JP2015182396A - インクジェットプリンター用の接合装置 - Google Patents

インクジェットプリンター用の接合装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015182396A
JP2015182396A JP2014062813A JP2014062813A JP2015182396A JP 2015182396 A JP2015182396 A JP 2015182396A JP 2014062813 A JP2014062813 A JP 2014062813A JP 2014062813 A JP2014062813 A JP 2014062813A JP 2015182396 A JP2015182396 A JP 2015182396A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow path
plug
fitting
ink
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014062813A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6253471B2 (ja
Inventor
大西 勝
Masaru Onishi
勝 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mimaki Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mimaki Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mimaki Engineering Co Ltd filed Critical Mimaki Engineering Co Ltd
Priority to JP2014062813A priority Critical patent/JP6253471B2/ja
Publication of JP2015182396A publication Critical patent/JP2015182396A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6253471B2 publication Critical patent/JP6253471B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】 インクの容器が交換される場合に資源を従来より有効に活用することができる接合装置を提供する。【解決手段】 接合装置100は、インクパック43に固定されてインクパック43の内部に繋がる流路130aが形成されている容器固定口栓130と、流路130aに繋がるための流路140aが形成されている交換式口栓140とを備えており、容器固定口栓130は、流路130aの外周に配置されているテーパー状の接触部131bと、雄ネジ部131cとを備えており、交換式口栓140は、流路140aの外周に配置されていて接触部131bと接触するためのテーパー状の接触部141bと、雄ネジ部131cと嵌合するための雌ネジ部141cとを備えており、接触部131bと、接触部141bとは、雄ネジ部131cと、雌ネジ部141cとが嵌合した場合に、互いに接触することによって互いの間に隙間が生じることを抑えることを特徴とする。【選択図】 図4

Description

本発明は、インクを貯留する容器と、インクを吐出するインクジェットヘッドとを備えているインクジェットプリンターにおける容器からインクジェットヘッドまでのインクの流路の一部を構成する接合装置に関する。
従来の接合装置として、流路を開閉するための弁を備えている部材が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
図19は、容器900に固定された従来の接合装置910の断面図である。
図19に示すように、従来の接合装置910は、容器900に固定されている。
接合装置910は、容器900の内部に繋がる流路911が形成されている。また、接合装置910は、流路911を開閉するための弁912を備えている。
弁912は、流路911を開閉するために可動する可動部912aを備えている。
特開2010−52378号公報
しかしながら、従来の接合装置910においては、容器900の内部のインクが消費されて容器900が廃棄される場合に、弁912のような複雑な機構を備えている接合装置910も容器900とともに廃棄されるという問題がある。
そこで、本発明は、インクの容器が交換される場合に資源を従来より有効に活用することができる接合装置を提供することを目的とする。
本発明の接合装置は、インクを貯留する容器と、インクを吐出するインクジェットヘッドとを備えているインクジェットプリンターにおける前記容器から前記インクジェットヘッドまでのインクの流路の一部を構成する接合装置であって、前記容器に固定されて前記容器の内部に繋がる第1流路が形成されている第1部材と、前記第1流路に繋がるための第2流路が形成されている第2部材とを備えており、前記第1部材は、前記第1流路の外周に配置されていて前記第2部材と接触するための第1部材接触部と、前記第2部材と嵌合するための第1部材嵌合部とを備えており、前記第2部材は、前記第2流路の外周に配置されていて前記第1部材接触部と接触するための第2部材接触部と、前記第1部材嵌合部と嵌合するための第2部材嵌合部とを備えており、前記第1部材接触部と、前記第2部材接触部とは、前記第1部材嵌合部と、前記第2部材嵌合部とが嵌合した場合に、互いに接触することによって互いの間に隙間が生じることを抑え、前記第1部材接触部および前記第2部材接触部の少なくとも一方は、テーパー状に形成されていることを特徴とする。
この構成により、本発明の接合装置は、簡単な構造の第1部材がインクの容器に固定されているので、容器の内部のインクが消費されて容器が廃棄される場合に、簡単な構造の第1部材のみが容器とともに廃棄されれば良く、容器の交換後も第2部材を再利用することができる。したがって、本発明の接合装置は、インクの容器が交換される場合に資源を従来より有効に活用することができる。
また、本発明の接合装置において、前記第1部材は、前記第1部材嵌合部と、前記第2部材嵌合部とが嵌合する前に前記第1流路を遮断している流路遮断部を備えており、前記第2部材は、前記流路遮断部を貫通することによって前記第1流路および前記第2流路を繋ぐ貫通部を備えており、前記貫通部は、前記第1部材嵌合部と、前記第2部材嵌合部とが嵌合されている場合に前記流路遮断部を貫通する位置に配置されていても良い。
この構成により、本発明の接合装置は、第2部材が第1部材に取り付けられる前のインクの容器の運搬時に、容器の内部のインクが第1流路を介して容器の外部に漏れ出すことを流路遮断部によって抑えることができる。また、本発明の接合装置は、第2部材が第1部材に取り付けられるだけで、貫通部が流路遮断部を貫通して第1流路および第2流路を繋ぐので、流路遮断部を備えていても第1流路および第2流路を容易に繋ぐことができる。
また、本発明の接合装置において、前記貫通部は、前記第1部材嵌合部と、前記第2部材嵌合部とが少なくとも一部嵌合した状態でのみ前記流路遮断部に接触する位置に配置されていても良い。
この構成により、本発明の接合装置は、第1部材嵌合部と、第2部材嵌合部とが少なくとも一部嵌合した状態で貫通部が流路遮断部を貫通して第1流路および第2流路を繋ぐので、第1部材への第2部材の取り付け時に第1部材と、第2部材との接続部分からインクが漏れ出すことを抑えることができる。
また、本発明の接合装置において、前記第1部材嵌合部と、前記第2部材嵌合部とは、前記第1部材に対して前記第2部材が相対的に回転させられることによって嵌合し、前記貫通部は、前記第1部材嵌合部と、前記第2部材嵌合部との嵌合のために前記第1部材に対して前記第2部材が相対的に回転させられている場合に前記流路遮断部に接触して前記流路遮断部を破壊する回転式破壊部を備えており、前記回転式破壊部は、前記第1部材に対する前記第2部材の回転軸に直交する断面として、前記回転軸を中心とした円形以外の形状の断面を含んでも良い。
この構成により、本発明の接合装置は、第1部材嵌合部と、第2部材嵌合部とが嵌合する時に、貫通部の回転式破壊部が回転しながら流路遮断部を破壊するので、回転式破壊部のうち、回転軸に直交する断面が回転軸を中心とした円形以外の形状の断面である部分によって、この部分より大きな穴を流路遮断部に開けることができる。
また、本発明の接合装置において、前記流路遮断部と、前記第1部材接触部とは、前記第1部材接触部の中心軸の延在方向において離れて配置されていても良い。
この構成により、本発明の接合装置は、流路遮断部のうち、貫通部によって貫通された場合に変形する部分が、第1部材接触部と、第2部材接触部との間に挟まれることを抑えることができるので、第1部材接触部と、第2部材接触部との間に隙間が生じることを抑えることができる。したがって、本発明の接合装置は、第1部材と、第2部材との接続部分からインクが漏れ出すことを抑えることができる。
また、本発明の接合装置において、前記第2部材は、前記第2流路を開閉するための第2部材弁を備えていても良い。
この構成により、本発明の接合装置は、第1流路および第2流路が繋がっている場合であっても、容器の内部のインクが第1流路および第2流路を介して容器の外部に漏れ出すことや、第1流路および第2流路を介して容器側に空気が引き込まれることを第2部材弁によって抑えることができる。
また、本発明の接合装置は、前記第2流路に繋がるための第3流路が形成されている第3部材を備えており、前記第2部材は、前記第3部材と嵌合するための第2部材追加嵌合部を備えており、前記第3部材は、前記第2部材追加嵌合部と嵌合するための第3部材嵌合部と、前記第3流路を開閉するための第3部材弁とを備えており、前記第2部材弁は、前記第2流路を開閉するために可動する第2部材弁可動部を備えており、前記第3部材弁は、前記第3流路を開閉するために可動する第3部材弁可動部を備えており、前記第2部材弁可動部は、前記第2部材追加嵌合部と、前記第3部材嵌合部とが嵌合した場合に前記第3部材に接触して前記第2流路を開放し、前記第3部材弁可動部は、前記第2部材追加嵌合部と、前記第3部材嵌合部とが嵌合した場合に前記第2部材に接触して前記第3流路を開放しても良い。
この構成により、本発明の接合装置は、第2部材追加嵌合部と、第3部材嵌合部とが嵌合した場合に第2流路および第3流路を繋ぐので、第2部材と、第3部材との取り付け時および取り外し時に第2部材と、第3部材との接続部分からインクが漏れ出すことを抑えることができる。また、本発明の接合装置は、第2部材と、第3部材との取り付けという1回の動作によって、第2部材弁による第2流路の開放と、第3部材弁による第3流路の開放とを行うことができるとともに、第2部材と、第3部材との取り外しという1回の動作によって、第2部材弁による第2流路の閉鎖と、第3部材弁による第3流路の閉鎖とを行うことができる。
また、本発明の接合装置において、前記第2部材弁可動部は、前記第3部材弁可動部に接触して前記第2流路を開放し、前記第3部材弁可動部は、前記第2部材弁可動部に接触して前記第3流路を開放しても良い。
この構成により、本発明の接合装置は、第2部材追加嵌合部と、第3部材嵌合部とが嵌合した場合に、第2部材弁可動部および第3部材弁可動部が互いに接触して第2流路および第3流路を繋ぐので、第2流路および第3流路の両方が開放される確実性を向上することができる。
本発明の接合装置は、インクの容器が交換される場合に資源を従来より有効に活用することができる。
本発明の一実施の形態に係る接合装置を備えているインクジェットプリンターの外観斜視図である。 図1に示すインクジェットプリンターのインク供給システムの模式図である。 インクパックが固定された図2に示す接合装置の断面図である。 各口栓が取り付けられる前の図3に示す接合装置の断面図である。 (a)は、図3に示す交換式口栓の平面図である。 (b)は、図3に示す交換式口栓の底面図である。 図3に示す本体側口栓の平面図である。 図1に示すインクジェットプリンターのブロック図である。 本体側口栓と、タンク側口栓とが取り外されている場合の図3に示す接合装置の断面図である。 図3に示すインクパックの新品時の断面図である。 タンク側口栓の図3に示す例とは異なる例を示す断面図である。 タンク側口栓の図3および図10に示す例とは異なる例を示す断面図である。 タンク側口栓の図3、図10および図11に示す例とは異なる例を示す断面図である。 成型シールが回転式破壊部によって破壊され始めた状態を示す図12に示すタンク側口栓の平面図である。 タンク側口栓の図3および図10〜図12に示す例とは異なる例を示す断面図である。 (a)は、交換式口栓の弁の図3に示す例とは異なる例を示す断面図である。 (b)は、交換式口栓の弁の図3および図15(a)に示す例とは異なる例を示す断面図である。 (c)は、交換式口栓の弁の図3、図15(a)および図15(b)に示す例とは異なる例を示す断面図である。 (a)は、本体側口栓と、交換式口栓との嵌合部分の図3に示す例とは異なる例を示す断面図である。 (b)は、本体側口栓と、交換式口栓との嵌合部分の図3および図16(a)に示す例とは異なる例を示す断面図である。 ボトルが固定された図2に示す接合装置の断面図である。 大容量の補充タンクが接続されているインクカートリッジが接合装置に固定された状態での図1に示すインクジェットプリンターの正面図である。 容器に固定された従来の接合装置の断面図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る接合装置を備えているインクジェットプリンターの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る接合装置を備えているインクジェットプリンター10の外観斜視図である。
図1に示すように、インクジェットプリンター10は、床に設置される脚部11と、脚部11に支持されていて矢印10aで示す主走査方向に延在している本体20と、本体20にインクを供給するための複数のインクタンク40とを備えている。
本体20は、矢印10aで示す主走査方向に直交する矢印10bで示す副走査方向に印刷媒体90を搬送するための媒体搬送装置21と、主走査方向に延在しているガイドレール22と、主走査方向に移動可能にガイドレール22に支持されているキャリッジ23と、キャリッジ23に搭載されていて印刷媒体90に向けてインクを吐出する複数のインクジェットヘッド24と、ガイドレール22、キャリッジ23およびインクジェットヘッド24を覆うケース25とを備えている。
インクタンク40は、矢印10aで示す主走査方向と、矢印10bで示す副走査方向との両方に直交する矢印10cで示す鉛直方向において本体20の上部に設置されている。
図2は、インクジェットプリンター10のインク供給システムの模式図である。
なお、図2においては、理解を容易にするために、インクタンク40からインクジェットヘッド24までのインクの流路を1つしか描いていない。実際には、インクタンク40からインクジェットヘッド24までのインクの流路は、インクタンク40と、このインクタンク40からインクが供給されるインクジェットヘッド24との組み合わせの数だけ存在している。
図2に示すように、インクジェットプリンター10は、本実施の形態に係る接合装置100を備えている。
接合装置100は、インクタンク40からインクジェットヘッド24にインクが供給されるために本体20およびインクタンク40を接続する装置である。接合装置100は、本体20に固定されている本体側口栓110と、インクタンク40に固定されていて本体側口栓110に取り付けられるタンク側口栓120とを備えている。
本体20は、インクジェットヘッド24に供給されるインクの圧力を一定の範囲内の負圧に調整するための圧力調整装置26と、本体側口栓110から圧力調整装置26までのインクの流路に配置されていて一時的にインクを貯留する中間タンク30と、本体側口栓110から中間タンク30までのインクの流路を形成しているチューブ27aと、中間タンク30から圧力調整装置26までのインクの流路を形成していて高い可撓性を有するチューブ27bと、圧力調整装置26からインクジェットヘッド24までのインクの流路を形成しているチューブ27cとを備えている。
圧力調整装置26は、キャリッジ23に搭載されていている。中間タンク30および本体側口栓110は、キャリッジ23に搭載されておらず、ケース25に対して固定されている。
中間タンク30は、ケース31と、ケース31に収納されていてインクを貯留するインクパック32と、矢印10cで示す鉛直方向においてインクパック32の上部に固定されている板33と、板33の位置を検出することによってインクパック32の内部のインクの量が所定の量になったことを検出するインク量センサー34とを備えている。
インクパック32は、高い可撓性を有している。インクパック32には、チューブ27aと、チューブ27bとが接続されている。
インク量センサー34は、板33の位置を検出することができれば、どのような方式のセンサーであっても良い。例えば、インク量センサー34は、接触式のセンサーであっても良いし、光学式などの非接触式のセンサーであっても良い。
インクタンク40は、ケース41と、矢印10cで示す鉛直方向においてケース41の上部に固定されているフック42と、フック42に吊り下げられていてインクを貯留する容器であるインクパック43とを備えている。
インクパック43は、高い可撓性を有している。インクパック43は、矢印10cで示す鉛直方向における下部にタンク側口栓120が固定されている。
インクパック43からインクジェットヘッド24までのインクの流路は、チューブ27a〜27c、圧力調整装置26、インクパック32および接合装置100によって構成されている。
図3は、インクパック43が固定された接合装置100の断面図である。図4は、各口栓が取り付けられる前の接合装置100の断面図である。
図3および図4に示すように、接合装置100は、上述した本体側口栓110およびタンク側口栓120を備えている。
タンク側口栓120は、インクパック43に固定されている容器固定口栓130と、容器固定口栓130に対して交換可能である交換式口栓140とを備えている。
容器固定口栓130は、インクパック43に固定されてインクパック43の内部に繋がる第1流路としての流路130aが形成されている第1部材を構成している。容器固定口栓130は、インクパック43に固定されていて流路130aが形成されている合成樹脂製の流路形成部材131と、交換式口栓140が容器固定口栓130に取り付けられる前に流路130aを遮断している流路遮断部としてのホットメルトシール132とを備えている。
流路形成部材131は、インクパック43の内部に近付くほど流路130aの径が小さくなるようにテーパー状に形成されているテーパー部131aを内壁に備えている。テーパー部131aは、流路130aの一部を形成しており、流路130aの外周に配置されている。テーパー部131aは、交換式口栓140と接触するための第1部材接触部としての接触部131bを備えている。接触部131bは、テーパー部131aに配置されていることによってテーパー状に形成されている。
流路形成部材131は、交換式口栓140と嵌合するための第1部材嵌合部としての雄ネジ部131cおよび雌ネジ部131dを備えている。雄ネジ部131cおよび雌ネジ部131dは、接触部131bの中心軸、すなわち、容器固定口栓130の中心軸130bに対して、接触部131bより遠くに配置されている。
ホットメルトシール132は、加熱されて融かされることによって流路形成部材131に接着されている。
ホットメルトシール132と、流路形成部材131の接触部131bとは、中心軸130bの延在方向において離れて配置されている。
図5(a)は、交換式口栓140の平面図である。図5(b)は、交換式口栓140の底面図である。
図3〜図5に示す交換式口栓140は、容器固定口栓130の流路130aに繋がるための第2流路としての流路140aが形成されている第2部材を構成している。交換式口栓140は、流路140aが形成されている合成樹脂製の流路形成部材141と、流路形成部材141に対して可動する可動部142と、可動部142を流路形成部材141に押し付ける板バネ143とを備えている。
流路形成部材141は、端側ほど径が小さくなるようにテーパー状に形成されているテーパー部141aを備えている。テーパー部141aは、流路140aの外周に配置されている。テーパー部141aは、容器固定口栓130の接触部131bと接触するための第2部材接触部としての接触部141bを備えている。接触部141bは、テーパー部141aに配置されていることによってテーパー状に形成されている。
流路形成部材141は、容器固定口栓130の雄ネジ部131cと嵌合するための第2部材嵌合部としての雌ネジ部141cと、容器固定口栓130の雌ネジ部131dと嵌合するための第2部材嵌合部としての雄ネジ部141dとを備えている。雌ネジ部141cおよび雄ネジ部141dは、接触部141bの中心軸、すなわち、交換式口栓140の中心軸140bに対して、接触部141bより遠くに配置されている。
流路形成部材141は、容器固定口栓130のホットメルトシール132を貫通することによって流路130aおよび流路140aを繋ぐ貫通部141eを備えている。貫通部141eは、雄ネジ部131c、雌ネジ部131dと、雌ネジ部141c、雄ネジ部141dとがそれぞれ嵌合されている場合にホットメルトシール132を貫通する位置に配置されている。
流路形成部材141は、本体側口栓110と嵌合するための第2部材追加嵌合部としての雄ネジ部141fと、本体20(図2参照。)のケース25と嵌合して交換式口栓140の回転を防止するための溝部141gとを備えている。
可動部142は、球状部分142aと、球状部分142aに連結している棒状部分142bとを備えている。
流路形成部材141、可動部142および板バネ143は、流路140aを開閉するための第2部材弁としての弁140cを構成している。ここで、可動部142は、流路140aを開閉するために可動する第2部材弁可動部を構成している。
容器固定口栓130および交換式口栓140は、雄ネジ部131c、雌ネジ部131dと、雌ネジ部141c、雄ネジ部141dとがそれぞれ嵌合した場合に、接触部131bおよび接触部141bが互いに接触することによって互いの間に隙間が生じることを抑えるように、形状および大きさが設計されている。
図6は、本体側口栓110の平面図である。
図3、図4および図6に示す本体側口栓110は、交換式口栓140の流路140aに繋がるための第3流路としての流路110aが形成されている第3部材を構成している。本体側口栓110は、ケース25に対して固定されていて流路110aが形成されている合成樹脂製の流路形成部材111と、流路形成部材111に対して可動する可動部112と、可動部112を流路形成部材111に押し付ける板バネ113と、交換式口栓140に本体側口栓110を取り付けるための取付用部材114とを備えている。
流路形成部材111は、取付用部材114が外れることを防止するための突起部111aを備えている。
可動部112は、球状部分112aと、球状部分112aに連結している棒状部分112bとを備えている。
流路形成部材111、可動部112および板バネ113は、流路110aを開閉するための第3部材弁としての弁110bを構成している。ここで、可動部112は、流路110aを開閉するために可動する第3部材弁可動部を構成している。
取付用部材114は、交換式口栓140の雄ネジ部141fと嵌合するための第3部材嵌合部としての雌ネジ部114aと、雄ネジ部141fおよび雌ネジ部114aが嵌合される場合に作業者によって操作されるハンドル114bとを備えている。また、取付用部材114は、流路形成部材111が組み合わされる場合に流路形成部材111の突起部111aが通過させられる溝114cが形成されている。
雌ネジ部114aは、ハンドル114bが回されることによって、交換式口栓140の雄ネジ部141fと嵌合したり、雄ネジ部141fとの嵌合が解除されたりする。なお、雌ネジ部114aと、雄ネジ部141fとが嵌合されたり、これらの嵌合が解除されたりする場合に、交換式口栓140は、溝部141gが本体20(図2参照。)のケース25と嵌合されていることによって、ケース25に対して回転されることが防止される。
本体側口栓110の可動部112は、本体側口栓110の雌ネジ部114aと、交換式口栓140の雄ネジ部141fとが嵌合した場合に、交換式口栓140の可動部142に接触して流路110aを開放するようになっている。同様に、可動部142は、雌ネジ部114aと、雄ネジ部141fとが嵌合した場合に、可動部112に接触して流路140aを開放するようになっている。
図7は、インクジェットプリンター10のブロック図である。
図7に示すように、インクジェットプリンター10は、種々の操作が入力されるボタンなどの入力デバイスである操作部51と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部52と、PC(Personal Computer)などの外部の装置と通信を行う通信デバイスである通信部53と、上述した媒体搬送装置21と、キャリッジ23(図1参照。)をガイドレール22(図1参照。)に沿って矢印10a(図1参照。)で示す主走査方向に移動させるためのキャリッジ駆動装置54と、上述したインクジェットヘッド24と、上述したインク量センサー34と、各種のデータを記憶するEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの記憶デバイスである記憶部55と、インクジェットプリンター10全体を制御する制御部56とを備えている。
制御部56は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを予め記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部55に記憶されているプログラムを実行するようになっている。
制御部56は、キャリッジ駆動装置54を制御してキャリッジ23をガイドレール22に沿って矢印10aで示す主走査方向に移動させることによって、キャリッジ23に搭載されているインクジェットヘッド24を印刷媒体90に対して主走査方向に相対的に移動させる。このとき、制御部56は、印刷媒体90に向けてインクジェットヘッド24によってインクを吐出させることによって、主走査方向における印刷を実行する。そして、制御部56は、主走査方向における印刷が終了する度に、媒体搬送装置21によって印刷媒体90を矢印10b(図1参照。)で示す副走査方向に移動させる。すなわち、制御部56は、インクジェットヘッド24を印刷媒体90に対して副走査方向に相対移動させることによって、インクジェットヘッド24による印刷媒体90への副走査方向における印刷位置を変更する。そして、制御部56は、副走査方向における新たな印刷位置において再び主走査方向における印刷を実行する。
次に、インクジェットプリンター10の動作について説明する。
インクジェットプリンター10の制御部56は、外部から送信されてきた印刷データを通信部53を介して受信すると、この印刷データに基づいて上述したように媒体搬送装置21、インクジェットヘッド24およびキャリッジ駆動装置54を制御することによって、インクジェットヘッド24による印刷を実行する。
インクジェットヘッド24による印刷を実行した結果、インクタンク40のインクパック43の内部にインクが無くなると、インクジェットヘッド24による印刷が進むにつれて、中間タンク30のインクパック32の内部のインクの量が減る。そして、制御部56は、中間タンク30のインクパック32の内部のインクの量が所定の量になったことがインク量センサー34によって検出されると、インクタンク40のインクパック43の内部にインクが無くなったことを例えば表示部52によって通知する。したがって、インクジェットプリンター10の利用者は、インクタンク40のインクパック43の内部にインクが無くなったことの通知に応じて即座にインクパック43を交換することによって、インクジェットヘッド24による印刷をインクパック43の交換のために停止させることなく継続させることができる。
次に、インクパック43の交換方法について説明する。
まず、古いインクパック43の取り外し方法について説明する。
作業者は、図3に示すように接合装置100の本体側口栓110およびタンク側口栓120が取り付けられている場合、本体側口栓110のハンドル114bを回して本体側口栓110の雌ネジ部114aと、交換式口栓140の雄ネジ部141fとの嵌合を解除することによって、本体側口栓110から図8に示すようにタンク側口栓120を取り外す。このとき、本体側口栓110の流路110aが弁110bの作用によって閉鎖されるので、流路110aを介してインクジェットヘッド24側に空気が引き込まれることや、インクジェットヘッド24側のインクが流路110aを介して漏れ出すことは防止される。また、タンク側口栓120の流路140aも弁140cの作用によって閉鎖されるので、インクパック43側のインクが流路140aを介して漏れ出すことや、流路140aを介してインクパック43側に空気が引き込まれることは防止される。
次いで、作業者は、インクパック43をフック42から取り外してケース41の外部に取り出すとともに、容器固定口栓130に対して交換式口栓140を相対的に回転させて容器固定口栓130の雄ネジ部131c、雌ネジ部131dと、交換式口栓140の雌ネジ部141c、雄ネジ部141dとの嵌合を解除することによって、容器固定口栓130と、交換式口栓140とを分離する。
以上のようにして、作業者は、容器固定口栓130が固定されている古いインクパック43をインクジェットプリンター10から取り外すことができる。
次に、新しいインクパック43の取り付け方法について説明する。
作業者は、図9に示すように容器固定口栓130が固定されている新しいインクパック43から、インクパック43の運搬時の保護用の蓋150を外す。なお、蓋150は、容器固定口栓130の雄ネジ部131cと嵌合する雌ネジ部150aを備えている。
次いで、作業者は、インクパック43をケース41の内部に入れてフック42に吊り下げるとともに、容器固定口栓130に対して交換式口栓140を相対的に回転させて容器固定口栓130の雄ネジ部131c、雌ネジ部131dと、交換式口栓140の雌ネジ部141c、雄ネジ部141dとをそれぞれ嵌合させることによって、容器固定口栓130と、交換式口栓140とを図8に示すように取り付ける。このとき、容器固定口栓130のホットメルトシール132が交換式口栓140の貫通部141eによって貫通されて流路130aおよび流路140aが繋がる。しかしながら、タンク側口栓120の流路140aが弁140cの作用によって閉鎖されているので、インクパック43側のインクが流路140aを介して漏れ出すことや、流路140aを介してインクパック43側に空気が引き込まれることは防止される。
そして、作業者は、本体側口栓110にタンク側口栓120を載せた後、本体側口栓110のハンドル114bを回して本体側口栓110の雌ネジ部114aと、交換式口栓140の雄ネジ部141fとを嵌合させることによって、本体側口栓110と、タンク側口栓120とを図3に示すように取り付ける。このとき、本体側口栓110の流路110aが弁110bの作用によって開放されるとともに、タンク側口栓120の流路140aも弁140cの作用によって開放されるので、インクパック43側のインクがインクジェットヘッド24側に供給されることが可能となる。
以上のようにして、作業者は、新しいインクパック43をインクジェットプリンター10に取り付けることができる。
以上に説明したように、接合装置100は、簡単な構造の容器固定口栓130がインクパック43に固定されているので、インクパック43の内部のインクが消費されてインクパック43が廃棄される場合に、簡単な構造の容器固定口栓130のみがインクパック43とともに廃棄されれば良く、インクパック43の交換後も交換式口栓140を再利用することができる。したがって、接合装置100は、インクパック43が交換される場合に資源を従来より有効に活用することができる。また、接合装置100は、インクパック43が交換される場合に資源を従来より有効に活用することができるので、インクパック43が交換される場合に必要な費用を従来より低減することができる。
接合装置100は、容器固定口栓130の雄ネジ部131c、雌ネジ部131dと、交換式口栓140の雌ネジ部141c、雄ネジ部141dとがそれぞれ嵌合する前に容器固定口栓130のホットメルトシール132が流路130aを遮断しているので、交換式口栓140が容器固定口栓130に取り付けられる前のインクパック43の運搬時に、インクパック43の内部のインクが容器固定口栓130の流路130aを介してインクパック43の外部に漏れ出すことをホットメルトシール132によって抑えることができる。
接合装置100は、交換式口栓140が容器固定口栓130に取り付けられるだけで、交換式口栓140の貫通部141eがホットメルトシール132を貫通して容器固定口栓130の流路130aと、交換式口栓140の流路140aとを繋ぐので、ホットメルトシール132を備えていても流路130aおよび流路140aを容易に繋ぐことができる。具体的には、接合装置100は、容器固定口栓130の雄ネジ部131cと、交換式口栓140の雌ネジ部141cとが嵌合する時に、貫通部141eがホットメルトシール132を破壊するので、容器固定口栓130の雄ネジ部131cと、交換式口栓140の雌ネジ部141cとの嵌合のための操作と、ホットメルトシール132の破壊のための操作とを1つの操作で兼ねることができ、作業性を向上することができる。
なお、貫通部141eは、図10に示すように、容器固定口栓130の雄ネジ部131cと、交換式口栓140の雌ネジ部141cとが少なくとも一部嵌合した状態でのみホットメルトシール132に接触する位置に配置されていても良い。この構成により、接合装置100は、容器固定口栓130の雄ネジ部131cと、交換式口栓140の雌ネジ部141cとが少なくとも一部嵌合した状態で貫通部141eがホットメルトシール132を貫通して容器固定口栓130の流路130aと、交換式口栓140の流路140aとを繋ぐので、容器固定口栓130への交換式口栓140の取り付け時に容器固定口栓130と、交換式口栓140との接続部分からインクが漏れ出すことを抑えることができる。
接合装置100は、図4に示すように、容器固定口栓130のホットメルトシール132と、接触部131bとが中心軸130bの延在方向において離れて配置されている。この構成により、接合装置100は、ホットメルトシール132のうち、図3に示すように交換式口栓140の貫通部141eによって貫通された場合に変形する部分が、容器固定口栓130の接触部131bと、交換式口栓140の接触部141bとの間に挟まれることを抑えることができるので、接触部131bと、接触部141bとの間に隙間が生じることを抑えることができる。したがって、接合装置100は、容器固定口栓130と、交換式口栓140との接続部分からインクが漏れ出すことを抑えることができる。
なお、貫通部141eは、ホットメルトシール132を容易に貫通可能にするために、図11に示すように先端が尖っていても良い。
接合装置100は、交換式口栓140が容器固定口栓130に取り付けられる前に流路130aを遮断している流路遮断部として、図4に示す例では、ホットメルトシール132を備えている。しかしながら、接合装置100は、ホットメルトシール以外の流路遮断部を備えていても良い。例えば、接合装置100は、ホットメルトシール132に代えて図12に示すように成型シール131eを流路遮断部として備えていても良い。図12に示す容器固定口栓130は、テーパー部131a(図4参照。)、雌ネジ部131d(図4参照。)およびホットメルトシール132(図4参照。)を備えていないが、流路形成部材131の成型時に生成される成型シール131eを備えている。図12に示す接触部131bは、テーパー状に形成されていない。図12に示す交換式口栓140は、雄ネジ部141d(図4参照。)を備えていない。図12に示す接合装置100は、交換式口栓140が容器固定口栓130に取り付けられるだけで、交換式口栓140の貫通部141eが成型シール131eを貫通して容器固定口栓130の流路130aと、交換式口栓140の流路140aとを繋ぐ。なお、図12に示す貫通部141eは、先端が尖っている。また、図12に示す貫通部141eは、容器固定口栓130の雄ネジ部131cと、交換式口栓140の雌ネジ部141cとが少なくとも一部嵌合した状態でのみ成型シール131eに接触する位置に配置されている。
図13は、成型シール131eが回転式破壊部141hによって破壊され始めた状態を示す図12に示すタンク側口栓120の平面図である。
図12に示す貫通部141eは、容器固定口栓130の雄ネジ部131cと、交換式口栓140の雌ネジ部141cとの嵌合のために容器固定口栓130に対して交換式口栓140が相対的に回転させられている場合に、成型シール131eに接触して成型シール131eを破壊する回転式破壊部141hを備えている。図12に示す回転式破壊部141hは、容器固定口栓130に対する交換式口栓140の回転軸、すなわち、中心軸140bに直交する断面として、中心軸140bを中心とした円形以外の形状の断面を含んでいる。この構成により、接合装置100は、容器固定口栓130の雄ネジ部131cと、交換式口栓140の雌ネジ部141cとが嵌合する時に、貫通部141eの回転式破壊部141hが回転しながら成型シール131eを破壊するので、図13に示すように、回転式破壊部141hのうち、中心軸140bに直交する断面が中心軸140bを中心とした円形以外の形状の断面である部分によって、この部分より大きな穴131fを成型シール131eに開けることができる。
接合装置100は、図3に示す例において、容器固定口栓130の接触部131bと、交換式口栓140の接触部141bとの両方がテーパー状に形成されている。また、接合装置100は、図12に示す例において、接触部131bおよび接触部141bのうち接触部141bのみがテーパー状に形成されている。しかしながら、接合装置100は、図14に示すように、接触部131bおよび接触部141bのうち接触部131bのみがテーパー状に形成されていても良い。図14に示す容器固定口栓130は、テーパー部131a(図4参照。)、雄ネジ部131c(図4参照。)およびホットメルトシール132(図4参照。)を備えていないが、流路形成部材131の成型時に生成される成型シール131eと、端側ほど径が小さくなるようにテーパー状に形成されているテーパー部131gとを備えている。図14に示す接触部131bは、テーパー部131gに配置されていることによってテーパー状に形成されている。図14に示す交換式口栓140は、テーパー部141a(図4参照。)および雌ネジ部141c(図4参照。)を備えていない。図14に示す接触部141bは、テーパー状に形成されていない。図14に示す接合装置100は、交換式口栓140が容器固定口栓130に取り付けられるだけで、交換式口栓140の貫通部141eが成型シール131eを貫通して容器固定口栓130の流路130aと、交換式口栓140の流路140aとを繋ぐ。なお、図14に示す貫通部141eは、先端が尖っている。また、図14に示す貫通部141eは、容器固定口栓130の雌ネジ部131dと、交換式口栓140の雄ネジ部141dとが少なくとも一部嵌合した状態でのみ成型シール131eに接触する位置に配置されている。図14に示す回転式破壊部141hは、容器固定口栓130に対する交換式口栓140の回転軸、すなわち、中心軸140bに直交する断面として、中心軸140bを中心とした円形以外の形状の断面を含んでいる。
接合装置100は、交換式口栓140が容器固定口栓130に取り付けられていて流路130aおよび流路140aが繋がっている場合であっても、タンク側口栓120が本体側口栓110に取り付けられていないときに、インクパック43の内部のインクが流路130aおよび流路140aを介してインクパック43の外部に漏れ出すことを交換式口栓140の弁140cによって抑えることができる。したがって、接合装置100は、インクパック43の内部から外部に漏れ出すインクによる周囲の汚損を抑えることができる。また、接合装置100は、交換式口栓140が容器固定口栓130に取り付けられていて流路130aおよび流路140aが繋がっている場合であっても、タンク側口栓120が本体側口栓110に取り付けられていないときに、流路140aを介してインクパック43側に空気が引き込まれることを防止することができる。
接合装置100は、本体側口栓110の雌ネジ部114aと、交換式口栓140の雄ネジ部141fとが嵌合した場合に、本体側口栓110の流路110aと、交換式口栓140の流路140aとを本体側口栓110の弁110bと、交換式口栓140の弁140cとによって繋ぐ。したがって、接合装置100は、本体側口栓110と、交換式口栓140との取り付け時および取り外し時に、本体側口栓110と、交換式口栓140との接続部分からインクが漏れ出すことを、交換式口栓140の弁140cによって抑えることができる。また、接合装置100は、タンク側口栓120が本体側口栓110に取り付けられていない場合に、本体側口栓110の流路110aを介してインクジェットヘッド24側に空気が引き込まれることを本体側口栓110の弁110bによって抑えることができるので、インクジェットヘッド24の内部に空気が混入してインクジェットヘッド24の吐出が不安定になることを抑えることができる。すなわち、接合装置100は、インクジェットプリンター10による印刷の信頼性を向上することができる。
接合装置100は、本体側口栓110と、交換式口栓140との取り付けという1回の動作によって、本体側口栓110の弁110bによる流路110aの開放と、交換式口栓140の弁140cによる流路140aの開放とを行うことができるとともに、本体側口栓110と、交換式口栓140との取り外しという1回の動作によって、本体側口栓110の弁110bによる流路110aの閉鎖と、交換式口栓140の弁140cによる流路140aの閉鎖とを行うことができる。
接合装置100は、本体側口栓110の雌ネジ部114aと、交換式口栓140の雄ネジ部141fとが嵌合した場合に、本体側口栓110の可動部112と、交換式口栓140の可動部142とが互いに接触して本体側口栓110の流路110aと、交換式口栓140の流路140aとを繋ぐので、流路110aおよび流路140aの両方が開放される確実性を向上することができる。特に、接合装置100は、図3に示すように、本体側口栓110の可動部112と、交換式口栓140の可動部142とが同軸上に配置されている場合に、流路110aおよび流路140aの両方が開放される確実性を更に向上することができる。
なお、接合装置100は、本体側口栓110の雌ネジ部114aと、交換式口栓140の雄ネジ部141fとが嵌合した場合に、本体側口栓110の可動部112が交換式口栓140のうち可動部142以外の部分に接触して本体側口栓110の流路110aを開くとともに、可動部142が本体側口栓110のうち可動部112以外の部分に接触して交換式口栓140の流路140aを開くことによって、流路110aおよび流路140aを繋ぐようになっていても良い。
また、交換式口栓140の弁140cの形状は、例えば図15に示す形状など、図3に示す形状以外の形状であっても良い。
図15(a)に示す例においては、可動部142は、棒状部分142bに連結しているゴム製の円板部分142cを球状部分142a(図3参照。)に代えて備えている。弁140cは、円板部分142cを付勢するコイルバネ144を板バネ143(図3参照。)に代えて備えている。
図15(b)に示す例においては、可動部142は、棒状部分142bに連結しているゴム製の円板部分142dと、円板部分142dに連結している合成樹脂製の円板部分142eとを球状部分142a(図3参照。)に代えて備えている。弁140cは、円板部分142eを付勢するコイルバネ144を板バネ143(図3参照。)に代えて備えている。
図15(c)に示す例においては、可動部142は、棒状部分142bに連結している合成樹脂製の円板部分142fを球状部分142a(図3参照。)に代えて備えている。弁140cは、円板部分142fを付勢するコイルバネ144を板バネ143(図3参照。)に代えて備えている。また、弁140cは、流路形成部材141に支持されているゴム製のOリング145を備えている。Oリング145は、弁140cが流路140aを閉じている場合に、流路形成部材141と、可動部142の円板部分142fとの間のインクの漏れを防止するための部材である。
以上においては、弁140cの形状について説明しているが、本体側口栓110の弁110bの形状についても同様に、図3に示す形状以外の形状であっても良い。
また、本体側口栓110と、交換式口栓140との嵌合の方法は、図3に示す例ではネジによる方法であるが、例えば図16に示す方法など、ネジによる方法以外の方法であっても良い。例えば、圧入による嵌合方法でもよい。
図16(a)に示す例においては、本体側口栓110は、突起部111a(図3参照。)および取付用部材114(図3参照。)を備えていないが、交換式口栓140と嵌合するための第3部材嵌合部としての環状の溝部111bを備えている。交換式口栓140は、雄ネジ部141f(図3参照。)および溝部141g(図3参照。)を備えていないが、本体側口栓110の溝部111bと嵌合するための第2部材追加嵌合部としての環状の突起部141iを備えている。本体側口栓110のうち溝部111bの近傍の外壁の径は、交換式口栓140の環状の突起部141iの内周の径より多少大きい。しかしながら、交換式口栓140の突起部141iは、流路形成部材111と、流路形成部材141との接触による流路形成部材111および流路形成部材141の少なくとも一方の弾性変形によって、本体側口栓110の溝部111bに嵌められたり、溝部111bから取り外されたりすることができる。
図16(b)に示す例においては、本体側口栓110は、突起部111a(図3参照。)および取付用部材114(図3参照。)を備えていないが、交換式口栓140と嵌合するための第3部材嵌合部としての環状の突起部111cを備えている。交換式口栓140は、雄ネジ部141f(図3参照。)および溝部141g(図3参照。)を備えていないが、本体側口栓110の突起部111cと嵌合するための第2部材追加嵌合部としての環状の溝部141jを備えている。交換式口栓140のうち溝部141jの近傍の外壁の径は、本体側口栓110の環状の突起部111cの内周の径より多少大きい。しかしながら、本体側口栓110の突起部111cは、流路形成部材111と、流路形成部材141との接触による流路形成部材111および流路形成部材141の少なくとも一方の弾性変形によって、交換式口栓140の溝部141jに嵌められたり、溝部141jから取り外されたりすることができる。
以上においては、本体側口栓110と、交換式口栓140との嵌合の方法について説明しているが、容器固定口栓130と、交換式口栓140との嵌合の方法についても、同様に、ネジによる方法以外の方法であっても良い。
接合装置100は、内容量の減少によって縮むことができるインクパック43が容器固定口栓130に固定されている場合、インクパック43の内部のインクが減少してもインクパック43の内部に空気が入らないので、脱気処理されたインクのインクジェットヘッド24への供給に適している。ここで、脱気処理されたインクは、インクジェットヘッド24による吐出の妨げになる気体が除去されているので、インクジェットヘッド24によって安定的に吐出されることができる。したがって、接合装置100は、脱気処理されたインクを内部に貯留しているインクパック43が容器固定口栓130に固定されている場合、インクジェットプリンター10がインクの脱気機能を有していない安価な製品であったとしても、インクジェットヘッド24によってインクを安定的に吐出させることができる。
なお、接合装置100は、容器固定口栓130に固定される容器がインクパック43以外の容器であっても良い。すなわち、接合装置100は、容器固定口栓130に固定される容器として、様々な種類の様々な容量の容器が採用されることが可能である。したがって、インクジェットプリンター10の使用者は、インクジェットヘッド24によって吐出されるインクを供給するための容器を、任意の容量の容器に交換することができる。
例えば、接合装置100は、容器固定口栓130に固定される容器として、図17に示すように、可撓性が低いボトル44が採用されても良い。図17において、容器固定口栓130は、流路形成部材131がボトル44と一体的に成型されることによって、ボトル44に固定されている。
また、接合装置100は、容器固定口栓130に固定される容器として、図18に示すように、インクを補充するための大容量の補充タンク45が接続されているインクカートリッジ46が採用されても良い。図18において、補充タンク45は、本体20の横に設置された台47の上に設置されている。補充タンク45と、インクカートリッジ46とは、インクを流通させるチューブ48によって接続されている。
インクジェットプリンター10は、インクパック43の内部にインクが無くなったことを検出する機能を中間タンク30に設けているので、容器固定口栓130に固定される容器の内部にインクが無くなったことを検出する機能をこの容器に設ける構成と比較して、容器固定口栓130に固定される容器の構造を単純化することができる。したがって、接合装置100は、容器固定口栓130に固定される容器として、様々な種類の様々な容量の容器が採用されることが可能である。
インクジェットプリンター10は、本実施の形態において、印刷媒体90を矢印10bで示す副走査方向に搬送することによって印刷媒体90に対してインクジェットヘッド24を副走査方向に相対移動させる構成であるが、この構成以外の構成であっても良い。例えば、インクジェットプリンター10は、インクジェットヘッド24を副走査方向に移動することによって印刷媒体90に対してインクジェットヘッド24を副走査方向に相対移動させる構成であっても良い。
10 インクジェットプリンター
24 インクジェットヘッド
43 インクパック(容器)
44 ボトル(容器)
46 インクカートリッジ(容器)
100 接合装置
110 本体側口栓(第3部材)
110a 流路(第3流路)
110b 弁(第3部材弁)
111b 溝部(第3部材嵌合部)
111c 突起部(第3部材嵌合部)
112 可動部(第3部材弁可動部)
114a 雌ネジ部(第3部材嵌合部)
130 容器固定口栓(第1部材)
130a 流路(第1流路)
130b 中心軸(第1部材接触部の中心軸)
131b 接触部(第1部材接触部)
131c 雄ネジ部(第1部材嵌合部)
131d 雌ネジ部(第1部材嵌合部)
131e 成型シール(流路遮断部)
132 ホットメルトシール(流路遮断部)
140 交換式口栓(第2部材)
140a 流路(第2流路)
140c 弁(第2部材弁)
141b 接触部(第2部材接触部)
141c 雌ネジ部(第2部材嵌合部)
141d 雄ネジ部(第2部材嵌合部)
141e 貫通部
141f 雄ネジ部(第2部材追加嵌合部)
141h 回転式破壊部
141i 突起部(第2部材追加嵌合部)
141j 溝部(第2部材追加嵌合部)
142 可動部(第2部材弁可動部)

Claims (8)

  1. インクを貯留する容器と、インクを吐出するインクジェットヘッドとを備えているインクジェットプリンターにおける前記容器から前記インクジェットヘッドまでのインクの流路の一部を構成する接合装置であって、
    前記容器に固定されて前記容器の内部に繋がる第1流路が形成されている第1部材と、
    前記第1流路に繋がるための第2流路が形成されている第2部材とを備えており、
    前記第1部材は、
    前記第1流路の外周に配置されていて前記第2部材と接触するための第1部材接触部と、
    前記第2部材と嵌合するための第1部材嵌合部とを備えており、
    前記第2部材は、
    前記第2流路の外周に配置されていて前記第1部材接触部と接触するための第2部材接触部と、
    前記第1部材嵌合部と嵌合するための第2部材嵌合部とを備えており、
    前記第1部材接触部と、前記第2部材接触部とは、前記第1部材嵌合部と、前記第2部材嵌合部とが嵌合した場合に、互いに接触することによって互いの間に隙間が生じることを抑え、
    前記第1部材接触部および前記第2部材接触部の少なくとも一方は、テーパー状に形成されていることを特徴とする接合装置。
  2. 前記第1部材は、前記第1部材嵌合部と、前記第2部材嵌合部とが嵌合する前に前記第1流路を遮断している流路遮断部を備えており、
    前記第2部材は、前記流路遮断部を貫通することによって前記第1流路および前記第2流路を繋ぐ貫通部を備えており、
    前記貫通部は、前記第1部材嵌合部と、前記第2部材嵌合部とが嵌合されている場合に前記流路遮断部を貫通する位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の接合装置。
  3. 前記貫通部は、前記第1部材嵌合部と、前記第2部材嵌合部とが少なくとも一部嵌合した状態でのみ前記流路遮断部に接触する位置に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の接合装置。
  4. 前記第1部材嵌合部と、前記第2部材嵌合部とは、前記第1部材に対して前記第2部材が相対的に回転させられることによって嵌合し、
    前記貫通部は、前記第1部材嵌合部と、前記第2部材嵌合部との嵌合のために前記第1部材に対して前記第2部材が相対的に回転させられている場合に前記流路遮断部に接触して前記流路遮断部を破壊する回転式破壊部を備えており、
    前記回転式破壊部は、前記第1部材に対する前記第2部材の回転軸に直交する断面として、前記回転軸を中心とした円形以外の形状の断面を含むことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の接合装置。
  5. 前記流路遮断部と、前記第1部材接触部とは、前記第1部材接触部の中心軸の延在方向において離れて配置されていることを特徴とする請求項2から請求項4までの何れかに記載の接合装置。
  6. 前記第2部材は、前記第2流路を開閉するための第2部材弁を備えていることを特徴とする請求項1から請求項5までの何れかに記載の接合装置。
  7. 前記第2流路に繋がるための第3流路が形成されている第3部材を備えており、
    前記第2部材は、前記第3部材と嵌合するための第2部材追加嵌合部を備えており、
    前記第3部材は、
    前記第2部材追加嵌合部と嵌合するための第3部材嵌合部と、
    前記第3流路を開閉するための第3部材弁とを備えており、
    前記第2部材弁は、前記第2流路を開閉するために可動する第2部材弁可動部を備えており、
    前記第3部材弁は、前記第3流路を開閉するために可動する第3部材弁可動部を備えており、
    前記第2部材弁可動部は、前記第2部材追加嵌合部と、前記第3部材嵌合部とが嵌合した場合に前記第3部材に接触して前記第2流路を開放し、
    前記第3部材弁可動部は、前記第2部材追加嵌合部と、前記第3部材嵌合部とが嵌合した場合に前記第2部材に接触して前記第3流路を開放することを特徴する請求項6に記載の接合装置。
  8. 前記第2部材弁可動部は、前記第3部材弁可動部に接触して前記第2流路を開放し、
    前記第3部材弁可動部は、前記第2部材弁可動部に接触して前記第3流路を開放することを特徴する請求項7に記載の接合装置。
JP2014062813A 2014-03-25 2014-03-25 インクジェットプリンター用の接合装置 Active JP6253471B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014062813A JP6253471B2 (ja) 2014-03-25 2014-03-25 インクジェットプリンター用の接合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014062813A JP6253471B2 (ja) 2014-03-25 2014-03-25 インクジェットプリンター用の接合装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015182396A true JP2015182396A (ja) 2015-10-22
JP6253471B2 JP6253471B2 (ja) 2017-12-27

Family

ID=54349482

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014062813A Active JP6253471B2 (ja) 2014-03-25 2014-03-25 インクジェットプリンター用の接合装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6253471B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018052039A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 セイコーエプソン株式会社 接続体、および、接続体ユニット
CN113352754A (zh) * 2020-03-06 2021-09-07 株式会社理光 流路零件、液体喷出单元以及喷出液体的装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6416333U (ja) * 1987-07-17 1989-01-26
JPH06966A (ja) * 1992-06-18 1994-01-11 Fuji Xerox Co Ltd インクジェットカートリッジ並びにこれに用いられるインクタンク及びインクジェットヘッド
JPH08230212A (ja) * 1995-01-18 1996-09-10 Hewlett Packard Co <Hp> インク容器の弁調節装置および方法
US5949461A (en) * 1994-02-18 1999-09-07 Nu-Kote Imaging International, Inc. Ink refill bottle
JP2001071529A (ja) * 1999-09-07 2001-03-21 Toshiba Tec Corp バルブ機構、およびこのバルブ機構を備えた液体タンク
JP2002234185A (ja) * 2001-01-11 2002-08-20 Hewlett Packard Co <Hp> 不飽和インクを用いたプリントヘッドのエア管理
JP2004338131A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Olympus Corp 画像記録装置のインク供給系、画像記録装置のインク容器、及び画像記録装置のインク供給方法
JP2006062282A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Ricoh Co Ltd 液体収納容器,液体供給装置およびインクジェット記録装置ならびに画像形成装置
JP2010052378A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Brother Ind Ltd 液体カートリッジユニット

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6416333U (ja) * 1987-07-17 1989-01-26
JPH06966A (ja) * 1992-06-18 1994-01-11 Fuji Xerox Co Ltd インクジェットカートリッジ並びにこれに用いられるインクタンク及びインクジェットヘッド
US5949461A (en) * 1994-02-18 1999-09-07 Nu-Kote Imaging International, Inc. Ink refill bottle
JPH08230212A (ja) * 1995-01-18 1996-09-10 Hewlett Packard Co <Hp> インク容器の弁調節装置および方法
JP2001071529A (ja) * 1999-09-07 2001-03-21 Toshiba Tec Corp バルブ機構、およびこのバルブ機構を備えた液体タンク
JP2002234185A (ja) * 2001-01-11 2002-08-20 Hewlett Packard Co <Hp> 不飽和インクを用いたプリントヘッドのエア管理
JP2004338131A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Olympus Corp 画像記録装置のインク供給系、画像記録装置のインク容器、及び画像記録装置のインク供給方法
JP2006062282A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Ricoh Co Ltd 液体収納容器,液体供給装置およびインクジェット記録装置ならびに画像形成装置
JP2010052378A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Brother Ind Ltd 液体カートリッジユニット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018052039A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 セイコーエプソン株式会社 接続体、および、接続体ユニット
CN113352754A (zh) * 2020-03-06 2021-09-07 株式会社理光 流路零件、液体喷出单元以及喷出液体的装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6253471B2 (ja) 2017-12-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3268227B1 (en) Printing fluid container
US9994030B2 (en) Liquid supply apparatus and liquid container
WO2016143349A1 (ja) 栓部材、及び、液体収容体ユニット
JP2017193150A (ja) 液体収容容器および液体吐出装置
US20150375514A1 (en) Liquid storage container and liquid ejection apparatus
US9676199B2 (en) Tank system
JP2018118453A (ja) インクボトル、ボトルセット
US9114621B2 (en) Liquid container
US20130278685A1 (en) Liquid container
JP6253471B2 (ja) インクジェットプリンター用の接合装置
JP6476636B2 (ja) 液体供給システム、液体供給装置、液体噴射装置及び液体供給方法
US9868291B2 (en) Tank
JP7119815B2 (ja) 廃液収容体及びアタッチメント
JP2010052378A (ja) 液体カートリッジユニット
US9840084B2 (en) Liquid ejecting apparatus
JP4952655B2 (ja) 流体噴射装置およびその製造方法
US20050024423A1 (en) Inkjet recording apparatus and ink cartridge
JP2016215536A (ja) 液体吐出ヘッド
WO2016031233A1 (ja) 記録装置
JP2015205456A (ja) 記録ユニット
JP2016185644A (ja) 液体カートリッジ及び液体消費装置
JP2017007146A (ja) 液体カートリッジ及び液体消費装置
JP6243681B2 (ja) インク供給装置及びインクカートリッジ
JP2020168822A (ja) 液体吐出装置
JP2017196895A (ja) 液体収容容器および液体吐出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170316

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6253471

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250