JP2015174145A - サンルーフパネル用のレール成形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、サンルーフパネル用のレールを曲線状に曲げるサンルーフパネル用のレール成形装置に関する。
【解決手段】下面に溝が設けられた上型と、上型と向かい合う上面に溝が設けられた下型、一端が前記下型の溝に位置する位置設定部と、を備え、レールが下型の溝に置かれると、レールの長さが下型の長さよりも短く、レールの長さ方向の両端が前記下型を外れず、レールの一端が前記位置設定部の一端に接する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、サンルーフパネル用のレール成形装置に関する。
車両のルーフには、光や空気が車内に入り込むように調節するサンルーフが設けられる。サンルーフは、車両のルーフを上下貫通したルーフ孔に設けられ、ルーフ孔の両側には、サンルーフパネルを案内するレールが設けられている。サンルーフパネルは、使用者の操作により、レールに沿って移動してルーフ孔を開閉する。
空気抵抗を最少化するために、車両のデザインが流線型に形成され、サンルーフパネル及びレールが車両のデザインと同一に流線型に形成される。レールを流線型に形成するために、平らなレールの両端部の118.75mm程度を曲げ装置に噛ませ、ローラによって流線型に曲げる。
曲げ装置により、レールを曲線に作るためには、数回のローリング工程を経なければならないので、相当な工程時間を要する。また、曲げ装置に噛ませたレールの両端部は、曲げ装置により損傷するので、ローリング工程が完了した後、損傷したレール部分を切り出さなければならなかった。レールを切り出す工程の増加及び損傷した部分の除去により、素材の使用量が増加していた。除去された部分の廃棄により資源が浪費され、サンルーフの製作による原価が上昇してしまっていた。
大韓民国特許登録第10‐1195826号(2012.10.24) 大韓民国実用新案登録第20‐0342754号(2004.2.10)
本発明は、サンルーフパネルのレールの製造費用を節減し、工程時間を減らす技術を提供する。
本発明の一実施例によるサンルーフパネル用のレール成形装置は、サンルーフパネル用のレールを曲線状に曲げるものであって、下面に溝が設けられた上型と、前記上型と向かい合う上面に溝が設けられた下型とを備え、前記レールが前記下型の溝に置かれると、前記レールの長さが前記下型の長さよりも短く、前記レールの長さ方向の両端が前記下型を外れず、前記レールの一端が前記位置設定部の一端に接してもよい。
前記サンルーフパネル用のレール成形装置は、一端が前記下型の溝に位置する位置設定部をさらに備え、前記位置設定部は、前記下型の一側に設けられ、前記位置設定部の少なくとも一部は、前記下型の一側面から前記下型の溝に挿入され、前記下型の溝に挿入された前記位置設定部は、前記下型の最上面を外れない。
前記位置設定部は、前記下型の外側に固定された支持台と、前記支持台に結合され、少なくとも一部が前記下型の溝に挿入され、前記レールの一端が接するブラケットと、を有してもよい。
前記ブラケットは、前記支持台に位置移動可能に結合され、前記ブラケットには、前記下型の長さ方向に沿って長孔が形成され、締付部材が前記長孔を貫通して前記支持台に締め付けられ、前記ブラケットは、前記長孔の範囲内で動くことができる。
前記下型は、互いに接して連結された複数のパネルを有し、前記複数のパネルは、第1パネルと、前記第1パネルよりも高さの低い第2パネルとを有し、前記第1パネルと前記第2パネルの高さの差により、前記下型に前記溝が形成される。
前記パネルは、締付部材により互いに結合され、前記レールの幅に応じて前記パネルの数が変更されてもよい。
前記複数のパネルは、前記第2パネルと連結され、前記第2パネルよりも高さの高い第3パネルをさらに有し、前記第2パネルは、前記第1パネルと前記第3パネルとの間で互いに分離され、それぞれ前記第1パネルの長さよりも短い第1部材及び第2部材を有し、前記第1部材及び前記第2部材は、前記第1パネルと前記第3パネルの両周縁部に位置してもよい。
前記上型と前記下型を正面からみると、前記上型と前記下型が向かい合う面は曲線であり、前記上型と前記下型の曲率半径は、成形が完了したレールの曲率半径よりも小さく、前記上型及び前記下型の曲線は、その中心を基準として両側が非対称であってもよい。
前記上型または前記下型は、その中心を基準として一側の曲率半径が2900mm〜3100mmであり、他側の曲率半径が2840mm〜3040mmであってもよい。
前記下型の溝の幅は、15mm〜35mmであり、前記下型の溝の深さは、12mm〜30mmであってもよい。
本発明の実施例によれば、下型に載せられ、位置設定部に支持される平らなレールは、上型による加圧により、上型と下型に対応する曲線状に曲げられる。成形すべきレールが、上型と下型から外れないので、レールを上型と下型内において全体的に一度に加工することができる。そこで、従来のように、レールの両端部を把持して成形したとき、レールの両端部が損傷するという問題が発生せず、レールの材料を節減するとともに、損傷した部分を切断する工程が発生しないので、レール成形工程を減らすことができる。
本発明の実施例によると、下型に載せられたレールを位置設定部のブラケットにより、定位置に正確に配置することができる。そこで、レールを規格に合わせて正確に成形することができ、ブラケットが下型の溝に収容されているので、上型と干渉せず、干渉による上型、下型、レール等の損傷が防止される。
本発明の実施例によると、上型及び下型を、従来のように、ブロック状の素材を切削加工せず、高さの異なるパネルを連結して上型及び下型を形成するので、ブロック状に形成する従来の方式よりも、作製期間を短縮し、作製費用を最少化することができる。さらには、下型の第2パネルは、第1部材及び第2部材を有し、第1部材及び第2部材は、第1パネルと第3パネルとの間で互いに分離されており、第1パネルと第3パネルの両周縁部に位置し、第1パネルの長さよりも短く形成されている。第1部材と第2部材との間には、空間が形成されるので、その空間の分だけ下型の素材が不要となり、金型の作製費用を節減することができる。
本発明の実施例によると、下型のパネルが締付部材で結合されており、成形すべきレールの幅に応じて下型のパネルの数を変更し、下型の幅を調節することができる。そこで、レールの幅に応じて、下型の幅を調節することにより、レールの支持力が向上し、レールをあらかじめ設定された曲線に精巧に曲げることができる。
本発明の一実施例によるサンルーフパネル用のレール成形装置を示す斜視図である。 図1に示したサンルーフパネル用のレール成形装置の背面分解斜視図である。 図2に示した下型を示す分解斜視図である。 図1に示したサンルーフパネル用のレール成形装置の側面図である(緩衝ユニットを省略する。)。 図1に示したサンルーフパネル用のレール成形装置の正面図である(緩衝ユニットを省略する。)。 図5に示した位置設定部の拡大図である。 サンルーフパネル用のレール成形工程図である。 成形されたレールを示す斜視図である。 図8に示したレールを示す底面斜視図である。 図3に示した下型の他の実施例を示す斜視図である。
以下、添付した図面に基づき、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者が容易に実施可能となるように、本発明の実施例について詳述する。しかしながら、本発明は、様々な形態で具現されてもよく、ここに説明する実施例に限定されるものではない。明細書の全体を通じて類似した部分については、同一の図面符号をつけている。
まず、本発明の一実施例によるサンルーフパネル用のレール成形装置について、図1及び図2に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施例によるサンルーフパネル用のレール成形装置を示す斜視図であり、図2は、図1に示したサンルーフパネル用のレール成形装置の背面分解斜視図である。
図1及び図2を参考にすると、本実施例によるサンルーフパネル用のレール成形装置100は、車両のルーフに結合される本体1a(図8参考)と、本体1aから突出し、サンルーフパネル(図示せず)が結合される結合部1b(図8参考)とを有するレール1を流線型に曲げるものであって、下型30、上型10、位置設定部50、及び緩衝ユニット60を備える。
上型10の下面と下型30の上面は、成形すべきレール1を挟んで向かい合い、下型30の上面は、両側から中央に行くほど窪んで形成され、上型10の下面は、両側から中央に行くほど膨らんで形成されている。上型10の下面と下型30の上面は、対応する曲線状に形成されている。
上型10は、駆動部(図示せず)により乗降作動する上型ベース20に設けられている。駆動部は、公知のプレス加工分野において用いられる構造が適用されるので、駆動部についての詳細な説明を省略する。上型ベース20が省略され、上型10が駆動部に直接連結されてもよい。上型10は、駆動部の駆動で、下型30と結合または分離されてもよい。
テーブル(図示せず)に配置されており、上型ベース20と向かい合う下型ベース40には、下型30が設けられている。ここで、下型30は、上型10と同一線上に位置する。下型30には、成形すべきレール1が置かれてもよい。
図3及び図4を参考すると、下型30は、下型ベース40を基準として高さの異なる複数のパネルを有する。複数のパネルの数は、レール1の形状により多様に変更されてもよい。本実施例では、5つのパネルが連結された構造について説明する。
第1、2、3、4、5のパネル31、32、33、34、35は、下型ベース40の幅方向W1に沿って順に配列されている。第1、2、3、4、5のパネル31、32、33、34、35は、当接した状態で、締付部材36により連結されている。
第2、4のパネル32、34の高さH1は、下型ベース40を基準として第1、3、5のパネル31、33、35の高さH2よりも低い。第1パネル31と第3パネル33との間には、第1、3のパネル31、33と第2パネル32との高さH1、H2の差により溝30aが形成され、第3パネル33と第5パネル35との間には、第3、5のパネル33、35と第4パネル34との高さの差により溝30bが形成される。第2、4のパネル32、34の上面は、それぞれ溝30a、30bの底面となる。
第1、3、5のパネル31、33、35は、その高さが同じまたは異なって形成されてもよく、第2、4のパネル32、34の高さは、レール1の形状に応じて同じまたは異なって形成されてもよい。
第2、4のパネル32、34は、それぞれ第1部材32a、34a及び第2部材32b、34bを有する。
第1部材32a、34a及び第2部材32b、34bの長さL1は、第1、3、5のパネル31、33、35の長さL2よりも短く形成されている。第2パネル32の第1、2の部材32a、32bは、第1、3のパネル31、33の間において間隔を置いて離れており、第1、3のパネル31、33の周縁部31a、33aに配置されている。第4パネル34の第1、2の部材34a、34bは、第3、5のパネル33、35の間において間隔を置いて離れており、第3、5のパネル33、35の周縁部33a、35aに配置されている。
ここで、第1部材32a、34aと第2部材32b、34bとの間には、空間Gが形成され、その空間Gの分だけ、下型の素材を節減し、作製費用を節減することができる。また、パネルを結合して下型30を作るので、下型30の作製が簡便であり、作製費用を減らすことができる。
溝30a、30bの幅W2は、15mm〜35mmであり、溝30a、30bの深さDは、12mm〜30mmであってもよい。一方、第1、2、3、4、5のパネル31、32、33、34、35の厚さT1、T2と高さH1、H2は、成形するレール1の結合部1bの構造により多様に形成されてもよく、第1、2、3、4、5のパネル31、32、33、34、35の厚さと高さにより、溝30a、30bの広さが異なる。
レール1を下型30に載せると、本体1aが下型30の上面に接し、結合部1bは、溝30a、30bに収容される。溝30a、30bの底面である第1、2部材32a、34a、32b、34bの上面は、曲げられるレール1の結合部1bを支持し、レール1が動いたり歪んだりしないようにする。
結合部1bが一つのレール1を成形する場合、第4、5のパネル32、34は省略され、一つの溝が形成されてもよい。
一方、図10に示すように、第2及び第4のパネル32、34は、二つのパネルに分けられず、一つの単一部材から形成されてもよい。この場合、第2及び第4のパネル32、34の長さL1は、第1、3、5のパネル31、33、35の長さL2と同一に形成されてもよい。
上型10も、下型30と同一に複数のパネルが結合されて形成される。本実施例では、四つのパネルが連結された構造について説明する。
第1、2、3、4のパネル11、12、13、14は、上型ベース20の幅方向W1に沿って順に配列されている。第1、2、3、4のパネル11、12、13、14は、当接した状態で、締付部材(図示せず)により連結されている。
上型10の下面は、レール1の本体1aの表面形状に沿って段差10aが形成されてもよい。この段差は、複数のパネルの高さが異なるように形成されてもよい。レール1の本体1aの表面が平らな場合、上型10の下面は平らに形成されてもよい。
上型10の第1、2、3、4のパネル11、12、13、14、下型30の第1、2、3、4、5のパネル31、32、33、34、35が、締付部材36により分離可能に結合されるので、レール1の幅に合わせて上型10の第1、2、3、4のパネル11、12、13、14、及び下型30の第1、2、3、4、5のパネル31、32、33、34、35の数を調節し、上型10及び下型30の幅を調節することができる。ここに、上型10及び下型30は、レール1の規格に制限されず、汎用的に用いることができる。
上型10または下型30は、一つのブロック状の素材を加工して作製されてもよい。但し、厚さと高さの異なるパネルを連結して上型10及び下型30を形成する方式が、一つのブロック状の素材を加工して上型10または下型30を形成する方式よりも、作製期間を短縮し、作製費用を節減することができる。
上型10と下型30の曲率半径は、上型10と下型30の長さ方向の中心Cを基準として、両側の曲率半径R1、R2が異なる(図5参考)。一側の曲率半径R1は、2900mm〜3100mmであり、他側の曲率半径R2は、2840mm〜3040mmである。ここで、上型10の曲率半径は、レール1の厚さを考慮して、下型30の曲率半径よりも小さく形成されてもよい。このような上型10と下型30の曲率半径は、成形が完了したレール1の曲率半径よりも小さい。上型10及び下型30の一側と他側の曲率半径が異なるので、加工が完了したレール1は、その中心を基準として非対称状に形成される。上型10及び下型30の曲率半径は、レール1が適用される車種により異なる。
図5及び図6を参照すると、位置設定部50は、支持台51、ブラケット52、及び締付部材53を有し、レール1が定位置において成形されるようにする。
支持台51は、あらかじめ設定された幅を有し、下型30に連結されている。しかしながら、支持台51は、下型ベース40に設けられてもよい。
支持台51は、溶接方式でパネル35に結合され、またはボルト等で分離可能に結合されてもよい。支持台51には、締付孔511が上下貫通されている。
ブラケット52は、第1部分521と第2部分522を有する。第1部分521は、支持台51の上面に移動可能に配置されている。第1部分521の両側には、締付孔511と連結された長孔521aが形成されている。長孔521aは、下型30の長さ方向Lに沿って長く形成されている。締付部材53が長孔521aを貫通し、締付孔511に締め付けられることにより、第1部分521は支持台51に固定される。
第2部分522は、その一側が第1部分521に略垂直に連結され、他側522aが下型30の方向に延長され、溝30aに挿入されている。第2部分522の他側522aは、下型30の最上面30cを超えて突出しない。
第2部分522の他側522aが、下型30内に位置し、下型30の最上面30cを超えないので、第2部分522の他側522aは、上型10の下面と接しない。すなわち、上型10が位置設定部50に干渉されないので、上型10の長さや幅等の設計に困難がない。
レール1が下型30に載せられるとき、結合部1bの端部1dは、第2部分522の他側に接し、本体1aの部分が下型30の上面に接するとともに、レール1は、固定箇所に位置することができる。
ブラケット52は、レール1の規格により、長孔521aの範囲内で動くことができる。すなわち、加工されるレール1の長さより、第2部分522の他側522aの位置を調節することができ、これにより、レール1が下型30の長さ方向の外側に外れない。
緩衝ユニット60は、緩衝部61及び緩衝ブロック62を有し、上型10を緩衝支持する。
緩衝部61は、上型ベース20に配置され、ロッド611、弾性部材612、挿入部材613を有する。
ロッド611は、上型ベース20から下型ベース40の方向へ突出しており、ロッド611の端部に挿入部材613が移動可能に結合されている。弾性部材612は、ロッド611を取り囲んでおり、上型ベース20と挿入部材613との間に配置されている。弾性部材612は、上型ベース20から遠ざかる方向へ挿入部材613に弾性力を与える。
緩衝ブロック62は、緩衝部61と同一線上に位置し、挿入部材613が流入可能な挿入溝621が形成されている。挿入部材613は、上型10の下降時、挿入溝621に挿入され、上型10が上昇すると、外れることになる。
緩衝部61と緩衝ブロック62の位置は、互いに変更されてもよい。緩衝ユニット60は、省略されてもよい。
次に、上述したサンルーフパネル用のレール成形装置の作用について説明する。
先ず、図7の(a)を参考にすると、上型10と下型30が隔てられた状態で、レール1の規格に合わせて、ブラケット52の位置を調節した後、成形すべきレール1を下型30に配置する。レール1の長さが下型30及び上型10の長さよりも短く、レール1の両端は、上型10及び下型30の長さ方向の外側に外れない。
レール1を下型30の上面に載せるとともに、位置設定部50の方向に移動させ、結合部1bの端部をブラケット52の第2部分522に接するようにし、レール1を成形の固定箇所に位置させる。
レール1が下型30に配置されると、本体1aの両端は、下型30の上面に接し、結合部1bの両端は、溝30aに収容され、第1、2の部材32a、32bと向かい合う。また、平らなレール1が窪んだ下型30の上面に位置するので、レール1の中央部は、下型30の上面から離れている。
上型10が下降すると、下面の中央部がレール1の中央部に最初に接する。これと同時に、緩衝ユニット60の挿入部材613が挿入溝621に挿入されるとともに、上型10は、緩衝されながらまっすぐに下降する(図1、2参考、図7では、便宜のため、緩衝ユニットを省略する。)。
図7の(b)を参考すると、上型10の接触により、レール1の本体1aと結合部1bは、曲がり始める。本体1aの部分が上型10の下面と下型30の上面に全体的に接すると、結合部1bは、溝30aに完全に収容された状態となる。また、結合部1bの両端は、第1、2の部材32a、32bの上面に接するようになる。
レール1が曲げられるとき、結合部1bの両端を第1、2の部材32a、32bの上面が支持することにより、レール1は、動いたり歪んだりせず、まっすぐに曲げられる。曲げられたレール1は、上型10と下型30の曲線の曲率半径の値よりは大きな曲率半径の値で曲げられる。
上型10の下面が、本体1aの表面と対応する形状に形成され、レール1が曲げられるとき、結合部1bは、溝30aに収容される。これにより、本体1aと結合部1bは、曲げられるとき損傷しない。また、ブラケット52の第2部分522が溝30aに位置するので、上型10と干渉せず、レール1及び上型10を損傷しない。
本体1aが下型30の上面に全体的に密着すると、上型10を上昇させ、レール1を下型30から取り出す。レール1は、図8及び図9に示すように、曲線状に曲げられた状態に成形される。
以上、本発明の好適な実施例について詳述したが、本発明の権利範囲は、これに限定されるものではなく、以下の請求の範囲において定義している本発明の基本概念を用いた当業者の様々な変形及び改良形態も、本発明の権利範囲に属するものである。
1 レール
1a 本体
1b 結合部
100 サンルーフパネル用のレール成形装置
10 上型
10a、30b 溝
11、12、13、14 上型のパネル
20 上型ベース
30 下型
31、32、33、34、35 下型のパネル
36 締付部材
40 下型ベース
50 位置設定部
51 支持台
511 締付孔
52 ブラケット
521 第1部分
521a 長孔
522 第2部分
53 締付部材
60 緩衝ユニット
61 緩衝部
611 ロッド
612 弾性部材
613 挿入部材
62 緩衝ブロック
621 挿入溝

Claims (8)

  1. サンルーフパネル用のレールを曲線状に曲げるものであって、
    下面に溝が設けられた上型と、前記上型と向かい合う上面に溝が設けられた下型とを備え、
    前記下型は、互いに接して連結された複数のパネルを有し、前記複数のパネルは、第1パネル及び前記第1パネルよりも高さの低い第2パネルを有し、前記第1パネルと第2パネルの高さの差により前記下型に前記溝が形成されるサンルーフパネル用のレール成形装置。
  2. 一端が前記下型の溝に位置する位置設定部をさらに備え、前記レールが前記下型の溝に置かれると、前記レールの長さが前記下型の長さよりも短く、前記レールの長さ方向の両端が前記下型を外れず、前記レールの一端が前記位置設定部の一端に接する請求項1に記載のサンルーフパネル用のレール成形装置。
  3. 前記位置設定部は、前記下型の一側に設けられ、前記位置設定部の少なくとも一部は、前記下型の一側面から前記下型の溝に挿入され、前記下型の溝に挿入された前記位置設定部は、前記下型の最上面を外れない請求項2に記載のサンルーフパネル用のレール成形装置。
  4. 前記位置設定部は、前記下型の外側に固定された支持台と、前記支持台に結合され、少なくとも一部が前記下型の溝に挿入され、前記レールの一端が接するブラケットと、を有する請求項3に記載のサンルーフパネル用のレール成形装置。
  5. 前記ブラケットは、前記支持台に位置移動可能に結合され、前記ブラケットには、前記下型の長さ方向に沿って長孔が形成され、締付部材が前記長孔を貫通して前記支持台に締め付けられ、前記ブラケットは、前記長孔の範囲内で動く請求項4に記載のサンルーフパネル用のレール成形装置。
  6. 前記複数のパネルは、締付部材により互いに結合され、前記レールの幅に応じて前記パネルの数が変更される請求項1に記載のサンルーフパネル用のレール成形装置。
  7. 前記複数のパネルは、前記第2パネルと連結され、前記第2パネルよりも高さの高い第3パネルをさらに有し、前記第2パネルは、前記第1パネルと前記第3パネルとの間で互いに分離されたまま形成され、前記第1部材及び前記第2部剤は、それぞれ前記第1パネルの長さよりも短く、前記第1パネルと前記第3パネルの両周縁部に位置する請求項1に記載のサンルーフパネル用のレール成形装置。
  8. 前記上型または前記下型は、その中心を基準として一側の曲率半径が2900mm〜3100mmであり、他側の曲率半径が2840mm〜3040mmである請求項1に記載のサンルーフパネル用のレール成形装置。
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