより、充電電気量を算出する。そして、算出した充電電気量を、前回の計測に際して残量メモリ244に記憶された第2バッテリ241の電気残量に加算して、第2バッテリ241の残量を検出する。充電効率は、温度センサ243により検出される第2バッテリ241の温度、電流センサ242により検出される電流等に応じた充電効率が、予め用意されたテーブルから読み出されて用いられる。
また、第2バッテリ241の放電時には、電流センサ242により検出された放電電流値と放電時間の積算積に、放電効率を演算することにより、放電電気量を算出する。そして、算出した放電電気量を、残量メモリ244に記憶された第2バッテリ241の電気残量から減算して、第2バッテリ241の残量を検出する。放電効率は、温度センサ243により検出される第2バッテリ241の温度、電流センサ242により検出される電流等に応じた放電効率が、予め用意されたテーブルから読み出されて用いられる。
また、充放電時以外であっても、第2バッテリ241に蓄えられた電気残量は減少するため、非充放電時には、残量メモリ244に記憶された第2バッテリ241の電気残量から、自己放電量を減算して、第2バッテリ241の残量の検出を行う。自己放電量は、温度センサ243により検出される第2バッテリ241の温度等に応じた自己放電量が、予め用意されたテーブルから読み出されて用いられる。
また、第2バッテリ241の放電時には、電流センサ242により検出された放電電流値と放電時間の積算積に、放電効率を演算することにより、放電電気量を算出する。そして、算出した放電電気量を、残量メモリ244に記憶された第2バッテリ241の電気残量から減算して、第2バッテリ241の残量を検出する。放電効率は、温度センサ243により検出される第2バッテリ241の温度、電流センサ242により検出される電流等に応じた放電効率が、予め用意されたテーブルから読み出されて用いられる。
また、充放電時以外であっても、第2バッテリ241に蓄えられた電気残量は減少するため、非充放電時には、残量メモリ244に記憶された第2バッテリ241の電気残量から、自己放電量を減算して、第2バッテリ241の残量の検出を行う。自己放電量は、温度センサ243により検出される第2バッテリ241の温度等に応じた自己放電量が、予め用意されたテーブルから読み出されて用いられる。
CPU251は、新たな残量を検出する度に、検出した残量を残量メモリ244に記憶させ、残量メモリ244を更新する。
CPU251は、かかる第2残量検出プログラム255aを実行することにより、第2残量検出手段として機能する。
CPU251は、かかる第2残量検出プログラム255aを実行することにより、第2残量検出手段として機能する。
なお、バッテリ残量の検出方法は、上記に例示した方法に限られず、任意の方法を用いることができる。例えば、バッテリの電圧値を検出して、電圧値と残量とが対応付けられたテーブルを参照することにより、残量を算出する方法を用いても良い。
(ポータブルオーディオ機器)
次に、ポータブルオーディオ機器100の要部構成について説明する。
ポータブルオーディオ機器100は、例えば、図5に示すように、機器本体部1に、表示部11、操作部12、オーディオ再生送信ユニット13、第1電源ユニット14、制御部15等を備え、第1バッテリ141を電源として動作する。
次に、ポータブルオーディオ機器100の要部構成について説明する。
ポータブルオーディオ機器100は、例えば、図5に示すように、機器本体部1に、表示部11、操作部12、オーディオ再生送信ユニット13、第1電源ユニット14、制御部15等を備え、第1バッテリ141を電源として動作する。
表示部11は、例えば、液晶ディスプレイ、EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ等であり、商用電源による充電又はワイヤレスヘッドフォン200との充電に際して、充電中である旨や充電が終了した旨を報知する画面、各種メニュー画面、再生中の音楽に関する情報、各種映像等を表示させる。
操作部12は、例えば、円形に形成されており、ユーザによる操作に対応する入力操作信号を制御部15に出力する。操作部12では、例えば、音声の音量を設定する音量設定操作を行うことができる。
オーディオ再生送信ユニット13は、例えば、コンテンツメモリ131、再生部132、信号処理部133、無線通信部134等を備える。
コンテンツメモリ131は、ハードディスク(Hard Disk)、フラッシュメモリ等であり、音声データを記憶する。当該コンテンツメモリ131は、機器本体部1に内蔵されていても良く、また、機器本体部1に対して着脱可能であっても良い。
再生部132は、コンテンツメモリ131に記憶された音声データを読み出す。
信号処理部133は、再生部132により読み出された音声データに対して変調処理を行い、無線通信部134に出力する。
無線通信部134は、例えば、アンテナ134aを備え、ワイヤレスヘッドフォン200の無線通信部231との間で、Bluetooth等の無線方式により通信を行う。具体的には、例えば、信号処理部133から出力される変調された音声信号を、ワイヤレスヘッドフォン200の受信機20に送信する。
再生部132は、コンテンツメモリ131に記憶された音声データを読み出す。
信号処理部133は、再生部132により読み出された音声データに対して変調処理を行い、無線通信部134に出力する。
無線通信部134は、例えば、アンテナ134aを備え、ワイヤレスヘッドフォン200の無線通信部231との間で、Bluetooth等の無線方式により通信を行う。具体的には、例えば、信号処理部133から出力される変調された音声信号を、ワイヤレスヘッドフォン200の受信機20に送信する。
第1電源ユニット14は、例えば、第1バッテリ141、電流センサ142、温度センサ143、残量メモリ144、充電回路145、電圧変換部146、充電端子147等を備える。
第1バッテリ141は、例えば、リチウムイオン電池等の充電可能なバッテリである。なお、ワイヤレスヘッドフォン200に搭載されている第2バッテリ241と異なる種類のバッテリであっても良い。
電流センサ142は、例えば、第1バッテリ141と直列に接続された抵抗であり、抵抗の両端の電圧に基づいて、第1バッテリ141の充電電流及び放電電流を計測する。
温度センサ143は、第1バッテリ141の温度を検出する。
残量メモリ144は、後述する第1残量検出プログラム155aの実行において検出された第1バッテリ141の電気残量を記憶する。
充電回路145は、制御部15からの制御出力に応じて、第1バッテリ141に対する充電及び放電を制御する。
電圧変換部146は、第1バッテリ141に蓄えられた電圧を、ポータブルオーディオ機器100の各部に供給可能な電圧に変換して出力する。
充電端子147は、ワイヤレスヘッドフォン200の受信機20側の充電端子247と接続され、この充電端子147、247を介して、ワイヤレスヘッドフォン200との間で相互に充電が行われる。
電流センサ142は、例えば、第1バッテリ141と直列に接続された抵抗であり、抵抗の両端の電圧に基づいて、第1バッテリ141の充電電流及び放電電流を計測する。
温度センサ143は、第1バッテリ141の温度を検出する。
残量メモリ144は、後述する第1残量検出プログラム155aの実行において検出された第1バッテリ141の電気残量を記憶する。
充電回路145は、制御部15からの制御出力に応じて、第1バッテリ141に対する充電及び放電を制御する。
電圧変換部146は、第1バッテリ141に蓄えられた電圧を、ポータブルオーディオ機器100の各部に供給可能な電圧に変換して出力する。
充電端子147は、ワイヤレスヘッドフォン200の受信機20側の充電端子247と接続され、この充電端子147、247を介して、ワイヤレスヘッドフォン200との間で相互に充電が行われる。
制御部15は、CPU(Central Processing Unit)151、計時処理を行う計時部152、RAM(Random Access Memory)153、EPROM(Erasable Programmable ROM)154、ROM(Read Only Memory)155等を備えて構成されている。
CPU151は、各部から入力された入力信号に応じて、ROM155に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づいて各部に出力信号を出力することにより、ポータブルオーディオ機器100の動作全般を統括制御する。
RAM153は、例えば、CPU151によって各種プログラムが実行される際に生じる処理結果や、入力されたデータ等を記憶する。
EPROM154は、例えば、設定記憶部154a及び電力消費率記憶部154bと、を備える。
設定記憶部154aは、ポータブルオーディオ機器100の操作部12又はワイヤレスヘッドフォン200の操作部22において設定された音量設定値を記憶する。
電力消費率記憶部154bは、例えば、ポータブルオーディオ機器100の電力消費率と、ワイヤレスヘッドフォン200の電力消費率を、音量設定値別に記憶する。
EPROM154は、例えば、設定記憶部154a及び電力消費率記憶部154bと、を備える。
設定記憶部154aは、ポータブルオーディオ機器100の操作部12又はワイヤレスヘッドフォン200の操作部22において設定された音量設定値を記憶する。
電力消費率記憶部154bは、例えば、ポータブルオーディオ機器100の電力消費率と、ワイヤレスヘッドフォン200の電力消費率を、音量設定値別に記憶する。
ROM155は、不揮発性メモリから成るプログラム格納エリアを有しており、具体的には、第1残量検出プログラム155a、記憶プログラム155b、接続検出プログラム155c、充電先決定プログラム155d、充電量決定プログラム155e、充電制御プログラム155f等を備えている。
第1残量検出プログラム155aは、例えば、CPU151に、第1バッテリ141の残量を検出する機能を実現させるためのプログラムである。
第1残量検出プログラム155aによるバッテリ残量検出方法としては、例えば、既に説明した第2残量検出プログラム255aによるバッテリ残量検出方法と同様の方法を用い、所定周期毎に、充電電気量・放電電気量・自己放電量を算出して、算出した電気量を前回の計測において検出された残量に演算することにより、新たな残量を求める。
第1残量検出プログラム155aの実行により検出された残量は残量メモリ144に記憶される。
CPU151は、かかる第1残量検出プログラム155aを実行することにより、第1残量検出手段として機能する。
第1残量検出プログラム155aによるバッテリ残量検出方法としては、例えば、既に説明した第2残量検出プログラム255aによるバッテリ残量検出方法と同様の方法を用い、所定周期毎に、充電電気量・放電電気量・自己放電量を算出して、算出した電気量を前回の計測において検出された残量に演算することにより、新たな残量を求める。
第1残量検出プログラム155aの実行により検出された残量は残量メモリ144に記憶される。
CPU151は、かかる第1残量検出プログラム155aを実行することにより、第1残量検出手段として機能する。
記憶プログラム155bは、例えば、CPU151に、ポータブルオーディオ機器100における音量設定値を記憶する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU151は、ポータブルオーディオ機器100の操作部12又はワイヤレスヘッドフォン200の受信機20に設けられた操作部22において、音声の音量を設定する操作が行われると、設定された音量の設定値を、設定記憶部154aに記憶させる。なお、音量設定値を記憶する設定記憶部は、ワイヤレスヘッドフォン200側に設けられていても良い。
CPU151は、かかる記憶プログラム155bを実行することにより、設定記憶部154aとともに記憶手段として機能する。
具体的には、CPU151は、ポータブルオーディオ機器100の操作部12又はワイヤレスヘッドフォン200の受信機20に設けられた操作部22において、音声の音量を設定する操作が行われると、設定された音量の設定値を、設定記憶部154aに記憶させる。なお、音量設定値を記憶する設定記憶部は、ワイヤレスヘッドフォン200側に設けられていても良い。
CPU151は、かかる記憶プログラム155bを実行することにより、設定記憶部154aとともに記憶手段として機能する。
接続検出プログラム155cは、例えば、CPU151に、ポータブルオーディオ機器100とワイヤレスヘッドフォン200とが接続されたことを検出する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、ポータブルオーディオ機器100の裏面に設けられた装着部10に、ワイヤレスヘッドフォン200の受信機20が挿入されると、ポータブルオーディオ機器100の充電端子147と、受信機20の充電端子247とが接続される。CPU151は、例えば、ポータブルオーディオ機器100の充電端子147からの信号に基づいて、受信機20の充電端子247が接続されたことを検出する。
CPU151は、かかる接続検出プログラム155cを実行することにより、接続検出手段として機能する。
具体的には、ポータブルオーディオ機器100の裏面に設けられた装着部10に、ワイヤレスヘッドフォン200の受信機20が挿入されると、ポータブルオーディオ機器100の充電端子147と、受信機20の充電端子247とが接続される。CPU151は、例えば、ポータブルオーディオ機器100の充電端子147からの信号に基づいて、受信機20の充電端子247が接続されたことを検出する。
CPU151は、かかる接続検出プログラム155cを実行することにより、接続検出手段として機能する。
充電先決定プログラム155dは、例えば、CPU151に、接続検出プログラム155cの実行により、ポータブルオーディオ機器100とワイヤレスヘッドフォン200とが接続されたことが検出された場合に、第1残量検出プログラム155aより検出された第1バッテリ141の残量及び第1バッテリ141の消費率に基づいて算出したポータブルオーディオ機器100の動作可能時間と、第2残量検出プログラム255aにより検出された第2バッテリ241の残量及び第2バッテリ241の消費率に基づいて算出したワイヤレスヘッドフォン200の動作可能時間と、に基づいて、動作可能時間が短い方のバッテリを充電先として決定する機能を実現させるためのプログラムである。充電先決定プログラム155dは、記憶プログラム155bの実行により記憶された音量設定値に応じた第2バッテリ241の消費率に基づいて、充電先を決定する。
CPU151は、かかる充電先決定プログラム155dを実行することにより、充電先決定手段として機能する。
CPU151は、かかる充電先決定プログラム155dを実行することにより、充電先決定手段として機能する。
充電量決定プログラム155eは、例えば、CPU151に、充電先決定プログラム155dの実行により充電先として決定されたバッテリへの充電量を、ポータブルオーディオ機器100の動作可能時間と、ワイヤレスヘッドフォン200の動作可能時間と、が一致するように決定する機能を実現させるためのプログラムである。
CPU151は、かかる充電量決定プログラム155eを実行することにより、充電量決定手段として機能する。
CPU151は、かかる充電量決定プログラム155eを実行することにより、充電量決定手段として機能する。
ここで、充電先決定プログラム155d及び充電量決定プログラム155eによる充電先及び充電量の決定方法の具体例について説明する。
CPU151は、ポータブルオーディオ機器100とワイヤレスヘッドフォン200とが接続されると、ポータブルオーディオ機器100の第1電源ユニット14に備わる残量メモリ144から、第1バッテリ141の残量を取得するとともに、ワイヤレスヘッドフォン200の第2電源ユニット24に備わる残量メモリ244から第2バッテリ241の残量を取得する。また、CPU151は、ポータブルオーディオ機器100の電力消費率と、ワイヤレスヘッドフォンの電力消費率を、電力消費率記憶部154bから取得する。ここで、ワイヤレスヘッドフォン200の電力消費率(消費率)は、音量の大きさにより変わるため、CPU151は、現在設定されている音量の音量設定値を設定記憶部154aから取得し、現在設定されている音量設定値に対応するワイヤレスヘッドフォン200の電力消費率を取得する。
そして、第1バッテリ141の残量とポータブルオーディオ機器100の電力消費率からポータブルオーディオ機器100の動作可能時間を算出する。また、第2バッテリ241の残量とワイヤレスヘッドフォン200の音量設定値に対応する電力消費率に基づいて、第2バッテリ241の動作可能時間を算出する。さらに、動作可能時間が短い方のバッテリを充電先として決定するとともに、ポータブルオーディオ機器100の動作可能時間と、ワイヤレスヘッドフォン200の動作可能時間とが一致するように、第1バッテリ141と、第2バッテリ241のそれぞれに必要な充電量を算出する。さらに、充電先の不足電気量と充電先の過剰電気量を算出して、充電元のバッテリから充電先のバッテリに給電する充電量を決定する。
なお、説明は省略するが、音量設定値のみならず、例えば、バッテリの温度、放置期間、残存寿命、残量等に対応する電力消費率を用いて、ポータブルオーディオ機器100及びワイヤレスヘッドフォン200の動作可能時間をより正確に予測し、より適切な充電量を算出しても良い。また、充電先及び充電量の決定方法は、上記方法に限られず、第1バッテリ141及び第2バッテリ241の残量から、所定の演算式を用いて、動作可能時間を算出せずに充電先と充電量を算出しても良い。
CPU151は、ポータブルオーディオ機器100とワイヤレスヘッドフォン200とが接続されると、ポータブルオーディオ機器100の第1電源ユニット14に備わる残量メモリ144から、第1バッテリ141の残量を取得するとともに、ワイヤレスヘッドフォン200の第2電源ユニット24に備わる残量メモリ244から第2バッテリ241の残量を取得する。また、CPU151は、ポータブルオーディオ機器100の電力消費率と、ワイヤレスヘッドフォンの電力消費率を、電力消費率記憶部154bから取得する。ここで、ワイヤレスヘッドフォン200の電力消費率(消費率)は、音量の大きさにより変わるため、CPU151は、現在設定されている音量の音量設定値を設定記憶部154aから取得し、現在設定されている音量設定値に対応するワイヤレスヘッドフォン200の電力消費率を取得する。
そして、第1バッテリ141の残量とポータブルオーディオ機器100の電力消費率からポータブルオーディオ機器100の動作可能時間を算出する。また、第2バッテリ241の残量とワイヤレスヘッドフォン200の音量設定値に対応する電力消費率に基づいて、第2バッテリ241の動作可能時間を算出する。さらに、動作可能時間が短い方のバッテリを充電先として決定するとともに、ポータブルオーディオ機器100の動作可能時間と、ワイヤレスヘッドフォン200の動作可能時間とが一致するように、第1バッテリ141と、第2バッテリ241のそれぞれに必要な充電量を算出する。さらに、充電先の不足電気量と充電先の過剰電気量を算出して、充電元のバッテリから充電先のバッテリに給電する充電量を決定する。
なお、説明は省略するが、音量設定値のみならず、例えば、バッテリの温度、放置期間、残存寿命、残量等に対応する電力消費率を用いて、ポータブルオーディオ機器100及びワイヤレスヘッドフォン200の動作可能時間をより正確に予測し、より適切な充電量を算出しても良い。また、充電先及び充電量の決定方法は、上記方法に限られず、第1バッテリ141及び第2バッテリ241の残量から、所定の演算式を用いて、動作可能時間を算出せずに充電先と充電量を算出しても良い。
充電制御プログラム155fは、例えば、CPU151に、充電先決定プログラム155dの実行により充電先として決定された一方のバッテリ(第1バッテリ141/第2バッテリ241)を、他方のバッテリ(第1バッテリ141/第2バッテリ241)により、充電量決定プログラム155eの実行により決定された充電量だけ充電する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU151は、第1バッテリ141及び第2バッテリ241がそれぞれ充電先及び充電元として決定され、ポータブルオーディオ機器100とワイヤレスヘッドフォン200の動作可能時間が一致するよう、充電元のバッテリから充電先のバッテリに給電すべき充電量が決定されると、充電回路145、充電回路245を制御して、充電元のバッテリから、充電先のバッテリに対して、充電端子147、247を介して、決定された充電量だけ給電する。
これにより、ポータブルオーディオ機器100とワイヤレスヘッドフォン200とが、同じ時間だけ動作可能となる。即ち、ポータブルオーディオ機器100又はワイヤレスヘッドフォン200の何れか一方が先に電池切れになってしまうことがなく、システム全体に蓄えられている電源を有効に利用して、オーディオの再生及び視聴が可能な時間を、最大限延ばすことができる。
CPU151は、かかる充電制御プログラム155fを実行することにより、充電制御手段として機能する。
具体的には、CPU151は、第1バッテリ141及び第2バッテリ241がそれぞれ充電先及び充電元として決定され、ポータブルオーディオ機器100とワイヤレスヘッドフォン200の動作可能時間が一致するよう、充電元のバッテリから充電先のバッテリに給電すべき充電量が決定されると、充電回路145、充電回路245を制御して、充電元のバッテリから、充電先のバッテリに対して、充電端子147、247を介して、決定された充電量だけ給電する。
これにより、ポータブルオーディオ機器100とワイヤレスヘッドフォン200とが、同じ時間だけ動作可能となる。即ち、ポータブルオーディオ機器100又はワイヤレスヘッドフォン200の何れか一方が先に電池切れになってしまうことがなく、システム全体に蓄えられている電源を有効に利用して、オーディオの再生及び視聴が可能な時間を、最大限延ばすことができる。
CPU151は、かかる充電制御プログラム155fを実行することにより、充電制御手段として機能する。
次に、図6のフローチャートを参照しながら、ポータブルオーディオ機器100とワイヤレスヘッドフォン200との間で行われる充電処理について説明する。
まず、ステップS1において、CPU151は、充電端子147からの信号に基づいて、ポータブルオーディオ機器100とワイヤレスヘッドフォン200とが接続されたことを検出すると、ステップS2において、残量メモリ144から第1バッテリ141の残量を取得し、残量メモリ244から第2バッテリ241の残量を取得する。
ステップS3において、CPU151は、設定記憶部154aから、現在設定されている音量設定値を取得する。そして、ステップS4において、電力消費率記憶部154bから、ポータブルオーディオ機器100の電力消費率と、設定記憶部154aに記憶されている音量設定値に対応するワイヤレスヘッドフォン200の電力消費率と、を取得する。
続くステップS5において、CPU151は、残量メモリ144から読み出した第1バッテリ141の残量及びポータブルオーディオ機器100の電力消費率と、残量メモリ244から読み出した第2バッテリ241の残量及び現在設定されている音量設定値に応じたワイヤレスヘッドフォン200の電力消費率に基づいて、ポータブルオーディオ機器100の動作可能時間と、ワイヤレスヘッドフォン200の動作可能時間とを算出し、動作可能時間が短い方のバッテリを充電先のバッテリとして決定する。さらに、ポータブルオーディオ機器100の動作可能時間とワイヤレスヘッドフォンの動作可能時間が一致するように、充電元のバッテリから充電先のバッテリに充電する充電量を決定する。
そして、ステップS6において、充電先のバッテリに対して、他方のバッテリから、決定された充電量の電源を給電し、本処理を終了する。
まず、ステップS1において、CPU151は、充電端子147からの信号に基づいて、ポータブルオーディオ機器100とワイヤレスヘッドフォン200とが接続されたことを検出すると、ステップS2において、残量メモリ144から第1バッテリ141の残量を取得し、残量メモリ244から第2バッテリ241の残量を取得する。
ステップS3において、CPU151は、設定記憶部154aから、現在設定されている音量設定値を取得する。そして、ステップS4において、電力消費率記憶部154bから、ポータブルオーディオ機器100の電力消費率と、設定記憶部154aに記憶されている音量設定値に対応するワイヤレスヘッドフォン200の電力消費率と、を取得する。
続くステップS5において、CPU151は、残量メモリ144から読み出した第1バッテリ141の残量及びポータブルオーディオ機器100の電力消費率と、残量メモリ244から読み出した第2バッテリ241の残量及び現在設定されている音量設定値に応じたワイヤレスヘッドフォン200の電力消費率に基づいて、ポータブルオーディオ機器100の動作可能時間と、ワイヤレスヘッドフォン200の動作可能時間とを算出し、動作可能時間が短い方のバッテリを充電先のバッテリとして決定する。さらに、ポータブルオーディオ機器100の動作可能時間とワイヤレスヘッドフォンの動作可能時間が一致するように、充電元のバッテリから充電先のバッテリに充電する充電量を決定する。
そして、ステップS6において、充電先のバッテリに対して、他方のバッテリから、決定された充電量の電源を給電し、本処理を終了する。
以上説明した本実施形態におけるワイヤレスヘッドフォンシステムSによれば、ポータブルオーディオ機器100において、第1残量検出プログラム155aの実行により、第1バッテリ141の残量が検出され、ワイヤレスヘッドフォン200において、第2残量検出プログラム255aの実行により、第2バッテリ241の残量が検出され、接続検出プログラム155cにより、ポータブルオーディオ機器100とワイヤレスヘッドフォン200とが接続されたことが検出され、充電先決定プログラム155dの実行により、接続検出プログラム155cにより、ポータブルオーディオ機器100とワイヤレスヘッドフォン200とが接続されたことが検出された場合に、第1残量検出プログラム155aにより検出された第1バッテリ141の残量と、第2残量検出プログラム255aにより検出された第2バッテリ241の残量とが比較されて、所定の条件に基づいて、第1バッテリ141又は第2バッテリ241の何れかが充電先として決定され、充電制御プログラム155fの実行により、充電先決定プログラム155dにより充電先として決定された一方のバッテリ(第1バッテリ141/第2バッテリ241)が、他方のバッテリ(第1バッテリ141/第2バッテリ241)により充電される。
即ち、ポータブルオーディオ機器100に搭載された第1バッテリ141とワイヤレスヘッドフォン200に搭載された第2バッテリ241の何れか一方が充電先として決定され、他方のバッテリにより充電される。したがって、ワイヤレスヘッドフォンシステムSにおいて、ポータブルオーディオ機器100及びワイヤレスヘッドフォン200にそれぞれ搭載されたバッテリの間で、相互に充電を行うことが可能となる。
即ち、ポータブルオーディオ機器100に搭載された第1バッテリ141とワイヤレスヘッドフォン200に搭載された第2バッテリ241の何れか一方が充電先として決定され、他方のバッテリにより充電される。したがって、ワイヤレスヘッドフォンシステムSにおいて、ポータブルオーディオ機器100及びワイヤレスヘッドフォン200にそれぞれ搭載されたバッテリの間で、相互に充電を行うことが可能となる。
また、充電量決定プログラム155eの実行により、充電先決定プログラム155dにより充電先として決定されたバッテリへの充電量が、所定の条件に基づいて決定され、充電制御プログラム155fの実行により、充電量決定プログラム155eにより決定された充電量だけ充電される。
したがって、充電先として決定されたバッテリを、適切な量だけ充電することができる。
したがって、充電先として決定されたバッテリを、適切な量だけ充電することができる。
また、記憶プログラム155bの実行により、ポータブルオーディオ機器100における音量設定値が記憶され、充電先決定プログラム155dの実行により、第1残量検出プログラム155aの実行より検出された第1バッテリ141の残量及び第1バッテリ141の消費率に基づいて算出したポータブルオーディオ機器100の動作可能時間と、第2残量検出プログラム255aの実行により検出された第2バッテリ241の残量及び記録プログラム155bの実行により記憶された音量設定値に応じた第2バッテリ241の消費率に基づいて算出したワイヤレスヘッドフォン200の動作可能時間と、に基づいて、動作可能時間が短い方のバッテリが充電先として決定され、充電量決定プログラム155eの実行により、ポータブルオーディオ機器100の動作可能時間と、ワイヤレスヘッドフォン200の動作可能時間と、が一致するように充電量が決定される。
これにより、ポータブルオーディオ機器100とワイヤレスヘッドフォン200とが、同じ時間だけ動作可能となり、ポータブルオーディオ機器100又はワイヤレスヘッドフォン200の何れか一方が先にバッテリ切れになってしまうことがなくなる。即ち、システム全体に蓄えられている電源を有効に利用して、オーディオの再生及び視聴が可能な時間を、最大限延ばすことができる。
また、第2バッテリ241の動作可能時間は、音量設定値に応じた第2バッテリ241の消費率に基づいて算出されるため、ポータブルオーディオ機器100及びワイヤレスヘッドフォン200の動作可能時間をより正確に予測して、より適切な充電先及び充電量を決定することができる。
これにより、ポータブルオーディオ機器100とワイヤレスヘッドフォン200とが、同じ時間だけ動作可能となり、ポータブルオーディオ機器100又はワイヤレスヘッドフォン200の何れか一方が先にバッテリ切れになってしまうことがなくなる。即ち、システム全体に蓄えられている電源を有効に利用して、オーディオの再生及び視聴が可能な時間を、最大限延ばすことができる。
また、第2バッテリ241の動作可能時間は、音量設定値に応じた第2バッテリ241の消費率に基づいて算出されるため、ポータブルオーディオ機器100及びワイヤレスヘッドフォン200の動作可能時間をより正確に予測して、より適切な充電先及び充電量を決定することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変更を行うことができる。
例えば、充電先決定手段は、第1バッテリ141と第2バッテリ241のうち、残量の少ないバッテリを前記充電先として決定しても良い。また、充電量決定手段は、第1バッテリ141と第2バッテリ241の残量が一致するように、充電量を決定しても良い。
また、ポータブルオーディオ機器100は、音声のみを再生可能な機器に限られず、映像の再生が可能な携帯テレビジョン受像機や、電話機能を備える携帯電話機であっても良い。
また、記憶手段、接続検出手段、充電先決定手段、充電量決定手段、充電制御手段の一部又は全部は、ワイヤレスヘッドフォン200側に設けられていても良い。
また、ワイヤレスヘッドフォン200の第2電源ユニット24内の構成(例えば、残量メモリ244、充電回路245等)は、ポータブルオーディオ機器100側に設けられていても良い。また、ポータブルオーディオ機器100の第1電源ユニット14内の構成が、ワイヤレスヘッドフォン200側に設けられていても良い。
また、ポータブルオーディオ機器100及びワイヤレスヘッドフォン200の接続方法は、上記実施形態の中で例示した方法に限られず、例えば、コード状のコネクタにより接続しても良い。
また、例えば、左側のヘッドフォンと右側のヘッドフォンとに分離したワイヤレスヘッドフォン200を用いても良い。この場合、左側のヘッドフォン及び右側のヘッドフォンに備わる各バッテリを別々に充電する。
また、予測された動作可能時間を表示部11、21に表示して、ユーザに提供する手段を設けても良い。
また、一台のポータブルオーディオ機器100から、複数のワイヤレスヘッドフォン200にオーディオ信号を送信する構成であっても良い。この場合には、例えば、各機器の動作可能時間が一致するように、充電先及び充電量を決定して、充電を行う。
また、ポータブルオーディオ機器100とワイヤレスヘッドフォン200との間の無線通信方式は、Bluetooth方式に限られず、IrDA方式等の他の通信方式を採用しても良い。
例えば、充電先決定手段は、第1バッテリ141と第2バッテリ241のうち、残量の少ないバッテリを前記充電先として決定しても良い。また、充電量決定手段は、第1バッテリ141と第2バッテリ241の残量が一致するように、充電量を決定しても良い。
また、ポータブルオーディオ機器100は、音声のみを再生可能な機器に限られず、映像の再生が可能な携帯テレビジョン受像機や、電話機能を備える携帯電話機であっても良い。
また、記憶手段、接続検出手段、充電先決定手段、充電量決定手段、充電制御手段の一部又は全部は、ワイヤレスヘッドフォン200側に設けられていても良い。
また、ワイヤレスヘッドフォン200の第2電源ユニット24内の構成(例えば、残量メモリ244、充電回路245等)は、ポータブルオーディオ機器100側に設けられていても良い。また、ポータブルオーディオ機器100の第1電源ユニット14内の構成が、ワイヤレスヘッドフォン200側に設けられていても良い。
また、ポータブルオーディオ機器100及びワイヤレスヘッドフォン200の接続方法は、上記実施形態の中で例示した方法に限られず、例えば、コード状のコネクタにより接続しても良い。
また、例えば、左側のヘッドフォンと右側のヘッドフォンとに分離したワイヤレスヘッドフォン200を用いても良い。この場合、左側のヘッドフォン及び右側のヘッドフォンに備わる各バッテリを別々に充電する。
また、予測された動作可能時間を表示部11、21に表示して、ユーザに提供する手段を設けても良い。
また、一台のポータブルオーディオ機器100から、複数のワイヤレスヘッドフォン200にオーディオ信号を送信する構成であっても良い。この場合には、例えば、各機器の動作可能時間が一致するように、充電先及び充電量を決定して、充電を行う。
また、ポータブルオーディオ機器100とワイヤレスヘッドフォン200との間の無線通信方式は、Bluetooth方式に限られず、IrDA方式等の他の通信方式を採用しても良い。
S ワイヤレスヘッドフォンシステム
1 ポータブルオーディオ機器
141 第1バッテリ
151 CPU(第1残量検出手段、記憶手段、接続検出手段、充電先決定手段、充電量決定手段、充電制御手段)
154a 設定記憶部(記憶手段)
155a 第1残量検出プログラム(第1残量検出手段)
155b 記憶プログラム(記憶手段)
155c 接続検出プログラム(接続検出手段)
155d 充電先決定プログラム(充電先決定手段)
155e 充電量決定プログラム(充電量決定手段)
155f 充電制御プログラム(充電制御手段)
2 ワイヤレスヘッドフォン
241 第2バッテリ
251 CPU(第2残量検出手段)
255a 第2残量検出プログラム(第2残量検出手段)
1 ポータブルオーディオ機器
141 第1バッテリ
151 CPU(第1残量検出手段、記憶手段、接続検出手段、充電先決定手段、充電量決定手段、充電制御手段)
154a 設定記憶部(記憶手段)
155a 第1残量検出プログラム(第1残量検出手段)
155b 記憶プログラム(記憶手段)
155c 接続検出プログラム(接続検出手段)
155d 充電先決定プログラム(充電先決定手段)
155e 充電量決定プログラム(充電量決定手段)
155f 充電制御プログラム(充電制御手段)
2 ワイヤレスヘッドフォン
241 第2バッテリ
251 CPU(第2残量検出手段)
255a 第2残量検出プログラム(第2残量検出手段)
Claims (5)
- 第1バッテリが搭載されたポータブルオーディオ機器と、第2バッテリが搭載されたワイヤレスヘッドフォンと、を備えるワイヤレスヘッドフォンシステムにおいて、
前記ポータブルオーディオ機器は、前記第1バッテリの残量を検出する第1残量検出手段を備え、
前記ワイヤレスヘッドフォンは、前記第2バッテリの残量を検出する第2残量検出手段を備え、
前記ポータブルオーディオ機器と前記ワイヤレスヘッドフォンとが接続されたことを検出する接続検出手段と、
前記接続検出手段により、前記ポータブルオーディオ機器と前記ワイヤレスヘッドフォンとが接続されたことが検出された場合に、前記第1残量検出手段より検出された前記第1バッテリの残量と、前記第2残量検出手段により検出された前記第2バッテリの残量とを比較して、所定の条件に基づいて、前記第1バッテリ又は前記第2バッテリの何れかを充電先として決定する充電先決定手段と、
前記充電先決定手段により充電先として決定された一方のバッテリを、他方のバッテリにより充電する充電制御手段と、
を備えることを特徴とするワイヤレスヘッドフォンシステム。 - 前記充電先決定手段により前記充電先として決定されたバッテリへの充電量を、所定の条件に基づいて決定する充電量決定手段を備え、
前記充電制御手段は、前記充電量決定手段により決定された充電量だけ充電することを特徴とする請求項1に記載のワイヤレスヘッドフォンシステム。 - 前記充電先決定手段は、前記第1残量検出手段より検出された前記第1バッテリの残量及び前記第1バッテリの消費率に基づいて算出した前記ポータブルオーディオ機器の動作可能時間と、前記第2残量検出手段により検出された前記第2バッテリの残量及び前記第2バッテリの消費率に基づいて算出した前記ワイヤレスヘッドフォンの動作可能時間と、に基づいて、動作可能時間が短い方のバッテリを前記充電先として決定し、
前記充電量決定手段は、前記ポータブルオーディオ機器の前記動作可能時間と、前記ワイヤレスヘッドフォンの前記動作可能時間と、が一致するように前記充電量を決定することを特徴とする請求項2に記載のワイヤレスヘッドフォンシステム。 - 前記ポータブルオーディオ機器における音量設定値を記憶する記憶手段を備え、
前記充電先決定手段は、前記記憶手段により記憶された前記音量設定値に応じた前記第2バッテリの消費率に基づいて、前記ワイヤレスヘッドフォンの動作可能時間を算出することを特徴とする請求項3に記載のワイヤレスヘッドフォンシステム。 - 第1バッテリが搭載されたポータブルオーディオ機器と、第2バッテリが搭載されたワイヤレスヘッドフォンと、を備えるワイヤレスヘッドフォンシステムにおいて、
前記ポータブルオーディオ機器は、前記第1バッテリの残量を検出する第1残量検出手段を備え、
前記ワイヤレスヘッドフォンは、前記第2バッテリの残量を検出する第2残量検出手段を備え、
前記ポータブルオーディオ機器における音量設定値を記憶する記憶手段と、
前記ポータブルオーディオ機器と前記ワイヤレスヘッドフォンとが接続されたことを検出する接続検出手段と、
前記接続検出手段により、前記ポータブルオーディオ機器と前記ワイヤレスヘッドフォンとが接続されたことが検出された場合に、前記第1残量検出手段より検出された前記第1バッテリの残量及び前記第1バッテリの消費率に基づいて算出した前記ポータブルオーディオ機器の動作可能時間と、前記第2残量検出手段により検出された前記第2バッテリの残量及び前記記憶手段により記憶された前記音量設定値に応じた前記第2バッテリの消費率に基づいて算出した前記ワイヤレスヘッドフォンの動作可能時間と、に基づいて、動作可能時間が短い方のバッテリを前記充電先として決定する充電先決定手段と、
前記充電先決定手段により前記充電先として決定されたバッテリへの充電量を、前記ポータブルオーディオ機器の前記動作可能時間と、前記ワイヤレスヘッドフォンの前記動作可能時間と、が一致するように決定する充電量決定手段と、
前記充電先決定手段により充電先として決定された一方のバッテリを、他方のバッテリにより、前記充電量決定手段により決定された充電量だけ充電する充電制御手段と、
を備えることを特徴とするワイヤレスヘッドフォンシステム。
Priority Applications (1)
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JP2007230288A JP2009065347A (ja) | 2007-09-05 | 2007-09-05 | ワイヤレスヘッドフォンシステム |
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JP2007230288A JP2009065347A (ja) | 2007-09-05 | 2007-09-05 | ワイヤレスヘッドフォンシステム |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2007230288A Pending JP2009065347A (ja) | 2007-09-05 | 2007-09-05 | ワイヤレスヘッドフォンシステム |
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- 2007-09-05 JP JP2007230288A patent/JP2009065347A/ja active Pending
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