JP2015179952A - 制御システム、hemsコントローラ、および制御方法 - Google Patents

制御システム、hemsコントローラ、および制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】端末装置を用いて電気機器を遠隔制御する制御システムであって、インターネット経由の通信のデータ量を抑えつつ電気機器の状態の変化を的確に検出できる制御システムを提供する。
【解決手段】サーバ300と電気機器200との間の通信を中継するためのHEMSコントローラ100は、電気機器に対して状態を問い合わせ(#1−1)、その応答(#1−2)によって電気機器の状態を取得する。HEMSコントローラは、取得した状態とメモリに記憶されている以前の状態とを比較することで(#1−3)、状態変化があったか否かを判断する。そして、状態変化があった場合には、電気機器の状態をメモリに記憶すると共に(#2)サーバに通知し(#3)、状態変化がなかった場合にはサーバに通知しないで状態の取得を繰り返す。
【選択図】図4

Description

この発明は制御システム、HEMSコントローラ、および制御方法に関し、特に、端末装置を用いて電気機器を遠隔制御する制御システム、HEMSコントローラ、および制御方法に関する。
スマートフォンやタブレットなどの端末装置を用いて、空調機や照明器具などの電気機器を遠隔操作する技術が様々に提案されている。このような制御システムでは、一般的に、電気機器が通信機能を有して、直接、またはHEMSコントローラを介してサーバと通信可能であって、端末装置が該サーバを介して制御指示を行なう。HEMSコントローラとは、住宅向けの電力使用量の可視化、節電(二酸化炭素排出量の削減)のための機器制御、ソーラー発電機等の再生可能エネルギーや蓄電器の制御等を行なうエネルギー監理システム(HEMS)に用いられるコントローラを指す。
このような遠隔操作の前提として、ユーザは端末装置を用いて各電気機器の現在の状態を知りたいという要求がある。たとえば特開2004−295873号公報(以下、特許文献1)は、インターネット経由で電気機器の動作状態を問い合わせることで、リアルタイムで各機器の動作状態を検出できる遠隔制御システムを開示している。
特開2004−295873号公報
しかしながら、上記の特許文献1に開示された技術を利用してサーバを介して電気機器の状態を問い合わせることによって端末装置で電気機器の状態変化を的確に検出しようとすると、インターネットを経由する通信量が多くなってしまうという問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、インターネット経由の通信のデータ量を抑えつつ電気機器の状態の変化を的確に検出できる制御システム、HEMSコントローラ、および制御方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、制御システムは、端末装置との間で通信可能なサーバと、サーバと電気機器との間の通信を中継するためのHEMSコントローラとを備える。HEMSコントローラは、メモリに電気機器の状態を記憶させるための記憶部と、電気機器と定められた第1の頻度で通信し、電気機器の状態を得るための取得部と、取得部で得られた電気機器の状態がメモリに記憶されている状態から変化しているか否かを判断するための判断部と、電気機器の状態が変化している場合に電気機器の状態をサーバに通知するための通知部とを含む。サーバは、HEMSコントローラから通知された電気機器の状態を、現在の電気機器の状態として端末装置に通知するための通知部を含む。
好ましくは、サーバは、端末装置から電気機器に対する制御指示の入力を受け付けるための入力部と、制御指示に基づく制御信号をHEMSコントローラに対して出力するための出力部と、取得部での電気機器との通信頻度の変更を指示する頻度変更指示信号をHEMSコントローラに対して出力するための指示部とをさらに含む。HEMSコントローラは、サーバから制御信号と頻度変更指示信号との入力を受け付けるための入力部をさらに含み、頻度変更指示信号に基づき、少なくとも入力部で制御信号の入力を受け付けてから通知部で電気機器の状態をサーバに通知するまでの期間における取得部での前記電気機器との通信頻度を第1の頻度よりも高くする。
より好ましくは、HEMSコントローラの通知部は、サーバから制御指示の入力を受け付けてから予め規定した応答期間内に電気機器の状態がメモリに記憶されている状態から変化していると判断されなかった場合に、応答期間後にサーバに対して所定のメッセージを通知する。
より好ましくは、サーバの通知部は、端末装置から制御指示の入力を受け付けてから予め規定した応答期間内にHEMSコントローラから電気機器の状態の通知がないときに、応答期間後に端末装置に対して所定のメッセージを通知する。
本発明の他の局面に従うと、サーバは、端末装置と、電気機器との間の通信を中継するためのHEMSコントローラとの双方の間で通信可能であって、HEMSコントローラに対して電気機器の状態の取得を指示するための指示部と、HEMSコントローラから電気機器の状態の通知の入力を受け付けるための入力部と、メモリに電気機器の状態を記憶するための記憶部と、HEMSコントローラから通知された電気機器の状態がメモリに記憶されている状態から変化しているか否かを判断するための判断部と、電気機器の状態が変化している場合にHEMSコントローラから通知された電気機器の状態を、現在の電気機器の状態として端末装置に通知するための通知部とを備える。
好ましくは、サーバは、端末装置から受け付けた電気機器に対する制御指示に基づく制御信号をHEMSコントローラに対して出力するための出力部をさらに備え、指示部はHEMSコントローラに対して、さらに、電気機器に状態を問い合わせる頻度を指示し、その頻度は、出力部で制御信号を出力してから通知部で現在の電気機器の状態を端末装置に通知するまでの期間の方が、通知部で現在の電気機器の状態を端末装置に通知してから出力部で制御信号を出力するまでの期間よりも高い。
本発明のさらに他の局面に従うと、HEMSコントローラはサーバと電気機器との間の通信を中継するためのHEMSコントローラであって、メモリに前記電気機器の状態を記憶するための記憶部と、電気機器と所定のタイミングで通信し、電気機器の状態を得るための取得部と、取得部で得られた電気機器の状態がメモリに記憶されている状態から変化しているか否かを判断するための判断部と、電気機器の状態が変化している場合に電気機器の状態をサーバに通知するための通知部とを備える。
好ましくは、HEMSコントローラは、サーバから、他の装置から受け付けた電気機器に対する制御指示に基づく制御信号の入力を受け付けるための入力部をさらに備え、入力部で制御信号の入力を受け付けてから通知部で電気機器の状態をサーバに通知するまでの期間に取得部で電気機器の状態を取得する頻度は、通知部で電気機器の状態をサーバに通知してから入力部で制御信号の入力を受け付けるまでの期間における頻度よりも高い。
本発明のさらに他の局面に従うと、制御方法は電気機器の制御方法であって、サーバと電気機器との間の通信を中継するためのHEMSコントローラが、電気機器に対して状態を問い合わせるステップと、電気機器からHEMSコントローラに対して状態を応答するステップと、電気機器が応答するステップで応答した電機機器の状態と、HEMSコントローラのメモリに記憶されている以前の電機機器の状態とを比較するステップと、比較するステップにおいて電気機器の状態がメモリに記憶されている以前の電気機器の状態から変化していないと判断された場合には、HEMSコントローラが所定のタイミングで電気機器に対して、再度、状態を問い合わせるステップと、比較するステップにおいて電気機器の状態がメモリに記憶されている以前の電気機器の状態から変化していると判断された場合には、HEMSコントローラが電気機器の状態をメモリに記憶すると共に、電気機器の状態をサーバに通知するステップと、サーバが電気機器の状態を現在の電気機器の状態として、サーバのメモリに記憶するステップと、端末装置から電子機器の状態の問い合わせを受け付けると、サーバがメモリから現在の前記電子機器の状態を読み出してユーザに通知するステップとを備える。
この発明によると、インターネット経由の通信のデータ量を抑えつつ、電気機器の状態の変化を的確に検出できる。
実施の形態にかかる制御システムの構成の具体例を示す図である。 制御システムに含まれるHEMSコントローラの装置構成の概略の一例を示すブロック図である。 制御システムに含まれるサーバの装置構成の概略の一例を示すブロック図である。 制御システムでの動作概要を表わした図である。 制御システムでの動作概要を表わした図である。 端末装置の操作画面の遷移の具体例を表わした図である。 端末装置の操作画面の遷移の具体例を表わした図である。 端末装置の操作画面の遷移の具体例を表わした図である。 端末装置の操作画面の遷移の具体例を表わした図である。 端末装置の操作画面の遷移の具体例を表わした図である。 端末装置の操作画面の遷移の具体例を表わした図である。 HEMSコントローラの機能構成の具体例を示すブロック図である。 サーバの機能構成の具体例を示すブロック図である。 HEMSコントローラでの動作の流れの具体例を表わしたフローチャートである。 HEMSコントローラでの動作の流れの具体例を表わしたフローチャートである。 サーバでの動作の流れの具体例を表わしたフローチャートである。 サーバの動作の流れの他の具体例を表わしたフローチャートである。 HEMSコントローラの制御構成の概略を表わしたブロック図である。 状変アナウンスプロパティとサーバ通知プロパティとの関係を模式的に表わした図である。 制御システムでの電気機器の設定と該設定の反映の確認との流れを表わした図である。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、これらの説明は繰り返さない。
[第1の実施の形態]
<システム構成>
図1は、本実施の形態にかかる制御システムの構成の具体例を示す図である。図1を参照して、制御システムは、サーバ300と、家庭内やオフィス内のエアコン(あるいは照明機器や給湯器など)などの電気機器200とサーバ300との間のインターネットを介した通信を中継するためのHEMSコントローラ100およびブロードバンドルータ150とを含む。なお、図1では、電気機器200が1つしか示されていないが、複数台の(複数種類の)電気機器200が存在するものとする。
サーバ300は、後述する処理をそれぞれが分担し協働して行なう複数のサーバからなるものであってもよいし、1台のサーバからなるものであってもよい。サーバ300は、一般的なコンピュータで構成されるものであってもよく、インターネットを介して端末装置400からアクセスが可能である。
HEMSコントローラ100は、複数台の電気機器200と通信できる。HEMSコントローラ100と電気機器200とは、それぞれブロードバンドルータ150に接続されており、同一のサブネット(ネットワークセグメント)を構成する。ブロードバンドルータ150は有線LAN(Local Area Network)を少なくとも備えており、HEMSコントローラ100と有線LANで接続される。好ましくは、ブロードバンドルータ150は無線LANも備えていて、電気機器200らと無線LAN(または有線LAN)で接続される。HEMSコントローラ100は、複数台の電気機器200に(ブロードバンドルータ150を経由して)接続可能である。HEMSコントローラ100は(ブロードバンドルータ150を経由して)インターネットに接続可能であって、インターネットを介してサーバ300と通信する。
<HEMSコントローラ>
図2は、HEMSコントローラ100の装置構成の概略の一例を示すブロック図である。図2を参照して、HEMSコントローラ100は、装置全体を制御するためのCPU(Central Processing Unit)10と、メモリ13とを含む。メモリ13は、一例として、CPU10で実行されるプログラムを記憶するためのメモリであるROM(Read Only Memory)11と、後述する電気機器の状態情報などの各種データを記憶したりCPU10でプログラムを実行する際の作業領域となったりするためのメモリであるRAM(Random Access Memory)12とを含む。
一例として、HEMSコントローラ100は、出力部としてのLED(Light Emitting Diode)14や、スイッチなどの操作部15を含んでもよい。
さらに、HEMSコントローラ100は、無線LAN(または有線LAN)で電気機器200やブロードバンドルータ150と通信するための通信部16とを含む。
なお、図2の装置構成はHEMSコントローラ100の装置構成を簡略化した一例であって、HEMSコントローラ100の装置構成は図2の構成に限定されるものではない。たとえば、本体制御装置と電気機器200との通信装置とが独立して、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)などの通信回路を利用して通信可能に接続された構成されていてもよい。
図18は、HEMSコントローラ100の制御構成の概略を表わしたブロック図である。図18の制御構成は、HEMSコントローラ100のCPU10がメモリ13に記憶されているプログラムを読み出して実行することで、主にCPU10で実現される。しかしながら、一部機能が図2に表わされた他の装置構成で実現されてもよい。
図18を参照して、HEMSコントローラ100の制御構成は、大きくは、サーバ300との通信を制御するためのサーバ通信部110と、ECHONETLite(登録商標)ノード管理部111と、ECHONETLite(登録商標)ノードとの通信を制御するための通信部112とを含む。
ECHONETLite(登録商標)ノード管理部111は、各インスタンス上にある「状変アナウンスプロパティ」の状態と、サーバ300から指定される「サーバ通知プロパティ」の状態とを監視する。
「状変アナウンスプロパティ」とは、変化があれば機器オブジェクト側から通知されるプロパティのことを指し、ECHONETLite(登録商標:以下、省略)規格にて規定されている。すなわち、ECHONETLite規格にて「状変アナウンスプロパティ」はインスタンスごとに規定されている。ECHONETLiteノード管理部111は、新しいインスタンスが検出されるとECHONETLite規格にて規定されている状変アナウンスプロパティマップ(EPC=0x9E)取得して、状変アナウンスプロパティのリストを作成する。
「サーバ通知プロパティ」は、サーバ300へ通知すべきプロパティを指す。ECHONETLiteノード管理部111は、サーバ300から指定されて「サーバー通知プロパティ」のリストを作成する。初期値は空である。
ECHONETLiteノード管理部111は、状変アナウンスプロパティからINF通知を受けるとサーバ通信部110に対して通知する。併せて、ECHONETLiteノード管理部111は、プロパティの最新値を保持する。
ECHONETLiteノード管理部111は、状変アナウンスプロパティとサーバ通知プロパティとの和集合されたプロパティ(監視プロパティ)を取得して、値に変化があったことを検出した場合にはサーバ通信部110に対して通知する。この通知は状変アナウンスプロパティまたはサーバ通知プロパティが変化したことを意味する。さらに、当該通知は、サーバ通知プロパティが含まれているか否かを示す情報(1バイト)も含む。
サーバ通信部110はECHONETLiteノード管理部111から通知を受け付けると、プロパティの中にサーバ通知プロパティが含まれていればサーバ300へ通知する。
図19は、状変アナウンスプロパティとサーバ通知プロパティとの関係を模式的に表わした図である。状変アナウンスプロパティとサーバ通知プロパティとは、図示されたように重複があってもよい。重複がない場合もある。サーバ300は、取得可能な任意のプロパティを「サーバ通知プロパティ」として指定することができる。
図19は、家庭用エアコンクラスの例である。サーバ300から図19のようにサーバ通知プロパティが指定されたとものとする。図19を参照して、設置場所(EPC=0x81)と異常発生状態(EPC=0x88)とは状変アナウンスプロパティに含まれ、サーバ通知プロパティには該当しない。そのため、これらのプロパティからINF通知を受け付けるとECHONETLiteノード管理部111からサーバ通信部110に対して通知されるものの、サーバ通信部110はサーバ300に対して通知しない。
さらに図19を参照して、動作状態(EPC=0x80)と運転モード設定(EPC=0xB0)とは状変アナウンスプロパティに含まれ、かつ、サーバ通知プロパティにも含まれる。そのため、これらのプロパティからINF通知を受け付けると、ECHONETLiteノード管理部111はサーバ通信部110に対して通知する。ECHONETLiteノード管理部111はINF通知を確実に受け付けるため、定期的(たとえばデフォルト:5分間隔等)にこれらのプロパティを取得する。そして、値に変化があったことを検出するとECHONETLiteノード管理部111は疑似INFを生成してサーバ通信部110に対して通知する。サーバ通信部110は、上記のINF通知または疑似INF通知をECHONETLiteノード管理部111から受け付けると、サーバ300に対して通知する。
さらに図19を参照して、温度設定値(EPC=0xB3)は状変アナウンスプロパティに該当せず、サーバ通知プロパティに含まれる。そのため、ECHONETLiteノード管理部111はこのプロパティのINF通知を受け付けることはない。しかしながら、ECHONETLiteノード管理部111は定期的(たとえばデフォルト:5分間隔等)にこのプロパティを取得して、値に変化があったことを検出すると疑似INFを生成してサーバ通信部110に対して通知する。サーバ通信部110は、上記の疑似INF通知をECHONETLiteノード管理部111から受け付けると、サーバ300に対して通知する。
ECHONETLiteノード管理部111は、上記のように、プロパティの変化をたとえば5分間隔等、デフォルト設定した間隔で定期的に監視する。サーバ通信部110は、この監視インターバルをたとえば秒単位で変更する。たとえば、サーバ通信部110は、監視インターバルを最短で5秒、最長で3600秒と変更する。
想定される利用シーンとしては以下のようなものが挙げられる。すなわち、あるプロパティ値を変更するときに、実際に値が反映されたことを確認するまでの時間を極力短くしたい。その場合に、監視インターバルを5秒に設定して、変化があれば速やかにサーバ300へ通知できるようにする。サーバ300への通知方法は、サーー通知プロパティと同じである。
ECHONETLiteノード管理部111は、以下の(1)、(2)を検出すると「個別ECHONETLiteインスタンスのINF通知」を認証済みの送信元クライアントすべてに対して送信する。これはコマンドに対する応答でなく、ECHONETLiteノード管理部111が不定期に実行する通知である、
(1)状変アナウンス(INF)を受信したこと、
(2)ECHONETLiteインスタンスの監視プロパティの値に変化があったこと。
ECHONETLiteノード管理部111は、(1)、(2)のいずれを検出した場合も、認証済みの送信元クライアントすべてに対して「通知ECHONETLite電文(ESV=0x73)」として通知する。
「個別ECHONETLiteインスタンスのINF通知」のプロパティには、サーバへ通知すべきものと通知すべきでないものとが混在しているが、サーバ通信部110は、上記のサーバ通知プロパティが含まれているか否かを示す情報(1バイト)の値に基づいてサーバ300へ通知すべきか否かを判断することができる。
ECHONETLiteノード管理部111は、「サーバ通知プロパティの設定コマンド」要求を受け付けると、ECHONETLiteノード管理部111内部のサーバ通知プロパティを設定する。サーバ300は、設定したいインスタンスを指定し、さらにサーバ300へ通知すべきプロパティを指定することができる。
ECHONETLiteノード管理部111は、指定されたプロパティについてはサーバ通知属性をセットするが、指定されなかったプロパティについてはサーバ通知属性をクリアする。サーバ通知プロパティの個数に0が指定されると、ECHONETLiteノード管理部111は、すべてのプロパティについてサーバ通知属性をクリアする。
たとえば、あるインスタンスのプロパティに0x80、0x81、0x88、0xB0、0xB3が含まれ、そのうちの0x80および0xB0にサーバ通知属性がセットされているものとする。また、「サーバ通知プロパティの設定コマンド」によって、0x80、0x88、および0xB3が指定されたものとする。このとき、ECHONETLiteノード管理部111は、指定のされた0x80、0x88、および0xB3のサーバ通知属性をセットし、指定されなかった0x81および0xB0のサーバ通知属性をクリアする。
ECHONETLiteノード管理部111は、「サーバ通知プロパティの設定コマンド」で指定されたプロパティの値を消去する。そのため、ECHONETLiteノード管理部111は、次回の監視時には当該プロパティ値が変化したと検出して疑似INFを通知することになる。また、ECHONETLiteノード管理部111は、「サーバ通知プロパティの設定コマンド」で指定されると、その時点で監視タイマを初期値に戻す。そのため、ECHONETLiteノード管理部111は、設定コマンド終了後、ただちにプロパティの監視を始める。これにより、「サーバ通知プロパティの設定コマンド」によってサーバ通知プロパティありが設定されると、その直後に疑似INFがサーバ300に通知されるようになる。
また、ECHONETLiteノード管理部111は、監視インターバルが300秒未満のときは高速監視とみなす。高速監視の状態を長く続けると、機器オブジェクトの負荷が高くなるため、ECHONETLiteノード管理部111は最大1時間までに制限する。具体的には、「サーバ通知プロパティの設定コマンド」で高速監視に設定されると、ECHONETLiteノード管理部111は、設定された時点から1時間経過後に、監視インターバルを自動的に300秒に戻す。再度設定されると、ECHONETLiteノード管理部111は、設定された時点から1時間経過後に戻す。
図20は、制御システムでの電気機器200の設定と該設定の反映の確認との流れを表わした図である。図20を参照して、サーバ300は、HEMSコントローラ100に対して制御対象の電気機器200と監視プロパティとを指定して、その監視インターバルをたとえば5秒に設定する。また、サーバ300は、HEMSコントローラ100に対して、当該電気機器200のプロパティをSETする(ステップST1)。以後、HEMSコントローラ100は、当該電気機器200に対しては5秒間隔で監視する。
HEMSコントローラ100は、電気機器200から応答があれば、サーバ300へ応答を返す。また、HEMSコントローラ100は、電気機器200から応答がなくてもタイムアウトしたことをサーバ300へ返す(ステップST2)。HEMSコントローラ100は、電気機器200のプロパティの監視を5秒間隔で継続しており、変化があればINF電文を生成して、サーバ300へINF電文通知を送信する(ステップST3)。
上記通知を受け付けると、サーバ300は、HEMSコントローラ100に対して、電気機器200と監視プロパティを指定して、その監視インターバルをデフォルトである300秒に設定する。
<サーバ>
図3は、サーバ300の装置構成の概略の一例を示すブロック図である。図3を参照して、サーバ300は、装置全体を制御するためのCPU30と、メモリ34と、インターネットを介した通信を行なうための通信部35とを含む。メモリ34は、一例として、CPU30で実行されるプログラムを記憶するためのメモリであるROM31と、CPU30でプログラムを実行する際の作業領域となったり計算値を記憶したりするためのメモリであるRAM32と、大型の記憶装置の一例としてのHDD(Hard Disk Drive)33とを含む。
上記したように、サーバ300は一般的なコンピュータで構成されるものであってよい。そのため、図3は一般的なコンピュータの概略構成を表わしている。言うまでもなく、サーバ300の構成は図3の構成に限定されるものではない。たとえば、サーバ300は、ユーザの操作入力を受け付けるための操作部やディスプレイをさらに含んでもよい。また、図1で例示されたように、サーバ300が複数の装置から構成されるものである場合、各サーバは、他の装置と通信するための通信装置をさらに含んでもよい。
<動作概要>
本実施の形態にかかる制御システムは、スマートフォンやタブレットなどの端末装置400を使用して、家庭内やオフィス内のエアコンなどの電気機器200を遠隔操作することに用いられる。端末装置400のユーザは、端末装置400で遠隔操作用のアプリケーションを起動してタッチパネル401に操作画面を表示させる。ユーザは、操作画面に対してタッチ操作などを行なうことで、電気機器200の現在の状態を取得したり、制御指示を行なったりすることができる。
図4および図5は、本実施の形態にかかる制御システムでの動作概要を表わした図である。図4は、端末装置400がユーザから遠隔操作のための操作を受け付けていないときの制御システムでの動作概要を表わしている。この状態を通常状態とも称する。図5は、端末装置400がユーザから制御指示を受け付けたときの制御システムでの動作概要を表わしている。この状態を制御状態とも称する。
また、図6〜図11は、制御状態における端末装置400の操作画面の遷移の具体例を表わした図である。これら画面は、端末装置400が遠隔操作用のプログラムを実行することでタッチパネル401に表示され、プログラムの実行に従って遷移する。
図4を参照して、通常状態においては、HEMSコントローラ100は、予め規定された頻度で電気機器200の状態取得を行なう(ステップ#1)。状態取得の動作の一例として、HEMSコントローラ100が対象とする電気機器200に対して状態取得信号(Get)を送信して状態を問い合わせ(#1−1)、電気機器200からその応答(Get_Res)を受け取る(ステップ#1−2)。他の例として、電気機器200から状態に変化があった場合に状変アナウンス通知(INF)がHEMSコントローラ100に対してなされてもよい。この場合、HEMSコントローラ100は、電気機器200から状変アナウンス通知(INF)を受信したことによって電気機器200の状態が変化したことを判断することができる。
電気機器200の状態は、電気機器200のON/OFF、設定された動作量(温度、湿度、照度、等)、規定された期間の電力消費量、タイマ設定の有無およびその時間、などを含む。
上記の予め規定された頻度とは、たとえば、予め規定された時間t1ごとであることが該当する。
本制御システムでは、HEMSコントローラ100は電気機器200から状態応答を受け取ると、その状態が自身のメモリに記憶している先の当該電気機器200の状態から変化しているか否かを判断する(ステップ#1−3)。そして、変化があった場合には、HEMSコントローラ100はその状態をメモリに記憶すると共に(ステップ#2)、サーバ300に当該電気機器200の状態を通知する(ステップ#3)。
変化がない場合には、HEMSコントローラ100はサーバ300に通知しない。そして、この場合、上記の規定された頻度(たとえば時間t1間隔)で電気機器200の状態取得を繰り返す。
上記の通知を受けたサーバ300は、電気機器200の最新の状態として通知された状態を自身のメモリに記憶する(ステップ#4)。
通常状態においては、以上の動作が繰り返される。これにより、サーバ300には対象とする各電気機器200の現在の状態が記憶されることになる。このとき、本制御システムでは、電気機器200に状態の変化が生じた場合のみにHEMSコントローラ100からサーバ300への通知が発生する。すなわち、上記のインターネットを介した通信が電気機器200に状態の変化が生じた場合のみに生じ、上記ステップ#1の状態の取得を行なっても電気機器200に状態の変化が生じていない場合にはインターネットを介した通信が生じない。そのため、上記ステップ#1の状態の取得の都度、電気機器200の状態をサーバ300に通知する方法と比べて、インターネットを介した通信の通信量を格段に削減することができる。
ユーザは、端末装置400の操作画面において各電気機器200の現在の状態を取得することができる。たとえば、端末装置400が遠隔操作用のプログラムを起動すると、端末装置400は該プログラムの実行に従って図6の操作画面を表示すると共に、予め登録されている各電気機器200の状態をサーバ300に問い合わせて操作画面に表示する。または、図6の操作画面において「画面更新」ボタンへのタッチを受け付けることで端末装置400は各電気機器200の状態をサーバ300に問い合わせて、操作画面の表示を更新する。
すなわち、端末装置400は、ユーザから上記のような電気機器200の状態取得の指示を受け付けると、サーバ300にアクセスして状態の取得を要求する(ステップ#5)。サーバ300はこの要求を受け付けると自身のメモリから該当する電気機器200の現在の状態を表わす情報を読み出して(ステップ#6)、端末装置400に通知する(ステップ#7)。端末装置400は上記アプリケーションの実行に従って、通知された電気機器200の状態に基づいて電気機器200の状態を操作画面に表示する(ステップ#8)。
これにより、ユーザは遠隔で端末装置400を用いて電気機器200の現在の状態を知ることができる。
図6を参照して、操作画面は、たとえばエアコンなど、予め登録されている各電気機器の制御指示を行なうための操作ボタン41を含む。図6の例では、電気機器200であるエアコンの温度設定を行なうためのボタン41a,41bおよび電源ボタン41cを含む。
操作画面に含まれる、制御指示の送信を指示するためのボタン(不図示)へのタッチを受け付けると、好ましくは、端末装置400のアプリケーションは図6の操作画面を図7の操作画面に遷移させる。図7の操作画面は、制御指示の送信の可否をユーザから取得するための操作ボタン42を含む。図7の操作画面で操作ボタン42へのタッチを受け付けると、本制御システムは制御状態(制御モード)となる。
すなわち、図5を参照して、操作ボタン42へのタッチを受け付けると、端末装置400は、アプリケーションの実行に従って図6の操作画面で受け付けた制御指示をサーバ300に対して送信する(ステップS1)。サーバ300は、端末装置400から受け付けたユーザからの制御指示に基づく制御信号と、HEMSコントローラ100による電気機器200の状態の取得の頻度の変更を指示する頻度変更指示信号とをHEMSコントローラ100に対して出力する(ステップS2)。なお、好ましくは上記ステップS1で制御指示をサーバ300に送信した後、端末装置400のアプリケーションは図7の操作画面を図8の操作画面に遷移させる。図8の操作画面は、サーバ300からの電気機器200の状態の通知を端末装置400が待機していることを表わす表示43を含む。
図5を参照して、サーバ300からHEMSコントローラ100に対して出力される制御信号は、電気機器200の状態の設定の指示を含む。加えて、サーバ300は、この制御信号の前後、同時または併せて、電気機器200の状態の取得の頻度を指示する頻度変更指示信号をHEMSコントローラ100に対して送信する。なお、図5においては説明の簡略化のために状態取得の頻度を指示する信号は制御信号に併せて送信するものとしている。好ましくは、頻度変更指示信号で指示する制御モードでの取得の頻度は、通常状態での状態の取得の頻度よりも高い。すなわち、一例として、制御モードでの取得の頻度が予め規定された時間t2ごとであった場合、通常状態での時間t1よりも時間t2の方が短い。状態の取得の頻度は、予めHEMSコントローラ100に対して設定されていてもよい。このようにすることで、状態設定の後の電気機器200の状態の変化を正確に検出することができる。
HEMSコントローラ100は、上記制御信号に含まれる前者の指示に従って電気機器200に対して指示された設定(C)を行なうための設定信号(SetC)を出力する(ステップS3−1)。好ましくは、電気機器200は当該信号を受け付けると、当該信号を受け付けたことを示す信号(SetC_Res)をHEMSコントローラ100に対して返す(ステップS3−2)。
HEMSコントローラ100は上記制御信号を電気機器200に対して出力した後、または上記信号を電気機器200から受け付けた後、上記頻度変更指示信号に従って指示された頻度(たとえば時間t2間隔)で電気機器200の状態取得を行なう(ステップS4)。
ステップS4の動作は通常状態でのステップ#1での動作と同様である。すなわち、一例として、HEMSコントローラ100が対象とする電気機器200に対して状態取得信号(Get)を送信して状態を問い合わせ(S4−1)、電気機器200からその応答(Get_Res)を受け取る(ステップS4−2)。
HEMSコントローラ100は応答された電気機器200の状態が自身のメモリに記憶している先の当該電気機器200の状態から変化しているか否かを判断する(ステップS4−3)。そして、変化があった場合には、HEMSコントローラ100はその状態をメモリに記憶すると共に(ステップS5)、サーバ300に当該電気機器200の状態を通知する(ステップS6)。変化がない場合には、HEMSコントローラ100はサーバ300に通知しない。そして、この場合、上記の指示された頻度(たとえば時間t2間隔)で電気機器200の状態取得を繰り返す。
上記の通知を受けたサーバ300は、電気機器200の最新の状態として通知された状態を自身のメモリに記憶すると共に(ステップS7)、端末装置400に通知する(ステップS8)。なお、この通知は、端末装置400からサーバ300に対する問い合わせに対して行なわれるいわゆるポーリング方式であってもよいし、サーバ300が電気機器200から状態の通知を受け付けることによって自動的に送信されるいわゆるプッシュ式であってもよい。
上記通知を受け付けると、端末装置400のアプリケーションは、図8の操作画面を図9の操作画面に遷移させる。図9の操作画面は、「設定完了」として、サーバ300から設定変更後の電気機器200の状態の通知を受け付けたことを報知する表示44を含む。そして、端末装置400のアプリケーションは、表示44に対するタッチを受け付けると、図9の操作画面を図11の操作画面に遷移させ、現在の電気機器200の状態を表示する(ステップS9)。すなわち、図11の操作画面は、サーバ300からの通知に基づいて更新された電気機器200の状態の表示を含む。
これにより、ユーザは、端末装置400を用いて遠隔操作にて電気機器200の設定変更を指示した場合に、実際に設定が変更されて電気機器200の状態が変化したことを遠隔で知ることができる。また、この際に上記のように本制御システムでは電気機器200に状態の変化が生じた場合にのみHEMSコントローラ100からサーバ300へのインターネットを介した通信によって通知が行なわれる。そのため、インターネットを介した通信の通信量を削減しつつ、状態の変化を検出することができる。
なお、制御モードでは、好ましくはサーバ300は、上記ステップS1で制御指示を行なってから予め規定した応答期間内にHEMSコントローラ100から上記の通知がない場合には、応答期間の経過後に端末装置400に対してエラーを通知する(ステップS4−4)。上記ステップS4−4のエラー通知は、端末装置400からサーバ300に対する問い合わせに対して行なわれるいわゆるポーリング方式での通知が想定される。または、サーバ300が上記応答期間の経過後に自動的に送信されるいわゆるプッシュ式であってもよい。上記応答期間は対象とする電気機器200に応じて規定されていてもよいし、そのときの制御内容に応じて規定されていてもよいし、HEMSコントローラ100の制御負荷に応じて規定されていてもよい。なお、上記ステップS4−4のエラー通知は、サーバ300側で上記の通知がないことを判断することによってサーバ300によってなされるものであってもよいし、HEMSコントローラ100側で上記応答期間の経過後に電気機器200の状態が自身のメモリに記憶している先の当該電気機器200の状態から変化していないことを判断してサーバ300にエラー通知し、サーバ300がそのエラー通知を中継してもよい。
端末装置400のアプリケーションはサーバ300からエラーが通知されると、図8の操作画面を図10の操作画面に遷移させ、操作指示による設定によって電気機器200の状態が変化していないことをユーザに報知する。すなわち、図10の操作画面は、サーバ300から設定変更後の電気機器200の状態が通知されなかったこと、つまり、設定変更の指示によって電気機器200の状態が変化していないことを報知する表示44’を含む。これにより、ユーザは、設定変更に失敗したことを知ることができる。好ましくは、端末装置400のアプリケーションは、表示44に対するタッチを受け付けると、図10の操作画面を図6の操作画面に遷移させる。これにより、ユーザは、再度、制御指示を行なうことができる。
好ましくは、サーバ300は、ステップS8で端末装置400に対して電気機器200の状態を通知した後に、HEMSコントローラ100に対して電気機器200の状態の取得の頻度(たとえば時間t2間隔)を制御モードでの頻度からそれよりも低い通常状態の頻度(たとえば時間t1間隔)に戻すための頻度変更指示信号を出力する(ステップS8−2)。HEMSコントローラ100が上記ステップS6で電気機器200の状態をサーバ300に通知した後に自動的に通常状態の頻度(たとえば時間t1間隔)に戻してもよい。これにより、電気機器200の状態の取得の頻度を通常状態での頻度に戻すことができる。すなわち、このように、電気機器200の状態の取得の頻度を、通常状態を低くし、制御モードを高くすることで、本制御システムでは、インターネットを介した通信の通信量を効率的に削減しつつ、状態の変化を精度よく検出することができる。
<機能構成>
図12は、上記動作を行なうためのHEMSコントローラ100の機能構成の具体例を示すブロック図である。図12の各機能は、HEMSコントローラ100のCPU10がROM11に記憶されているプログラムをRAM12上に読み出して実行することで、主にCPU10によって実現される。しかしながら、少なくとも一部機能が図2に表わされた他の装置構成、または図示されていない電気回路などのハードウェア構成によって実現されてもよい。
図12を参照して、メモリ13は、予め登録されている電気機器200の現在の状態を記憶するための記憶領域である状態記憶部131を含む。
さらに図12を参照して、CPU10は、通信部16で電気機器200と定められた第1の頻度で通信することによって電気機器200の状態を取得するための取得部101と、電気機器の状態が状態記憶部131に記憶されている状態から変化しているか否かを判断するための判断部102と、電気機器200の状態を状態記憶部131に格納するための格納部(記憶部)103と、電気機器の状態が状態記憶部131に記憶されている状態から変化している場合に通信部16で通信して電気機器の状態をサーバ300に通知するための通知部104と、通信部16で通信してサーバ300から端末装置400からの制御指示に基づく制御信号と取得部101での電気機器200との通信頻度の変更を指示する頻度変更指示信号との入力を受け付けるための入力部105と、通信部16で電気機器200と通信して制御信号に従って状態を設定するための設定部106とを含む。
図13は、上記動作を行なうためのサーバ300の機能構成の具体例を示すブロック図である。図13の各機能は、サーバ300のCPU30がROM31に記憶されているプログラムをRAM32上に読み出して実行することで、主にCPU30によって実現される。しかしながら、少なくとも一部機能が図3に表わされた他の装置構成、または図示されていない電気回路などのハードウェア構成によって実現されてもよい。
図13を参照して、メモリ34は、予め登録されている電気機器200の現在の状態を記憶するための記憶領域である状態記憶部341を含む。サーバ300に複数の制御システムが登録されている場合、状態記憶部341は、制御システムごとに当該システムに登録されている電気機器200の現在の状態を記憶する。
さらに図13を参照して、CPU30は、通信部35でHEMSコントローラ100との間でインターネットを介した通信を行なってHEMSコントローラ100から電気機器200の状態の通知を受け付けるための通知入力部301と、入力された電気機器200の状態を状態記憶部341に格納するための格納部302と、通信部35で端末装置400との間でインターネットを介した通信を行なって端末装置400から電気機器200の現在の状態の問い合わせを受け付けるための問い合わせ入力部303と、状態記憶部341から該当する電気機器200の状態を読み出すための読出部304と、通信部35で端末装置400との間でインターネットを介した通信を行なってメモリから読み出した電気機器200の状態を現在の電気機器200の状態として端末装置400に対して通知するための通知部305と、通信部35で端末装置400との間でインターネットを介した通信を行なって端末装置400から電気機器200に対する制御指示の入力を受け付けるための指示入力部(入力部)306と、通信部35でHEMSコントローラ100との間でインターネットを介した通信を行なって制御指示に基づく制御信号をHEMSコントローラ100に対して出力するための信号出力部(出力部)307と、HEMSコントローラ100での電気機器との通信頻度の変更を指示する頻度変更指示信号をHEMSコントローラ100に対して出力するための指示部309とを含む。好ましくは、信号出力部307は、制御指示に基づいてHEMSコントローラ100に対して電気機器200の状態の取得を指示する。より好ましくは、信号出力部307は、HEMSコントローラ100に対して電気機器200に状態を問い合わせる頻度を指示する。当該頻度は、予めHEMSコントローラ100に対して設定されていてもよい。より好ましくは、制御モードでの頻度の方が通常状態での頻度よりも高い。
好ましくは、通知部305は、予め規定した応答期間を記憶しておき、端末装置400から制御指示の入力を受け付けてから上記応答期間内にHEMSコントローラ100から電気機器200の状態の通知がないときに、応答期間後に端末装置400に対してエラーを通知するためのエラー通知部308を含む。応答期間は、対象とする電気機器200に応じて規定されていてもよいし、そのときの制御内容に応じて規定されていてもよいし、HEMSコントローラ100の制御負荷に応じて規定されていてもよい。なお、上記のように、HEMSコントローラ100側での判断によってエラー通知が行なわれる場合、エラー通知部308に相当する機能はHEMSコントローラ100のCPU10に含まれる。
<動作フロー>
図14および図15は、HEMSコントローラ100での動作の流れの具体例を表わしたフローチャートである。図14および図15のフローチャートに表わされた動作は、HEMSコントローラ100のCPU10がROM11に記憶されたプログラムをRAM12上に読み出して実行し、図12の各機能を発揮することによって実現される。
図14を参照して、サーバ300から制御信号を受信していない場合、つまり、通常状態の場合(ステップS101でNO)、CPU10は所定のタイミングで電気機器200に状態を問い合わせ(ステップS103)、その応答を受け付けることによって電気機器200の状態を取得する(ステップS105)。
CPU10は、取得した電気機器200の状態とメモリに記憶されている状態とを比較する。その結果、電気機器200の状態に変化が生じていると判断されると(ステップS107でYES)、CPU10は、その状態をメモリに記憶すると共に(ステップS109)、サーバ300に対して状態を通知する(ステップS111)。
その後、CPU10は、通常状態に対して規定された電気機器200の状態を取得する頻度の一例としての時間t1の経過を監視する。そして、時間t1が経過すると(ステップS113でYES)、CPU10は上記ステップS103へ動作を戻して、再び電気機器200の状態を取得する。
以上の動作が繰り返されることで、所定の頻度でHEMSコントローラ100によって電気機器200の状態が取得され、最新の状態がメモリに記憶される。さらに、電気機器200の状態に変化が生じているときのみ、サーバ300に通知される。
次に、HEMSコントローラ100がサーバ300から制御信号と頻度変更指示信号とを受信した場合、つまり、制御モードの場合(ステップS101でYES)、図15を参照して、CPU10はサーバ300からの制御信号に従って電気機器200の設定処理を行なう(ステップS201)。
その後、CPU10は、電気機器200に状態を問い合わせ(ステップS203)、その応答を受け付けることによって電気機器200の状態を取得する(ステップS205)。
CPU10は、取得した電気機器200の状態とメモリに記憶されている状態とを比較する。その結果、電気機器200の状態に変化が生じていなかった場合(ステップS207でNO)、上記頻度変更指示信号で指示された、または予め制御モードに対して規定された電気機器200の状態を取得する頻度の一例としての時間t2の経過を監視する。そして、時間t2が経過すると(ステップS209でYES)、CPU10は上記ステップS203へ動作を戻して、再び電気機器200の状態を取得する。
上記の取得によって電気機器200の状態に変化が生じていると判断されると(ステップS207でYES)、CPU10は、その状態をメモリに記憶すると共に(ステップS211)、サーバ300に対して状態を通知する(ステップS213)。好ましくは、CPU10は、当該通知の後に、電気機器200の状態を取得する頻度を通常状態での頻度(たとえば時間t1間隔)に戻す。そして、CPU10は、動作を最初に戻して、一連の動作を繰り返す。
図16は、サーバ300での動作の流れの具体例を表わしたフローチャートである。図16のフローチャートに表わされた動作は、サーバ300のCPU30がROM31に記憶されるプログラムをRAM32上に読み出して実行し、図13の各機能を発揮することによって実現される。なお、図16の動作と並行して、サーバ300のCPU30は、HEMSコントローラ100から電気機器200の状態が通知されるたびに、当該状態をメモリに記憶する処理を行なっている。図16の動作は、サーバ300が端末装置400から指示を受け付けると開始する。
図16を参照して、端末装置400からの指示が電気機器200の制御指示である場合(ステップS301でYES)、CPU30は、HEMSコントローラ100に対して電気機器200の設定の指示および状態の取得の指示を指示する制御信号と頻度変更指示信号とを出力する(ステップS303)。好ましくは、CPU30はステップS303で、HEMSコントローラ100に対して通常状態よりも高い頻度で電気機器200の状態の取得を指示する。そして、CPU30は、HEMSコントローラ100からの電気機器200の状態の通知を待機する。
予め規定された応答期間内にHEMSコントローラ100から通知を受け取ると(ステップS305でYES)、CPU10は、HEMSコントローラ100から通知された電気機器200の状態をメモリに記憶すると共に(ステップS307)、端末装置400にその状態を通知する(ステップS309)。
好ましくは、上記応答期間内にHEMSコントローラ100から通知がなされなかった場合(ステップS305でNO)、CPU30は、端末装置400に対してエラーを通知する(ステップS311)。
その後、好ましくはCPU30は、HEMSコントローラ100に対して電気機器200の状態を取得する頻度を通常状態での頻度とするよう指示する(ステップS313)。
なお、端末装置400からの指示が電気機器200の現在の状態の問い合わせであった場合(ステップS301でNO)、CPU30は、自身のメモリから該当する電気機器200の状態を読み出し(ステップS305)、端末装置400に対して通知する(ステップS309)。
<実施の形態の効果>
本実施の形態にかかる制御システムが以上のように動作することによって、家庭内またはオフィス内のコントローラであるHEMSコントローラ100が定期的に電気機器200の状態を取得し、その状態に変化があった場合にのみ、インターネットを介してサーバ300に通知することになる。そのため、HEMSコントローラ100が電気機器200の状態を取得するたびにサーバ300に通知する場合と比較してインターネットを介した通信の通信量(データ量)を大幅に削減することができる。
さらに、端末装置400から電気機器200の状態を変化させる遠隔操作の制御指示を受け付けた場合には、HEMSコントローラ100はその操作によって被操作機器である電気機器200の状態が変化したか否かを、通常状態よりも高頻度で取得し、その状態に変化があった場合にのみ、インターネットを介してサーバ300に通知することになる。そのため、インターネットを介した通信のデータ量を抑えつつ精度よく検出することができる。
[第2の実施の形態]
なお、以上の説明は、電気機器200の状態が変化したか否かをHEMSコントローラ100の側で判断するものとしている。しかしながら、その判断は、サーバ300側で行なってもよい。すなわち、図12の判断部102はCPU30が備えてもよい。図17は、この場合のサーバ300の動作の流れの具体例を表わしたフローチャートである。
図17を参照して、サーバ300のCPU30は、端末装置400から指示を受け付けていないタイミングにおいては(ステップS501でNO)、HEMSコントローラ100から上記の通常状態の頻度で電気機器200の状態を取得し(ステップS505)、メモリに記憶されている状態から変化が生じている場合に(ステップS507でYES)、その状態をメモリに記憶する(ステップS509)。
CPU30は、端末装置400から電気機器200の制御指示を受け付けると(ステップS511でYES)、HEMSコントローラ100に対して電気機器200の設定を指示する制御信号を出力する(ステップS513)。CPU30は、HEMSコントローラ100から上記の制御モードの頻度で電気機器200の状態を取得し(ステップS515)、予め規定された応答期間内にメモリに記憶されている状態から変化が生じていると判断された場合に(ステップS517でYES)、その状態をメモリに記憶する(ステップS519)。そして、この場合、CPU30は端末装置400に対して電気機器200の状態を通知する(ステップS521)。
一方、上記応答期間内にはメモリに記憶されている状態から変化が生じていると判断されなかった場合(ステップS517でNO)、CPU30は、応答期間の後に端末装置400に対してエラーを通知する(ステップS523)。
この後、好ましくはCPU30は、HEMSコントローラ100に対して電気機器200の状態を取得する頻度を通常状態での頻度とするよう指示する(ステップS525)。
なお、端末装置400から電気機器200の現在の状態の問い合わせを受け付けた場合(ステップS511でNO)、CPU30は、自身のメモリから該当する電気機器200の状態を読み出し(ステップS527)、端末装置400に対して通知する(ステップS521)。
制御システムにおいてサーバ300が以上のように動作することによって、HEMSコントローラ100での処理を容易にすることができる。また、HEMSコントローラ100が電気機器200の状態を取得するたびにサーバ300が端末装置400に通知する場合と比較してインターネットを介した通信のデータ量を大幅に削減することができる。
[第3の実施の形態]
さらに、第1の実施の形態または第2の実施の形態にて説明した動作をHEMSコントローラ100のCPU10およびサーバ300のCPU30に実行させるためのプログラムを提供することもできる。上記のように、サーバ300は一般的なコンピュータで構成することができる。そのため、上記プログラムをコンピュータに提供することによって、汎用のコンピュータを用いて本制御システムを容易に構築することができる。また、汎用のコンピュータに上記プログラムを提供することによって、汎用のコンピュータをHEMSコントローラ100として機能させ、容易に本制御システムを構築することができる。
このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、本発明にかかるプログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本発明にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本発明にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10,30 CPU、11,31 ROM、12,32 RAM、13,34 メモリ、15 操作部、16 通信部、35 通信部、41,42 操作ボタン、41a,41b ボタン、41c 電源ボタン、44 表示、100 HEMSコントローラ、101 取得部、102 判断部、103,302 格納部、104,305 通知部、105 入力部、106 設定部、110 サーバ通信部、111 ECHONETLiteノード管理部、112 通信部、150 ブロードバンドルータ、131,341 状態記憶部、200 電気機器、300 サーバ、301 通知入力部、303 問い合わせ入力部、304 読出部、306 指示入力部、307 信号出力部、308 エラー通知部、400 端末装置、401 タッチパネル。

Claims (5)

  1. 端末装置との間で通信可能なサーバと、
    前記サーバと電気機器との間の通信を中継するためのHEMSコントローラとを備え、
    前記HEMSコントローラは、
    メモリに前記電気機器の状態を記憶させるための記憶部と、
    前記電気機器と定められた第1の頻度で通信し、前記電気機器の状態を得るための取得部と、
    前記取得部で得られた前記電気機器の状態が前記メモリに記憶されている状態から変化しているか否かを判断するための判断部と、
    前記電気機器の状態が変化している場合に前記電気機器の状態を前記サーバに通知するための通知部とを含み、
    前記サーバは、前記HEMSコントローラから通知された前記電気機器の状態を、現在の前記電気機器の状態として前記端末装置に通知するための通知部を含む、制御システム。
  2. 前記サーバは、
    前記端末装置から前記電気機器に対する制御指示の入力を受け付けるための入力部と、
    前記制御指示に基づく制御信号を前記HEMSコントローラに対して出力するための出力部と、
    前記取得部での前記電気機器との通信頻度の変更を指示する頻度変更指示信号を前記HEMSコントローラに対して出力するための指示部とをさらに含み、
    前記HEMSコントローラは、前記サーバから前記制御信号と前記頻度変更指示信号との入力を受け付けるための入力部をさらに含み、
    前記頻度変更指示信号に基づき、少なくとも前記入力部で前記制御信号の入力を受け付けてから前記通知部で前記電気機器の状態を前記サーバに通知するまでの期間における前記取得部での前記電気機器との通信頻度を、前記第1の頻度よりも高くする、請求項1に記載の制御システム。
  3. 前記HEMSコントローラの前記通知部は、前記サーバから前記制御指示の入力を受け付けてから予め規定した応答期間内に前記電気機器の状態が前記メモリに記憶されている状態から変化していると判断されなかった場合に、前記応答期間後に前記サーバに対して所定のメッセージを通知する、請求項2に記載の制御システム。
  4. サーバと電気機器との間の通信を中継するためのHEMSコントローラであって、
    メモリに前記電気機器の状態を記憶するための記憶部と、
    前記電気機器と所定のタイミングで通信し、前記電気機器の状態を得るための取得部と、
    前記取得部で得られた前記電気機器の状態が前記メモリに記憶されている状態から変化しているか否かを判断するための判断部と、
    前記電気機器の状態が変化している場合に前記電気機器の状態を前記サーバに通知するための通知部とを備える、HEMSコントローラ。
  5. 電気機器の制御方法であって、
    サーバと前記電気機器との間の通信を中継するためのHEMSコントローラが、前記電気機器に対して状態を問い合わせるステップと、
    前記電気機器から前記HEMSコントローラに対して状態を応答するステップと、
    前記電気機器が前記応答するステップで応答した前記電機機器の状態と、前記HEMSコントローラのメモリに記憶されている以前の前記電機機器の状態とを比較するステップと、
    前記比較するステップにおいて前記電気機器の状態が前記メモリに記憶されている以前の前記電気機器の状態から変化していないと判断された場合には、前記HEMSコントローラが所定のタイミングで前記電気機器に対して、再度、状態を問い合わせるステップと、
    前記比較するステップにおいて前記電気機器の状態が前記メモリに記憶されている以前の前記電気機器の状態から変化していると判断された場合には、前記HEMSコントローラが前記電気機器の状態を前記メモリに記憶すると共に、前記電気機器の状態を前記サーバに通知するステップと、
    前記サーバが前記電気機器の状態を現在の前記電気機器の状態として、前記サーバのメモリに記憶するステップと、
    端末装置から前記電子機器の状態の問い合わせを受け付けると、前記サーバが前記メモリから前記現在の前記電子機器の状態を読み出してユーザに通知するステップとを備える、制御方法。
JP2014056329A 2014-03-19 2014-03-19 制御システム、hemsコントローラ、および制御方法 Pending JP2015179952A (ja)

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