JP2015183634A - 車両用空調装置 - Google Patents

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健一 迫田
Kenichi Sakota
健一 迫田
壮平 鮫島
Sohei Samejima
壮平 鮫島
晃輔 梅村
Kosuke Umemura
晃輔 梅村
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Abstract

【課題】従来よりも小型で快適性を向上させた車両用空調装置を提供する。
【解決手段】第1係合部2A1を有する翼1と、第1係合部2A1と係合する第2係合部3A1を有するボス部3と、第1係合部2A1を覆うようにボス部3に載置されるホルダ5と、を備え、第1係合部2A1は、翼1の先端側から翼1の基端側に向かって幅広となっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用空調装置に関する。
従来、プロペラファンの回転軸に固定されるスパイダと、このスパイダの複数のブレード取付部にそれぞれ取り付けられたブレードと、各ブレードと前記ブレード取付部との重ね合わせ部分に取り付けられかつ当該重ね合わせ部分の輪郭形状を覆う大きさを有する補強板と、を備えたプロペラファンがあった(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載のプロペラファンは、このような構成としたことにより、ファンが回転したときに、ブレードに生じる遠心力に起因して生じるブレード取付部に生じる応力を低減させている。
また、従来、空気調和機の室外機等に用いられるプロペラファンであって、板状のボス取付板と、ボスと、ボス取付板の外周縁に放射状に等間隔で配置された複数の翼と、を備え、これらが樹脂で一体成型されたプロペラファンがあった(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に記載のプロペラファンは、翼の基端部とボス取付板とを繋ぐ連結壁をボス取付板の面に対して垂直に設けているため、翼が捩れる向きの力に対して十分な強度を得られるようになっている。
特開2002−5086号公報(第2頁、第4図) 特開2013−174205号公報(第5頁、第3図)
しかしながら、特許文献1に記載のプロペラファンは、送風性能に影響の大きいブレードに補強板が取り付けられるため、翼面流れが乱されて送風性能が悪化し騒音が増大するという課題があった。また、ブレード及び補強板がブレード取付部にリベットで固定された場合には、送風性能が悪化し騒音が増大するという課題はさらに顕著になる。また、特許文献1に記載のプロペラファンは、ブレードが厚み一定の板金で構成されているため、ブレードの回転方向前縁部で気流が剥離しやすく、騒音が増大するという課題があった。
また、特許文献2に記載のプロペラファンは、ボス取付板、ボス、及び翼が樹脂で一体成型されているため、例えば車両用空気調和装置等に搭載されるような大型のプロペラファンにおいては、ボス取付板、ボス、及び翼を樹脂で一体成型するための金型及び設備が大型化して高価になるという課題があった。
本発明は、上述のような課題を背景としてなされたものであり、従来よりも小型で快適性を向上させた車両用空調装置を提供することを目的とする。
本発明の車両用空調装置は、第1係合部を有する翼と、前記第1係合部と係合する第2係合部を有するボス部と、前記第1係合部を覆うように前記ボス部に載置されるホルダと、を備え、前記第1係合部は、前記翼の先端側から前記翼の基端側に向かって幅広となっている。
本発明によれば、第1係合部を有する翼と、第1係合部と係合する第2係合部を有するボス部と、第1係合部を覆うようにボス部に載置されるホルダと、を備え、第1係合部は、翼の先端側から翼の基端側に向かって幅広となっている。このように、翼とボス部とが別体として設けられており、従来のようにスパイダを用いないで翼をボス部に固定できる。したがって、従来よりも小型で快適性を向上させた車両用空調装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1に係る車両用空調装置100の側面図である。 本発明の実施の形態1に係る車両用空調装置100のプロペラファン50の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る車両用空調装置100のプロペラファン50のボス部3に翼1が取り付けられた状態を示す部分拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る車両用空調装置100のプロペラファン50の側面図である。 本発明の実施の形態1に係る車両用空調装置100のプロペラファン50の側面図である。 本発明の実施の形態2に係る車両用空調装置100のプロペラファン50のボス部3に翼1が取り付けられた状態を示す部分拡大図である。 本発明の実施の形態2に係る車両用空調装置100のプロペラファン50の側面図である。 本発明の実施の形態3に係る車両用空調装置100のプロペラファン50のボス部3に翼1が取り付けられた状態を示す部分拡大図である。 本発明の実施の形態4に係る車両用空調装置100のプロペラファン50のボス部3に翼1が取り付けられた状態を示す部分拡大図である。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る車両用空調装置100の側面図である。図2は本発明の実施の形態1に係る車両用空調装置100のプロペラファン50の分解斜視図である。図3は本発明の実施の形態1に係る車両用空調装置100のプロペラファン50のボス部3に翼1が取り付けられた状態を示す部分拡大図である。図4は本発明の実施の形態1に係る車両用空調装置100のプロペラファン50の側面図である。図5は本発明の実施の形態1に係る車両用空調装置100のプロペラファン50の側面図である。
図1に示されるように、車両用空調装置100は、本体100Aを備える。本体100Aの内部には、プロペラファン50(図2)が設けられている。図2に示されるように、プロペラファン50は、翼1と、ボス部3と、ホルダ5と、を備える。
翼1は、例えば樹脂で成型されており、プロペラファン50に好適な断面形状となっている。翼1の根元側(基端側)には、翼取付部2が設けられている。翼取付部2は、翼1をボス部3に取り付けるための部材であり、例えばアリガタ形状に構成されている。翼取付部2は、第1係合部2A1及び幅狭部2A2を有する。なお、翼1と翼取付部2とは一体であっても別体であってもよい。第1係合部2A1の詳細については図3を用いて後述する。
ボス部3は、例えば円柱状に構成された部材であり、少なくとも天面部3a及び側面部3bを有する。ボス部3には、貫通穴3c1,3c2、軸取付穴(図示省略)、及び溝4が設けられている。
貫通穴3c1,3c2は、ボス部3の厚さ方向に貫通するように設けられる開口である。なお、ボス部3に設けられる貫通穴の具体的な数はこれに限定されるものではなく、例えばボス部3に3つ以上の貫通穴が設けられていてもよい。上述の軸取付穴は、プロペラファン50を駆動するモータ(図示省略)を取り付けるための開口であり、例えばボス部3の中心に設けられている。
溝4は、翼取付部2が設けられる空間であり、例えばアリミゾ形状に構成されている。溝4は、例えば、ボス部3の外面からボス部3の内側に向かって切り欠かれることで形成される。溝4は、例えば、天面部3aの一部及び側面部3bの一部を切り欠いた形状を有する。溝4が設けられることで、ボス部3には、第2係合部3A1及び幅狭部3A2が設けられる。
ホルダ5は、例えば円柱状に構成された部材であり、例えばボス部3と同一の外径を有する。ホルダ5は、例えばボス部3に翼1を押さえるように取り付けられる。ホルダ5は、例えば天面部3aを覆うようにボス部3に載置される。ホルダ5には、貫通穴5c1,5c2及び軸取付穴5zが設けられている。
貫通穴5c1,5c2は、ホルダ5の厚さ方向に貫通するように設けられる開口である。なお、ホルダ5に設けられる貫通穴の具体的な数はこれに限定されるものではなく、例えばホルダ5に3つ以上の貫通穴が設けられるようにしてもよい。軸取付穴5zは、プロペラファン50を駆動するモータ(図示省略)を取り付けるための開口であり、例えばホルダ5の中心に設けられている。
なお、以上の説明においては、プロペラファン50が翼1を一枚のみ有する例について説明したが、プロペラファン50が翼1を複数有していてもよい。
図3に示されるように、第1係合部2A1は、翼1の先端側から翼1の基端側に向かって幅広となる部位である。幅狭部2A2は、第1係合部2A1のうち最も翼1の基端側の部分に接続され、第1係合部2A1から翼1の基端側に向かって幅狭となる部位である。第2係合部3A1は、第1係合部2A1と係合する部位である。幅狭部3A2は、幅狭部2A2と係合する部位である。
図4に示されるように、翼取付部2の上面及びボス部3の上面は同一平面状になっている。このため、プロペラファン50を組み立てた状態で、ホルダ5の下面と翼取付部2の上面とが当接し、ホルダ5の下面とボス部3の上面とが当接することとなる。
以上の説明においては、プロペラファン50を組み立てた状態で、翼取付部2の上面及びボス部3の上面が同一平面状である例について説明したが、これに限定されない。例えば、図5に示されるように、翼取付部2の高さ(翼取付部2の厚さ方向の長さ)を図4のものよりも低くし、ホルダ5のうち翼取付部2と当接させる部位の高さを図4のものよりも高くする凸形状としてもよい。このようにしても、プロペラファン50を組み立てた状態で、翼取付部2とホルダ5とが当接するため、翼取付部2の上下方向の移動は規制される。
以下に、本発明のプロペラファン50の組立の概要について説明する。
まず、翼取付部2が溝4に設けられるように翼1をボス部3に取り付ける。次に、ホルダ5が翼取付部2を覆うように、ホルダ5をボス部3に載置する。このようにして、ボス部3及びホルダ5が翼取付部2を挟み込み、プロペラファン50を平面視した状態で、貫通穴3c1と貫通穴5c1とが一致し、貫通穴3c2と貫通穴5c2とが一致した状態となる。この状態で、貫通穴3c1及び貫通穴5c1にネジ等の固定手段を挿通し、貫通穴3c2及び貫通穴5c2にネジ等の固定手段を挿通し、当該固定手段とナット等の部材とを螺合することで、ボス部3がホルダ5に固定される。
以上のように、本実施の形態1に係る車両用空調装置100は、第1係合部2A1を有する翼1と、第1係合部2A1と係合する第2係合部3A1を有するボス部3と、第1係合部2A1を覆うようにボス部3に載置されるホルダ5と、を備え、第1係合部2A1は、翼1の先端側から翼1の基端側に向かって幅広となっている。
このように、翼1とボス部3とが別体として設けられており、翼1のみが樹脂成型されているため、翼1とボス部3とを一体成型する場合に比べて、金型、設備の大型化を抑制することができる。したがって、車両用空調装置100の大型化を抑制することができ、従来よりも安価に車両用空調装置100を得ることができる。
また、従来のようにスパイダを用いないで翼1をボス部3に固定できる。このため、翼面に段差、突起部が生じず翼面流れの乱れを抑制することができる。したがって、送風性能を向上し騒音の低減を図ることができ、従来よりも快適性を向上させた車両用空調装置100を得ることができる。
また、プロペラファン50が組み立てられた状態で、ホルダ5の下面が翼1の上面と当接する。このため、プロペラファン50の運転時に、翼1に対して遠心力が生じても、ホルダ5から翼取付部2に面圧が加わるため、翼1の上下方向の移動は規制されて翼1は保持される。
また、ネジ等の固定手段及びナット等の部材を用いてボス部3はホルダ5に固定される。このため、翼取付部2とボス部3との接触面及び翼取付部2とホルダ5との接触面に面圧が生じ、翼1は摩擦力によって拘束される。
実施の形態2.
本実施の形態2の車両用空調装置100は、実施の形態1の車両用空調装置100とは異なり、翼取付部2に貫通穴2d1,2d2を設け、ボス部3に貫通穴3d1,3d2を設けたものである。なお、本実施の形態2においては、実施の形態1と同一の構成について同一の符号を付して説明を省略する。
図6は本発明の実施の形態2に係る車両用空調装置100のプロペラファン50のボス部3に翼1が取り付けられた状態を示す部分拡大図である。
図7は本発明の実施の形態2に係る車両用空調装置100のプロペラファン50の側面図である。
図6,図7に示されるように、翼取付部2には貫通穴2d1,2d2が設けられ、ボス部3には貫通穴3d1,3d2(図7)が設けられている。貫通穴2d1,2d2,3d1,3d2にはボルト、リベット等の固定手段20が挿通される。
翼取付部2を溝4に設けると、ボス部3を平面視した状態で、貫通穴2d1と貫通穴3d1とが一致し、貫通穴2d2と貫通穴3d2とが一致した状態となる。この状態で、固定手段20を貫通穴2d1,2d2,3d1,3d2に挿通し、当該固定手段とナット等の部材とを螺合することで、翼取付部2がボス部3に固定される。
以上のように、本実施の形態2に係る車両用空調装置100は、翼取付部2には貫通穴2d1,2d2が設けられ、ボス部3には貫通穴3d1,3d2が設けられている。
このため、プロペラファン50の運転時に、翼1に対して遠心力が生じても、翼1がボス部3に固定されるため、翼1はボス部3に支持される。このため、翼1がボス部3から脱落することを抑制でき、プロペラファン50の信頼性が向上する。
翼1をボス部3及びホルダ5と共締めしないで、翼1とボス部3とを締結し、ボス部3とホルダ5とを締結しているため、クリープ変形により、翼1とボス部3との締結部のボルト軸力が低下した場合でも、ボス部3とホルダ5と締結部が健全であれば、翼取付部2とボス部3、ホルダ5の当たり面での面圧による摩擦力が期待できる。このため、プロペラファン50が組立てられた状態で、翼1がボス部3から脱落することを抑制でき、プロペラファン50の安全性が向上する。
実施の形態3.
本実施の形態3の車両用空調装置100は、実施の形態1の車両用空調装置100とは異なり、プロペラファン50の内部に充填材7を充填したものである。なお、本実施の形態3においては、実施の形態1と同一の構成について同一の符号を付して説明を省略する。
図8は本発明の実施の形態3に係る車両用空調装置100のプロペラファン50のボス部3に翼1が取り付けられた状態を示す部分拡大図である。
図8に示されるように、ボス部3と翼取付部2との間に生じる隙間、ボス部3とホルダ5との間に生じる隙間、及び翼取付部2とホルダ5との間に生じる隙間には充填材7が設けられている。なお、充填材7としては例えば、エポキシ樹脂系接着材が用いられる。
ここで一般に、例えば、翼取付部2とボス部3との間には、製作上隙間が生じることがある。このような場合に、充填材7を当該隙間に充填することで、翼1のがたつき、面圧のばらつき、翼取付部2が滑ることによる締結ボルトの緩み、及び嵌合部における点接触を抑制することができる。なお、上述の嵌合部とは、翼取付部2が溝4に設けられた場合に、第1係合部2A1及び第2係合部3A1とが係合する部分を指す。
以上のように、本実施の形態3に係る車両用空調装置100は、プロペラファン50の内部に生じる隙間に充填材7を充填している。このため、翼1、ボス部3の寸法誤差により生じる面圧の低下や、嵌合部での点接触を抑制することができる。したがって、嵌合部での点接触が生じた場合に生じうる、接触箇所に応力が集中し翼1が摩耗して破損するような不具合を抑制することができる。
また、翼1とボス部3との間、翼1とホルダ5との間、及びボス部3とホルダ5との間に隙間が生じていたとしても、雨等の水分がこの隙間に浸入することを抑制し、翼1等の腐食等を抑制することができる。このため、過酷な環境下で用いられるプロペラファン50の信頼性が向上する。したがって、車両用空調装置100の信頼性が向上する。
実施の形態4.
本実施の形態4の車両用空調装置100は、実施の形態1の車両用空調装置100とは異なり、翼1に第1係合部8を設けたものである。なお、本実施の形態4においては、実施の形態1と同一の構成について同一の符号を付して説明を省略する。
図9は本発明の実施の形態4に係る車両用空調装置100のプロペラファン50のボス部3に翼1が取り付けられた状態を示す部分拡大図である。
図9に示されるように、翼取付部2には第1係合部8が設けられる。第1係合部8は、翼1の最も基端側において幅方向外方に突出する返しである。具体的には、第1係合部8は、翼1の先端側から翼1の基端側に向かって内周面に沿うように幅広となっている。第1係合部8は、翼1に生じる遠心力に抗するように設けられる。また、ボス部3は中空形状となっており、これにより、ボス部3には内周面3zが設けられる。内周面3zには、第1係合部8と係合する第2係合部3z1が設けられる。
すなわち、本実施の形態4に係るプロペラファン50は、第1係合部2A1と第2係合部3A1とが係合し、第1係合部8と第2係合部3z1とが係合している。このため、翼1に対して翼1の先端側に向かう力が働いた場合に、第2係合部3A1及び第2係合部3z1が翼1の移動を規制し、翼1がボス部3から脱落することを抑制でき、プロペラファン50の安全性が向上する。
以上のように、本実施の形態4に係る車両用空調装置100は、翼取付部2に第1係合部8を設け、ボス部3の内周面3zに第2係合部3z1を設けている。
このため、翼取付部2の第1係合部2A1に亀裂等が生じた場合においても第1係合部8により翼1の脱落を抑制できるため、安全性が向上する。また、ボス部3をリング状に形成し、第1係合部8をリングの内周側に引掛ける構成とすることで、ボス部3に設けられる溝4が複雑にならず加工性の悪化を抑制できる。
なお、本実施の形態4においては、翼取付部2が第1係合部2A1及び第1係合部8を有し、ボス部3が第2係合部3A1及び第2係合部3z1を有する例について説明したが、翼取付部2が第1係合部2A1を有さず、ボス部3が第2係合部3A1を有さない構成としてもよい。このように構成しても、第1係合部8及び第2係合部3z1が係合することで、翼1に対して遠心力が生じたとき、翼1がボス部3から脱落することを抑制できる。
なお、翼1を繊維強化プラスチック(FRP)又は炭素繊維強化プラスチック(CFRP)で成型してもよく、このように成型することは軽量化の面から好ましい。繊維強化プラスチック(FRP)又は炭素繊維強化プラスチック(CFRP)は比強度及び比剛性に優れているため、翼1を高強度、軽量化できる。このため、翼1に生じる遠心力が低下し破損する可能性を低減できる。また、翼取付部2の強度が高くなるため、翼1の根元側(基端側)を薄く構成することができる。したがって、プロペラファン50の寸法を小さくすることができ、プロペラファン50が搭載される車両用空調装置100の寸法を小さくすることができる。
1 翼、2 翼取付部、2A1,8 第1係合部、2A2 幅狭部、2d1,2d2 貫通穴、3 ボス部、3A1,3z1 第2係合部、3A2 幅狭部、3a 天面部、3b 側面部、3c1,3c2,3d1,3d2 貫通穴、3z 内周面、4 溝、5 ホルダ、5c1,5c2 貫通穴、5z 軸取付穴、7 充填材、20 固定手段、50 プロペラファン、100 車両用空調装置、100A 本体。

Claims (7)

  1. 第1係合部を有する翼と、
    前記第1係合部と係合する第2係合部を有するボス部と、
    前記第1係合部を覆うように前記ボス部に載置されるホルダと、を備え、
    前記第1係合部は、
    前記翼の先端側から前記翼の基端側に向かって幅広となっている
    ことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記第2係合部は、
    前記ボス部の外面から前記ボス部の内側に向かって切り欠いて溝を設けることで形成され、
    前記第1係合部は、
    前記溝に嵌る形状となっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記ボス部は、中空形状の部材であり、
    前記第2係合部は、前記ボス部の内周面に形成され、
    前記第1係合部は、前記翼の先端側から前記翼の基端側に向かって前記内周面に沿うように幅広となっている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用空調装置。
  4. 前記ボス部及び前記ホルダには貫通穴が設けられ、
    前記ボス部の貫通穴は、前記ボス部の厚さ方向に貫通し、
    前記ホルダの貫通穴は、前記ホルダの厚さ方向に貫通する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の車両用空調装置。
  5. 前記ボス部と前記翼との間、前記ボス部と前記ホルダとの間、及び前記翼と前記ホルダとの間の少なくとも何れかの間には充填材が設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の車両用空調装置。
  6. 前記翼は、
    樹脂で成型される
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の車両用空調装置。
  7. 前記翼は、
    繊維強化プラスチック(FRP)又は炭素繊維強化プラスチック(CFRP)で成型される
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の車両用空調装置。
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