JP2015176702A - 照明用光源及び照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】口金本体による口金ピンの把持強度を高める。【解決手段】直管LEDランプ1は、長尺状の筐体20と、筐体20内に配置された長尺状のLEDモジュール10と、筐体20の長手方向の一方の端部に設けられ、LEDモジュールに供給するための電力を受ける給電用口金30と、筐体20の長手方向の他方の端部に設けられた非給電用口金40とを備え、非給電用口金40は、口金ピン41と、開口部42a及び底部42bを有する有底筒状の口金本体42であって、底部42bに立設するリブ43を有する口金本体42とを有する。【選択図】図2B

Description

本発明は、照明用光源及び照明装置に関し、例えば、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)などの発光素子を有する照明用光源及び照明装置に関する。
LEDは、高効率及び長寿命であることから、従来から知られる蛍光ランプ又は白熱電球などの各種ランプに対する代替光源として期待されている。中でも、LEDを用いたランプ(LEDランプ)の製品開発が盛んに進められている。
この種のLEDランプとして、例えば、直管形蛍光ランプに代替する直管形のLEDランプ(直管LEDランプ)が知られている(特許文献1参照)。
このような直管LEDランプは、長尺状の外郭筐体の両端部に設けられた口金と、LEDモジュールと、LEDモジュールを点灯させるための点灯回路とを備える。LEDモジュールは、例えば、基板と、基板上に実装された複数のLED素子とを備える。
特開2009−043447号公報
特許文献1に記載の直管LEDランプでは、口金による口金ピンの把持強度が不十分であるという課題がある。
例えば、直管LEDランプを長手方向に落としてしまった場合、落下の衝撃で口金ピンが陥没してしまう恐れがある。あるいは、口金ピンを把持する口金本体が割れてしまい、口金ピンが脱落してしまう場合がある。
そこで、本発明は、口金本体による口金ピンの把持強度を高めることができる照明用光源及び照明装置を提供する。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る照明用光源は、長尺状の筐体と、前記筐体内に配置された長尺状の発光モジュールと、前記筐体の長手方向の一方の端部に設けられ、前記発光モジュールに供給するための電力を受ける給電用口金と、前記筐体の長手方向の他方の端部に設けられた非給電用口金とを備え、前記非給電用口金は、口金ピンと、開口部及び底部を有する有底筒状の口金本体であって、前記底部に立設する板状の補強部を有する口金本体とを有する。
また、例えば、前記補強部は、前記開口部から前記底部に向かう方向に沿って厚みが厚くなっている第1広がり部を有してもよい。
また、例えば、前記口金本体は、さらに、前記底部から前記開口部に向かって突出する凸部を有し、前記凸部には、前記口金ピンの端部が埋め込まれていてもよい。
また、例えば、前記凸部は、前記開口部から前記底部に向かう方向に沿って厚みが厚くなっている第2広がり部を有してもよい。
また、例えば、前記補強部は、前記凸部に立設しており、さらに、前記開口部から前記底部に向かう方向に沿って厚みが厚くなっている第1広がり部を有し、前記第1広がり部と前記第2広がり部とは、連続していてもよい。
また、例えば、前記口金ピンは、前記底部を貫通し、前記補強部は、さらに、前記開口部側に露出した前記口金ピンに立設していてもよい。
また、例えば、前記補強部は、前記底部の中央から放射状に設けられていてもよい。
また、例えば、前記発光モジュールは、長尺状の基板と、前記基板の主面である発光面に設けられた複数の発光素子とを有し、前記補強部は、前記発光面の法線方向に平行に設けられた板体であってもよい。
また、例えば、前記補強部は、前記底部から延設されていてもよい。
また、例えば、前記口金本体及び前記補強部は、樹脂材料を用いて一体成形されていてもよい。
また、例えば、前記補強部の厚みは、前記底部の厚みと同じであってもよい。
また、本発明の一態様に係る照明装置は、上記の照明用光源を備える照明装置である。
本発明によれば、口金本体による口金ピンの把持強度を高めることができる。
本発明の実施の形態1に係る直管LEDランプを示す概観斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る非給電用口金を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る非給電用口金を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る非給電用口金を開口部側から見た図である。 本発明の実施の形態1に係る非給電用口金が有するリブと凸部とを示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る非給電用口金が有するリブと凸部とを示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る非給電用口金が有するリブと凸部とを示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る非給電用口金が有するリブと凸部とを示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る非給電用口金が有するリブと凸部とを示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る非給電用口金が有するリブと凸部とを示す断面図である。 本発明の実施の形態1の変形例に係る非給電用口金を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1の変形例に係るリブと口金ピンとを示す側面図である。 本発明の実施の形態2に係る照明装置の概観斜視図である。
以下では、本発明の実施の形態に係る照明用光源及び照明装置について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
以下の実施の形態では、照明用光源の一態様である直管LEDランプ、及び、当該直管LEDランプを備える照明装置について例示する。
(実施の形態1)
まず、本発明の実施の形態1に係る直管LEDランプについて説明する。なお、本実施の形態に係る直管LEDランプは、従来の直管形蛍光ランプに代替する照明用光源の一例である。
[直管LEDランプの全体構成]
まず、本実施の形態に係る直管LEDランプの構成の一例について、図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る直管LEDランプ1を示す概観斜視図である。
図1に示すように、直管LEDランプ1は、LEDモジュール10と、長尺状の筐体20と、筐体20の長手方向(管軸方向)の端部のそれぞれに設けられた給電用口金30及び非給電用口金40とを備える。直管LEDランプ1は、例えば、40形の直管LEDランプであり、ランプ全長が約1200mmである。
なお、図1において、X軸方向は、LEDモジュール10の短手方向である。Y軸方向は、LEDモジュール10の長手方向、すなわち、筐体20の管軸方向である。Z軸方向は、LEDモジュール10の主面に垂直な方向である。
以下、直管LEDランプ1の各構成部材について詳述する。
[LEDモジュール]
まず、本実施の形態に係るLEDモジュール10について説明する。
図1に示すように、LEDモジュール10は、直管LEDランプ1の光源であり、筐体20内に配置された長尺状の発光モジュールの一例である。例えば、LEDモジュール10は、筐体20から端部がはみ出るように配置されている。
本実施の形態に係るLEDモジュール10は、表面実装(SMD:Surface Mount Device)型の発光モジュールである。LEDモジュール10は、基板11と、基板11に実装された複数のLED素子12とを有する。また、図示しないが、LEDモジュール10は、複数のLED素子12を点灯するための点灯回路と、複数のLED素子12及び点灯回路を電気的に接続するための所定形状にパターン形成された金属配線とを備える。
基板11は、筐体20内に配置された長尺状の基板である。基板11は、例えば、矩形の基板であり、筐体20より長手方向において長い。基板11は、長手方向(図1のY軸方向)が直管状の筐体20の長手方向と平行になり、かつ、短手方向(図1のX軸方向)が筐体20の短手方向と平行になるように、筐体20内に配置される。
図1に示すように、基板11の主面である発光面には、長手方向に並んで配置された複数のLED素子12と、複数のLED素子12に電力を供給するための金属配線(図示せず)とが設けられている。
具体的には、基板11は、LED素子12を実装するための実装基板である。基板11は、例えば、樹脂をベースとする樹脂基板、金属をベースとするメタルベース基板、セラミックからなるセラミック基板、又は、ガラスからなるガラス基板などである。本実施の形態では、基板11として、CEM−3の両面基板を用いている。
基板11の長手方向の一方の端部は、給電用口金30に覆われている。また、基板11の長手方向の他方の端部は、非給電用口金40に覆われている。例えば、基板11は、筐体20から端部がはみ出るように配置されており、少なくともはみ出た部分は、給電用口金30及び非給電用口金40に覆われている。
LED素子12は、発光素子の一例であり、基板11上に実装される。本実施の形態では、複数のLED素子12は、基板11の長手方向に沿ってライン状に一列に配置されるように実装されている。複数のLED素子12のそれぞれは、図1に示すように、互いに離間して配置されている。
LED素子12は、LEDチップと蛍光体とがパッケージ化された、いわゆるSMD型の発光素子である。LED素子12は、パッケージと、パッケージに配置されたLEDチップと、LEDチップを封止する封止部材とを備える。LED素子12は、例えば、白色光を発する白色LED素子である。
パッケージは、白色樹脂などによって成形された容器であり、逆円錐台形状の凹部(キャビティ)を備える。凹部の内側面は傾斜しており、LEDチップからの光を上方に反射させるように構成されている。
LEDチップは、パッケージの凹部の底面に実装されている。LEDチップは、単色の可視光を発するベアチップであり、ダイアタッチ材(ダイボンド材)によって、パッケージの凹部の底面にダイボンディング実装されている。LEDチップは、例えば、通電されると青色光を発する青色LEDチップである。
封止部材は、光波長変換体である蛍光体を含む蛍光体含有樹脂であり、LEDチップから発せられた光を所定の波長に変換(色変換)する。また、封止部材は、LEDチップを封止することで、LEDチップを保護する。封止部材は、パッケージの凹部に充填されており、当該凹部の開口面まで封入されている。
封止部材は、LEDチップが発する光の色(波長)と、光源として求められる光の色(波長)とに基づいて選択された材料を含む。例えば、LEDチップが青色LEDチップである場合に白色光を得るために、封止部材として、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系の黄色蛍光体粒子をシリコーン樹脂に分散させた蛍光体含有樹脂を用いることができる。これにより、黄色蛍光体粒子が青色LEDチップの青色光によって励起されて黄色光を放出するので、封止部材からは、励起された黄色光と青色LEDチップの青色光との合成光として白色光が放出される。なお、封止部材に、シリカ(SiO)などの光拡散材を含有させてもよい。
このように構成されるLED素子12は、正極及び負極の2つの電極端子を有しており、これらの電極端子と基板11に形成された金属配線とが電気的に接続されている。
金属配線(図示せず)は、複数のLED素子12のそれぞれに対して所定の電力を供給するための金属配線である。金属配線は、予め定められた形状でパターン形成されている。本実施の形態では、直管LEDランプ1は、給電用口金30のみの片側から筐体20内の全てのLED素子12に給電する片側給電方式を採用している。
例えば、金属配線は、2本のリード線(一対のリード線)によって給電用口金30の一対の口金ピン31に接続される。例えば、リード線の端部は、金属配線に半田付けされる。
金属配線は、例えば、銅(Cu)などの高伝導率を有する金属から構成される。あるいは、金属配線は、ニッケル、アルミニウム若しくは金、又は、これらのうち2以上の金属からなる積層膜若しくは合金でもよい。
点灯回路(図示せず)は、LEDモジュール10に実装されたLED素子12を点灯するためのLED点灯回路である。点灯回路は、1つ又は複数の回路素子(回路部品)から構成される。
点灯回路は、例えば、リード線を介して入力される直流電圧を、LED素子12を発光させるための所定の極性に調整して出力する。点灯回路から出力される直流電力は、例えば、基板11に形成された金属配線を介してLEDモジュール10のLED素子12に供給される。
回路素子(図示せず)は、LEDモジュール10の基板11を利用して、基板11に直接実装されている。回路素子は、例えば、整流回路、検知抵抗又はヒューズ素子などである。その他必要に応じて、抵抗、コンデンサ、コイル、ダイオード又はトランジスタなどを用いてもよい。
また、LEDモジュール10の光取り出し効率を向上させるために、基板11の表面に白色塗料(白レジスト)を塗装してもよい。白レジストは、高光反射性を有するので、LEDモジュール10の光取り出し効率を向上させることができる。また、白レジストを形成することによって、基板11の絶縁性(耐圧)を向上させることができ、かつ、金属配線の酸化を抑制することができる。
[筐体]
筐体20は、内部に基板11が配置された長尺状の筐体である。具体的には、筐体20は、LEDモジュール10を覆う透光性を有する長尺状の透光性カバーである。
例えば、図1に示すように、筐体20は、両端部に開口を有する長尺状の筒体である。具体的には、筐体20は、直管状の外管であり、透明樹脂材料又はガラスから構成される。筐体20は、短手方向の断面(XZ断面)が円形の円筒である。なお、筐体20の長手方向の一方の端部は、給電用口金30に覆われている。また、筐体20の長手方向の他方の端部は、非給電用口金40に覆われている。
例えば、筐体20は、可視光に対して透明なシリカガラス製のガラスバルブ(クリアバルブ)である。この場合、筐体20内に配置されたLEDモジュール10は、筐体20の外側から視認することができる。
具体的には、筐体20は、シリカが70〜72%のソーダ石灰ガラスを主成分として含み、熱伝導率が約1.0W/m・Kのガラス管(ガラスバルブ)である。あるいは、筐体20は、アクリル(PMMA)又はポリカーボネート(PC)などの樹脂材料を含むプラスチック管でもよい。
なお、LEDモジュール10からの光を拡散させるために、筐体20は光拡散機能を有してもよい。例えば、筐体20の内面又は外面に光拡散シート又は光拡散膜を形成すればよい。具体的には、シリカ若しくは炭酸カルシウムなどの光拡散材(微粒子)を含有する樹脂、又は、白色顔料を筐体20の内面又は外面に付着させることで、乳白色の光拡散膜を形成することができる。
また、筐体20の内部若しくは外部に設けられたレンズ構造物、又は、筐体20の内面若しくは外面に形成された凹部若しくは凸部によって光拡散機能を実現してもよい。例えば、筐体20の内面又は外面にドットパターンを印刷し、又は、筐体20の一部を加工することで、光拡散機能を実現することができる。あるいは、光拡散材が分散された樹脂材料などを用いて筐体20そのものを成形することで、光拡散機能を実現することもできる。
このように、筐体20に光拡散機能を持たせることによって、LEDモジュール10から放射された光を、筐体20を当該光が通過する際に拡散させることができる。例えば、本実施の形態のように、SMD型のLED素子12が離間して配置されていると、光のつぶつぶ感(輝度ばらつき)が発生する恐れがある。これに対して、筐体20に光拡散機能を持たせることで、光のつぶつぶ感を抑制することができる。
[給電用口金]
給電用口金30は、LEDモジュール10に供給するための電力を受ける給電用口金である。具体的には、給電用口金30は、複数のLED素子12を点灯させるための電力をランプ外部から受ける。
給電用口金30は、筐体20又は基板11の長手方向(Y軸方向)の一方の端部に設けられる。具体的には、給電用口金30は、筐体20の長手方向の一方の端部に蓋をするようにキャップ状に構成されている。つまり、給電用口金30は、有底筒状であり、筐体20の長手方向の一方の端部を覆うように設けられる。例えば、給電用口金30は、接着剤によって筐体20の一方の端部に接着固定される。本実施の形態では、給電用口金30は、一方に開口部を有し、他方に底部を有する円筒である。
なお、給電用口金30と筐体20との接着に用いられる接着剤は、例えば、シリコーン樹脂である。例えば、給電用口金30と筐体20との接着に用いられる接着剤は、基板11と筐体20との接続に用いられる接着剤と同じ材料から構成される。このとき、筐体20からはみ出た基板11の一方の端部と給電用口金30とを接着剤によって固定してもよい。
図1に示すように、給電用口金30は、口金ピン31と、口金本体32とを備える。
口金ピン31は、LEDモジュール10に供給するための電力を受電する導電ピンである。口金ピン31は、具体的には、LEDモジュール10を発光させるための電力を照明器具などの外部機器から受ける一対の導電ピンである。
例えば、口金ピン31は、真鍮などの金属材料から構成される。口金ピン31を照明器具の受金に装着することで、口金ピン31は、照明器具に内蔵された電源装置から直流電力を受けることができる。
口金本体32は、筐体20の長手方向の一方の端部に設けられる。例えば、口金本体32は、筒状の口金本体であり、給電用口金30の外郭をなす。口金本体32は、口金ピン31を保持する。
具体的には、口金本体32は、開口部及び底部を有する有底筒状の口金本体である。本実施の形態に係る口金本体32は、有底円筒状であり、円形の開口部と円板状の底部とを有する。
口金本体32は、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などの樹脂材料から構成される。ここで、給電用口金30は、例えば、口金ピン31と樹脂材料とを用いたインサート成形によって作製される。なお、樹脂成形体である口金本体32に口金ピン31を圧入することで、給電用口金30を作製することもできる。
具体的には、口金ピン31は、口金本体32の底部を貫通するように設けられている。口金ピン31は、口金本体32の底部の外面から外方に向かって突出し、かつ、口金本体32の底部の内面から開口部に向かって突出している。口金ピン31のうち、口金本体32の底部の内面から開口部に向かって突出している部分は、基板11の金属電極にリード線によって接続される。
なお、本実施の形態に係る給電用口金30は、「JIS C 7709−1」に準拠した直管LEDランプにおけるGX16t−5口金(L形ピン口金)であるので、口金ピン31は、L字形の平板金属である。なお、口金ピン31は、棒状金属から構成されてもよい。
[非給電用口金]
非給電用口金40は、直管LEDランプ1を照明器具に取り付ける機能を有する非給電側の口金である。非給電用口金40は、図1に示すように、筐体20又は基板11の長手方向(Y軸方向)の他方の端部に設けられる。つまり、非給電用口金40は、給電用口金30が設けられた筐体20の長手方向の端部(一方の端部)の反対側の端部に設けられる。なお、非給電用口金40は、照明器具を介してLEDモジュール10の所定領域を接地(アース)してもよい。
非給電用口金40は、筐体20の長手方向の他方の端部に蓋をするようにキャップ状に構成されている。つまり、非給電用口金40は、有底筒状であり、筐体20の長手方向の他方の端部を覆うように設けられる。例えば、非給電用口金40は、接着剤によって筐体20の他方の端部に接着固定される。本実施の形態では、非給電用口金40は、一方に開口部を有し、他方に底部を有する円筒である。
なお、非給電用口金40と筐体20との接着に用いられる接着剤は、例えば、シリコーン樹脂である。例えば、非給電用口金40と筐体20との接着に用いられる接着剤は、基板11と筐体20との接続に用いられる接着剤と同じ材料から構成される。このとき、筐体20からはみ出た基板11の他方の端部と非給電用口金40とを接着剤によって固定してもよい。
以下では、本実施の形態に係る非給電用口金40の詳細な構成について、図2A及び図2Bを用いて説明する。図2A及び図2Bは、本発明の実施の形態1に係る非給電用口金40を示す斜視図である。
図1及び図2Aに示すように、非給電用口金40は、口金ピン41と、口金本体42とを有する。
口金ピン41は、直管LEDランプ1を照明器具に取り付けるための取り付けピンである。例えば、口金ピン41は、真鍮などの金属材料から構成された断面T字状の導電ピンである。なお、口金ピン41は、棒状金属から構成されるが、平板金属から構成されてもよい。
口金本体42は、筐体20の長手方向の他方の端部に設けられる。例えば、口金本体42は、非給電用口金40の外郭をなす。口金本体42は、口金ピン41を保持する。
口金本体42は、開口部42a及び底部42bを有する有底筒状の口金本体である。本実施の形態に係る口金本体42は、有底円筒状であり、円形の開口部42aと円板状の底部42bとを有する。
口金本体42は、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)などの樹脂材料から構成される。ここで、非給電用口金40は、例えば、口金ピン41と樹脂材料とを用いたインサート成形によって作製される。なお、樹脂成形体である口金本体42に口金ピン41を圧入することで、非給電用口金40を作製することもできる。
さらに、口金本体42は、図2Bに示すように、底部42bに立設するリブ43と、底部42bから開口部42aに向かって突出する凸部44とを有する。リブ43及び凸部44は、底部42bから延設されている。また、口金本体42、リブ43及び凸部44は、樹脂材料を用いて一体成形されている。
[リブ及び凸部の形状]
次に、リブ43及び凸部44の形状及び配置について、図3〜図5Bを用いて説明する。図3は、本発明の実施の形態1に係る非給電用口金40を開口部42a側から見た図である。図4A〜図4Dは、本発明の実施の形態1に係る非給電用口金40が有する凸部44とリブの一例とを示す側面図である。
なお、図4Aは、リブ43と凸部44とを図3に示すZ軸方向に見た図であり、口金本体42の側面部、並びに、後述する第1広がり部43a及び第2広がり部44aなどは、説明を分かりやすくするために図示していない。図4B〜図4Dについても同様である。
また、図5A及び図5Bは、本発明の実施の形態1に係る非給電用口金40が有するリブと凸部との一例を示す断面図である。具体的には、図5Aは、図3におけるA−A断面を示している。
図3及び図4Aに示すように、本実施の形態に係るリブ43は、底部42bに垂直に立設し、かつ、底部42bから延設された板状の補強部の一例である。リブ43は、例えば、矩形の平板である。
図4Aに示すように、リブ43の高さは、凸部44の高さと略同じである。リブ43の高さと凸部44の高さとを同じにすることで、例えば、一体成型に用いる金型の製造を容易にし、コストを低減することができる。
なお、図4Bに示すリブ53のように、本実施の形態に係るリブの高さは、凸部44より低くてもよい。あるいは、図示しないが、リブの高さは、凸部44より高くてもよい。
また、図4Cに示すリブ63のように、本実施の形態に係るリブは、三角形状の平板でもよい。このとき、図4Dに示すリブ73のように、三角形状のリブの高さは、凸部44より低くてもよい。
なお、図2B及び図3に示すように、リブ43は、さらに、口金本体42の側面部の内面に立設する。つまり、リブ43は、凸部44と口金本体42の側面部の内面とを接続している。これにより、口金本体42の強度をさらに高めることができる。
また、図3及び図5Aに示すように、リブ43の厚みdは、例えば、底部42bの厚みdと同じである。例えば、リブ43の厚み及び底部42bの厚みは、約1mmである。
なお、リブ43の厚みを厚くすることにより、口金ピン41の把持強度を高めることができる。しかしながら、リブ43の厚みを厚くした場合、底部42bの外側面の領域であって、リブ43の反対側の領域に窪み(ヒケ)が発生する。そこで、本実施の形態のように、リブ43の厚みと底部42bの厚みとを同じにすることで、ヒケの発生を抑制することができる。
リブ43は、開口部42aから底部42bに向かう方向に沿って厚みが厚くなっている第1広がり部43aを有する。具体的には、図5Aに示すように、第1広がり部43aは、リブ43と底部42bとの接続部分、すなわち、リブ43の根元に設けられる。
第1広がり部43aは、リブ43の厚みが緩やかに厚くなる部分である。つまり、第1広がり部43aの表面は、傾斜面(テーパ面)になっている。第1広がり部43aの傾斜面は、その傾斜が徐々に緩やかになっている。具体的には、図5Aに示すように、底部42bを基準面としたときの傾斜面の角度が、底部42bに近い程、小さくなり、底部42bから離れて開口部42aに近付く程、大きくなっている。例えば、傾斜面は、その断面が所定の半径Rに沿った円弧を描くように傾斜している。
これにより、リブ43の根元にかかる応力を分散することができ、かつ、リブ43の根元の強度を増すことができる。したがって、口金ピン41の把持強度を高めることができる。また、分厚いリブを設ける場合に比べて、ヒケの発生を抑制することができる。
なお、図5Bに示すリブ83の第1広がり部83aのように、傾斜が一定でもよい。この場合でもリブ83の根元にかかる応力を分散することができる。
凸部44は、底部42bに垂直に立設し、かつ、底部42bから延設された円柱である。図5Aに示すように、凸部44には、口金ピン41の端部が埋め込まれている。すなわち、凸部44は、口金ピン41を保持する保持部である。
具体的には、口金ピン41は、口金本体42の底部42bから外方に向かって突出するように設けられている。口金ピン41は、口金本体42の内面側には露出しておらず、口金本体42の凸部44に埋め込まれている。
なお、口金ピン41は、図5Aに示すように、係止部41aを有する。係止部41aは、例えば、底部42bに平行に設けられた突起である。係止部41aが凸部44の内部に係止することで、口金ピン41が口金本体42から脱落するのを抑制することができる。
凸部44は、開口部42aから底部42bに向かう方向に沿って厚みが厚くなっている第2広がり部44aを有する。具体的には、図5Aに示すように、第2広がり部44aは、凸部44と底部42bとの接続部分、すなわち、凸部44の根元に設けられる。
第2広がり部44aは、凸部44の厚みが緩やかに厚くなる部分である。つまり、第2広がり部44aの表面は、傾斜面(テーパ面)になっている。第2広がり部44aの傾斜面は、その傾斜が徐々に緩やかになっている。第2広がり部44aの傾斜面の角度などは、例えば、第1広がり部43aの傾斜面の角度などと同じである。
これにより、凸部44の根元にかかる応力を分散することができ、かつ、凸部44の根元の強度を増すことができる。したがって、口金ピン41の把持強度を高めることができる。また、分厚い凸部を設ける場合に比べて、ヒケの発生を抑制することができる。
なお、図5Bに示す凸部84の第2広がり部84aのように、傾斜が一定でもよい。この場合でも凸部84の根元にかかる応力を分散することができる。
また、図3に示すように、リブ43は、凸部44に立設している。具体的には、リブ43は、底部42bと凸部44と両方に垂直に立設している。さらに、図3に示すように、第1広がり部43aと第2広がり部44aとは、連続している。これにより、リブ43と凸部44と底部42bとの接続部分における応力を分散させることができる。
本実施の形態に係る口金本体42は、複数のリブ43を有する。具体的には、図2B及び図3に示すように、口金本体42は、4つのリブ43を有し、当該4つのリブ43は、底部42bの中央から放射状に設けられている。例えば、4つのリブ43は、回転対称に配置される。このときの回転中心は、底部42bの中心である。また、リブ43は、底部42bの中心から端部に向かう方向に平行に配置される。
4つのリブ43のうち2つのリブ143は、基板11の発光面の法線方向(Z軸方向)に平行に設けられた板体である。残りの2つのリブ43は、基板11の発光面に平行に設けられた板体である。
本実施の形態に係る直管LEDランプ1は、多くの場合、建物の天井に設けられた照明器具に取り付けられて使用される。したがって、直管LEDランプ1の発光方向が鉛直下方になるように、すなわち、基板11の発光面が鉛直下方を向くように、直管LEDランプ1は取り付けられる。このとき、図3において、直管LEDランプ1の発光方向は、紙面上方向(Z軸方向)であるので、直管LEDランプ1の自重は、口金ピン41を保持する凸部44に、Z軸方向にかかる。
本実施の形態では、リブ143がZ軸方向に平行になるように設けられているので、直管LEDランプ1が取り付けられている間に凸部44にかかるZ軸方向の力を支えることができる。これにより、凸部44の強度を高めることができ、口金ピン41の把持強度を高めることができる。
なお、上述したリブ43などは、本実施の形態に係るリブの一例に過ぎず、本実施の形態に係る口金本体が有するリブの個数、配置及び形状などは、これらに限らない。
[効果など]
以上のように、本実施の形態に係る直管LEDランプ1は、長尺状の筐体20と、筐体20内に配置された長尺状のLEDモジュール10と、筐体20の長手方向の一方の端部に設けられ、LEDモジュール10に供給するための電力を受ける給電用口金30と、筐体20の長手方向の他方の端部に設けられた非給電用口金40とを備え、非給電用口金40は、口金ピン41と、開口部42a及び底部42bを有する有底筒状の口金本体であって、底部42bに立設する板状のリブ43を有する口金本体42とを有する。
例えば、直管LEDランプ1を長手方向に落としてしまった場合、あるいは、直管LEDランプ1を照明器具に取り付ける際に、口金ピン41が誤って照明器具などに衝突してしまった場合、直管LEDランプ1の長手方向、具体的には、口金ピン41と底部42bとを押す方向に力が加わる。これに対して、本実施の形態に係る口金本体42が底部42bに立設するリブ43を有するので、リブ43が底部42bにかかる応力を分散することができる。このようにして、口金本体42による口金ピン41の把持強度を高めることができ、口金ピン41の脱落などが生じることを抑制することができる。
また、例えば、リブ43は、開口部42aから底部42bに向かう方向に沿って厚みが厚くなっている第1広がり部43aを有する。
これにより、リブ43の根元にかかる応力を分散することができ、かつ、リブ43の根元の強度を増すことができる。したがって、口金ピン41の把持強度を高めることができる。あるいは、リブ43による口金ピン41の把持強度の低下を抑制しつつ、リブ43の厚みを薄くすることができ、分厚いリブを設ける場合に比べて、ヒケの発生を抑制することができる。
また、例えば、口金本体42は、さらに、底部42bから開口部42aに向かって突出する凸部44を有し、凸部44には、口金ピン41の端部が埋め込まれている。
これにより、口金ピン41の端部が凸部44に埋め込まれているので、口金本体42による口金ピン41の把持強度をより高めることができる。
また、例えば、凸部44は、開口部42aから底部42bに向かう方向に沿って厚みが厚くなっている第2広がり部44aを有する。
これにより、凸部44の根元にかかる応力を分散することができ、かつ、凸部44の根元の強度を増すことができる。したがって、口金ピン41の把持強度を高めることができる。あるいは、凸部44による口金ピン41の把持強度の低下を抑制しつつ、凸部44の厚みを薄くすることができ、分厚い凸部を設ける場合に比べて、ヒケの発生を抑制することができる。
また、例えば、リブ43は、凸部44に立設しており、さらに、開口部42aから底部42bに向かう方向に沿って厚みが厚くなっている第1広がり部43aを有し、第1広がり部43aと第2広がり部44aとは、連続している。
これにより、第1広がり部43aと第2広がり部44aとが連続しているので、リブ43と凸部44と底部42bとの接続部分における応力を分散させることができる。したがって、口金ピン41の把持強度をより高めることができる。
また、例えば、リブ43は、底部42bの中央から放射状に設けられている。
これにより、リブ43が放射状に設けられているので、様々な方向からの応力を適切に分散させることができる。したがって、口金ピン41の把持強度をより高めることができる。
また、例えば、LEDモジュール10は、長尺状の基板11と、基板11の主面である発光面に設けられた複数のLED素子12とを有し、リブ43は、発光面の法線方向に平行に設けられた板体である。
例えば、直管LEDランプ1を取り付けた時に、直管LEDランプ1の荷重が発光面の法線方向にかかる。このため、発光面の法線方向に平行に板状のリブ43を設けることで、直管LEDランプ1の自重を支えることができる。したがって、口金ピン41の把持強度を高めることができる。
また、例えば、リブ43は、底部42bから延設されている。
また、例えば、口金本体42及びリブ43は、樹脂材料を用いて一体成形されている。
これにより、容易にリブ43を有する口金本体42を形成することができるので、コストを低下させることができる。
また、例えば、リブ43の厚みは、底部42bの厚みと同じである。
これにより、リブ43の厚みと底部42bの厚みとを同じにすることで、ヒケの発生を抑制することができる。
(変形例)
以下では、本発明の実施の形態1の変形例について、図6A及び図6Bを用いて説明する。図6Aは、本発明の実施の形態1の変形例に係る非給電用口金90を示す斜視図である。図6Bは、本発明の実施の形態1の変形例に係るリブ93と口金ピン41とを示す側面図である。
上記実施の形態1では、口金ピン41は、端部が口金本体42の凸部44に埋め込まれている。すなわち、実施の形態1では、口金ピン41が口金本体42の底部42bを貫通しない例について示したが、図6A及び図6Bに示す非給電用口金90のように、口金ピン41は、口金本体92を貫通してもよい。
この場合、図6Aに示すように、口金ピン41の端部は、口金本体92の内部に露出している。つまり、口金ピン41は、底部92bを貫通し、その端部は、口金本体92の開口部92a側に露出している。
口金本体92が有するリブ93は、図6A及び図6Bに示すように、開口部92a側に露出した口金ピン41に立設している。すなわち、リブ93は、底部92bから開口部92aに向かって突出した口金ピン41に接するように設けられている。なお、リブ93の数、形状及び配置などは、例えば、実施の形態1に示すリブ43と同じである。
このように、本実施の形態の変形例に係る直管LEDランプ1では、口金ピン41は、底部92bを貫通し、リブ93は、さらに、開口部92a側に露出した口金ピン41に立設している。
口金ピン41にかかる応力は、リブ93が設けられていない場合は、口金ピン41と底部42bの内側の面とが接する部分に集中する。リブ93を設けることで、この応力を分散させることができるので、口金ピン41の把持強度を高めることができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る照明装置は、上述の照明用光源を備える照明装置である。例えば、実施の形態2に係る照明装置は、実施の形態1に係る直管LEDランプ1を備える。
図7は、本発明の実施の形態2に係る照明装置2の一例を示す概観斜視図である。図7に示すように、実施の形態2に係る照明装置2は、ベースライトであり、直管LEDランプ1と、照明器具200とを備える。
直管LEDランプ1は、実施の形態1に係る直管LEDランプ1であり、照明装置2の照明用光源として用いられる。なお、本実施の形態に係る照明装置2は、一例として2本の直管LEDランプ1を備える。
照明器具200は、直管LEDランプ1と電気的に接続され、かつ、直管LEDランプ1を保持する一対の受金210と、受金210が取り付けられる器具本体220とを備える。
器具本体220は、例えば、アルミ鋼板をプレス加工などすることによって成型することができる。また、その表面は、直管LEDランプ1から発せられた光を所定方向(例えば、下方)に反射させる反射面の機能を有する。
照明器具200は、例えば、天井などに固定具を介して装着される。なお、照明器具200には、直管LEDランプ1の点灯を制御するための回路などが内蔵されていてもよい、また、直管LEDランプ1を覆うようにカバー部材が設けられていてもよい。
以上のように、本実施の形態に係る照明装置2は、他の実施の形態と同様に、口金本体42が底部42bに立設するリブ43を有するので、口金ピン41の把持強度を高めることができる。
(その他)
以上、本発明に係る照明用光源及び照明装置について、上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記の実施の形態において、複数のリブ43を放射状に設けたが、これに限らない。例えば、口金本体42には、1つのみのリブ43が設けられてもよい。
また、上記の実施の形態において、リブ43が平板である例について示したが、これに限らない。例えば、本発明の一態様に係るリブは、曲板でもよい。
また、上記の実施の形態において、口金本体は、外径が略均一の円筒、言い換えると、開口面又は底面に平行な断面の形状が略均一の円筒である例について示したが、これに限らない。例えば、口金本体は、開口面又は底面に平行な断面の形状が略均一の角筒でもよい。あるいは、口金本体は、側面部分に段差を有してもよい。
また、上記の実施の形態において、LEDモジュール10が、パッケージ化されたLED素子12を用いたSMD型のLEDモジュールである場合について説明したが、これに限らない。LEDモジュール10は、基板上に複数のLEDチップが直接実装され、複数のLEDチップを蛍光体含有樹脂によって一括封止した構成であるCOB(Chip On Board)型のLEDモジュールでもよい。
また、筐体20内に配置される基板(LEDモジュール)は、直列又は並列に2枚以上並べてもよい。この場合、接続端子を介してそれぞれの基板に設けられた金属配線を接続すればよい。
また、筐体20は、例えば、LEDモジュール10を覆う長尺状の透光性カバーと、基台とによって構成されてもよい。この場合、LEDモジュール10は、例えば、基台に戴置される。つまり、筐体20は、一体の筐体でなくてもよく、透光性カバーと基台とからなる筐体などの、複数に分割可能な筐体であってもよい。
また、筐体20の端部が給電用口金30及び非給電用口金40を覆ってもよい。つまり、給電用口金30及び非給電用口金40の外径が筐体20の端部の内径より小さくてもよい。
さらに、上記給電方式の態様から、本発明に係る直管LEDランプでは、例えば、以下のバリエーションが挙げられる。すなわち、一方側がL形口金及び他方側が非給電ピンを持つ口金で構成された片側給電方式、両側がL形口金で構成された片側給電方式、並びに、G13口金で構成された片側給電方式などである。
また、上記実施の形態に係る直管LEDランプ1は、外部電源から直流電力を受電する方式であるが、電源回路(AC−DCコンバータ回路)を内蔵することにより、外部電源から交流電力を受電する方式であってもよい。
また、上記の実施の形態において、LEDモジュール10は、青色LEDチップと黄色蛍光体とによって白色光を放出するように構成したが、これに限られない。例えば、赤色蛍光体及び緑色蛍光体を含有する蛍光体含有樹脂を用いて、これと青色LEDチップと組み合わせることによりに白色光を放出するように構成してもよい。また、青色以外の色を発光するLEDチップを用いてもよく、例えば、青色LEDチップが放出する青色光よりも短波長である紫外光を放出する紫外LEDチップを用いて、主に紫外光により励起されて青色光、赤色光及び緑色光を放出する青色蛍光体粒子、緑色蛍光体粒子及び赤色蛍光体粒子によって白色光を放出するように構成してもよい。
また、上記の実施の形態において、発光素子としてLED素子を例示したが、半導体レーザなどの半導体発光素子、有機EL(Electro Luminescence)又は無機ELなどの発光素子を用いてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 直管LEDランプ(照明用光源)
2 照明装置
10 LEDモジュール(発光モジュール)
11 基板
12 LED素子(発光素子)
20 筐体
30 給電用口金
31、41 口金ピン
32、42、92 口金本体
40、90 非給電用口金
41a 係止部
42a、92a 開口部
42b、92b 底部
43、53、63、73、83、93、143 リブ(補強部)
43a、83a 第1広がり部
44、84 凸部
44a、84a 第2広がり部
200 照明器具
210 受金
220 器具本体

Claims (12)

  1. 長尺状の筐体と、
    前記筐体内に配置された長尺状の発光モジュールと、
    前記筐体の長手方向の一方の端部に設けられ、前記発光モジュールに供給するための電力を受ける給電用口金と、
    前記筐体の長手方向の他方の端部に設けられた非給電用口金とを備え、
    前記非給電用口金は、
    口金ピンと、
    開口部及び底部を有する有底筒状の口金本体であって、前記底部に立設する板状の補強部を有する口金本体とを有する
    照明用光源。
  2. 前記補強部は、前記開口部から前記底部に向かう方向に沿って厚みが厚くなっている第1広がり部を有する
    請求項1に記載の照明用光源。
  3. 前記口金本体は、さらに、前記底部から前記開口部に向かって突出する凸部を有し、
    前記凸部には、前記口金ピンの端部が埋め込まれている
    請求項1に記載の照明用光源。
  4. 前記凸部は、前記開口部から前記底部に向かう方向に沿って厚みが厚くなっている第2広がり部を有する
    請求項3に記載の照明用光源。
  5. 前記補強部は、前記凸部に立設しており、
    さらに、
    前記開口部から前記底部に向かう方向に沿って厚みが厚くなっている第1広がり部を有し、
    前記第1広がり部と前記第2広がり部とは、連続している
    請求項4に記載の照明用光源。
  6. 前記口金ピンは、前記底部を貫通し、
    前記補強部は、さらに、前記開口部側に露出した前記口金ピンに立設している
    請求項1又は2に記載の照明用光源。
  7. 前記補強部は、前記底部の中央から放射状に設けられている
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明用光源。
  8. 前記発光モジュールは、
    長尺状の基板と、
    前記基板の主面である発光面に設けられた複数の発光素子とを有し、
    前記補強部は、前記発光面の法線方向に平行に設けられた板体である
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の照明用光源。
  9. 前記補強部は、前記底部から延設されている
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の照明用光源。
  10. 前記口金本体及び前記補強部は、樹脂材料を用いて一体成形されている
    請求項1〜9のいずれか1項に記載の照明用光源。
  11. 前記補強部の厚みは、前記底部の厚みと同じである
    請求項10に記載の照明用光源。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の照明用光源を備える照明装置。
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