JP2015173572A - 電動機の可動子の温度検出装置及び電動機の過熱保護装置 - Google Patents

電動機の可動子の温度検出装置及び電動機の過熱保護装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、可動子の推定温度を算出するための係数の決定を容易としながらも、推定精度を向上させる電動機の可動子の温度検出装置及び電動機の過熱保護装置を提供することを目的とする。【解決手段】本発明の電動機の可動子の温度検出装置は、電動機の出力を算出する出力算出部と、電動機の回転速度を検出する回転速度検出部と、回転速度に依存する係数を記憶する記憶部と、出力及び係数を用いて電動機の可動子の温度を推定する可動子温度推定部と、を有することを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、電動機の可動子の温度検出装置及び電動機の過熱保護装置に関し、特に電動機の回転速度に応じて正確に可動子の温度を検出する電動機の可動子の温度検出装置及び電動機の過熱保護装置に関する。
電動機は可動子と固定子から構成される。電動機の可動子が高温になった場合、被駆動体に熱が伝わり、被駆動体の熱膨張等、様々な悪影響が懸念される。また、永久磁石を用いた可動子においては、高温になることで永久磁石が減磁するおそれがある。したがって、電動機の制御装置には可動子の過熱を防止する機能が求められている。
ここで、電動機の可動子の過熱を防止する方法として、電動機の回転速度及び電流から電動機の可動子温度を推定するという方法が知られている(例えば、特許文献1)。この発明の温度推定方法は、大きく以下の二つに分けられる。
(i)鉄損を推定し、鉄損を用いて可動子の温度を推定する。
(ii)鉄損に加え、固定子からの伝熱を考慮して可動子の温度を推定する。
ここで(ii)について説明すると、温度推定式は以下のように規定される。
Figure 2015173572
ただし、
t,Δt,t+Δt:電動機に交流電流が印加される時間
r(t):時間tにおける可動子の温度
r(t+Δt):時間(t+Δt)における可動子の温度
c(t):時間tにおける巻線の温度
p(t):時間tにおける鉄損
S:電動機の周囲の温度
1,k2,C:電動機の形状及び材質並びに固定子の冷却条件に応じて決定される定数
上記の式のように式自体が複雑なため式内の各係数の決定が難しく、またその各係数の妥当性を確認することも難しいという問題がある。
また、(i)について説明すると、温度推定式は以下のように規定される。
Figure 2015173572
ただし、
t,Δt,t+Δt:電動機に交流電流が印加される時間
r(t):時間tにおける可動子の温度
r(t+Δt):時間(t+Δt)における可動子の温度
p(t):時間tにおける鉄損
S:電動機の周囲の温度
k,C:電動機の形状及び材質並びに固定子の冷却条件に応じて決定される定数
(i)は(ii)に比べて係数決定、妥当性確認は容易であるが、固定子からの伝熱が考慮されないため推定精度は(ii)よりも落ちるという問題がある。
(i)の方法の推定精度が落ちる理由について説明する。渦電流が最小となるようにD相電流を流し、かつヒステリシス損が十分小さいとみなすことで、鉄損の推定式を簡略化できる。具体的には、下記に示す従来技術(特許文献1参照)における鉄損推定式:
Figure 2015173572
において、Id=−c、e=0、f=0とすることで、鉄損推定式は、以下のように求められる。
Figure 2015173572
また、指数αは経験的に2としてよく、さらにQ相電流Iqとトルクが比例関係にあり、トルクと回転速度を乗じて電動機の出力が得られることを加味すると、簡略化後の鉄損は、以下のように表すことも可能である。
Figure 2015173572
ただし、
P:電動機の出力
k:比例係数
ここまでで、電動機の出力(もしくはQ相電流×回転速度)をモニタし、逐次可動子の温度を推定するという方法が考えられる。
しかし、固定子が高温であり、固定子から可動子への伝熱が大きい場合には、電動機の出力だけで可動子の温度推定を行うのは上記(ii)と比較して推定精度が低いと言える。
上記の問題点を具体例で示す。D相電流を適切に流したとして、回転速度ω、トルク2Tの場合と、回転速度2ω、トルクTの場合とを比較する。どちらも出力は2Tωであり、推定される鉄損は同じである。しかし、回転速度ωの場合には、回転速度2ωの場合に比べて2倍のトルクを発生していることから、Q相電流が2倍流れているはずである。したがって、固定子の銅損で考えると、回転速度がωのときの銅損は、回転速度が2ωのときの鉄損より大きくなり、固定子(巻線温度)は高温となり、固定子から可動子(回転子)への伝熱も大きくなる。よって、同じ出力、同じ鉄損の条件においては、可動子の推定温度が同じであっても、実際には低速時ほど可動子は高温になると言える。
電動機の回転速度が低速の場合と高速の場合における、可動子の推定温度と実際の温度との関係について、より具体的に説明する。図1は電動機の回転速度が低速の場合と高速の場合における、可動子の推定温度と実際の温度とを比較したグラフである。図1(a)に示すように、電動機の回転速度が低速の場合においては、可動子の実際の温度は、推定温度よりも高くなると考えられる。一方、図1(b)に示すように、電動機の回転速度が高速の場合においては、可動子の実際の温度は、推定温度よりも低くなると考えられる。このように、可動子の推定温度が同じであっても、実際には電動機の回転速度が低速の場合ほど可動子は高温になると言える。
特許第5149431号公報
そこで、本発明は、可動子の推定温度を算出するための係数の決定を容易に行いながらも、温度推定の精度を向上させる電動機の可動子の温度検出装置及び電動機の過熱保護装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施例に係る電動機の可動子の温度検出装置は、電動機の出力を算出する出力算出部と、電動機の回転速度を検出する回転速度検出部と、回転速度に依存する係数を記憶する記憶部と、出力及び係数を用いて電動機の可動子の温度を推定する可動子温度推定部と、を有することを特徴とする。
本発明の他の実施例に係る電動機の過熱保護装置は、電動機の出力を算出する出力算出部と、電動機の回転速度を検出する回転速度検出部と、回転速度に依存する係数を記憶する記憶部と、出力及び係数を用いて電動機の可動子の温度を推定する可動子温度推定部と、可動子温度推定部により推定した可動子温度を用いて電動機が過熱状態か否かを判断する過熱判断部と、を有することを特徴とする。
本発明のさらに他の実施例に係る電動機の過熱保護装置は、電動機に供給された電流の電流値を検出する電流検出部と、電動機の回転速度を検出する回転速度検出部と、回転速度に依存する係数を記憶する記憶部と、電流値、回転速度、及び係数を用いて電動機の可動子の温度を推定する可動子温度推定部と、可動子温度推定部により推定した可動子温度を用いて電動機が過熱状態か否かを判断する過熱判断部と、を有し、過熱判断部は、回転速度が所定の閾値以下の場合には該閾値と等しい回転速度とみなして推定した可動子の温度に基づいて過熱状態か否かを判断することを特徴とする。
本発明によれば、可動子の推定温度を算出するための係数の決定を容易に行いながらも、温度推定の精度を向上させる電動機の可動子の温度検出装置及び電動機の過熱保護装置を提供することができる。
電動機の回転速度が低速の場合と高速の場合における、可動子の推定温度と実際の温度とを比較したグラフである。 本発明の実施例1に係る温度検出装置を含む電動機駆動システムのブロック図である。 速度依存係数φ(ω)をmaxφ(ω)で規格化した値φ(ω)/maxφ(ω)の回転速度依存性を表すグラフである。 本発明の実施例1に係る温度検出装置の動作手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例2に係る過熱保護装置を含む電動機駆動システムのブロック図である。 本発明の実施例2に係る過熱保護装置の動作手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施例3に係る過熱保護装置を含む電動機駆動システムのブロック図である。 本発明の実施例3に係る過熱保護装置の動作手順を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明に係る電動機の可動子の温度検出装置及び電動機の過熱保護装置について説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施の形態には限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
[実施例1]
本発明の実施例1に係る温度検出装置について図面を用いて説明する。図2は、本発明の実施例1に係る温度検出装置を含む電動機駆動システムのブロック図である。本発明の実施例1に係る温度検出装置10は、電動機5の出力を算出する出力算出部11と、電動機5の回転速度を検出する回転速度検出部12と、回転速度に依存する係数を記憶する記憶部14と、電動機の出力及び係数を用いて電動機の可動子の温度を推定する可動子温度推定部13と、を有することを特徴とする。
図2に示した電動機駆動システムは、交流電源1と、コンバータ2と、平滑コンデンサ3と、インバータ4と、電動機5と、温度検出装置10と、を有する。
コンバータ2は交流電源1から入力される交流電圧を直流電圧に変換して出力する。出力された直流電圧は平滑コンデンサ3によって平滑化され、インバータ4に入力される。インバータ4は、入力された直流電圧を交流電圧に変換して、抵抗ru,rv,rwを介して電動機5に供給する。電動機5はインバータ4から供給される電力により被駆動体6を駆動する。
電動機5は、回転軸51を中心にして回転する可動子52と、固定子53と、を有する。可動子52には永久磁石54a、54b、54c、54dが設けられている。一方、固定子53には巻線55u、55v、55wが設けられている。巻線55u、55v、55wに流れる電流によって生じた磁界と、永久磁石54a、54b、54c、54dによって生じる磁界との相互作用によって可動子52が回転する。
可動子52の回転速度は、電動機5に配置したエンコーダ7によって検出することができる。
温度検出装置10は、出力算出部11と、回転速度検出部12と、記憶部14と、可動子温度推定部13と、を有する。
出力算出部11は、インバータ4から電動機5に供給されるu相電流Iu、v相電流Iv、及びw相電流Iwを検出し、検出したIu、Iv、及びIwに基づいて電動機の出力を算出する。あるいは、可動子及び被駆動対の慣性モーメントが既知の場合は、慣性モーメントに回転速度、角加速度を乗じて電動機の出力を算出することができる。回転速度は後述の回転速度検出部12により得ることが出来る。角加速度は回転速度の時間変化により得ることが出来る。
回転速度検出部12は、エンコーダ7からの信号を受信し、受信した信号から可動子52の回転速度を検出する。
記憶部14は、回転速度に依存する係数を記憶する。ここで、記憶部14は、回転速度と係数との対応関係を表すテーブルの形式で係数を記憶する。ただし、これには限られず、回転速度と係数との対応関係を表す関係式を記憶するようにしてもよい。
可動子温度推定部13は、電動機5の出力及び記憶部14に記憶された係数を用いて電動機5の可動子52の温度を推定する。可動子の温度推定方法について、以下に詳細に説明する。
本発明の実施例1では電動機の出力(もしくはQ相電流×回転速度)の2乗に、回転速度に依存する係数を乗じた値を用いて、可動子の温度を推定する。すなわち、鉄損推定式を書きあらため、可動子に生じる、ないし与える熱を以下の式を用いて算出する。
Figure 2015173572
ただし、
W:可動子に生じる、ないし与える熱
P:電動機の出力
φ(ω):速度依存係数 (低速時ほど大)
上記の熱の推定式の決め方を除き、温度推定方法は従来と同様でよい。例えば、上記の式(1)の温度推定式の鉄損部p(t)を上式のWに置き換えればよい。
Figure 2015173572
ただし、
t,Δt,t+Δt:電動機に交流電流が印加される時間
r(t):時間tにおける可動子の温度
r(t+Δt):時間t+Δtにおける可動子の温度
W:可動子に生じる、ないし与える熱
S:電動機の周囲の温度
k,C:電動機の形状及び材質並びに固定子の冷却条件に応じて決定される定数
鉄損だけを発熱源とする従来の式(1)と比べ、従来の問題点である「可動子の推定温度が同じであっても、実際には低速時ほど可動子は高温になる」点が解消される。即ち、電動機の出力が同じでも、可動子の推定温度は同じにならず、電動機の回転速度が低速の場合ほど可動子は高温になると推定することができる。
次に、速度依存係数の決定方法について詳細に説明する。速度依存係数φ(ω)の決定方法以外は、従来技術(特許文献1参照)と同様であるので詳細な説明は省略する。以下に速度依存係数φ(ω)の決定方法について例を挙げて説明する。
まず、可動子の温度を直接検出する素子等を予め取り付けておく。可動子が高速回転した場合でも検出値を採取できるよう、検出した値を無線で送信するものが望ましい。この素子は速度依存係数φ(ω)を決定するための試験用モータにのみ用いる。即ち、速度依存係数決定以降は、温度を直接検出する素子を可動子に設置することは不要である。
回転速度が一定であって、出力が一定のときの可動子の飽和温度を測定する。これを、回転速度を変更しながら繰り返す。
回転速度と可動子の温度上昇との関係から速度依存係数φ(ω)の変化の度合いを決定する。例えば、回転速度500[min-1]のときのφ(ω)を最大とし(maxφ(ω))、φ(ω)は温度上昇に比例すると考えると、温度上昇が下表の場合、φ(ω)/maxφ(ω)は、回転速度に対して図3のように変化する。
Figure 2015173572
変化の度合いは上記のように決定するが、絶対値については、出力を変えながら下記の式に代入して決めるか、有限要素法解析等を行う必要がある。
Figure 2015173572
これは上述した簡略後の鉄損の式(2)と同様に下記の式において、係数aを決定することと同じであるため、困難を要しない。
Figure 2015173572
回転速度検出方法として種々の方法を採用することができ、例えば角度検出器の検出値を時間微分することで回転速度を求めることができる。しかし、同期電動機であれば電流周波数と回転速度は比例関係にあるため、電流をモニタして回転速度に換算する方法を採用することもできる。即ち、必ずしも角度検出器を必要とはしない。
次に、本発明の実施例1に係る温度検出装置の動作手順について、図4に示したフローチャートを用いて説明する。まず、ステップS101において、出力算出部11が、電動機5の出力を算出する。本実施例では電動機の出力の算出は電動機に供給する電流に基づいて算出した例を示したが、これには限られず、他の方法により電動機の出力を算出するようにしてもよい。
次に、ステップS102において、回転速度検出部12が、エンコーダ7からの信号に基づいて、電動機5の回転速度を検出する。
次に、ステップS103において、回転速度に依存する係数を用意する。これは、可動子温度推定部13が、記憶部14に記憶された回転速度に依存する係数を記憶部14から読み出すことにより行われる。ここで、記憶部14は、回転速度と係数との対応関係を表すテーブルの形式で係数を記憶する。ただし、これには限られず、回転速度と係数との対応関係を表す関係式を記憶するようにしてもよい。
次に、ステップS104において、可動子温度推定部13が、算出された電動機5の出力及び記憶部14に記憶された回転速度に依存する係数を用いて電動機5の可動子52の温度を推定する。可動子の温度の推定方法については、上述した通りである。
次に、ステップS105において、可動子温度推定部13が推定した可動子の推定温度を温度検出装置10に設けた表示素子、または温度検出装置10の外部に設けた表示素子(図示せず)に表示する。
実施例1による温度検出装置を用いることにより、係数決定を容易に行いつつ、従来の問題点であった「可動子の推定温度が同じであっても、実際には低速時ほど可動子は高温になる」という問題を解消することができる。
[実施例2]
次に、本発明の実施例2に係る過熱保護装置について説明する。図5に、本発明の実施例2に係る電動機の過熱保護装置を含む電動機駆動システムのブロック図を示す。本発明の実施例2に係る電動機の過熱保護装置20は、電動機5の出力を算出する出力算出部11と、電動機5の回転速度を検出する回転速度検出部12と、回転速度に依存する係数を記憶する記憶部14と、電動機5の出力及び係数を用いて電動機5の可動子52の温度を推定する可動子温度推定部13と、可動子温度推定部13により推定した可動子温度を用いて電動機5が過熱状態か否かを判断する過熱判断部15と、を有することを特徴とする。電動機駆動システムの他の構成は、実施例1の説明において述べた構成と同様であるので詳細な説明は省略する。
過熱判断部15は、電動機が過熱状態であると判断した場合には、アラームを発生するようにしてもよい。例えば、過熱保護装置20の外部に設けた表示部(図示せず)にアラームの表示を行うようにすることができる。これにより、電動機が過熱状態であることをユーザが判断することができるようになる。
次に、本発明の実施例2に係る過熱保護装置の動作手順について、図6に示したフローチャートを用いて説明する。まず、ステップS201において、出力算出部11が、電動機5の出力を算出する。電動機の出力の算出方法は実施例1の場合と同様である。
次に、ステップS202において、回転速度検出部12が、エンコーダ7からの信号に基づいて、電動機5の回転速度を検出する。
次に、ステップS203において、回転速度に依存する係数を用意する。これは、可動子温度推定部13が、記憶部14に記憶された回転速度に依存する係数を記憶部14から読み出すことにより行われる。ここで、記憶部14は、回転速度と係数との対応関係を表すテーブルの形式で係数を記憶する。ただし、これには限られず、回転速度と係数との対応関係を表す関係式を記憶するようにしてもよい。
次に、ステップS204において、可動子温度推定部13が、算出された電動機5の出力及び記憶部14に記憶された回転速度に依存する係数を用いて電動機5の可動子52の温度を推定する。可動子の温度の推定方法については、上述した通りである。
次に、ステップS205において、過熱判断部15が、可動子温度推定部13が推定した可動子推定温度が所定の閾値温度以上か否かを判断する。この所定の閾値温度も記憶部14に記憶しておき、過熱判断部15が記憶部14から取り出すことができる。
過熱判断部15が、可動子推定温度は閾値温度以上であると判断した場合には、ステップS206において、電動機5は過熱状態にあると判断して処理を終了する。
一方、過熱判断部15が、可動子推定温度は閾値温度未満であると判断した場合には、ステップS207において、電動機5は過熱状態ではないと判断して、ステップS201に戻って可動子の温度の推定処理を繰り返す。
以上述べたように、実施例2に係る過熱保護装置によれば、可動子推定温度に基づいて可動子が過熱状態にあるか否かを判断する過熱判断部を備えているので、可動子の過熱状態を正確に把握することができ、過熱による可動子の損傷等を防ぐことができる。
[実施例3]
次に、本発明の実施例3に係る過熱保護装置について説明する。図7に、本発明の実施例3に係る電動機の過熱保護装置を含む電動機駆動システムのブロック図を示す。本発明の実施例3に係る電動機の過熱保護装置21は、電動機5に供給された電流の電流値を検出する電流検出部16と、電動機5の回転速度を検出する回転速度検出部12と、回転速度に依存する係数を記憶する記憶部14と、電流値、回転速度、及び係数を用いて電動機の可動子の温度を推定する可動子温度推定部13と、可動子温度推定部13により推定した可動子温度を用いて電動機が過熱状態か否かを判断する過熱判断部15と、を有し、過熱判断部15は、回転速度が所定の閾値以下の場合には該閾値と等しい回転速度とみなして推定した可動子の温度に基づいて過熱状態か否かを判断することを特徴とする。
可動子とは別に、電流をモニタし、巻線温度を推定し、巻線を保護する電動機が一般的に知られている。上記手段により巻線温度を推定するのに加え、可動子温度を推定すると、推定項目が2つとなり、逐次計算する量が増えてしまう。電動機の制御が複雑化する状況において、計算量を削減しておくことが望ましいため、実施例3に係る過熱保護装置は、温度推定項目を1項目として、巻線、可動子の両方を保護する点を特徴としている。
本実施例においては電流をモニタする方法を採るため、電動機の出力の代替としてトルク定数×Q相電流×回転速度を用いることができる。すなわち、熱の推定式は以下の式で与えられる。
Figure 2015173572
ただし、
t:トルク定数
q:Q相電流
ω:回転速度
電動機の回転速度が高速の場合には、W=(Ktqω)2φ(ω)を用いた可動子の保護により、固定子に流れる電流は制限されるため、固定子の巻線が過熱状態となる場合は少ないと考えられる。
しかし、電動機の回転速度が低速の場合、例えばωが十分小さいときには、Iqやφ(ω)が大きい場合であってもWが小さくなるため、Wの値に基づいてアラームを発生させることができず、巻線の過熱保護ができない。
そこで、回転速度に閾値を設け、閾値以下の速度の場合にはωを一定値として読み替えてアラームを発生させる。これにより、φ(ω)を適切に与えることで、Iqが大きい場合にWが上昇し、アラームを発生させ、巻線を過熱保護することができる。
次に具体的に説明する。例えば、回転速度の閾値を100[min-1]とする。また、簡便のため、φ(ω)は閾値以下では1で固定とする。
実施例1の方法においては、回転速度20[min-1]でトルク100[Nm]の場合と、回転速度100[min-1]でトルク20[Nm]の場合では、熱の推定結果は同じとなる。しかし、低速であれば鉄損は無視できる一方で、巻線に流れる電流はトルクに比例し5:1となるため、巻線の発熱量は25:1となり、上記の推定結果は妥当でない。
そこで、閾値以下の回転速度20[min-1]であっても、熱の推定においては閾値の回転速度100[min-1]であると読み替えることにより、回転速度20[min-1]でトルク100[Nm]の場合と、回転速度100[min-1]でトルク20[Nm]の場合とでは、実際の出力は同じであっても、出力が5:1になっていると判断され、熱の推定結果が25:1となり、上記問題は解消される。
次に、本発明の実施例3に係る過熱保護装置の動作手順について、図8に示したフローチャートを用いて説明する。まず、ステップS301において、電流検出部16が、電動機5に供給された電流の電流値を検出する。
次に、ステップS302において、回転速度検出部12が、エンコーダ7からの信号に基づいて、電動機5の回転速度を検出する。
次に、ステップS303において、回転速度に依存する係数を用意する。これは、可動子温度推定部13が、記憶部14に記憶された回転速度に依存する係数を記憶部14から読み出すことにより行われる。ここで、記憶部14は、回転速度と係数との対応関係を表すテーブルの形式で係数を記憶する。ただし、これには限られず、回転速度と係数との対応関係を表す関係式を記憶するようにしてもよい。
次に、ステップS304において、可動子温度推定部13が、検出された電動機5の電流値、検出された電動機5の回転速度、及び記憶部14に記憶された回転速度に依存する係数を用いて電動機5の可動子52の温度を推定する。
次に、ステップS305において、過熱判断部15が、回転速度が所定の閾値以下の場合には、閾値と等しいとみなす。この判断手法については上述した通りである。
次に、ステップS306において、過熱判断部15が、可動子温度推定部13が推定した可動子推定温度が所定の閾値温度以上か否かを判断する。この所定の閾値温度も記憶部14に記憶しておき、過熱判断部15が記憶部14から取り出すことができる。
このように、ステップS305〜306において、過熱判断部15は、回転速度が所定の閾値以下の場合には該閾値と等しいとみなして推定した可動子の温度に基づいて過熱状態か否かを判断している。
過熱判断部15が、可動子推定温度は閾値温度以上であると判断した場合には、ステップS307において、電動機5は過熱状態にあると判断して処理を終了する。
一方、過熱判断部15が、可動子推定温度は閾値温度未満であると判断した場合には、ステップS308において、電動機5は過熱状態ではないと判断して、ステップS301に戻って可動子の温度の推定処理を繰り返す。
可動子が過熱状態にあると判断した場合には、アラームを発生するようにしてもよい。また、可動子が過熱状態にあることを過熱保護装置の外部に設けた表示部(図示せず)に表示するようにしてもよい。
以上述べたように、実施例3に係る過熱保護装置によれば、可動子の回転速度が所定の閾値以下の場合であっても可動子の推定温度を正確に算出することができ、検出した電流から可動子が過熱状態にあるか否かを正確に判断することができる。
1 交流電源
2 コンバータ
3 平滑コンデンサ
4 インバータ
5 電動機
52 可動子
10 温度検出装置
11 出力算出部
12 回転速度検出部
13 可動子温度推定部
14 記憶部
15 過熱判断部
16 電流検出部
20、21 過熱保護装置

Claims (3)

  1. 電動機の出力を算出する出力算出部と、
    前記電動機の回転速度を検出する回転速度検出部と、
    前記回転速度に依存する係数を記憶する記憶部と、
    前記出力及び前記係数を用いて前記電動機の可動子の温度を推定する可動子温度推定部と、
    を有することを特徴とする電動機の可動子の温度検出装置。
  2. 電動機の出力を算出する出力算出部と、
    前記電動機の回転速度を検出する回転速度検出部と、
    前記回転速度に依存する係数を記憶する記憶部と、
    前記出力及び前記係数を用いて前記電動機の可動子の温度を推定する可動子温度推定部と、
    前記可動子温度推定部により推定した可動子温度を用いて電動機が過熱状態か否かを判断する過熱判断部と、
    を有することを特徴とする電動機の過熱保護装置。
  3. 電動機に供給された電流の電流値を検出する電流検出部と、
    前記電動機の回転速度を検出する回転速度検出部と、
    前記回転速度に依存する係数を記憶する記憶部と、
    前記電流値、前記回転速度、及び前記係数を用いて前記電動機の可動子の温度を推定する可動子温度推定部と、
    前記可動子温度推定部により推定した可動子温度を用いて電動機が過熱状態か否かを判断する過熱判断部と、を有し、
    前記過熱判断部は、前記回転速度が所定の閾値以下の場合には該閾値と等しい回転速度とみなして推定した可動子の温度に基づいて過熱状態か否かを判断する、
    ことを特徴とする電動機の過熱保護装置。
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