JP2020512242A5 - - Google Patents
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Description
本発明の目的は、請求項1の前提部に提示されているような、例えば食物容器などの製品容器であって、再生利用可能な繊維材料から主に製作される製作容器と、請求項14の前提部に提示されているような、前述の製品容器を製作するための方法と、請求項20の前提部に提示されているような、とりわけ請求項1による製品容器を製作するための製品容器ブランクとである。有利な材料の選択肢は、波形の繊維板、板紙、又は何らかの他の適切な再生可能な繊維材料であり得る。
電子レンジ又は類似のもので加熱できる例えばインスタント食品が包装される様々な食品容器が、技術的に知られている。これらの種類の容器のほとんどは、今日では、再生できないプラスチックから全体的に作られている。これは、大きな環境問題を生み出している。容器のフレームは、何らかの適切な材料から製造され、別の食品等級のフィルムで内側が裏打ちされる。容器は、所望の量の食品が容器内へと包装されるような方法で適切な形に成形される。成形は、容器の上縁の全体を囲む水平方向の縁のフランジも備え、そのフランジは、留め付け面として、及び、容器の蓋のための封止する土台として、意図されており、それによって、容器は、充填されたとき、及び、必要な場合には容器内の食品が調理されたとき、熱封止による漏れ防止の様態で閉じられる。しばしば、容器内の食品は、インスタント食品としての販売のために送り出され得る前に、調理されて完成させられなければならない。調理がオーブンなどにおいて高温で行われる場合に問題が生じ、この高温は容器箱のすべてのプラスチックが耐えられるとは限らず、高価である代わりの特別なプラスチックが箱において使用されなければならない。
同じく技術的に知られているのは、例えば板紙又は対応するものから作られ、従来のプラスチック容器にあるように別の食品等級のフィルムで内側が裏打ちされる食物容器である。このような解決策は、特許明細書EP2441696において開示されている。ボール紙から作られ、この明細書において記載されている食物容器の上縁には、先に記載したプラスチック容器におけるように、蓋の留め付けのための横を向く本質的に水平で平坦な縁フランジがある。容器は、フィルムが縁フランジの上にも来るような方法で、食品等級のフィルムで追加的に内側が裏打ちされる。この解決策における問題は、とりわけ、ボール紙の容器が、内側から裏打ちされる食品等級のフィルムだけによってその形において支持され、その結果として、容器が捩じれに対して剛体ではなく、上縁における縁フランジの継ぎ目位置が漏れ防止及び均一になっていないことである。前述のことは、縁フランジへと引き出された食品等級のフィルムと、縁フランジに熱封止された蓋との間に不規則性及び隙間が残る危険性を増加させ、その場合、とりわけ食物容器の気密性が失われ、外部空気が食物容器に入る可能性がある。封止が確実に成功せず、容器が十分に漏れ防止とならない場合、容器は別のプラスチックの内側で包まれる必要があり、これは、材料コスト及び空間要件をさらに増加させ、容器は、その外観において、この追加の包みがない場合ほど良くない。
空間を節約するために、完成した製品容器箱は、製品容器の積み重ねにおいて次々に上へと一緒に入れ子にされて有利には保管及び保持される。しかしながら、保管及び輸送の間、製品容器の積み重ねはしばしば密集し、個々の製品容器箱を製品容器箱の積み重ねから取るのが扱いにくくなる可能性がある。製品容器箱を充填するための充填過程は自動的であり、個々の製品容器箱を製品容器の積み重ねから取り上げることが機械的に実施される。密集させられ、互いに付着させられることになる製品容器箱は、充填処理において中断を引き起こし、これはさらに、製品バッチの製造時間を長くし、生産過程における効率を低下させる。
ときには、板紙又は波形の繊維板の容器は、平坦な容器ブランクから適切となるように折られる。コストを最小限とするために、容器ブランクを1つのブランクから完全に製作することが試みられるが、しばしば、例えば、壁において、特には角において、折り目の位置で材料の2つ以上の層の重なりがあるような方法で、食物容器の角が折られる。食物容器の製造における前述の欠点は、廃棄される材料の形態で、過剰なコストをもたらす。
本発明の目的は、前述の欠点を排除すること、及び、空間効率とコスト効率との両方が良い安価で頑丈で積み重ね可能な製品容器を提供することである。別の目的は、製品の蓋の留め付けが信頼できる製品容器を提供することであり、そのため製品容器は、蓋で閉じられるとき、漏れ防止となる。同様に、1つの目的は、気密性及び水密性を可能にする製品容器が容易に折られ得る一体状の製品容器ブランクを提供することである。また、本発明の目的は、入れ子の様態で積み重ねられるときに積み重ねの密集を引き起こさず、どの製品容器の積み重ねも、製品容器を充填するための機械的な過程において確実に利用できる積み重ね可能な製品容器を提供することである。
本発明による製品容器は、請求項1の特徴の部分において開示されていることによって特徴付けられる。対応するように、前述の製品容器を製作するための本発明による方法は、請求項14の特徴の部分において開示されていることによって特徴付けられ、前述の製品容器を製作するための本発明による製品容器ブランクは、請求項20の特徴の部分において開示されていることによって特徴付けられる。本発明の他の実施例は、他の請求項において開示されていることによって特徴付けられる。
本発明による製品容器は、底部と、底部及びそれ自体の上縁において縁部品と連結されている壁とが設けられるフレーム部品を備え、前記縁部品は、外向きに折られ、本質的に平坦な縁区域を形成し、フレーム部品内には、包装される製品のための凹所があり、フレーム部品は、再生可能な繊維材料から折りを用いて好ましくは形成され、凹所は、前述のフレーム部品から除去可能である別の内部裏打ちで内側において裏打ちされ、製品容器では、前述の縁区域は、前述の内部裏打ちのための留め付け面として機能するように配置される。内部裏打ちに留め付ける前、フレーム部品の縁部品は、内部裏打ちのための留め付け面として製品容器の均一な一体状の本質的に破壊されない縁区域を形成するように配置され、フレーム部品の隣接する縁部品同士は、それらの端において、角の継ぎ目を形成する突き合わせの継ぎ目で互いと漏れ防止の様態で留め付けられ、留め付けは、角の継ぎ目及び縁区域の端の下において留め付けられる補強品で補強される。フレーム部品において、底部から上向きに延びる2つ以上の壁があり、壁の端同士の間に、上向きに延びる分割壁があり、分割壁の上端において、縁部品の端同士を留め付けるための、及び、角の継ぎ目を補強するための補強品がある。フレーム部品は、入れ子にされる製品容器を互いからある距離で維持するために2つ以上の支持部品を備える。
本発明による方法では、底部及び壁が設けられる、包装される製品のための凹所が、製品容器のために形成され、凹所のフレーム部品と、縁部品から成る平坦な縁区域とが、再生可能な繊維材料から折りを用いて好ましくは形成され、前述の凹所及び平坦な縁区域は、前述のフレーム部品から除去可能である別の内部裏打ちで裏打ちされる。製品容器を製作するための本発明による方法は、内部裏打ちの留め付けの前、製品容器の均一な一体状の本質的に破壊されない縁区域が、内部裏打ちのための留め付け面として、フレーム部品の縁部品から形成されることを特徴とする。内部裏打ちの留め付けの前、フレーム部品の隣接する縁部品同士は、それらの端において、角の継ぎ目を形成する突き合わせの継ぎ目で互いと漏れ防止の様態で留め付けられ、留め付けは、補強品を角の継ぎ目及び縁区域の端の下で留め付けることによって補強される。
本発明による製品容器は、再生可能な繊維材料から製造されるシート状構造を備え、構造は、製品容器ブランクからの折りによって製造される製品容器の底部、壁、及び縁部品のための、折り線及び刻み目で分離される底部部分、壁部分、及び縁部分を備える。好ましくは、壁部分同士の間の製品容器ブランクには、分割壁のための、折り線で底部部分から分離される分割壁部分があり、分割壁部分の自由端において、隣接する縁部品の端の相互の留め付け位置を補強するための、折り線を用いて分離される補強品がある。製品容器ブランクは、壁部分から形成される支持部品を備える。
2つ以上の支持部品がフレーム部品の折り線の近くに形成される。好ましい解決策では、製品容器のフレーム部品の支持部品は、製品容器ブランクにおいて支持部品の刻み目パターンから形成される。別の好ましい解決策では、製品容器のフレーム部品の支持部品は、フレーム部品の側壁及び端壁において切り取られた支持部品を壁の表面の平面から外向きに折ることで、内部裏打ちの配置の前に形成される。
本発明による解決策の特筆される1つの利点は、製品容器が主に再生可能材料から作られ、これは、プラスチック容器に関連する環境問題をほとんど完全に排除する。別の利点は、製品容器の内部裏打ちで被覆された平坦な縁区域が、本質的に一体状で全体を通じて均一であることであり、その場合、蓋で製品容器を閉じることがしっかりと確実に行うことができ、容器は完全に漏れ防止となる。このことから、可及的に追加の包装プラスチックが必要とされず、食物は例えば保護ガスで包装でき、これは食物の保存可能期間を延ばせるという利点が生まれる。
また、1つの利点は、本発明による製品容器は、上へと重なる材料部分が角における4つだけの小さい留め付け面へと最小化されるような方法で、1つの板紙ブランク又は波形の繊維板ブランクから折られ、したがって、製造の材料とコストとの両方を節約するということである。また、別の利点は、接着剤で付着される、又は、何らかの他の手法で留め付けられる解決策が、製品容器を極めて頑丈にし、捩じれに対して剛体とさせる。
また、数ある中でも別の利点は、完成した製品容器の積み重ねが保管及び輸送の間に密集しないような方法で、製品容器が入れ子にされる様態で容易に積み重ね可能になるようにされることである。別の利点は、個々の製品容器が製品容器の積み重ねから容易に取られることである。先のことは、製品容器を充填するための信頼できる機械的な過程を可能にし、その場合、充填過程における問題の状況がより少なくなり、過程のスループットタイムが加速される。
以下において、本発明は、添付の図面を参照してその実施例のうちの1つの助けによって、より詳細に記載されている。
図1、図1a、及び図1bは、先行技術(先行技術:EP2441696A1)によるある製品容器Paを提示している。図示の目的のために、包装材料の厚さ及びフィルムの厚さは、図のうちの一部において誇張されている。
図1では、先行技術による製品容器Paは側方及び上方から斜めに見られるように提示されている。製品容器Paは、ある板紙ブランクから折られて組み立てられている。製品容器Paはフレーム部品2と内部裏打ち6とを備えている。対応するように、フレーム部品2は、底部3と、2つの側壁と、2つの端壁と、側壁及び端壁の上縁から側方へと外向きに延びる本質的に平坦な縁区域4とを備えている。板紙などの何らかの再生可能な繊維材料が、フレーム部品2の製造材料として使用される。製品容器Paは、内部裏打ち6として使用される薄い食品等級プラスチックの支持だけから、その意図されている形に留まっており、プラスチックは、積層されてフレーム部品2との付着を与えており、これは構造を弱くして不安定にさせる。
図1aは、図1による製品容器Paの一体でない角の、一定でない縮尺での単純化された上面図を提示している。内部裏打ちだけによって支持されるようにされた前述の構造は、内部裏打ち6がフレーム部品2及び平坦な縁区域4に留め付けられる製品容器Paの組み立ての局面において、小さい隙間を製品容器Paの平坦な縁区域4の角の継ぎ目5において残したままにし、これによって平坦な縁区域4を一体にさせていない。
図1bは、図1による、蓋のための漏れ防止の結合の解決策の製品容器Paの一体でない角の、一部で断面とされた一定でない縮尺での単純化された側面図を提示している。製品容器Paの平坦な縁区域4の角の継ぎ目5に隙間があるとき、平坦な縁区域4へと留め付けられる内部裏打ち6において使用される食品等級プラスチックは、それ自体を隙間の方向において形作ろうとし、溝6aを平坦な縁区域の表面における角の継ぎ目5の方向において残す。その後、製品容器Paは食料品で満たされ、蓋フィルム7が、例えば熱封止によって、製品容器Paの平坦な縁区域4において留め付けられる内部裏打ち6の区域に留め付けられる。内部裏打ちフィルム6における角の継ぎ目5の位置に入り込んで形作られる前述の溝6aは、内部裏打ちフィルム6と蓋フィルム7との間にあり、延いては製品容器1の凹所1a内に至る空気通路を残し、その場合、製品容器はもはや気密ではなく、必ずしも水密ですらない。当該の構造による製品容器では、例えば、食料品の保存性を向上させるための保護ガスが使用できない。
図2、図2a、図2b、図3、及び図4は、本発明によるある製品容器1を提示している。図示の目的のために、包装材料の厚さ及びフィルムの厚さは、図のうちの一部において誇張されている。
図2は、側方及び上方から斜めに見られるときの本発明によるある製品容器を提示している。好ましくは、本発明による製品容器1は、例えば冷凍食品のための食物容器である。製品容器1はフレーム部品2と内部裏打ち6とを備えている。対応するように、フレーム部品2は、底部3と、2つの側壁2aと、2つの端壁2bと、それらの間で製品容器の角における分割壁2cとを備え、加えて、側壁及び端壁の上縁から側方へと外向きに延びる縁部品4aを備え、それら縁部品は、製品容器1の本質的に平坦な縁区域4を形成している。この方法で製作された製品容器1は、包装される食品部分などの製品のための凹所1aを備え、凹所には底部3及び壁2a〜2cが設けられる。
何らかの再生可能な繊維材料が、フレーム部品2の製造材料として使用される。好ましくは、材料は、例えば、波形の繊維板、板紙、又は何らかの他の適切な再生可能繊維材料である。内部裏打ち6は食品等級プラスチックであり、使用後にフレーム部品2から容易に取り外しでき、その場合、フレーム部品2はリサイクルへと送られ得る。フレーム部品2は、後で図8において提示されている製品容器ブランク5から、例えば機械的に、フレーム部品2を折り畳むことで製作される。
平坦な縁区域4の4つの構成要素は、製品容器1のフレーム部品2の側壁2a及び端壁2bに連結し、つまり、容器ブランクにおいてあらかじめ製作された、折り線4e、つまり、折り目に沿って、側壁2a及び端壁2bから外向きに機械的に折られる縁部品4aは、内部裏打ち6及び蓋フィルム7のために、平坦な留め付け表面、つまり、平坦な縁区域4になる。縁区域4の縁部品4a同士は、製品容器の角において突き合わせの継ぎ目で互いに連結され、その場合、漏れ防止の角の継ぎ目5は縁区域4の角において形成する。
図2aは、図2による製品容器1のある一体である角の、一定でない縮尺での単純化された上面図を提示している。フレーム部品2の端壁2b及び側壁2aの上縁における縁部品4aは、前述の2つの縁部品4aが、それらの端において、角の継ぎ目5を形成する漏れ防止の突き合わせの継ぎ目で互いと連結されるような方法で、製品容器1の単一体で均一で破壊されない縁区域4になるために、内部裏打ち6の留め付けの前に機械的に折られる。フレーム部品の分割壁2cの自由端、つまり、上部分には、補強品2dがあり、補強品2dは、角の継ぎ目5の位置において2つの前述の縁部品4aの端の下で機械的に折り畳まれ、接着剤、又は、何らかの他の適切な留め付け手段若しくは留め付け物質を用いて、前述の縁部品4aとの付着をもたらすように下方から留め付けられる。補強品2dは、縁部品4aの端の角の継ぎ目5を補強するように意図されている。
実施例による製品容器では、縁部品4aの端は縁区域4の角を形成している。この方法で形成された角は、上方から見たとして、それらの縁において真っ直ぐとすることができるが、角は湾曲されてもよく、その場合、角は、実施例による製品容器1にあるように、製品容器1の丸い角を形成する。
図2bは、図2による、蓋のための漏れ防止の結合の解決策の製品容器の一体である角の、一部で断面とされた一定でない縮尺での単純化された側面図を提示している。前述の角の継ぎ目5は、2つの隣接する縁部品4aによって形成され、隙間の類は縁部品4a同士の間に残っていない。分割壁2cの上端における補強品2dは、角の継ぎ目5の位置において縁部品4aの端の下で漏れ防止の様態で折られ、接着8によって、縁部品4aの端の下面との付着をもたらすように留め付けられ、これは、好ましくはブランク9を折って製品容器の形にすることと併せてなされる。
製造方法は、製品容器1の一体状で本質的に均一で破壊されない平坦な縁区域4を可能にし、この場合、隙間が角の継ぎ目5に残らない。フレーム部品2の分割壁2cの補強品2dへの接着によって平坦な縁区域4を形成する縁部品4aの留め付けは、角の継ぎ目5が製品容器1のさらなる加工の間に隙間を形成することができないことを確実にする。さらに、接着されたフレーム構造は、製品容器1を強化し、製品容器1を捩じれに対して剛体の構造とする。
必要な場合、縁部品4aの端同士の間の角の継ぎ目5は、縁部品4aによって形成される縁区域4の上面の均一さを確保するために充填剤で充填される。充填剤材料は、好ましくは例えば接着剤とでき、それによって補強品2dは縁部品4aの端の下面に留め付けられる。
プラスチックの内部裏打ち6は、折られて組み立てられた製品容器1の凹所1aと、平坦な縁区域4とに機械的に留め付けられる。プラスチックの内部裏打ち6は、フレーム部品2に留め付けられ、蓋7と一緒に容器を気密にするために配置される。内部裏打ち6の留め付けは、例えば、負圧がフレーム部品2の下方で生成され、正圧がフレーム部品2の上方で生成されるような方法で、実施される。負圧を用いることで、その下面において接着剤を有する内部裏打ち6は、フレーム部品2の内側面との付着に至るように吸い付けられるように配置される。これは、負圧を用いることで、フレーム部品2と、フレーム部品2の内側に配置された内部裏打ち6との間からフレーム部品2を通じて空気を吸い出すことによって行われる。容器の上方の正圧は、留め付けへのさらなる補助を与える。先に記載して方法によって、内部裏打ち6は、フレーム部品2の内側面と縁区域4の上とに漏れ防止の様態で付着させられる。
角の継ぎ目5の位置において、内部裏打ち6は縁区域4において均一に定着し、内部裏打ち6は、製品容器1の漏れ防止性に有害な溝又は隆起を形成することができない。その後、製品容器1は食料品で満たされ、蓋フィルム7が、製品容器1の一体状の平坦な縁区域4において留め付けられる内部裏打ち6の区域に留め付けられる。製品容器1の蓋フィルム7は、例えば熱封止又は何らかの他の適切な留め付け方法で、内部裏打ち6に留め付けられるように配置有される。平坦な縁区域4の角の継ぎ目5の前述の位置において、蓋フィルム7は、内部裏打ちフィルム6に接触して漏れ防止の様態で定着し、製品容器1の凹所1aの水密性及び気密性を確保する。その漏れ防止性のおかげで、例えば、食料品の保存性を向上させるための保護ガスが、本発明による製品容器1において使用され得る。
図3は、容器に蓋フィルム7が設けられている本発明によるある製品容器1の一部の、断面にされた一定でない縮尺での単純化された側面図を提示している。図3は、製品容器1の凹所1a及び平坦な縁区域4がプラスチックの内部裏打ちフィルム6でどのように覆われるかと、準備の出来ている食料品を含む製品容器1が、内部裏打ちフィルム6に留め付けられた蓋フィルム7で、均一で平坦な縁区域4の位置においてどのように閉じられるかとを示している。
図4は、逆さまにされ、側方及び上方から斜めに見られるときの図2による製品容器1を提示している。図4は、どのように、製品容器1のフレーム部品2の分割壁2cが、それらの補強品2dにおいて、例えば接着剤を用いて、フレーム部品2の少なくとも2つの隣接する縁部品4aに、つまり、例による解決策では、側壁2a及び端壁2bの縁部品4aの端に留め付けられ、縁部品4aを結合して、製品容器1全体を覆う単一体で均一な縁区域4を得るかを示している。この場合、漏れ防止の角の継ぎ目5は製品容器1の角において残っている。
製品容器1の縁部品4aの下面には、製品容器1の周りを単一体として通る本質的に一体状で均一な支持面4bがある。継ぎ目装置は、製品容器1の蓋7が、縁区域4の上に留め付けられる内部裏打ち6との付着に至るように熱封止されるとき、縁区域4のこの下方の支持面4bを利用する。上方の縁区域4と一緒に、支持面4bは、蓋7のための均一な厚さの継ぎ目領域を形成する。縁部品4aの下面に留め付けられる補強品2dは適切な大きさのものであり、その場合、補強品2dは支持面4bへと延びない。それにより、材料厚さは、すべての支持面4bにおいて、及び、蓋7の継ぎ目領域において、本質的に同じである。
図5は、分割壁2cに支持部品2fがある、本発明によるある積み重ね可能な製品容器1の側方及び下方からの斜視図を提示している。分割壁2cの側縁における折り線4eの近くには支持部品2fがある。対応する支持部品がフレーム部品の各々の分割壁2cにあり、その場合、製品容器1には全部で8つの支持部品2fがある。分割壁2cは、折り目線2eから上向きに分割壁2cを折ることで、及び、補強品2dを縁区域4の角の下へと留め付けることで形成され、その場合、容器ブランク5において切り取られた支持部品2fは、縁部品4の下で製品容器1のフレーム部品2から突出する。
図6は、側壁2a及び端壁2bに支持部品2fがある、本発明によるある別の積み重ね可能な製品容器1の側方及び下方からの斜視図を提示している。製品容器1は図5による製品容器1と同様であるが、支持部品2fは、側壁2a及び端壁2bに据え付けられている。図6による製品容器1は、図5による製品容器1と対応する手法で形成されている。
図7は、互いにおいて次々に上に積み重ねされた図5による製品容器1の一定でない縮尺での単純化された側面図を描写している。支持部品2fは製品容器1のフレーム部品2から突出する。下方の製品容器1の内側に積み重ねられた上方の製品容器1の支持部品2fは、下方の製品容器1の平坦な縁区域4の縁部品4aの上面に圧し掛かり、下方の製品容器1の縁部品4aを上方の製品容器の縁部品4aから明確に分離する。下方及び上方の製品容器の縁部品4a同士の互いからの距離は、製品容器の平坦な縁区域4の全体距離に沿って規則的な間隔のものである。同じ製品容器1の縁部品4aの下面への支持部品2fの支持面の距離Eは、適切には、1ミリメートル以上であり、好ましくは4〜6ミリメートルである。
図8は、製品容器1となるように折り畳まれる前の開いた製品容器ブランク5としての本発明によるある好ましい製品容器1の上面図を提示している。目的に合わせた切り取り及び折り線2e、3e、及び4eが、製品容器1を得るように折る位置において製品容器ブランク5を機械的に折るのを容易にするために、製品容器ブランク5において作られている。折り線2e、3e、及び4eは、例えば折ることによって作られ得る。
製品容器ブランク5は、再生可能な繊維材料から製造されるシート状構造を好ましくは備え、構造は、製品容器ブランクからの折りによって製作される製品容器1の底部3、壁2a、2b、2c、及び縁部品4aのための、折り線3e、4e及び刻み目で分離される底部部分、壁部分、及び縁部分を備える。ある好ましい解決策では、底部部分は、側壁2a及び端壁2bを形成する壁部分から、並びに、分割壁2cを形成する壁部分から、折り線3eに沿って分離される。また、製品容器1の縁部品4aを形成する縁部分は、側壁2a及び端壁2bを形成する壁部分から折り線4eに沿って分離される。分割壁2cは、完成した製品容器の壁構造の一部を形成するために、側壁2aの端と端壁2bの端との間に据え付けられる。好ましくは、分割壁2cを形成する壁部分の自由端において、折り線2eを用いて分離される補強品2dがある。この文脈における分離とは、取り外しに至る分離を意味しておらず、代わりに、折り線2e、3e、4eを作ることに言及している。支持部品2fが、分割壁2cの側方において折り線4eの近くで成形されている。
好ましくは、底部部分を包囲する折り線3eからの補強品2dの折り線2eの距離は、底部部分を包囲する折り線3eからの縁部分の折り線4eの距離より、製品容器ブランク5の材料厚さの程度で小さい。
先に提示されている実施例では、支持部品2fの目的は、入れ子にされる製品容器1を互いからある距離で維持することである。同じ製品容器1の縁部品4aの下面への支持部品2fの支持面の距離Eは、適切には、1ミリメートル以上であり、好ましくは4〜6ミリメートルである。
適切には少なくとも3つの支持部品2fで互いから分離される積み重ねされた製品容器1は、互いに接触して密集することができないが、代わりに、明確な距離が、次々と互いの上にある2つの製品容器1の縁部品4a同士の間に残り、これは、製品容器を充填するための容易で中断のない過程の実施を可能にする。
本発明は、前述された例だけに限定されないことと、以下に提示されている特許請求の範囲内で変えられ得ることとは、当業者には明らかである。したがって、例えば、一部の構造的な解決策は、先に提示されていることと異なる可能性もある。このような場合、例えば、平坦な縁部品への分割壁の留め付けは、接着による代わりに、例えば、特には両面テープによるテープ貼り付けによって行われる可能性がある。
製品容器が先に提示されているものと形が異なる可能性があることも、当業者には明らかである。製品容器のもっとも単純で最も一般的なフレーム部品は、例えば、長方形の形のものである。しかしながら、容器の形は箱状の長方形以外であってもよい。したがって、形は、例えばブランクにおいてあらかじめ製作される折り線に依存して、例えば多角形、丸形、又は楕円形であってもよい。形が四角形と異なる場合、壁の数も先に提示されたものと異なる可能性があり、その場合、例えば、別々の側壁及び端壁があるとは限らず、代わりに、例えば2つの湾曲する壁があり、それらの端の間に、本発明による補強品を伴って分割壁がある。また、例えば、底部と壁との間の角度は、底部に近接する壁における追加の折りで丸められてもよい。さらに、形は非対称であってもよい。
製品容器が再生可能な繊維材料以外の何らかの材料のものとなる可能性があることも、当業者にはさらに明らかである。したがって、製品容器のフレーム部品は、波形の繊維板以外の何らかの折ることができる材料から製作できる。製品容器のフレーム部品は、例えば、異なる繊維板、板紙、若しくは紙から、織られた材料から、又は、異なる材料の組み合わせから、製作され得る。
例えば、支持部品の形、場所、又は数が異なり得ることは、当業者にはさらに明らかである。また、積み重ねられた製品容器の間の距離は、先に提示されているものと異なってもよい。したがって、例えば、製品容器の反対の端及び側に置いて作られた支持部品、又は、2つの細長い支持部品は、入れ子にされて積み重ねられた製品容器を互いからある距離で維持するのに十分である。
Claims (23)
- 底部(3)と、前記底部(3)及びそれ自体の上縁において縁部品(4a)と連結されている壁(2a、2b)とが設けられるフレーム部品(2)を備える製品容器であって、前記縁部品は、外向きに折られ、本質的に平坦な縁区域(4)を形成し、前記フレーム部品(2)内には、包装される製品のための凹所(1a)があり、前記フレーム部品(2)は、再生可能な繊維材料から折りを用いて好ましくは形成され、前記凹所(1a)は、前記前述のフレーム部品(2)から除去可能である別の内部裏打ち(6)で内側において裏打ちされ、前記製品容器では、前記前述の縁区域(4)は、前記前述の内部裏打ち(6)のための留め付け面として機能するように配置され、
前記内部裏打ち(6)に留め付ける前、前記フレーム部品(2)の前記縁部品(4a)は、前記内部裏打ち(6)のための留め付け面として前記製品容器の均一な単一体の本質的に破壊されない縁区域(4)を形成するように配置されることと、前記フレーム部品(2)の隣接する前記縁部品(4a)同士は、それらの端において、角の継ぎ目(5)を形成する突き合わせの継ぎ目で互いと漏れ防止の様態で留め付けられ、前記留め付けは、前記角の継ぎ目(5)及び前記縁区域(4)の端の下で留め付けられる補強品(2d)で補強されることとを特徴とする製品容器。 - 前記フレーム部品(2)において、前記底部(3)から上向きに延びる2つ以上の壁(2a、2b)があり、前記壁の端同士の間に、上向きに延びる分割壁(2c)があり、前記分割壁の上端において、前記縁部品(4a)の端同士の間で前記角の継ぎ目(5)を補強するための補強品(2d)があることを特徴とする、請求項1に記載の製品容器。
- 分割壁(2c)は前記フレーム部品(2)の壁構造の一部を形成するために配置されることと、前記分割壁(2c)は、前記フレーム部品(2)の材料の材料厚さの延在によって他の前記壁(2a、2b)より薄いこととを特徴とする、請求項2に記載の製品容器。
- 必要な場合、前記縁部品(4a)の端同士の間の前記角の継ぎ目(5)は、前記縁部品(4a)によって形成される前記縁区域(4)の上面の均一さを確保するために充填剤で充填されることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか一項に記載の製品容器。
- 前記縁部品(4a)の下面において、上方の前記縁区域(4)と共に、本質的に均一な厚さの継ぎ目領域を形成するように配置される本質的に単一体で均一な支持面(4b)があることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか一項に記載の製品容器。
- 前記フレーム部品(2)は、2つの側壁(2a)及び2つの端壁(2b)と、前記側壁の端と前記端壁の端との間に据え付けられる分割壁(2c)とを備え、前記分割壁(2c)は前記フレーム部品(2)の壁構造の一部であることを特徴とする、請求項1から5までのいずれか一項に記載の製品容器。
- 前記内部裏打ち(6)は、前記凹所(1a)の形へと形成されるように配置され、前記製品容器の蓋(7)のための均一な一体状の留め付け面となるために前記製品容器の前記平坦な縁区域(4)に定着するように配置されることを特徴とする、請求項1から6までのいずれか一項に記載の製品容器。
- 前記フレーム部品(2)の材料は再生可能な板紙又は波形の繊維板であることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか一項に記載の製品容器。
- 前記製品容器(1)は食物容器であり、前記内部裏打ち(6)は食品等級プラスチックであることを特徴とする、請求項1から8までのいずれか一項に記載の製品容器。
- 前記フレーム部品(2)は、入れ子にされる前記製品容器(1)を互いからある距離で維持するために2つ以上の支持部品(2f)を備えることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか一項に記載の製品容器。
- 前記フレーム部品(2)は、少なくとも3つの支持部品(2f)と、最も好ましくは4つ又は8つの支持部品(2f)を適切に備えることを特徴とする、請求項10に記載の製品容器。
- 前記フレーム部品(2)の各々の分割壁(2c)の側縁において、折り線(2e)の近くで、支持部品(2f)があること、前記フレーム部品(2)の各々の側壁(2a)及び各々の端壁(2b)の側縁において、折り線(4e)の近くで、支持部品(2f)があること、前記フレーム部品(2)の各々の端壁(2b)の側縁において、折り線(4e)の近くで、支持部品(2f)があること、又は、前記フレーム部品(2)は、前記フレーム部品(2)の各々の側壁(2a)及び端壁(2b)から切り取られ、前記壁(2a、2b)から折り出される支持部品(2f)を備えることを特徴とする、請求項10又は11に記載の製品容器。
- 入れ子にされる積み重ねられる製品容器において、上方の前記製品容器(1)の前記支持部品(2f)の支持面が下方の前記製品容器(1)の前記縁部品(4a)の上面に圧し掛かることと、前記支持部品(2f)の前記支持面から同じ前記製品容器(1)の前記縁部品(4a)の下面への距離(E)が、適切には1ミリメートル以上であり、好ましくは4〜6ミリメートルであることとを特徴とする、請求項10から12までのいずれか一項に記載の製品容器。
- 製品容器を製作するための方法であって、底部(3)及び壁が設けられる、包装される製品のための凹所(1a)が、前記製品容器(1)のために形成され、前記凹所(1a)のフレーム部品(2)と、縁部品(4a)から成る平坦な縁区域(4)とが、再生可能な繊維材料から折りを用いて好ましくは形成され、前記前述の凹所(1a)及び前記平坦な縁区域(4)は、前記前述のフレーム部品(2)から除去可能である別の内部裏打ち(6)で裏打ちされ、
前記内部裏打ち(6)の前記留め付けの前、前記製品容器の均一な一体状の本質的に破壊されない縁区域(4)が、前記内部裏打ち(6)のための留め付け面として、前記フレーム部品(2)の前記縁部品(4a)から形成されることと、前記内部裏打ち(6)の前記留め付けの前、前記フレーム部品(2)の隣接する前記縁部品(4a)同士は、それらの端において、角の継ぎ目(5)を形成する突き合わせの継ぎ目で互いと漏れ防止の様態で留め付けられ、前記留め付けは、前記突き合わせの継ぎ目及び前記縁部品(4a)の端の下で補強品(2d)を留め付けることで補強されることとを特徴とする製品容器を製作するための方法。 - 前記角の継ぎ目(5)及び前記縁部品(4a)の端の下で補強品(2d)を留め付けるために、前記底部(3)から上向きに延びる前記分割壁(2c)は、前記フレーム部品(2)の前記底部(3)から上向きに曲げられる前記壁(2a、2b)の端同士の間で曲げられ、前記補強品(2d)の上端において、分割壁が前記角の継ぎ目(5)及び前記縁部品(4a)の端の下で留め付けられることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
- 補強品(2d)が、接着によって、又は、何らかの他の適切な留め付け方法で、前記フレーム部品(2)の前記壁(2a、2b)の上縁における前記縁部品(4a)の端の下面において留め付けられることを特徴とする、請求項14又は15に記載の方法。
- 前記内部裏打ち(6)は、前記凹所(1a)の表面に留め付けられ、前記製品容器の蓋(7)のための均一な一体状の留め付け面となるために前記平坦な縁区域(4)へと留め付けられることを特徴とする、請求項14から16までのいずれか一項に記載の方法。
- 前記製品容器の蓋(7)は、熱封止又は何らかの他の適切な留め付け方法によって前記製品容器(1)の前記平坦な縁区域(4)の上における内部裏打ち(6)の区域に留め付けられることを特徴とする、請求項17に記載の方法。
- 2つ以上の支持部品(2f)が前記フレーム部品(2)の折り線(4e)の近くに形成されることを特徴とする、請求項14から18までのいずれか一項に記載の方法。
- 縁部品(4a)を伴う前記製品容器(1)の前記フレーム部品(2)は、単一体の製品容器ブランク(9)から折りを用いて形成されることを特徴とする、請求項14から19までのいずれか一項に記載の方法。
- 再生可能な繊維材料から製造されるシート状構造を備える製品容器ブランクであって、前記構造は、前記製品容器ブランクからの折りによって製造される製品容器(1)の底部(3)、壁(2a、2b)、及び均一な一体状の本質的に破壊されない縁部分(4)のための、折り線(3e、4e)及び切り取りで分離される底部部分、壁部分、及び縁部品(4a)を備え、
前記壁部分同士の間の前記製品容器ブランクには、分割壁(2c)のための、折り線(3e)で前記底部部分から分離される分割壁部分があり、前記分割壁部分の自由端において、折り線(2e)を用いて分離される補強品(2d)があることを特徴とする製品容器ブランク。 - 前記底部部分を包囲する折り線(3e)からの前記補強品(2d)の折り線(2e)の距離は、前記底部部分を包囲する折り線(3e)からの前記縁部分の折り線(4e)の距離より、前記製品容器ブランクの材料厚さの程度で小さいことを特徴とする、請求項21に記載の製品容器ブランク。
- 前記製品容器ブランク(9)は、壁部分(2a、2b、2c)から形成される支持部品(2f)であることを特徴とする、請求項21又は22に記載の製品容器ブランク。
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