JP2015180807A - 鉄骨部材の耐火構造 - Google Patents

鉄骨部材の耐火構造 Download PDF

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Abstract

【課題】鉄骨部材の精度に起因するボード部材の施工コストの上昇を防止しつつ、鉄骨部材の耐火性能を向上させる。【解決手段】ボード部材150を支持するスタッド120は、スラブ12、14に設けられたランナー130に、長手方向の端部が支持されている。また、スタッド120は鉄骨柱110と間隔をあけて配置されている。また、ボード部材150の幅方向の端部150T同士が突き当てられた四つ隅部102では、一方のスタッド120Yを強軸方向の端部120を、他方のスタッド120Xの弱軸方向の端部120が支える構造である。【選択図】図1

Description

本発明は、鉄骨部材の耐火構造に関する。
鉄骨耐火被覆は鉄骨建築物を火災から守る代表的な対策で、鉄骨柱に耐火被覆を施すことにより、火災時における鉄骨柱の温度上昇を許容値以内に抑え、部材耐力低下や熱膨張の影響を抑える役割を果たしている。鉄骨柱の耐火構造は、建築物の構造別、部位別、階数別に耐火性能を備えていることが必要とされている。
例えば、鉄骨部材を耐火被覆する構造としては、鉄骨部材の外周にロックウール等の耐火被覆材を吹付け、その周りを仕上げボードで囲んで仕上げる構造が知られている。
また、特許文献1には、吹付け材を省略し、鉄骨部材のコーナー部に下地材を取り付け、その下地材に仕上げ兼用の耐火ボードを取り付けることにより、薄型の仕上げ兼用耐火被覆とする構造が提案されている(特許文献1を参照)。
しかし、特許文献1のように、鉄骨部材に直接取り付けられた下地材に耐火ボードを取り付ける構造は、耐火ボードの施工精度が鉄骨部材の精度の影響を受けるため、所望の精度を確保しつつ耐火ボードを施工することは難しいとされている。このため、耐火ボードの施工に手間がかかり、耐火ボードの施工コストが上昇する。
特開2002−180569号公報
本発明は、上記を考慮し、鉄骨部材の精度に起因するボード部材の施工コストの上昇を防止しつつ、鉄骨部材の耐火性能を向上させることが課題である。
請求項1の発明は、構造物を構成する鉄骨部材の周りを前記鉄骨部材と間隔をあけて囲む複数のボード部材と、前記鉄骨部材と前記ボード部材との間に前記鉄骨部材の軸方向を長手方向として配置されると共に前記軸方向と直交する幅方向に間隔をあけて複数配置され、前記ボード部材を支持する支持部材と、を有し、前記支持部材は、強軸方向と弱軸方向とを有した断面形状をしており、前記ボード部材の面外方向を強軸方向として配置され、長手方向両端部が前記構造物を構成する前記鉄骨部材以外の構造部材に支持されると共に、前記鉄骨部材との間で隙間が形成され、前記ボード部材の前記幅方向の端部同士が突き当てられた隅部には、一方と他方の前記ボード部材が固定され支持された第一の支持部材と、他方の前記ボード部材が支持され前記第一の支持部材に接触する第二の支持部材と、が配置され、前記第一の支持部材の強軸方向端部と、前記第二の支持部材の弱軸方向端部と、が接触して配置され、前記隅部以外に設けられた前記支持部材は、前記隅部間に配置され、前記ボード部材が固定されている。
請求項2の発明は、構造物を構成する鉄骨部材の周りを前記鉄骨部材と間隔をあけて囲む複数のボード部材と、前記鉄骨部材と前記ボード部材との間に前記鉄骨部材の軸方向を長手方向として配置されると共に前記軸方向と直交する幅方向に間隔をあけて複数配置され、前記ボード部材を支持する支持部材と、を有し、前記支持部材は、強軸方向と弱軸方向とを有した断面形状をしており、前記支持部材は前記ボード部材の面外方向を弱軸方向として配置され、長手方向両端部が前記構造物を構成する前記鉄骨部材以外の構造部材に支持されると共に、前記鉄骨部材との間で隙間が形成され、前記ボード部材の前記幅方向の端部同士が突き当てられた隅部には、一方と他方の前記ボード部材が固定され支持された第一の支持部材と、他方の前記ボード部材を支持し前記第一の支持部材に接触する第二の支持部材と、が配置され、前記第一の支持部材の弱軸方向端部と、前記第二の支持部材の強軸方向端部と、が接触して配置され、前記隅部以外に設けられた前記支持部材は、前記隅部間に配置され、前記ボード部材が固定されている。
したがって、ボード部材を支持する支持部材は、長手方向両端部が構造物を構成する鉄骨部材以外の構造部材に支持されると共に、鉄骨部材との間で隙間が形成されているので、鉄骨部材の精度に影響を受けることなく、ボード部材を施工することができる。
また、仮に隅部におけるボード部材の幅方向の端部同士が突き当てられた部位が開いたとしても、開いた隙間から侵入する火炎や熱を隅部に配置した第一の支持部材と第二の支持部材とが防御するので、鉄骨部材が直接過熱されることが防止され、その結果、鉄骨部材の温度上昇が遅くなる。
このように、本発明が適用されていない構造と比較し、鉄骨部材の精度に起因するボード部材の施工コストの上昇を防止しつつ、鉄骨部材の耐火性能が向上する。
また、請求項1に記載の発明では、支持部材がボード部材の面外方向以外を強軸方向として配置されている構造と比較し、ボード部材の面外剛性が向上する。
また、請求項2に記載の発明では、支持部材がボード部材の面外方向以外を弱軸方向として配置されている構造と比較し、ボード部材で囲まれた軸方向と直交する断面の仕上げ幅が抑えられる。
請求項3の発明は、前記鉄骨部材は、上下方向を軸方向として配置された鉄骨柱とされ、前記支持部材は、上下方向を長手方向として立てられている
したがって、鉄骨柱の精度に起因するボード部材の施工コストの上昇を防止しつつ、鉄骨柱の耐火性能が向上する。
また、例えば、支持部材が横方向を長手方向として配置されている構成と比較し、支持部材の剛性を高めたり数を増やしたりすることなく、ボード部材の面外方向の変形が抑制される。
請求項4の発明は、前記支持部材の長手方向端部は、前記構造物に設けられた取付部材に取り付けられ、前記取付部材と前記支持部材の長手方向端部との間に、摩擦抵抗低減材又は弾性部材が挟まれている。
したがって、取付部材と支持部材の長手方向端部とが直接接触する構成と比較し、取付部材と支持部材の長手方向端部とが擦れることによって発生するきしみ音等が低減する。
請求項5の発明は、前記第一の支持部材及び前記第二の支持部材の少なくとも一方に断熱部材が設けられている。
したがって、隅部に配置された第一の支持部材及び第二の支持部材の少なくとも一方が高い断熱効果を発揮する。よって、第一の支持部材及び第二の支持部材の両方共に断熱材が設けられていない構造と比較し、隅部におけるボード部材の幅方向の端部同士が突き当てられた部位が開いた際の耐熱性能が向上する。
請求項6の発明は、前記支持部材の長手方向端部の少なくとも一方の端部は、前記構造物に長手方向に拘束されないで支持されている。
したがって、熱によって支持部材の長手方向端部を支持する構造物が軸方向に延びても、支持部材は追従して伸長ないので、支持部材が伸長することによる不具合、例えば、ボード部材の横目地の開きが抑制される。
以上説明したように本発明によれば、本発明が適用されていない構造と比較し、鉄骨部材の精度に起因するボード部材の施工コストの上昇を防止しつつ、鉄骨部材の耐火性能を向上させることができる。
本発明の第一実施形態に係る鉄骨部材の耐火構造が適用された柱を示す一部切り欠いた斜視図である。 図1の柱における軸方向と直交する方向の断面図である。 図1の柱における軸方向に沿った方向の断面図である。 (A)は図2の水平面図の隅部を拡大した拡大断面図であり、(B)はスタッドにおける軸方向と直交する方向の断面図である。 第一変形例の図4(A)に対応する拡大断面図である。 第二変形例のスタッドの端部がランナーに支持されている部位を示す(A)は軸方向に沿った方向の断面図であり、(B)は外側から内側に見た正面図である。 本発明の第二実施形態に係る鉄骨部材の耐火構造が適用された柱を示す図1に対応する断面図である。 本発明の第三実施形態に係る鉄骨部材の耐火構造が適用された柱を示す図1に対応する断面図である。
<第一実施形態>
図1〜図4を用いて、本発明の第一実施形態に係る鉄骨部材の耐火構造が適用されて構成された柱について説明する。図中の矢印Zは鉛直方向を示す。
図1〜図3に示すように、構造物10の柱100は、鉄骨柱110がボード部材150で耐火被覆された構成とされている。なお、図1と図2とに示すように、柱100(柱100の壁面を構成するボード部材150で囲まれた部位)の水平断面は略正方形状とされ、この柱100の断面における鉄骨柱110に向かう方向を内側方向とし、鉄骨柱110から離れる方向を外側方向とする。
また、図1と図3とに示すように鉛直方向を矢印Zで示し、X方向とY方向とは直交し、X方向及びY方向にZ方向が直交する。なお、X方向又はY方向に沿って配置された部材の符号の後に「X」又は「Y」を付して区別する場合がある。また、上側の部材には符号の後に「U」を付し、下側の部材には「L」を付して区別する場合がある。
図1と図2とに示すように、本実施形態においては、鉄骨柱110は水平断面が略正方向形の鋼管とされている。図1〜図3に示すように、この鉄骨柱110の周りがボード部材150によって囲まれている。なお、鉄骨柱110は、鉛直方向(Z方向)を軸方向として配置されている。
ボード部材150は、内側(鉄骨柱110側)に配置された下張りボード152と、下張りボード152の外面に重ねられた仕上げ兼用の上張りボード154と、で構成されている。本実施形態では、下張りボード152は強化石膏ボードで構成され、上張りボード154は石膏ボードで構成されている。つまり、ボード部材150は、仕上げ兼用の耐火被覆材とされている。
ここで、石膏ボードは石膏を主成分とした素材を板状にして特殊な用紙で包んで構成された耐火ボードとされ、強化石膏ボードは石膏の芯にガラス繊維などを加えて耐火性能を強化した耐火ボードとされている。なお、通常、石膏は多量の結晶水を含んでおり、炎や熱に晒されると、この結晶水が蒸気として空気中に放出される。そして、結晶水の蒸発によって熱が吸収されることによって、断熱効果が発揮される。
図1と図3とに示すように、ボード部材150を構成する内側の下張りボード152及び外側の上張りボード154は、それぞれ鉛直方向(上下方向)に二枚並べられて配置されている。但し、下張りボード152の横目地152Sと上張りボード154の横目地154Sとは鉛直方向(上下方向)に位置がずれるように配置されている。
図1〜図3に示すように、下張りボード152と上張りボード154とが面外方向に重ねられ接合されて構成されたボード部材150は、鉄骨柱110の外側に間隔をあけて(別の言い方をすると鉄骨柱110とボード部材150との間に)立てられたスタッド120によって支持されている。
図4に示すように、本実施形態では、スタッド120は軽鉄製のC形鋼とされている。スタッド120の水平断面の形状は略長方形とされ、強軸方向Kと弱軸方向Jとを有した断面形状とされている。
なお、強軸とは断面二次モーメントが最大になる断面主軸とされ、弱軸とは断面二次モーメントが最小となる断面主軸とされる。また、断面主軸とは、断面の図心を通る直交する二つの軸のうち、その軸に対する断面2次モーメントが最大(強軸)・最小(弱軸)となる組の軸とされる。
また、本実施形態では、スタッド120の水平断面形状は略長方形であるので、水平断面における強軸方向Kと長手方向(長方形の長辺に沿った方向)とが一致又は略一致し、弱軸方向Jと短手方向(長方形の短辺に沿った方向)とが一致又は略一致する。
図1〜図3に示すように、スタッド120は、鉄骨柱110の軸方向、すなわち鉛直方向(Z方向)を長手方向として配置されている。また、スタッド120は軸方向と直交する幅方向に間隔をあけて複数配置されている、言い換えると、本実施形態では、スタッド120は、X方向とY方向とに沿って、間隔をあけて複数配置されている。
図3に示すように、スタッド120の上下方向(長手方向)の端部120U,122Lが、構造物10の躯体を構成する上下のスラブ12、14に設けられたランナー130U,130Lに支持されている。よって、スタッド120は、鉄骨柱110に対して独立して支持されている。
図1と図3とに示すように、ランナー130U、130Lは、軽鉄製とされ、垂直断面が溝状のレールとされている。また、ランナー130U、130Lはそれぞれ鉄骨柱110の周囲にX方向とY方向とに沿って、スラブ12、14に設けられている。本実施形態では、スタッド120の上下方向(長手方向)の端部120U,120Lは、ランナー130U,130Lを構成するフランジ132に、タップネジやステープル(図示略)で固定されている。
図1と図2とに示すように、本実施形態では、ボード部材150に囲まれた柱100の内部における四つの隅部102(後述する)と、各隅部102間(幅方向の中央部)と、にそれぞれスタッド120が立てられている。また、図1に示すように、スタッド120間には、幅方向(水平方向)を長手方向として配置された振れ止め用の横棒140が設けられている。
図1〜図3に示すように、スタッド120にボード部材150が固定されている。本実施形態では、まず下張りボード152をスタッド120にドリリングタッピンねじ142(図1、図2参照)で固定した後に、下張りボード152に上張りボード154を接着剤とステープル(図示略)で接合した。なお、上張りボード154も、ドリリングタッピンねじ142で下張りボード152を貫通させてスタッド120に固定してもよい。
図3に示すように、本実施形態では、ボード部材150の上下の端面150U,150Lとスラブ12、14との間に隙間ができないように、ボード部材150の上下の端面150U,150Lとスラブ12、14との間にロックウール等で構成された耐火シール材144U,144Lが挟まれている(図6(A)も参照)。なお、耐火シール材144U,144Lが挟まれていない構造であってもよい。
つぎに、スタッド120の配置ついて説明する。
図2に示すように、各スタッド120は、柱100の壁面を構成する各ボード部材150の面外方向(板厚方向)を強軸方向K(図4(B)を参照)として配置されている。なお、図1に示すように、ランナー130のフランジ132間(溝幅)は、スタッド120の強軸方向Kが収まる幅とされている。
図2に示すように、柱100の四つの隅部102は、各ボード部材150の幅方向(X方向及びY方向)の端部150T同士が突き当てられている。
より詳しく一例を説明すると、図4(A)に示す隅部102では、一方のボード部材150Yの下張りボード152Yの端部の側面154YTSに、他方のボード部材150Xの下張りボード152Xの端部の端面152XTTが突き当てられている。また、一方のボード部材150Yの下張りボード152Yの端部の端面154YTT及び上張りボード154Yの端部の端面154YTTが、他方のボード部材150Xの上張りボード154Xの端部の側面154XTSに突き当てられている
そして、隅部102においては、ボード部材150Xとボード部材150Yとを支持するスタッド120Yの強軸方向K(図4(B)を参照)の端部120YKと、ボード部材150Xを支持するスタッド120Xの弱軸方向J(図4(B)参照)の端部120XJと、が接触するように配置されている。
なお、必ずしも、スタッド120の端部120Kとスタッド120の端部120Sとは接触している必要はない。スタッド120の長手方向の一部に又は全域に亘って若干隙間があいた近接状態であってもよい。
また、図1に示すようにランナー130に取り付けられているスタッド120の上下の端部120U,120Lは、ランナー130のフランジ132が間に挟まれているが、ランナー130の板厚は非常に薄いので近接状態とされる。
なお、本実施形態では、図4に示すように、隅部102では、ボード部材150Y,150Xは、一方のボード部材150Yと他方のボード部材150Xを支持するスタッド120Yにはドリリングタッピンねじ142で固定されているが、他方のボード部材150Xを支持するスタッド120Xにはドリリングタッピンねじ142で固定されていない。但し、ボード部材150Xはスタッド120Xに当接して支持されている。
つぎに、本実施形態の作用及び効果について説明する。
構造物10の柱100を構成する鉄骨柱110の周囲をボード部材150で囲み耐火被覆を施すことにより、火災時における鉄骨柱110の温度上昇が抑えられ、その結果、火災時における鉄骨柱110の耐力低下や熱膨張の影響が抑えられる。
鉄骨柱110の周りを囲むボード部材150を支持するスタッド120は、スラブ12、14に設けられたランナー130に、長手方向の端部120U,120Lが支持されている(図3を参照)。また、スタッド120は鉄骨柱110と間隔をあけて配置されている。したがって、鉄骨柱110の精度に影響を受けることなく、スタッド120を設置することができる。よって、例えば、鉄骨柱110に直接、或いは下地材等を介してボード部材150を接着接合する構成等と比較し、ボード部材150を容易に精度良く施工することができる。これにより、ボード部材150の施工(鉄骨柱110の耐火被覆)と壁等の内装工事とが同一の業者による施工が可能となる。したがって、鉄骨柱110に直接、或いは下地材等を介してボード部材150を接着接合する構成等と比較し、ボード部材150施工コストが低減する。
また、図4に一例として示すボード部材150の幅方向の端部150T同士が突き当てられた四つ隅部102では、一方のスタッド120Yの強軸方向Kの端部120YKを、他方のスタッド120Xの弱軸方向Jの端部120XJが支える構造となる。よって、一方のボード部材150Yの面外方向に対する一方のスタッド120Yの座屈長さが抑えられる。これにより、隅部102における一方のボード部材150Yの面外変形が抑えられる。
更に、隅部102における他方のボード部材150Xの面外変形は、スタッド120Yとスタッド120Xとの両方で支えるので、他方のボード部材150Xの面外変形が抑えられる。
このように、スタッド120の肉厚を厚くする等して剛性を高めることなく、隅部102における一方と他方のボード部材150の所望する面外剛性が確保される。よって、施工コストの上昇を抑制又は施工コストを削減しつつ、所望するボード部材150の面外剛性が確保される。
また、各スタッド120は、各ボード部材150の面外方向を強軸方向Kとして配置されているので、各ボード部材150の面外剛性が向上する。
ここで、強化石膏ボード及び石膏ボードを構成する石膏は、多量の結晶水を含んでおり炎や熱に晒されると、この水が蒸気として空気中に放出されるのに伴って熱を吸収し、断熱効果を発揮する。
このように強化石膏ボード及び石膏ボードで構成されたボード部材150は、結晶水が蒸発し耐熱効果を発揮するが、ボード部材150の外面側から温度が上昇するので、外面側の結晶水から蒸発する。したがって、結晶水の蒸発に伴い外面側が収縮する。これにより、図4(A)に想像線(二点破線)で示すように、ボード部材150は端部150Tが外側に向かって湾曲するように変形し、端部150T同士が突き当てられた部位が開く場合がある。
しかし、仮に隅部102が開いたとしても、隅部102に配置された二つのスタッド120が火炎や熱の侵入を防御(ガード)し、鉄骨柱110が直接加熱されることが防止される。更に、隅部102の開きによる一方のボード部材150Yの面外方向からの火炎や熱の侵入が、スタッド120Yとスタッド120Xの両方で防御される。
このように、本発明を適用することで、鉄骨柱110の精度に起因するボード部材150の施工コストの上昇を防止しつつ、鉄骨柱110の耐火性能が向上する。
また、スタッド120の肉厚を厚くする等して剛性を高めることなく、言い換えると施工コストの上昇を抑制又は施工コストを削減しつつ、隅部102における一方と他方のボード部材150の所望する面外剛性を確保することができる。
また、鉄骨柱110にロックウール等の吹付け材(耐火被覆材)を吹付け、その周りを仕上げ用のボードで囲った構造と比較し、本実施形態のように、吹付け材を省略し、鉄骨柱110の周りを耐火被覆材と仕上げ材とを兼用したボード部材150で囲む構造とすることで、ボード部材150で囲まれた軸方向と直交する断面(柱100の水平断面)の仕上げ幅が抑えられ、その結果、居室の有効面積を大きくすることができる。
なお、本実施形態では、スタッド120は、鉄骨柱110と間隔をあけて配置されていたが、これに限定されない。スタッド120と鉄骨柱110との間にスペーサが挟まれていてもよい。或いは、スタッド120の長手方向の一部又は全部が鉄骨柱110と接触していてもよい。但し、スペーサが挟まれたり接触したりする構造であっても、スタッド120は、鉄骨柱110から独立して支持された構造とする。
また、本実施形態では、ボード部材150を構成する下張りボード152は強化石膏ボードで構成され、上張りボード154は石膏ボードで構成されていたが、これに限定されない。上張りボード154にも強化石膏ボードを用いてもよい。なお、上張りボード154にも強化石膏ボードを用いることで、耐火性能が更に高められる。
<第一変形例>
図5に示すように、第一変形例では、スタッド120の中にロックウール160が充填されている。したがって、スタッド120が高い断熱効果を発揮する。よって、隅部102におけるボード部材150の幅方向の端部150T同士が突き当てられた部位が開いた際の耐熱性能が向上する。
なお、スタッド120の中にはロックウール160以外の断熱部材が設けられていてもよい。例えば、スタッド120の中にモルタル、グラスウール、石膏ボード等の材料が充填されていてもよい。
更に、スタッド120の周囲をグラスウールやモルタル等の断熱部材で覆った構成であってもよい。要はスタッド120に断熱部材が設けられ、スタッド120の断熱効果が向上されていればよい。
<第二変形例>
図6(A)に示すように、第二変形例では、ランナー130とスタッド120の上下方向(長手方向)の端部120U,120Lとの間に、フッ素樹脂などで構成された摩擦抵抗低減材170が挟まれている。なお、図6(A)では、判りやすくするため、ランナー130とスタッド120の板厚を実際よりも厚く記載している。つまり、想像線で示すボード部材150やボード155(後述する)の板厚に対して、実際のランナー130及びスタッド120の板厚は非常に薄い。
このような構造とすることで、地震等の振動によって、ランナー130とスタッド120の端部120U,120Lとが擦れることによって発生するきしみ音等が低減する。なお、摩擦抵抗低減材170の代わりに、ゴムなどの弾性体が挟まれていてもきしみ音等が低減する。また、ユニバーサルジョイント等によって支持されていてもよい。
更に、図6(A)及び図6(B)に示すように、ランナー130のフランジ132には、上下方向を長手方向とする長孔134が形成されている。そして、この長孔134に挿通されたビス136でスタッド120の端部120U,120Lがランナー130に取り付けられている。つまり、スタッド120の端部120U,120Lは、長手方向に拘束されないで支持されている。
このような構造とすることで、火事等の際に鉄骨柱110(図1、図3参照)が熱によって軸方向に伸長し、これによりスラブ12とスラブ14との間が広がっても、スタッド120は長孔134分、追従しない、つまりスタッド120は伸長しない。よって、スタッド120が伸長することによる不具合、例えば、ボード部材150の横目地152S,154S(図1、図3参照)の開きが抑制される。
なお、スラブ12とスラブ14との間の間隔が広がることによって、ボード部材150の上下端部とスラブ12、14との間が開く場合がある。よって、図6(A)に想像線(二点破線)で示すように、ボード部材150の上下端部とスラブ12、14との間が開いても直火浸入を防止するため、ボード部材150の外側に遮炎用のボード155を配置してもよい。
また、長孔134以外の構成で、スタッド120の端部120U,120Lが、長手方向に拘束されないで支持されていてもよい。
<第二実施形態>
図7を用いて、本発明の第二実施形態に係る柱について説明する。なお、第一実施形態とは、スタッド120の配置とランナーの溝幅以外は略同じ構造である。よって、他の構造部分の説明は省略する。また、第一実施形態と同様の部材には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図7に示すように、各スタッド120は、柱105の壁面を構成する各ボード部材150の面外方向を弱軸方向J(図4(B)を参照)として配置されている。なお、図示されていないがランナーの溝幅は、弱軸方向Jが収まる幅とされている。
各ボード部材150の幅方向の端部150T同士が突き当てられて形成された四つの隅部102のスタッド120の配置は、一例として、一方のボード部材150Yと他方のボード部材150Xを支持するスタッド120Yの弱軸方向Jの端部120YJと、他方のボード部材150Xを支持するスタッド120Xの強軸方向Kの端部120XKと、が接触又は近接するように配置されている。
つぎに、本実施形態の作用及び効果について説明する。
第一実施形態と同様に、本実施形態においても、鉄骨柱112の精度に起因するボード部材150の施工コストの上昇を防止しつつ、鉄骨柱112の耐火性能が向上する等の効果を果たす。
また、スタッド120がボード部材150の面外方向を弱軸方向Jとして配置されているので、ボード部材150で囲まれた軸方向と直交する断面(柱105の水平断面)の仕上げ幅が更に抑えられる。
なお、本実施形態においても、第一実施形態の第一変形例及び第二変形例を適用することができる。
<第三実施形態>
図8を用いて、本発明の第三実施形態に係る柱について説明する。なお、第一実施形態と第二実施形態と同様の部材には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図8に示すように、本実施形態においては、鉄骨柱112は水平断面が略長方形の鋼管とされ、柱107(柱107の壁面を構成するボード部材150で囲まれた部位)の水平断面も略長方形形状とされている。
そして、スタッド120Yは、長方形の長辺を構成するボード部材150Yの面外方向を強軸方向K(図4(B)を参照)として配置され、スタッド120Xは長方形の短辺を構成するボード部材150Xの面外方向を弱軸方向J(図4(B)を参照)として配置されている。
なお、他の構造は第一実施形態及び第二実施形態と同様であるので、説明を省略する。
つぎに、本実施形態の作用及び効果について説明する。
第一実施形態及び第二実施形態と同様に、本実施形態においても、鉄骨柱112の精度に起因するボード部材150の施工コストの上昇を防止しつつ、鉄骨柱112の耐火性能が向上する等の効果を果たす。
そして、面外剛性が小さい長辺を構成するボード部材150Yを支持するスタッド120Yは、面外方向を強軸方向Kとして配置されているので、ボード部材150Yの面外剛性が向上する。
また、面外剛性が大きい長方形の短辺を構成するボード部材150Xを支持するスタッド120Xは、面外方向を弱軸方向Jとして配置されているので、柱105におけるX方向の仕上げ幅が抑えられる。
なお、本実施形態においても、第一実施形態の第一変形例及び第二変形例を適用することができる。
<その他>
本発明は上記実施形態に限定されない。
上記実施形態では、ボード部材150は、下張りボード152及び上張りボード154の二枚のボードを面外方向に重ねた構成であったが、これに限定されない。三枚以上のボードが重ねられた構成のボード部材であってもよい。或いは、一枚のボードで構成されていてもよい。
更に、本実施形態では、ボード部材150を構成する内側の下張りボード152及び外側の上張りボード154は、石膏ボード(正確には、下張りボード152は繊維補強された強化石膏ボード)で構成されていたが、これに限定されない。石膏ボード以外の耐火ボード、例えば、繊維混入けい酸カルシウム板、モルタルボード、ロックウールボード、セラミックファイバーボード、PC板、ALCパネル、押し出し成形セメント板等で構成されていてもよい。また、ボード部材が耐火ボード以外のボード(化粧板など)で構成されていてもよい。或いは、ボード部材が複数枚のボードで構成されている場合は、耐火ボードと耐火ボード以外のボードとが組合わされた構成であってもよい。
また、上記実施形態では、支持部材は、断面C字形状のスタッドであったが、これに限定されない。他の形状の支持部材であってもよい。例えば、正方形、円形(楕円を含む)、管状、或いは断面H形状等の支持部材であってもよい。
また、上記実施形態では、支持部材としてのスタッドは、鉄骨柱以外の構造部材の一例としてのスラブに設けられたランナーに支持されていたがこれに限定されない。どのような支持構造であってもよい。例えば、断面L字状等のアングルをスラブや梁等の構造部材に設け、このアングルにスタッドを固定した構造であってもよい。
また、上記実施形態では、鉄骨柱の垂直断面が略矩形状(略長方形又は略正方形)の鋼管であったが、これに限定されない、例えば、円形の鋼管やH形鋼等であってもよい。
また、管状の鉄骨柱(鋼管柱)であれば、その中にコンクリートやモルタル等が充填されていてもよい。
また、鉄骨柱とボード部材との間に、支持部材以外の他の部材が配置されていてもよい。例えば、鉄骨柱とボード部材との間にグラスウールなどの断熱材が配置されていてもよい。別の言い方をすると、鉄骨柱の周りがグラスウールなどの断熱材が巻かれ、この断熱材の外側をボード部材で囲んだ(耐火被覆した)構造であってもよい。
また、上記実施形態では、柱の水平断面が略矩形状(略長方形又は略正方形)であったが、これに限定されない、三角形や五角形以上の多角形状であってもよい。或いは、一部又は全部の辺が湾曲した形状であってもよい。
また、上記実施形態では、柱の四つの隅部の全部に、一方と他方のボード部材を支持する第一の支持部材と、一方のボード部材を支持し第一の支持部材に接触又は近接する第二の前記支持部材と、が配置されていたがこれに限定されない。少なくとも隅部の一つが、第一の支持部材と、第一の支持部材に接触又は近接する第二の支持部材と、が配置されていればよい。
また、隅部以外の支持部材(スタッド)の配置は、どのような配置であってもよい。例えば、隅部のみ支持部材が配置されていてもよい。或いは、隅部以外の支持部材は、鉛直方向を長手方向として配置されていなく、斜めに配置されていてもよい。
また、上記実施形態では、構造物を構成する鉄骨柱の耐火構造に本発明を適用したが、これに限定されない。鉄骨コンクリート構造等の鉄骨構造や鉄骨鉄筋構造の構造物を構成する鉄骨部材の耐火構造に適用することができる。
例えば、複合耐火構造(例えば、鉄骨柱を壁と耐火ボードで囲む耐火構造)にも適用可能である。
或いは、鉄骨梁の耐火構造にも本発明を適用することができる。なお、鉄骨梁の構造は、上記実施形態で説明した鉄骨柱の構造を90°傾けた構造と略同様であり、鉄骨梁の軸方向は水平方向となる。
更に、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない
10 構造物
12 スラブ(構造物を構成する鉄骨部材以外の構造部材)
14 スラブ(構造物を構成する鉄骨部材以外の構造部材)
100 柱
102 隅部
105 柱
107 柱
110 鉄骨柱(鉄骨部材)
112 鉄骨柱(鉄骨部材)
120 スタッド(支持部材)
120K 強軸方向端部
120S 弱軸方向端部
120T 端部(長手方向端部)
130 ランナー(取付部材)
150 ボード部材
150T 端部(幅方向の端部)
152 下張りボード(ボード部材)
154 上張りボード(ボード部材)
160 グラスウール(断熱部材)
170 摩擦抵抗低減材
K 強軸方向
J 弱軸方向

Claims (6)

  1. 構造物を構成する鉄骨部材の周りを前記鉄骨部材と間隔をあけて囲む複数のボード部材と、
    前記鉄骨部材と前記ボード部材との間に前記鉄骨部材の軸方向を長手方向として配置されると共に前記軸方向と直交する幅方向に間隔をあけて複数配置され、前記ボード部材を支持する支持部材と、
    を有し、
    前記支持部材は、強軸方向と弱軸方向とを有した断面形状をしており、前記ボード部材の面外方向を強軸方向として配置され、長手方向両端部が前記構造物を構成する前記鉄骨部材以外の構造部材に支持されると共に、前記鉄骨部材との間で隙間が形成され、
    前記ボード部材の前記幅方向の端部同士が突き当てられた隅部には、
    一方と他方の前記ボード部材が固定され支持された第一の支持部材と、他方の前記ボード部材が支持され前記第一の支持部材に接触する第二の支持部材と、が配置され、
    前記第一の支持部材の強軸方向端部と、前記第二の支持部材の弱軸方向端部と、が接触して配置され、
    前記隅部以外に設けられた前記支持部材は、前記隅部間に配置され、前記ボード部材が固定されている、
    鉄骨部材の耐火構造。
  2. 構造物を構成する鉄骨部材の周りを前記鉄骨部材と間隔をあけて囲む複数のボード部材と、
    前記鉄骨部材と前記ボード部材との間に前記鉄骨部材の軸方向を長手方向として配置されると共に前記軸方向と直交する幅方向に間隔をあけて複数配置され、前記ボード部材を支持する支持部材と、
    を有し、
    前記支持部材は、強軸方向と弱軸方向とを有した断面形状をしており、前記支持部材は前記ボード部材の面外方向を弱軸方向として配置され、長手方向両端部が前記構造物を構成する前記鉄骨部材以外の構造部材に支持されると共に、前記鉄骨部材との間で隙間が形成され、
    前記ボード部材の前記幅方向の端部同士が突き当てられた隅部には、
    一方と他方の前記ボード部材が固定され支持された第一の支持部材と、他方の前記ボード部材を支持し前記第一の支持部材に接触する第二の支持部材と、が配置され、
    前記第一の支持部材の弱軸方向端部と、前記第二の支持部材の強軸方向端部と、が接触して配置され、
    前記隅部以外に設けられた前記支持部材は、前記隅部間に配置され、前記ボード部材が固定されている、
    鉄骨部材の耐火構造。
  3. 前記鉄骨部材は、上下方向を軸方向として配置された鉄骨柱とされ、
    前記支持部材は、上下方向を長手方向として立てられている、
    請求項1又は請求項2に記載の鉄骨部材の耐火構造。
  4. 前記支持部材の長手方向端部は、前記構造物に設けられた取付部材に取り付けられ、
    前記取付部材と前記支持部材の長手方向端部との間に、摩擦抵抗低減材又は弾性部材が挟まれている、
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の鉄骨部材の耐火構造。
  5. 前記第一の支持部材及び前記第二の支持部材の少なくとも一方に断熱部材が設けられている、
    請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の鉄骨部材の耐火構造。
  6. 前記支持部材の長手方向端部の少なくとも一方の端部は、前記構造物に長手方向に拘束されないで支持されている、
    請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の鉄骨部材の耐火構造。
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