JP2015182752A - 車両用挙動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操舵サポート制御が実行される条件とDSC制御が実行される条件とを適切に決定することができ、車両の走行状況に応じて必要性の高い制御を優先的に実行することができる、車両用挙動制御装置を提供する。【解決手段】車両用挙動制御装置(20)は、車両(1)のヨー加速度を算出するヨー加速度算出部(26)と、車両が走行している路面の摩擦係数を推定する路面μ推定部(28)と、路面μが操舵サポート閾値未満の場合に、ヨー加速度算出部により算出されたヨー加速度に応じて車両の駆動力を低減させ、路面μがDSC閾値以下の場合に、車両の実ヨーレートが目標ヨーレートとなるように車両の駆動力を制御する駆動力制御部(30)とを有し、駆動力制御部は、車両の車速、操舵速度、及び操舵角度に基づき、操舵サポート閾値を決定すると共に、車両のヨーレートに基づいてDSC閾値を決定する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両用挙動制御装置に係わり、特に、前輪が操舵される車両の挙動を制御する車両用挙動制御装置に関する。
従来から、スリップ等により車両の挙動が不安定になった場合に安全方向に車両の挙動を制御するもの(横滑り防止装置等)が知られている。具体的には、車両のコーナリング時等に、車両にアンダーステアやオーバーステアの挙動が生じたことを検出し、それらを抑制するように車輪に適切な減速度を付与するようにしたいわゆるDSC(ダイナミックスタビリティコントロールシステム)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、上述したような車両の挙動が不安定になるような走行状態における安全性向上のための制御とは異なり、通常の走行状態にある車両のコーナリング時におけるドライバによる一連の操作(ブレーキング、ステアリングの切り込み、加速、及び、ステアリングの戻し等)が自然で安定したものとなるように、コーナリング時に減速度を調整して操舵輪である前輪に加わる荷重を調整するようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2010−184658号公報 特開2011−88576号公報
しかしながら、例えば、特許文献2の車両運動制御装置においては、コーナリング時の車両の走行状態を検出し、その検出結果に応じて油圧ブレーキシステムを制御することにより車両の減速制御を行っている。この油圧ブレーキシステムは、部品間に遊びを設けた構造を有しているので、油圧ブレーキシステムに制御値が入力されてから車両に減速度が発生するまでにタイムラグが生じる。そのため、従来の装置では、適切なタイミングにより車両の減速制御を行うことが困難である。そこで、特許文献2の装置では、カメラを用いて車両前方のカーブを推定し、カーブ進入前に油圧ブレーキシステムの制御を開始するようにしているので、装置の複雑化やコスト上昇を招いている。
そこで、本発明者らは、鋭意研究することにより、コーナリング時におけるドライバの操作の安定化制御は、ブレーキシステムを用いなくても、車両の駆動力の制御により可能であることを見出した。さらに、本発明者らは、この安定化制御は、特に、電動駆動車両においては回生電力を調整することにより減速度の調整が可能であること、また、回生電力を調整することにより、油圧ブレーキシステムを用いた場合に発生するタイムラグを生じることになく、モータトルク低減(=モータ回生)によりダイレクトにより駆動力を調整できることを発見した。
これらの発見に基づき、本発明者らは、車両のヨーレートに関連するヨーレート関連量が増大するほど、車両の駆動力低減量を増大させ且つこの増大量の増大割合を低減させるように車両の駆動力を低減させる、いわゆる操舵サポート制御を行う車両用挙動制御装置を提案した(特願2013−034266号)。この装置によれば、車両の操舵が開始され、車両のヨーレート関連量が増大し始めると、駆動力低減量を迅速に増大させるので、車両の操舵開始時において減速度を迅速に車両に生じさせ、十分な荷重を操舵輪である前輪に迅速に加えることができる。これにより、操舵輪である前輪と路面との間の摩擦力が増加し、前輪のコーナリングフォースが増大するので、カーブ進入初期における車両の回頭性を向上することができ、ステアリングの切り込み操作に対する応答性を向上できる。
しかしながら、この車両用挙動制御装置が、操舵サポート制御と共に上述のDSC制御も行う場合、車両が走行している路面の摩擦係数や車両の走行状態によっては、これらの操舵サポート制御とDSC制御とが同時に作動する状況が考えられ、この場合にどちらの制御を優先すべきかが問題となる。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、操舵サポート制御が実行される条件とDSC制御が実行される条件とを適切に決定することができ、車両の走行状況に応じて必要性の高い制御を優先的に実行することができる、車両用挙動制御装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の車両用挙動制御装置は、前輪が操舵される車両の挙動を制御する車両用挙動制御装置において、車両のヨーレートに関連するヨーレート関連量を取得するヨーレート関連量取得手段と、車両が走行している路面の摩擦係数を推定する路面摩擦係数推定手段と、路面摩擦係数が第1の閾値以下の場合に、ヨーレート関連量取得手段により取得されたヨーレート関連量が増大するほど車両の駆動力低減量を増大させ且つこの増大量の増大割合を低減させるように車両の駆動力を低減させる駆動力低減手段と、路面摩擦係数が第2の閾値以下の場合に、車両の実ヨーレートが目標ヨーレートとなるように車両の駆動力を制御する駆動力制御手段と、車両の車速、操舵速度、及び操舵角度に基づき、第1の閾値を決定すると共に、車両のヨーレートに基づいて第2の閾値を決定する閾値決定手段と、を有することを特徴とする。
このように構成された本発明においては、閾値決定手段は、車両の車速、操舵速度、及び操舵角度に基づき、第1の閾値を決定すると共に、車両のヨーレートに基づいて第2の閾値を決定するので、車両の車速、操舵速度、及び操舵角度に応じてコーナリング時におけるドライバの操作感を向上させる必要性が高い場合には、ヨーレート関連量が増大するほど車両の駆動力低減量を増大させ且つこの増大量の増大割合を低減させるように車両の駆動力を低減させて車両の回頭性を向上させる操舵サポート制御を実行し、車両のヨーレートに応じて車両の挙動の安定性を保持する必要性が高い場合には、実ヨーレートが目標ヨーレートと一致するように車両の駆動力を制御するDSC制御を実行するように第1の閾値及び第2の閾値を決定することができ、これにより、操舵サポート制御が実行される条件とDSC制御が実行される条件とを適切に決定することができ、車両の走行状況に応じて必要性の高い制御を優先的に実行することができる。
また、本発明において、好ましくは、閾値決定手段は、車両の車速、操舵速度、及び操舵角の積が増大するほど第1の閾値が増大するようにこの第1の閾値を決定する。
このように構成された本発明においては、閾値決定手段は、車両の車速、操舵速度、及び操舵角の積が増大するほど第1の閾値が増大するようにこの第1の閾値を決定するので、車両の車速、操舵速度、及び操舵角の積が大きい走行状況、即ちドライバの操舵に応じて高い応答性で車両を回頭させるために一層大きなコーナリングフォースが求められる走行状況では、第1の閾値を増大させることで、路面摩擦係数が高い状況でも操舵サポート制御が実行され易くなるようにすることができ、これにより、車両の走行状況に応じて必要なときに確実に操舵サポート制御を実行することができる。
また、本発明において、好ましくは、閾値決定手段は、車両のヨーレートが増大するほど第2の閾値が増大するようにこの第2の閾値を決定する。
このように構成された本発明においては、閾値決定手段は、車両のヨーレートが増大するほど第2の閾値が増大するようにこの第2の閾値を決定するので、車両のヨーレートが大きい走行状況、即ち車両にアンダーステアやオーバーステアの挙動が生じやすい走行状況では、第2の閾値を増大させることで、路面摩擦係数が高い状況でもDSC制御が実行され易くなるようにすることができ、これにより、車両の走行状況に応じて必要なときに確実にDSC制御を実行することができる。
また、本発明において、好ましくは、駆動力低減手段は、駆動力制御手段により車両の駆動力が制御されている場合、車両の駆動力を低減させない。
このように構成された本発明においては、駆動力低減手段は、駆動力制御手段によりDSC制御が実行されている場合、操舵サポート制御を実行しないので、DSC制御を実行する必要のある走行状況ではDSC制御を操舵サポート制御よりも優先して実行することができ、車両のコーナリング時におけるドライバの操作感よりも、車両の挙動の安定性を優先することができる。
また、本発明において、好ましくは、車両は、車輪を駆動するモータと、このモータに電力を供給すると共にモータが発生させた回生電力を回収するバッテリと、を有する電動駆動車両であり、駆動力低減手段は、ヨーレート関連量に応じて、モータが発生させる回生電力量を制御することにより、車両の駆動力を低減させ、駆動力制御手段は、車両の実ヨーレートと目標ヨーレートとの差分に応じて、モータへの供給電力量又はモータが発生させる回生電力量を制御することにより、車両の駆動力を制御する。
このように構成された本発明においては、駆動力低減手段は、車両のヨーレート関連量に応じてモータのトルクを低減させ、駆動力制御手段は、車両の実ヨーレートと目標ヨーレートとの差分に応じてモータのトルクを制御するので、直接的に車両の駆動力を制御することができる。従って、油圧ブレーキユニットを制御することにより車両の駆動力を制御する場合と比較して、駆動力制御の応答性を高めることができ、よりダイレクトに車両の挙動を制御することができる。
本発明による車両用挙動制御装置によれば、操舵サポート制御が実行される条件とDSC制御が実行される条件とを適切に決定することができ、車両の走行状況に応じて必要性の高い制御を優先的に実行することができる。
本発明の実施形態による車両用挙動制御装置を搭載する車両の全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態による車両用挙動制御装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態による車両用挙動制御装置が操舵サポート制御とDSC制御との作動状態を決定する挙動制御作動状態決定処理のフローチャートである。 本発明の実施形態による駆動力制御部が操舵サポート制御及びDSC制御の作動状態を決定する基準となる路面μの閾値を決定する際に参照するマップである。 本発明の実施形態による車両用挙動制御装置の操舵サポート制御とDSC制御との作動状態の組み合わせを例示するマップである。 本発明の実施形態による車両用挙動制御装置がドライバの操舵をサポートする操舵サポート制御処理のフローチャートである。 本発明の実施形態による駆動力制御部が目標ヨー加速度に基づいて基本制御介入トルクを決定する際に参照するマップである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態による車両用挙動制御装置を説明する。
まず、図1により、本発明の実施形態による車両用挙動制御装置を搭載する車両について説明する。図1は、本発明の実施形態による車両用挙動制御装置を搭載する車両の全体構成を示すブロック図である。
図1に示すように、符号1は、本実施形態による車両用挙動制御装置を搭載する車両を示し、この車両1は、動力源としてバッテリ2(二次電池)を搭載し、前輪が操舵される電気自動車又はハイブリッド自動車である。車両1の車体前部には、駆動輪4(図1の例では左右の前輪)を駆動するモータ6が搭載されている。また、バッテリ2から供給された直流電力を交流電力に変換してモータ6に供給すると共に、モータ6が発生させる回生電力を直流電力に変換してバッテリ2に供給することによりバッテリ2を充電するインバータ8が、モータ6の近傍に配置されている。
また、車両1は、ステアリングホイール10の回転角度を検出する操舵角センサ12、車速を検出する車速センサ14、鉛直軸(ヨー軸)を中心とする車両1の回転角速度(ヨーレート)を検出するヨーレートセンサ16、及び、車両1の横加速度を検出する横加速度センサ18を有する。これらの各センサは、それぞれの検出値を車両用挙動制御装置20に出力する。
さらに、車両1は、車両用挙動制御装置20による車両1の挙動制御に関する情報を表示するインジケータ22を有する。
また、バッテリ2は、このバッテリ2のSOC(State Of Charge)及び温度を検出するバッテリ状態検出部24を備えている。
次に、図2により、本発明の実施形態による車両用挙動制御装置20の電気的構成を説明する。図2は、本発明の実施形態による車両用挙動制御装置20の電気的構成を示すブロック図である。
車両用挙動制御装置20は、車両1の目標ヨー加速度を算出するヨー加速度算出部26と、車両1が走行している路面の摩擦係数(路面μ)を推定する路面μ推定部28と、車両1の目標ヨー加速度に応じて車両1の駆動力を低減させる駆動力制御部30とを備える。
この車両用挙動制御装置20には、操舵角センサ12が検出した操舵角、車速センサ14が検出した車速、ヨーレートセンサ16が検出したヨーレート、横加速度センサ18が検出した横加速度、並びにバッテリ状態検出部24が検出したバッテリ2のSOC及び温度が入力される。
ヨー加速度算出部26は、操舵角センサ12から入力された操舵角と、車速センサ14から入力された車速とに基づき、車両1の目標ヨーレートを算出し、この目標ヨーレートに基づき、車両1の目標ヨー加速度を算出する。
路面μ推定部28は、ヨーレートセンサ16から入力されたヨーレートと、横加速度センサ18から入力された横加速度とに基づき、車両1が走行している路面の路面μを推定する。
駆動力制御部30は、アンダーステアやオーバーステアの挙動が車両1に生じた場合にそれらを抑制するように、具体的にはヨーレートセンサ16が検出したヨーレートが、算出された目標ヨーレートと一致するように、車両1の各駆動輪4の駆動力を制御する(DSC制御)。また、駆動力制御部30は、ドライバによる操舵をサポートするために、算出された目標ヨー加速度、車速、及びバッテリ2の状態に基づき、モータ6のトルク低減量(即ち駆動力低減量)を決定し、そのモータ6のトルク低減量を実現するように、モータ6が発生させる回生電力量を制御する(操舵サポート制御)。また、駆動力制御部30は、駆動力制御部30がモータ6の駆動力を制御可能な状態か否かを示す情報をインジケータ22に出力する。
これらのヨー加速度算出部26、路面μ推定部28、及び、駆力動制御部26は、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを記憶するためのROMやRAMの如き内部メモリを備えるコンピュータにより構成される。
次に、図3乃至図5により、車両用挙動制御装置20が行う挙動制御作動状態決定処理について説明する。
図3は、本発明の実施形態による車両用挙動制御装置20が行う挙動制御作動状態決定処理のフローチャートであり、図4は、本発明の実施形態による駆動力制御部30が操舵サポート制御及びDSC制御の作動状態を決定する基準となる路面μの閾値を決定する際に参照するマップであり、図5は、本発明の実施形態による車両用挙動制御装置20の操舵サポート制御とDSC制御との作動状態の組み合わせを例示するマップである。
挙動制御作動状態決定処理は、車両1のイグニッションがオンにされ、車両用挙動制御装置20に電源が投入された場合に起動され、繰り返し実行される。
図3に示すように、挙動制御作動状態決定処理が開始されると、ステップS1において、駆動力制御部30は、操舵角センサ12によって検出された操舵角、車速センサ14によって検出された車速、及び、ヨーレートセンサ16によって検出されたヨーレートを取得する。
次いで、ステップS2において、駆動力制御部30は、ステップS1において取得した車速及び操舵角に基づき、操舵サポート制御のON/OFFを決定する基準となる路面μの閾値(操舵サポート閾値)を決定すると共に、ステップS1において取得したヨーレートに基づき、DSC制御のON/OFFを決定する基準となる路面μの閾値(DSC閾値)を決定する。
具体的には、駆動力制御部30は、ステップS1において取得した操舵角に基づいて操舵速度を算出し、この操舵速度と、ステップS1において取得した車速及び操舵角との積を算出する。そして、車速、操舵速度、及び操舵角の積と、操舵サポート閾値との関係を示すマップを参照し、算出した車速、操舵速度、及び操舵角の積に対応する操舵サポート閾値を決定する。
また、駆動力制御部30は、車両1のヨーレートとDSC閾値との関係を示すマップを参照し、ステップS1において取得したヨーレートに対応するDSC閾値を決定する。
図4は、駆動力制御部30が操舵サポート閾値とDSC閾値とを決定する際に参照するマップであり、図4(a)は操舵サポート閾値を決定する際に参照するマップ、図4(b)はDSC閾値を決定する際に参照するマップである。図4(a)に示すように、車速、操舵速度、及び操舵角の積が増大するほど、操舵サポート閾値は増大する。また、図4(b)に示すように、ヨーレートが増大するほど、DSC閾値は増大する。
次いで、ステップS3において、路面μ推定部28は、ヨーレートセンサ16から入力されたヨーレートと、横加速度センサ18から入力された横加速度とに基づき、車両1が走行している路面の路面μを推定する。
次に、ステップS4において、駆動力制御部30は、ステップS3で推定した路面μが、ステップS2で決定したDSC閾値より小さいか否かを判定する。その結果、推定した路面μがDSC閾値より小さい場合、ステップS5に進み、DSC制御をONにすると共に、推定した路面μが操舵サポート閾値より小さいか否かに関わらず操舵サポート制御をOFFにする。
例えば図5(a)及び図5(b)において丸印で表すように、ステップS3で推定した路面μが、ステップS1において取得したヨーレートに対応するDSC閾値よりも小さい場合には、ステップS3で推定した路面μが、ステップS2で算出した車速、操舵速度、及び操舵角の積に対応する操舵サポート閾値より小さいか否かに関わらず、操舵サポート制御をOFFにする。
即ち、DSC制御をONにする必要のある走行状況では、車両1のコーナリング時におけるドライバの操作感よりも、車両1の挙動の安定性を優先する必要性が高いと考えられるので、DSC制御を操舵サポート制御よりも優先して作動させるようにしている。
一方、ステップS4において、推定した路面μがDSC閾値より小さくない(DSC閾値以上である)場合、ステップS6に進み、駆動力制御部30は、ステップS3で推定した路面μが、ステップS2で決定した操舵サポート閾値より小さいか否かを判定する。その結果、推定した路面μが操舵サポート閾値より小さい場合、ステップS7に進み、駆動力制御部30は、DSC制御をOFFにすると共に、操舵サポート制御をONにする。
例えば図5(c)において丸印で表すように、ステップS3で推定した路面μが、ステップS1において取得したヨーレートに対応するDSC閾値よりも大きく、且つ、ステップS3で推定した路面μが、ステップS2で算出した車速、操舵速度、及び操舵角の積に対応する操舵サポート閾値より小さい場合には、DSC制御をOFFにすると共に、操舵サポート制御をONにする。
即ち、DSC制御をOFFにすることが可能な走行状況では、車両1のコーナリング時におけるドライバの操作感を向上させる必要性が高いと考えられるので、操舵サポート制御を作動させるようにしている。
また、ステップS6において、推定した路面μが操舵サポート閾値より小さくない(操舵サポート閾値以上である)場合、ステップS8に進み、駆動力制御部30は、DSC制御及び操舵サポート制御をOFFにする。
例えば図5(d)において丸印で表すように、ステップS3で推定した路面μが、ステップS1において取得したヨーレートに対応するDSC閾値よりも大きく、且つ、ステップS3で推定した路面μが、ステップS2で算出した車速、操舵速度、及び操舵角の積に対応する操舵サポート閾値より大きい場合には、DSC制御をOFFにすると共に、操舵サポート制御をOFFにする。
ステップS5、S7、又はS8の後、車両用挙動制御装置20は挙動制御作動状態決定処理を終了する。
上述した挙動制御作動状態決定処理においてDSC制御がONにされている場合、駆動力制御部30は、アンダーステアやオーバーステアの挙動が車両1に生じた場合にそれらを抑制するように、具体的にはヨーレートセンサ16が検出したヨーレートが、算出された目標ヨーレートと一致するように、車両1の各駆動輪4の駆動力を制御する。この目標ヨーレートの具体的な算出法や、各駆動輪4の駆動力の具体的な制御内容については、従来のDSC制御における各種手法を使用することができる。
また、操舵サポート制御がONにされている場合、駆動力制御部30は、ドライバによる操舵をサポートするための操舵サポート制御を行う。ここで、図6及び図7により、操舵サポート制御処理について説明する。
図6は、本発明の実施形態による車両用挙動制御装置20が行う操舵サポート制御処理のフローチャートであり、図7は、本発明の実施形態による駆動力制御部30が目標ヨー加速度に基づいて基本制御介入トルクを決定する際に参照するマップである。この図7における横軸は目標ヨー加速度を示し、縦軸は基本制御介入トルクを示す。
操舵サポート制御処理は、挙動制御作動状態決定処理において操舵サポート制御がONにされている場合に起動され、繰り返し実行される。
図6に示すように、操舵サポート制御処理が開始されると、ステップS11において、駆動力制御部30は、バッテリ状態検出部24により検出されたバッテリ2のSOC及び温度を取得する。
次いで、ステップS12において、駆動力制御部30は、ステップS11において取得したバッテリ2の状態に基づき、モータ6が発生させる回生電力をバッテリ2が回収可能か否か判定する。駆動力制御部30は、バッテリ2のSOCが所定値以下であり、且つバッテリ2の温度が所定温度以下の場合に、モータ6が発生させる回生電力をバッテリ2が回収可能と判定する。
その結果、モータ6が発生させる回生電力をバッテリ2が回収可能である場合、ステップS13に進み、ヨー加速度算出部26は、操舵角センサ12から入力された操舵角と、車速センサ14から入力された車速とに基づき、車両1の目標ヨーレートを算出し、この目標ヨーレートに基づき、車両1の目標ヨー加速度を算出する。具体的には、ヨー加速度算出部26は、操舵角センサ12から入力された操舵角に、車速センサ14から入力された車速に応じた係数を乗ずることにより目標ヨーレートを算出し、その目標ヨーレートを時間微分することにより目標ヨー加速度を算出する。
次いで、ステップS14において、駆動力制御部30は、ステップS13においてヨー加速度算出部26が算出した目標ヨー加速度に基づき、モータ6のトルク低減量(基本制御介入トルク)を決定する。この基本制御介入トルクは、カーブを走行する車両1に適当な減速度を生じさせるためのトルク低減量であり、車速やバッテリ2が回収可能な回生電力量を考慮に入れずに決定される基本的な値である。
具体的には、駆動力制御部30は、目標ヨー加速度と基本制御介入トルクとの関係を示すマップを参照し、ステップS13においてヨー加速度算出部26が算出した目標ヨー加速度に対応する基本制御介入トルクを特定する。
図7に示すように、目標ヨー加速度が増大するに従って、この目標ヨー加速度に対応する基本制御介入トルクは、所定の上限値(図4においては12Nm)に漸近する。即ち、駆動力制御部30は、目標ヨー加速度が増大するほど、基本制御介入トルクを増大させ且つこの増大量の増大割合を低減させるように制御する。
次いで、ステップS15において、駆動力制御部30は、ステップS11において取得したバッテリ2の状態に基づき、制御介入受入可能トルクを決定する。この制御介入受入可能トルクは、バッテリ2が回収可能な最大回生電力量に対応するモータ6のトルク低減量である。
具体的には、駆動力制御部30は、バッテリ2のSOC及び温度に基づき、バッテリ2がモータ6から回収可能な回生電力量及びバッテリ2に通電可能な最大電流を特定し、これらの回生電力量及び最大電流に基づき、モータ6に許容する回生電力を算出する。そして、この許容回生電力に対応する回生トルクを、制御介入受入可能トルクとして算出する。
次いで、ステップS16において、駆動力制御部30は、ステップS14において駆動力制御部30が決定した基本制御介入トルクを補正した補正制御介入トルクを決定する。具体的には、駆動力制御部30は、基本制御介入トルクと、ステップS15において決定した制御介入受入可能トルクの内、小さい方を補正制御介入トルクとして決定する。
次いで、ステップS17において、駆動力制御部30は、モータ6のトルク低減量がステップS16において決定した補正制御介入トルクとなるように、モータ6が発生させる回生電力量を制御する。具体的には、駆動力制御部30は、ステップS16において決定した補正制御介入トルクに対応する回生電力をモータ6が発生させるように、インバータ8内の回生回路を制御する。これにより、駆動力制御部30は、補正制御介入トルクに対応する大きさの駆動力を減少させる。
また、ステップS12において、モータ6が発生させる回生電力をバッテリ2が回収可能ではない場合(即ち、バッテリ2のSOCが所定値より大きい場合、又はバッテリ2の温度が所定温度より高い場合)、ステップS18に進み、駆動力制御部30は、車両用挙動制御装置20が車両1の駆動力を低減させる制御を実行できない旨の情報をインジケータ22に表示させる。
ステップS17又はS18の後、車両用挙動制御装置20は操舵サポート制御処理を終了する。
次に、本発明の実施形態のさらなる変形例を説明する。
上述した実施形態においては、車両用挙動制御装置20を搭載する車両1は、動力源としてバッテリ2を搭載すると説明したが、動力源としてガソリンエンジンやディーゼルエンジンを搭載する車両1に車両用挙動制御装置20を搭載してもよい。この場合、駆動力制御部30は、ヨー加速度に応じて燃料噴射量やトランスミッションを制御し、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンによる駆動力を制御する。
また、上述した実施形態においては、駆動力制御部30は、ヨー加速度算出部26が算出した目標ヨー加速度に基づき、モータ6のトルク低減量を決定すると説明したが、車両1のヨーレートに関連する他のパラメータに基づいてモータ6のトルク低減量を決定するようにしてもよい。
例えば、ヨー加速度算出部26は、ヨーレートセンサ16から入力されたヨーレートに基づき、車両1に発生するヨー加速度を算出し、駆動力制御部30は、このように算出されたヨー加速度に基づき、モータ6のトルク低減量を決定するようにしてもよい。この場合、駆動力制御部30は、車両1に発生するヨー加速度が増大するほど、車両1のモータ6のトルク低減量を増大させ且つこの増大量の増大割合を低減させるように制御する。
あるいは、横加速度センサ18により、車両1の旋回に伴って発生する横加速度を検出し、この横加速度に基づき、駆動力制御部30がモータ6のトルク低減量を決定するようにしてもよい。この場合、駆動力制御部30は、車両1に発生する横加速度が増大するほど、車両1のモータ6のトルク低減量を増大させ且つこの増大量の増大割合を低減させるように制御する。
次に、上述した本発明の実施形態及び本発明の実施形態の変形例による車両用挙動制御装置20の効果を説明する。
まず、車両用挙動制御装置20の駆動力制御部30は、車両1の車速、操舵速度、及び操舵角度に基づき、操舵サポート制御のON/OFFを決定する基準となる路面μの閾値(操舵サポート閾値)を決定すると共に、車両1のヨーレートに基づき、DSC制御のON/OFFを決定する基準となる路面μの閾値(DSC閾値)を決定するので、車両1の車速、操舵速度、及び操舵角度に応じてコーナリング時におけるドライバの操作感を向上させる必要性が高い場合には操舵サポート制御を実行し、車両1のヨーレートに応じて車両1の挙動の安定性を保持する必要性が高い場合にはDSC制御を実行するように操舵サポート閾値及びDSC閾値を決定することができ、これにより、操舵サポート制御が実行される条件とDSC制御が実行される条件とを適切に決定することができ、車両1の走行状況に応じて必要性の高い制御を優先的に実行することができる。
特に、駆動力制御部30は、車両1の車速、操舵速度、及び操舵角の積が増大するほど操舵サポート閾値が増大するようにこの操舵サポート閾値を決定するので、車両1の車速、操舵速度、及び操舵角の積が大きい走行状況、即ちドライバの操舵に応じて高い応答性で車両1を回頭させるために一層大きなコーナリングフォースが求められる走行状況では、操舵サポート閾値を増大させることで、路面μが高い状況でも操舵サポート制御が実行され易くなるようにすることができ、これにより、車両1の走行状況に応じて必要なときに確実に操舵サポート制御を実行することができる。
また、駆動力制御部30は、車両1のヨーレートが増大するほどDSC閾値が増大するようにこのDSC閾値を決定するので、車両1のヨーレートが大きい走行状況、即ち車両1にアンダーステアやオーバーステアの挙動が生じやすい走行状況では、DSC閾値を増大させることで、路面μが高い状況でもDSC制御が実行され易くなるようにすることができ、これにより、車両1の走行状況に応じて必要なときに確実にDSC制御を実行することができる。
また、駆動力制御部30は、DSC制御をONにする必要のある走行状況では、路面μが操舵サポート閾値より小さいか否かに関わらず、操舵サポート制御をOFFにするので、DSC制御をONにする必要のある走行状況ではDSC制御を操舵サポート制御よりも優先して作動させることができ、車両1のコーナリング時におけるドライバの操作感よりも、車両1の挙動の安定性を優先することができる。
また、車両1は、車輪を駆動するモータ6と、このモータ6に電力を供給すると共にモータ6が発生させた回生電力を回収するバッテリ2とを有する電動駆動車両であり、駆動力制御部30は、目標ヨー加速度に応じて、モータ6が発生させる回生電力量を制御することにより、車両1の駆動力を低減させる。即ち、駆動力制御部30は、車両1の目標ヨー加速度に応じてモータ6のトルクを低減させ、車両1の実ヨーレートと目標ヨーレートとの差分に応じてモータ6のトルクを制御するので、直接的に車両1の駆動力を制御することができる。従って、油圧ブレーキユニットを制御することにより車両1の駆動力を制御する場合と比較して、駆動力制御の応答性を高めることができ、よりダイレクトに車両1の挙動を制御することができる。
1 車両
2 バッテリ
4 駆動輪
6 モータ
8 インバータ
10 ステアリングホイール
12 操舵角センサ
14 車速センサ
16 ヨーレートセンサ
18 横加速度センサ
20 車両用挙動制御装置
22 インジケータ
24 バッテリ状態検出部
26 ヨー加速度算出部
28 路面μ推定部
30 駆動力制御部

Claims (5)

  1. 前輪が操舵される車両の挙動を制御する車両用挙動制御装置において、
    上記車両のヨーレートに関連するヨーレート関連量を取得するヨーレート関連量取得手段と、
    上記車両が走行している路面の摩擦係数を推定する路面摩擦係数推定手段と、
    上記路面摩擦係数が第1の閾値以下の場合に、上記ヨーレート関連量取得手段により取得されたヨーレート関連量が増大するほど上記車両の駆動力低減量を増大させ且つこの増大量の増大割合を低減させるように車両の駆動力を低減させる駆動力低減手段と、
    上記路面摩擦係数が第2の閾値以下の場合に、上記車両の実ヨーレートが目標ヨーレートとなるように上記車両の駆動力を制御する駆動力制御手段と、
    上記車両の車速、操舵速度、及び操舵角度に基づき、上記第1の閾値を決定すると共に、上記車両のヨーレートに基づいて上記第2の閾値を決定する閾値決定手段と、を有することを特徴とする車両用挙動制御装置。
  2. 上記閾値決定手段は、上記車両の車速、操舵速度、及び操舵角の積が増大するほど上記第1の閾値が増大するようにこの第1の閾値を決定する請求項1に記載の車両用挙動制御装置。
  3. 上記閾値決定手段は、上記車両のヨーレートが増大するほど上記第2の閾値が増大するようにこの第2の閾値を決定する請求項1又は2に記載の車両用挙動制御装置。
  4. 上記駆動力低減手段は、上記駆動力制御手段により上記車両の駆動力が制御されている場合、上記車両の駆動力を低減させない請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用挙動制御装置。
  5. 上記車両は、車輪を駆動するモータと、このモータに電力を供給すると共にモータが発生させた回生電力を回収するバッテリと、を有する電動駆動車両であり、
    上記駆動力低減手段は、上記ヨーレート関連量に応じて、上記モータが発生させる回生電力量を制御することにより、上記車両の駆動力を低減させ、
    上記駆動力制御手段は、上記車両の実ヨーレートと目標ヨーレートとの差分に応じて、上記モータへの供給電力量又は上記モータが発生させる回生電力量を制御することにより、上記車両の駆動力を制御する、請求項1乃至4の何れか1項に記載の車両用挙動制御装置。
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