JP2015175703A - バリアブルリラクタンス型レゾルバ - Google Patents

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JP2015175703A
JP2015175703A JP2014051784A JP2014051784A JP2015175703A JP 2015175703 A JP2015175703 A JP 2015175703A JP 2014051784 A JP2014051784 A JP 2014051784A JP 2014051784 A JP2014051784 A JP 2014051784A JP 2015175703 A JP2015175703 A JP 2015175703A
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相原 浩
Hiroshi Aihara
浩 相原
岳志 朝永
Takeshi Tomonaga
岳志 朝永
重利 山下
Shigetoshi Yamashita
重利 山下
関冨 勇治
Yuji Sekitomi
勇治 関冨
宏旨 今枝
Hiroshi Imaeda
宏旨 今枝
紀春 小木曽
Noriharu Ogiso
紀春 小木曽
康貴 森島
Yasutaka Morishima
康貴 森島
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Abstract

【課題】検出精度の向上を図るバリアブルリラクタンス型レゾルバを提供する。
【解決手段】バリアブルリラクタンス型レゾルバ10において、ロータ14の外形形状を、ロータの回転角度(機械角度)θと、回転角度θにおけるロータとステータ12とのギャップδθと、ギャップの最小値である最小ギャップδminと、ロータの外形振幅rと、軸倍角Nと、補正係数Kと、ステータのスロット数Sと、ステータのスロット次数成分誤差の位相角φと、を用いて式(1)を満たすように定める。
Figure 2015175703

【選択図】図1

Description

本発明は、バリアブルリラクタンス型レゾルバに関し、詳しくは、ステータの内側に配置される非真円形状のロータを備えるバリアブルリラクタンス型レゾルバに関する。
従来、この種のバリアブルリラクタンス型レゾルバとしては、ステータの内側に配置される非真円形状のロータを備えるものにおいて、ロータの回転角度をθ、回転角度θにおけるロータとステータとのギャップをδθ、ギャップの最小値である最小ギャップをδmin、ロータの外形振幅をr、軸倍角をNとしたときに、ロータの外形形状を次式(1)を満たす形状とするものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
Figure 2015175703
特開2013−221774号公報
上述の式(1)は、磁束がロータとステータとのギャップをロータの中心に向かって直線的に進むことを前提として構成された式であるが、実際には、磁束は、ステータのティースの周方向の端部付近では湾曲しながらロータの中心に向かって進む。このため、式(1)を満たすようにロータの外形形状を定めると、前提(磁束の進み方)の相違に起因する誤差によってレゾルバの検出精度が低下する(向上の余地がある)ことが分かった。
本発明のバリアブルリラクタンス型レゾルバは、検出精度の向上を図ることを主目的とする。
本発明のバリアブルリラクタンス型レゾルバは、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のバリアブルリラクタンス型レゾルバは、
ステータの内側に配置される非真円形状のロータを備えるバリアブルリラクタンス型レゾルバであって、
前記ロータの回転角度をθ、該回転角度θにおける前記ロータと前記ステータとのギャップをδθ、該ギャップの最小値である最小ギャップをδmin、前記ロータの外形振幅をr、軸倍角をN、補正係数をK、前記ステータのスロット数をS、前記ステータのスロット次数成分誤差の位相角をφとしたときに、前記ロータの外形形状が次式(2)を満たす形状となる、
ことを特徴とする。
Figure 2015175703
この本発明のバリアブルリラクタンス型レゾルバでは、上述の式(1)の分母に補正項[−Ksin{(S−N)θ+φ}]を追加した式(2)を満たすようにロータの外形形状を定める。これにより、軸倍角やステータのスロット数に拘わらずにより適正なロータの外形形状を定めることができ、レゾルバの検出精度をより向上させることができる。
本発明の一実施例としてのバリアブルリラクタンス型レゾルバ10の構成の概略を示す構成図である。 補正項を用いない式(1)と、補正項を用いた式(3)と、における機械角とスロット次数成分誤差との関係(解析結果)の一例を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのバリアブルリラクタンス型(以下、「VR型」という)レゾルバ10の構成の概略を示す構成図である。実施例のVR型レゾルバ10は、図示するように、ステータ12と、ステータ12の内側に回転可能に配置されるロータ14と、を備える。
ステータ12は、磁性体により形成されており、ロータ14の回転中心に向かって突出する複数の図示しない磁極(ティース)を有する。この複数のティースには、図示しない励磁巻線および出力巻線(SIN巻線,COS巻線)が巻回されている。このステータ12の内形は、ロータ14の回転中心を中心とする円形に形成されている。
ロータ14は、磁性体により形成されている。このロータ14の外形は、ステータ12の内形のある1点を観測したときに、ロータ14の回転に伴ってロータ14とステータ12との間のギャップが周期的に変化し得る形状に形成されている。具体的には、このロータ14の外形は、ロータ14の回転角度(機械角度)をθ、回転角度θにおけるロータ14とステータ12とのギャップをδθ、ギャップの最小値である最小ギャップをδmin、ロータ14の外形振幅(ロータ14の半径の最大値Rmaxと最小値Rminとの差の1/2)をr、軸倍角をN、補正係数をK、ステータ12のスロット数をS、ステータ12のスロット次数成分誤差におけるVR型レゾルバ10の原点からの位相角をφとしたときに、次式(3)を満たす形状に形成されている。なお、ギャップδθは、ステータ12の内径をRs、回転角度θにおけるロータ14の外径(半径)をRθとしたときに、式(4)の関係を満たす。また、図1では、軸倍角N=4のときを示している。さらに、補正係数Kは、値0〜値0.1の範囲で実験や解析の結果を踏まえて適宜設定可能である。
Figure 2015175703
この式(3)の補正項は、これまでにロータ14の外形形状を定めるのに用いられていた式(1)に補正項[−Ksin{(S−N)θ+φ}]を加えた式である。式(1)を用いてロータ14の外形形状を定めると、式(1)では磁束がロータとステータとのギャップをロータの中心に向かって直線的に進むことを前提とするのに対して実際には磁束はステータのティースの周方向の端部付近では湾曲しながらロータの中心に向かって進むことから、これに起因する誤差が生じ、VR型レゾルバ10の検出精度の低下を招いていることが実験や解析によって分かった。そして、この誤差は、ステータ12のスロット数Sや軸倍角Nなどに依存することも分かった。実施例では、これらを踏まえて、式(1)に補正項[−Ksin{(S−N)θ+φ}]を加えた式(3)を用いてロータ14の外形形状を定めるものとした。図2は、機械角とスロット次数成分誤差との関係(解析結果)の一例を示す説明図である。図中、実線は、補正項を加えた式(3)を用いてロータ14の外形形状を定める実施例の関係を示し、一点鎖線は、補正項を考慮しない式(1)を用いてロータ14の外形形状を定める比較例(従来例)の関係を示す。図2から分かるように、実施例では、補正項を加えたことにより、スロット次数成分誤差の変動(絶対値)を小さくすることができた。これにより、軸倍角Nやステータ12のスロット数Sに拘わらず、より適正なロータ14の外形形状とすることができる。この結果、VR型レゾルバ10の検出精度をより向上させることができる。
以上説明した実施例のバリアブルリラクタンス型(VR型)レゾルバ10によれば、ロータ14の外形形状を、ロータ14の回転角度(機械角度)θと、回転角度θにおけるロータ14とステータ12とのギャップδθと、ギャップの最小値である最小ギャップδminと、ロータ14の外形振幅(ロータ14の半径の最大値Rmaxと最小値Rminとの差の1/2)rと、軸倍角Nと、補正係数Kと、ステータ12のスロット数Sと、ステータ12のスロット次数成分誤差の位相角φと、を用いて上述の式(3)を満たすように定めるから、軸倍角Nやステータ12のスロット数Sに拘わらず、より適正なロータ14の外形形状とすることができ、検出精度をより向上させることができる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、ステータ12が「ステータ」に相当し、ロータ14が「ロータ」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、バリアブルリラクタンス型レゾルバの製造産業などに利用可能である。
10 バリアブルリラクタンス型(VR型)レゾルバ、12 ステータ、14 ロータ。

Claims (1)

  1. ステータの内側に配置される非真円形状のロータを備えるバリアブルリラクタンス型レゾルバであって、
    前記ロータの回転角度をθ、該回転角度θにおける前記ロータと前記ステータとのギャップをδθ、該ギャップの最小値である最小ギャップをδmin、前記ロータの外形振幅をr、軸倍角をN、補正係数をK、前記ステータのスロット数をS、前記ステータのスロット次数成分誤差の位相角をφとしたときに、前記ロータの外形形状が次式(1)を満たす形状となる、
    ことを特徴とするバリアブルリラクタンス型レゾルバ。
    Figure 2015175703
JP2014051784A 2014-03-14 2014-03-14 バリアブルリラクタンス型レゾルバ Pending JP2015175703A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10753772B2 (en) 2017-07-31 2020-08-25 Mabuchi Motor Co., Ltd. Resolver having decreased permanence error due to harmonic components

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