JP2015172869A - 偽造防止媒体用シートおよび偽造防止媒体 - Google Patents

偽造防止媒体用シートおよび偽造防止媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 バーコード等のコードシンボルを隠蔽可能に形成した券類等の媒体を迅速に発行することを可能とする偽造防止媒体用シートおよび偽造防止媒体を提供する。
【解決手段】 基材1と、基材1の一方の面に形成され、熱により赤外線吸収性を帯びる赤外線吸収剤を含む感熱層2と、可視光を遮蔽する特性を有し、感熱層2と少なくとも一部が重なるように形成された隠蔽層3と、基材1から見て感熱層2が形成される側の隠蔽層3と全く重ならない位置、基材1から見て感熱層2が形成されていない側の少なくともいずれか一方に形成された紫外線発色層5を有し、感熱層2の隠蔽層3と重なる部分には、赤外線により読み取り可能なコードシンボルが、感熱形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、鉄道の乗車券や遊園地の入園チケット等、価値ある券類の偽造を防止するための技術に関する。
従来、チケット、金券、有価証券等の価値ある印刷物の偽造を防止するため、様々な偽造防止技術が施されている。これらの印刷物には、その表面に所定の情報を記録したバーコード等が印刷され、このバーコード等を光学的に読み取ることにより真偽を判定可能とするものもある。このバーコード等が視覚にて認識可能に形成されていると、このバーコード等を複製して偽造することができてしまう。そのため、バーコード等を視覚にて認識できないようにする技術も開発されている(特許文献1参照)。
特許第3223730号公報 特許第3787381号公報
上記特許文献1に記載の技術は、有価証券の表面に赤外線吸収インキでバーコード等の読取りマークを形成し、この読取りマークに重ねてプロセスインキを印刷することにより、赤外光と可視光の両方で真偽を判断するものである。しかしながら、特許文献1に記載の技術では、二種類のインキを異なるタイミングで印刷しなければならず、自動発券機等において、迅速に発券することには向いていない。
そこで、本発明は、バーコード等のコードシンボルを隠蔽可能に形成した券類等の媒体を迅速に発行することを可能とする偽造防止媒体用シートおよび偽造防止媒体を提供することを課題とする。
本発明に係る偽造防止媒体用シートは、基材と、基材の一方の面に形成され、熱により赤外線吸収性を帯びる赤外線吸収剤を含む感熱層と、可視光を遮蔽する特性を有し、前記感熱層と少なくとも一部が重なるように形成された隠蔽層と、前記基材から見て前記感熱層が形成される側の前記隠蔽層と全く重ならない位置、前記基材から見て前記感熱層が形成されていない側の少なくともいずれか一方に形成された紫外線発色層と、を有することを特徴とする。
本発明の偽造防止媒体用シートによれば、熱により赤外線吸収性を帯びる赤外線吸収剤を含む感熱層と、この感熱層と少なくとも一部が重なるように形成された隠蔽層と、基材から見て感熱層が形成される側の隠蔽層と全く重ならない位置、基材から見て感熱層が形成されていない側の少なくともいずれか一方に形成された紫外線発色層と、を有するので、隠蔽層と重なる感熱層に作用するように感熱を行い、コードシンボルを形成することにより、真偽判定用の情報を記録した偽造防止媒体を迅速に発行することができる。発行後は、コードシンボルと紫外線発色層を利用して複数種類の認証を行うことが可能となる。
また、本発明に係る偽造防止媒体用シートは、前記紫外線発色層が、コードシンボルの形状で形成されていることを特徴とする。本発明の偽造防止媒体用シートによれば、紫外線発色層が、コードシンボルの形状で形成されているので、紫外線発色層を利用した記録情報の読み取りができ、より強固な認証を行うことが可能となる。
また、本発明に係る偽造防止媒体は、基材と、基材の一方の面に形成され、熱により赤外線吸収性を帯びる赤外線吸収剤を含む感熱層と、可視光を遮蔽する特性を有し、前記感熱層と少なくとも一部が重なるように形成された隠蔽層と、前記基材から見て前記感熱層が形成される側の前記隠蔽層と全く重ならない位置、前記基材から見て前記感熱層が形成されていない側の少なくともいずれか一方に形成された紫外線発色層と、を有し、前記感熱層の前記隠蔽層と重なる部分には、赤外線により読み取り可能なコードシンボルが、感熱形成されていることを特徴とする。なお、「感熱形成」とは、感熱層の加熱された部分に所定の色が形成されることを意味する。
本発明の偽造防止媒体によれば、熱により赤外線吸収性を帯びる赤外線吸収剤を含む感熱層と、この感熱層と少なくとも一部が重なるように形成された隠蔽層と、基材から見て感熱層が形成される側の隠蔽層と全く重ならない位置、基材から見て感熱層が形成されていない側の少なくともいずれか一方に形成された紫外線発色層を有し、感熱層の隠蔽層と重なる部分には、赤外線により読み取り可能なコードシンボルが、感熱形成されているので、コードシンボルの視覚による認識を防ぐ券類が迅速に発行される。発行後は、コードシンボルと紫外線発色層を利用して複数種類の認証を行うことが可能となる。
また、本発明に係る偽造防止媒体用は、前記紫外線発色層が、コードシンボルの形状で形成されていることを特徴とする。本発明の偽造防止媒体用によれば、紫外線発色層が、コードシンボルの形状で形成されているので、紫外線発色層を利用した記録情報の読み取りができ、より強固な認証を行うことが可能となる。
本発明によれば、バーコード等のコードシンボルを隠蔽可能に形成した券類等の媒体を迅速に発行することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る偽造防止媒体用シートを示す図である。 本発明の一実施形態に係る偽造防止媒体を示す図である。 本発明の一実施形態に係る偽造防止媒体を用いて入場するための入口改札機の外観斜視図である。 入口改札機内の入場処理部の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る偽造防止媒体の赤外線照射時および入場後における平面図である。 本発明の一実施形態に係る偽造防止媒体を用いて出場するための出口改札機の外観斜視図である。 入口改札機内の出場処理部の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る偽造防止媒体用シートの変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る偽造防止媒体用シートの変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る偽造防止媒体用シートの変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る偽造防止媒体用シートの変形例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る偽造防止媒体用シートの変形例を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<1.偽造防止媒体用シート>
図1は、本発明の一実施形態に係る偽造防止媒体用シートを示す図である。そして、図1(a)は、本発明の一実施形態に係る偽造防止媒体用シートの感熱層形成面から見た平面図、図1(b)は、図1(a)のA−A線に対応する断面図である。
図1において、1は基材、2は感熱層、3は隠蔽層、5は紫外線発色層である。本実施形態では、図1(a)(b)に示すように、感熱層2は、基材1の全面に塗布されている。感熱層2が、基材の全面に塗布されることにより感熱シートが得られる。なお、図1(b)においては、説明の便宜上、感熱シートのサイズ(図面左右方向)に比べて各層の厚みが大きく描かれているが、現実には、各層は、より薄く形成されている。
このような感熱シートに対して、基材1の感熱層2が形成された側の所定の位置に隠蔽層3を形成する。感熱層2は、基材1の全面に形成されているため、どこに形成しても隠蔽層3と重なることになる。ただし、後述するように、感熱層2においては、所定の情報を記録したコードシンボルが形成されるため、このコードシンボルの形成予定位置に対応する位置に、隠蔽層3を形成しておく必要がある。
また、感熱シートに対して、基材1の感熱層2が形成された側において、隠蔽層3と重ならない所定の位置に紫外線発色層5を形成する。感熱層2は、基材1の全面に形成されているため、どこに形成しても紫外線発色層5と重なることになる。
基材1としては、有価証券や身分証明書等として利用するために充分な強度と印刷適性及び搬送適性を有するものであれば使用でき、例えば、上質紙、クラフト紙、複写用紙、グラシン紙、パーチメント紙、レーヨン紙、コート紙、合成紙、樹脂フィルムによりラミネートされた紙等の紙や、セロファン、延伸ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、延伸ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等の樹脂フィルムが好適に用いられる。
感熱層2は、熱により赤外線吸収性を帯びる層であり、赤外線を吸収する赤外線吸収剤を含んでいる。本実施形態では、赤外線吸収剤として、熱により赤外線吸収性を帯びる物質が用いられる。赤外線吸収剤としては、キノン−ジインモニウムまたはアミニウム塩、ポリメチン(例えば、シアニン、スクアラン、クロコナイン)、フタロシアニンおよびナフタロシニン、ジチオレン、クオテリレンジイミド、六ホウ化ランタン、酸化インジウムスズ(ITO)、ナノ粒子形態の酸化アンチモンスズ(ATO)およびコーティングされたマイカ材等の公知の物質を用いることができる。
隠蔽層3は、可視光を透過せず、赤外線を透過する特性を有する層である。この隠蔽層3は、赤外線透過インクを印刷することにより形成される。赤外線透過インクとしては、可視光を透過せず、赤外線を透過する特性を有するものであれば、公知の様々なものを用いることができるが、本実施形態では、シアン、マゼンタ、イエローの三色のインクを混ぜ合わせた混色墨インクを用いている。印刷方式としては、オフセット印刷、インクジェット印刷等、公知の印刷方式を用いることができる。ただし、感熱層2に熱を作用させないため、比較的低温で印刷できる方式を用いる。また、印刷態様としては、可視光の隠蔽性が確保されるものであれば、ベタ印刷であっても良いし、地紋等を印刷しても良い。
紫外線発色層5は、紫外線を受けることにより発色する層である。この紫外線発色層5は、不可逆性のフォトクロミック材料を含有させたインクを印刷することにより形成される。不可逆性のフォトクロミック材料としては、例えば、特許文献2に記載のような公知のものを用いることができる。印刷方式としては、隠蔽層3と同様、オフセット印刷、インクジェット印刷等、公知の印刷方式を用いることができる。隠蔽層3の場合と同様、感熱層2に熱を作用させないため、比較的低温で印刷できる方式を用いる。また、印刷態様としては、紫外線を受けることによる発色後に、人が目視により認識できるものであれば、どのような態様であってもよい。図1の例では、矩形状のパターンでベタ印刷を行っている。
このように、感熱シートの感熱層2側に隠蔽層3および紫外線発色層5を印刷により形成し、偽造防止媒体の用途に適した所定の大きさに断裁することにより、図1に示したような偽造防止媒体用シートが作成される。図1(a)(b)に示すように、隠蔽層3および紫外線発色層5は、互いに重ならないようにして、感熱層2に重ねて形成される。感熱層2が全面に塗布されていない場合、隠蔽層3は、感熱層2の一部分に重なるように形成されていてもよい。また、感熱層2が全面に形成されていない場合、紫外線発色層5は、感熱層2と重なっている必要はなく、基材1に直接形成されていてもよい。
<2.偽造防止媒体の発行>
次に、偽造防止媒体の発行について説明する。ここでは、偽造防止媒体の一例として、鉄道の乗車券の場合について説明する。図示は省略するが、偽造防止媒体の発行機である乗車券発券機は、金銭投入部、タッチパネル、偽造防止媒体用シート給紙部、感熱処理部、乗車券発行口を有している。この乗車券発券機は、自動発券機であり、利用者が乗車券の代金を投入すると、乗車券が発行されるようになっている。金銭投入部としては、現実の紙幣や硬貨に変えて、Felica(登録商標)等の技術を用いて、電子的に代金相当のデータの授受を行うものであってもよい。感熱処理部としては、感熱プリンタ等に用いられる公知のサーマルプリントヘッドを採用することができる。タッチパネルは、操作および表示部としての役割を果たす。
利用者は、タッチパネルを用いて、表示内容に従って所定の操作を行い、目的とする乗車券の購入指示を行った後、乗車券代金の投入を行う。すると、偽造防止媒体用シート給紙部から給紙された偽造防止媒体用シート(乗車券)の隠蔽層3の形成位置に、感熱処理部が、コードシンボルの感熱形成を行う。この発券処理により、偽造防止媒体用シートの感熱層2には、コードシンボルが感熱形成され、正式な乗車券として発券される。コードシンボルとは、記録情報を光学的に読み取るためのパターンである。コードシンボルとしては、光学的読取手段により読み取り可能であって、記録された情報を取得することが可能なものであれば、一次元のバーコードや二次元コード等の公知のコードシンボルを用いることができる。コードシンボルが感熱形成された乗車券は、乗車券発行口から排出される。このように、本実施形態に係る乗車券では、隠蔽層3が形成された偽造防止媒体用シートに対して、隠蔽層3により隠蔽されるコードシンボルを、後から形成することが可能になる。すなわち、本実施形態に係る偽造防止媒体用シートを用いた場合、感熱処理を行うのみであるので、迅速に発券することができる。
<3.偽造防止媒体>
図2は、本発明の一実施形態に係る偽造防止媒体を示す図である。そして、図2(a)は、本発明の一実施形態に係る偽造防止媒体の可視光照射時における平面図、図2(b)は、図2(a)のB−B線に対応する断面図である。図2において、図1と同様、1は基材、2は感熱層、3は隠蔽層、5は紫外線発色層である。また、4は感熱層2においてコードシンボルが形成された領域であるコード形成領域であり、6は感熱層2において可視情報の感熱発色が行われた領域である可視情報発色領域である。
図2に示した偽造防止媒体である乗車券は、上述のように、図1に示した偽造防止媒体用シートに対して、発券機によりコードシンボルを感熱形成することにより作成される。図2(a)に示すように、可視光を照射した状態では、隠蔽層3が可視光を透過させないため、感熱層2の隠蔽層3と重なる部分に形成されたコードシンボルを、人が認識することはできない。また、乗車券発券機による発券直後であるこの時点においては、紫外線発色層5は、紫外線を浴びていないため、可視光領域における発色をしていない。図2(a)(b)においては、発色していないことを示すため、紫外線発色層5を破線で示している。
図2(b)に示すように、コードシンボルは、感熱層2の隠蔽層3と重なる部分であるコード形成領域4に、所定のパターンで形成されている。感熱層2において、斜線で示した部分は、乗車券発券機の感熱処理部により感熱が行われた部分である。感熱発色される部分を、コードシンボルを表現する所定のパターンとすることにより、コード形成領域4にコードシンボルが形成されることになる。
乗車券発券の際、隠蔽層3と重ならない部分に、可視情報の感熱発色を行う。これは、事前に定められた可視情報発色領域6内で感熱処理することにより行われる。図2の例では、「○○駅 ⇒100円区間」という文字を感熱発色させている。このように、人が認識できる文字等を発色させる場合は、感熱層2の赤外線吸収剤は、可視光に対しても吸収性を有するものである必要がある。
<4.偽造防止媒体の利用>
次に、偽造防止媒体である乗車券の利用について説明する。発券機により発券された図2に示したような乗車券は、ゲート装置である鉄道の無人改札機で利用することができる。図3は、無人改札機のうち入口改札機の一例を示す外観斜視図である。図3において、10は入口改札機、20は入場処理部、30は開閉ゲートである。図中の斜め上向きの矢印は、それぞれ、入場の際の利用者の進行方向、乗車券の移動方向を示している。図3においては、入場処理部20による処理前の乗車券をT、処理後の乗車券をT´で示している。利用者が乗車券を入場処理部20下方から通過させ、入場処理部20が、翳された乗車券を正当なものであると判定した場合に、開閉ゲート30が開くようになっている。
図4は、入場処理部20の機能ブロック図である。図4において、20aは読取面、21は赤外線発光部、22は赤外線受光部、23は認証手段、24は認証用情報記憶手段、25はゲート開閉制御手段である。赤外線発光部21は、赤外線を発光するものであり、所定の波長(700nm〜1000nm)の赤外線を発光するダイオード等により実現される。赤外線受光部22は、赤外線を感知可能なCCD等により実現される。認証手段23は、赤外線受光部22より得られたコードシンボル画像を解析して、記録情報を取得し、認証用情報記憶手段24に記憶されている認証用情報と照合して認証を行う。認証手段23は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を備え、所定のプログラムをCPUが実行することにより実現される。認証用情報記憶手段24は、コードシンボルの記録情報と比較するための認証用情報を記憶したものであり、フラッシュメモリ等の公知の記憶手段により実現される。ゲート開閉制御手段25は、認証手段23からの信号に従って、開閉ゲート30の開閉を制御する手段である。紫外線発光部26は、紫外線を発光するものであり、所定の波長(200nm〜380nm:例えば254nm)の紫外線を発光する公知の紫外線ランプにより実現される。
乗車券を用いて改札口から入場する際には、乗車券の所持者は、図3に示したような入口改札機10において、入場処理部20の読取面20aに、乗車券のコード形成領域が位置するようにして、乗車券を翳す。すなわち、図4に示すように、隠蔽層3、コード形成領域4が読取面20aに向くようにして、乗車券を翳す。乗車券が翳されると、赤外線発光部21から照射された赤外線が、隠蔽層3を透過して感熱層2のコード形成領域4に達する。コード形成領域4では、感熱処理された部分のみにおいて赤外線を吸収し、感熱処理されていない部分において赤外線を反射する。コード形成領域4で反射された赤外線は、赤外線受光部22により受光される。受光の際、反射率の差により、記録されたコードシンボルの像が得られることになる。
赤外線が照射された際の乗車券の表面の状態を図5(a)に示す。図5(a)において、破線で表現された3aは、隠蔽層3の外縁に対応する位置である隠蔽層外縁を示している。また、破線で表現された5aは、紫外線発色層5の外縁に対応する位置である紫外線発色層外縁を示している。赤外線が照射された場合、図5(a)に示すように、隠蔽層3に対応する位置にコードシンボルの像が得られることになる。図5(a)の例では、コードシンボルとして二次元コードの一つであるQRコード(登録商標)を採用した場合を示している。赤外線受光部22では、この像を得ることにより、コードシンボル画像を取得する。コードシンボル画像が得られたら、認証手段23が、コードシンボル画像を解析して、コードシンボルに記録されていた記録情報を取得する。さらに、認証手段23は、この記録情報を用いて、認証用情報記憶手段24に記憶されている認証用情報と照合して認証を行う。
認証の結果、乗車券が正当であると判定された場合には、認証手段23は、ゲートを開くべき旨の指示信号をゲート開閉制御手段25に送信する。ゲート開閉制御手段25は、認証手段23から指示信号を受信すると、開閉ゲート30を開く制御を行う。これにより、正当な乗車券の所持者は入口改札機10を通過することができる。ゲート開閉制御手段25は、所定時間経過後、開閉ゲート30を閉める制御を行う。一方、認証手段23による認証の結果、乗車券が正当なものでないと判定された場合には、認証手段23は、ゲート開閉制御手段25に対して信号を送信しない。この場合、開閉ゲート30は閉じられたままとなる。このため、正当でない乗車券の所持者は入口改札機10を通過することができない。
赤外線発光部21からの赤外線の照射、赤外線受光部22による赤外線の受光および認証手段23による認証と並行して、入場処理部20は、乗車券に対して、正当に入場した旨を示す情報を記録する。具体的には、上述のように、入場処理部20の読取面20aに乗車券が翳された状態において、紫外線発光部26が、乗車券に対して紫外線を発光する。紫外線発光部26から照射された紫外線が、紫外線発色層5に達する。すると、紫外線発色層5においては、フォトクロミック材料が反応し、可視領域で認識可能な色に変色する。紫外線発色層5が可視領域で発色後の乗車券の表面の状態を図5(b)に示す。紫外線発色層5に紫外線が照射された場合、図5(b)に示すように、紫外線発色層5が可視領域で発色することになる。入場後、駅員は、紫外線発色層5が変色していることを確認することにより、正当に入場したことを確認することができる。
次に、出口における無人改札機の処理について説明する。図6は、無人改札機のうち出口改札機の一例を示す外観斜視図である。図6において、40は出口改札機、50は出場処理部、50aは挿入口、60は開閉ゲートである。図中の斜め上向きの矢印は、それぞれ、入場の際の利用者の進行方向、乗車券の移動方向を示している。利用者が乗車券を出場処理部50に対して上方から挿入し、出場処理部50が、挿入された乗車券を正当なものであると判定した場合に、開閉ゲート60が開くようになっている。図6において、T´は、入口改札機10の入場処理部20による処理後の乗車券を示している。
図7は、出場処理部50の機能ブロック図である。図7において、51は赤外線発光部、52は赤外線受光部、53は認証手段、54は認証用情報記憶手段、55はゲート開閉制御手段、56は可視光発光部、57は可視光受光部である。赤外線発光部51は、赤外線を発光するものであり、入口改札機10の赤外線発光部21と同様、所定の波長(700nm〜1000nm)の赤外線を発光するダイオード等により実現される。赤外線受光部52は、入口改札機10の赤外線受光部22と同様、赤外線を感知可能なCCD等により実現される。認証手段53は、入口改札機10の認証手段23と同様、赤外線受光部52より得られたコードシンボル画像を解析して、記録情報を取得し、認証用情報記憶手段54に記憶されている認証用情報と照合して認証を行う。認証手段53は、入口改札機10の認証手段23と同様、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)を備え、所定のプログラムをCPUが実行することにより実現される。認証用情報記憶手段54は、入口改札機10の認証用情報記憶手段24と同様、コードシンボルの記録情報と比較するための認証用情報を記憶したものであり、フラッシュメモリ等の公知の記憶手段により実現される。ゲート開閉制御手段55は、入口改札機10のゲート開閉制御手段25と同様、認証手段53からの信号に従って、開閉ゲート60の開閉を制御する手段である。可視光発光部56は、可視光を発光するものであり、所定の波長(400nm〜700nm)の可視光を発光する公知の光源により実現される。可視光受光部57は、可視光を感知可能なCCD等により実現される。
乗車券を用いて改札口から出場する際には、乗車券の所持者は、図6に示したような出口改札機40において、出場処理部50の挿入口50aに、乗車券を挿入する。乗車券が挿入口50aから挿入されると、出口改札機40は、公知の改札機と同様、場合によっては乗車券の向きを変え、所定の位置に配置する。すなわち、図7に示すように、隠蔽層3、コード形成領域4が、赤外線発光部51により発光される赤外線を受け、反射した赤外線を赤外線受光部52で受光可能な位置であって、紫外線発色層5が、可視光発光部56により発光される可視光を受け、反射した可視光を可視光受光部57で受光可能な位置に配置する。
配置された乗車券においては、赤外線発光部51から照射された赤外線が、隠蔽層3を透過して感熱層2のコード形成領域4に達する。コード形成領域4では、感熱処理された部分のみにおいて赤外線を吸収し、感熱処理されていない部分において赤外線を反射する。コード形成領域4で反射された赤外線は、赤外線受光部52により受光される。受光の際、反射率の差により、記録されたコードシンボルの像が得られることになる。
具体的には、図5(a)に示したのと同様に、隠蔽層3に対応する位置にコードシンボルの像が得られることになる。赤外線受光部52では、この像を得ることにより、コードシンボル画像を取得する。コードシンボル画像が得られたら、認証手段53が、コードシンボル画像を解析して、コードシンボルに記録されていた記録情報を取得する。さらに、認証手段53は、この記録情報を用いて、認証用情報記憶手段54に記憶されている認証用情報と照合して認証を行う。
赤外線発光部51からの赤外線の照射、赤外線受光部52による赤外線の受光および認証手段53による認証と並行して、可視光発光部56からの可視光の照射、可視光受光部57での可視光の受光が行われる。具体的には、配置された乗車券においては、可視光発光部56から照射された可視光が、紫外線発色層5に達する。紫外線発色層5で反射された可視光は、可視光受光部57により受光される。続いて、認証手段53が、可視光受光部57により受光された可視光を受光量として取得する。さらに、認証手段53は、この受光量を用いて、認証用情報記憶手段54に記憶されている認証用情報と照合して認証を行う。具体的には、認証用情報として記録された受光量のしきい値と、可視光受光部57から取得した受光量を比較して認証する。
上述のように、認証手段53は、赤外線受光部52から得られるコードシンボル画像を用いた認証と、可視光受光部57から得られる受光量を用いた認証の2つの認証を行うことになる。認証手段53は、この2つの認証にともに成功した場合に、乗車券が正当であると判定する。
認証の結果、乗車券が正当であると判定された場合には、認証手段53は、ゲートを開くべき旨の指示信号をゲート開閉制御手段55に送信する。ゲート開閉制御手段55は、認証手段53から指示信号を受信すると、開閉ゲート60を開く制御を行う。これにより、正当な乗車券の所持者は出口改札機40を通過することができる。ゲート開閉制御手段55は、所定時間経過後、開閉ゲート60を閉める制御を行う。一方、認証手段53による認証の結果、乗車券が正当なものでないと判定された場合には、認証手段53は、ゲート開閉制御手段55に対して信号を送信しない。この場合、開閉ゲート60は閉じられたままとなる。このため、正当でない乗車券の所持者は出口改札機40を通過することができない。
<5.偽造の防止>
本実施形態に係る偽造防止媒体は、図2(a)に示すように、可視光を照射した状態では、隠蔽層3によりコード形成領域4が隠蔽されることになるため、人がコード形成領域4に形成されたコードシンボルを認識することはできない。コード形成領域4に形成されたコードシンボルが赤外領域だけでなく、可視領域においても吸収特性を有し、熱により発色してしまう場合であっても、隠蔽層3により隠蔽されているため、人がコード形成領域4に形成されたコードシンボルを認識することはできない。そのため、どのような情報が記録されているかがわからず、偽造することが困難になる。
<6.変形例>
以下、図8〜図12を用いて偽造防止媒体用シートの変形例について説明する。図8に示す偽造防止媒体用シートは、紫外線発色層5が、感熱層2が形成された側ではなく、感熱層2が形成されていない側において基材1に直接形成されている。図8に示すような構成とした場合、図4に示した入場処理部20においては、赤外線発光部21および赤外線受光部22と、紫外線発光部26が、偽造防止媒体用シートのそれぞれ異なる面に対応する位置に設置されることになる。また、図7に示した出場処理部50においては、赤外線発光部51および赤外線受光部52と、可視光発光部56および可視光受光部57が、偽造防止媒体用シートのそれぞれ異なる面に対応する位置に設置されることになる。
図9に示す偽造防止媒体用シートは、紫外線発色層5が、感熱層2が形成された側と、感熱層2が形成されていない側の双方に形成されている。図9に示すような構成とした場合、両面に形成された紫外線発色層5のうちどちらか一方の紫外線発色層5を発色させ、発色させた紫外線発色層5を読み取るようにすればよい。したがって、入場処理部20としては、図4に示したように、赤外線発光部21、赤外線受光部22、紫外線発光部26が全て、偽造防止媒体用シートの一方の面側に形成されたものを用いることができ、出場処理部50としては、図7に示したように、赤外線発光部51、赤外線受光部52、可視光発光部56、可視光受光部57が全て、偽造防止媒体用シートの一方の面側に形成されたものを用いることができる。
図10に示す偽造防止媒体用シートは、紫外線発色層5を表面から見て矩形状ではなく、絵柄として形成されている。図10の例では、太陽のような絵柄としている。図10の例では、絵柄状の紫外線発色層5を両面に形成している。図10の例に限定されず、絵柄状の紫外線発色層5を感熱層2が形成された側、感熱層2が形成されていない側のいずれか一方に形成するようにしてもよい。入場処理部20における赤外線発光部21、赤外線受光部22、紫外線発光部26の配置、出場処理部50における赤外線発光部51、赤外線受光部52、可視光発光部56、可視光受光部57の配置については、絵柄状の紫外線発色層5が形成された面に対応して決定される。なお、紫外線発色層5の形状を単なる絵柄ではなく、バーコードや二次元コード等のコードシンボルの形状としてもよい。その場合、出場処理部50の可視光受光部57により得られるコードシンボルを認証手段53が認証するような構成とすることができる。
図11に示す偽造防止媒体用シートは、紫外線発色層5が、感熱層2が形成された側においては、隠蔽層3が形成された領域を除いた全面に形成され、感熱層2が形成されていない側においては、全面に形成されている。感熱層2が形成された側においては、隠蔽層3と紫外線発色層5を毛抜き合わせで形成する。毛抜き合わせとは、隣り合わせに配置するとき、境目がないようにぴったりとくっつけてレイアウトすることを意味する。図11に示すように、感熱層2が形成された側においては、隠蔽層3だけでなく、感熱層2の可視情報発色領域6を除いて紫外線発色層5を形成するようにすることが好ましい。感熱層2の可視情報発色領域6に紫外線発色層5を重ねてしまうと、感熱層2の可視情報発色領域6における感熱発色が弱くなる恐れがあるためである。また、感熱層2の可視情報発色領域6に紫外線発色層5を重ねてしまうと、紫外線発色層5が発色した場合、可視情報発色領域6において発色した可視情報が見づらくなる恐れもある。図11の例に限定されず、紫外線発色層5を、感熱層2が形成された側、感熱層2が形成されていない側のいずれか一方に形成するようにしてもよい。入場処理部20における赤外線発光部21、赤外線受光部22、紫外線発光部26の配置、出場処理部50における赤外線発光部51、赤外線受光部52、可視光発光部56、可視光受光部57の配置については、絵柄状の紫外線発色層5が形成された面に対応して決定される。
図12に示す偽造防止媒体用シートは、紫外線発色層5が、感熱層2が形成された側においては、隠蔽層3が形成された領域を除いた全域に適度な間隔をおいて複数形成され、感熱層2が形成されていない側においては、全域に適度な間隔をおいて複数形成されている。図12に示す例においても、図11に示した例と同様、感熱層2が形成された側においては、隠蔽層3だけでなく、感熱層2の可視情報発色領域6を除いて紫外線発色層5を形成するようにすることが好ましい。また、図12の例に限定されず、絵柄状の紫外線発色層5を感熱層2が形成された側、感熱層2が形成されていない側のいずれか一方にのみ形成するようにしてもよい。入場処理部20における赤外線発光部21、赤外線受光部22、紫外線発光部26の配置、出場処理部50における赤外線発光部51、赤外線受光部52、可視光発光部56、可視光受光部57の配置については、絵柄状の紫外線発色層5が形成された面に対応して決定される。なお、紫外線発色層5の形状を単なる絵柄ではなく、バーコードや二次元コード等のコードシンボルの形状としてもよい。その場合、出場処理部50の可視光受光部57により得られるコードシンボルを認証手段53が認証するような構成とすることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、偽造防止媒体として、改札口から入場および出場用の乗車券の場合について説明したが、迅速性が必要とされるコンサート等のイベントの入場券、遊園地の入園チケット等、様々な媒体に用いることができる。
また、上記実施形態では、偽造防止媒体を用いて入口改札機、出口改札機のゲートの開閉を制御するために真偽判定を行ったが、単純に真偽判定をする態様、偽物の場合に警告通知等を行う態様等、様々な態様に用いることができる。
また、上記実施形態では、出口改札機において、赤外線受光部52から得られるコードシンボル画像を用いた認証と、可視光受光部57から得られる受光量を用いた認証の2つの認証を行い、2つの認証にともに成功した場合に、乗車券が正当であると判定するようにしたが、いずれか一方の認証のみを行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、隠蔽層を感熱層の一部分と重なるように形成したが、感熱層と全く同じサイズで形成しても良い。また、感熱層を基材の一部分に形成し、隠蔽層を感熱層より大きいサイズで形成するようにしても良い。
本発明の偽造防止媒体は、入場券、乗車券等の金銭的価値を有する印刷物を扱う産業に利用できる。
1・・・基材
2・・・感熱層
3・・・隠蔽層
3a・・・隠蔽層外縁
4・・・コード形成領域
5・・・紫外線発色層
5a・・・紫外線発色層外縁
6・・・可視情報発色領域
10・・・入口改札機
20・・・入場処理部
20a・・・読取面
21・・・赤外線発光部
22・・・赤外線受光部
23・・・認証手段
24・・・認証用情報記憶手段
25・・・ゲート開閉制御手段
26・・・紫外線発光部
30・・・開閉ゲート
40・・・出口改札機
50・・・出場処理部
50a・・・挿入口
51・・・赤外線発光部
52・・・赤外線受光部
53・・・認証手段
54・・・認証用情報記憶手段
55・・・ゲート開閉制御手段
56・・・可視光発光部
57・・・可視光受光部
60・・・開閉ゲート

Claims (4)

  1. 基材と、
    基材の一方の面に形成され、熱により赤外線吸収性を帯びる赤外線吸収剤を含む感熱層と、
    可視光を遮蔽する特性を有し、前記感熱層と少なくとも一部が重なるように形成された隠蔽層と、
    前記基材から見て前記感熱層が形成される側の前記隠蔽層と全く重ならない位置、前記基材から見て前記感熱層が形成されていない側の少なくともいずれか一方に形成された紫外線発色層と、
    を有することを特徴とする偽造防止媒体用シート。
  2. 前記紫外線発色層は、コードシンボルの形状で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の偽造防止媒体用シート。
  3. 基材と、
    基材の一方の面に形成され、熱により赤外線吸収性を帯びる赤外線吸収剤を含む感熱層と、
    可視光を遮蔽する特性を有し、前記感熱層と少なくとも一部が重なるように形成された隠蔽層と、
    前記基材から見て前記感熱層が形成される側の前記隠蔽層と全く重ならない位置、前記基材から見て前記感熱層が形成されていない側の少なくともいずれか一方に形成された紫外線発色層と、を有し、
    前記感熱層の前記隠蔽層と重なる部分には、赤外線により読み取り可能なコードシンボルが、感熱形成されていることを特徴とする偽造防止媒体。
  4. 前記紫外線発色層は、コードシンボルの形状で形成されていることを特徴とする請求項3に記載の偽造防止媒体。
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