JP2015176549A - 表示制御装置、および、表示制御装置の制御方法 - Google Patents

表示制御装置、および、表示制御装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】表示領域の大きさが変更された時に、表示領域に表示される画像の部分を適切に制御する。【解決手段】画像表示領域のサイズを変更できる表示手段の前記画像表示領域のサイズを検出する第1検出手段と、コンテンツ全体の画像から、前記画像表示領域に表示する前記画像の一部分を抽出する抽出手段と、前記第1検出手段が検出した前記画像表示領域のサイズが変化した場合、変化後の前記画像表示領域のサイズに基づいて、前記抽出手段が抽出する前記画像の抽出範囲を決定する決定手段と、を備え、前記抽出手段は、前記決定手段が決定した前記画像の抽出範囲に基づいて、前記画像から前記画像の一部分を抽出する表示制御装置とする。【選択図】図1

Description

本発明は、表示制御装置、および、表示制御装置の制御方法に関する。
電子ブックリーダー等、文書を読むための携帯型端末が普及し、携帯型の端末を用いて文書(文書コンテンツ)を読むことが一般的となっている。しかしながら、文書コンテンツの1ページのサイズは、例えば、新聞や文庫本などによって、多様である。ディスプレイのサイズの小さい端末を用いて1ページのサイズの大きい文書コンテンツを表示する場合、端末のディスプレイは文書コンテンツの一部を表示する。このとき、ユーザーはスクロール操作を行うことになるため、端末の使い勝手はよくない。
これを解決するために、小型の端末に文書を表示するときに、ユーザーが文書を読みやすくするために文書コンテンツの表示を制御する技術がある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
一方で、多様なサイズのコンテンツに対応する手段として、サイズを変更できるディスプレイの研究が進んでいる。サイズ可変型ディスプレイにより、例えば新聞を読む場合、広い場所ではディスプレイを拡げて大画面で読み、混雑した電車等ではディスプレイを縮めて小画面で読むといったTPO(Time Place Occasion)に応じた柔軟な利用が可能と
なる。
特開2011−76381号公報 特開2007−256529号公報
しかしながら、サイズ可変型ディスプレイでは、画面(表示領域)のサイズを変更する際に、ユーザーの意図と表示されるコンテンツの範囲とが一致しないことが生ずる。ユーザーの意図に反する表示が行われた場合、ユーザーには表示内容を自分の意図に合わせるための操作を行う必要が生じ、ユーザーは無駄な負担を強いられる。
例えば、ユーザーが表示領域のサイズを拡げた時、拡がった表示領域には既に読んだ箇所ではなく、これから読みたい箇所が表示されることが好ましい。しかし、表示の制御を適切に行わないことにより、拡がった表示領域にこれから読みたい箇所が表示されず、既に読み終わった箇所が表示されるケースが発生する。逆にユーザーが表示領域のサイズを縮めた時に、これから読みたい箇所が隠れてしまうケースも発生する。
本発明は、表示領域の大きさが変更された時に、表示領域に表示される画像の範囲を適切に制御する表示制御装置を提供することを目的とする。
本発明の表示制御装置は、
画像表示領域のサイズを変更できる表示手段の前記画像表示領域のサイズを検出する第1検出手段と、
コンテンツ全体の画像から、前記画像表示領域に表示する前記画像の一部分を抽出する
抽出手段と、
前記第1検出手段が検出した前記画像表示領域のサイズが変化した場合、変化後の前記画像表示領域のサイズに基づいて、前記抽出手段が抽出する前記画像の抽出範囲を決定する決定手段と、を備え、
前記抽出手段は、前記決定手段が決定した前記画像の抽出範囲に基づいて、前記画像から前記画像の一部分を抽出する。
本発明の表示制御装置の制御方法は、
画像表示領域のサイズを変更できる表示手段の前記画像表示領域のサイズを検出する第1検出ステップと、
コンテンツ全体の画像から、前記画像表示領域に表示する前記画像の一部分を抽出する抽出ステップと、
前記第1検出ステップで検出された前記画像表示領域のサイズが変化した場合、変化後の前記画像表示領域のサイズに基づいて、前記抽出ステップで抽出される前記画像の抽出範囲を決定する決定ステップと、を含み、
前記抽出ステップは、前記決定ステップで決定された前記画像の抽出範囲に基づいて、前記画像から前記画像の一部分を抽出する。
本発明によれば、表示領域の大きさが変更された時に、表示領域に表示される画像の範囲を適切に制御することができる。
サイズ可変型ディスプレイの構成例 サイズ可変型ディスプレイの構造の例(1) サイズ可変型ディスプレイの構造の例(2) 実施形態1のサイズ可変型ディスプレイの動作フローの例(1/2) 実施形態1のサイズ可変型ディスプレイの動作フローの例(2/2) 表示領域のサイズ変更前の表示状況の例 第2メモリ上の画像データと表示領域に表示される画像データ 表示領域のサイズ変更後の表示状況の例 第2メモリ上の画像データと表示領域に表示される画像データ 表示領域のサイズ変更前の画像信号の水平タイミング 表示領域のサイズ変更後の画像信号の水平タイミング 実施形態2のサイズ可変型ディスプレイの動作フローの例(1/2) 実施形態2のサイズ可変型ディスプレイの動作フローの例(2/2)
以下、図面を参照して実施形態について説明する。実施形態の構成は例示であり、本発明の構成は、実施形態の具体的構成に限定されない。本発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されうる。
〔実施形態1〕
サイズ可変型ディスプレイは、フレキシブルディスプレイパネルと巻き取り機構と可動部材を備える筐体により実現される。サイズ可変型ディスプレイは、表示を制御するシステムを用いてフレキシブルディスプレイパネルにコンテンツを表示する。ここで、コンテンツは、例えば、一連の文章などである。ここでは、コンテンツは、1つの画像で表すことができるものとする。サイズ可変型ディスプレイは、フレキシブルディスプレイパネルの表示領域の大きさに合わせてコンテンツ全体の画像から一部の画像を抽出し、抽出したコンテンツの一部の画像を表示する。
(構成例)
図1は、サイズ可変型ディスプレイの構成例を示す図である。サイズ可変型ディスプレイ100は、プロセッサ101、第1メモリ102、グラフィックコントローラ103、第2メモリ104、フレキシブルディスプレイ105、タッチパネル106、位置センサ107を備える。
プロセッサ101は、コンテンツをフレキシブルディスプレイ105に表示するアプリケーションソフトを実行する。プロセッサ101は、アプリケーションソフトにより、グラフィックコントローラ103と協働して、コンテンツの表示制御を行う。
第1メモリ102は、プロセッサ101の制御によってデータを記憶する。第1メモリ102は、例えば、タッチパネル106が出力する座標値、位置センサ107が出力する値を記憶する。また、第1メモリ102は、コンテンツを表示するための情報を含むコンテンツデータを記憶する。
グラフィックコントローラ103は、プロセッサ101からコンテンツデータを受信し、当該コンテンツデータをもとにコンテンツ全体の画像のグラフィックデータ(画像データ)を描画(生成)して、第2メモリ104に格納する。さらに、グラフィックコントローラ103は、第2メモリ104に格納されたコンテンツ全体の画像の画像データから所定の範囲の画像に対応する画像データを読み出して、ビデオ信号を生成して、フレキシブルディスプレイ105に出力する。
第2メモリ104は、グラフィックコントローラ103からの制御によってコンテンツデータから生成されたコンテンツ全体の画像のグラフィックデータ(画像データ)を記憶する。
コンテンツデータから生成されたコンテンツ全体の画像の画像データ内の第2メモリ104における各アドレスは、それぞれ、コンテンツ全体の画像の画像データで表される画像内の位置に対応する。画像データ内では、左側に表示される内容のデータから右側に表示される内容のデータに向かって並んでいる。画像データから2つのアドレス間のデータを読み出すことは、読み出したデータの大きさに対応する大きさ(幅)とアドレスに対応する位置(範囲)の画像を抽出することに対応する。従って、例えば、画像データから、先頭のアドレスから中央のアドレスまでのデータを抽出する場合、画像の左半分の範囲の画像データが抽出されることになる。
フレキシブルディスプレイ105は、GUI(Graphical User Interface、グラフィカルユーザーインターフェース)やアプリケーションプログラムが生成するコンテンツを表示する表示デバイスである。フレキシブルディスプレイ105は、フレキシブルな部材と巻き取り機構により、画像表示領域(表示領域)のサイズを変更することが可能である。本実施形態のフレキシブルディスプレイ105は、長方形(四角形)の表示領域を有しており、横方向又は縦方向の一方向に拡縮(拡大/縮小)する。フレキシブルディスプレイ105は、グラフィックコントローラ103が生成したビデオ信号を受信し、当該ビデオ信号を用いて画像の表示を行う。
タッチパネル106は、フレキシブルディスプレイ105の全面に貼り付けられ、ユーザー等がタッチしている位置(ユーザーが指などで押さえている位置)をディスプレイ上の座標値として検出し、当該座標値を出力する。
位置センサ107は、フレキシブルディスプレイ105の表示領域のサイズを検出するためのセンサである。本実施形態では、表示領域のサイズに連動して伸縮する筐体の可動部材(後述)の位置(伸長量)を位置センサ107によって検出することで、間接的に表示領域のサイズを検出する。
図2及び図3は、サイズ可変型ディスプレイの構造の例を示す図である。図2は、表示
領域を縮小した状態の例である。図3は、表示領域を拡大した状態の例である。
本実施形態のサイズ可変型ディスプレイ100は、図2及び図3に示すように、表示領域(表示画面)のサイズを横方向に変更可能であるように構成される。具体的には、サイズ可変型ディスプレイ100は、横長の矩形状のフレキシブルディスプレイパネルとこのパネルの一端辺(図2では右端部分)を巻き取る巻き取り機構からなる巻き取り可能なフレキシブルディスプレイ105で構成される。また、サイズ可変型ディスプレイ100の筐体は可動部材112によって横方向に伸縮可能な構造を有する。ユーザーが筐体を左右に押し縮めると、可動部材112の短縮動作に連動して巻き取り機構がパネルを巻き取り、図2のように表示領域が狭まる。一方、ユーザーが筐体を左右に引っ張ると、可動部材112の伸長動作に連動して巻き取り機構がパネルを送り出し、図3のように、表示領域が拡大される。可動部材112の長さ、即ち、表示領域の横方向サイズは位置センサ107によって検出され、プロセッサ101により表示領域のサイズに応じた範囲の画像が表示される。
これによってコンテンツの内容やユーザーの好みに応じて表示領域(表示画面)のサイズ及びコンテンツの表示範囲を適宜変更することが可能となる。例えば、雑誌や新聞を閲覧する場合は、大きな画面で読みやすいように記事をレイアウトするため、ディスプレイのサイズを大きくすることが好ましい。逆に、文庫本のように小さな画面でも読みやすい場合には、ディスプレイのサイズを小さくすることで、例えば、混雑したスペースの中でも読書することが可能となる。
なお、図2及び図3に示した構成は一例であり、サイズ可変型ディスプレイ100の構成はこれに限定されない。例えば、巻き取り機構を上端又は下端に設けることで、表示領域の縦方向サイズを可変にしてもよい。また、両端に巻き取り機構を設けることもできる。巻き取り以外の方式によるサイズ可変型ディスプレイ(表示デバイス)が使用されてもよい。また、本実施形態では、位置センサにより可動部材の長さ(伸長量)を検出したが、表示領域のサイズを直接検出するセンサを用いたり、巻き取り機構の巻き取り量を検出するセンサを用いたりしてもよい。
(動作例)
サイズ可変型ディスプレイ100の動作を説明する。サイズ可変型ディスプレイ100の表示領域には、コンテンツ全体の画像の画像データから一部の画像の画像データ(一部分の画像データ)が抽出されて、抽出された画像データからビデオ信号が生成され、ビデオ信号による画像(表示画像)が表示されている。
サイズ可変型ディスプレイ100は、ユーザーが筐体のサイズ(表示領域のサイズ)を変更するとき、ディスプレイ上においてユーザーが押さえている位置の表示に関して、表示内容が異なる位置に移動しないよう表示領域と表示内容を制御する。
即ち、サイズ可変型ディスプレイ100は、ユーザーが押さえている位置が表示領域の対向する2辺のうちの一方の辺に近い場合、変更後の表示領域のサイズに合わせて一方の辺とは反対側の端の位置を変更することでコンテンツ画像の抽出範囲を決定する。
これにより、サイズ可変型ディスプレイ100に対して、ユーザーは自分が読みたい場所を直感的に指示することが可能となる。例えば、ユーザーが押さえている位置の逆側にはそれまで表示されていなかった新たな情報を表示する。
次に、サイズ可変型ディスプレイ100の動作例を説明する。ユーザーがディスプレイの右端の近く(表示領域の右側)を押さえながら表示領域のサイズを拡大したとする。その時の動作を図4及び図5を用いて説明する。
図4及び図5は、サイズ可変型ディスプレイの動作フローの例を示す図である。図4の
「A」及び「B」は、それぞれ、図5の「A」及び「B」と接続する。
図4及び図5の動作フローの処理は、一定時間(例えば10ms)毎に周期的にコールされる処理である。
ステップS101では、プロセッサ101は、フレキシブルディスプレイ105の表示領域(画像表示領域)のサイズを位置センサ107を用いて検出する。プロセッサ101は、検出した表示領域のサイズが、第1メモリ102に記憶してある前回の測定値と同じであるか否かを判断する。プロセッサ101は、検出した表示領域のサイズ(今回の測定値)を、第1メモリ102に格納する。ここで第1メモリ102に格納した表示領域のサイズは、次回のステップS101の処理において、前回の測定値として使用される。今回の測定値と前回の測定値とで値が同じである場合(S101;YES)、つまり表示領域のサイズが変化していない場合、プロセッサ101は、処理を終了する。また、今回の測定値と前回の測定値とで値が異なる場合(S101;NO)、つまり表示領域のサイズが変化した場合、プロセッサ101は、処理をステップS102に進める。
ステップS102では、タッチパネル106は、ユーザーが指などで押さえている位置(ユーザーが指定する位置)を、画面上の座標値として検出し、プロセッサ101に出力する。プロセッサ101は、取得した画面上の座標値を、第1メモリ102に格納する。
次に、プロセッサ101は、処理をステップS103に進める。
ステップS103では、プロセッサ101は、タッチパネル106から取得した位置(ユーザーが押さえている位置)がその時点における画面(表示領域)の右半分に存在するか、左半分に存在するかを判断する。タッチパネル106からは、例えば、画面の左上を原点とし、画面右方向にX軸、画面下方向にY軸をとる画面座標系における座標値が得られる。プロセッサ101は、例えば、タッチ位置のX座標txを表示領域の中心のX座標cxと比較し、tx≧cxであれば右半分、tx<cxであれば左半分と判定すればよい。右半分に存在する場合(S103;YES)、プロセッサ101は、処理をS106に進める。
また、プロセッサ101は、タッチパネル106から取得した位置と左側の端部との距離、及び、当該位置と右側の端部との距離を比較することにより、ユーザーが押さえている位置が表示領域の左半分に存在するか右半分に存在するかを判断してもよい。
ステップS106では、プロセッサ101は、サイズ変更後の表示領域に表示される画像の画像データの端部のアドレスについて、右端は固定し、左端は新たなアドレスを演算することを決定する。即ち、プロセッサ101は、コンテンツ全体の画像の画像データから表示領域に表示される画像(表示範囲の画像)の画像データを改めて抽出することを決定する。表示領域のサイズは、コンテンツの抽出範囲のサイズに対応する。
ステップS107では、プロセッサ101は、サイズ変更後の表示領域に表示される画像の左端のアドレスを計算する。
ステップS107におけるアドレス(アドレス値)の計算方法の具体例を図6〜図9を参照して説明する。図6〜図9は、ユーザーが表示領域のサイズをw1からw2に変更した例を示す。プロセッサ101は、図4及び図5の動作フローの繰り返し処理において、前回の測定値(表示領域の変更前のサイズ)と今回の測定値(表示領域の変更後のサイズ)との比を求め、求めた値を用いて左端のアドレス値を計算する。
図6は、表示領域のサイズ変更前における表示領域の表示の例を示す図である。図6において、サイズ可変型ディスプレイ100の点線の長方形で囲まれた領域が、表示領域である。図6の例では、表示領域のサイズ(横幅)は、w1である。ユーザーは、表示領域に表示された画像を見ることができる。また、図6では、ユーザーの手の指により、表示
領域の右側の部分が押さえられている。
図7は、図6の状況における第2メモリ104上のコンテンツ全体の画像の画像データと表示領域に表示される画像の画像データとを示す図である。図7において、アドレスA、アドレスB、アドレスCは、第2メモリ104におけるコンテンツ全体の画像の画像データ内のアドレスである。アドレスBとアドレスAとの間の画像データが表示領域(表示領域のサイズ変更前)に表示される画像の画像データである。
図8は、表示領域のサイズ変更後における表示領域の表示例を示す図である。図8において、サイズ可変型ディスプレイ100の点線の長方形で囲まれた領域が、表示領域である。図8の例では、表示領域のサイズ(横幅)は、w2である。ユーザーは、表示領域に表示された画像を見ることができる。また、図8では、ユーザーの手の指により、表示領域の右側の部分が押さえられている。
図9は、当該表示状況における第2メモリ104上の画像データと表示領域に表示される画像の画像データとを示す図である。図9において、アドレスA、アドレスB、アドレスCは、第2メモリ104におけるコンテンツ全体の画像の画像データ内のアドレスである。アドレスCとアドレスAとの間の画像データが表示領域(表示領域のサイズ変更後)に表示されるデータである。
表示領域のサイズの変更前(図6)において、フレキシブルディスプレイ105の表示領域のサイズ(横幅)は、図6のw1である。プロセッサ101は、位置センサ107を用いて表示領域のサイズを測定し、測定値としてw1を取得する。図6は、プロセッサ101が、グラフィックコントローラ103に対して表示領域の右端を示すポインタの値にアドレスAを、左端を示すポインタの値にアドレスBをセットした状態である。グラフィックコントローラ103は、図7のアドレスAとアドレスBとの間の画像データを第2メモリ104上から読み出して、ビデオ信号を生成し、フレキシブルディスプレイ105に対して出力する。フレキシブルディスプレイ105は、ビデオ信号に基づいて、画像を表示する。
表示領域のサイズの変更後(図8)において、フレキシブルディスプレイ105の表示領域のサイズ(横幅)は、図8のw2である。プロセッサ101は、位置センサ107を用いて表示領域のサイズを測定し、測定値としてw2を取得する。プロセッサ101はグラフィックコントローラ103に対して表示領域の右端を示すポインタの値としてアドレスAを、表示領域の左端を示すポインタの値としてアドレスCをセットする。ここで、表示領域の左端を示すポインタの値は、アドレスBからアドレスCに変更される。
プロセッサ101は、アドレスCの値を、
Figure 2015176549
から算出する。
ここで、(表示領域のサイズ)/(表示領域のサイズに対応する画像データのサイズ)が一定である場合には、アドレスCを算出する際、アドレスB及びw1が使用されなくてもよい。例えば、(表示領域のサイズ)/(表示領域のサイズに対応する画像データのサイズ)=Zであるとすると、アドレスCは、アドレスC=アドレスA−w2/Zから算出される。値Zは、例えば、第1メモリ102に格納される。
次に、プロセッサ101は、処理をステップS108に進める。
ステップS108では、プロセッサ101は、算出したアドレス値をグラフィックコントローラ103にセットする。これによりグラフィックコントローラ103は、図9のア
ドレスAとアドレスCとの間の画像データを第2メモリ104上から読み出して、ビデオ信号を生成し、フレキシブルディスプレイ105に対して出力する。
次に、プロセッサ101は、処理をステップS109に進める。
ステップS109において、プロセッサ101は、画像信号の水平タイミングにおける遅延値を計算する。
これは、画面上の表示領域の右端の表示内容が変わらないよう、画像信号の水平方向タイミングを調整するためである。ユーザーが拡大操作をしたとき、すなわち、ユーザーがフレキシブルディスプレイパネルの巻き取られた部分を引き出したとき、フレキシブルディスプレイ105の表面はユーザーの指の位置に対して移動する。このときにおいても、表示内容がユーザーの指の位置に対して移動しないよう、コンテンツの表示位置が補正されるのである。
図10は、表示領域のサイズ変更前の画像信号の水平タイミングを示す図である。図11は、表示領域のサイズ変更後の画像信号の水平タイミングを示す図である。図10、図11において、横軸は時間である。表示用の信号は、画像のアクティブ期間に出力される。画像のアクティブ期間では、表示用の信号は、画像の左側のデータから右側のデータに向かって出力される。アクティブ期間の長さは、表示領域のサイズに対応する。
プロセッサ101は表示領域のサイズ変更前における水平方向のデータの遅延時間d1を取得する。遅延時間d1は、Hsync(Horizontal Synchronizing Signal:水平同期信号)の立ち上がりと、画像の右端部に相当する信号が出力されるタイミングとの時間差を示す値である。
プロセッサ101は表示領域のサイズ変更後における遅延時間d2を計算する。遅延時間d2は、Hsyncの立ち上がりと、画像の右端部に相当する信号が出力されるタイミング
との時間差を示す値である。
計算に使用されるパラメータを説明する。表示領域のサイズ変更前における表示領域の水平方向の長さを図6のw1とする。表示領域のサイズ変更後における表示領域の水平方向の長さを図8のw2とする。図10における遅延時間d3は図11における遅延時間d3と同じ値で、Hsyncの立ち上がりから画像のactive期間(アクティブ期間)が始まるま
での間の時間を示す。
プロセッサ101は、これらを用いて遅延時間d2の値を以下の式で求める。
Figure 2015176549
ここで、(表示領域のサイズ)/(表示領域のサイズに対応するアクティブ期間)が一定である場合には、遅延値d2を算出する際、遅延値d1及びw1が使用されなくてもよい。例えば、(表示領域のサイズ/表示領域のサイズに対応するアクティブ期間)=Yであるとすると、遅延時間d2は、d2=d3+w2/Yから算出される。値Yは、例えば、第1メモリ102に格納される。
ステップS110では、プロセッサ101は求めた遅延時間d2をグラフィックコントローラ103にセットし、グラフィックコントローラ103がこれに従ってステップS108で生成した信号をフレキシブルディスプレイ105に出力する。これによりフレキシブルディスプレイ105の画像の右端の表示内容の位置は、表示領域のサイズ変更前とサイズ変更後とで同じとなる。この処理を周期的に繰り返し実行することで、ユーザーの拡大操作時においてコンテンツの表示位置はユーザーの指の位置(ユーザーが押さえた位置
)から移動しないように表示することが可能となる。
縦書き日本語のように行が右から左に進むコンテンツである場合、ユーザーは右側を押さえながら表示領域のサイズを拡大することで、現在読んでいる箇所の表示内容を表示領域に維持しつつ未だ読んでいない箇所を表示することが可能となる。
次に縮小操作について説明する。縮小操作とは、例えば、図8の表示領域のサイズから、図6の表示領域のサイズに変更する操作である。ユーザーが右端の近く(表示領域の右側)を押さえながら表示領域のサイズを縮小したとき、プロセッサ101はフレキシブルディスプレイ105の右側領域の表示内容は変更せず、ディスプレイの左側に対して表示情報(コンテンツ)を隠すよう制御する。このときプロセッサ101は表示領域の右端のアドレスはアドレスAのまま変更せず、左端のアドレスを縮小操作に連動して、例えば、アドレスCからアドレスBに変更し、この値をグラフィックコントローラ103にセットする。これにより、縮小操作においても表示領域の右端のコンテンツの表示位置は移動しないように表示することが可能となる。つまり、ユーザーは右側を押さえながら表示領域のサイズを縮小することで、右側の表示内容を表示領域に維持しつつ表示領域のサイズを縮小することが可能となる。
ステップS103でユーザーが押さえた位置が左側である場合(S103;NO)、プロセッサ101は、処理をステップS104に進める。
ステップS104では、プロセッサ101は、表示される画像の画像データの端部のアドレスについて、左端は固定し、右端は新たなアドレスを演算することを決定する。
ステップS105では、プロセッサ101は、サイズ変更後の表示領域に表示される画像の画像データの右端のアドレスを計算する。サイズ変更後の表示領域に表示される画像の画像データの右端のアドレスは、変更前の右端のアドレスをアドレスB、変更後の右端のアドレスをアドレスC、左端のアドレスをアドレスAとすることで、ステップS107と同様に算出される。
これによりフレキシブルディスプレイ105の画像の左端の表示内容の位置は、表示領域のサイズ変更前とサイズ変更後とで同じとなる。この処理を周期的に繰り返し実行することで、ユーザーの拡大/縮小操作時においてコンテンツの表示位置はユーザーの指の位置(ユーザーが押さえた位置)から移動しないように表示することが可能となる。
縦書き日本語のように行が右から左に進むコンテンツである場合、ユーザーは左側を押さえながら表示領域のサイズを拡大することで、現在読んでいる箇所の表示内容を表示領域に維持しつつ既に読んだ箇所を再び表示することが可能となる。また、ユーザーは左側を押さえながら表示領域のサイズを縮小することで、左側の表示内容を表示領域に維持しつつ表示領域のサイズを縮小することが可能となる。
表示領域に表示される画像の画像データの右端のアドレスを求めた後、プロセッサ101は処理をステップS108に進める。プロセッサ101は、グラフィックコントローラ103に座標値を設定し、ステップS109、ステップS110にて水平方向タイミングの遅延値を設定し、表示領域に表示される画像をフレキシブルディスプレイ105に表示する。そして、プロセッサ101は、処理を終了する。
以上の動作によって本実施形態のサイズ可変型ディスプレイ100は、ユーザーがフレキシブルディスプレイ105の表示領域のサイズを拡大縮小したときに、ユーザーが読みたい箇所を適切に表示することを可能とする。これを実現するために画面上におけるユーザーが押さえている位置を検出し、この近辺の表示内容が変更されないよう制御する。
また、コンテンツデータから生成されたコンテンツ全体の画像のグラフィックデータ(画像データ)は第2メモリ104にあらかじめ格納される。グラフィックコントローラ103は、表示範囲に表示する表示画像の範囲が変更された場合に、迅速に、第2メモリ104から所望の範囲の画像データを読み出して、ビデオ信号を生成することができる。
サイズ可変型ディスプレイ100は、サイズ変化前及び変化後の表示領域のサイズに基づいてコンテンツの画像の抽出範囲のサイズを決定し、ユーザーが指定した位置に基づいてコンテンツの画像内の抽出範囲の位置(場所)を決定する。表示領域のサイズが変更された場合にユーザーが指定した位置に基づいて抽出範囲の場所が決定されることで、ユーザーの意図に合うように表示領域に表示される内容が制御される。
本実施形態では水平方向(左右方向)の拡縮に関して動作を説明したが、上下方向に関しても同様な課題があり、座標の変更を上側で行うか、下側で行うかを、適切に制御することで同様に課題を解決する。
〔実施形態2〕
次に実施形態2について説明する。実施形態2は、実施形態1との共通点を有する。従って、主として相違点について説明し、共通点については、説明を省略する。
実施形態2では、実施形態1と同様に表示領域のポインタ(アドレス)の変更をどちらの端部で行うかを制御する。実施形態2では、この判断をユーザーの画面操作ではなく、コンテンツの記載内容の進行方法を判断して決定する。
(構成例)
本実施形態のサイズ可変型ディスプレイの構成は実施形態1の図1と同様である。
(動作例)
図12及び図13は、本実施形態のサイズ可変型ディスプレイの動作フローの例を示す図である。図12の「C」は、図13の「C」と接続する。
プロセッサ101は、ユーザーが表示領域のサイズの変更操作を行ったことを検出した場合、図12及び図13の動作フローの処理を開始する。プロセッサ101は、表示領域のサイズの変更操作を行ったことを、位置センサ107が検出する表示領域のサイズの変化で認識する。ここでは、サイズ可変型ディスプレイ100のディスプレイには、例えば、文章のコンテンツが表示されているとする。
ステップS201では、プロセッサ101は、表示領域のサイズの変更の操作が表示領域の拡大か縮小かを判断する。
表示領域の拡大であった場合(S201;拡大)、プロセッサ101は、処理をS202に進める。
ステップS202では、プロセッサ101は、フレキシブルディスプレイ105に表示しているコンテンツの文章が縦書きであるか横書きであるかを判断する。
文章のコンテンツは、テキストブロックを含む。テキストブロックには、属性情報が付加されている。属性情報は、文字(文章)の属性として、言語、縦書き/横書き、フォント、文字の進行方向、行の進行方向を示す情報を含む。プロセッサ101は、表示コンテンツが含むテキストブロックの属性情報を読み出し、当該属性情報に基づいて文章が縦書きであるか横書きであるかを判断する。
縦書きであった場合(S202;YES)、プロセッサ101は、処理をS203に進める。
ステップS203では、プロセッサ101は、コンテンツの行の進行方向を判断する。プロセッサ101は、ディスプレイに表示されているコンテンツのテキストブロックに付加された属性情報を読み出し、当該属性情報に基づいてコンテンツの行の進行方向を判断する。
横書きであった場合(S202;NO)、プロセッサ101は、処理をステップS204に進める。
ステップS204では、プロセッサ101は、ディスプレイに表示されているコンテンツのテキストブロックに付加された属性情報を読み出し、当該属性情報に基づいて行内の文字の進行方向を判断する。
ステップS203またはステップS204で判断された進行方向が左から右である場合(S203;左から右、S204;左から右)、プロセッサ101は処理をステップS205に進める。
ステップS205では、プロセッサ101は、表示領域の左側のポインタを固定し、右側のポインタを新たに演算することを決定し、処理を終了する。
ステップS203またはステップS204で判断された進行方向が右から左である場合(S203;右から左、S204;右から左)、プロセッサ101は処理をステップS206に進める。
ステップS206では、プロセッサ101は、表示領域の右側のポインタを固定し、左側のポインタを新たに演算することを決定し、処理を終了する。
即ち、表示領域のサイズの変更操作が拡大であった場合、表示画像の進行方向の始点側が固定され、表示画像の進行方向の終点側が拡大されて、コンテンツの画像が抽出される。つまり、表示領域のサイズを拡大すると、ユーザーは、進行方向の始点側の表示内容を表示領域に維持しながら、進行方向の終点側の表示内容をより多く見ることが可能となる。
ステップS201にて、表示領域のサイズの変更操作が縮小であった場合(S201;縮小)、プロセッサ101は処理をステップS212に進める。
ステップS212では、プロセッサ101は、表示しているコンテンツの文章が縦書きであるか横書きであるかを判断する。
縦書きであった場合(S212;YES)は、プロセッサ101は処理をステップS213に進める。
ステップS213では、プロセッサ101は、ディスプレイに表示されているコンテンツのテキストブロックの属性情報を読み出し、当該属性情報に基づいて行の進行方向を判断する。
横書きであった場合(S212;NO)は、プロセッサ101は処理をステップS214に進める。
ステップS214では、プロセッサ101は、ディスプレイに表示されているコンテンツのテキストブロックの属性情報を読み出し、当該属性情報に基づいて行内の文字の進行方向を判断する。
ステップS213またはステップS214で判断された進行方向が左から右である場合(S213;左から右、S214;左から右)、プロセッサ101は処理をステップS215に進める。
ステップS215では、プロセッサ101は、表示領域の右側のポインタを固定し、左側のポインタを新たに演算することを決定し、処理を終了する。
ステップS213またはステップS214で判断された進行方向が右から左である場合(S213;右から左、S214;右から左)、プロセッサ101は処理をステップS216に進める。
ステップS215では、プロセッサ101は、表示領域の左側のポインタを固定し、右側のポインタを新たに演算することを決定し、処理を終了する。
即ち、表示領域のサイズの変更操作が縮小であった場合、表示画像の進行方向の終点側が固定され、表示画像の進行方向の始点側が縮小されて、コンテンツの画像が抽出される。つまり、表示領域のサイズを縮小すると、ユーザーは、進行方向の終点側の表示内容を
表示領域に維持しながら、進行方向の始点側の表示内容を表示させないことが可能となる。
ポインタを新たに演算することを決定した後、実施形態1と同様に、プロセッサ101は、左端または右端の新たなポインタを計算する。また、プロセッサ101は、決定したポインタの値を用いてグラフィックコントローラ103に対して表示領域を指示する。グラフィックコントローラ103は、受け取ったポインタの値を用いて表示する画像を抽出し、フレキシブルディスプレイ105に対して画像を表示する。
以上の動作によって本実施形態のサイズ可変型ディスプレイ100は、表示領域に表示されるコンテンツの進行方向判定を行う。サイズ可変型ディスプレイ100は、表示領域のサイズが拡大するように変化した場合、コンテンツの進行方向の終点側を画像の表示範囲から拡大して、画像の抽出範囲を決定する。また、サイズ可変型ディスプレイ100は、表示領域のサイズが縮小するように変化した場合、コンテンツの進行方向の始点側を画像の表示範囲から縮小して、画像の抽出範囲を決定する。これによりユーザーに対して操作を要求することなしに、ユーザーがこれから読みたい箇所を適切に表示することを可能とする。
また、テキストブロックに付加された属性情報に、文字の進行方向や行の進行方向が含まれていない場合に、プロセッサ101は、言語や縦書き/横書きの情報から、進行方向を推定してもよい。例えば、言語及び縦書き/横書きと、文字の進行方向及び行の進行方向との関係を示す対応テーブルをあらかじめ用意しておき、言語や縦書き/横書きの情報から進行方向の情報を得てもよい。具体的には、言語「日本語」方向「縦書き」に対して、行の進行方向「左向き」との対応関係を含む対応テーブルを用意する。当該対応テーブルは、例えば、第1メモリ102に格納される。プロセッサ101は、属性情報に言語「日本語」方向「縦書き」を含むコンテンツの行の進行方向を、当該対応テーブルを参照して「左向き」と推定する。これにより、属性情報に進行方向の情報を含まない場合であっても、プロセッサ101は進行方向の情報を得ることができる。
〔その他の実施形態〕
記憶装置に記録されたプログラムを読み込み実行することで前述した実施形態の機能を実現するシステムや装置のコンピュータ(またはCPU、MPU等のデバイス)によっても、本発明を実施することができる。また、例えば、記憶装置に記録されたプログラムを読み込み実行することで前述した実施形態の機能を実現するシステムや装置のコンピュータによって実行されるステップからなる方法によっても、本発明を実施することができる。この目的のために、上記プログラムは、例えば、ネットワークを通じて、又は、上記記憶装置となり得る様々なタイプの記録媒体(つまり、非一時的にデータを保持するコンピュータ読取可能な記録媒体)から、上記コンピュータに提供される。従って、上記コンピュータ(CPU、MPU等のデバイスを含む)、上記方法、上記プログラム(プログラムコード、プログラムプロダクトを含む)、上記プログラムを非一時的に保存するコンピュータ読取可能な記録媒体は、いずれも本発明の範疇に含まれる。
以上の各実施形態は、可能な限りこれらを組み合わせて実施され得る。
100 サイズ可変型ディスプレイ
101 プロセッサ
102 第1メモリ
103 グラフィックコントローラ
104 第2メモリ
105 フレキシブルディスプレイ
106 タッチパネル
107 位置センサ

Claims (18)

  1. 画像表示領域のサイズを変更できる表示手段の前記画像表示領域のサイズを検出する第1検出手段と、
    コンテンツ全体の画像から、前記画像表示領域に表示する前記画像の一部分を抽出する抽出手段と、
    前記第1検出手段が検出した前記画像表示領域のサイズが変化した場合、変化後の前記画像表示領域のサイズに基づいて、前記抽出手段が抽出する前記画像の抽出範囲を決定する決定手段と、を備え、
    前記抽出手段は、前記決定手段が決定した前記画像の抽出範囲に基づいて、前記画像から前記画像の一部分を抽出する
    表示制御装置。
  2. ユーザーが指定する前記画像表示領域における座標を検出する第2検出手段を備え、
    前記決定手段は、変化後の前記画像表示領域のサイズと前記第2検出手段が検出する前記座標とに基づいて、前記抽出手段が抽出する前記画像の抽出範囲を決定する
    請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記決定手段は、変化後の前記画像表示領域のサイズに基づき前記抽出範囲のサイズを決定し、前記第2検出手段が検出する前記座標に基づき前記抽出範囲の前記画像内の位置を決定する
    請求項2に記載の表示制御装置。
  4. 前記画像表示領域は長方形であり、かつ、対向する2辺の距離が拡大又は縮小するようにサイズを変更でき、
    前記決定手段は、前記第2検出手段が検出する前記座標が前記2辺のうちの一方の辺に近い場合、変更後の前記画像表示領域のサイズに合わせて、前記一方の辺とは反対側の前記抽出範囲の端の位置を変更する
    請求項2に記載の表示制御装置。
  5. 前記画像表示領域は横方向に拡大又は縮小するようにサイズを変更でき、
    前記決定手段は、前記第2検出手段が検出する前記座標が前記画像表示領域のうちの右側の領域にある場合には、変更後の前記画像表示領域のサイズに合わせて前記抽出範囲の左側の端の位置を変更し、前記第2検出手段が検出する前記座標が前記画像表示領域のうちの左側の領域にある場合には、変更後の前記画像表示領域のサイズに合わせて前記抽出範囲の右側の端の位置を変更する
    請求項2に記載の表示制御装置。
  6. 前記決定手段は、前記座標と前記画像表示領域のサイズの変化前の前記画像表示領域に表示される画像の表示範囲の各端部との距離を算出し、算出された距離のうち最も短い距離に対応する前記画像の表示範囲の端部を、前記画像の抽出範囲の端部として前記抽出手段が抽出する前記画像の抽出範囲を決定する
    請求項2に記載の表示制御装置。
  7. 前記画像は、進行方向を有するコンテンツであり、
    前記コンテンツの進行方向を判定する進行方向判定手段を備え、
    前記決定手段は、前記進行方向判定手段が判定した前記コンテンツの進行方向に基づいて、前記抽出手段が抽出する前記画像の抽出範囲を決定する
    請求項1に記載の表示制御装置。
  8. 前記画像表示領域のサイズが拡大するように変化した場合、前記決定手段は、前記抽出範囲のうち前記コンテンツの進行方向の終点側を拡大する
    請求項7に記載の表示制御装置。
  9. 前記画像表示領域のサイズが縮小するように変化した場合、前記決定手段は、前記抽出範囲のうち前記コンテンツの進行方向の始点側を縮小する
    請求項7または8に記載の表示制御装置。
  10. 画像表示領域のサイズを変更できる表示手段の前記画像表示領域のサイズを検出する第1検出ステップと、
    コンテンツ全体の画像から、前記画像表示領域に表示する前記画像の一部分を抽出する抽出ステップと、
    前記第1検出ステップで検出された前記画像表示領域のサイズが変化した場合、変化後の前記画像表示領域のサイズに基づいて、前記抽出ステップで抽出される前記画像の抽出範囲を決定する決定ステップと、を含み、
    前記抽出ステップは、前記決定ステップで決定された前記画像の抽出範囲に基づいて、前記画像から前記画像の一部分を抽出する
    表示制御装置の制御方法。
  11. ユーザーが指定する前記画像表示領域における座標を検出する第2検出ステップを含み、
    前記決定ステップは、変化後の前記画像表示領域のサイズと前記第2検出ステップで検出される前記座標とに基づいて、前記抽出ステップで抽出される前記画像の抽出範囲を決定する
    請求項10に記載の表示制御装置の制御方法。
  12. 前記決定ステップは、変化後の前記画像表示領域のサイズに基づき前記抽出範囲のサイズを決定し、前記第2検出ステップが検出する前記座標に基づき前記抽出範囲の前記画像内の位置を決定する
    請求項11に記載の表示制御装置の制御方法。
  13. 前記画像表示領域は長方形であり、かつ、対向する2辺の距離が拡大又は縮小するようにサイズを変更でき、
    前記決定ステップは、前記第2検出ステップで検出される前記2辺のうちの一方の辺に近い場合、変更後の前記画像表示領域のサイズに合わせて、前記一方の辺とは反対側の前記抽出範囲の端の位置を変更する
    請求項11に記載の表示制御装置の制御方法。
  14. 前記画像表示領域は横方向に拡大又は縮小するようにサイズを変更でき、
    前記決定ステップは、前記第2検出ステップで検出される前記座標が前記画像表示領域のうちの右側の領域にある場合には、変更後の前記画像表示領域のサイズに合わせて前記抽出範囲の左側の端の位置を変更し、前記第2検出ステップで検出される前記座標が前記画像表示領域のうちの左側の領域である場合には、変更後の前記画像表示領域のサイズに合わせて前記抽出範囲の右側の端の位置を変更する
    請求項11に記載の表示制御装置の制御方法。
  15. 前記決定ステップは、前記座標と前記画像表示領域のサイズの変化前の前記画像表示領域に表示される画像の表示範囲の各端部との距離を算出し、算出された距離のうち最も短い距離に対応する前記画像の表示範囲の端部を、前記画像の抽出範囲の端部として前記抽出ステップで抽出される前記画像の抽出範囲を決定する
    請求項11に記載の表示制御装置の制御方法。
  16. 前記画像は、進行方向を有するコンテンツであり、
    前記コンテンツの進行方向を判定する進行方向判定ステップを含み、
    前記決定ステップは、前記進行方向判定ステップで判定された前記コンテンツの進行方向に基づいて、前記抽出ステップで抽出される前記画像の抽出範囲を決定する
    請求項10に記載の表示制御装置の制御方法。
  17. 前記画像表示領域のサイズが拡大するように変化した場合、前記決定ステップは、前記抽出範囲のうち前記コンテンツの進行方向の終点側を拡大する
    請求項16に記載の表示制御装置の制御方法。
  18. 前記画像表示領域のサイズが縮小するように変化した場合、前記決定手段は、前記抽出範囲のうち前記コンテンツの進行方向の始点側を縮小する
    請求項16または17に記載の表示制御装置の制御方法。
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