JP2015173333A - 電子機器、電子機器の制御方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

電子機器、電子機器の制御方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所望位置の音声データが示す音声がどのような音声であるかを比較的容易に認識することが可能な電子機器、電子機器の制御方法、及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】振動制御部213は、解析データ221で取得した振幅値に比例する振動強度で振動子232が振動するように振動子232を制御する。ユーザは振動子232が相対的に強く振動していると感じる場合には、ユーザ位置の音声データの音圧が相対的に強いと認識することができる。振動子232が相対的に弱く振動している場合には、サーチ位置の音声データの音圧が相対的に弱いと認識することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、楽曲を含む音声等の音声データを処理する電子機器、このような電子機器の制御方法、及びこのような電子機器に用いられるコンピュータプログラムに関する。
近年、音声データを処理する電子機器として、例えば一般的に普及しているCDプレーヤ等の他に、ターンテーブルの如き操作子を備えたDJ(Disc Jockey)により用いられる専用の機器(いわゆる、DJ機器)が一例として挙げられる。
尚、DJ機器を開示する文献ではないものの、先行技術文献として、特許文献1及び2があげられる。特許文献1には、所定の変換処理によって変換した音声の周波数や振幅により振動体を振動させる情報伝達装置が開示されている。特許文献2には、記憶手段から読みだされた音声信号の優先度に応じて振動する振動手段を備える記録再生装置が開示されている。
平11−196497号公報 平11−272300号公報
このようなDJ機器を操作するDJは、所望位置(例えば、楽曲の途中の位置)から楽曲を再生することが多い。例えば、DJは、所望のメロディー又は所望のサビに相当する所望位置から楽曲を再生することが多い。この場合、DJは、DJ機器で再生されている楽曲の所望位置を指定する操作(言い換えれば、所望位置をサーチする操作)を行うことが多い。具体的には、DJは、DJ機器に音声データをローディングした後に、楽曲中の所望位置を指定する操作を行う。その後、DJは、指定した所望位置から楽曲の再生を開始すると共に、再生されている楽曲をヘッドホン等で聞くことで、指定した所望位置から再生される楽曲が自身の好みに合致しているか否かを判断する。指定した所望位置から再生される楽曲が自身の好みに合致していれば、DJは、指定した所望位置から楽曲の再生を開始すると共に、再生されている楽曲をスピーカから流す。他方で、指定した所望位置から再生される楽曲が自身の好みに合致していなければ、DJは、別の所望位置を指定し且つ指定した所望位置から再生される楽曲が自身の好みに合致しているか否かを判断する動作を繰り返す。
しかしながら、DJは、指定した所望位置から再生される楽曲が自身の好みに合致しているか否かを判断するために、指定した所望位置から再生される楽曲を実際に聞く必要がある。このため、場合によっては、指定した所望位置から再生される楽曲が自身の好みに合致しているか否かを判断するために要する時間が相対的に長くなるおそれがあるという技術的問題点が生ずる。
一方で、楽曲の特性(例えば、楽曲を示す音声データの波形や、楽曲のテンポであるBPM(Beat Per Minute))を視覚的に表示するDJ機器も存在する。この場合、DJは、指定した所望位置から再生される楽曲が自身の好みに合致しているか否かを判断するために、表示される楽曲の特性を視覚的に確認することができる。しかしながら、指定した所望位置から再生される楽曲が自身の好みに合致しているか(つまり、楽曲の特性がどのような特性であるか)を表示内容(例えば、音声信号の波形やBPM)から判断することは容易ではなく、結局のところ、DJは、指定した所望位置から再生される楽曲を実際に聞く必要に迫られる。このため、指定した所望位置から再生される楽曲が自身の好みに合致しているか否かを判断するために要する時間が相対的に長くなるおそれがあるという技術的問題点が生ずることに変わりはない。
尚、このような技術的問題点は、楽曲を再生するDJ機器のみならず、楽曲を含む任意の音声を示す音声データを処理する電子機器(例えば、音声データを再生する再生装置)においても同様に生じ得る。更には、このような技術的問題点は、指定した所望位置から再生される楽曲が自身の好みに合致しているか否かを判断する場合のみならず、所望位置の音声データがどのような特性を有しているかを認識する場合においても同様に生じ得る。
本発明が解決しようとする課題には上記のようなものが一例として挙げられる。本発明は、所望位置の音声データがどのような特性を有しているかを比較的容易に認識することが可能な電子機器、電子機器の制御方法、及びコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明の電子機器は、音声データの時間軸上の振幅値を取得する取得手段と、前記音声データの時間軸上の所望位置を指定する操作を行うための操作手段と、前記所望位置の時間情報に対応する前記振幅値に応じた振動態様で振動する振動手段とを備える。
上記課題を解決するために本発明の制御方法は、電子機器の制御方法であって、音声データの時間軸上の振幅値を取得する取得工程と、前記電子機器が備える操作手段を用いた、前記音声データの時間軸上の所望位置を指定する操作を受け付ける操作工程と、前記所望位置の時間情報に対応する前記振幅値に応じた振動態様で、前記電子機器が備える振動手段を振動させる振動工程とを備える。
上記課題を解決するために本発明のコンピュータプログラムは、本発明の制御方法をコンピュータに実行させる。
本発明のこのような作用及び利得は次に説明する実施の形態から明らかにされる。
本実施例のDJ機器を含むDJシステムの構成の一例を示すブロック図である。 サーチ操作子の外観を示す平面図である。 DJ機器の動作のうち振動動作の流れの一例を示すフローチャートである。 取得した振幅値が相対的に大きい場合の振動子の振動強度及び取得した振幅値が相対的に小さい場合の振動子の振動強度を示すグラフである。 取得したBPMが相対的に大きい場合の振動子の振動周波数及び取得したBPMが相対的に小さい場合の振動子の振動周波数を示すグラフである。
以下、発明を実施するための形態として、本発明の電子機器、制御方法、及びコンピュータプログラムの夫々に係る実施形態について順に説明する。
(電子機器の実施形態)
<1>
本実施形態の再生装置は、音声データの時間軸上の振幅値を取得する取得手段と、前記音声データの時間軸上の所望位置を指定する操作を行うための操作手段と、前記所望位置の時間情報に対応する前記振幅値に応じた振動態様で振動する振動手段とを備える。
本実施形態の電子機器によれば、当該電子機器のユーザは、操作手段を用いて、音声データの時間軸上の所望位置(言い換えれば、所望位置に対応する所望時間)を指定する操作を行う。このとき、ユーザは、所望位置を直接的に指定する操作を行うことが好ましい。言い換えれば、ユーザは、音声データの現在の再生位置に関わらず所望位置(つまり、任意の再生位置)を直接的に指定する操作を行うことが好ましい。このため、操作手段は、音声データの現在の再生位置に関わらず所望位置を直接的に指定する操作を行うための操作手段であることが好ましい。
操作手段を用いてユーザが所望位置を指定する操作を行った場合には、振動手段は、所定の振動態様で振動する。具体的には、振動手段は、ユーザが指定した所望位置の時間情報に対応する振幅値(つまり、所望位置の音声データの振幅値)に応じた振動態様で振動する。例えば、振動手段は、所望位置の時間情報に対応する振幅値が「A」である場合には、「a」という振動態様で振動してもよい。一方で、例えば、振動手段は、所望位置の時間情報に対応する振幅値が「A」とは異なる「B」である場合には、「a」とは異なる「b」という振動態様で振動してもよい。
振動手段の振動態様を規定する「振幅値」は、取得手段によって取得される。取得手段は、音声データを解析することで、音声データの振幅値を取得してもよい。取得手段は、格納手段等に格納されている音声データの振幅値を読み出すことで、音声データの振幅値を取得してもよい。
このように、本実施形態の電子機器によれば、振動手段は、ユーザが指定した所望位置の時間情報に対応する振幅値に応じた振動態様で振動する。従って、ユーザは、振動手段の振動を触覚的に感じることで、ユーザが指定した所望位置の音声データ(言い換えれば、当該音声データが示す音声)がどのような特性を有しているかを比較的容易に認識することができる。特に、振動手段の振動態様が所望位置の時間情報に対応する振幅値に応じた振動態様となっているため、ユーザは、ユーザが指定した所望位置の音声データの音圧の強弱を比較的容易に認識することができる。更には、ユーザは、指定した所望位置から再生される音声データを実際に聞くことなく、ユーザが指定した所望位置の音声データがどのような特性を有しているかを比較的容易に認識することができる。
<2>
本実施形態の電子機器の他の態様では、前記振動手段は、前記所望位置の時間情報に対応する前記振幅値に応じて定まる振動強度で振動する。
この態様によれば、ユーザは、振動手段の振動強度を触覚的に感じることで、ユーザが指定した所望位置の音声データの音圧の強弱を比較的容易に認識することができる。この場合、振動手段は、所望位置の時間情報に対応する振幅値が大きくなるほど強くなる振動強度で振動することが好ましい。言い換えれば、振動手段は、所望位置の時間情報に対応する振幅値に比例する振動強度で振動することが好ましい。
<3>
本実施形態の電子機器の他の態様では、前記取得手段は、前記音声データの時間軸上のテンポを取得し、前記振動手段は、前記所望位置の時間情報に対応する前記テンポに応じた振動態様で振動する。
この態様によれば、操作手段を用いてユーザが所望位置を指定する操作を行った場合には、振動手段は、ユーザが指定した所望位置の時間情報に対応するテンポ(つまり、所望位置の音声データのテンポ)に応じた振動態様で振動する。例えば、振動手段は、所望位置の時間情報に対応するテンポが「C」である場合には、「c」という振動態様で振動してもよい。一方で、例えば、振動手段は、所望位置の時間情報に対応する音声データのテンポが「C」とは異なる「D」である場合には、「c」とは異なる「d」という振動態様で振動してもよい。
振動手段の振動態様を規定する「テンポ」は、取得手段によって取得される。取得手段は、音声データを解析することで、音声データのテンポを取得してもよい。取得手段は、格納手段等に格納されている音声データのテンポを読み出すことで、音声データのテンポを取得してもよい。
このように、この態様の電子機器によれば、振動手段は、ユーザが指定した所望位置の音声データのテンポに応じた振動態様で振動する。従って、ユーザは、振動手段の振動を触覚的に感じることで、ユーザが指定した所望位置の音声データがどのような特性を有しているかを比較的容易に認識することができる。特に、振動手段の振動態様が所望位置の音声データのテンポに応じた振動態様となっているため、ユーザは、ユーザが指定した所望位置の音声データのテンポを比較的容易に認識することができる。
<4>
上述の如く所望位置の時間情報に対応するテンポに応じた振動態様で振動手段が振動する電子機器の他の態様では、前記振動手段は、前記所望位置の時間情報に対応する前記テンポに応じで定まる振動周波数で振動する。
この態様によれば、ユーザは、振動手段の振動周波数を触覚的に感じることで、ユーザが指定した所望位置の音声データのテンポを比較的容易に認識することができる。この場合、振動手段は、所望位置の時間情報に対応するテンポが大きくなるほど(つまり、早くなるほど)高くなる振動周波数で振動することが好ましい。言い換えれば、振動手段は、所望位置の時間情報に対応するテンポに比例する振動周波数で振動することが好ましい。
<5>
本実施形態の電子機器の他の態様では、前記振動手段は、前記振動手段の振動が前記操作手段に伝達される位置に配置されている。
この態様によれば、振動手段が振動することで、操作手段もまた振動する。従って、ユーザは、操作手段を用いて所望位置を指定する操作を行いながら、操作手段の振動(言い換えれば、操作手段の振動を引き起こす、振動手段の振動)を触覚的に感じることができる。その結果、ユーザは、所望位置を指定する操作を行いながら、ユーザが指定した所望位置の音声データがどのような特性を有しているかを比較的容易に認識することができる。
(制御方法の実施形態)
<6>
本実施形態の制御方法は、電子機器の制御方法であって、音声データの時間軸上の振幅値を取得する取得工程と、前記電子機器が備える操作手段を用いた、前記音声データの時間軸上の所望位置を指定する操作を受け付ける操作工程と、前記所望位置の時間情報に対応する前記振幅値に応じた振動態様で、前記電子機器が備える振動手段を振動させる振動工程とを備える。
本実施形態の制御方法によれば、上述した本実施形態の電子機器が有する各種利益と同様の利益を享受することが可能となる。尚、上述した本実施形態の電子機器における各種態様に対応して、本実施形態の制御方法も各種態様を採ることが可能である。
(コンピュータプログラムの実施形態)
<7>
本実施形態のコンピュータプログラムは、上述した本実施形態の制御方法(但し、その各種態様を含む)をコンピュータに実行させる。
本実施形態のコンピュータプログラムによれば、上述した本実施形態の電子機器が有する各種利益と同様の利益を享受することが可能となる。尚、上述した本実施形態の電子機器における各種態様に対応して、本実施形態のコンピュータプログラムも各種態様を採ることが可能である。
本実施形態のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施例から更に明らかにされる。
以上説明したように、本実施形態の電子機器は、取得手段、操作手段及び振動手段を備える。本実施形態の制御方法は、取得工程、操作工程及び振動工程を備える。本実施形態のコンピュータプログラムは、本実施形態の制御方法をコンピュータに実行させる。従って、ユーザは、所望位置の音声データが示す音声がどのような音声であるかを比較的容易に認識することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の電子機器、制御方法及びコンピュータプログラムの実施例を説明する。尚、以下では、本発明の電子機器、制御方法及びコンピュータプログラムが、クラブ(或いは、ディスコ等の舞踏場)において、楽曲に対して様々な特殊効果(イフェクト)を付加しつつ連続的に再生する際に用いられるDJプレーヤ−・ミキサー(以下、“DJ機器”と称する)に適用される例を用いて説明を進める。但し、本発明の電子機器、制御方法及びコンピュータプログラムは、DJ機器以外の任意の電子機器(例えば、楽曲を含む任意の音声を示す音声データを処理可能な電子機器)に適用されてもよい。
(1)DJシステム1の構成
図1を参照しながら、本実施例のDJ機器10を含むDJシステム1の構成について説明する。図1は、本実施例のDJ機器10を含むDJシステム1の構成の一例を示すブロック図である。
図1示すように、DJシステム1は、入力機器10と、DJ機器20と、アンプ30と、出力機器40とを備える。
入力機器10は、有線又は無線のネットワークを介して、DJ機器20に対して音声データ(言い換えれば、音声信号)を入力する。このような入力機器40の一例として、例えば、CDプレーヤ等の再生機器や、USBメモリ等の記録媒体や、内部に音声データを格納可能な任意の電子機器等が例示される。
DJ機器20は、入力機器10から入力される音声データ(音声信号)に対して所望の信号処理を施す。その結果、DJ機器20は、音声データ(音声信号)を所望の再生態様で再生する。この場合、DJ20は、所望の再生態様で再生される音声データ(音声信号)をアンプ30に出力する。
アンプ30は、DJ機器20から出力される音声データ(音声信号)を増幅する。アンプ30は、増幅した音声データ(音声信号)を出力機器40に出力する。
出力機器40は、アンプ30から出力される音声データ(音声信号)を、音声に変換する。その結果、出力機器40からは、音声(本実施例では、楽曲)が流れる。尚、出力機器40の一例として、スピーカやヘッドホン等が例示される。
続いて、DJ機器20の構成について更に詳細に説明を進める。
図1に示すように、DJ機器20は、制御部21と、記憶部22と、操作部23と、IF(Interface:インタフェース)部24とを備えている。
制御部21は、DJ機器20全体の動作を制御するユニットである。制御部21は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processer)等を含んでいる。本実施例では特に、制御部21は、制御部21によってコンピュータプログラムが実行されることで当該制御部21上に論理的に実現される処理ブロックとして、「取得手段」の一具体例である音声データ解析部211と、操作子制御部212と、振動制御部213とを備える。
音声データ解析部211は、入力機器10から入力される音声データを解析する。本実施例では、音声データ解析部211は、音声データを解析することで、音声データの時間軸上の振幅値及び音声データのBPM(Beats Per Minute)を取得する。音声データ解析部211は、解析結果(つまり、音声データの時間軸上の振幅値及びBPM)を示す解析データ221を記憶部22に格納する。
尚、「音声データの振幅値」とは、音声データを信号波形(典型的には、アナログの信号波形)に変換した場合の当該信号波形の振幅値(つまり、音声信号の振幅値)を意味する。従って、「音声データの振幅値」は、実質的には、音声データの信号レベル(つまり、楽曲の音圧)に相当する。また、「音声データのBPM」とは、音声データの1分間あたりの拍の数(つまり、楽曲の1分間当たりの拍の数)を意味する。
操作子制御部212は、ユーザがサーチ操作子231を操作しているか否かを検出する。更に、操作子制御部212は、ユーザがサーチ操作子231を操作している場合には、ユーザのサーチ位置(つまり、ユーザが指定している、音声データの時間軸上の所望位置)を取得する。
振動制御部213は、ユーザが指定しているサーチ位置の音声データの振幅値及びBPMに応じた態様で振動子232が振動するように、振動子232を制御する。尚、振動制御部213の制御下での振動子232の振動については、図3から図5を参照しながら後に詳述する。
記憶部22は、音声データ解析部211の解析結果(つまり、音声データの時間軸上の振幅値)を示す解析データ221を格納するユニットである。記憶部22は、更に、DJ機器20の動作に必要な各種プログラムや各種データを格納してもよい。このような記憶部22は、例えばROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリ等の半導体メモリである。但し、記憶部22は、例えばハードディスク等の任意の記録媒体であってもよい。
操作部23は、DJ機器20のユーザが操作可能なユニットである。例えば、操作部23は、ジョグダイヤルやテンポスライダやキューボタンやプレイ/ポーズボタン等の各種操作子を備えていてもよい。本実施例では、操作部23は、「操作手段」の一具体例であるサーチ操作子231と、「振動手段」の一具体例である振動子232とを備える。
サーチ操作子231は、サーチ位置(つまり、音声データの時間軸上の所望位置)を指定するためにユーザが操作する操作子である。
ここで、図2を参照しながら、サーチ操作子231についてより詳細に説明する。図2は、サーチ操作子231の外観の一例を示す平面図である。
図2に示すように、サーチ操作子231は、一方向(図2に示す例では、横方向)に沿って延伸するタッチパッド2311を備えている。タッチパッド2311の表面には、タッチパッド2311の延伸方向に沿って延伸するスケール(目盛)2312が描かれている。スケール2312の延伸方向は、サーチ位置の指定対象となる音声データ(典型的には、現在再生中の音声データ)の時間軸に対応付けられている。更に、スケール2312の横方向の長さは、音声データの総再生時間に対応付けられている。つまり、スケール2312の開始端部(図2に示す例では、左側の端部)が音声データの時間軸上の再生開始位置(つまり、再生開始時間)に対応しており、スケール2312の終了端部(図2に示す例では、左側の端部)が音声データの時間軸上の再生終了位置(つまり、再生終了時間)に対応している。スケール2312の開始端部と終了端部との間の任意の位置は、その位置に応じて音声データの時間軸上の任意の再生位置(つまり、任意の再生時間)に対応付けられている。
ユーザは、スケール2312を参照しながら、サーチ位置の指定対象となる音声データの時間軸上の所望位置を指定する。例えば、3分20秒という総再生時間を有する音声データ(楽曲)を対象にサーチ位置を指定する場合を想定する。この場合、ユーザは、スケール2312の開始端部に触れることで、0分0秒という時間情報に対応するサーチ位置を指定することができる。また、ユーザは、スケール2312の終了端部に触れることで、3分20秒という時間情報に対応するサーチ位置を指定することができる。また、ユーザは、スケール2312の開始端部と終了端部との間の中間位置に触れることで、1分40秒(=3分20秒の半分)という時間情報に対応するサーチ位置を指定することができる。また、ユーザは、スケール2312の開始端部からの距離とスケール2312の終了端部からの距離との比がX:1−X(但し、0≦X≦1)となる位置に触れることで、3分20秒×Xという時間情報に対応するサーチ位置を指定することができる。
このように、本実施例のサーチ操作子231によれば、ユーザは、音声データの時間軸上の所望位置を、サーチ位置として直接的に指定することができる。つまり、ユーザは、音声データの現在の再生位置がどのような位置であるかに関わらず、音声データの時間軸上の所望位置を、サーチ位置として直接的に指定することができる。
尚、図2に示すサーチ操作子231は一例に過ぎない。従って、音声データの時間軸上の所望位置を指定する操作が可能である限りは、サーチ操作子231はどのような操作子であってもよい。
再び図1において、振動子232は、振動制御部213の制御の下で、ユーザがサーチ操作子231を操作している間に振動する。特に、振動子232は、ユーザがサーチ操作子231を操作している間に、サーチ位置に対応する音声データの振幅値及びBPMに応じた態様で振動する。言い換えれば、振動子232は、ユーザがサーチ操作子231を操作している間に、サーチ位置の時間情報に対応する振幅値及びBPMに応じた態様で振動する。尚、振動子232の振動については、図3から図5を参照しながら後に詳述する。
振動子232は、振動子232の振動がサーチ操作子231(特に、サーチ操作子231のうちユーザが触れる操作子部分)に伝達されることが可能な位置に配置されている。言い換えれば、振動子232は、振動子232の振動が伝達されることでサーチ操作子231(特に、サーチ操作子231のうちユーザが触れる操作子部分)が振動することができる位置に配置されている。但し、振動子232は、振動子232の振動がサーチ操作子231(特に、サーチ操作子231のうちユーザが触れる操作子部分)に伝達されることが可能な位置に配置されていなくてもよい。
IF部24は、DJ機器20と、入力装置10及びアンプ30との間での音声データの入出力を制御する。尚、IF部24は、必要に応じて、音声データのA/D(Analogue to Digital)変換又はD/A(Digital to Analogue)変換を行ってもよい。
尚、上述の説明では、DJ機器20が、制御部21、記憶部22、操作部23及びIF部24の全てを備える例を示している。しかしながら、DJ機器20は、制御部21、記憶部22、操作部23及びIF部24の少なくとも一部を備えている一方で、制御部21、記憶部22、操作部23及びIF部24の少なくとも他の一部を備えていなくてもよい。
また、DJ機器20が、制御部21、記憶部22、操作部23及びIF部24のうちの少なくとも一部を備える一方で、DJ機器20と有線又は無線のネットワークを介して接続された他の機器が、制御部21、記憶部22、操作部23及びIF部24のうちの少なくとも他の一部を備えていてもよい。例えば、DJ機器20がいわゆるDJコントローラ(例えば、DJプレーヤやミキサーの如き外観を有した、多数の操作子を備えるユーザインタフェース装置)である場合には、DJ機器20が少なくとも操作部23を備えている一方で、DJ機器20に接続された他の機器(例えば、パソコン)が、少なくとも制御部21及び記憶部22を備えていてもよい。
また、上述の説明では、操作部23が振動子232を備える例を示している。しかしながら、振動子232は、操作部23とは別個独立の装置であってもよい。振動子232が操作部23とは別個独立の装置となることで、ユーザは、振動子232を身につけることができる。尚、この場合、振動制御部213は、有線又は無線のネットワークを介して振動子232に制御信号を出力することで、別個独立の装置である振動子232を制御してもよい。
(2)DJ機器20の振動動作
続いて、図3を参照しながら、DJ機器20の動作の流れについて説明する。以下では、DJ機器20の動作のうち振動子232を振動させる振動動作の流れについて説明する。図3は、DJ機器20の動作のうち振動動作の流れの一例を示すフローチャートである。
図3に示すように、操作子制御部212は、ユーザがサーチ操作子231を操作しているか否かを判定する(ステップS11)。例えば、操作子制御部212は、サーチ操作子231のタッチパッド2311の出力信号を監視することで、ユーザがサーチ操作子231を操作しているか否か(つまり、ユーザがタッチパッド2311に手を触れているか否か)を判定してもよい。
ステップS11の判定の結果、ユーザがサーチ操作子231を操作していないと判定される場合には(ステップS11:No)、操作子制御部212は、ユーザがサーチ操作子231を操作しているか否かを判定し続ける。
他方で、ステップS11の判定の結果、ユーザがサーチ操作子231を操作していると判定される場合には(ステップS11:Yes)、続いて、振動制御部231は、現在再生中の音声データ(つまり、サーチ位置の指定対象となる音声データ)の解析データ221があるか否かを判定する(ステップS12)。例えば、振動制御部231は、現在再生中の音声データの解析データ221が記憶部22に格納されているか否かを判定してもよい。解析データ221が記憶部22に格納されている場合には、解析データ221があると判定されてもよい。
ステップS12の判定の結果、現在再生中の音声データの解析データ221がないと判定される場合には(ステップS12:No)、振動制御部213は、振動子232が振動するように振動子232を制御しなくてもよい(言い換えれば、振動子232が振動しないように振動子232を制御してもよい)。この場合、振動子232は振動しなくてもよい(ステップS16)。
他方で、ステップS12の判定の結果、現在再生中の音声データの解析データ221があると判定される場合には(ステップS12:Yes)、振動制御部213は、現在再生中の音声データの解析データ221を取得する。特に、振動制御部213は、少なくとも、ユーザが指定したサーチ位置の時間情報に対応する解析データ221を取得する。その結果、振動制御部213は、少なくとも、ユーザが指定したサーチ位置の時間情報に対応する振幅値及びBPMを取得する(ステップS13)。つまり、振動制御部213は、少なくとも、現在再生中の音声データの、ユーザが指定したサーチ位置における振幅値及びBPMを取得する(ステップS13)。
その後、振動制御部213は、ユーザが指定したサーチ位置に音声があるか否かを判定する(ステップS14)。例えば、振動制御部213は、ステップS13で取得した振幅値(つまり、サーチ位置の時間情報に対応する振幅値)が所定レベル(例えばゼロ)より大きいか否かを判定してもよい。ステップS13で取得した振幅値が所定レベルより大きい場合には、ユーザが指定したサーチ位置に音声があると判定されてもよい。
ステップS14の判定の結果、ユーザが指定したサーチ位置に音声がないと判定される場合には(ステップS14::No)、振動制御部213は、振動子232が振動するように振動子232を制御しなくてもよい。この場合、振動子232は振動しなくてもよい(ステップS16)。
他方で、ステップS14の判定の結果、ユーザが指定したサーチ位置に音声があると判定される場合には(ステップS14:Yes)、振動制御部213は、振動子232が振動するように振動子232を制御する。その結果、振動子232は振動する(ステップS15)。このとき、振動制御部213は、ステップS13で取得した解析データ221に応じた振動態様で振動子232が振動するように振動子232を制御する。
具体的には、振動制御部213は、ステップS13で取得した振幅値に比例する振動強度で振動子232が振動するように、振動子232を制御する。例えば、振動制御部213は、ステップS13で取得した振幅値が大きくなるほど強くなる振動強度で振動子232が振動するように、振動子232を制御してもよい。つまり、振動制御部213は、ステップS13で取得した振幅値が大きくなるほど振動子232がより強く振動するように、振動子232を制御してもよい。
その結果、例えば、図4(a)に示すように、取得した振幅値が相対的に大きい場合の振動子232の振動強度は、相対的に大きくなる。一方で、例えば、図4(b)に示すように、取得した振幅値が相対的に小さい場合の振動子232の振動強度は、相対的に小さくなる。従って、ユーザは、振動子232の振動(特に、振動子232の振動強度)を触覚的に感じることで、ユーザが指定したサーチ位置の音声データの振幅値を認識することができる。つまり、ユーザは、サーチ位置の音声データの音圧を比較的容易に認識することができる。例えば、ユーザは、振動子232が相対的に強く振動していると感じる場合には、サーチ位置の音声データの音圧が相対的に強いと認識することができる。一方で、例えば、ユーザは、振動子232が相対的に弱く振動していると感じる場合には、サーチ位置の音声データの音圧が相対的に弱いと認識することができる。
取得した振幅値に比例する振動強度で振動子232が振動するように振動子232を制御する加えて又は代えて、振動制御部213は、ステップS13で取得したBPMに比例する振動周波数で振動子232が振動するように、振動子232を制御する。例えば、振動制御部213は、ステップS13で取得したBPMが大きくなるほど高くなる振動周波数で振動子232が振動するように、振動子232を制御してもよい。つまり、振動制御部213は、ステップS13で取得したBPMが大きくなるほど振動子232がより高頻度に振動するように、振動子232を制御してもよい。
その結果、例えば、図5(a)に示すように、取得したBPMが相対的に大きい場合の振動子232の振動周波数は、相対的に高くなる。一方で、例えば、図5(b)に示すように、取得したBPMが相対的に小さい場合の振動子232の振動周波数は、相対的に低くなる。従って、ユーザは、振動子232の振動(特に、振動子232の振動周波数)を触覚的に感じることで、ユーザが指定したサーチ位置の音声データのBPMを認識することができる。つまり、ユーザは、サーチ位置の音声データのBPM(つまり、テンポ)を比較的容易に認識することができる。例えば、ユーザは、振動子232が相対的に早く振動していると感じる場合には、サーチ位置の音声データのテンポが相対的に早いと認識することができる。一方で、例えば、ユーザは、振動子232が相対的に遅く振動していると感じる場合には、サーチ位置の音声データのテンポが相対的に遅いと認識することができる。
以上の動作が、ユーザによるサーチ操作子232の操作が継続している限りは、継続的に行われる(ステップS17)。従って、ユーザによるサーチ操作子232の操作が継続している限りは、振動子232は、音声データのうち刻々と変化し得るサーチ位置のデータ部分の振幅値及びBPMに応じて振動態様を刻々と変化させながら、振動する。
以上説明したように、本実施例のDJ機器20によれば、ユーザは、ユーザが指定したサーチ位置の音声データの特性(具体的には、音圧及びBPM)を、触覚的に認識することができる。つまり、ユーザは、音声データを実際に再生することなく(言い換えれば、再生される音声データを実際に聞くことなく)、ユーザが指定したサーチ位置の音声データがどのような特性を有しているかを認識することができる。このため、音声データを実際に再生する(言い換えれば、再生される音声データを実際に聞く)ことでユーザが指定したサーチ位置の音声データがどのような特性を有しているかを認識する場合と比較して、ユーザが指定したサーチ位置の音声データがどのような特性を有しているかを判断するために要する時間が相対的に短くなる。つまり、ユーザは、音声データ中のサーチ位置であって且つユーザの望む特性を有するサーチ位置を迅速に指定することができる。従って、ユーザは、サーチ位置の一例であるキューポイント(例えば、音声データの再生を開始する位置)やループインポイント(例えば、音声データのループ再生を開始する位置)等を迅速に指定することができる。
また、ユーザが指定したサーチ位置の音声データの特性を触覚的に認識することができるがゆえに、DJ機器20が設置されているクラブ等において、ユーザは、視線を他の動作に向けることができる。その結果、ユーザは、演奏の幅を広げることができる。更に、ユーザは、視覚に頼ってサーチ位置を指定しなくてもよくなるがゆえに、相対的に暗い環境下であってもサーチ位置を好適に指定することができる。尚、クラブ等の空間が相対的に暗いことを考慮すれば、DJ機器20に上述した振動子232が採用されることは、実践上大変有益であると言える。
尚、上述の説明では、振動制御部213は、ユーザがサーチ操作子232を操作している場合には、一律に、振動子232が振動するように振動子232を制御している。しかしながら、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応する振幅値が所定条件を満たす(例えば、所定閾値以上である)場合に振動子232が振動するように、振動子232を制御してもよい。同様に、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応するBPMが所定条件を満たす(例えば、所定閾値以上である)場合に振動子232が振動するように、振動子232を制御してもよい。その一方で、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応する振幅値が所定条件を満たさない(例えば、所定閾値以上でない)場合には、振動子232が振動するように振動子232を制御しなくてもよい。同様に、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応するBPMが所定条件を満たさない(例えば、所定閾値以上でない)場合には、振動子232が振動するように振動子232を制御しなくてもよい。或いは、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報が特定の時間区間に含まれる場合に振動子232が振動するように、振動子232を制御してもよい。その一方で、サーチ位置の時間情報が特定の時間区間に含まれない場合には、振動子232が振動するように振動子232を制御しなくてもよい。
また、上述の説明では、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応する振幅値に応じた振動強度で振動子232が振動するように、振動子232を制御している。しかしながら、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応する振幅値を直接的に又は間接的に示す他の値又は当該振幅値から所定の演算により導き出される他の値に応じた振動強度で振動子232が振動するように、振動子232を制御してもよい。例えば、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応する振幅値と所定の基準位置の時間情報に対応する振幅値との間の差分に応じた振動強度で振動子232が振動するように、振動子232を制御してもよい。
更に、上述の説明では、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応する振幅値に比例する振動強度で振動子232が振動するように、振動子232を制御している。しかしながら、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応する振幅値に応じて定まる任意の振動強度で振動子232が振動するように、振動子232を制御してもよい。振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応する振幅値を区別することが可能な振動強度で振動子232が振動するように、振動子232を制御してもよい。例えば、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応する振幅値を変数とする任意の関数によって算出される振動強度で振動子232が振動するように、振動子232を制御してもよい。例えば、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応する振幅値が大きくなるほど小さくなる振動強度で振動子232が振動するように、振動子232を制御してもよい。例えば、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応する振幅値と1対1の関係を有する振動強度で振動子232が振動するように、振動子232を制御してもよい。
また、上述の説明では、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応するBPMに比例する振動周波数で振動子232が振動するように、振動子232を制御している。しかしながら、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応するBPMに応じて定まる任意の振動周波数で振動子232が振動するように、振動子232を制御してもよい。振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応するBPMを直接的に又は間接的に示す他の値又は当該BPMから所定の演算により導き出される他の値に応じた振動周波数で振動子232が振動するように、振動子232を制御してもよい。例えば、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応するBPMと所定の基準位置の時間情報に対応するBPMとの間の差分に応じた振動周波数で振動子232が振動するように、振動子232を制御してもよい。
更に、上述の説明では、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応するBPMに比例する振動周波数で振動子232が振動するように、振動子232を制御している。しかしながら、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応するBPMを区別することが可能な振動周波数で振動子232が振動するように、振動子232を制御してもよい。例えば、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応するBPMを変数とする任意の関数によって算出される振動周波数で振動子232が振動するように、振動子232を制御してもよい。例えば、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応するBPMが大きくなるほど小さくなる振動周波数で振動子232が振動するように、振動子232を制御してもよい。例えば、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応するBPMと1対1の関係を有する振動周波数で振動子232が振動するように、振動子232を制御してもよい。
また、上記の説明では、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応するBPMに比例する振動周波数で振動子232が振動するように、振動子232を制御している。しかしながら、振動制御部213は、サーチ位置の時間情報に対応するBPMに応じて定まる任意の振動周波数に対し、同様にサーチ位置の時間情報に対応する振幅値を用いた振幅強度で振動子232が振動するように、振動子232を制御してもよい。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴なう電子機器、制御方法及びコンピュータプログラムもまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
1 DJシステム
20 DJ機器
21 制御部
211 音声データ解析部
212 操作子制御部
213 振動制御部
22 記憶部
221 解析データ
23 操作部
231 サーチ操作子
232 振動子

Claims (7)

  1. 音声データの時間軸上の振幅値を取得する取得手段と、
    前記音声データの時間軸上の所望位置を指定する操作を行うための操作手段と、
    前記所望位置の時間情報に対応する前記振幅値に応じた振動態様で振動する振動手段と
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 前記振動手段は、前記所望位置の時間情報に対応する前記振幅値に応じて定まる振動強度で振動する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記取得手段は、前記音声データの時間軸上のテンポを取得し、
    前記振動手段は、前記所望位置の時間情報に対応する前記テンポに応じた振動態様で振動する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記振動手段は、前記所望位置の時間情報に対応する前記テンポに応じで定まる振動周波数で振動する
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記振動手段は、前記振動手段の振動が前記操作手段に伝達される位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電子機器。
  6. 電子機器の制御方法であって、
    音声データの時間軸上の振幅値を取得する取得工程と、
    前記電子機器が備える操作手段を用いた、前記音声データの時間軸上の所望位置を指定する操作を受け付ける操作工程と、
    前記所望位置の時間情報に対応する前記振幅値に応じた振動態様で、前記電子機器が備える振動手段を振動させる振動工程と
    を備えることを特徴とする制御方法。
  7. 請求項6に記載の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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JP2005071157A (ja) * 2003-08-26 2005-03-17 Yamaha Corp ポインティングデバイス
WO2006068114A1 (ja) * 2004-12-20 2006-06-29 Pioneer Corporation スイッチ装置、情報処理装置および再生装置

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