JP2015184162A - 電子部品搬送装置および電子部品検査装置 - Google Patents

電子部品搬送装置および電子部品検査装置 Download PDF

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政治 寺島
治彦 宮本
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Abstract

【課題】搬送中の電子部品の損傷を低減しつつ前後の電子部品を離間させることができる電子部品搬送装置および電子部品検査装置を提供する。【解決手段】検査装置1は、ベース面111に対して傾斜し、複数のICデバイス9が通過する搬送レーン31と、搬送レーン31を通過する複数のICデバイス9のうちの、ICデバイス9Aをそれよりも1つ後方に位置するICデバイス9Bから離間させる離間機構32と、を有している。また、搬送レーン31は、水平に対して傾斜し、この搬送レーン31をICデバイス9が自然滑走する。【選択図】図4

Description

本発明は、電子部品搬送装置および電子部品検査装置に関するものである。
従来から、例えばICデバイスなどの電子部品の電気的特性を検査する電子部品検査装置が知られており、この電子部品検査装置には、検査部までICデバイスを搬送するための電子部品搬送装置(ハンドラー)が組み込まれている。このような電子部品搬送装置では、順に供給させるICデバイスを1つずつ的確に搬送することが求められている。しかしながら、ICデバイスによっては、樹脂封止体にバリが発生しているものもあり、このバリ同士が引っ掛かることで前後に並ぶ2つのICデバイスが繋がってしまい、ICデバイスの搬送を的確に行うことができないという問題がある。
このような問題を解決するために、特許文献1に、前後に並ぶICデバイス同士を強制的に離間する離間装置が開示されている。特許文献1の離間装置は、水平に配置され、ICデバイスを搬送する案内レールと、案内レールの途中に設けられ、案内レールを搬送されてきたICデバイスを受け止めるストッパーと、ストッパーで受け止められたICデバイスのリードに引っ掛ける爪部と、を有している。そして、ストッパーを解除するとともに、爪部を下流側へ移動させ、爪部が引っ掛けられているICデバイスを強制的に下流側へ移動させることで、前後のICデバイスを強制的に離間している。
特開昭60−7800号公報
しかしながら、このような機構では、リードに大きな負荷がかかり、ICデバイスの損傷を招くおそれがある。また、リードのない電子部品に適用することができない。
本発明の目的は、搬送中の電子部品の損傷を低減しつつ前後の電子部品を離間させることができる電子部品搬送装置および電子部品検査装置を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
本発明の電子部品搬送装置は、所定面に対して傾斜し、複数の電子部品が通る通路と、
前記通路を通る複数の前記電子部品のうちの、第1電子部品を前記第1電子部品の1つ後方に位置する第2電子部品から離間させる機構と、
を含むことを特徴とする。
これにより、搬送中の電子部品の損傷を低減しつつ前後の電子部品を離間させることができる電子部品搬送装置が得られる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記通路は、水平に対して傾斜し、
前記電子部品は、重力によって、前記通路を移動する、ことが好ましい。
これにより、電子部品の搬送を的確に行うことができる。また、電子部品を搬送するのに特別な機構を備える必要がないため、装置構成が簡単なものとなる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記機構は、前記第1電子部品および前記第2電子部品の少なくとも一方を他方に対して離間する方向に移動させることで、前記第1電子部品を前記第2電子部品から離間する、ことが好ましい。
これにより、第1電子部品と第2電子部品とを簡単かつ確実に離間させることができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記通路は、前記第1電子部品が位置する第1通路部と、前記第2電子部品が位置する第2通路部と、を含み、
前記機構は、前記第1電子部品を前記第1通路部に固定する第1固定部と、前記第2電子部品を前記第2通路部に固定する第2固定部と、を含み、
前記機構は、
前記第1固定部で前記第1電子部品を前記第1通路部に固定し、前記第2固定部で前記第2電子部品を前記第2通路部に固定した後、前記第1通路部および前記第2通路部の少なくとも一方を他方に対して離間する方向に移動させることで、前記第1電子部品を前記第2電子部品から離間させる、ことが好ましい。
これにより、電子部品に加わるストレスを低減することができ、電子部品の損傷をより効果的に抑制することができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記第1固定部は、前記第1電子部品を前記第1通路部に押し付けることで前記第1電子部品を前記第1通路部に固定し、
前記第2固定部は、前記第2電子部品を前記第2通路部に押し付けることで前記第2電子部品を前記第2通路部に固定する、ことが好ましい。
これにより、簡単な構成でかつ効果的に第1、第2電子部品を第1、第2通路部に固定することができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記電子部品は、樹脂封止体で封止されているICデバイスであって、
前記第1固定部は、前記第1電子部品の前記樹脂封止体を前記第1通路部に押し付けることで前記第1電子部品を前記第1通路部に固定し、
前記第2固定部は、前記第2電子部品の前記樹脂封止体を前記第2通路部に押し付けることで前記第2電子部品を前記第2通路部に固定する、ことが好ましい。
これにより、電子部品の損傷をより効果的に抑制することができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記第1電子部品は、前記第1固定部による前記第1通路部への固定時に前記第2通路部と接触せず、
前記第2電子部品は、前記第2固定部による前記第2通路部への固定時に前記第1通路部と接触しない、ことが好ましい。
これにより、第1、第2通路部の少なくとも一方を移動させることで第1、第2電子部品を離間させる際に、第1電子部品が第2通路部と擦れたり、第2電子部品が第1通路部と擦れたりしない。そのため、第1、第2電子部品の損傷をより効果的に低減することができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記機構は、
前記電子部品の移動を規制することで、前記第1電子部品の少なくとも一部が前記第1通路部に位置するとともに、前記第2電子部品の少なくとも一部が前記第2通路部に位置する状態とする位置決め部を更に含む、ことが好ましい。
これにより、第1、第2電子部品の離間をより確実にかつ簡単に行うことができる。
本発明の電子部品搬送装置では、前記機構は、
前記第1電子部品と前記第2電子部品とを離間させた後、前記第2固定部による前記第2電子部品の前記第2通路部への固定を維持し、前記第1固定部による前記第1電子部品の前記第1通路部への固定を解除する、ことが好ましい。
これにより、先頭側の電子部品から順に1つずつ下流側へ流すことができるので、その後の電子部品の搬送を的確に行うことができる。
本発明の電子部品検査装置は、本発明の電子部品搬送装置と、
前記電子部品を検査する検査部と、を含むことを特徴とする。
これにより、搬送中の電子部品の損傷を低減しつつ前後の電子部品を離間させることができる電子部品検査装置が得られる。
本発明の電子部品検査装置の好適な実施形態を示す概略図である。 収容チューブおよび図1に示す電子部品検査装置の供給部を示す図である。 図1に示す電子部品検査装置の供給側配列部を示す図である。 図3に示す供給側配列部の離間機構を示す図である。 図1に示す電子部品検査装置で検査を行う電子部品の一例を示す図である。 図4に示す離間機構の作動を説明する図である。 図4に示す離間機構の作動を説明する図である。 図3に示す供給側配列部の振分機構を示す図である。 図3に示す供給側配列部の振分機構を示す図である。 図3に示す供給側配列部の姿勢制御機構を示す図である。 図3に示す供給側配列部の姿勢制御機構を示す図である。 図1に示す電子部品検査装置の搬送部および検査部を示す図である。 図1に示す電子部品検査装置の回収側配列部を示す図である。 図1に示す電子部品検査装置の回収側配列部を示す図である。 図1に示す電子部品検査装置の回収部を示す図である。 図1に示す電子部品検査装置の回収部を示す図である。
以下、本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置について添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の電子部品検査装置の好適な実施形態を示す概略図である。図2は、収容チューブおよび図1に示す電子部品検査装置の供給部を示す図である。図3は、図1に示す電子部品検査装置の供給側配列部を示す図である。図4は、図3に示す供給側配列部の離間機構を示す図である。図5は、図1に示す電子部品検査装置で検査を行う電子部品の一例を示す図である。図6は、図4に示す離間機構の作動を説明する図である。図7は、図4に示す離間機構の作動を説明する図である。図8は、図3に示す供給側配列部の振分機構を示す図である。図9は、図3に示す供給側配列部の振分機構を示す図である。図10は、図3に示す供給側配列部の姿勢制御機構を示す図である。図11は、図3に示す供給側配列部の姿勢制御機構を示す図である。図12は、図1に示す電子部品検査装置の搬送部および検査部を示す図である。図13は、図1に示す電子部品検査装置の回収側配列部を示す図である。図14は、図1に示す電子部品検査装置の回収側配列部を示す図である。図15は、図1に示す電子部品検査装置の回収部を示す図である。図16は、図1に示す電子部品検査装置の回収部を示す図である。
なお、以下では、説明の便宜上、図1に示すように、互いに直交する3軸をX軸、Y軸およびZ軸とする。また、X軸とY軸を含むXY平面が水平となっており、Z軸が鉛直となっている。また、X軸に平行な方向を「X方向」とも言い、Y軸に平行な方向を「Y方向」とも言い、Z軸に平行な方向を「Z方向」とも言う。また、電子部品の搬送方向の上流側を単に「上流側」とも言い、下流側を単に「下流側」とも言う。また、本願明細書で言う「水平」とは、完全な水平に限定されず、電子部品の搬送が阻害されない限り、水平に対して若干(例えば5°未満程度)傾いていた状態も含む。
図1に示す検査装置(電子部品検査装置)1は、例えば、ICデバイス(ICチップ)、LCD(Liquid Crystal Display)、CIS(CMOS Image Sensor)などの電子部品の電気的特性を検査・試験(以下単に「検査」と言う)するための装置である。なお、以下では、説明の便宜上、検査を行う前記電子部品としてICデバイスを用いる場合について代表して説明し、これを「ICデバイス9」とする。
検査装置1は、供給部2と、供給側配列部3と、搬送部4と、検査部5と、回収側配列部6と、回収部7と、これら各部の制御を行う制御部8と、を有している。また、検査装置1は、供給部2、供給側配列部3、搬送部4、検査部5、回収側配列部6および回収部7を配置するベース11と、供給側配列部3、搬送部4、検査部5および回収側配列部6を収容するようにベース11に被せられているカバー12と、を有している。なお、ベース11の上面であるベース面(所定面)111は、ほぼ水平となっており、このベース面111に供給側配列部3、搬送部4、検査部5、回収側配列部6の構成部材が配置されている。また、検査装置1は、この他、必要に応じて、ICデバイス9を加熱するためのヒーターやチャンバー等を有していてもよい。
このような検査装置1は、供給部2が供給側配列部3にICデバイス9を供給し、供給されたICデバイス9を供給側配列部3が配列し、配列したICデバイス9を搬送部4が検査部5に搬送し、搬送したICデバイス9を検査部5が検査し、検査を終えたICデバイス9を搬送部4が回収側配列部6に搬送/配列し、回収側配列部6に配列したICデバイス9を回収部7が回収するように構成されている。このような検査装置1によれば、ICデバイス9の供給・検査・回収を自動的に行うことができる。なお、検査装置1では検査部5を除く構成、すなわち、供給部2、供給側配列部3、搬送部4、回収側配列部6および回収部7によって、ICデバイス9の搬送を行う電子部品搬送装置1’が構成されている。
以下、供給部2、供給側配列部3、搬送部4、検査部5、回収側配列部6および回収部7の構成について順次説明する。
≪供給部≫
供給部2は、供給側配列部3にICデバイス9を供給するユニットである。なお、ICデバイス9は、図2に示すように、複数が一列に並べられた状態で収容チューブ(電子部品収容部)90に収容されている。また、収容チューブ90は、長尺な管状をなしており、先端に開口901を有している。そのため、この開口901から収容チューブ90内のICデバイス9を先頭側から順に送出することができる。なお、検査前は、開口901にキャップを被せておくことで、収容チューブ90内にICデバイス9を保管しておくことができる。また、ICデバイス9は、ICチップをエポキシ樹脂封止材料等で樹脂封止したパッケージ型のICデバイスであり、樹脂封止体91と、樹脂封止体91から突出する複数のリード92と、を有している。ただし、ICデバイス9の構成は、これに限定されず、例えば、リード92を省略してもよい。なお、リード92については、説明の便宜上、図5以外では、図示を省略している。
供給部2は、図2に示すように、収容チューブ90を載置する載置ステージ21を有している。このような供給部2は、収容チューブ90を載置ステージ21に固定した状態で、載置ステージ21を回動軸J21回りに回動させることで、収容チューブ90を水平(例えば、ベース面111)に対して傾斜させることができる。これにより、ICデバイス9を自然滑走によって収容チューブ90から送出することができる。ここで、自然滑走とは、重力によってICデバイス9がICデバイス9と接する面に沿って移動することを意味する。
≪供給側配列部≫
供給側配列部3は、供給部2から供給された複数のICデバイス9を決められた配置に並び替えるユニットである。このような供給側配列部3は、図3に示すように、水平に対して傾斜し、供給部2から供給されるICデバイス9を自然滑走させて搬送する搬送レーン(通路)31と、搬送レーン31の途中に設けられている離間機構(機構)32と、搬送レーン31の下流側に設けられている姿勢制御機構34と、搬送レーン31と姿勢制御機構34との間に設けられている振分機構33と、を有している。
−搬送レーン−
搬送レーン31の上流側には収容チューブ90が接続され、収容チューブ90内のICデバイス9が先頭側から順に搬送レーン31に送出される。搬送レーン31に送出されたICデバイス9は、それぞれ、搬送レーン31を自然滑走する。このような搬送レーン31は、図3に示すように、上流側に位置し、ベース11に固定されている第2搬送レーン(第2通路部)312と、第2搬送レーン312の下流側に位置し、第2搬送レーン312に対してその延在方向に移動(接続/離間)可能な第1搬送レーン(第1通路部)311と、を有している。なお、搬送レーン31の水平に対する傾斜角度としては、特に限定されないが、例えば、30°〜60°程度とすることができる。
−離間機構−
離間機構32は、図4に示すように、搬送レーン31に並んだ複数のICデバイス9のうちの、先頭に位置するICデバイス(第1電子部品)9Aを、このICデバイス9Aの1つ後方に位置するICデバイス(第2電子部品)9Bから離間させるためのユニットである。ICデバイス9の製造方法によっては、図5に示すように、樹脂封止体91の先端面や基端面にバリ(パーティングライン等の突起)93が発生することがあり、前後のICデバイス9のバリ93同士が引っ掛かる場合がある。このような引っ掛かりが生じると、前後のICデバイス9が繋がってしまい、検査装置1内でのICデバイス9の的確(正確)な搬送が阻害されるおそれがある。そのため、離間機構32を設けて、隣り合うICデバイス9を離間させることでこれら引っ掛かりを解除し、その後のICデバイス9の的確な搬送を行うことができるようになっている。
このような離間機構32は、ストッパー(位置決め部)321と、第1固定部322と、第2固定部323と、直動シリンダー324と、戻しバネ325と、を有している。ストッパー321、第1固定部322および第2固定部323は、搬送レーン31の上方に位置し、搬送レーン31に沿って配置されている。
ストッパー321は、搬送レーン31の途中に、突出/退避(下降/上昇)可能に設けられており、突出状態(図4中の鎖線で示す状態)となることで、搬送レーン31上でのICデバイス9の自然滑走を規制することができる。これにより、一旦、搬送レーン31上にICデバイス9を留めることができ、ICデバイス9A、9Bの離間を簡単に行うことができる。
本実施形態では、搬送レーン31上にICデバイス9を留めた状態では、ICデバイス9Aが第1搬送レーン311上に位置し、ICデバイス9Bが第2搬送レーン312に位置し、さらには、ICデバイス9A、9Bの境界が第1、第2搬送レーン311、312の境界と重なっている(ほぼ一致している)。すなわち、ICデバイス9Aは、第2搬送レーンに接触しておらず、ICデバイス9Bは、第1搬送レーン311に接触していない。
なお、ストッパー321の位置は、ICデバイス9の種類に応じて適宜調整され、どのような種類のICデバイス9であっても上述のようにICデバイス9A、9Bの境界が第1、第2搬送レーン311、312の境界と重なるようにICデバイス9を搬送レーン31上に留めることができる。ただし、ICデバイス9Aの少なくとも一部が第1搬送レーン311上に位置し、ICデバイス9Bの少なくとも一部が第2搬送レーン312上に位置していれば、これらの境界がずれていてもよい。すなわち、例えば、ICデバイス9Aの基端側が第2搬送レーン312と接触していてもよいし、反対に、ICデバイス9Bの先端側が第1搬送レーン311と接触していてもよい。
第1固定部322は、ストッパー321よりも上流側に位置し、第1搬送レーン311上のICデバイス9Aと対向して設けられている。第1固定部322は、突出/退避(下降/上昇)可能に設けられており、下方へ突出することでICデバイス9Aの樹脂封止体91を上側から第1搬送レーン311へ押し付け、ICデバイス9Aを第1搬送レーン311に固定することができる。反対に、第1固定部322を上方に退避させることで、ICデバイス9Aの固定が解除される。このような構成によれば、第1搬送レーン311へのICデバイス9Aの固定/解除を簡単な機構で行うことができる。また、樹脂封止体91を押し付けるので、実質的にリードに応力が加わらず、リード92の損傷を防止することができる。
第2固定部323は、第1固定部322よりも上流側に位置し、第2搬送レーン312上のICデバイス9Bと対向して設けられている。第2固定部323は、突出/退避(下降/上昇)可能に設けられており、下方へ突出することでICデバイス9Bの樹脂封止体91を上側から第2搬送レーン312へ押し付け、ICデバイス9Bを第2搬送レーン312に固定することができる。反対に、第2固定部323を上方に退避させることで、ICデバイス9Bの固定が解除される。このような構成によれば、第2搬送レーン312へのICデバイス9Bの固定/解除を簡単な機構で行うことができる。また、樹脂封止体91を押し付けるので、実質的にリードに応力が加わらず、リード92の損傷を防止することができる。
戻しバネ325は、第1搬送レーン311を第2搬送レーンに対して接近する方向に付勢している。一方、直動シリンダー324は、軸部324aを有しており、軸部324aで第1搬送レーン311を押圧することで、戻しバネ325の付勢力に抗して第1搬送レーン311を第2搬送レーン312に対して離間する方向に移動させるこができる。このように、直動シリンダー324と戻しバネ325とを用いた構成によれば、簡単な構成でスムーズに第1搬送レーン311を移動させることができる。なお、ストッパー321および第1固定部322は、第1搬送レーン311と固定されており、第1搬送レーン311と共に移動する。
以上、離間機構32の構成について説明した。このような離間機構32は、次のようにICデバイス9A、9Bを離間させる。まず、供給部2からICデバイス9が供給されるのに先立って、第1搬送レーン311を第2搬送レーン312に接続すると共に、ストッパー321を突出状態とする。そして、図6(a)に示すように、搬送レーン31を自然滑走してきた複数のICデバイス9をストッパー321によって受け止め、その後、図6(b)に示すように、第1固定部322でICデバイス9Aを第1搬送レーン311に固定し、第2固定部323でICデバイス9Bを第2搬送レーン312に固定する。次に、図7(a)に示すように、直動シリンダー324を駆動して第1搬送レーン311を下流側へ移動させ、第2搬送レーン312から離間させる。これにより、第1搬送レーン311に固定されたICデバイス9Aが、第2搬送レーン312に固定されたICデバイス9Bから離間する。ここで、第2固定部323には、ICデバイス9Aに向けて圧縮空気(流体)を噴射する噴射ノズル323aが設けられており、第1搬送レーン311を移動させる際に噴射ノズル323aからICデバイス9Aに向けて圧縮空気Aを噴射することにより、ICデバイス9A、9Bの離間を補助することができる。
ICデバイス9A、9Bを離間した後は、図7(b)に示すように、第1固定部322を退避させてICデバイス9Aの固定を解除すると共に、ストッパー321を退避させてICデバイス9Aのみを自然滑走させて振分機構33に供給する。このような工程を繰り返すことで、搬送レーン31の先頭に位置するICデバイス9を1つずつ順に自然滑走させて振分機構33に供給する。ICデバイス9を1つずつ順に搬送することで、隣り合うICデバイス9のバリ93同士が再度引っ掛かり、これらが繋がってしまうことを防止できる。したがって、その後のICデバイス9の搬送をスムーズにかつ正確(的確)に行うことができる。なお、搬送レーン31の傾斜角度やICデバイス9Aの摺動抵抗等によっては、ストッパー321を退避させただけではICデバイス9Aが自然滑走を始めない場合がある。そのため、ストッパー321を退避させた際にも噴射ノズル323aからICデバイス9Aに向けて圧縮空気を噴射してもよい。これにより、ICデバイス9Aをより確実に自然滑走させることができる。
特に、本実施形態では、前述したように、ICデバイス9A、9Bの境界が第1、第2搬送レーン311、312の境界と重なっているので、第1搬送レーン311を第2搬送レーン312から離間させる際に、ICデバイス9Aが第2搬送レーン312と擦れることがないし、ICデバイス9Bが第1搬送レーン311と擦れることがない。そのため、ICデバイス9A、9Bの損傷をより効果的に抑制することができる。
以上、離間機構32について説明した。なお、本実施形態では、第2搬送レーン312がベース11に固定され、第1搬送レーン311が第2搬送レーン312に対して移動可能となっているが、離間機構32の構成は、これに限定されない。例えば、本実施形態とは反対に、第1搬送レーン311がベース11に固定され、第2搬送レーン312が第1搬送レーン311に対して移動可能となっていてもよし、また、第1、第2搬送レーン311、312が共に移動可能となっていてもよい。
−振分機構−
振分機構33は、搬送レーン31を自然滑走してきたICデバイス9を複数のレーンに振り分けて、複数列に並び替えるユニットである。このような振分機構33は、図8に示すように、振分ステージ331を有している。
振分ステージ331は、搬送レーン31の下流側に位置しており、搬送レーン31と同程度傾斜している。また、振分ステージ331は、直動ガイドによってX方向に往復移動可能となっている。このような振分ステージ331にはX方向に沿って並設されている4本の振分レーン332(332A〜332D)が設けられている。これら4本の振分レーン332のうちのいずれか1つを搬送レーン31に接続することで、その振分レーン332に搬送レーン31を自然滑走してきたICデバイス9を導入することができる。
振分レーン332へ導入されたICデバイス9がそのまま振分レーン332を通過して離脱してしまわないように、図9に示すように、各振分レーン332には、突出/退避可能なストッパー333が設けられている。また、振分ステージ331には振分レーン332の上方を覆うカバー334が設けられており、カバー334には振分レーン332に配置されるICデバイス9を視認可能とする窓部334aが設けられている。
このような構成の振分機構33は、次のようにしてICデバイス9を振り分ける。すなわち、まず、ストッパー333を突出させた状態で、図9に示すように、振分レーン332Aを搬送レーン31に接続する。次に、離間機構32によって、搬送レーン31の先頭に位置するICデバイス9を自然滑走させ、振分レーン332Aに導入する。残りの振分レーン332B〜332Dについても、この工程を繰り返すことで、各振分レーン332にICデバイス9を1つずつ導入する。これにより、搬送レーン31を1列で通過するICデバイス9を4列に並び替えることができる。各振分レーン332にICデバイス9を1つずつ導入し終えると、振分ステージ331を姿勢制御機構34に接続し、ストッパー333を退避させることで、各振分レーン332上のICデバイス9を姿勢制御機構34へ導入する。
−姿勢制御機構−
姿勢制御機構34は、振分機構33から導入されたICデバイス9を水平な状態とするユニットである。このような姿勢制御機構34は、図10に示すように、載置ステージ341と、ガイド347と、を有している。
載置ステージ341は、振分ステージ331の下流側に位置している。また、載置ステージ341は、直動ガイドによってガイドされることでY方向に移動可能なベース342と、ベース342に対してX軸(回動軸J343)まわりに回動可能に連結されている傾斜ステージ343と、を有している。また、傾斜ステージ343にはX方向に沿って並設されている4本の載置レーン344が設けられている。ガイド347は、水平に対して傾斜しているガイド面347aを有しており、このガイド面347aでベース342と共にY方向に移動する傾斜ステージ343をガイドすることで、傾斜ステージ343をベース342に対して回動軸J343まわりに回動させて、傾斜ステージ343の傾きを変化させる。
このような姿勢制御機構34によれば、図10に示すように、傾斜ステージ343が水平に対して振分ステージ331と同程度傾斜していると共に、振分ステージ331に接続されている傾斜状態と、図11に示すように、傾斜ステージ343がほぼ水平となっている水平状態と、の間で傾斜ステージ343の姿勢を変化させることができる。傾斜ステージ343を傾斜状態とし、ストッパー333を解除すれば、振分レーン332上のICデバイス9を載置レーン344に導入することができる。また、載置レーン344にはICデバイス9と当接する当接部38が設けられており、ICデバイス9が当接部38に当接することで、載置レーン344上の正しい位置にICデバイス9が配置される。
このような構成の姿勢制御機構34は、次のように作動する。すなわち、まず、傾斜ステージ343を傾斜状態とし、図10に示すように、載置レーン344を振分レーン332に接続する。次に、振分レーン332に設けられているストッパー333を解除して、振分レーン332のICデバイス9を載置レーン344に導入する。次に、図11に示すように、ベース342をY方向に移動させて傾斜ステージ343を傾斜状態から水平状態へ変位させることで、載置レーン344上のICデバイス9が水平に配置された状態となる。なお、水平状態なったICデバイス9は、搬送部4によって検査部5に搬送される。
≪搬送部≫
搬送部4は、図12に示すように、水平状態の傾斜ステージ343上に配置されているICデバイス9を検査部5まで搬送し、検査部5での検査を終えたICデバイス9を回収側配列部6まで搬送するユニットである。このような搬送部4は、シャトル41と、供給ロボット42と、検査ロボット43と、回収ロボット44と、を有している。
−シャトル−
シャトル41は、傾斜ステージ343上のICデバイス9を検査部5の近傍まで搬送するため、さらには、検査部5で検査された検査済みのICデバイス9を回収側配列部6の近傍まで搬送するためのシャトルである。このようなシャトル41には、ICデバイス9を収容するための4つのポケット411がX方向に並んで形成されている。また、シャトル41は、直動ガイドによってガイドされており、リニアモーター等の駆動源によってX方向に往復移動可能となっている。
−供給ロボット−
供給ロボット42は、水平状態の傾斜ステージ343上に配置されているICデバイス9をシャトル41に搬送するロボットである。このような供給ロボット42は、ベース11に支持された支持フレーム421と、支持フレーム421に支持され、支持フレーム421に対してY方向に往復移動可能な移動フレーム422と、移動フレーム422に支持された4つのハンドユニット(把持ロボット)423と、を有している。各ハンドユニット423は、昇降機構および吸着ノズルを備え、ICデバイス9を吸着保持することができる。
−検査ロボット−
検査ロボット43は、シャトル41に収容されたICデバイス9を検査部5へ搬送するとともに、検査を終えたICデバイス9を検査部5からシャトル41へ搬送するロボットである。また、検査ロボット43は、検査の際に、ICデバイス9を検査部5に押し付け、ICデバイス9に所定の検査圧を印加することもできる。このような検査ロボット43は、ベース11に支持された支持フレーム431と、支持フレーム431に支持され、支持フレーム431に対してY方向に往復移動可能な移動フレーム432と、移動フレーム432に支持された4つのハンドユニット(把持ロボット)433と、を有している。各ハンドユニット433は、昇降機構および吸着ノズルを備え、ICデバイス9を吸着保持することができる。
−回収ロボット−
回収ロボット44は、検査部5での検査を終えたICデバイス9を回収側配列部6に搬送するロボットである。このような回収ロボット44は、ベース11に支持された支持フレーム441と、支持フレーム441に支持され、支持フレーム441に対してY方向に往復移動可能な移動フレーム442と、移動フレーム442に支持された4つのハンドユニット(把持ロボット)443と、を有している。各ハンドユニット443は、昇降機構および吸着ノズルを備え、ICデバイス9を吸着保持することができる。
このような搬送部4は、次のようにしてICデバイス9を搬送する。まず、シャトル41が図中左側に移動し、供給ロボット42が傾斜ステージ343上のICデバイス9をシャトル41に搬送する(STEP1)。次に、シャトル41が中央へ移動し、検査ロボット43がシャトル41上のICデバイス9を検査部5へ搬送する(STEP2)。次に、検査ロボット43が検査部5での検査を終えたICデバイス9をシャトル41へ搬送する(STEP3)。次に、シャトル41が図中右側へ移動し、回収ロボット44がシャトル41上の検査済みのICデバイス9を回収側配列部6に搬送する。このようなSTEP1〜STEP3を繰り返すことで、ICデバイス9を検査部5を経由して回収側配列部6へ搬送することができる。
以上、搬送部4の構成について説明したが、搬送部4の構成としては、傾斜ステージ343上のICデバイス9を検査部5へ搬送し、検査を終えたICデバイス9を回収側配列部6へ搬送することができれば、特に限定されない。例えば、シャトル41を省略し、供給ロボット42、検査ロボット43および回収ロボット44のいずれか1つのロボットで、傾斜ステージ343から検査部5への搬送、および、検査部5から回収側配列部6への搬送を行ってもよい。
≪検査部≫
検査部5は、ICデバイス9の電気的特性を検査・試験するユニットである。検査部5は、図12に示すように、ICデバイス9を配置する4つの検査ソケット51を有している。これら検査ソケット51にはICデバイス9の端子と電気的に接続されるプローブピン(図示せず)が設けられている。検査ソケット51に配置されたICデバイス9は、検査ロボット43の押圧によって所定の検査圧でプローブピンに押し付けられる。これにより、ICデバイス9とプローブピンとが接続され、プローブピンを介してICデバイス9の検査が行われる。ICデバイス9の検査は、制御部8に記憶されているプログラムに基づいて行われる。
≪回収側配列部≫
回収側配列部6は、検査部5での検査を終え、搬送部4によって搬送されてきたICデバイス9を配列して回収部7へ送出するユニットである。このような回収側配列部6は、図13に示すように、姿勢制御機構61を有している。
姿勢制御機構61は、ICデバイス9を水平な状態から、水平に対して傾斜する状態とし、自然滑走させるユニットである。このような姿勢制御機構61は、載置ステージ62と、傾斜ガイド65と、を有している。
載置ステージ62は、直動ガイドによってガイドされてY方向に移動するベース621と、ベース621に対してX軸(回動軸J622)まわりに回動可能に連結されている傾斜ステージ622と、を有している。また、傾斜ステージ622にはX方向に沿って並設されている4本の載置レーン623が設けられており、これら4本の載置レーン623に回収ロボット44によって搬送されてきたICデバイス9が1つずつ配置される。また、傾斜ステージ622には載置レーン623の上方を覆うカバー626が設けられており、このカバー626には載置レーン623に配置されるICデバイス9を視認可能とする窓部626aが設けられている。なお、カバー626は、載置レーン623へのICデバイス9の載置を阻害しないように、回収ロボット44で搬送されてきたICデバイス9が載置される載置部S1を避けて、載置部S1よりも下流側を覆うように設けられている。また、傾斜ステージ622は、その回動軸J622よりも下流側に位置し、側方へ突出している軸部624を有しており、この軸部624が傾斜ガイド65に接続されている。
傾斜ガイド65は、水平に対して傾斜した方向に延在するガイド溝651を有しており、このガイド溝651に軸部624が接続されている。そのため、ベース621がY方向に移動すると、傾斜ステージ622は、ベース621共にY方向に移動しつつ、傾斜ガイド65によってガイドされ、これにより、回動軸J622まわりに回動し、その傾きが変化する。
このような構成によれば、図13に示すように、傾斜ステージ622が水平となっている水平状態と、図14に示すように、傾斜ステージ622が水平に対して傾斜していると共に、回収部7に接続されている傾斜状態と、の間で傾斜ステージ622の姿勢を変化させることができる。なお、傾斜ステージ622を傾斜状態としたときに載置レーン623上のICデバイス9が自然滑走して載置レーン623から離脱してしまわないように、図14に示すように、載置レーン623には、突出/退避可能なストッパー625が設けられている。
以上、姿勢制御機構61の構成について説明した。このような姿勢制御機構61は、次のように作動する。すなわち、まず、傾斜ステージ622を水平状態(図13に示す状態)とする。次に、載置部S1にICデバイス9が載置された後、ベース621をY方向に移動させる。これにより、傾斜ステージ622がベース621と共にY方向に移動しながら傾斜角を増していって傾斜状態(図14に示す状態)となると共に、回収部7に接続される。次に、ストッパー625を解除することで、各載置レーン623上のICデバイス9を自然滑走させて回収部7に送出する。
≪回収部≫
回収部7は、検査済みのICデバイス9をその検査結果に基づいて分別して回収するユニットである。このような回収部7は、図15に示すように、傾斜ステージ622の下流側に位置し、空の収容チューブ90が接続されている接続部72と、接続部72と傾斜ステージ622との間に位置し、傾斜ステージ622から供給されたICデバイス9を所定の収容チューブ90に振り分ける振分機構71と、を有している。
接続部72は、X方向に並ぶ6つの接続レーン721を有し、これら接続レーン721には、それぞれ、空の収容チューブ90が接続されている。接続レーン721は、傾斜状態の傾斜ステージ622と同程度傾斜しており、接続レーン721に接続されている収容チューブ90も同様に傾斜している。これにより、自然滑走によってICデバイス9を収容チューブ90に導入することができる。
6本の接続レーン721のうちの4本の接続レーン721(721A〜721D)には検査部5での検査で所定の基準を満たし「良品」として判断されたICデバイス9が振り分けられ、残りの2本の接続レーン721(721E、721F)には検査部5での検査で所定の基準を満たすことができず「不良品」として判断されたICデバイス9が振り分けられる。
振分機構71は、傾斜ステージ622からICデバイス9を受け取り、受け取ったICデバイス9をそれぞれその検査結果に基づいて所定の接続レーン721に振り分けるユニットである。このような振分機構71は、図15および図16に示すように、振分ステージ711を有している。振分ステージ711は、傾斜ステージ622と接続部72との間に位置し、直動ガイドによってX方向に移動可能となっている。また、振分ステージ711は、傾斜状態となっている傾斜ステージ622と同程度傾斜している。また、振分ステージ711にはX方向に沿って並設されている4本の振分レーン712が設けられている。また、振分ステージ711には振分レーン712の上方を覆うカバー714が設けられており、このカバー714には振分レーン712に配置されるICデバイス9を視認可能とする窓部714aが設けられている。
このような振分ステージ711の振分レーン712を傾斜ステージ622の載置レーン623に接続することで、載置レーン623上のICデバイス9を振分レーン712に導入することができる。ここで、振分レーン712に導入されたICデバイス9がそのまま振分レーン712を通過して、離脱/落下してしまわないように、各振分レーン712には、突出/退避可能なストッパー713が設けられている。
このような構成の振分機構71は、次のようにしてICデバイス9を振り分ける。すなわち、まず、ストッパー713を突出状態としてから、傾斜ステージ622上のICデバイス9を受け取る。次に、各振分レーン712上のICデバイス9を順に、所定の接続レーン721を介して所定の収容チューブ90に収容する。例えば、振分レーン712A上に位置するICデバイス9を接続レーン721Cに振り分けたい場合には、まず、振分ステージ711をX方向に移動させて、振分レーン712Aと接続レーン721Cとを接続する(図16の状態)。次に、振分レーン712Aのストッパー713を退避させて振分レーン712上のICデバイス9を自然滑走させることで、接続レーン721Cを介して収容チューブ90内に導入する。このような工程を、他の振分レーン712についても順に行うことで、振分ステージ711上のICデバイス9が所定の収容チューブ90に導入する。
≪制御部≫
制御部8は、例えば、検査制御部と、駆動制御部と、を有している。検査制御部は、例えば、図示しないメモリー内に記憶されたプログラムに基づいて、検査部5に配置されたICデバイス9の電気的特性の検査を行う。また、駆動制御部は、例えば、供給部2、供給側配列部3、搬送部4、回収側配列部6および回収部7の各部の駆動を制御し、ICデバイス9の搬送を行う。
以上、本発明の電子部品搬送装置および電子部品検査装置について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができる。また、本発明に他の任意の構成物が付加されていてもよい。
1……検査装置
1’……電子部品搬送装置
11……ベース
111……ベース面
12……カバー
2……供給部
21……載置ステージ
3……供給側配列部
31……搬送レーン
311……第1搬送レーン
312……第2搬送レーン
32……離間機構
321……ストッパー
322……第1固定部
323……第2固定部
323a……噴射ノズル
324……直動シリンダー
324a……軸部
325……戻しバネ
33……振分機構
331……振分ステージ
332、332A、332B、332C、332D……振分レーン
333……ストッパー
334……カバー
334a……窓部
34……姿勢制御機構
341……載置ステージ
342……ベース
343……傾斜ステージ
344……載置レーン
347……ガイド
347a……ガイド面
38……当接部
4……搬送部
41……シャトル
411……ポケット
42……供給ロボット
421……支持フレーム
422……移動フレーム
423……ハンドユニット
43……検査ロボット
431……支持フレーム
432……移動フレーム
433……ハンドユニット
44……回収ロボット
441……支持フレーム
442……移動フレーム
443……ハンドユニット
5……検査部
51……検査ソケット
6……回収側配列部
61……姿勢制御機構
62……載置ステージ
621……ベース
622……傾斜ステージ
623……載置レーン
624……軸部
625……ストッパー
626……カバー
626a……窓部
65……傾斜ガイド
651……ガイド溝
7……回収部
71……振分機構
711……振分ステージ
712、712A……振分レーン
713……ストッパー
714……カバー
714a……窓部
72……接続部
721、721A、721B、721C、721D、721E、721F……接続レーン
8……制御部
9、9A、9B……ICデバイス
91……樹脂封止体
92……リード
93……バリ
90……収容チューブ
901……開口
21、J343、J622……回動軸
S1……載置部

Claims (10)

  1. 所定面に対して傾斜し、複数の電子部品が通る通路と、
    前記通路を通る複数の前記電子部品のうちの、第1電子部品を前記第1電子部品の1つ後方に位置する第2電子部品から離間させる機構と、
    を含むことを特徴とする電子部品搬送装置。
  2. 前記通路は、水平に対して傾斜し、
    前記電子部品は、重力によって、前記通路を移動する、
    請求項1に記載の電子部品搬送装置。
  3. 前記機構は、前記第1電子部品および前記第2電子部品の少なくとも一方を他方に対して離間する方向に移動させることで、前記第1電子部品を前記第2電子部品から離間する、
    請求項1または2に記載の電子部品搬送装置。
  4. 前記通路は、前記第1電子部品が位置する第1通路部と、前記第2電子部品が位置する第2通路部と、を含み、
    前記機構は、前記第1電子部品を前記第1通路部に固定する第1固定部と、前記第2電子部品を前記第2通路部に固定する第2固定部と、を含み、
    前記機構は、
    前記第1固定部で前記第1電子部品を前記第1通路部に固定し、前記第2固定部で前記第2電子部品を前記第2通路部に固定した後、前記第1通路部および前記第2通路部の少なくとも一方を他方に対して離間する方向に移動させることで、前記第1電子部品を前記第2電子部品から離間する、
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電子部品搬送装置。
  5. 前記第1固定部は、前記第1電子部品を前記第1通路部に押し付けることで前記第1電子部品を前記第1通路部に固定し、
    前記第2固定部は、前記第2電子部品を前記第2通路部に押し付けることで前記第2電子部品を前記第2通路部に固定する、
    請求項4に記載の電子部品搬送装置。
  6. 前記電子部品は、樹脂封止体で封止されているICデバイスであって、
    前記第1固定部は、前記第1電子部品の前記樹脂封止体を前記第1通路部に押し付けることで前記第1電子部品を前記第1通路部に固定し、
    前記第2固定部は、前記第2電子部品の前記樹脂封止体を前記第2通路部に押し付けることで前記第2電子部品を前記第2通路部に固定する、
    請求項5に記載の電子部品搬送装置。
  7. 前記第1電子部品は、前記第1固定部による前記第1通路部への固定時に前記第2通路部と接触せず、
    前記第2電子部品は、前記第2固定部による前記第2通路部への固定時に前記第1通路部と接触しない、
    請求項4ないし6のいずれか1項に記載の電子部品搬送装置。
  8. 前記機構は、
    前記電子部品の移動を規制することで、前記第1電子部品の少なくとも一部が前記第1通路部に位置するとともに、前記第2電子部品の少なくとも一部が前記第2通路部に位置する状態とする位置決め部を更に含む、
    請求項4ないし7のいずれか1項に記載の電子部品搬送装置。
  9. 前記機構は、
    前記第1電子部品と前記第2電子部品とを離間させた後、前記第2固定部による前記第2電子部品の前記第2通路部への固定を維持し、前記第1固定部による前記第1電子部品の前記第1通路部への固定を解除する、
    請求項4ないし8のいずれか1項に記載の電子部品搬送装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の電子部品搬送装置と、
    前記電子部品を検査する検査部と、
    を含むことを特徴とする電子部品検査装置。
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