JP2015174661A - 紙製トレイ - Google Patents

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池田 耕
Ko Ikeda
耕 池田
慶一 藤谷
Keiichi Fujitani
慶一 藤谷
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Abstract

【課題】内容物がこぼれ出しにくく、剛性に優れ、蓋を嵌合させて係止できる紙製トレイを提供する。
【解決手段】底板1の周囲各辺に側板2を連設し、側板2の上端となる端辺に内折片3及び外折片4を順次連設し、底板1から側板2を起立させて、その起立状態を維持し、側板2から内折片3を内側へ折り曲げ、内折片3から外折片4を上方外側へ折り返して、重なり合った内折片3と外折片4とが側板2の上端から内側へ迫り出す積層内鍔部6を形成する。積層内鍔部6により、内容物のこぼれ出しを防止できると共に、剛性が高くなって形状が安定したものとなり、重量のある内容物の収納にも対応できるほか、側板2の上端より外側へ迫り出した外折片4の外鍔部4aに蓋を嵌合させて係止することもできる。
【選択図】図2

Description

この発明は、惣菜や生菓子等の食品の収納に適した紙製トレイに関するものである。
従来、下記特許文献1には、図6に示すように、底板51の周囲に連設した各一対の側板52,53を起立させ、隣り合う側板52,53同士を繋ぐ連結片54を一方の側板52から他方の側板53の外面に折り重ねて貼り付け、側板52,53の起立状態を維持する紙製トレイにおいて、側板52,53の上端に内折片55を連設し、側板52,53から内折片55を内側へ折り曲げたものが記載されている。
このような紙製トレイでは、内容物の収納後、樹脂フィルムによりタイトラップ包装を施す際、内折片55が樹脂フィルムの巻付力に対抗するので、変形が防止され、また、内折片55により、トレイを傾けたとき等における内容物のこぼれ出しも防止される。
特許第4775085号公報
しかしながら、上記のような紙製トレイでは、内容物が重いものである場合、内折片55による補強効果が十分でなく、変形することがあった。
また、外周に鍔状の部分がなく、プラスチック成型品等の蓋を嵌合させる場合、不意に外れないように係止することができないという問題もあった。
そこで、この発明は、内容物がこぼれ出しにくく、剛性に優れ、蓋を嵌合させて係止できる紙製トレイを提供することを課題とする。
上記のような課題を解決するため、この発明に係る紙製トレイは、底板の周囲各辺に側板を連設し、側板の上端となる端辺に内折片及び外折片を順次連設し、底板から側板を起立させて、その起立状態を維持し、側板から内折片を内側へ折り曲げ、内折片から外折片を上方外側へ折り返して、重なり合った内折片と外折片とが側板の上端から内側へ迫り出す積層内鍔部を形成するようにしたのである。
また、嵌合させた蓋の係止等を可能とするため、前記側板に連なる外折片に、側板の上端より外側へ迫り出す外鍔部を設けたのである。
さらに、剛性向上のため、前記外折片の外鍔部の両側に、側板の上端より側方へ延びる延長部を設け、隣り合う外折片の延長部同士を重ねて貼り合わせたのである。
この紙製トレイでは、内折片と外折片とが重なり合って側板の上端から内側へ迫り出す積層内鍔部により、内容物のこぼれ出しを防止できると共に、剛性が高くなって形状が安定したものとなり、重量のある内容物の収納にも対応できるほか、側板の上端より外側へ迫り出した外折片の外鍔部に蓋を嵌合させて係止することもできる。
この発明の第1実施形態に係る紙製トレイのブランクを示す図 同上の組立状態を示す斜視図 図2のIII−III線における断面図 この発明の第2実施形態に係る紙製トレイのブランクを示す図 同上の組立状態を示す斜視図 従来の紙製トレイの組立状態を示す斜視図
まず、この発明の第1実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。
このトレイは、図1に示すような板紙製のブランクから組み立てられる。このブランクでは、正方形状の底板1の周囲各辺に、組立状態で上広がりとなる逆台形状の側板2が折目線を介して連設され、側板2の上端となる端辺に内折片3及び外折片4が折目線を介して順次連設されている。隣り合う側板2同士は、三角形状の連結片5により連結され、連結片5には、底板1の角と向き合う角を二等分する折目線が入れられている。
内折片3と外折片4の境界の折目線は、側板2と内折片3の境界の折目線に沿った折り曲げとは逆方向の谷折りが可能となるように、押罫と切目とが交互に断続するリード罫とされている。
外折片4は、内折片3よりも連設方向の寸法が大きく、組立時に内折片3と重なる外折片4の内側部分は、内折片3と共に積層内鍔部6とされ、外折片4の積層内鍔部6となる部分より外側が外鍔部4aとされている。外折片4における外鍔部4aの両側には、側板2の上端となる端辺より側方へ延びる延長部4bが設けられている。
積層内鍔部6の両側縁は、組立時に隣り合う積層内鍔部6との干渉を回避するため、内折片3と外折片4の境界へかけて谷となるように斜め45°に切断されている。
このようなブランクからトレイを組み立てる際には、図2及び図3に示すように、底板1から側板2を起立させ、連結片5を二つ折りにしつつ、隣り合う側板2の一方から他方へ折り曲げて、他方の側板2の外面に貼り付ける。
そして、側板2から内折片3を内側へ折り曲げ、内折片3から外折片4を上方外側へ折り返して、重なり合った内折片3と外折片4により、側板2の上端から内側へ迫り出す積層内鍔部6を形成すると共に、外鍔部4aが側板2の上端より外側へ迫り出すようにし、隣り合う外折片4の延長部4b同士を重ねて貼り合わせる。
上記紙製トレイでは、内折片3と外折片4とが重なり合って側板2の上端から内側へ迫り出す積層内鍔部6により、トレイを傾けたときや内容物をスプーンで掬い出す際の内容物のこぼれ出しを防止できると共に、剛性が高くなって形状が安定したものとなり、重量のある内容物の収納にも対応できるようになる。
例えば、内容物をスプーンで掬い出す際、従来の紙製トレイのように、側板の上端から単に内折片を折り曲げるものに比べて、側板2の内面側からスプーンで外側へ押された場合の変形に対する抵抗力が大きくなり、側板2が外側へ逃げるように変形しないので、スプーンでの内容物の掬い出しが容易になる。
さらに、隣り合う外折片4の延長部4b同士を重ねて貼り合わせているので、外折片4の周方向角部における角度が固定され、外折片4が周方向に一体化されて、剛性が一層向上し、スプーンで内容物を掬い出す際、内容物の溢れを確実に防止することができる。
また、外折片4に側板2の上端より外側へ迫り出す外鍔部4aを設けているので、外鍔部4aにプラスチック成型品等の蓋を嵌合させて、不意に外れないように係止し、密閉性の高い包装とすることもできる。
そのほか、材料にラミネート紙を使用して、ラミネート面が内容物の収納空間の内面となるようにした場合、外折片4においてラミネート面が上面となるので、ラミネートした樹脂の熱溶着性を利用し、樹脂フィルムを被せてシールすることもできる。
なお、上記実施形態では、全ての側板2に積層内鍔部6を形成したものを例示したが、内容物や使用状況に応じて、少なくとも1枚の側板2に内折片3及び外折片4を順次連設し、積層内鍔部6を形成すればよい。
例えば、図4及び図5に示す第2実施形態のように、一組の対向する側板2にのみ積層内鍔部6を形成するようにして、他の側板2には、内折片3を介することなく、外鍔部4aをなす外折片4を直接連設するようにしてもよい。
また、蓋を嵌合させる必要がない場合には、外折片4の外鍔部4a及び延長部4bを省略してもよい。この場合、外折片4の両側縁を斜め45°に切断することなく、隣り合う外折片4の両側部同士を貼り合わせるようにするとよい。
また、底板1が正方形状のものを例示したが、底板1は、長方形のほか、三角形や六角形等、他の多角形状であってもよい。
1 底板
2 側板
3 内折片
4 外折片
4a 外鍔部
4b 延長部
5 連結片
6 積層内鍔部

Claims (3)

  1. 底板(1)の周囲各辺に側板(2)を連設し、側板(2)の上端となる端辺に内折片(3)及び外折片(4)を順次連設し、底板(1)から側板(2)を起立させて、その起立状態を維持し、側板(2)から内折片(3)を内側へ折り曲げ、内折片(3)から外折片(4)を上方外側へ折り返して、重なり合った内折片(3)と外折片(4)とが側板(2)の上端から内側へ迫り出す積層内鍔部(6)を形成するようにした紙製トレイ。
  2. 前記側板(2)に連なる外折片(4)に、側板(2)の上端より外側へ迫り出す外鍔部(4a)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の紙製トレイ。
  3. 前記外折片(4)の外鍔部(4a)の両側に、側板(2)の上端より側方へ延びる延長部(4b)を設け、隣り合う外折片(4)の延長部(4b)同士を重ねて貼り合わせたことを特徴とする請求項2に記載の紙製トレイ。
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