JP2006033681A - 網制御装置,使用状態監視サーバーおよびそのプログラム - Google Patents

網制御装置,使用状態監視サーバーおよびそのプログラム Download PDF

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博義 野村
Nobuaki Murabayashi
信明 村林
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雅弘 山本
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泰裕 伴
Kazunori Kurimoto
和典 栗本
Masako Nozawa
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Abstract

【課題】従来は、機器の状態取得に関する設定や、取得した状態情報のユーザへの送信設定をサーバー側で自由に変えられなかった。
【解決手段】使用状態管理サーバー5に監視対象機器の状態取得に関する設定情報(取得日時、取得回数、取得内容等)および、ユーザへの通知設定(通知期間、通知内容、通知方法等)を記憶・設定する監視設定記憶部22と、状態取得情報を網制御装置へ送信する監視設定通信部21と、通知設定情報に基づいてメールを送信するメール生成部25を備える。また、網制御装置3にメータ1や機器2の状態取得設定情報を取得する監視設定取得部13を備える。これらの構成により、監視設定記憶部22での設定にしたがった、網制御装置3での機器情報の取得や、取得した情報のユーザへのメール送信が可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、機器の状態監視を行う網制御装置(NCU)と、網制御装置からの情報を受信して管理し、ユーザに通知するサーバー装置に関するものである。
従来、この種のシステムは、例えば、特許文献1のような構成が多い。図7は、前記特許文献1に記載された従来の網制御装置(NCU)の構成を示すものである。
網制御装置101は、機器接続ポート102、制御部103、通信モデム104で構成される。なお、制御部103は、CPU(中央演算処理装置)、ROM(読み取り専用メモリ)、RAM(読み書き可能メモリ)から構成されている。
機器接続ポート102は、機器100と通信を行い機器の状態を取得する。制御部103は、通信モデム104を制御してISP(インターネットサービスプロバイダ)のメールサーバー105と接続し、取得した機器の状態情報を電子メール情報として送信する。送信した情報は、メールサーバー105を経由して、監視センターなどのパソコン等に受信される。
特開2001−257676号公報
しかしながら、前記従来の構成では、機器の状態取得方法(取得日時、取得回数、取得内容等)や、取得した情報のユーザへの送信方法(通知日時、通知期間、通知内容、通知方法)をサーバー側で自由に変えられないという課題があった。
前記従来の課題を解決するために、本発明は、使用状態管理サーバーに監視対象機器の状態取得に関する設定情報(取得日時、取得回数、取得内容等)および、ユーザへの通知設定(通知日時、通知期間、通知内容、通知方法等)を記憶・設定する監視設定記憶部を備え、網制御装置(NCU)側に、使用状態管理サーバーの監視設定記憶部から機器の状態取得に関する設定情報を通信により取得して記憶する監視設定記憶部を備える。これらの構成により、使用状態管理サーバー中の設定にしたがって、網制御装置は機器情報を取得することができる。
本発明の網制御装置、使用状態管理サーバーおよびそのプログラムを用いることにより、以下のような効果が得られる。
(1)網制御装置における機器状態取得のタイミング、内容、方法等を、使用状態管理サーバーで設定・変更できる。
(2)使用状態のユーザへの通知設定(通知日時、通知内容、通知方法)を使用状態管理サーバーで変更できるため、柔軟な運用が可能である。
第1の発明は、機器の状態取得に関する設定情報(取得日時、取得回数、取得内容 等)を使用状態管理サーバーから取得して記憶する監視設定記憶部と、監視設定記憶部に記憶されている設定情報にしたがって状態取得を行い、取得した情報を使用状態管理サーバーへ送信する状態取得部を備えた網制御装置である。
この構成により、網制御装置は使用状態管理サーバーでの設定情報を通信により取得することができ、その設定に応じて状態取得を行うことができる。これにより、網制御装置は柔軟な状態取得が可能になる。
第2の発明は、監視対象機器の状態取得に関する設定情報(取得日時、取得回数、取得内容 等)および、ユーザへの通知設定(通知日時、通知期間、通知内容、通知方法等)を記憶する監視設定記憶部と、監視設定記憶部に記憶されている設定情報を網制御装置へ送信する監視設定通信部と、網制御装置から送信される使用状態情報および監視設定記憶部に記憶されている設定情報から、機器のユーザに対して使用状態を示すコンテンツ(テキスト、画像、音声)を作成するメール作成部を備えた使用状態管理サーバーである。
この構成により、機器の状態取得に関する設定情報とユーザへの通知設定を管理・記憶し、さらに通信によりサーバから網制御装置へ送信することにより、網制御装置の状態取得をサーバーで容易に変更することができる。
第3の発明は、特に、第2の発明の監視設定記憶部に、網制御装置が使用状態管理サーバーへ使用状態情報を送信する送信日時、送信リトライ回数の少なくともひとつを記憶し、監視設定通信部が前記監視設定記憶部に記憶されている情報を網制御装置に送信することを特徴とする。これにより、例えば、何回か状態取得を行った結果をまとめて使用状態管理サーバーへ送信するようなことも可能になる。
第4の発明は、特に、第2の発明または第3の発明において、監視設定記憶部は1回のメールでユーザに通知する使用状態の通知期間を設定情報として記憶し、メール作成部は、前記通知期間内の機器の使用状態情報と前記通知期間の直前に取得された使用状態情報からそれぞれの状態の差分を計算して、ユーザへ通知するコンテンツを生成することを特徴とする。これにより、ユーザに対して、よりわかりやすい使用状態の通知が可能になる。
第5の発明は、特に、第2〜第4のいづれか1つの発明において、監視設定記憶部はメールでの使用状態の表示方法として、数量表示、有無表示のいづれかを機器毎あるいはユーザ毎に設定情報として記憶し、それにしたがって使用状態をメールで送信することを特徴とする。これにより、メールでの使用状態の表示を、よりわかりやすく変更することができる。
第6の発明は、第1の発明において、監視対象機器をガスまたは水道、電力メータとし、状態取得部は監視設定記憶部に記憶されている設定情報にしたがって、メータに対して通信により検針を行い、取得した検針結果をサーバー通信部を用いて使用状態管理サーバーへ送信することを特徴とする。検針結果はガスの使用量を忠実に示しており、この情報を本発明で用いることにより、ユーザが、いつ、どの程度ガスまたは水道、電力を利用したかをメールで知ることができる。
第7の発明は、第1〜第6のいづれか1つの発明に記載の機能の少なくとも一部をコンピュータに実現させるためのプログラムである。プログラムであるので電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させて用いて本発明の機能の一部あるいは全部を容易に実現することができる。また、記録媒体に記録したり通信回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログラムの配布やインストール作業が簡単にできる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の全体構成を示した図である。
図1において、メータ1は家庭や会社などで利用されるガス、水道、電気などの使用量を計測する装置である。機器2は、ユーザの宅内に設置された一般的な機器や装置である。
例えば、(a)エアコン、換気扇、送風機、ファンヒータ等の空調機器、(b)給湯器、床下暖房機、ガスメータ、ドアホン、センサー機器(ガス漏れ警報機や、侵入センサ等)等の設備機器、(c)洗濯機、電子レンジ等の白物家電機器等である(ビデオ、テレビ、パソコン等のAV家電機器でも良い)。
本実施の形態では、メータ1と機器2が監視対象機器である。網制御装置3は、メータ1や機器2との通信、および、サーバーとの通信を行い、サーバーからの指示に応じてメータ1や機器2の動作状態(使用状態)の取得を行う装置である。
なお、網制御装置3はNCU(Network Control Unit)とも呼ばれる。網制御装置3は、具体的には、メータ1に対しては、検針を行って使用量を取得したり、遮断や復帰などの弁状態を取得したりすることができる。機器2に対しては、現在の動作状態(例えば、オン/オフ等)の取得を行うことができる。なお、メータ1や機器2と網制御装置3の間の通信は、図1では有線通信(電灯線、ツイストペア線等)としているが、無線通信(赤外線、小電力無線、無線LAN等)でも良い。
宅内上位通信装置4は、網制御装置3をインターネット等の宅外通信網と接続するためのモデムやルータ等の機器である。具体的な構成としては、ADSLルータ、CATVモデム、ISDNダイアルアップルータ、光ファイバーの回線終端装置、メディアコンバータ、ホームPNA装置、ルータ、スイッチングハブ等である。なお、図では宅内上位通信装置4は1つの構成のように図示しているが、例えばスプリッタとADSLルータのように、構成が複数台に分かれていても良い。網制御装置3と宅内上位通信装置4は、IEEE 802.3規格に基づく有線のLANで接続されており、TCP/IPプロトコルに基づく通信を行う(なお、IEEE802.11に基づく無線のLAN接続や、他の通信方法、他の通信回線でもかまわない)。
使用状態管理サーバー5は、各家庭や各会社に設置された複数の網制御装置3と通信を行う。通信により、各網制御装置3に接続しているメータ1や機器2の状態情報を取得・管理し、情報をユーザに電子メールで送信する。電子メールは、設定したメールアドレスにしたがって送信し、パソコンだけでなく携帯電話、PDA等へも送信可能である。
図2は、網制御装置3の詳細構成を示した図である。
サーバー通信部10は、IEEE 802.3に基づくLAN通信を利用して宅内上位通信装置4と通信を行うことにより、インターネット等の公衆通信網を介して、使用状態管理サーバー5とデータの送受信を行う通信装置である。
状態取得部11は、メータ1や機器2と機器通信部14を介して通信を行い、それぞれの動作状態を取得する。動作状態としては、メータ1の場合は、検針値(使用量)や遮断状態などであり、機器2の場合は、動作がオンかオフかなどである。
日時管理部12は、現在日時情報を管理している。状態取得部11は、日時管理部12からの日時情報を取得して、サーバーから指定された日時にメータ1や機器2に対して状態取得を行う。
監視設定取得部13は、サーバー通信部10を介して使用状態管理サーバー5と通信を行い、状態取得に関する設定情報(取得日時、取得回数、取得内容 等)を取得する。
機器通信部14は、メータ1や機器2と通信を行うための通信装置である。
図3は、使用状態管理サーバー5の詳細な構成を示した図である。
クライアント通信部20は、インターネットを介して網制御装置3と通信をおこなうための装置である。具体的な構成としては、ADSLルータや、CATVモデム、ISDNダイアルアップルータ、光ファイバーの回線終端装置、メディアコンバータ、ホームPNA装置、ルータ、スイッチングハブ等である。図では、クライアント通信部20は1つの構成のように図示しているが、例えばスプリッタとADSLルータのように、構成が複数台に分かれていても良い。
監視設定通信部21は、クライアント通信部20を介して網制御装置3と通信を行い、メータ1や機器2に関する状態取得の設定情報を送信する。
監視設定記憶部22は、メータ1や機器2に関する状態取得の設定情報(取得日時、取得回数、取得内容 等)や、ユーザへの状態の通知設定(通知日時、通知期間、通知内容、通知方法 等)を記憶する。
使用状態通信部23は、網制御装置3から送信されてきたメータ1や機器2の状態情報をクライアント通信部20を介して受信する。
使用状態記憶部24は、使用状態通信部23で受信したメータ1や機器2の状態情報をユーザ毎あるいは機器毎に記憶する。
メール生成部25は、使用状態記憶部24に蓄えられたメータ1や機器2の使用状態情報からメールで送信するコンテンツ情報(本実施の形態ではテキスト情報)を生成する。生成は、監視設定記憶部22に記憶されている通知設定にしたがって行う。
メール通信部26は、ユーザに対してメールを配信する部分であり、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)を用いてメールを送信する。
送信先管理部27は、メール生成部25で生成されるメールの送信先(メールアドレス)をメータ1、機器2毎あるいはユーザ毎に管理している。メール生成部25は、生成したメール本文をメール通信部26へ出力する際に、送信先管理部27へアクセスしメールの送信先を取得して、その情報もメール通信部26へ出力する。
サーバー側日時管理部28は、現在日時情報を管理している。メール生成部25は、サーバー側日時管理部28での現在日時と、監視設定記憶部22に記憶されている通知日時を比較し、現在日時が通知日時に達したときにメールを送信する。
設定用パソコン30は、監視設定記憶部22および送信先管理部27に接続し、機器毎あるいはユーザ毎に、メータ1や機器2に関する状態取得の設定情報と通知設定情報、および送信先情報(メールアドレス)を入力・管理する。
以上のように構成された網制御装置3および使用状態管理サーバー5について、各部の動作を図4および図5のフローチャートを用いて説明する。
図4のフローチャートは、網制御装置3の起動時の動作を示している。
(ステップA1)監視設定取得部13は、サーバー通信部10を制御して使用状態管理サーバー5中の監視設定通信部21と通信を行う。監視設定取得部13は、網制御装置3毎にユニークなID情報(親機IDや伝送盤IDなど)、もしくはユーザ毎にユニークなID情報(ユーザID、需要家ID,得意先IDなど)を記憶しており、その情報を監視設定通信部21へ送信する。
監視設定記憶部22は、上述したようなID情報をキー項目として、状態取得に関する設定情報を記憶している。設定情報としては、状態の取得日時、取得回数(リトライ回数を含む)、取得内容(取得データの種類の指定)などである。なお、場合によっては取得方法(メータ1と接続して情報を取得する電文などの情報)を含めても良い。
監視設定通信部21は、監視設定取得部13から送信されてきたID情報を受信し、そのID情報をキーとして監視設定記憶部22を検索して、対応する設定情報を取得し、その設定情報を返信する。
状態取得に関する設定情報の具体例としては、「取得日時:6月1日0:00〜6月30日24:00」「取得回数:4時間おきに6回/日」「取得内容:メータ検針値」がある。設定情報は、メータ1や機器2毎に複数あっても良い。
なお、監視設定記憶部22は、状態取得部11が使用状態管理サーバー5へ使用状態情報を送信する送信日時や送信リトライ回数を記憶させても良い。監視設定取得部13は、このような使用状態情報の送信に関する設定情報をも通信により受信する。
(ステップA2)監視設定取得部13は、ステップA1で取得した状態取得の設定情報を状態取得部11へ出力する。状態取得部11は取得した設定情報を記憶する。
(ステップA3)状態取得部11は日時管理部12へアクセスし、現在日時情報を取得して現在日時と状態取得日時を比較する。状態取得日時は、ステップA1で使用状態管理サーバー5から通信により取得した設定値のひとつである。
(ステップA4)状態取得部11は、現在日時と状態取得日時が等しいかどうかを判断し、等しければステップA5へ動作を遷移させ、等しくなければステップA3へ戻る。
(ステップA5)このステップは、現在日時が状態取得日時に達した時の動作である。状態取得部11は、機器通信部14を介してメータ1や機器2へアクセスし、状態取得を開始する。状態取得部11は、監視設定取得部13で得た取得内容や取得方法、取得回数に応じて機器通信部14を制御し、メータ1もしくは機器2の状態情報を取得する。取得内容の具体例としては、メータ1の場合は、例えば検針値や遮断状態などであり、機器2の場合はON,OFFなどである。
(ステップA6)状態取得部11は、サーバー通信部10を介して使用状態管理サーバー5と通信を行い、ステップA5で取得した状態情報を使用状態通信部23へ送信する。状態の送信後は、ステップA1に戻り監視設定情報の取得から動作を繰り返す。
以上のような動作(ステップA1〜ステップA6)を繰り返すことにより、網制御装置3は、メータ1もしくは機器2の状態(検針値やON/OFF状態など)を、使用状態管理サーバー5から取得した設定情報にしたがって検出し、その状態情報をサーバーへ送信する。
なお、網制御装置3の監視設定取得部13で、使用状態情報の送信に関する設定(送信日時や送信リトライ回数等)を受信した場合は、状態取得部11は、その設定に応じて状態情報を使用状態管理サーバー5へ送信する。
このように状態情報の取得日時と、その情報の送信日時を変えることにより、より柔軟な運用が可能になる。例えば、何回か状態取得を行った結果をまとめて使用状態管理サーバー5へ送信するようなことも可能になる。
次に、図5のフローチャートを用いて、使用状態管理サーバー5の動作を説明する。図5は、使用状態管理サーバー5の動作開始時からの処理を説明している。
(ステップB1)使用状態管理サーバー5中のクライアント通信部20は、網制御装置3からの通信を受信する。
(ステップB2)クライアント通信部20は、網制御装置3から受信したデータの内部の情報あるいはヘッダー情報を解析して、それが、状態取得に関する設定情報のリクエストなのか、あるいは、メータ1や機器2の使用状態通知情報なのかを判断する。設定情報のリクエストの場合はステップB3へ進み、使用状態通知の場合はステップB4へ進む。なお、受信エラーが発生した場合や受信無しの場合は、ステップB1へ戻る。
(ステップB3)このステップの動作は、クライアント通信部20で状態取得に関する設定情報のリクエストを受信したときに実行される。監視設定通信部21は、クライアント通信部20を介して網制御装置3の監視設定取得部13と通信を行う。
上述したように、監視設定取得部13は、網制御装置3毎もしくはユーザ毎にユニークなID情報を記憶しており、その情報を監視設定通信部21へ送信する。監視設定通信部21は、受信したID情報をキー項目として監視設定記憶部22を検索し、その結果、得られた設定情報を監視設定取得部13へ返信する。監視設定記憶部22は、上述したように状態取得に関する設定情報を記憶している。設定情報としては、状態の取得日時、取得回数(リトライ回数を含む)、取得内容(取得データの種類の指定)などである。
なお、場合によっては取得方法などの情報を含めても良い。状態取得の設定情報の返信が終了した後は、ステップB1へ戻り、網制御装置3からの次の受信を待つ。
(ステップB4)このステップは、クライアント通信部20で使用状態通知を受信したときに実行される。使用状態通信部23は、クライアント通信部20を介して網制御装置3中の状態取得部11と通信を行う。状態取得部11は、監視設定取得部13で取得した設定情報にしたがって、メータ1や機器2にアクセスし状態情報を取得する。
このステップでは、その取得結果をサーバー通信部10やクライアント通信部20を介して使用状態通信部23が受信し、その受信結果を機器毎あるいはユーザ毎に使用状態記憶部24に記憶させる。例えば、メータ1の使用状態情報の場合、下記のような情報が使用状態記憶部24に記憶される。
Figure 2006033681
なお、上記したのは、「取得日時:6月1日0:00〜6月30日24:00」「取得回数:4時間おきに6回/日」「取得内容:メータ検針値」の設定の場合であり、m3 は立方メートルを意味する。
(ステップB5)メール生成部25は、サーバー側日時管理部28へアクセスし、現在日時情報を取得する。サーバー側日時管理部28は、網制御装置3中の日時管理部12と同様に、現在日時情報を管理しており、他からのリクエストに応じて現在日時情報を出力する。なお、NTP(Network Time Protocol)などを利用して、通信により日時を正確にあわせるようにしても良い。
(ステップB6)メール生成部25は、監視設定記憶部22にアクセスし、ステップB5で取得した現在日時と、ユーザ毎に設定された通知日時情報を比較して、機器の使用状態を通知すべきタイミングのユーザを検索して取得する。
なお、図3に示しているように監視設定記憶部22と送信先管理部27には、設定用パソコン30が接続されている。システムの管理者は、設定用パソコン30を操作して、機器毎あるいはユーザ毎の通知日時(メール送信日時)やメールの作成方法(通知期間、通知内容、表示方法など)を監視設定記憶部22に記憶させ、メールの通知先アドレス(メールアドレス)を送信先管理部27に記憶させる。
(ステップB7)メール生成部25は、ステップB6で得られた現在日時が通知日時に達したユーザに対して、機器の状態情報を使用状態記憶部24から検索し、監視設定記憶部22に設定されている方法(通知期間、通知内容等)で、メールで送信するコンテンツを作成する。ここではコンテンツの一例として文章の例で説明をするが、画像情報や音声情報を作成するようにさせても良い。
メール生成部25が、使用状態を表すメールを生成する方法を図6の具体例で説明する。図6におけるメール文章作成方法は、「通知期間:24時間」「通知内容:前回取得値との差分を計算、差分値の表示は有無表示」である。
使用状態記憶部24は、対象機器毎あるいはユーザ毎に、図6(1)に示すように状態取得日時と取得結果を関係づけて記憶している(図では、ユーザIDや機器IDに関する関連付けを省略して示している。同一のユーザIDかつ同一の機器IDをもつデータについて、日時順に表示したのが図6(1)である)。
メール生成部25は、図6(2)のように、通知日時(メールを送信する日時)から「通知期間:24時間」以内のデータと、その直前のデータから差分情報を計算する。差分値の表示は有無表示であるため、その差分値が0以上の場合は「○」で表示し、そうでなければ「×」で表示している。
(ステップB8)メール生成部25は、送信先記憶部27にアクセスし、ステップB7で作成したメールの送信先メールアドレスを取得する。送信先記憶部27は、機器毎あるいはユーザ毎に割り振られたID状態に関連させてメールアドレス情報を記憶させている。したがって、使用状態記憶部24に記憶されているユーザIDや機器IDから、メールアドレスを検索することが可能である。
(ステップB9)メール生成部25は、メール通信部26を制御して、ステップB8で取得したメールアドレスへ作成したメールを送信する。メール通信部26は、インターネットを介して、指定されたメールアドレスのところへメールを送信する機能を持つ。メール通信部26は、具体的には、SMTP( Simple Mail Transfer Protocol )などを利用してメールを送信するメールサーバー機能を持つ。
以上の説明してきたような動作により、本発明の網制御装置,使用状態管理サーバーは、状態情報のユーザへの送信に際して、機器状態の取得タイミング、取得内容、取得方法等や、使用状態のユーザへの通知設定(通知日時、通知内容、通知方法)をサーバー側で変更できるため、柔軟な運用が可能である。
また、通知設定が柔軟に変更できるため、図6で示したように、作成するメールは、通知期間のデータおよび通知期間直前のデータを用いた差分情報であったり、表示方法も数字だけでなく、「○」「×」などの有無情報なども表示可能である。
なお、これら表示方法は、監視設定記憶部22に記憶し、機器毎あるいはユーザ毎に切り替えるようにしても良い。
また、網制御装置3は、本実施の形態では機器の状態取得機能しか有していないが、同時に機器の宅内遠隔制御機能や宅外遠隔制御機能を持ち、リモコン機器のように宅内機器を制御できるようにしても良い。また、網制御装置3に表示部を設け、メータ1や機器2に関する状態表示や、インターネットから通信により取得したコンテンツ情報を表示させるようにしても良い。
なお、本実施の形態で説明した手段は、CPU(またはマイコン)、RAM、ROM、記憶・記録装置、I/Oなどを備えた電気・情報機器、コンピュータ、サーバー等のハードリソースを協働させるプログラムの形態で実施してもよい。プログラムの形態であれば、磁気メディアや光メディアなどの記録媒体に記録したりインターネットなどの通信回線を用いて配信することで新しい機能の配布・更新やそのインストール作業が簡単にできる。
以上のように、本発明にかかる網制御装置、使用状態監視サーバーおよびそのプログラムでは、網制御装置が行う使用状態取得の方法を使用状態監視サーバーから設定できる。これにより自由度の高い状態取得が可能になる。これは、網制御装置だけでなく設備機器のリモコンやルータ機器等の通信装置にも適用できる。
本発明の実施の形態1における全体構成を示す図 本発明の実施の形態1における網制御装置の構成図 本発明の実施の形態1における使用状態管理サーバーの構成図 本発明の実施の形態1における網制御装置のフローチャート 本発明の実施の形態1における使用状態管理サーバーのフローチャート 本発明の実施の形態1における送信メール例を示す図 従来例の全体構成を示す図
符号の説明
1 メータ
2 機器
3 網制御装置
4 宅内上位通信装置
5 使用状態管理サーバー
10 サーバー通信部
11 状態取得部
12 日時管理部
13 監視設定取得部
14 機器通信部
20 クライアント通信部
21 監視設定通信部
22 監視設定記憶部
23 使用状態通信部
24 使用状態記憶部
25 メール生成部
26 メール通信部
27 送信先管理部
28 サーバー側日時管理部
30 設定用パソコン

Claims (7)

  1. 監視対象機器と通信を行う機器通信部と、使用状態管理サーバーと通信を行うサーバー通信部と、前記サーバー通信部を制御して機器の状態取得に関する設定情報を使用状態管理サーバーから取得して記憶する監視設定記憶部と、前記機器通信部を用いて機器と通信し、前記監視設定記憶部に記憶されている設定情報にしたがって状態取得を行い、取得した情報を前記サーバー通信部を用いて使用状態管理サーバーへ送信する状態取得部を備えたことを特徴とする網制御装置。
  2. 網制御装置と通信を行うクライアント通信部と、監視対象機器の状態取得に関する設定情報および、ユーザへの通知設定を記憶する監視設定記憶部と、前記監視設定記憶部に記憶されている設定情報を前記クライアント通信処理部を用いて網制御装置へ送信する監視設定通信部と、前記網制御装置から送信されてきた使用状態情報を前記クライアント通信処理部を介して受信する使用状態通信部と、前記使用状態通信部で受信した使用状態情報を記憶する使用状態記憶部と、監視対象の機器毎あるいは機器の利用ユーザ毎にメールの送信先アドレスを管理する送信先管理部と、前記使用状態記憶部に記憶されている使用状態情報および前記監視設定記憶部に記憶されている設定情報から、機器のユーザに対して使用状態を示すコンテンツを作成するメール作成部と、前記メール作成部で作成されたコンテンツを、前記送信先管理部に記憶された送信先情報にしたがってメール送信を行うメール通信部を備えたことを特徴とする使用状態管理サーバー。
  3. 監視設定記憶部に、網制御装置が使用状態管理サーバーへ使用状態情報を送信する送信日時や送信リトライ回数の少なくともひとつを記憶し、監視設定通信部が前記監視設定記憶部に記憶されている情報を網制御装置に送信することを特徴とする請求項2に記載の使用状態管理サーバー。
  4. 監視設定記憶部は、1回のメールでユーザに通知する使用状態の通知期間を設定情報として記憶し、メール作成部は、前記通知期間内の機器の使用状態情報と前記通知期間の直前に取得された使用状態情報からそれぞれの状態の差分を計算して、ユーザへ通知するコンテンツを生成することを特徴とする請求項2または3に記載の使用状態管理サーバー。
  5. 監視設定記憶部は、メールでの使用状態の表示方法として、数量表示または有無表示のいづれかを機器毎あるいはユーザ毎に設定情報として記憶し、メール作成部は前記監視設定記憶部に記憶された表示方法にしたがって、メールで送信するコンテンツを作成することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の使用状態管理サーバー。
  6. 監視対象機器はメータであり、状態取得部は監視設定記憶部に記憶されている設定情報にしたがって、メータに対して通信により検針を行い、取得した検針結果をサーバー通信部を用いて使用状態管理サーバーへ送信することを特徴とする請求項1記載の網制御装置。
  7. 請求項1〜6のいづれか1項記載の機能の少なくとも一部をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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