JP2015175532A - 空調機の熱交換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】
必要能力に応じた熱交換器のコイル段数分の冷媒を、より効率が良い流速を維持する熱交換器を提供する。
【解決手段】
入口接続部材から出力ヘッダとの間に冷媒を通過させて熱交換する複数の熱交換主管群を架け渡し、該複数の熱交換主管群は互いに独立して設けられた熱交換器において、前記入口接続部材から前記独立した複数の熱交換主管群へは、それぞれに対応するように分配器からの分配管を接続し、該各分配管には冷媒の通過量を制御可能な制御用電磁弁を設け、該制御用電磁弁は所望の空調状態になるように熱交換器の段数を制御するようにした空調機の熱交換器。
【選択図】図2

Description

本発明は、空調機の空気を熱交換する熱交換器に関する。
従来、ヒートポンプ空調機の室内機の能力制御は、特許文献1の特開2007-278665号公報に示すように、冷房モードでは過熱度(スーパーヒート)制御、暖房モードでは過冷却度(アンダークール)により電子膨張弁開度で冷媒循環量をコントロールする。
しかしながら、冷媒コイルの管内流速は、圧縮機用に混入された油の返送が良くなるように最低流量が規定され、低負荷時でも一定以上冷媒循環量が確保される必要がある。また、低負荷時には冷媒循環量が少なくなり、熱交換器の上部と下部のヘッド差から、熱交換器の下部に液冷媒がたまったまま流れない、所謂冷媒寝込み状態になり、冷凍サイクルで有効に使用できる冷媒量が少なくなるため、封入冷媒の充填量を多めにする必要があった。
近年のヒートポンプ空調システムでは、インバーター圧縮機の採用や、室内温度の変化に対し冷媒流量をリニアに制御しているため、能力調整範囲は幅広くなってきているが、上述した油返送の最低流量の関係や、電子膨張弁を絞りすぎることで低圧が下がり、液バックが発生することで圧縮機(コンプレッサ)を止める制御などで、更に低負荷になった場合の対応が出来ない。
また、冷房時の低負荷時は、電子膨張弁を絞ることで蒸発温度が設定温度より下がり、吹出し温度が必要以上に低くなることによって、結露等の不具合が発生する場合もある。
なお、膨張弁に代えて、キャピラリーチューブを用いる空調用熱交換器も特許文献2等で公知である。
特開2007−278665号公報 特開2001−311572号公報
従来の電子膨張弁に変わり、分配器(ディストリビューター)で分岐して、以後の各配管に電磁弁等の制御用電磁弁を設け、必要能力に応じた熱交換器のコイル段数分の冷媒を、より効率が良い流速を維持する熱交換器を提供する。
また、従来のように複数の熱交換機を不要として、1台の熱交換器だけとし、細かく空調を制御できる熱交換器を提供する。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、入口接続部材から出力ヘッダとの間に冷媒を通過させて熱交換する複数の熱交換主管群を架け渡し、該複数の熱交換主管群は互いに独立して設けられた熱交換器において、前記入口接続部材から前記独立した複数の熱交換主管群へは、それぞれに対応するように分配器からの分配管を接続し、該各分配管には冷媒の通過量を制御可能な制御用電磁弁を設け、該制御用電磁弁は所望の空調状態になるように熱交換器の段数を制御するようにしたことを特徴とする空調機の熱交換器である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の空調機の熱交換器において、前記独立した複数の熱交換主管群は、上下方向に重ねられる状態で配管されていることを特徴とする。
請求項3に発明は、前記請求項1又は2に記載の熱交換器の段数を制御する空調機の熱交換器を空気流における上流に配置し、該熱交換主管群の空気流における下流には、1本以上の熱交換主管群を設けるとともに入口接続部材と出口接続部材を設けてそれぞれ独立させ、1群の列の前記熱交換主管群には分配器を接続し、該分配器の冷媒の上流に制御用電磁弁を設けて、より上流の分配器の制御用電磁弁から順に選択して稼働させ、最後は最下流の熱交換器の段数を電磁用制御弁を制御する空調機の熱交換器を稼働させることを特徴とする空調機の熱交換器である。
本発明の空調機の熱交換器は、熱交換器内の熱交換主管群(コイル)内での冷媒の流速を所望の流速に確保するために、熱交換器内で空気が接触する面積を可変とすることを基本としたもので、電子膨張弁によるコイル全体の流量調整やキャピラリーチューブとは異なり、熱交換器の伝熱面積をほぼリニアに可変にすることで能力制御を行い、かつ、能力制御範囲を熱交換主管群の1本単位まで細かく小流量まで効率の良い流速範囲で制御が可能となる。
また、装置の観点からしても、空調機全体での能力制御に関しても、従来の空調機ではコイル単位での台数制御で能力調整を行っているものも知られているが、低負荷時に運転コイル台数を減らしていっても、最後の1台ではON/OFF制御に近い動きとなってしまい限度があるが、これに対して、本実施例の熱交換器(コイル)ではコイル台数を細かく分割することなく、熱交換主管単位で制御するので、比例制御に近いリニアな能力制御が可能となり、低負荷時での対応が可能となるとともに、コイル台数が少なくなることによる、コスト低減も期待できる。
このように、分配器(デストリビューター)と電磁弁を使用することで、高価な電子膨張弁が不要となり、上述したように、従来この種の空調機で複数の熱交換器を設けていたが、1台の熱交換器(コイル)1で制御できるので複数の熱交換器(コイル)が不要となり、台数制御も不要となり、複数台製作していたコイルが1台で済むのでコスト低減が図れる。
また、細い熱交換主管群の数本、或いは1本を稼働させるので、冷房低負荷時の蒸発温度低下が防げ、低吹出し温度による結露の危険性が減少する。同時に、低負荷時でも管内流速が維持され易く、圧縮機7に油戻りが容易になり、圧縮機7が円滑に稼働することができる。
さらに、冷媒循環量の少ない低負荷時に、熱交換器の上部と下部のヘッドの一部だけに冷媒が流れるので、熱交換器の上部と下部のヘッド差から、熱交換器下部に液冷媒がたまったまま流れない(冷媒寝込み)状態になりにくく、封入冷媒の充填量を削減できる。
また、入口湿度が高い場合には、熱交換主管が通常の稼働状態に維持されるので、低負荷時でも除湿量が確保され易い。
以上説明したように、能力制御幅を大きくすることが出来、制御のリニア性がアップする。
本発明の実施例1の空調機の熱交換器の全体の概略図、 図1の熱交換器を側面からみた概略図、 実施例2の空調機の熱交換器の全体の概略図である。
本発明の空調機の熱交換器は、熱交換器内の熱交換主管(コイル)内での冷媒の流速を所望の流速に確保することを目的としたもので、そのため空気が接触する面積を可変とすることを基礎としたものであり、本発明の実施例を図面に沿って説明する。
本発明の熱交換器1の全体の概略を図1、図2で説明するが、蒸発器1である熱交換器1(コイル)は、多数の熱交換主管群2で構成され、この熱交換主管群2はほぼ水平方向に複数の入口接続部材3から単一の出力ヘッダ4との間に設けられ、この1群の熱交換主管群2が多段状に架け渡され、この管内には冷媒Bを通過させ、空調対象の空気Aを蒸発器(蒸発器)1によって熱交換して冷房をしている。また、熱交換主管群2は水平方向に3往復の列にしているが、適宜に1列や1往復でも、それ以上の4往復以上にしてもよい。そして、図2に示すように、熱交換器1の排出側は多段の出口411を出力ヘッダ4で合流して、図1に示すように、流路管44を介して圧縮機(コンプレッサー)7に供給し、流路管71により凝縮器(熱交換器)6で熱交換した後に列数用分配器9から分配器5から熱交換主管群2に循環させている。
この熱交換主管群2は流入する冷媒Bが、独立して流量が制御可能なように冷媒開閉機構である制御用電磁弁8が設けられるが、複数の入口接続部材3はそれぞれの熱交換主管群2に対応してそれぞれに(第1)入口311が設けられ、他方の熱交換器(6)である凝縮器6からの高温高圧の液体の冷媒Bが分配器(ディストリビューター)5及び分配管511によって、前記の熱交換主管群2の対応本数に分配される。
この凝縮器6は圧縮機(コンプレッサー)7によって、圧縮された冷媒Bを液化し、冷媒Bは前述した熱交換器1(コイル)の出口ヘッド4から気化されて冷媒配管44から排出され、前述の圧縮機(コンプレッサー)7に供給される。
本発明の実施例1の特徴の1つは、分配器(デストリビューター)5と各熱交換主管群2の(第1)入口311との間の分配管511には、冷媒開閉機構である制御用電磁弁8が介在されている。
そして、この場合も負荷が大きな場合は、全部の制御用電磁弁8を開き、低負荷に移行した場合は、徐々に多段の制御用電磁弁8の適宜の数の弁を閉めるように制御する。こうすることで、閉めた制御用電磁弁8には冷媒Bの流れは無いので、それだけ空気Aに接触する面積は小さくなるが、開口している熱交換主管群2だけが冷房に関与し、その熱交換主管群2だけは、所望の流速は確保できる。このため、冷房低負荷時での圧縮機7に油戻りが容易になり等の作用が確保できる。
ここで、冷媒Bの循環系を説明すると、圧縮機7で圧縮され高温高圧の冷媒Bが流路管71によって凝縮器6(熱交換器)に導入され、この凝縮器6で冷やされ液化冷媒となって、凝縮器6から配管61によって分配器5に送られ、比較的大径の流路管61の冷媒Bを比較的細径の分配管511によって分配されるが、この大径の配管61中の低温高圧の冷媒Bが細径の分配管511に解放排出されるので、細径の分配管511は従来の膨張弁やキャピラリーチューブの機能を有し、更に低温低圧の冷媒Bになり蒸発器(熱交換器)1に導入され、この蒸発器(熱交換器)1では導入される空気Aを所望の空調状態になるようにする。
したがって、本発明の実施例の空調機の熱交換器は、電子膨張弁によるコイル全体の流量調整やキャピラリーチューブとは異なり、熱交換器の伝熱面積をほぼリニアに可変にすることで能力制御を行い、かつ、能力制御範囲を熱交換主管群(2)の1本単位まで細かく小流量まで効率の良い流速範囲で制御が可能となる。
また、装置の観点からしても、空調機全体での能力制御に関しても、従来の空調機ではコイル単位での台数制御で能力調整を行っているものも知られているが、低負荷時に運転コイル台数を減らしていっても、最後の1台ではON/OFF制御に近い動きとなってしまい限度があるが、これに対して、本実施例の熱交換器(コイル)ではコイル台数を細かく分割することなく、熱交換主管2単位で制御するので、比例制御に近いリニアな能力制御が可能となり、低負荷時での対応が可能となるとともに、コイル台数が少なくなることによる、コスト低減も期待できる。
このように、分配器(ディストリビューター)5と電磁弁8を使用することで、高価な電子膨張弁が不要となり、上述したように、1台の熱交換器(コイル)1で制御できるので複数の熱交換器(コイル)ですみ、台数制御が不要となり、複数台製作していたコイルが1台で済みのでコスト低減が図れる。
また、細い熱交換主管群2の数本、或いは1本を稼働させるので、冷房低負荷時の蒸発温度低下が防げ、低吹出し温度による結露の危険性が減少する。同時に、低負荷時でも管内流速が維持され易く、圧縮機7に油戻りが容易になり、圧縮機7が円滑に稼働することができる。
さらに、冷媒循環量の少ない低負荷時に、熱交換器の上部と下部のヘッドの一部だけが冷媒が流れるので、熱交換器の上部と下部のヘッド差から、熱交換器下部に液冷媒がたまったまま流れない(冷媒寝込み)状態になりにくく、封入冷媒の充填量を削減できる。
また、入口湿度が高い場合には、熱交換主管群2が通常の稼働状態に維持されるので、低負荷時でも除湿量が確保され易い。
以上説明したように、能力制御幅を大きくすることが出来、制御のリニア性がアップする。
次に、実施例2を図3に基づいて説明する。なお、図3の出力ヘッダ及び出力ヘッダは図2と同様なものである。
実施例2は、実施例1のの熱交換器の段数を制御する空調機の熱交換器を空気流における上流に配置し、該熱交換主管群の空気流における下流には、1及び1以上の熱交換主管群を設け、入口接続部材と出口接続部材を設けてそれぞれ独立させ、1群の列の前記熱交換主管群には分配器を接続し、該分配器の冷媒の上流に制御用電磁弁を設けて、より上流の分配器の制御用電磁弁から順に選択して稼働させ、最後は最下流の熱交換器の段数を電磁用制御弁を制御する空調機の熱交換器を稼働させたもので、実施例1の熱交換器1の段数を制御する空調機の熱交換器を用いて、熱交換器内の熱交換主管群(コイル)内での空気が接触する面積を大幅に拡大して可変とする範囲を拡げたものである。
図3に示すように、熱交換器1の上流の1往復分の熱交換主管群21については、実施例1のように第1分配器(デストリビューター)51が分配管511及び第1制御用電磁弁81を接続した構成であり、分配管511の下流は上下方向に多段に設けられた熱交換主管群21の複数の第1入力接続部材31の複数の第1入口311に接続し、各分配管511での複数の第1制御用電磁弁81の開口している第1分配管511から熱交換主管群21を通じて、冷媒Bは第1出力ヘッダ41の第1出口411から排出される。勿論、熱交換主管群21、22、23は説明上1往復としているが、熱交換主管群2は1往復だけでなく適宜の往復数或いは列数の熱交換主管群2でよい。
また、1群の列の第1熱交換主管群21より空調する空気Aの下流には1往復分の熱交換主管群22には第2分配器(デストリビューター)52、更に、下流には1往復分の熱交換主管群23には第2分配第3分配器(デストリビューター)53が配置され、第2分配器(ディストリビューター)52、第3分配器(ディストリビューター)53の冷媒Bの流れの上流には、それぞれ分配器の上流に制御用電磁弁(冷媒開閉機構)82、83が設けられている。
また、これらの第1分配器51、第2分配器52、第3分配器53は、列数用分配器9及び分配管91によって分配されている。
ここで、上流の第2分配器52の第2分配管521は1群の列の複数の第2入力接続部材32の第2入口321に連結管34で接続し、冷媒Bは第2入口321から第2熱交換主管群22に導入され、1群の列の複数の第2出口接続部材42の第2出口421を1群の列の複数の第1入力接続部材31の第1入口311に連結管34で接続し、第2出口421から排出される冷媒Bを、1群の列の複数の第1入力接続部材31の第1入口311から再び入力するようにしている。
同様に、更に上流の第3分配器53の第3分配管531は1群の列の複数の第3入力接続部材33の第3入口331に接続し、冷媒Bは第3入口331から第3熱交換主管群23に導入され、1群の列の複数の第3出口接続部材43の第3出口431を1群の列の複数の第2入力接続部材32の第2入口321に接続し、出口431から排出される冷媒Bを、1群の列の複数の第2入力接続部材32の第2入口321から再び入力するようにしている。
また、冷房循環サイクルは実施例1と同じで、出力ヘッダ4(第1出口接続部材41)の全ての第1出口411を合流して、流路管61を圧縮機(コンプレッサー)7から凝縮器(熱交換器)6、列数用分配器9、各分配器51,52,53を選択して、再び蒸発器(熱交換器)1に戻る。
ここで、図3の実施例2の作動を説明すると、大きな冷房能力が求められる場合は、第3制御用電磁弁83を開口し、他の(第1)制御用電磁弁(冷媒開閉機構)81、第2制御用電磁弁82は閉ざしておく、こうすることで冷媒Bは第3分配器53から、最下流の第3熱交換主管群23の第1入口311から第2熱交換主管群22及び第1熱交換主管群21を流れて、複数の第1出口411を合流した第1出力ヘッダ41から流路管44を介して圧縮機(コンプレッサー)7に供給される。このように、熱交換器1内の全ての熱交換主管群(コイル)に冷媒Bが流れるため、冷房能力は最大とすることができる。
次に、中程度の冷房能力を得るためには、複数の第1制御用電磁弁81と第3制御用電磁弁83を閉じ、第2制御用電磁弁82だけを開口しておく。この場合は第3熱交換主管群23には冷媒Bの流れは無いので、それだけ空気に接触する面積は小さくなるが、第1熱交換主管群21、第2熱交換主管群22での所望の流速は確保できる。
最後に、低負荷時の場合は、第2制御用電磁弁82と第3制御用電磁弁83を閉じ、複数の第1制御用電磁弁81の適宜の数の弁だけを開口しておく。この場合も低負荷時でも比較的負荷が多い時は、全部の第1制御用電磁弁81を開き、更に低負荷に移行した場合は、徐々に第1制御用電磁弁81の適宜の数の弁を閉めるように制御する。
したがって、第2熱交換主管群22、第3熱交換主管群23、及び、閉めた第1制御用電磁弁81には冷媒Bの流れは無いので、それだけ空気Aに接触する面積は小さくなるが、開口している第1熱交換主管群21だけが冷房に関与し、その熱交換主管群21だけは、所望の流速は確保できる。このため、冷房低負荷時での圧縮機7に油戻りが容易になり等の作用が確保できる。
本実施例2によれば、実施例1の作用・効果に加えて、更に、広範囲の冷房能力がえられる。勿論、実施例2では、3分割した熱交換主管群21、22,23としたが、2分割でも3分割以上にして、対応する分配器を設けるようにしてもよい。
なお、本発明は、熱交換器を使用する冷凍機等にも適用できる。また、本発明の特徴を損うものでなければ、上記の各実施例に限定されるものでないことは勿論である。
A・・空気、B・・冷媒
1・・蒸発器(熱交換器)、
2・・熱交換主管群、21・・第1熱交換主管群、
22・・第2熱交換主管群、23・・第3熱交換主管群
3・・入口接続部材、311・・(第1)入口、
31・・第1入口接続部材、
32・・第2入口接続部材、321・・第2入口、
33・・第3入口接続部材、331・・第3入口、
34・・連結管、
4・・出力ヘッダ、41・・(第1)出口接続部材、
42・・第2出口接続部材、421・・第2出口、
43・・第3出口接続部材、431・・第3出口、
44・・流路管、
5、51・・(第1)分配器(ディストリビューター)、511・・(第1)分配管、
52・・第2分配器、521・・第2分配管、
53・・第3分配器、531・・第3分配管、
6・・凝縮器(熱交換器)、61・・流路管、
7・・圧縮機(コンプレッサー)、71・・流路管
8、81・・(第1)制御用電磁弁(冷媒開閉機構)、
82・・第2制御用電磁弁、83・・第3制御用電磁弁、
9・・列数用分配器、91・・分配管

Claims (3)

  1. 入口接続部材から出力ヘッダとの間に冷媒を通過させて熱交換する複数の熱交換主管群を架け渡し、該複数の熱交換主管群は互いに独立して設けられた熱交換器において、
    前記入口接続部材から前記独立した複数の熱交換主管群へは、それぞれに対応するように分配器からの分配管を接続し、該各分配管には冷媒の通過量を制御可能な制御用電磁弁を設け、
    該制御用電磁弁は所望の空調状態になるように熱交換器の段数を制御するようにしたことを特徴とする空調機の熱交換器。
  2. 前記独立した複数の熱交換主管群は、上下方向に重ねられる状態で配管されていることを特徴とする請求項1に記載の空調機の熱交換器。
  3. 前記請求項1又は2に記載の熱交換器の段数を制御する空調機の熱交換器を空気流における上流に配置し、該熱交換主管群の空気流における下流には、1本以上の熱交換主管群を設けるとともに入口接続部材と出口接続部材を設けてそれぞれ独立させ、1群の列の前記熱交換主管群には分配器を接続し、該分配器の冷媒の上流に制御用電磁弁を設けて、より上流の分配器の制御用電磁弁から順に選択して稼働させ、最後は最下流の熱交換器の段数を電磁用制御弁を制御する空調機の熱交換器を稼働させることを特徴とする空調機の熱交換器。
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