JP2018060405A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】フレキシブルなディスプレイまたはタッチパネルなどの処理領域を有するデバイスのサイズに応じた処理を適切に行なうための座標管理を行なう携帯端末を提供する。【解決手段】 携帯端末100において、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101の表示領域の表示サイズが、ユーザの伸縮操作によって変更されると、管理座標変更処理部105は、当該表示サイズに合わせて、表示領域に対する座標管理の変更処理を行なう。これにより、サイズに合わせた処理や管理を可能にする。【選択図】 図2

Description

本発明は、フレキシブルに変形可能なフレキシブルデバイスの制御を行なう携帯端末に関する。
特許文献1に記載されているように、フレキシブルディスプレイを用いて画面サイズを容易に拡大・縮小できる画面伸縮型スマートフォンが考えられている。
特開2014−72884号公報
フレキシブルディスプレイは、拡大・伸縮によりその表示領域の表示サイズが変わる。そのため、その表示サイズに応じた、座標の管理をしないと、適切な表示処理を行なうことができない。例えば、フレキシブルディスプレイが収納されることによって生じた隠れた部分に、無駄な表示処理をするという問題がある。
そこで、フレキシブルなディスプレイまたはタッチパネルなどの処理領域を有するデバイスのサイズに応じた処理を適切に行なうための座標管理を行なう携帯端末を提供する。
上述の課題を解決するために、本発明の携帯端末は、処理領域の大きさが自在に構成されるフレキシブルデバイスと、前記フレキシブルデバイスの処理領域の領域サイズが変更されると、当該領域サイズに合わせて、前記処理領域に対する座標管理の変更処理を行なう座標管理部と、を備える。
この発明によれば、フレキシブルデバイスの処理領域の領域サイズが変更されると、当該領域サイズに合わせて、処理領域に対する座標管理の変更処理を行なう。これにより、サイズに合わせた処理や管理を可能にする。例えば、縮小状態である場合には、その処理領域がユーザにとって処理可能な状態ではないことがある。そういった場合においては、処理可能な状態ではない領域の座標管理を行なわないようにすることで、端末において無駄な処理を行なわず効率的な処理を行なうことができる。
本発明によれば、フレキシブルデバイスに対する無駄な処理を行なわず効率的な処理を行なうことができる。
本実施形態の携帯端末100の斜視図を示す。 本実施形態の携帯端末100の機能を示すブロック図である。 フレキシブルタッチパネルディスプレイ101の物理的な座標と、描画処理のための管理座標との対応付けを示す模式図である。 物理的な座標と描画処理のための管理座標との対応付けを示す模式図である。 物理的な座標と描画処理のための管理座標との対応付けを示す模式図である。 表示領域ごとに電力供給を可能にする機能のブロック図である。 表示サイズと携帯端末100の姿勢とに応じた座標管理を行なうときの処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る携帯端末100のハードウェア構成の一例を示す図である。
添付図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態の携帯端末100の斜視図を示す。図1に示されているとおり、この携帯端末100は、フレキシブルに変形可能なフレキシブルタッチパネルディスプレイ101を有している。フレキシブルタッチパネルディスプレイ101は、収納機構部102にロール状に変形して収納される。図1(a)は、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101の表示領域が最大サイズのときにおける携帯端末100の斜視図であり、図1(b)は、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101の表示領域が最小サイズのときにおける携帯端末100の斜視図である。図1(c)は、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101を縮小または拡大しているときの途中の状態を示す。図1においては、3段階に変形可能に構成しているが、3段階に限定するものではなく、さらに多く段階で変形してもよいし、2段階までとしてもよい。
図2は、本実施形態の携帯端末100の機能を示すブロック図である。図2に示されるとおり、携帯端末100は、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101(フレキシブルデバイス)、収納機構部102、伸縮検知部103、姿勢センサ104、管理座標変更処理部105(座標管理部)、タッチパネル制御部106、描画処理部107、電池制御部108および電池109とから構成されている。以下、各構成について説明する。
フレキシブルタッチパネルディスプレイ101は、フレキシブルに変形可能なタッチパネルディスプレイであり、情報の表示をしつつ、タッチ操作の受け付けを可能にするものである。
収納機構部102は、このフレキシブルタッチパネルディスプレイ101をロール状に変形して収納する部分である。この収納機構部102は、回転軸にフレキシブルタッチパネルディスプレイ101を巻き付けることにより、ロール状に収納可能に構成している。そして、収納機構部102は、その回転軸の回転量を伸縮検知部103により検知可能に構成されている。
伸縮検知部103は、収納機構部102の回転軸の回転量を検知し、その回転量に基づいてフレキシブルタッチパネルディスプレイ101の収納機構部102における収納量を検知する部分である。なお、収納量の検知方法は、これに限るものではなく、図1に示されるようなフレキシブルタッチパネルディスプレイ101を支えるフレームの伸縮状態に基づいても判断することができる。
姿勢センサ104は、携帯端末100の姿勢を検知するセンサであり、ジャイロセンサなどで構成されている。この姿勢センサ104により、携帯端末100の姿勢、すなわち、ユーザが携帯端末100を横向きにもっているのか、縦向きにもっているのかを検知することができる。
管理座標変更処理部105は、伸縮検知部103により検知された収納量に基づいて、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101の表示サイズを判断し、その表示サイズおよび姿勢センサ104により検知された携帯端末100の姿勢に応じた座標管理を行なう部分である。なお、タッチ操作領域サイズにも適用できるが、以降、表示サイズのみに対して説明する。
この座標管理について図3を用いて説明する。図3は、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101に割り当てられている物理的な座標と、サイズに応じた描画処理のための管理座標との対応付けを示す模式図である。図3(a)は。左右方向にフレキシブルタッチパネルディスプレイ101を収納機構部102から引き出されたときの図である。図に示されるとおり、収納機構部102は、右側に位置している。ここで、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101を、領域101a、領域101b、および領域101cに分けて説明する。領域101aは、収納機構部102から最も遠い部分であり、常に表示領域として機能する部分である。領域101cは、収納機構部102に最も近い部分であり、ユーザの操作によっては、収納機構部102に収納され、表示領域として機能しない場合がある。領域101bについても同様である。
このように、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101の表示領域が最大サイズ、すなわち領域101cが表示領域として構成され、また領域101a、領域101b、および領域101cの順に左から並ぶような携帯端末100の姿勢であることが検知された場合には、領域101aの左上である物理的座標Aを原点として、描画のための管理座標(0,0)が割り当てられる。同様に、領域101aの左下である物理的座標Eは、描画のための管理座標(0,y1)が割り当てられる。以下同様に、物理的座標B=(x1,0)、物理的座標C=(x2,0)、物理的座標D=(x3,0)、物理的座標F=(x1,y1)、物理的座標G=(x2,y1)、物理的座標H=(x3,y1)が割り当てられる。
なお、説明の便宜上、物理的座標は、各領域101a〜101cの頂点として、説明したが、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101の表示領域を構成する物理的座標全てに対して、管理座標が割り当てられる。割当の方法は、マッピングテーブルのようなものを用いてもよいし、所定の演算式によって物理的座標から管理座標を変換するようにしてもよい。
図3(b)は、図3(a)の状態を逆さまにしたときの状態を示す。すなわち、ユーザは左手に収納機構部102をもって、左右方向に表示領域を拡大した場合である。このような場合には、物理的座標Hが原点として管理座標(0,0)が割り当てられる。
図3(c)および図3(d)も同様に、その姿勢センサ104により検知された姿勢に応じて、一の物理的座標が原点として決定され、他の物理的座標もそれに応じて描画のための管理座標が割り当てられる。
図4および図5も同様に表示サイズに応じてどの物理的座標を原点とするかが決められている。図4は、領域101cが収納され(破線で示す)、領域101aおよび領域101bが表示領域として構成されている状態を示す。このような場合には、物理的座標DおよびHは存在しない。よって、このような物理的座標DおよびHには描画のための管理座標は割り当てられない。
一方、図4(b)に示されるように、領域101b、領域101aの順で左から並んだ姿勢となる場合には、物理的座標Gが原点となり、管理座標(0,0)が割り当てられ、他の物理的座標についてもそれに応じた管理座標が割り当てられる。
図4(c)に示されるように、領域101b、領域101aの順に上から下へ縦方向に並んだ場合においては、物理的座標Cが原点となり、管理座標(0,0)が割り当てられる。図4(d)についても同様に、物理的座標Eが原点となる。
図5は、領域101aのみが表示領域を構成するときに模式図であり、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101の表示領域が最小サイズに縮小されたときの状態を示す。上記と同様に、図5(a)においては、物理的座標Aが原点に設定され、図5(b)においては、物理的座標Fが原点に設定される。図5(c)においては、物理的座標Bに設定され、図5(d)においては、物理的座標Eが原点に設定される。
このように、姿勢と表示サイズとに応じて原点を変えて、管理座標と物理的座標との対応付けて変えることで、どのような表示サイズで、どのような姿勢であっても、ユーザの目線に沿った表示を行なうことができる。なお、管理座標と物理的座標との対応付けの座標管理は、領域101aから領域101cの区分に関わらず、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101の表示領域の表示サイズが変更されるごとに行なわれる。表示サイズの変更幅が細かく設定されるほど、常に座標管理を行なうことになり、ユーザ操作に応じて表示サイズを変更しながらその変更に応じた座標管理を行なうことができる。
タッチパネル制御部106は、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101のタッチ位置に応じた制御を行なう部分である。このタッチパネル制御部106は、管理座標変更処理部105により割り当てられた管理座標に基づいたタッチパネルの受け付け制御を行なう。また、タッチパネル制御部106は、そのタッチパネルの受け付けに応じた描画処理を行なうよう、描画処理部107に指示を出力する。
描画処理部107は、管理座標変更処理部105により割り当てられた管理座標に基づいた描画処理を行なう部分である。すなわち、携帯端末100の姿勢と表示サイズに応じて、どの表示領域にどの向きに描画を行なうか、割り当てられた管理座標に従って描画処理を行なう。
電池制御部108は、電源となる電池109からの電力をフレキシブルタッチパネルディスプレイ101に供給する部分である。フレキシブルタッチパネルディスプレイ101は、上述したとおり、領域101aから領域101cに分けられている。領域101bおよび領域101cは、収納機構部102に収納されている場合があり、そのような場合に、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101の領域に電力を供給する必要がない。電池制御部108は、表示サイズに応じてどの領域に電力を供給するかその制御を行なうことができる。
図6は、その模式図である。図6に示されるように、電池制御部108は、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101の領域101aから101cのそれぞれにおいて電力供給を可能に構成している。
このように構成された携帯端末100の処理について説明する。図7は、表示サイズと携帯端末100の姿勢とに応じた座標管理を行なうときの処理を示すフローチャートである。
伸縮検知部103によりフレキシブルタッチパネルディスプレイ101の表示領域の表示サイズが検知される(S101)。一方で、姿勢センサ104により、常に携帯端末100の姿勢が検知されている(S102)。管理座標変更処理部105は、ユーザによる伸縮操作に基づいて検知された表示サイズと、姿勢センサ104により検知された姿勢とに応じた管理座標変更処理が行なわれる(S103)。
その後、管理座標変更処理部105により変更された管理座標と物理的座標との対応関係に基づいて、タッチパネル制御部106によるタッチ座標の検知が行なわれ、描画処理部107による描画処理が行なわれる(S104、S105)。
つぎに、本実施形態の携帯端末100の作用効果について説明する。この携帯端末100において、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101の表示領域の表示サイズ(領域サイズ)が、ユーザの伸縮操作によって変更されると、管理座標変更処理部105は、当該表示サイズに合わせて、表示領域に対する座標管理の変更処理を行なう。これにより、サイズに合わせた処理や管理を可能にする。例えば、伸縮することにことよって、表示領域がユーザにとって表示可能な状態ではないことがある。例えば、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101が収納機構部102に収納されるなどである。そういった場合においては、表示可能な状態ではない領域の座標管理を行なわないようにすることで、端末において無駄な表示処理を行なわず効率的な処理を行なうことができる。また、そのような領域に対して電源供給をしないようにすることで電池の消費電力を抑えることができる。
このような座標管理は、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101の表示領域に物理的に割り当てられた物理的座標と、表示処理のために割り当てられた管理座標との対応付けを、表示サイズに合わせて行なう。
また、携帯端末100において、その姿勢を検知する姿勢センサ104をさらに備え、管理座標変更処理部105は、姿勢センサ104により検知された姿勢に応じて、管理座標の変更処理を行なう。
一般的なスマートフォンのように、その姿勢に応じて、画像の向きを変えることが望まれている。よって、その姿勢に応じて、物理的な座標と管理座標との対応付けをかえる必要があるが、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101のように縮小時には、非表示領域を構成するようなものの場合、表示処理における座標の原点の取り方によっては、適切な表示をすることができない場合があり得る。
例えば、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101は、伸縮自在であり、そのサイズが縮小しているときには、巻き取られている部分は、隠されている状態となり、非表示領域を構成することになる。したがって、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101全体に対して物理的な座標と管理座標との対応付けを行い、固定すると、縮小時における非表示領域に画像を表示する場合がありえ、無駄な表示処理をすることになる。また、操作上、そのような領域に表示を行なうことは適切な処理ではない。
このようなことは、表示に限るものではなく、タッチ位置の検出にも同様のことがいえる。例えば、非表示領域にタッチ位置検出領域を与えても、タッチすることができず意味がなく、その領域に電力を供給していた場合には、無駄な電力を消費することになる。本実施形態の携帯端末100においては、特に上述の問題を解決することができるものである。
また、この携帯端末100においては、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101は、予め定められた処理領域ごとに電源供給を受けることができるように構成されており、電池制御部108は、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101の表示サイズに応じて定められた表示領域に電源供給を行なう。これにより、表示領域またはタッチ操作領域として機能しない領域に対して電源供給を行なわないようにすることができ、電源消費を低減することができる。
なお、本実施形態においては、主にフレキシブルタッチパネルディスプレイ101の表示領域およびタッチ操作領域に対する管理座標の変更処理について説明したが、それに限るものではない。いわゆるその形状が変形可能なフレキシブルデバイスであればよく、その処理領域の管理座標を変更するものに対して適用できる。また、フレキシブルディスプレイまたはフレキシブルタッチパネルの少なくとも一方であればよく、両方の機能を有する必要はない。
また、上述の実施形態においては、フレキシブルタッチパネルディスプレイ101をロール状に巻き取ることにより縮小し、また引き出すことで拡大するものを例として説明したが、これに限るものではない。観音扉状に折りたたみすることにより、フレキシブルタッチパネルディスプレイの表示領域(処理領域)の大きさを変えるようにしてもよい。
また、上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の一実施の形態における携帯端末100などは、本実施形態の携帯端末100の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図8は、本実施形態に係る携帯端末100のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の携帯端末100は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。携帯端末100のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
携帯端末100における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信や、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、管理座標変更処理部105、タッチパネル制御部106、描画処理部107、電池制御部108などは、プロセッサ1001で実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールやデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、携帯端末100の管理座標変更処理部105は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイスであり、出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイスであり、ここで両者が一体となったフレキシブルタッチパネルディスプレイ101である。
また、プロセッサ1001やメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、携帯端末100は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、当業者にとっては、本実施形態が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本実施形態は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本実施形態に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、DCI(Downlink Control Information)、UCI(Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、報知情報(MIB(Master Information Block)、SIB(System Information Block)))、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
情報等は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスで指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的なものではない。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどの電磁エネルギーを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(comprising)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書において、文脈または技術的に明らかに1つのみしか存在しない装置である場合以外は、複数の装置をも含むものとする。
本開示の全体において、文脈から明らかに単数を示したものではなければ、複数のものを含むものとする。
100…携帯端末、101…フレキシブルタッチパネルディスプレイ、102…収納機構部、103…伸縮検知部、104…姿勢センサ、105…管理座標変更処理部、106…タッチパネル制御部、107…描画処理部、108…電池制御部、109…電池。

Claims (4)

  1. 処理領域の大きさが自在に構成されるフレキシブルデバイスと、
    前記フレキシブルデバイスの処理領域の領域サイズが変更されると、当該領域サイズに合わせて、前記処理領域に対する座標管理の変更処理を行なう座標管理部と、
    を備える携帯端末。
  2. 前記座標管理部は、
    前記フレキシブルデバイスの処理領域に物理的に割り当てられた物理的座標と、処理のために割り当てられた管理座標との対応付けを前記領域サイズに合わせて行なう、請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記携帯端末の姿勢を検知する姿勢センサをさらに備え、
    前記座標管理部は、前記姿勢センサにより検知された姿勢に応じて、管理座標の変更処理を行なう、請求項1または2に記載の携帯端末。
  4. 前記フレキシブルデバイスは、予め定められた処理領域ごとに電源供給を受けることができるように構成されており、
    前記領域サイズに応じた処理領域に電源供給を行なう電池制御部をさらに備える請求項1から3のいずれか一項に記載の携帯端末。
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