JP2015172335A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 残留する尿素水を排気管に排出する。
【解決手段】 尿素水を逆流させて排気通路の排ガス成分を流入させることなく、供給ライン25から尿素水噴射弁28にかけて残留する尿素水を凝縮水回収ライン35からの凝縮水により排気管2に排出し、尿素水が残留することによるデポジットの発生を抑制し、排気経路の排ガス成分で汚染されることがない。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の排気ガスの窒素酸化物(NOx)を低減する排気浄化装置に関する。
内燃機関(エンジン)の排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を低減する技術として、尿素SCR(Selective Catalytic Reduction)システムを用いた排気浄化装置が知られている。尿素SCRシステムを用いた排気浄化装置は、選択還元触媒(SCR触媒)が設けられた排気通路内に尿素水が噴射されることで、尿素水が排気ガスの熱により分解されてアンモニアが生成され、生成されたアンモニアがSCR触媒上で排気ガス中のNOxと反応し、NOxが窒素と水に還元(浄化)される装置である。
即ち、尿素SCRシステムを用いた排気浄化装置は、尿素水タンクに貯留された尿素水が尿素水供給経路を通して尿素水噴射弁に送られ、尿素水噴射弁を介して排気通路に尿素水が噴射される構成とされている。このため、エンジンを停止させた時には(キーオフ時には)、尿素水タンクから尿素水供給経路、尿素水噴射弁にかけて尿素水が残留することになる。
尿素水供給経路から尿素噴射弁にかけて尿素水が残留していると、エンジンが始動された際の熱により尿素水が熱分解され、尿素水由来のデポジットが生成される虞があったり、外気温により残留した尿素水が劣化したりするといった問題点がある。これらの問題点を解決するため、エンジンの停止時に、排気ガスと共に尿素水を尿素水噴射弁から逆流させて尿素水タンクに回収する技術が従来から提案されている(特許文献1参照)。
尿素水を逆流させて尿素水タンクに回収することで、エンジンを停止させても、尿素水供給経路、尿素水噴射弁にかけて尿素水が残留することがなくなり、尿素水由来のデポジットの生成が抑制される。
しかし、尿素噴射弁が臨む排気通路には、HCやNOx、微粒子等の排ガス成分の物質が存在しているため、尿素水を逆流させた場合、HCやNOx、微粒子等の排ガス成分が尿素水タンクに回収されることになる。このため、尿素水タンクや尿素水供給経路、尿素噴射弁が排ガス成分に汚染される虞があった。
特開2008−101564号公報
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、窒素酸化物(NOx)を低減するための尿素水を排気通路に供給する排気浄化装置において、尿素水を供給する経路に残留する尿素水を排気通路に排出することができる内燃機関の排気浄化装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に係る本発明の内燃機関の排気浄化装置は、内燃機関の排気通路内の排気に供給される尿素水を貯蔵する尿素水貯蔵手段と、前記排気通路内の排気に前記尿素水貯蔵手段に貯蔵された尿素水を供給する尿素水供給手段と、前記尿素水供給手段の前記排気通路内に臨む部位よりも排気流れ方向下流側の前記排気通路に設けられ、前記尿素水が供給された前記排気からNOxを浄化するNOx浄化触媒と、前記内燃機関の吸気系内又は排気系内で生成される凝縮水を前記尿素水供給手段に送る凝縮水供給手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1に係る本発明では、尿素水が供給されることで排気ガスによって昇温されて生成物(アンモニア)が生成され、生成されたアンモニアがNOx浄化触媒上で排気ガス中のNOxと反応してNOxが浄化される。内燃機関の停止時には、排気成分を含む内燃機関の吸気系内又は排気系内で生成される凝縮水を尿素水供給手段に送り、尿素水を供給する経路に残留する尿素水を排気通路に排出する。
このため、排気通路の排ガス成分を流入させることなく、尿素水を供給する経路に残留する尿素水を排気通路に排出することが可能になり、尿素水を供給する経路に尿素水が残留することがなくなり、尿素水が残留することによるデポジットの発生を抑制することができ、排気通路の排ガス成分で汚染されることがない。そして、凝縮水にはNOx等の酸性の排気ガス成分が含まれているので、アルカリ性の尿素水を排出する際に尿素水が中和されて水として排出することができる。また、尿素水が中和されて水として排出されるため、排気通路に添加剤が由来とされるデポジット等が生成されることがない。
そして、請求項2に係る本発明の内燃機関の排気浄化装置は、請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置において、前記尿素水供給手段は、尿素水を前記排気通路に噴射する尿素水噴射弁と、前記尿素水貯蔵手段と前記尿素水噴射弁とを接続する供給ラインと、を有し、前記凝縮水供給手段は、前記供給ラインに接続されることを特徴とする。
請求項2に係る本発明では、尿素水貯蔵手段と尿素水噴射弁とが供給ラインで接続され、凝縮水供給手段が供給ラインに接続されるので、供給ラインに凝縮水を供給することで、デポジットの生成をより確実に抑制することができる。
また、請求項3に係る本発明の内燃機関の排気浄化装置は、請求項1もしくは請求項2に記載の内燃機関の排気浄化装置において、前記NOx浄化触媒と前記尿素水供給手段の前記排気通路内に臨む部位との間の前記排気通路に、前記尿素水を貯蔵する尿素水貯蔵部を設けたことを特徴とする。
請求項3に係る本発明では、凝縮水に押し出された尿素水が尿素水貯蔵部に貯蔵され、尿素水がそのまま排気通路に排出されることがない。
また、請求項4に係る本発明の内燃機関の排気浄化装置は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化装置において、前記凝縮水供給手段は、前記内燃機関の運転が停止された時、前記尿素水供給手段に前記凝縮水を強制供給する強制供給手段を有していることを特徴とする。
請求項4に係る本発明では、強制供給手段を用いて凝縮水を尿素水供給手段に強制的に供給するので、凝縮水の供給を確実に実施することができる。
また、請求項5に係る本発明の内燃機関の排気浄化装置は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化装置において、前記凝縮水供給手段は、前記排気通路から凝縮水を回収する第一凝縮水回収手段を有していることを特徴とする。
請求項5に係る本発明では、排気通路からの凝縮水、即ち、排気マニホールドや排気管に凝縮された排気成分を有する凝縮水を第一凝縮水回収手段により尿素水供給手段に供給することができる。
また、請求項6に係る本発明の内燃機関の排気浄化装置は、請求項5に記載の内燃機関の排気浄化装置において、前記第一凝縮水回収手段は、前記尿素水供給手段が前記排気通路内に臨む部位よりも排気流れ方向上流側の前記排気通路から凝縮水を回収することを特徴とする。
請求項6に係る本発明では、尿素水供給手段が排気通路内に臨む部位よりも排気流れ方向上流側の前記排気通路から凝縮水を回収するので、凝縮水中への尿素水の混入を防ぐことができる。
また、請求項7に係る本発明の内燃機関の排気浄化装置は、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化装置において、前記排気通路に設けられ排気により駆動されるタービンと、前記内燃機関の吸気通路に設けられ前記タービンにより駆動されるコンプレッサとを有する過給手段と、前記タービンよりも排気流れ方向下流側の前記排気通路の排気ガスを、前記コンプレッサよりも吸気流れ方向上流側の前記吸気通路に還流する低圧EGR手段と、前記コンプレッサよりも吸気流れ方向下流側の前記吸気通路に設けられて吸気を冷却するインタークーラと、を備え、前記凝縮水供給手段は、前記インタークーラ又は前記インタークーラよりも吸気流れ方向下流側の吸気通路から凝縮水を回収する第二凝縮水回収手段を有していることを特徴とする。
請求項7に係る本発明では、インタークーラ又はインタークーラよりも吸気流れ方向下流側の吸気通路から凝縮水を回収する第二凝縮水回収手段から凝縮水を回収するので、インタークーラから排出される凝縮水が筒内に流入し、失火やウォーターハンマーといった内燃機関への悪影響を抑制することができる。また、排気系から回収する凝縮水と同様に、排気成分を含んだ凝縮水を回収することができるため、尿素水を中和することができ、デポジットの発生をより確実に抑制することができる。
本発明の内燃機関の排気浄化装置は、窒素酸化物(NOx)を低減するための尿素水を排気通路に供給する排気浄化装置において、尿素水を供給する経路に残留する尿素水を排気通路に排出することが可能になる。
本発明の第1実施例に係る内燃機関の排気浄化装置の系統を表す概略構成図である。 図1中のII-II線矢視図である。 本発明の第2実施例に係る内燃機関の排気浄化装置の系統を表す概略構成図である。 本発明の第3実施例に係る内燃機関の排気浄化装置の系統を表す概略構成図である。
本実施例の内燃機関の排気浄化装置は、尿素SCR(Selective Catalytic Reduction
)システムを用いた排気浄化装置である。即ち、排気ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を低減するため、NOx浄化触媒(選択還元触媒:SCR触媒)が備えられ、排気通路内に尿素水が尿素水噴射弁から噴射されることで、尿素水が排気ガスの熱により分解されてアンモニアが生成され、生成されたアンモニアがSCR触媒上で排気ガス中のNOxと反応し、NOxが窒素と水に還元(浄化)される装置である。
そして、内燃機関(エンジン)を停止させた際に、尿素水を供給する経路から尿素水噴射弁にかけて残留する尿素水を、エンジンの系内の凝縮水を用いて排気通路に排出するようにしている。これにより、排気通路の排ガス成分を流入させることなく、尿素水を供給する経路、尿素水噴射弁に尿素水が残留することがなくなり、尿素水が残留することによるデポジットの発生を抑制することができる。
また、凝縮水にはNOx等の酸性の排気ガス成分が含まれているので、アルカリ性の尿素水を排出する際に尿素水が中和されて水として排出することができ、尿素水が中和されて水として排出されるため、排気通路に尿素水が由来とされるデポジット等が生成されることがない。
図1、図2に基づいて本発明の第1実施例を説明する。
図1には本発明の第1実施例に係る内燃機関の排気浄化装置の系統を表す概略構成、図2には添加剤貯留部の構成(図1中のII-II線矢視)を示してある。
図1に示すように、車両に搭載される内燃機関としての多気筒ディーゼルエンジン(エンジン)1の排気通路としての排気管2には排気浄化装置3が備えられている。エンジン1のシリンダブロック4のボア内にはピストン5が往復動自在に備えられ、ピストン5とシリンダヘッド6との間で燃焼室7が形成されている。ピストン5はコンロッド8を介してクランクシャフト9に接続され、ピストン5の往復運動によってクランクシャフト9が駆動される。
シリンダヘッド6には吸気ポートを介して吸気マニホールド11を含む吸気管12が接続されている。吸気ポートは吸気バルブにより開閉される。また、シリンダヘッド6には排気ポートを介して排気マニホールド13を含む排気管(排気通路)2が接続されている。排気ポートは排気バルブにより開閉される。
シリンダヘッド6には各気筒の燃焼室7に燃料を直接噴射する電子制御式の燃料噴射弁10が設けられ、燃料噴射弁10には図示しないコモンレールから燃料が供給される。コモンレールでは燃料が所定の燃圧に調整され、燃料噴射弁10には所定の燃圧に制御された高圧燃料が供給される。
吸気管12及び排気管2の途中部には過給機としてターボチャージャ15が設けられ、ターボチャージャ15は排気管2側にタービンが備えられ、タービンに連結されたコンプレッサが吸気管12側に備えられている。エンジン1の排気ガスが排気管2からターボチャージャ15に送られると、排気ガスの流れによりタービンが回転し、タービンの回転に伴ってコンプレッサが回転して吸気管12内の吸気が過給される。
ターボチャージャ15の下流側の吸気管12にはインタークーラ16が配され、過給された吸気はインタークーラ16で冷却されて燃焼室7に送られる。インタークーラ16の下流側の吸気管12には、吸気管12を開閉するスロットルバルブ17が設けられている。図示は省略したが、スロットルバルブ17の下流側の吸気管12には、吸気の温度を検出する吸気温度センサ、吸気マニホールド11内の圧力を検出するインマニ圧センサが備えられている。
ターボチャージャ15の上流側の排気管2には高圧EGR管31の一端が接続され、高圧EGR管31の他端はスロットルバルブ17の下流側(ターボチャージャ15の下流側)の吸気管12に連通している。高圧EGR管31には高圧EGRクーラ32が設けられ、高圧EGR管31の吸気管12との接続部には高圧EGRバルブ33が設けられている。
高圧EGRバルブ33を開くことで、ターボチャージャ15の上流側の排気管2を流れる排気ガスの一部が高圧EGR管31に導入され、高圧EGR管31に導入された排気ガスは高圧EGRクーラ32で冷却されてターボチャージャ15の下流側の吸気管12に供給される。排気ガスの一部を吸気に還流させることで、エンジン1の燃焼室7内の燃焼温度を低下させ、NOxの排出量を低減させることができる。
ターボチャージャ15の下流側の排気管2には、ディーゼル酸化触媒(酸化触媒)21及び排気浄化用のディーゼル微粒子捕集フィルター22を備えた浄化装置23が備えられている。酸化触媒21に排気ガスが流入すると、排気ガス中の一酸化窒素(NO)が酸化されて二酸化窒素(NO)が生成される。また、排気ガス中の微粒子状物質(PM)がディーゼル微粒子捕集フィルター22で捕集される。
ディーゼル微粒子捕集フィルター22で捕集されたPMは、排気ガス中のNOによって酸化(燃焼)されCOとして排出され、ディーゼル微粒子捕集フィルター22に残存するNOはNに分解されて排出される。即ち、浄化装置23では、排気ガスが浄化されてPM及びNOxの排出量を大幅に低減することができる。
浄化装置23の下流側には、排気浄化装置3として、尿素SCR(Selective Catalytic Reduction)システムが備えられている。即ち、浄化装置23の下流側の排気管2にはNOx浄化触媒として選択還元触媒(SCR触媒)24が設けられ、SCR触媒24の上流側の排気管2には、尿素水噴射弁28が設けられている。
尿素水噴射弁28には供給ライン25を介して尿素水貯蔵手段としての尿素水タンク27が接続され、尿素水タンク27には尿素水が貯留されている。尿素水タンク27には尿素水ポンプ26が設けられ、尿素水ポンプ26の駆動により、尿素水噴射弁28から排気管2内に尿素水が噴射される(供給される)。つまり、尿素水ポンプ26、供給ライン25、尿素水噴射弁28により、尿素水供給手段が構成されている。
尚、尿素水噴射弁28には、供給ライン25以外の尿素水供給手段から尿素水を供給することも可能である。
SCR触媒24の手前側の排気管2にはミキサ29が備えられ、尿素水噴射弁28から噴射された尿素水は、ミキサ29で拡散されてSCR触媒24に均等に接触する。
尿素水噴射弁28から排気管2内に尿素水が噴射されることで、尿素水が排気ガスの熱により分解されてアンモニアが生成され、生成されたアンモニアがSCR触媒24上で排気ガス中のNOxと反応し、NOxが窒素と水に還元(浄化)される。
尿素水噴射弁28とミキサ29の間における排気管2には、即ち、NOx浄化触媒の上流側で尿素水供給手段により尿素水が供給される部位(尿素水供給手段の排気通路に臨む部位)の下流側の排気通路には、尿素水が貯蔵される尿素水貯蔵部としての貯蔵部19が備えられている。貯蔵部19には、詳細は後述するが、供給ライン25に残留する尿素水が排気管2に排出された際に、一時的に尿素水が貯蔵される。
貯蔵部19には多孔体の尿素水吸収部材20が配され、排気管2に排出された尿素水は尿素水吸収部材20に吸収される。尿素水吸収部材20は表面積の大きい多孔体とされているので、排気ガス温度が高くなった場合、吸収されている尿素水の昇温速度が速くなり、短時間でアンモニアが生成される。
図2に示すように、貯蔵部19はフランジ30、ボルト30aを介して排気管2に固定され、貯蔵部19はボルト30aの締結操作により排気管2に対して着脱自在とされている。貯蔵部19にデポジットが生成された場合等、ボルト30aを外して貯蔵部19を取り外してメンテナンスを行う。
供給ライン25から尿素水噴射弁28に残留する尿素水は、エンジン1の系内の凝縮水を用いて排気管2に排出される。
図1に示すように、排気系としての排気マニホールド13には凝縮水出口13aが設けられ、凝縮水出口13aには第一凝縮水回収手段としての凝縮水回収ライン35の一端35aが接続されている。凝縮水回収ライン35の他端35bは尿素水タンク27の出口部近傍の供給ライン25に接続されている。凝縮水回収ライン35には凝縮水を溜める凝縮水タンク36が設けられている。
つまり、第一凝縮水回収手段は、尿素水噴射弁28が排気管2内に臨む部位よりも排気流れ方向上流側の排気管2から凝縮水を回収している。このため、凝縮水中への尿素水の混入を防ぐことができる。
排気マニホールド13で生成され、排気ガスの成分を含んだ凝縮水は、エンジン1が停止した時に(キーオフ時に)凝縮水出口13aから凝縮水回収ライン35に送られ、凝縮水タンク36に貯められた後、供給ライン25に送られる(凝縮水供給手段)。このため、エンジン1が停止すると、供給ライン25から尿素水噴射弁28にかけて残留している尿素水が、エンジン1の排気マニホールド13からの凝縮水により排気管2に押し出されて排出される。
凝縮水タンク36を設けて凝縮水を一時的に溜める構成としているので、キーオフ時には、凝縮水を即座に凝縮水回収ライン35に送ることができる。
凝縮水回収ライン35の他端35bの近傍には、即ち、供給ライン25との合流部位(接続部位)には、凝縮水の供給ライン25への流通のみを許容する逆止弁37が設けられている。逆止弁37により尿素水が凝縮水回収ラインに逆流することが防止される。
凝縮水供給手段には、エンジン1の運転が停止された時(キーオフ時)、凝縮水を供給ライン25に強制供給する強制供給手段を有している。本実施例では、凝縮水回収ライン35に流量調整弁を設け、排気マニホールド13の凝縮水出口13a、凝縮水タンク36、凝縮水回収ライン35の他端35bの供給ライン25への接続部の高さを所定の状態に規定することで、強制供給手段を構成している。
つまり、凝縮水タンク36は、排気マニホールド13の凝縮水出口13aよりも低い位置で、且つ、尿素水タンク27の尿素水ポンプ26(凝縮水回収ライン35の他端35bの供給ライン25への接続部)より高い位置に搭載されている。
凝縮水タンク36の搭載位置(高さ)を規定し、流量調整弁を制御することで、動力を用いることなく凝縮水を強制的に供給ライン25に送ることができる。
従って、凝縮水供給手段により凝縮水を供給ライン25に供給して尿素水を排気管2に排出することで、排気管2の内部の排ガス成分を尿素水噴射弁28、供給ライン25、尿素水タンク27に流入させることなく、供給ライン25から尿素水噴射弁28にかけて尿素水が残留することがなくなり、尿素水が残留することによるデポジットの発生を抑制することができる。
上述した凝縮水供給手段では、凝縮水回収ライン35の他端35bの供給ライン25への接続部を尿素水タンク27の出口部近傍(尿素水ポンプ26の出口近傍)に設定したことで、供給ライン25の全域に残留している尿素水を排気管2に排出することができる。
また、凝縮水を供給ライン25に送るタイミングをキーオフ時にすることで、尿素水ポンプ26が駆動していない時に凝縮水を送ることができ、凝縮水を確実に供給することができる(残留している尿素水を排気管2に排出する必要があるのは、キーオフ後となっている)。
また、排気マニホールド13の凝縮水出口13aは、尿素水噴射弁28の上流側とされているので、回収する凝縮水に尿素水が混入することがない。そして、凝縮水回収ライン35に流量調整弁を設けることで、必要量の凝縮水を供給ライン25に供給することができる。
また、尿素水噴射弁28の直後の排気管2に、尿素水が貯蔵される貯蔵部19を備えたので、キーオフ時に排気管2に排出された尿素水がSCR触媒24に送られずに排気管2に残ることが防止される。また、貯蔵部19を備えたことで、エンジン1の始動により排ガス温度が高くなった時に、貯蔵された尿素水からアンモニアを生成することができる。
尚、凝縮水回収ライン35に、路流量調整弁に代えて開閉弁を設けることも可能である。また、強制供給手段としては、加圧ポンプ、吸引ポンプ等の駆動手段を用いることで、車両の姿勢などに拘わらず凝縮水を確実に供給ライン25に供給することができる。また、凝縮水タンク36に凝縮水の貯蔵量を検出できるセンサ(例えば、レベルセンサ)を設けることで、凝縮水の量を的確に管理することができる。
車両には、制御手段として電子制御ユニット(ECU)が備えられ、ECUには入出力装置、制御プログラムや制御マップ等の記憶を行う記憶装置、中央処理装置及びタイマやカウンタ類が備えられている。ECUにはセンサ類からの情報が入力され、センサ類の情報に基づいて排気浄化装置3、高圧EGR手段を含むエンジン1の総合的な制御がECUにより行われる。
上述した排気浄化装置を備えたエンジン1では、尿素水ポンプ26の駆動により尿素水が尿素水噴射弁28に送られ、尿素水噴射弁28から排気管2の内部に尿素水が噴射され、尿素水が排気ガスの熱により分解されてアンモニアが生成される。生成されたアンモニアはSCR触媒24上で排気ガス中のNOxと反応してNOxが窒素と水に還元(浄化)される。
そして、内燃機関(エンジン)を停止させた際に、供給ライン25から尿素水噴射弁28にかけて残留する尿素水が、エンジン1の排気マニホールド13からの凝縮水により排気管2に押し出されて排出される。これにより、排気通路の排ガス成分を流入させることなく(尿素水を逆流させて尿素水タンク27に戻すことなく)、供給ライン25、尿素水噴射弁28に尿素水が残留することがなくなり、尿素水が残留することによるデポジットの発生を抑制することができる。
また、尿素水が凝縮水により排気管2に押し出されて排出される際に、凝縮水に混合される前の尿素水は、貯蔵部19の尿素水吸収部材20に貯蔵され、尿素水のまま排気管2に残ることがない。
凝縮水にはNOx等の酸性の排気ガス成分が含まれているので、アルカリ性の尿素水を排出する際に尿素水が中和されて水となって排出されるため、排気管2に尿素水が由来とされるデポジット等が生成されることがない。
図3に基づいて本発明の第2実施例を説明する。
図3には本発明の第2実施例に係る内燃機関の排気浄化装置の系統を表す概略構成を示してある。尚、図1に示した第1実施例と同じ構成部材には同じ符号を付して重複する説明は省略してある。
第2実施例の排気浄化装置は、凝縮水を回収する凝縮水回収ラインの構成が第1実施例と異なっている。
図に示すように、排気系として、浄化装置23の下流で尿素水噴射弁28が備えられている部位の上流側の排気管2には、凝縮水出口40が設けられている。凝縮水出口40には第一凝縮水回収手段としての凝縮水回収ライン41の一端41aが接続されている。凝縮水回収ライン41の他端41bは尿素水タンク27の出口部近傍の供給ライン25に接続されている。
つまり、第一凝縮水回収手段は、尿素水噴射弁28が排気管2内に臨む部位よりも排気流れ方向上流側の排気管2から凝縮水を回収している。このため、凝縮水中への尿素水の混入を防ぐことができる。
凝縮水回収ライン41には凝縮水を溜める凝縮水タンク42が設けられている。凝縮水タンク42には吸引ポンプ43が設けられ、吸引ポンプ43により凝縮水タンク42の内部が負圧にされる。
浄化装置23の下流の排気管2で生成され、排気ガスの成分を含んだ凝縮水は、エンジン1が停止した時に(キーオフ時に)、内部が負圧にされた凝縮水タンク42に吸引されて凝縮水出口40から凝縮水回収ライン41に送られ、凝縮水タンク42に貯められた後、供給ライン25に送られる(凝縮水供給手段)。
このため、エンジン1が停止すると、供給ライン25から尿素水噴射弁28にかけて残留している尿素水が、エンジン1の排気マニホールド13からの凝縮水により排気管2に押し出されて排出される。
従って、凝縮水を供給ライン25に供給して尿素水を排気管2に排出することで、排気管2の内部の排ガス成分を尿素水噴射弁28、供給ライン25、尿素水タンク27に流入させることなく、供給ライン25から尿素水噴射弁28にかけて尿素水が残留することがなくなり、尿素水が残留することによるデポジットの発生を抑制することができる。
上述した凝縮水供給手段では、凝縮水タンク42に吸引ポンプ43が設けられているので、吸引ポンプ43により凝縮水タンク42の内部が負圧にされ、凝縮水の回収を容易に行うことができる。また、凝縮水タンク42の内部を負圧にして凝縮水を回収しているので、凝縮水タンク42の位置が凝縮水出口30よりも高い位置になっても凝縮水を回収することができる。つまり、凝縮水供給手段の自由度を高くすることができる。
図4に基づいて本発明の第3実施例を説明する。
図4には本発明の第3実施例に係る内燃機関の排気浄化装置の系統を表す概略構成を示してある。尚、図1、図3に示した第1実施例、第2実施例と同じ構成部材には同じ符号を付して重複する説明は省略してある。
第3実施例の排気浄化装置は、過給手段としてのターボチャージャ15のタービンよりも下流(浄化装置23の下流)から取り出した排ガスをコンプレッサの前側に戻す(還流する)低圧EGR手段を備え、インタークーラ16で冷却された過給吸気の凝縮水を回収する構成となっている。
図に示すように、浄化装置23の下流側でSCR触媒24の上流側(ターボチャージャ15の下流側)の排気管2には低圧EGR管51の一端が接続され、低圧EGR管51の他端はターボチャージャ15の上流側の吸気管12に連通している。低圧EGR管51には低圧EGRクーラ52が設けられ、低圧EGR管51の排気管2との接続部の近傍には低圧EGRバルブ53が設けられている。
低圧EGRバルブ53を開くことで、ターボチャージャ15の下流側(タービンよりも排気流れ方向下流側)の排気管2を流れる排気ガスの一部が低圧EGR管51に導入され、低圧EGR管51に導入された排気ガスは低圧EGRクーラ52で冷却されてターボチャージャ15の上流側の吸気管12に供給される。つまり、吸気管12の吸気に、排気成分を含んだ排気ガスが混合される。
低圧EGR手段により排気ガスの一部を吸気に還流させることで、エンジン1の燃焼室7内の燃焼温度を低下させ、NOxの排出量を低減させることができる。ターボチャージャ15による過給が十分に必要となる運転状態(空気量を確保する必要がある運転状態)の場合であっても、低圧EGR手段を用いてNOxの排出量を低減することができる。
インタークーラ16の下流の吸気管12(インタークーラ16よりも吸気流れ方向下流側の吸気通路)には凝縮水出口12aが設けられ、凝縮水出口12aには第二凝縮水回収手段としての凝縮水回収ライン45の一端45aが接続されている。凝縮水回収ライン45の他端45bは尿素水タンク27の出口部近傍の供給ライン25に接続されている。
尚、凝縮水出口12aはインタークーラ16に設けてもよい。この場合、凝縮水出口12aは、インタークーラ16の底部で、吸気出口付近に設けられるのが好ましい。
凝縮水回収ライン45には凝縮水を溜める凝縮水タンク46が設けられている。凝縮水タンク46には吸引ポンプ47、及び、オイルセパレータ48が設けられ、吸引ポンプ47により凝縮水タンク46の内部が負圧にされ、オイルセパレータ48を通過した凝縮水が供給ライン25に送られる。
インタークーラ16で冷却され、排ガスの成分が含まれた過給吸気の凝縮水が、インタークーラ16の内部又はインタークーラ16の下流の吸気管12で生成され、排気ガスの成分を含んだ凝縮水は、エンジン1が停止した時に(キーオフ時に)、内部が負圧にされた凝縮水タンク46に吸引されて凝縮水出口12aから凝縮水回収ライン45に送られ、凝縮水タンク46に貯められた後、オイルセパレータ48でオイル成分が分離されて供給ライン25に送られる(凝縮水供給手段)。
このため、エンジン1が停止すると、供給ライン25から尿素水噴射弁28にかけて残留している尿素水が、エンジン1のインタークーラ16の下流の吸気管12からの凝縮水により排気管2に押し出されて排出される。
従って、凝縮水を供給ライン25に供給して尿素水を排気管2に排出することで、排気管2の内部の排ガス成分を尿素水噴射弁28、供給ライン25、尿素水タンク27に流入させることなく、供給ライン25から尿素水噴射弁28にかけて尿素水が残留することがなくなり、尿素水が残留することによるデポジットの発生を抑制することができる。
上述した凝縮水供給手段では、水分が多く含まれた排ガスが低圧EGR手段により吸気管12に送られ、ターボチャージャ15のコンプレッサで加圧された後にインタークーラ16を通過し、排ガス中の排ガス成分を含んだ水分が凝縮水として回収される。凝縮水が燃焼室7にそのまま送られることがないので、トルク変動、失火やウォータハンマーの発生を抑制することができる。
凝縮水を排気系に排出する場合、ブローバイガスを含んでいるため触媒で浄化する必要があるが、尿素水の排出に用いることで、触媒で浄化させる必要がなく、触媒の急冷等に基づく破損を考慮することなく凝縮水を排出することが可能になる。
尚、インタークーラ16の下流の吸気管12から凝縮水を回収すると共に、排気系(排気マニホールド13、排気管2)から凝縮水をあわせて回収する構成を採用することも可能である。
上述したエンジン1の排気浄化装置3は、尿素水を逆流させて排気通路の排ガス成分を流入させることなく、供給ライン25から尿素水噴射弁28にかけて残留する尿素水を排気管2に排出することが可能になり、尿素水が残留することによるデポジットの発生を抑制することができ、尿素水が供給される経路が排気通路の排ガス成分で汚染されることがない。
そして、凝縮水にはNOx等の酸性の排気ガス成分が含まれているので、アルカリ性の尿素水を排出する際に尿素水が中和されて水として排気管2に排出させることができる。また、尿素水が中和されて水として排出されるため、排気管2に尿素水(アンモニア)が由来とされるデポジット等が生成されることがない。
尚、上述した各実施例において、凝縮水タンクを尿素水タンクの中に収容することも可能である。尿素水タンクの中に凝縮水タンクを収容することにより、タンクを設置するスペースを大幅に狭くすることができ、限られたエンジンルーム内での各種部材の設置の自由度を低下させることがない。
本発明は、内燃機関の排気ガスの窒素酸化物(NOx)を低減する排気浄化装置の産業分野で利用することができる。
1 多気筒ディーゼルエンジン(エンジン)
2 排気管
3 排気浄化装置
4 シリンダブロック
5 ピストン
6 シリンダヘッド
7 燃焼室
8 コンロッド
9 クランクシャフト
10 燃料噴射弁
11 吸気マニホールド
12 吸気管
13 排気マニホールド
15 ターボチャージャ
16 インタークーラ
17 スロットルバルブ
19 貯蔵部
20 尿素水吸収部材
21 ディーゼル酸化触媒(酸化触媒)
22 ディーゼル微粒子捕集フィルター
23 浄化装置
24 選択還元触媒(SCR触媒)
25 供給ライン
26 尿素水ポンプ
27 尿素水タンク
28 尿素水噴射弁
29 ミキサ
31 高圧EGR管
32 高圧EGRクーラ
33 高圧EGRバルブ
35、41、45 凝縮水回収ライン
36、42、46 凝縮水タンク
37 逆止弁
43、47 吸引ポンプ
48 オイルセパレータ
51 低圧EGR管
52 低圧EGRクーラ
53 低圧EGRバルブ

Claims (7)

  1. 内燃機関の排気通路内の排気に供給される尿素水を貯蔵する尿素水貯蔵手段と、
    前記排気通路内の排気に前記尿素水貯蔵手段に貯蔵された尿素水を供給する尿素水供給手段と、
    前記尿素水供給手段の前記排気通路内に臨む部位よりも排気流れ方向下流側の前記排気通路に設けられ、前記尿素水が供給された前記排気からNOxを浄化するNOx浄化触媒と、
    前記内燃機関の吸気系内又は排気系内で生成される凝縮水を前記尿素水供給手段に送る凝縮水供給手段とを備えた
    ことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置において、
    前記尿素水供給手段は、尿素水を前記排気通路に噴射する尿素水噴射弁と、前記尿素水貯蔵手段と前記尿素水噴射弁とを接続する供給ラインと、を有し、
    前記凝縮水供給手段は、前記供給ラインに接続される
    ことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  3. 請求項1もしくは請求項2に記載の内燃機関の排気浄化装置において、
    前記NOx浄化触媒と前記尿素水供給手段の前記排気通路内に臨む部位との間の前記排気通路に、前記尿素水を貯蔵する尿素水貯蔵部を設けた
    ことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化装置において、
    前記凝縮水供給手段は、前記内燃機関の運転が停止された時、前記尿素水供給手段に前記凝縮水を強制供給する強制供給手段を有している
    ことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化装置において、
    前記凝縮水供給手段は、前記排気通路から凝縮水を回収する第一凝縮水回収手段を有している
    ことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  6. 請求項5に記載の内燃機関の排気浄化装置において、
    前記第一凝縮水回収手段は、前記添加剤供給手段が前記排気通路内に臨む部位よりも排気流れ方向上流側の前記排気通路から凝縮水を回収する
    ことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化装置において、
    前記排気通路に設けられ排気により駆動されるタービンと、前記内燃機関の吸気通路に設けられ前記タービンにより駆動されるコンプレッサとを有する過給手段と、
    前記タービンよりも排気流れ方向下流側の前記排気通路の排気ガスを、前記コンプレッサよりも吸気流れ方向上流側の前記吸気通路に還流する低圧EGR手段と、
    前記コンプレッサよりも吸気流れ方向下流側の前記吸気通路に設けられて吸気を冷却するインタークーラと、を備え、
    前記凝縮水供給手段は、前記インタークーラ又は前記インタークーラよりも吸気流れ方向下流側の吸気通路から凝縮水を回収する第二凝縮水回収手段を有している
    ことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
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