JP2015178305A - 車体上部構造 - Google Patents

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洋介 穴田
Yosuke Anada
洋介 穴田
拓章 穴見
Hiroaki Anami
拓章 穴見
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Abstract

【課題】専用の溶接作業孔を形成することなく、ルーフフロントレール・ルーフサイドレール・フロントピラーの3つの部材が交差する部分の接合強度の向上、および、サンバイザの取付強度の向上を図れるようにする。【解決手段】ルーフフロントレール15、ルーフサイドレール16およびフロントピラー17の3つの部材が交差する位置の車室内側にサンバイザ取付用の透孔20を透設する。そのため、透孔20を溶接作業孔として利用でき、透孔20にスポット溶接ガンを挿入してルーフパネル9とアウタフロントレール15a、または、ルーフパネル9とアウタサイドレール16aとをスポット溶接して3つの部材が交差する三つ股部分の接合強度の向上を図ることができ、強度アップした三つ股部分にサンバイザを取付けることで取付強度を向上してびびり音を防止できる。また、サンバイザベース部材21により透孔20を閉塞して見栄えを良好にできる。【選択図】図3

Description

本発明は、ルーフフロントレールとルーフサイドレールとフロントピラーとが交差して形成される車体上部構造に関する。
自動車の車体上部は、例えば図5に示すように、ルーフパネル100の前端縁部を車幅方向に沿って配設され断面ハット状のアウタフロントレール101aおよびインナフロントレール101bとが対向して接合されてなるルーフフロントレール101と、ルーフパネル100の左右端縁部を車両の前後方向に沿って配設されるルーフサイドレール102と、フロントガラスの左右端縁部を車両の前後方向に沿って配設されるフロントピラー103とが、三つ股形状のブレース104を介して結合されて形成される(例えば、特許文献1参照)。
そして、組立工程において、ルーフフロントレール101上にルーフパネル100が接合された状態で、ルーフフロントレール101とブレース104を接合しなければならない場合があり、そのためにルーフフロントレール101の下側のインナフロントレール101bに溶接作業用孔101cを予め透設しておき、この溶接作業孔101cに下方からスポット溶接ガン105を挿入し、ルーフフロントレール101のインナフロントレール101bとブレース104の端部どうしを重ね合わせた状態で、その重ね合わせた部分上の点をスポット溶接している。
特開2005−88611号公報(段落0002〜0004および図5、図6参照)
しかし、上記した特許文献1に記載のような構造の場合、三つ股部分をスポット溶接するために、溶接作業孔101cをインナフロントレール101bに形成する必要があり、インナフロントレールにはサンバイザ取付孔が別途形成されるが、このサンバイザ取付孔以外にもうひとつ溶接作業孔101cを形成しなければならず、作業工程が煩雑になるという問題がある。一方、溶接作業孔を形成しない場合には、三つ股部分においてルーフパネル100とルーフフロントレール101、または、ルーフパネル100とルーフサイドレール102、または、ルーフパネル100とルーフフロントレール101とルーフサイドレール102とが接合できない箇所が生じ、強度が低下するおそれがある。
ところで、溶接作業孔101cをガーニッシュと称される内張り部材によって隠すことができるので、溶接作業孔101cを祖から目視することができなくなり、見栄えを改善することは可能であるが、キャブオーバタイプの車両などの簡易構造の車両の場合には、通常、内張り部材を使用しないため、溶接作業孔が車室内から見えることになり見栄えが悪い。
また、サンバイザ取付孔は、ルーフフロントレール・ルーフサイドレール・フロントピラーの3つの部材が交差する三つ股部分から少し車室中心側にずれて形成されるのが一般的であり、これら3つの部材が交差して強度が高い三つ股部分からずれてサンバイザが取り付けられることになるため、サンバイザ取付部の強度不足によるびびり音が生じるおそれがある。
本発明は、専用の溶接作業孔を形成することなく、ルーフフロントレール・ルーフサイドレール・フロントピラーの3つの部材が交差する部分の接合強度の向上、および、サンバイザの取付強度の向上を図れるようにすることを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明の車体上部構造は、ルーフパネルの前端縁部を車幅方向に沿って配設され断面ハット状のアウタフロントレールおよびインナフロントレールとが対向して接合されてなるルーフフロントレールと、前記ルーフパネルの左右端縁部を車両の前後方向に沿って配設され断面ハット状のアウタサイドレールおよびインナサイドレールとが対向して接合されてなるルーフサイドレールと、フロントガラスの左右端縁部を車両の前後方向に沿って配設されるフロントピラーとが交差して形成される車体上部構造において、前記ルーフフロントレール、前記ルーフサイドレール、前記フロントピラーの3つの部材の交差位置の車室内側に透設されたサンバイザ取付用の透孔と、前記透孔に配設されて前記透孔を車室内側から閉塞するサンバイザベース部材とを備えることを特徴としている(請求項1)。
請求項1に係る発明によれば、ルーフフロントレール、ルーフサイドレールおよびフロントピラーの3つの部材が交差する車体上部構造において、3つの部材の交差位置の車室内側にサンバイザ取付用の透孔を透設するため、透孔を溶接作業孔として利用することが可能になり、透孔にスポット溶接ガンを挿入してルーフパネルとアウタフロントレール、または、ルーフパネルとアウタサイドレール、または、ルーフパネルとアウタフロントレールとアウタサイドレールとをスポット溶接して接合強度を確保することができ、3つの部材が交差する部分の接合強度の向上を図ることができる。そして、接合強度を高めた3つの部材の交差部分にサンバイザを取付け支持することができるため、サンバイザの取付強度の向上を図ることができ、従来のようなびびり音を防止することができる。
また、溶接作業孔として利用できるサンバイザ取付用の透孔は、通常よりも大きな孔にすることで溶接作業が容易になり、後でサンバイザベース部材により透孔を閉塞できるため、見栄えも良好になる。
本発明の一実施形態におけるキャブオーバ型トラックの側面図である。 図1の一部の斜視図である。 図1における車体上部構造の一部の斜視図である。 図3のX−X線における断面図である。 図3の一部の斜視図である。 従来の車体上部構造の斜視図である。
つぎに、本発明の車体上部構造をキャブオーバ型トラックに適用した一実施形態について、図1ないし図4を参照して詳細に説明する。なお、本実施形態でいう前後、左右とはシートに着座した状態で見た前後、左右を意味し、図中のFRは前方、UPは上方、RHは右方、LHは左方を意味する。
図1、図2に示すキャブオーバ型トラック1では、車体フレーム2の前フレーム部2aにキャビン3を配設するとともに前輪4を配設し、後フレーム2bに荷台5を配設するとともに後輪6を配設し、キャビン3の下方にエンジンを搭載している。そして、キャビン3は、フロントガラス開口7aが形成されたフロントパネル7の下縁部および上縁部それぞれにフロアパネル8およびルーフパネル9を接続し、左右側縁部にサイドパネル10を接続するとともに、左右のサイドパネル10とルーフパネル9とフロアパネル8とをバックパネル11により接続した構造になっており、左右のサイドパネル10には、ドア開口10aが形成され、このドア開口10aにはフロントドア12が配設される。なお、13はバンパである。
さらに、図3に示すように、フロントガラス開口7aおよびドア開口10aの上部構造は、ルーフパネル9の前端縁部を車幅方向に沿って配設され断面ハット状のアウタフロントレール15aおよびインナフロントレール15bとが対向して接合されてなるルーフフロントレール15と、ルーフパネル9の左右端縁部を車両の前後方向に沿って配設され断面ハット状のアウタサイドレール16aおよびインナサイドレール16bとが対向して接合されてなるルーフサイドレール16と、フロントガラス開口7aに配設されるフロントガラスの左右端縁部を車両の前後方向に沿って配設されるフロントピラー17とが交差して形成されている。
このとき、図4中の×印に示すように、例えばルーフフロントレール15のアウタフロントレール15a上、ルーフサイドレール16のアウタサイドレール16a上およびフロントピラー17上に被さるようにルーフパネル9が配設され、ルーフパネル9とアウタフロントレール15aおよびインナフロントレール15bのフランジ部とが3枚重ねの状態でスポット溶接され、ルーフパネル9とアウタサイドレール16aおよびインナサイドレール16bのフランジ部とが3枚重ねの状態でスポット溶接されるとともに、ルーフパネル9とフロントピラー17とがスポット溶接される。
そして、図4に示すように、ルーフフロントレール15、ルーフサイドレール16、フロントピラー17の3つの部材が交差する三つ股部分の位置の車室内側には通常より大きめのサンバイザ取付用の透孔20が透設され、この透孔20にスポット溶接ガン21a,21bの一方の願21bが車室内側から挿入されて、当該三つ股部分において、ルーフパネル9とアウタフロントレール15a、または、ルーフパネル9とアウタサイドレール16a、または、ルーフパネル9とアウタフロントレール15aとアウタサイドレール16aとがスポット溶接(図4中の×印)され、専用の作業孔を形成することなくサンバイザ取付用の透孔20を利用したスポット溶接により三つ股部分の強度を向上することができる。
このように、三つ股部分のスポット溶接が終了すると、その後、車室内側から見た斜視図である図5に示すように、透孔20にサンバイザベース部材23が配設され、サンバイザが取り付けられて透孔20が車室内側から閉塞される。
したがって、上記した実施形態によれば、ルーフフロントレール15、ルーフサイドレール16およびフロントピラー17の3つの部材が交差する車体上部構造において、3つの部材の交差位置の車室内側にサンバイザ取付用の透孔20を透設し、サンバイザベース部材21により透孔20を車室内側から閉塞するため、透孔20を溶接作業孔として利用することが可能になり、透孔20にスポット溶接ガンを挿入してルーフパネル9とアウタフロントレール15a、または、ルーフパネル9とアウタサイドレール16a、または、ルーフパネル9とアウタフロントレール15aとアウタサイドレール16aとをスポット溶接して接合強度を確保することができ、3つの部材が交差する三つ股部分の接合強度の向上を図ることができる。
そして、スポット溶接により強度アップされた3つの部材が交差する三つ股部分にサンバイザを取付け支持することができるため、サンバイザの取付強度の向上を図ることができ、従来のようなびびり音を防止することができる。
また、溶接作業孔として利用できるサンバイザ取付用の透孔20は、通常よりも大きな孔にすることで溶接作業が容易になり、後でサンバイザベース部材21により透孔20を閉塞できるため、見栄えも良好になる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したもの以外に種々の変更を行なうことが可能である。
例えば、上記した実施形態は、キャブオーバ型トラックに本発明を適用した例を示したが、本発明の適用範囲はこのようなキャブオーバ型車両だけに限定されるものではない。
1 …キャブオーバ型トラック(車両)
9 …ルーフパネル
15 …ルーフフロントレール
15a …アウタフロントレール
15b …インナフロントレール
16 …ルーフサイドレール
16a …アウタサイドレール
16b …インナサイドレール
17 …フロントピラー
20 …透孔
23 …サンバイザベース部材

Claims (1)

  1. ルーフパネルの前端縁部を車幅方向に沿って配設され断面ハット状のアウタフロントレールおよびインナフロントレールとが対向して接合されてなるルーフフロントレールと、前記ルーフパネルの左右端縁部を車両の前後方向に沿って配設され断面ハット状のアウタサイドレールおよびインナサイドレールとが対向して接合されてなるルーフサイドレールと、フロントガラスの左右端縁部を車両の前後方向に沿って配設されるフロントピラーとが交差して形成される車体上部構造において、
    前記ルーフフロントレール、前記ルーフサイドレール、前記フロントピラーの3つの部材の交差位置の車室内側に透設されたサンバイザ取付用の透孔と、
    前記透孔に配設されて前記透孔を車室内側から閉塞するサンバイザベース部材と
    を備えることを特徴とする車体上部構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5657120U (ja) * 1979-10-09 1981-05-18
JPS58184324U (ja) * 1982-06-02 1983-12-08 三菱自動車工業株式会社 車両用サンバイザ
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