JP2006352546A - センサーモジュールおよび管理システム - Google Patents

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Abstract


【課題】 無線通信による制御情報の授受でセンサーのトリガー条件および電気機器の動作を設定することができ、且つ、これらを設定すると、管理サーバーを介することなく各モジュールが単独で指定された動作を実行できるセンサーモジュールを提供する。
【解決手段】 外部と情報の授受を行う無線通信手段11と、センサー類12および/または電気機器類13と、受信した制御コマンドに基づく前記センサー12の監視動作および、このセンサーの検知情報に応じた前記電気機器類13の制御を行う制御手段14とを備えている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、センサーおよび/または電気機器を備え、外部からの無線情報に基づいてこれらセンサーの監視や電気機器の制御を行うセンサーモジュール、およびセンサーモジュール一を一括管理するセンサーモジュール管理システムに関するものである。
従来より、通信回線により親機に接続された各種センサー情報を入手し、これらのセンサー情報に基づいて特定領域の電気機器類を遠隔制御する監視システムが知られており、これに関連する技術として、例えば、生活シーンを選択するだけでその生活シーンに対応した電気機器や防災・防犯関連の設備の制御・監視状態を自動的に設定できる住宅用制御・監視統合システム(特許文献1)や、監視端末が設置された特定領域を、利用者が所有する電話やパソコン等の情報端末を用いて外出先から監視することができる監視システム用監視端末(特許文献2)や、設定したいノードに対してネットワーク上に存在するかどうかの確認を行なってから各種設定を行なう照明システムにおける機器設定方法(特許文献3)等のが開示されている。
特開2004−295408号公報 特開2001−333464号公報 特開2002ー231461号公報
しかしながら、従来の監視システムでは、通信手段が有線であったり、制御用親機である管理サーバーが監視端末に係わる情報通信の全てをコントロールするため、管理サーバーの制御は複雑化し、管理サーバの負担は極めて大きいものとなる。また、監視対象が複数箇所に存在する場合等は、各監視端末(各種センサーや電気機器類)を通信回線に接続するためのケーブル架設工事は大掛かりなものとなり、機器の設置コストが大幅にアップするという問題を有していた。
本発明は、このような従来の問題に鑑み成されたもので、その目的は、無線通信による制御情報の授受でセンサーのトリガー条件および電気機器の動作を設定することができ、且つ、これらを設定すると、管理サーバーを介することなく各モジュールが単独で指定された動作を実行できるセンサーモジュールを提供することであり、別の目的は、このようなセンサーモジュールを用いることにより、各センサーモジュールの管理および制御を容易にし、管理サーバーの負担を軽減した管理システムを提供することを目的としている。
すなわち、請求項1に記載の本発明は、外部と情報の授受を行う無線通信手段と、センサーおよび/または電気機器と、受信した制御コマンドに基づく前記センサーの監視動作および、このセンサーの検知情報に応じた前記電気機器の制御を行う制御手段とを備えることを特徴としている。
また、請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のセンサーモジュールにおいて、前記制御手段は、前記制御コマンドを保持する記憶手段を備え、保持された複数の制御コマンドを実行可能であることを特徴としている。
また、請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2の何れかに記載のセンサーモジュールにおいて、センサーモジュール同士で前記制御コマンドの授受を可能としたことを特徴としている。
また、請求項4に記載の本発明は、請求項1から請求項3までの何れかに記載のセンサーモジュールにおいて、前記制御コマンドに対する動作状況情報を外部に送出する機能を備えることを特徴としている。
また、請求項5に記載の本発明は、請求項1から請求項4までの何れかに記載のセンサーモジュールにおいて、前記制御コマンドに基づく動作の後、所定時間休止状態に移行するスリープモード機能を有することを特徴としている。
また、請求項6に記載の本発明は、請求項5に記載のセンサーモジュールにおいて、前記スリープモードは、外部からのビーコン信号(同期信号)受信、または、内部タイマーのタイムアウトにて解除されることを特徴としている。
また、請求項7に記載のセンサーモジュール管理システムは、請求項1から請求項6までの何れかに記載の単数または複数のセンサーモジュールに対し、動作状態の監視や制御、および制御コマンドの送信を行う管理サーバーと、無線通信手段を備え、前記管理サーバーと前記センサーモジュール間の情報授受を無線通信にて仲介するアクセスポイントとを備えることを特徴としている。
また、請求項8に記載の本発明は、請求項7に記載のセンサーモジュール管理システムにおいて、乱数発生器を備え、当該乱数発生器の乱数に基づき、前記センサーモジュールへのアクセス毎に当該センサーモジュールを特定する認識番号を変更することを特徴としている。
本発明のセンサーモジュールは、制御コマンドを受信すると、モジュール単独にて制御コマンドにより指定された動作(センサーの検知、出力機器の動作制御)を実行することができるため、停電などの不慮の事態が発生して管理システム側の機能が停止しても、監視対象領域における監視動作に影響を及ぼさない。加えて、各センサーモジュール同士を無線通信にて接続することにより、モジュール間や通信回線とのケーブル架設工事は不要となり、機器の設置コストを安価にできる。
さらには、スリープモード機能を活用することにより、無駄な電力消費を抑え、電池によるセンサーモジュールの長時間動作が可能となる。
また、本発明のセンサーモジュール管理システムは、複数のセンサーモジュールを個々に監視し、きめ細かくコントロールすることができると共に、上述のように、センサーモジュールは個々に指定された動作を単独で実行することができるため、センサーモジュールシステム全体の管理が容易となり、管理サーバーの負担を軽減できる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1は本実施形態によるセンサーモジュール管理システムの構成を示す。
図1に示すように、センサーモジュール管理システムは、監視端末として複数のセンサーモジュール1と、これら複数のセンサーモジュール1を一括管理する親機側の管理サーバー3(PC)とアクセスポイント2とで構成されている。尚、管理サーバー3とアクセスポイント2は有線LAN4にて接続されている。
管理サーバー3は、センサーモジュールシステムの全機能を管理・コントロールしており、アクセスポイント2を介して各センサーモジュール1との間で各種情報の授受(後述する、ビーコン信号や制御コマンドの送信、センサーモジュール1からの状況情報の受信等)を行う。センサーモジュール1との間の各種情報の授受は従来の通信回線を利用するシステムと相違し、全てアクセスポイント2を介して無線通信にて行なわれる。
アクセスポイント2は、図2に示すように、無線通信用のトランシーバ21、センサーモジュール1との無線通信制御を行う制御マイコン22(データ保存用のメモリ23と制御プログラム保存用のメモリ24を内蔵している)、当制御マイコン22(メモリ24)のプログラム書き込み用コネクタ25、管理サーバ3との接続制御を行う有線LAN制御用コントローラ28(制御プログラム保存用メモリ26とデータ保存用のメモリ27を装備している)、当有線LAN制御用コントローラ28のデバッグ用コネクタ29、およびプログラム書き込み用コネクタ30、有線LANデータ入出力用ドライバ31(PHY)および当入出力用ドライバ31の接続用コネクタ32等から構成され、管理サーバー3とセンサーモジュール1の間の情報授受を仲介し、管理サーバー3からの指示(制御コマンド等)を無線信号に変換してセンサーモジュール1に送信すると共に、センサーモジュール1からの情報をイーサネット(登録商標)等の有線LANプロトコルに変換して管理サーバー3に送信する。本図では、制御マイコン22とLAN制御用コントローラ28とはRS−232Cによる標準インターフェイスにて接続されている。
さらに、アクセスポイント2は、上記機能の他、省電力のためのビーコン信号(同期信号)をセンサーモジュール1に送信する機能も有する。
センサーモジュール1は、図3に示すように、無線通信用のトランシーバ11と、例えば、人感センサー、照度センサー、温度センサー等の各種センサー類12を搭載したセンサーボード19と、例えば、LED、スイッチ、リレー、照明機器等の電気機器類13と、これら、各種センサー類12の監視や電気機器類13の動作を制御する制御手段としての制御マイコン14を備えている。
制御マイコン14は、データ保存用のメモリ15と制御プログラム保存用のメモリ16を内蔵し、トランシーバ11より受信したアクセスポイント2からの制御コマンド等をこのデータ保存メモリ15に逐次保存するようになっている。メモリ15に保存された複数の制御コマンドは、メモリ16に格納された専用の制御プログラムを起動して逐次実行・処理される。処理動作は、例えば、後述するトリガー/アクション機能の実行や状態情報の外部送出等である。
この他、センサーモジュール1には、プログラムデバッグ用のコネクタ17やファーム書き換え用のコネクタ18が備えられている。
尚、図3では、各種センサー類12と電気機器類13とが同一モジュールに搭載されているが、これらセンサー類12(センサーボード19)と電気機器類13を分けてそれぞれのセンサーモジュール1に搭載するように構成しても良い。
何れにしても、これらセンサーモジュール1は監視目的に応じて監視対象となる特定領域の適所に必要数設置される。
次に、上記センサーモジュール1における制御動作として省電力制御について説明する。
図4は、この省電力化のための制御の一例を示し、アクセスポイント2からセンサーモジュール1へのビーコン信号の送信シーケンスを示す。
図4(a)に示すように、アクセスポイント2は、一定の周期(本実施形態では約1000ms周期)でビーコン信号を送信し、センサーモジュール1(制御マイコン14)は、このビーコン信号を受信する僅かな時間に各種情報(ビーコン信号に同期して送出される制御コマンドと、この制御コマンドに対するセンサーモジュール1からのレスポンス情報)の授受を行い、その後、動作休止状態(スリープモード)に移行する。
更に詳しくは、図4(b)に示すように、制御マイコン14は、1回目のビーコン信号を受信すると、次のビーコン信号を受信する約10ms前にタイムアウトする内部タイマー(すなわち、約990msのタイマー)を起動し、同時にセンサーモジュール1(電力消費の大きいトランシーバ11)をスリープモードに移行する。
センサーモジュール1は、内部タイマーのタイムアウトで所定時間後スリープモードから起床し、直ちにビーコン信号の受信待ち状態で待機する。この間にセンサーモジュール1がビーコン信号を受信すると、このビーコン信号に同期して続く制御コマンドの有無を確認し、制御コマンドが受信されれば当制御コマンドに応じたコマンド処理を実行する。センサーモジュール1は、コマンド処理実行後、約30msの間情報を監視し、この間に新たな制御コマンドが受信されなければ、再度スリープモードに移行する。
当制御によれば、センサーモジュール1(トランシーバ11)が動作するのは1000ms周期の内のビーコン信号の受信約10ms前からコマンド処理を実行するまでの極めて短い時間であり、大半の時間はスリープモード状態であるため、センサーモジュール1の省電力に大いに寄与するものである。
因みに、係る省電力制御を行うと、例えば、単三アルカリ乾電池の使用で、センサーモジュール1を約1年間稼動することができる。
尚、上述したアクセスポイント2におけるビーコン信号の送信周期約1000msや、センサーモジュール1におけるビーコン信号の待機時間約10ms等は一例であって、システム構成に応じてこれらの時間を適宜変更することは勿論可能である。
次に、図5にビーコン信号を使用しない省電力制御のシーケンスを示す。 係る状態は、センサーモジュール1とアクセスポイント2の無線通信チャンネルが異なる場合か、或いは、何らかの原因でアクセスポイント2が動作しなくなった(ビーコン信号の送出を停止した)場合である。これらの場合、上述の通常シーケンスによれば、センサーモジュール1はビーコン信号の受信待ち状態で待機し続けることになり、その間は省電力に寄与しない。
そこで、本実施形態では、図5に示すように、センサーモジュール1(制御マイコン14)は、何らかの原因でアクセスポイント2からビーコン信号が送信されないことを認識した後、約1000ms周期の内部タイマーを起動し、所定の処理動作(センサーの監視やトリガー/アクションの処理)を行い、処理動作の終了後はスリープモードに移行する。尚、図5のシーケンスは、センサーモジュール間の制御を示している。
このように、複数のセンサーモジュール1は、コマンド処理動作と休止状態を繰り返すことになり、ビーコン信号を用いた時と同様の省電力制御が可能となる。勿論、この場合も、タイマー時間は約1000msに限定されものではなく、システム構成に応じて適宜変更可能である。
次に、図6〜図9に基づいてセンサーモジュール1における制御コマンド処理の実行(トリガー/アクション機能の動作)について説明する。
図6は管理サーバー(アクセスポイント)とセンサーモジュールのトリガー/アクション機能の動作状態を示し、予め管理サーバーにより、トリガー(すなわち、センサー値の変化等のきっかけとなる動作)とそれに対するアクション(電気機器の動作)をトリガーの対象となるセンサーモジュール1aに対して設定する。この際、非トリガー機器(センサーモジュール1b)とアクション機器(センサーモジュール1c)は、この設定指令を無視する。トリガー該当モジュールであるセンサーモジュール1aはトリガー/アクション設定されると、トリガー検出時にアクション機器であるセンサーモジュール1cにアクションを指示する。このアクション指示は、無線通信にて行われる。
尚、本実施形態では、一つのトリガーに対して複数のアクションの設定も可能である。また、この設定は、一つのセンサーモジュールに対してだけでなく、複数のセンサーモジュールに対しても行うことができ、さらに一つのセンサーモジュール内の複数のセンサーに対しても行える(後述する二重、三重・・・トリガー)。また、一つのセンサーモジュールに対して複数のトリガー/アクション機能を設定できる。
トリガー/アクション機能が設定されたセンサーモジュールは、以後、管理サーバーの有無に係わらず、それぞれ単独で動作を行なうことができる。
以下、図7〜図9に基づいて上述したトリガー/アクション機能の具体的な動作例を示す。以下の動作は各々該当センサーモジュールの制御マイコン14による制御である。
図7はアクセスポイントが介在しない場合のセンサーモジュール間の動作を示し、予め設定されたトリガー条件(照度センサー12が夜を検出)を検出したセンサーモジュール1は、アクション指定された他のセンサーモジュール1に対してアクション指示(電球13の点灯指示)を行う。この際、管理サーバーに対しては特に情報を送信しない。尚、該当センサーモジュールに対するアクション指示は、センサーモジュール同士の無線通信によって行われる。
図8はアクセスポイント2が介在する場合の動作を示し、予め管理サーバー3にてアクセスポイント2への「報告」アクションをセンサーモジュール1へ設定しておくと、トリガー条件(照度センサーが夜を検出)を検出した時、該当センサーモジュール1はアクセスポイント2に対して「照度変化」の情報を送出する。尚、この場合、トリガー/アクション設定されていない他のセンサーモジュール1は動作しない。
図9は、センサーと電気機器を備えたセンサーモジュール1がトリガー条件(照度センサー12が夜を検出)を検出した際に、自身のセンサーモジュール1内の電気機器に対してアクション指示(電球13を点灯)を行う例である。
その他、図示しないが、複数のセンサーモジュールに対してトリガー条件を設定し、それらの条件が一致した場合にアクションを実行するように設定することもできる。この場合は、一台のセンサーモジュールにおいてトリガー条件が検出されただけでは動作は行われず、該当するセンサーモジュールにおいて設定した全てのトリガー条件が検出された時にのみ、アクションは実行される。
以上説明した省電力制御や制御コマンドの実行等、センサーモジュール側の制御動作の概略フローを示せば、図16の通りである。
図16において、ループAは受信待ち状態を示しており、タイムアウト時間(図4の場合は30ms)が経過するまで信号が受信されるか否かを継続的に監視する(ステップ100、101)。この間に信号が受信された場合は、コマンド信号の受信かビーコン信号の受信かを確認し(ステップ102)、コマンド受信の場合はコマンド処理を実行した後(ステップ103)、トリガ/アクション処理を実行する(105)。ビーコン受信の場合はビーコン受信済(フラグ)を設定した後(ステップ104)、トリガ/アクション処理を実行する(ステップ105)。
ステップ105のトリガ/アクション処理実行後、送信コマンドを送信する場合は送信コマンドフレームを作成した後、再度ループAの受信待ち状態に戻る(ステップ106、107)。送信コマンドを送信しない場合はそのまま受信待ち状態に戻る。
受信待ち状態(ステップ101)において、一定時間(30ms)信号を受信せずにタイムアウトした場合は、先ず、送信コマンドフレームの有無が確認され(ステップ108)、送信コマンドフレームが確認された場合は送信コマンドフレームを送信した後、ループAの受信待ち状態に戻る(ステップ109)。他方、送信コマンドが確認されない場合は、ビーコン信号を受信したか否かが確認され(ステップ110)、ビーコン信号を受信した場合はトランシーバを省電力モードに移行すると共に、マイコンに周期割り込み(図4の場合は1000ms)を設定した後マイコンを省電力モードに移行し、周期割り込みが発生するまで待機する(ステップ111、112)。
1000msの周期割り込みが発生するとマイコンは起床し、トランシーバの省電力モードを解除すると共に、ビーコン受信済み設定を解除し、ループAの受信待ち状態に戻る(ステップ113、114)。
他方、ステップ110において、ビーコン信号が受信されない場合は、何らかの原因でアクセスポイントに異常が生じたものと想定し、ステップ104にてビーコン受信済みを設定し、恰もビーコン信号を受信したように処理して次ステップ105のトリガ/アクション処理を実行する。以降の動作はビーコン信号を受信した場合と同様である。
以上、図16の制御動作フローを実行することにより、ビーコン信号がある場合もない場合も、トリガ/アクション処理や省電力処理を定期的に実行することができる。
次に、図10〜図15に基づいてセンサーモジュール管理システムについて説明する。
図10は、管理サーバー3(PC)の画面表示の一例を示している。画面の左半分は管理サーバー3に登録されている機器とその状態を示し、アイコンSMはセンサーモジュール、アイコンAPはアクセスポイントを示す。各アイコンSM、APを右クリックあるいは左クリックすることにより、現在の機器の状態やトリガー/アクションの設定内容、通信状態、バッテリの状態等が確認できる。画面上部の機能選択バーの何れか一つを選択することにより、そのモジュールの情報が画面の右半分に表示される。
本図10は機能選択バーの「モジュール一覧」を選択した状態であり、機器の詳細な情報が表形式で表示されている。例えば、無線アドレス毎にセンサーモジュールの種類(モジュール名)、通信状態、リンククオリティ(受信感度)、バッテリの状態(バッテリーアラーム)、スイッチの状態、最終正常通信時間等が表示される。通信異常が発生するとそのセンサーモジュールの情報は色が変わり、即座に異常を確認できるようになっている。
また、機能選択バーで各センサーモジュールの機能を選択でき、「照度」や「温度」等を選択すると、図11に示すように、各センサーモジュールが検出した照度や温度がデジタル値で画面右側に表形式で表示され、また、電気機器の状態はON/OFFで表示される。
次に、図12は機能選択バーにより「トリガー/アクション」を選択したときの画面表示を示し、画面の右半分には各無線アドレス毎に、モジュール名、通信状態、センサー種類番号、トリガーの有効/無効、トリガー内容、条件、閾値、アクションの種類番号、およびアクション設定有無が表示されている。画面の左半分には登録されているセンサーモジュールが表示されるが、トリガー/アクションが選択されたセンサーモジュールは色を変えて表示され、設定あるいは確認したいセンサーモジュールの右クリックで個別状態取得、モジュール名編集、モジュール削除、トリガー設定、トリガー有効/無効設定、アクション設定などが行なえるようになっている。
図13はセンサーモジュールにトリガーを設定する画面である。
トリガー条件となるセンサーをプルダウンメニューで選択し、条件もプルダウンメニューで選択する。さらに閾値が必要な場合は、閾値フィールドにデータを入力する。また、二重トリガーを設定する場合は、画面下の「二重トリガーを有効にする」にチェックを入れることにより、上下の2つのトリガー条件が合致したときアクション動作可能となる。また、3種類以上のトリガー条件を設定することも勿論可能である。
図14はアクション設定画面の例である。
アクションリストから設定したいアクション番号を選択し、右クリックすることによりアクションの有効/無効の切り換えや詳細なアクション編集ができる。図15は、この詳細なアクション編集の画面表示例を示し、指示または報告といった動作の内容や照明またはLED等ターゲットのON/OFF、さらにその点灯時間等が設定できる。点灯時間に0を入力すると連続点灯となり、0以外の数値を入力すると点灯時間を秒単位で設定できる。
尚、本実施形態では、これらのトリガー/アクションは1つのセンサーモジュールに対して最大16種類設定可能であり、それぞれ独立して動作することができる。
また、図示しないが、アクセスポイント2に物理乱数発生器を装備し、例えば、アクセス毎にこの乱数発生器の乱数に基づいて各センサーモジュール1への識別番号を変更することにより、外部からの無線通信の妨害や傍受に対してよりセキュリティの高いセンサーモジュール管理システムを構築することができる。
以上のように、本発明によれば、管理システムは各センサーモジュールに対して無線通信により、トリガー信号及びアクション機能を設定することができ、さらに、トリガー/アクション機能を設定すると、管理サーバーの関与無しで、単独、或いは、センサーモジュール同士で指定された動作を実行することができるため、停電などの不慮の事態が発生して管理システム側の機能が停止しても、監視対象領域における各センサーモジュールの監視・制御動作に影響を及ぼすことはない。
また、スリープモード機能を活用することにより、無駄な電力消費を抑え、電池によるセンサーモジュールの長時間動作が可能となる。加えて、各センサーモジュール同士を無線通信で接続することにより、モジュール間のケーブル架設工事は不要となり、機器の設置コストを安価にできる。
また、本管理システムは、複数のセンサーモジュールの状態監視や制御、さらには、各センサーモジュールに対してトリガー信号の指定及びアクション機能の指定などを個々に行なうことができるため、センサーモジュールのきめ細かな管理が可能となる。また、上述のように、センサーモジュールは指定された動作を単独で実行することができるため、センサーモジュールシステム全体の管理が容易となり、管理サーバーの負担を軽減できる。
本発明に係るセンサーモジュール管理システムの構成図。 アクセスポイントの内部構成を示す図。 センサーモジュールの内部構成を示す図。 (a)はアクセスポイントからセンサーモジュールへのビーコン信号の送信シーケンスを示す図、(b)はビーコン信号によるセンサーモジュール内部の動作シーケンスを示す図。 ビーコン信号を用いない省電力制御のシーケンスを示す図。 アクセスポイントとセンサーモジュールのトリガー/アクション機能の動作状態を示す説明図。 センサーモジュール同士のトリガー/アクション機能の動作を示す説明図。 センサーモジュールのアクセスポイントへのトリガー状態の報告機能を示す説明図。 センサーモジュール内部でのトリガー/アクション機能の動作を示す説明図。 管理サーバーの画面表示の例を示す図。 図10とは別の画面表示例を示す図。 トリガー/アクション画面の表示例を示す図。 トリガー設定画面の表示例を示す図。 アクション設定画面の表示例を示す図。 アクション編集画面の表示例を示す図。 センサーモジュール側の概略制御動作フローチャート。
符号の説明
1 センサーモジュール
2 アクセスポイント
3 管理サーバー
11、21 無線通信手段(トランシーバ)
13 電気機器
14 制御手段(制御マイコン)
15 記憶手段(メモリ)

Claims (8)

  1. 外部と情報の授受を行う無線通信手段と、センサーおよび/または電気機器と、受信した制御コマンドに基づく前記センサーの監視動作および、このセンサーの検知情報に応じた前記電気機器の制御を行う制御手段とを備えることを特徴とするセンサーモジュール。
  2. 前記制御手段は、前記制御コマンドを保持する記憶手段を備え、保持された複数の制御コマンドを実行可能であることを特徴とする請求項1に記載のセンサーモジュール。
  3. センサーモジュール同士で前記制御コマンドの授受を可能としたことを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載のセンサーモジュール。
  4. 前記制御コマンドに対する動作状況情報を外部に送出する機能を備えることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載のセンサーモジュール。
  5. 前記制御コマンドに基づく動作の後、所定時間休止状態に移行するスリープモード機能を有することを特徴とする請求項1から請求項4までの何れかに記載のセンサーモジュール。
  6. 前記スリープモードは、外部からのビーコン信号、または、内部タイマーのタイムアウトにて解除されることを特徴とする請求項5に記載のセンサーモジュール。
  7. 請求項1から請求項6までの何れかに記載の単数または複数のセンサーモジュールに対し、動作状態の監視や制御、および制御コマンドの送信を行う管理サーバーと、無線通信手段を備え、前記管理サーバーと前記センサーモジュール間の情報授受を無線通信にて仲介するアクセスポイントとで構成されることを特徴とするセンサーモジュール管理システム。
  8. 乱数発生器を備え、当該乱数発生器の乱数に基づき、前記センサーモジュールへのアクセス毎に当該センサーモジュールを特定する認識番号を変更することを特徴とする請求項7に記載のセンサーモジュール管理システム。
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