JP2015175131A - トイレ用洗剤供給機 - Google Patents
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Abstract
【課題】水洗式トイレの便器の洗浄を確実に行うことができるトイレ用洗剤供給機を提供することを課題とする。
【解決手段】水洗式トイレ10の便器にトイレ用洗剤を供給する、トイレ用洗剤供給機1であって、水洗式トイレ10の操作レバーを開操作してロータンク本体11内に貯留される洗浄水を便器に流通させるときに、トイレ用洗剤と洗浄水とに空気を混入させ、空気が混入されたトイレ用洗浄剤と洗浄水とを水洗式トイレ10の便器に供給するものとする。
【選択図】図1
【解決手段】水洗式トイレ10の便器にトイレ用洗剤を供給する、トイレ用洗剤供給機1であって、水洗式トイレ10の操作レバーを開操作してロータンク本体11内に貯留される洗浄水を便器に流通させるときに、トイレ用洗剤と洗浄水とに空気を混入させ、空気が混入されたトイレ用洗浄剤と洗浄水とを水洗式トイレ10の便器に供給するものとする。
【選択図】図1
Description
本発明はトイレ用洗剤供給機の技術に関する。
従来、水洗式トイレの便器にトイレ用洗剤を供給するトイレ用洗剤供給機に関する技術は公知となっている(特許文献1参照)。
前記トイレ用洗剤供給機は、水洗式トイレの蓋に形成されるボウル部(手洗い部)に配置され、水洗式トイレの蓋のボウル部に供給される洗浄水とともにトイレ用洗剤をロータンク本体内に供給して貯留し、水洗式トイレの操作レバーが開操作されることによってロータンク本体内の洗浄水とトイレ用洗剤とを便器に流通させる。
このようにして、前記トイレ用洗剤供給機では、洗浄水とともにトイレ用洗剤を供給して、水洗式トイレの便器の洗浄を行う。
前記トイレ用洗剤供給機は、水洗式トイレの蓋に形成されるボウル部(手洗い部)に配置され、水洗式トイレの蓋のボウル部に供給される洗浄水とともにトイレ用洗剤をロータンク本体内に供給して貯留し、水洗式トイレの操作レバーが開操作されることによってロータンク本体内の洗浄水とトイレ用洗剤とを便器に流通させる。
このようにして、前記トイレ用洗剤供給機では、洗浄水とともにトイレ用洗剤を供給して、水洗式トイレの便器の洗浄を行う。
しながら、前記トイレ用洗剤供給機では、洗浄水の水流とトイレ用洗剤とによって洗浄効果を得ているが、当該洗浄水の水流とトイレ用洗剤とだけでは、十分に水洗式トイレの便器の洗浄を行うことができない場合があった。
発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、水洗式トイレの便器の洗浄を確実に行うことができるトイレ用洗剤供給機を提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、水洗式トイレの便器にトイレ用洗剤を供給する、トイレ用洗剤供給機であって、前記水洗式トイレの操作レバーを開操作してロータンク本体内に貯留される洗浄水を前記便器に流通させるときに、前記トイレ用洗剤と前記洗浄水とに空気を混入させ、当該空気が混入されたトイレ用洗浄剤と洗浄水とを前記水洗式トイレの便器に供給するものである。
請求項2においては、前記トイレ用洗剤を貯留する貯留部と、前記水洗式トイレのロータンク本体に前記トイレ用洗剤を導入する導入部と、前記トイレ用洗剤供給機を前記水洗式トイレに設置するために用いられる設置具と、を備え、前記設置具は、前記水洗式トイレのロータンク本体の上端部に引っ掛けるようにして取付けられる取付具と、前記貯留部が載置されるように構成される台部と、を備えるものである。
請求項3においては、前記設置具の取付部は、前記水洗式トイレのロータンク本体の上端部に取付けられた状態で、前記水洗式トイレの蓋の下面に当接するように構成されるとともに、前記水洗式トイレのロータンク本体の上端部との間に、前記導入部を配置可能な空間が形成されるように構成されるものである。
請求項4においては、前記導入部は、大導入管と小導入管とを備え、前記大導入管の一端部は、前記水洗式トイレのロータンク本体内に配置され、前記小導入管の一端部は、前記大導入管の他端部の開口から前記大導入管内に挿入されて前記大導入管の内側に配置され、前記小導入管の他端部は、前記貯留部に接続され、前記導入部は、前記小導入管が前記大導入管内に配置された状態で、前記大導入管と前記小導入管との間に隙間が形成されるように構成され、前記貯留部のボトル部に貯留される前記トイレ用洗浄剤は、前記導入部の前記小導入管を介して前記大導入管に流通して前記大導入管の一端部の開口から流出する、前記水洗式トイレの操作レバーを開操作して前記ロータンク本体内に貯留される前記洗浄水を前記便器に流通させるときに、前記空気が、前記導入部の前記大導入管と前記小導入管との間の隙間を流通して、前記トイレ用洗浄剤と前記洗浄水とに混入するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明によれば、水洗式トイレの便器の洗浄を確実に行うことができる。
即ち、本発明によれば、水洗式トイレの便器の洗浄を確実に行うことができる。
次に、図1から図5に記載のトイレ用洗剤供給機1について説明する。
まず、トイレ用洗剤供給機1が設けられる、水洗式トイレ10について説明する。
図1に示すように、水洗式トイレ10は、ロータンク式水洗トイレであり、ロータンク本体11と、蓋12と、便器と、給水管と、操作レバーと、ボールタップと、フロートと、を備える。
図1に示すように、水洗式トイレ10は、ロータンク式水洗トイレであり、ロータンク本体11と、蓋12と、便器と、給水管と、操作レバーと、ボールタップと、フロートと、を備える。
水洗式トイレ10のロータンク本体11は、給水管から流入する洗浄水が貯留されるように構成される。
蓋12は、ロータンク本体11の上方に着脱自在に配置される。
便器は、その上面にボウル部(手洗い部)を有する。
操作レバーは、玉鎖を介して弁体に接続され、操作されることによって弁体の開閉操作が行われるように構成される。
ボールタップは、ロータンク本体11内に配置され、給水管に接続される。
フロートは、ロータンク本体11内に配置され、アームを介してボールタップに接続される。
蓋12は、ロータンク本体11の上方に着脱自在に配置される。
便器は、その上面にボウル部(手洗い部)を有する。
操作レバーは、玉鎖を介して弁体に接続され、操作されることによって弁体の開閉操作が行われるように構成される。
ボールタップは、ロータンク本体11内に配置され、給水管に接続される。
フロートは、ロータンク本体11内に配置され、アームを介してボールタップに接続される。
水洗式トイレ10は、操作レバーが閉開操作されることによって弁体が閉じて、洗浄水がロータンク本体11の内に貯留されるように構成される。
水洗式トイレ10は、操作レバーが開操作されることによって弁体が開いて、ロータンク本体11内に貯留される洗浄水を便器(ボウル部)に流通させるように構成される。
水洗式トイレ10は、フロートがロータンク本体11内の洗浄水の水位の変動にともなって移動することにより、ボールタップ内のバルブが開閉されて、ボールタップの給水口からロータンク本体11内への洗浄水の吐水及び止水が切り替えられるように構成される。
なお、水洗式トイレ10は、蓋12の上面に手洗鉢が形成され、ボールタップに給水管が接続されて、蓋12の手洗鉢に洗浄水を供給する構成とすることもできる。
水洗式トイレ10は、操作レバーが開操作されることによって弁体が開いて、ロータンク本体11内に貯留される洗浄水を便器(ボウル部)に流通させるように構成される。
水洗式トイレ10は、フロートがロータンク本体11内の洗浄水の水位の変動にともなって移動することにより、ボールタップ内のバルブが開閉されて、ボールタップの給水口からロータンク本体11内への洗浄水の吐水及び止水が切り替えられるように構成される。
なお、水洗式トイレ10は、蓋12の上面に手洗鉢が形成され、ボールタップに給水管が接続されて、蓋12の手洗鉢に洗浄水を供給する構成とすることもできる。
トイレ用洗剤供給機1について説明する。
図1から図3に示すように、トイレ用洗剤供給機1は、水洗式トイレ10に設けられる。
トイレ用洗剤供給機1は、水洗式トイレ10のロータンク本体11を介して便器にトイレ用洗剤を供給する。トイレ用洗剤供給機1は、水洗式トイレ10のロータンク本体11にトイレ用洗剤を供給し、ロータンク本体11内に貯留される洗浄水とともに当該トイレ用洗剤を便器に流通させることによって、当該トイレ用洗剤を便器に供給する。
ここで、トイレ洗浄剤とは、トイレを洗浄するための液体状の洗剤を示す。
トイレ用洗剤供給機1は、貯留部2と、導入部3と、を備える。
図1から図3に示すように、トイレ用洗剤供給機1は、水洗式トイレ10に設けられる。
トイレ用洗剤供給機1は、水洗式トイレ10のロータンク本体11を介して便器にトイレ用洗剤を供給する。トイレ用洗剤供給機1は、水洗式トイレ10のロータンク本体11にトイレ用洗剤を供給し、ロータンク本体11内に貯留される洗浄水とともに当該トイレ用洗剤を便器に流通させることによって、当該トイレ用洗剤を便器に供給する。
ここで、トイレ洗浄剤とは、トイレを洗浄するための液体状の洗剤を示す。
トイレ用洗剤供給機1は、貯留部2と、導入部3と、を備える。
トイレ用洗剤供給機1の貯留部2は、手動式のポンプボトルであり、トイレ用洗剤を貯留する。
貯留部2は、ボトル部21と、ポンプ部22と、を備える。
ボトル部21は、トイレ用洗剤を貯留する容器である。
ポンプ部22は、ボトル部21の上部に突出するスパウト23と、トイレ洗浄剤を吐出する吐出口24と、を備えて構成される。
貯留部2は、ポンプ部22(ポンプ部22のスパウト23)が押下動作されたときに、ボトル部21内のトイレ洗浄剤を、ポンプ部22の吐出口24から吐出するように構成される。
貯留部2は、ボトル部21と、ポンプ部22と、を備える。
ボトル部21は、トイレ用洗剤を貯留する容器である。
ポンプ部22は、ボトル部21の上部に突出するスパウト23と、トイレ洗浄剤を吐出する吐出口24と、を備えて構成される。
貯留部2は、ポンプ部22(ポンプ部22のスパウト23)が押下動作されたときに、ボトル部21内のトイレ洗浄剤を、ポンプ部22の吐出口24から吐出するように構成される。
トイレ用洗剤供給機1の導入部3は、ポンプ部22の吐出口24から吐出されたトイレ用洗浄剤を、水洗式トイレ10のロータンク本体11(ロータンク本体11内の洗浄水)内を導入する。
導入部3は、大導入管31と、小導入管32と、を備える。
導入部3は、大導入管31と、小導入管32と、を備える。
トイレ用洗剤供給機1の導入部3の大導入管31は、管状の部材であり、直線状に構成される。大導入管31は、その内径が小導入管32の外径よりも大きく構成される。
大導入管31は、その一端側が下方を向くように配置される。大導入管31の一端部は、水洗式トイレ10のロータンク本体11内に配置される。大導入管31の一端部は、水洗式トイレ10のロータンク本体11内の洗浄水内(洗浄水の水面より下方)に配置される。大導入管31の他端部は、水洗式トイレ10のロータンク本体11外に配置される。
大導入管31は、その一端側が下方を向くように配置される。大導入管31の一端部は、水洗式トイレ10のロータンク本体11内に配置される。大導入管31の一端部は、水洗式トイレ10のロータンク本体11内の洗浄水内(洗浄水の水面より下方)に配置される。大導入管31の他端部は、水洗式トイレ10のロータンク本体11外に配置される。
トイレ用洗剤供給機1の導入部3の小導入管32は、管状の部材であり、その中途部が湾曲して略L字状に構成される。
小導入管32は、その一端側が下方を向き、その他端側が側方を向くように配置される。小導入管32の一端部は、大導入管31の他端部の開口から大導入管31内に挿入されて、大導入管31の内側に配置される。小導入管32の他端部は、貯留部2のポンプ部22の吐出口24に接続される。
導入部3は、小導入管32が大導入管31内に配置された状態で、大導入管31と小導入管32との間(大導入管31の内面と小導入管32の外面との間)に所定の隙間(例えば、約2mm〜約5mmの隙間)が形成されるように構成される。
小導入管32は、その一端側が下方を向き、その他端側が側方を向くように配置される。小導入管32の一端部は、大導入管31の他端部の開口から大導入管31内に挿入されて、大導入管31の内側に配置される。小導入管32の他端部は、貯留部2のポンプ部22の吐出口24に接続される。
導入部3は、小導入管32が大導入管31内に配置された状態で、大導入管31と小導入管32との間(大導入管31の内面と小導入管32の外面との間)に所定の隙間(例えば、約2mm〜約5mmの隙間)が形成されるように構成される。
トイレ用洗剤供給機1では、貯留部2のボトル部21に貯留されるトイレ用洗浄剤は、ポンプ部22(ポンプ部22のスパウト23)が押下動作されてポンプ部22の吐出口24から吐出され、導入部3の小導入管32を介して大導入管31に流通して大導入管31の一端部の開口から流出する。
このようにして、トイレ用洗剤供給機1は、水洗式トイレ10のロータンク本体11内にトイレ用洗剤を供給する。
このようにして、トイレ用洗剤供給機1は、水洗式トイレ10のロータンク本体11内にトイレ用洗剤を供給する。
また、トイレ用洗剤供給機1は、前記水洗式トイレ10のロータンク本体11内にトイレ用洗剤を供給した状態で操作レバーが開操作されることによって、ロータンク本体11内に貯留される洗浄水を便器に流通させる。
このとき、吸引されるようにして導入部3の大導入管31の一端側の開口から大導入管31内に空気が流入する。前記空気は、導入部3の大導入管31と小導入管32との間の隙間を流通して、大導入管31内のトイレ洗浄剤、および、ロータンク本体11内のトイレ用洗浄剤と洗浄水とに、気泡(ミリバブルまたはマイクロバブル)となって混入する。そして、前記空気が混入されたトイレ用洗浄水と洗浄水とは、水洗トイレ10の便器に流通する。
このようにして、トイレ用洗剤供給機1は、トイレ用洗剤をロータンク本体11に供給し、トイレ用洗剤と洗浄水とに空気を混入させ、当該空気が混入されたトイレ用洗浄剤と洗浄水とを水洗式トイレ10の便器に供給する。
このとき、吸引されるようにして導入部3の大導入管31の一端側の開口から大導入管31内に空気が流入する。前記空気は、導入部3の大導入管31と小導入管32との間の隙間を流通して、大導入管31内のトイレ洗浄剤、および、ロータンク本体11内のトイレ用洗浄剤と洗浄水とに、気泡(ミリバブルまたはマイクロバブル)となって混入する。そして、前記空気が混入されたトイレ用洗浄水と洗浄水とは、水洗トイレ10の便器に流通する。
このようにして、トイレ用洗剤供給機1は、トイレ用洗剤をロータンク本体11に供給し、トイレ用洗剤と洗浄水とに空気を混入させ、当該空気が混入されたトイレ用洗浄剤と洗浄水とを水洗式トイレ10の便器に供給する。
以上のように、空気が混入されたトイレ用洗浄剤と洗浄水とを水洗式トイレ10の便器に供給する、トイレ用洗剤供給機1では、トイレ用洗浄剤と洗浄水とに空気が混入されることから、トイレ用洗浄剤と洗浄水とに空気が混入されないものに比べて、水洗式トイレ10の便器の洗浄効果が向上する。
したがって、トイレ用洗剤供給機1によれば、水洗式トイレ10の便器の洗浄を確実に行うことができる。
また、トイレ用洗剤供給機1では、トイレ用洗浄剤と洗浄水とに空気が混入されることから、水洗式トイレ10のロータンク本体11内の洗浄も確実に行うことができる。
したがって、トイレ用洗剤供給機1によれば、水洗式トイレ10の便器の洗浄を確実に行うことができる。
また、トイレ用洗剤供給機1では、トイレ用洗浄剤と洗浄水とに空気が混入されることから、水洗式トイレ10のロータンク本体11内の洗浄も確実に行うことができる。
また、以上のように、導入部3が、小導入管32が大導入管31内に配置された状態で、大導入管31と小導入管32との間に隙間が形成されるように構成される、トイレ用洗剤供給機1では、水洗式トイレ10の操作レバーを開操作してロータンク本体11内に貯留される洗浄水を便器に流通させるときに、前記空気が、導入部3の大導入管31と小導入管32との間の隙間を流通して、トイレ用洗浄剤と洗浄水とに混入する。
したがって、トイレ用洗剤供給機1によれば、当該空気が混入されたトイレ用洗浄剤と洗浄水とを水洗式トイレ10の便器に供給することができるものを、簡易な構成で実現することができる。
なお、導入部3の小導入管32は、その中途部を軟質素材(例えば、ゴム素材)で構成することもできる(図4参照)。
したがって、トイレ用洗剤供給機1によれば、当該空気が混入されたトイレ用洗浄剤と洗浄水とを水洗式トイレ10の便器に供給することができるものを、簡易な構成で実現することができる。
なお、導入部3の小導入管32は、その中途部を軟質素材(例えば、ゴム素材)で構成することもできる(図4参照)。
また、図5に示すように、トイレ用洗剤供給機1では、導入部3が複数個(二個)の保持部33を備える構成とすることもできる。
導入部3の保持部33は、大導入管31と小導入管32との間に所定の隙間が形成された状態を保持する。
導入部3の保持部33は、大導入管31の内面と小導入管32の外面との間に配置される。保持部33は、大導入管31の内面に設けられる。導入部3の保持部33は、大導入管31の内面から小導入管32側に突出するように構成される。導入部3の保持部33は、その突出方向の長さが大導入管31の内面と小導入管32の外面との間の距離と同等に構成される。導入部3の保持部33は、180度位相をずらしてそれぞれ配置される。
導入部3の保持部33は、大導入管31と小導入管32との間に所定の隙間が形成された状態を保持する。
導入部3の保持部33は、大導入管31の内面と小導入管32の外面との間に配置される。保持部33は、大導入管31の内面に設けられる。導入部3の保持部33は、大導入管31の内面から小導入管32側に突出するように構成される。導入部3の保持部33は、その突出方向の長さが大導入管31の内面と小導入管32の外面との間の距離と同等に構成される。導入部3の保持部33は、180度位相をずらしてそれぞれ配置される。
以上のように、導入部3の保持部33が、大導入管31と小導入管32との間に所定の隙間が形成された状態を保持する、トイレ用洗剤供給機1では、導入部3の大導入管31と小導入管32との間に所定の隙間が形成された状態を保持する。
したがって、トイレ用洗剤供給機1によれば、空気を、導入部3の大導入管31と小導入管32との間の隙間を確実に流通させて、トイレ用洗浄剤と洗浄水とに確実に混入させることがきる。
なお、導入部3の保持部33は、小導入管32の外面に設けられて小導入管32の外面から大導入管31側に突出するように構成することもでき、大導入管31および小導入管32と一体的に構成することもできる。
したがって、トイレ用洗剤供給機1によれば、空気を、導入部3の大導入管31と小導入管32との間の隙間を確実に流通させて、トイレ用洗浄剤と洗浄水とに確実に混入させることがきる。
なお、導入部3の保持部33は、小導入管32の外面に設けられて小導入管32の外面から大導入管31側に突出するように構成することもでき、大導入管31および小導入管32と一体的に構成することもできる。
次に、図6から図8に記載のトイレ用洗剤供給機1について説明する。
なお、図6から図8に記載のトイレ用洗剤供給機1の説明は、図1から図5に記載のトイレ用洗剤供給機1と同様の構成の部分については適宜省略し、図1から図5に記載のトイレ用洗剤供給機1の構成と異なる部分を中心に説明する。
なお、図6から図8に記載のトイレ用洗剤供給機1の説明は、図1から図5に記載のトイレ用洗剤供給機1と同様の構成の部分については適宜省略し、図1から図5に記載のトイレ用洗剤供給機1の構成と異なる部分を中心に説明する。
図6から図8に示すように、トイレ用洗剤供給機1は、貯留部2と、導入部3と、設置具4と、を備える。
トイレ用洗剤供給機1の設置具4は、トイレ用洗剤供給機1を水洗式トイレ10に設置するために用いられる。
設置具4は、水洗式トイレ10のロータンク本体11の上端部(上端縁部)に引っ掛けるようにして取付けられる。
設置具4は、取付部41と、台部42と、支持部43と、を備える。
設置具4は、水洗式トイレ10のロータンク本体11の上端部(上端縁部)に引っ掛けるようにして取付けられる。
設置具4は、取付部41と、台部42と、支持部43と、を備える。
トイレ用洗剤供給機1の設置具4の取付部41は、水洗式トイレ10のロータンク本体11の上端部に引っ掛けるようにして取付けられる。
設置具4の取付部41は、下方が開口する側面視略U字状(コ字状)に形成される。設置具4の取付部41は、その開口幅が水洗式トイレ10のロータンク本体11の上端部よりも若干大きく構成される。
設置具4の取付部41は、その開口を下方に向けて水洗式トイレ10のロータンク本体11の上端部に嵌められるようにして配置される。設置具4の取付部41は、その天板が水洗式トイレ10のロータンク本体11と蓋12との間に位置し、二個の側板のうち一方の側板がロータンク本体11の外側に位置し、他方の側板がロータンク本体11の外側に位置するように配置される。
水洗式トイレ10のロータンク本体11の外側に位置する側板には台部42が設けられ、水洗式トイレ10のロータンク本体11の内側に位置する側板には支持部43が設けられる。
設置具4の取付部41は、下方が開口する側面視略U字状(コ字状)に形成される。設置具4の取付部41は、その開口幅が水洗式トイレ10のロータンク本体11の上端部よりも若干大きく構成される。
設置具4の取付部41は、その開口を下方に向けて水洗式トイレ10のロータンク本体11の上端部に嵌められるようにして配置される。設置具4の取付部41は、その天板が水洗式トイレ10のロータンク本体11と蓋12との間に位置し、二個の側板のうち一方の側板がロータンク本体11の外側に位置し、他方の側板がロータンク本体11の外側に位置するように配置される。
水洗式トイレ10のロータンク本体11の外側に位置する側板には台部42が設けられ、水洗式トイレ10のロータンク本体11の内側に位置する側板には支持部43が設けられる。
トイレ用洗剤供給機1の設置具4の台部42は、貯留部2が載置されるように構成される。
設置具4の台部42は、平板状の部材であり、水洗式トイレ10(ロータンク本体11)の外側に配置される。
設置具4の台部42は、平板状の部材であり、水洗式トイレ10(ロータンク本体11)の外側に配置される。
トイレ用洗剤供給機1の設置具4の支持部43は、水洗式トイレ10のロータンク本体11における位置が安定するように導入部3を支持する。
設置具4の支持部43は、直線状の筒状の部材であり、導入部3が挿通可能に構成される。支持部43は、その内径が導入部3の外径よりも大きく構成される。
設置具4の支持部43は、その軸心方向が上下方向を向くように水洗式トイレ10(ロータンク本体11)の内側に配置される。設置具4の支持部43の上端部(上方の開口)は、水洗式トイレ10のロータンク本体11内の洗浄水外(洗浄水の水面より上方)に配置される。設置具4の支持部43の下端部(下方の開口)は、水洗式トイレ10のロータンク本体11内の洗浄水内(洗浄水の水面より下方方)に配置される。
設置具4の支持部43は、直線状の筒状の部材であり、導入部3が挿通可能に構成される。支持部43は、その内径が導入部3の外径よりも大きく構成される。
設置具4の支持部43は、その軸心方向が上下方向を向くように水洗式トイレ10(ロータンク本体11)の内側に配置される。設置具4の支持部43の上端部(上方の開口)は、水洗式トイレ10のロータンク本体11内の洗浄水外(洗浄水の水面より上方)に配置される。設置具4の支持部43の下端部(下方の開口)は、水洗式トイレ10のロータンク本体11内の洗浄水内(洗浄水の水面より下方方)に配置される。
トイレ用洗剤供給機1の導入部3は、軟質素材で構成される管状の部材である。
導入部3の一端部は、水洗式トイレ10のロータンク本体11内に配置される。導入部3の一端部は、設置具4の支持部43の上方の開口から支持部43内に挿入されて、支持部43の内側に配置される。
導入部3の他端部は、貯留部2のポンプ部22の吐出口24に接続される。
導入部3は、設置具4の支持部43内に配置された状態で、設置具4の支持部43との間(設置具4の支持部43の内面と導入部3の外面との間)に所定の隙間(例えば、約2mm〜約5mmの隙間)が形成されるように構成される。
導入部3の一端部は、水洗式トイレ10のロータンク本体11内に配置される。導入部3の一端部は、設置具4の支持部43の上方の開口から支持部43内に挿入されて、支持部43の内側に配置される。
導入部3の他端部は、貯留部2のポンプ部22の吐出口24に接続される。
導入部3は、設置具4の支持部43内に配置された状態で、設置具4の支持部43との間(設置具4の支持部43の内面と導入部3の外面との間)に所定の隙間(例えば、約2mm〜約5mmの隙間)が形成されるように構成される。
トイレ用洗剤供給機1では、貯留部2のボトル部21に貯留されるトイレ用洗浄剤は、ポンプ部22(ポンプ部22のスパウト23)が押下動作されてポンプ部22の吐出口24から吐出され、導入部3を介して設置具4の支持部43に流通して支持部43の下方の開口から流出する。
このようにして、トイレ用洗剤供給機1は、水洗式トイレ10のロータンク本体11内にトイレ用洗剤を供給する。
このようにして、トイレ用洗剤供給機1は、水洗式トイレ10のロータンク本体11内にトイレ用洗剤を供給する。
トイレ用洗剤供給機1は、前記水洗式トイレ10のロータンク本体11内にトイレ用洗剤を供給した状態で操作レバーが開操作されることによって、ロータンク本体11内に貯留される洗浄水を便器に流通させる。
このとき、吸引されるようにして設置具4の支持部43の上方の開口から支持部43内に空気が流入する。前記空気は、設置具4の支持部43と導入部3との間の隙間を流通して、導入部3内のトイレ洗浄剤、および、ロータンク本体11内のトイレ用洗浄剤と洗浄水とに、気泡となって混入する。そして、前記空気が混入されたトイレ用洗浄水と洗浄水とは、水洗式トイレ10の便器に流通する。
このようにして、トイレ用洗剤供給機1は、トイレ用洗剤をロータンク本体11に供給し、トイレ用洗剤と洗浄水とに空気を混入させ、当該空気が混入されたトイレ用洗浄剤と洗浄水とを水洗式トイレ10の便器に供給する。
このとき、吸引されるようにして設置具4の支持部43の上方の開口から支持部43内に空気が流入する。前記空気は、設置具4の支持部43と導入部3との間の隙間を流通して、導入部3内のトイレ洗浄剤、および、ロータンク本体11内のトイレ用洗浄剤と洗浄水とに、気泡となって混入する。そして、前記空気が混入されたトイレ用洗浄水と洗浄水とは、水洗式トイレ10の便器に流通する。
このようにして、トイレ用洗剤供給機1は、トイレ用洗剤をロータンク本体11に供給し、トイレ用洗剤と洗浄水とに空気を混入させ、当該空気が混入されたトイレ用洗浄剤と洗浄水とを水洗式トイレ10の便器に供給する。
以上のように、設置具4の取付具は、水洗式トイレ10のロータンク本体11の上端部に引っ掛けるようにして取付けられ、設置具4の台部42は、貯留部2が載置されるように構成される、トイレ用洗剤供給機1では、水洗式トイレ10のロータンク本体11の上端部に設置具4の取付具を引っ掛けて、設置具4の台部42に貯留部2を載置することによって、トイレ用洗剤供給機1を水洗式トイレ10に設置する。
このため、トイレ用洗剤供給機1では、水洗式トイレ10のロータンク本体11または蓋12にトイレ用洗剤供給機1を取付けるための加工(例えば、孔をあける加工)を施すこと等なく、トイレ用洗剤供給機1を水洗式トイレ10に設置することができる。
したがって、トイレ用洗剤供給機1によれば、トイレ用洗剤供給機1の水洗式トイレ10への設置を容易に行うことができる。
このため、トイレ用洗剤供給機1では、水洗式トイレ10のロータンク本体11または蓋12にトイレ用洗剤供給機1を取付けるための加工(例えば、孔をあける加工)を施すこと等なく、トイレ用洗剤供給機1を水洗式トイレ10に設置することができる。
したがって、トイレ用洗剤供給機1によれば、トイレ用洗剤供給機1の水洗式トイレ10への設置を容易に行うことができる。
また、以上のように、導入部3が、設置具4の支持部43内に配置された状態で、設置具4の支持部43との間に所定の隙間が形成されるように構成される、トイレ用洗剤供給機1では、水洗式トイレ10の操作レバーを開操作してロータンク本体11内に貯留される洗浄水を便器に流通させるときに、前記空気が、設置具4の支持部43と導入部3との間の隙間を流通して、トイレ用洗浄剤と洗浄水とに混入する。
したがって、トイレ用洗剤供給機1によれば、当該空気が混入されたトイレ用洗浄剤と洗浄水とを水洗式トイレ10の便器に供給することができるものを、簡易な構成で実現することができる。
したがって、トイレ用洗剤供給機1によれば、当該空気が混入されたトイレ用洗浄剤と洗浄水とを水洗式トイレ10の便器に供給することができるものを、簡易な構成で実現することができる。
トイレ用洗剤供給機1の設置具4の取付部41は、水洗式トイレ10のロータンク本体11の上端部に取付けられた状態で、その天板の上面が蓋12の下面に当接するように構成される。
設置具4の取付部41は、水洗式トイレ10のロータンク本体11の上端部に取付けられた状態で、水洗式トイレ10のロータンク本体11の上端部(上端部の上面)と設置具4の取付部41の天板の下面との間に、導入部3を配置可能な所定の空間が形成されるように構成される。
水洗式トイレ10のロータンク本体11の上端部の上面と設置具4の取付部41の天板の下面との間の距離は、導入部3の外径(太さ)よりも大きく構成される。
設置具4の取付部41は、水洗式トイレ10のロータンク本体11の上端部に取付けられた状態で、水洗式トイレ10のロータンク本体11の上端部(上端部の上面)と設置具4の取付部41の天板の下面との間に、導入部3を配置可能な所定の空間が形成されるように構成される。
水洗式トイレ10のロータンク本体11の上端部の上面と設置具4の取付部41の天板の下面との間の距離は、導入部3の外径(太さ)よりも大きく構成される。
トイレ用洗剤供給機1の設置具4の取付部41は、切欠部44を有する。
取付部41の切欠部44は、その二個の側板と天板とを切欠くように形成される。
取付部41の切欠部44は、その幅が導入部3の外径(太さ)よりも大きく形成され、導入部3が配置可能に構成される。取付部41の切欠部44には、その天板を横断して二個の側板間を渡るようにようにして導入部3が配置される。
取付部41の切欠部44は、その二個の側板と天板とを切欠くように形成される。
取付部41の切欠部44は、その幅が導入部3の外径(太さ)よりも大きく形成され、導入部3が配置可能に構成される。取付部41の切欠部44には、その天板を横断して二個の側板間を渡るようにようにして導入部3が配置される。
以上のように、設置具4の取付部41が、水洗式トイレ10のロータンク本体11の上端部に取付けられた状態で、水洗式トイレ10のロータンク本体11の上端部との間に、導入部3を配置可能な空間が形成されるように構成される、トイレ用洗剤供給機1では、水洗式トイレ10のロータンク本体11または蓋12に導入部3を挿通するための加工(例えば、孔をあける加工)を施すこと等なく、トイレ用洗剤供給機1を水洗式トイレ10に設置することができる。
したがって、トイレ用洗剤供給機1によれば、トイレ用洗剤供給機1の水洗式トイレ10への設置を容易に行うことができる。
また、トイレ用洗剤供給機1では、水洗式トイレ10のロータンク本体11の上端部に取付けられた状態で、水洗式トイレ10の蓋12の下面に当接するように構成されることから、トイレ用洗剤供給機1によれば、導入部3が水洗式トイレ10の蓋12によって押しつぶされることによって、導入部3におけるトイレ用洗剤の流通不良が生じること防止することができる。
なお、トイレ用洗剤供給機1の設置具4は、台部42と取付部41とを一体的に構成することもできる。また、設置具4の支持部43は、湾曲する形状(例えば、L字状やS字状)に構成することもできる。また、設置具4の支持部43は、取付部41に着脱可能に構成することもできる。
したがって、トイレ用洗剤供給機1によれば、トイレ用洗剤供給機1の水洗式トイレ10への設置を容易に行うことができる。
また、トイレ用洗剤供給機1では、水洗式トイレ10のロータンク本体11の上端部に取付けられた状態で、水洗式トイレ10の蓋12の下面に当接するように構成されることから、トイレ用洗剤供給機1によれば、導入部3が水洗式トイレ10の蓋12によって押しつぶされることによって、導入部3におけるトイレ用洗剤の流通不良が生じること防止することができる。
なお、トイレ用洗剤供給機1の設置具4は、台部42と取付部41とを一体的に構成することもできる。また、設置具4の支持部43は、湾曲する形状(例えば、L字状やS字状)に構成することもできる。また、設置具4の支持部43は、取付部41に着脱可能に構成することもできる。
次に、図9から図11に記載のトイレ用洗剤供給機1について説明する。
なお、図9から図11に記載のトイレ用洗剤供給機1の説明は、図1から図8に記載のトイレ用洗剤供給機1と同様の構成の部分については適宜省略し、図1から図8に記載のトイレ用洗剤供給機1の構成と異なる部分を中心に説明する。
なお、図9から図11に記載のトイレ用洗剤供給機1の説明は、図1から図8に記載のトイレ用洗剤供給機1と同様の構成の部分については適宜省略し、図1から図8に記載のトイレ用洗剤供給機1の構成と異なる部分を中心に説明する。
図9から図10に示すように、トイレ用洗剤供給機1は、貯留部2と、導入部3と、設置具4と、ノズル5と、を備える。
トイレ用洗剤供給機1の導入部3は、下流側導入管34と、上流側導入管35と、を備える。
トイレ用洗剤供給機1の導入部3の下流側導入管34は、管状の部材であり、他端部の内径が小導入管32の外径よりも大きく構成される。
下流側導入管34の一端部は、ノズル5(ノズル5の流体導入部53)に接続される。
下流側導入管34の他端部は、開口側が上方を向くようにしてロータンク本体11外に配置される。
下流側導入管34の一端部は、ノズル5(ノズル5の流体導入部53)に接続される。
下流側導入管34の他端部は、開口側が上方を向くようにしてロータンク本体11外に配置される。
トイレ用洗剤供給機1の導入部3の上流側導入管35は、管状の部材であり、その中途部が湾曲して略L字状に構成される。
上流側導入管35は、その一端側が下方を向き、その他端側が側方を向くように配置される。小導入管32の一端部は、下流側導入管34の他端部の開口から下流側導入管34内に挿入されて、下流側導入管34の内側に配置される。上流側導入管35の他端部は、貯留部2のポンプ部22の吐出口24に接続される。
導入部3は、上流側導入管35が下流側導入管34内に配置された状態で、下流側導入管34と上流側導入管35との間(下流側導入管34の内面と上流側導入管35の外面との間)に所定の隙間(例えば、約2mm〜約5mmの隙間)が形成されるように構成される。
上流側導入管35は、その一端側が下方を向き、その他端側が側方を向くように配置される。小導入管32の一端部は、下流側導入管34の他端部の開口から下流側導入管34内に挿入されて、下流側導入管34の内側に配置される。上流側導入管35の他端部は、貯留部2のポンプ部22の吐出口24に接続される。
導入部3は、上流側導入管35が下流側導入管34内に配置された状態で、下流側導入管34と上流側導入管35との間(下流側導入管34の内面と上流側導入管35の外面との間)に所定の隙間(例えば、約2mm〜約5mmの隙間)が形成されるように構成される。
トイレ用洗剤供給機1では、貯留部2のボトル部21に貯留されるトイレ用洗浄剤は、ポンプ部22(ポンプ部22のスパウト23)が押下動作されてポンプ部22の吐出口24から吐出され、導入部3の上流側導入管35を介して下流側導入管34に流通して下流側導入管34の一端部に溜まった状態とする。
また、トイレ用洗剤供給機1は、前記導入部3の下流側導入管34の一端部に溜まった状態で操作レバーが開操作されることによって、ロータンク本体11内に貯留される洗浄水を水洗式トイレ10の便器に流通させる。
このとき、吸引されるようにして導入部3の大導入管31の一端側の開口から大導入管31内に空気が流入する。前記空気は、導入部3の下流側導入管34と上流側導入管35との間の隙間を流通して、下流側導入管34内のトイレ洗浄剤に、気泡となって混入する。そして、前記空気が混入されたトイレ用洗浄水は、ノズル5に流通する。
このとき、吸引されるようにして導入部3の大導入管31の一端側の開口から大導入管31内に空気が流入する。前記空気は、導入部3の下流側導入管34と上流側導入管35との間の隙間を流通して、下流側導入管34内のトイレ洗浄剤に、気泡となって混入する。そして、前記空気が混入されたトイレ用洗浄水は、ノズル5に流通する。
トイレ用洗剤供給機1のノズル5は、ボールタップの給水口に接続される。
ノズル5には、導入部3の下流側導入管34の一端部が接続される。
ノズル5は、ボールタップの給水口からノズル5内に流入した洗浄水の流速を増加させ、当該洗浄水に導入部3から供給されるトイレ用洗剤(空気が混入されたトイレ用洗剤)を混入させて、これを吐出するように構成される。
ノズル5は、流入部51と、絞り部52と、流体導入部53と、吐出部54と、を備える。
ノズル5には、導入部3の下流側導入管34の一端部が接続される。
ノズル5は、ボールタップの給水口からノズル5内に流入した洗浄水の流速を増加させ、当該洗浄水に導入部3から供給されるトイレ用洗剤(空気が混入されたトイレ用洗剤)を混入させて、これを吐出するように構成される。
ノズル5は、流入部51と、絞り部52と、流体導入部53と、吐出部54と、を備える。
トイレ用洗剤供給機1のノズル5の流入部51は、水洗式トイレ10のボールタップの給水口に接続されて、ボールタップの給水口から流出する洗浄水がノズル5内に流入するように構成される。
トイレ用洗剤供給機1のノズル5の絞り部52は、小径の貫通孔で構成され、流入部51からノズル5内に流入した洗浄水の流れを絞って洗浄水の流速を増加させるように構成される。ノズル5は、絞り部52から下流側へ流出する洗浄水の流速が、絞り部52の上流側の洗浄水の流速よりも増加するように構成される。絞り部52は、前記流速が増加した洗浄水を下流側に流出するように構成される。絞り部52は、流入部51よりも下流側に配置される。
トイレ用洗剤供給機1のノズル5の流体導入部53は、絞り部52から下流側へ流出する洗浄水に導入部3から供給されるトイレ用洗剤がノズル5内において混入するように、導入部3からノズル5内(絞り部52の下流側部分近傍)に流体を導入する。流体導入部53は、絞り部52から下流側へ流出する洗浄水の水流によって吸引されることにより、導入部3からノズル5内にトイレ用洗剤を導入するように構成される。ノズル5は、流体導入部53によって導入部3からトイレ用洗剤をノズル5内に導入させて絞り部52から下流側へ流出する洗浄水にトイレ用洗剤を混入させる。
トイレ用洗剤供給機1のノズル5の吐出部54は、トイレ用洗剤が混入された洗浄水を吐出する。
このようにして、トイレ用洗剤供給機1のノズル5は、流入部51からノズル5内に流入して絞り部52から下流側へ流出する洗浄水にトイレ用洗剤を混入させて、これを吐出部54から吐出するように構成される。
以上のように、ノズル5の絞り部52が流入部51からノズル5内に流入した洗浄水の流れを絞って洗浄水の流速を増加させるように構成される、トイレ用洗剤供給機1では、洗浄水の流速が増加することから、水洗式トイレ10のロータンク本体11内の洗浄をより確実に行うことができる。
また、図11に示すように、ノズル5は、回転体55を備えて構成することもできる。
回転体55は、回転体55を備えることによって、絞り部52の上流側の開口の閉鎖と開放とを隣接する絞り孔34ごとに順次行うように回転することによって、絞り部52への水の流入の遮断を断続的に行うように構成される。
また、図11に示すように、ノズル5は、回転体55を備えて構成することもできる。
回転体55は、回転体55を備えることによって、絞り部52の上流側の開口の閉鎖と開放とを隣接する絞り孔34ごとに順次行うように回転することによって、絞り部52への水の流入の遮断を断続的に行うように構成される。
次に、図12に記載のトイレ用洗剤供給機1について説明する。
なお、図12に記載のトイレ用洗剤供給機1の説明は、図1から図11に記載のトイレ用洗剤供給機1と同様の構成の部分については適宜省略し、図1から図11に記載のトイレ用洗剤供給機1の構成と異なる部分を中心に説明する。
なお、図12に記載のトイレ用洗剤供給機1の説明は、図1から図11に記載のトイレ用洗剤供給機1と同様の構成の部分については適宜省略し、図1から図11に記載のトイレ用洗剤供給機1の構成と異なる部分を中心に説明する。
トイレ用洗剤供給機1は、貯留部2と、導入部3と、設置具4と、を備える。
トイレ用洗剤供給機1の導入部3は、軟質素材で構成される管状の部材である。
導入部3の一端部は、水洗式トイレ10のロータンク本体11内に配置される。導入部3の他端部は、貯留部2のポンプ部22の吐出口24に接続される。
導入部3の一端部は、水洗式トイレ10のロータンク本体11内に配置される。導入部3の他端部は、貯留部2のポンプ部22の吐出口24に接続される。
トイレ用洗剤供給機1は、貯留部2においてトイレ用洗剤に空気を混入させる。
貯留部2のポンプ部22は、スパウト23と、吐出口24と、ステム25と、ハウジング26と、弾性体27と、空気流入管28と、を備える。
ポンプ部22のステム25は、下方に延出するようにスパウト23にステム25が設けられる。
ポンプ部22のハウジング26は、筒状の部材であり、その内部にステム25を収納する。ハウジング26は、ボトル部21内に配置される。ハウジング26は、ボトル部21の上部開口から下方に延出するようにボトル部21に取付けられる。
ポンプ部22の弾性体27は、コイルスプリングであり、ハウジング26内に配置される。弾性体27は、ポンプ部22(ポンプ部22のスパウト23)が押下動作された後に、当該押下動作される前の位置にポンプ部22を移動させるように、ポンプ部22を上方に付勢する。
ポンプ部22の空気流入管28は、ハウジング26内に空気を流入させる。空気流入管28は、管状の部材であり、略L字状に構成される。空気流入管28は、貯留部2内に配置される。
ポンプ部22の空気流入管28の一端部(一端側の開口)は、貯留部2内のトイレ用洗剤外(トイレ用洗剤の水面より上方)に配置される。空気流入管28の他端部(他端側の開口)は、貯留部2内のトイレ用洗剤外(トイレ用洗剤の水面より上方)に配置される。空気流入管28の他端部は、ハウジング26の下方の開口からハウジング26の下端部内に位置するように配置される。
貯留部2のポンプ部22は、スパウト23と、吐出口24と、ステム25と、ハウジング26と、弾性体27と、空気流入管28と、を備える。
ポンプ部22のステム25は、下方に延出するようにスパウト23にステム25が設けられる。
ポンプ部22のハウジング26は、筒状の部材であり、その内部にステム25を収納する。ハウジング26は、ボトル部21内に配置される。ハウジング26は、ボトル部21の上部開口から下方に延出するようにボトル部21に取付けられる。
ポンプ部22の弾性体27は、コイルスプリングであり、ハウジング26内に配置される。弾性体27は、ポンプ部22(ポンプ部22のスパウト23)が押下動作された後に、当該押下動作される前の位置にポンプ部22を移動させるように、ポンプ部22を上方に付勢する。
ポンプ部22の空気流入管28は、ハウジング26内に空気を流入させる。空気流入管28は、管状の部材であり、略L字状に構成される。空気流入管28は、貯留部2内に配置される。
ポンプ部22の空気流入管28の一端部(一端側の開口)は、貯留部2内のトイレ用洗剤外(トイレ用洗剤の水面より上方)に配置される。空気流入管28の他端部(他端側の開口)は、貯留部2内のトイレ用洗剤外(トイレ用洗剤の水面より上方)に配置される。空気流入管28の他端部は、ハウジング26の下方の開口からハウジング26の下端部内に位置するように配置される。
トイレ用洗剤供給機1では、貯留部2のボトル部21に貯留されるトイレ用洗浄剤は、ポンプ部22(ポンプ部22のスパウト23)が押下動作されてポンプ部22の吐出口24から吐出され、導入部3に流通して導入部3の一端部の開口から流出する。
ことのき、吸引されるようにして貯留部2の空気流入管28の一端側の開口から空気流入管28内に空気が流入する。前記空気は、貯留部2の空気流入管28の他端側の開口から流通して、貯留部2内(ポンプ部22のハウジング26、ステム25、または、スパウト23内)においてトイレ洗浄剤に、気泡となって混入する。
このようにして、トイレ用洗剤供給機1は、水洗式トイレ10のロータンク本体11内に空気が混入されたトイレ用洗剤を供給する。
ことのき、吸引されるようにして貯留部2の空気流入管28の一端側の開口から空気流入管28内に空気が流入する。前記空気は、貯留部2の空気流入管28の他端側の開口から流通して、貯留部2内(ポンプ部22のハウジング26、ステム25、または、スパウト23内)においてトイレ洗浄剤に、気泡となって混入する。
このようにして、トイレ用洗剤供給機1は、水洗式トイレ10のロータンク本体11内に空気が混入されたトイレ用洗剤を供給する。
以上のように、空気が混入されたトイレ用洗浄剤を水洗式トイレ10の便器に供給する、トイレ用洗剤供給機1では、トイレ用洗浄剤に空気が混入されることから、トイレ用洗浄剤に空気が混入されないものに比べて、水洗式トイレ10の便器の洗浄効果が向上する。
したがって、トイレ用洗剤供給機1によれば、水洗式トイレ10の便器の洗浄を確実に行うことができる。
また、トイレ用洗剤供給機1では、トイレ用洗浄剤に空気が混入されることから、水洗式トイレ10のロータンク本体11内の洗浄も確実に行うことができる。
したがって、トイレ用洗剤供給機1によれば、水洗式トイレ10の便器の洗浄を確実に行うことができる。
また、トイレ用洗剤供給機1では、トイレ用洗浄剤に空気が混入されることから、水洗式トイレ10のロータンク本体11内の洗浄も確実に行うことができる。
1 トイレ用洗剤供給機
2 貯留部
3 導入部
4 設置具
5 ノズル
10 水洗式トイレ
11 ロータンク本体
12 蓋
21 ボトル部
22 ポンプ部
23 スパウト
24 吐出口
31 大導入管
32 小導入管
2 貯留部
3 導入部
4 設置具
5 ノズル
10 水洗式トイレ
11 ロータンク本体
12 蓋
21 ボトル部
22 ポンプ部
23 スパウト
24 吐出口
31 大導入管
32 小導入管
Claims (4)
- 水洗式トイレの便器にトイレ用洗剤を供給する、トイレ用洗剤供給機であって、
前記水洗式トイレの操作レバーを開操作してロータンク本体内に貯留される洗浄水を前記便器に流通させるときに、前記トイレ用洗剤と前記洗浄水とに空気を混入させ、当該空気が混入されたトイレ用洗浄剤と洗浄水とを前記水洗式トイレの便器に供給する、
トイレ用洗剤供給機。 - 前記トイレ用洗剤を貯留する貯留部と、前記水洗式トイレのロータンク本体に前記トイレ用洗剤を導入する導入部と、前記トイレ用洗剤供給機を前記水洗式トイレに設置するために用いられる設置具と、を備え、
前記設置具は、前記水洗式トイレのロータンク本体の上端部に引っ掛けるようにして取付けられる取付具と、前記貯留部が載置されるように構成される台部と、を備える、
請求項1に記載のトイレ用洗剤供給機。 - 前記設置具の取付部は、前記水洗式トイレのロータンク本体の上端部に取付けられた状態で、前記水洗式トイレの蓋の下面に当接するように構成されるとともに、前記水洗式トイレのロータンク本体の上端部との間に、前記導入部を配置可能な空間が形成されるように構成される、
請求項1または請求項2に記載のトイレ用洗剤供給機。 - 前記導入部は、大導入管と小導入管とを備え、
前記大導入管の一端部は、前記水洗式トイレのロータンク本体内に配置され、
前記小導入管の一端部は、前記大導入管の他端部の開口から前記大導入管内に挿入されて前記大導入管の内側に配置され、前記小導入管の他端部は、前記貯留部に接続され、
前記導入部は、前記小導入管が前記大導入管内に配置された状態で、前記大導入管と前記小導入管との間に隙間が形成されるように構成され、
前記貯留部のボトル部に貯留される前記トイレ用洗浄剤は、前記導入部の前記小導入管を介して前記大導入管に流通して前記大導入管の一端部の開口から流出する、
前記水洗式トイレの操作レバーを開操作して前記ロータンク本体内に貯留される前記洗浄水を前記便器に流通させるときに、前記空気が、前記導入部の前記大導入管と前記小導入管との間の隙間を流通して、前記トイレ用洗浄剤と前記洗浄水とに混入する、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のトイレ用洗剤供給機。
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WO2023053425A1 (ja) * | 2021-09-30 | 2023-04-06 | 小林製薬株式会社 | 薬液供給装置 |
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-
2014
- 2014-03-13 JP JP2014050908A patent/JP2015175131A/ja active Pending
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