JP2015171400A - 使い捨て紙おむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】腹側の肌との密着性を高め、腹側からの漏れを防止する。【解決手段】吸収性本体10は、少なくとも吸収体13の周縁に沿った接合領域30にて外装シート20に接合されるとともに、接合領域30より内側に非接合領域31が形成される。腹側に配置された弾性伸縮部材25…は、非接合領域31に延在して配置されるとともに、おむつ幅方向の中央部において、おむつ長手方向中央側に配置された弾性伸縮部材25よりおむつ長手方向端部側に配置された弾性伸縮部材25の方が幅狭の非活性化領域33にて伸縮性を非活性化される。ギャザー不織布15は、おむつ長手方向の腹側の端部において、おむつ幅方向端部寄り部分がギャザー固定部37にて吸収体13側に固定されるとともに、これよりおむつ幅方向中央側であって、非接合領域31と重なる部分がギャザー非固定部38にて吸収体13側に固定されていない。【選択図】図5

Description

本発明は、少なくとも吸収体を含むとともに、表面側の両側部にそれぞれ肌側に起立する立体ギャザーが形成された吸収性本体と、この吸収性本体と一体的に接合され、前身頃及び後身頃を構成する外装シートとから構成された使い捨て紙おむつにおいて、前記吸収性本体の腹側の両側部を肌側に凸形に変形させることにより肌との密着性を高めた使い捨て紙おむつに関する。
従来より、透液性トップシートとバックシートとの間に吸収体が介在されるとともに、表面側の両側部にそれぞれ肌側に起立する立体ギャザーが形成された吸収性本体と、前身頃及び後身頃のそれぞれに、上層不織布及び下層不織布の間にウエスト部及び胴周り部に沿って多数の弾性伸縮部材が配置された外装シートとから構成された使い捨て紙おむつが知られている。
この種の吸収性物品にも幾多の改良が重ねられ、身体へのフィット性を向上させ、体液漏れを防止するために、肌側に凸形に変形するようにした吸収性物品が開発されている。例えば下記特許文献1においては、吸収性物品を構成する吸収性積層体の肌非当接面の側に、疎水性パネル部材と、これをその中央部へ収縮作用で持ち上げて肌当接面の側へ凸形に変形させる弾性伸縮部材とからなる変形付与手段を備えた吸収性物品が開示されている。
また、下記特許文献2においては、長手方向左右両側に設けられた固定部により固定された弾性伸縮性シートを具備しており、生理用ナプキンの長手方向においては肌当接面側に凹の立体形状を形成し、且つ、生理用ナプキン1の幅方向においては、一対の上記固定部間の領域が、肌当接面側に凸の立体形状を形成するようになされている吸収性物品が開示されている。
特開平11−99171号公報 特開平11−299822号公報
上記特許文献1、2記載の吸収性物品では、股下部を肌側へ凸形に変形させることによって着用者の陰部に対する密着性を高めているが、使い捨て紙おむつの場合、特に男の子の使用者では、腹側に排尿部位が位置しているため、お座りや横向き寝などの体位において、腹側からの尿漏れが問題となっていた。
この原因について種々検討したところ、男の子の排尿位置である腹側では、横漏れ防止の立体ギャザーが肌側に起立しない状態で折り畳まれて吸収体側に接合されているため、この部分の肌との密着性が低下し、そこから尿が流れ漏れることが主な原因であることが明らかとなった。
そこで本発明の主たる課題は、腹側の肌との密着性を高め、腹側からの漏れを防止した使い捨て紙おむつを提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、少なくとも吸収体を含むとともに、表面側の両側部にそれぞれ肌側に起立する立体ギャザーを形成するギャザー不織布が配設された吸収性本体と、この吸収性本体の外面側に一体的に設けられ、上層不織布と下層不織布との間に上下方向に間隔をおいて水平方向に沿って複数の弾性伸縮部材が配置された外装シートとから構成された使い捨て紙おむつにおいて、
前記吸収性本体は、少なくとも前記吸収体の周縁に沿った接合領域にて前記外装シートに接合されるとともに、前記接合領域より内側に非接合領域が形成され、
腹側に配置された前記弾性伸縮部材は、前記非接合領域に延在して配置されるとともに、おむつ幅方向の中央部において、おむつ長手方向中央側に配置された前記弾性伸縮部材よりおむつ長手方向端部側に配置された前記弾性伸縮部材の方が幅狭の領域にて伸縮性を非活性化され、
前記ギャザー不織布は、おむつ長手方向の腹側の端部において、おむつ幅方向端部寄りに前記吸収体側に固定したギャザー固定部が設けられるとともに、おむつ幅方向中央側であって、前記非接合領域と重なる部分に前記吸収体側に固定しないギャザー非固定部が設けられていることを特徴とする使い捨て紙おむつが提供される。
上記請求項1記載の発明では、前記吸収性本体を少なくとも吸収体の周縁に沿った接合領域にて前記外装シートに接合するとともに、この接合領域より内側に非接合領域が形成された条件の下で、腹側において、前記弾性伸縮部材を前記非接合領域まで延在して配置することによって、この非接合領域で外装シートに吸収性本体のおむつ幅方向の所定領域をおむつ幅方向に収縮させる収縮力を作用させ、吸収性本体が肌側に凸形に膨出する変形を生じさせるようにするとともに、ギャザー不織布を所定の部位で吸収体側に固定することにより、前記吸収性本体の凸形の変形に連動して両側部に防漏壁を形成するようにしている。
具体的には、前記弾性伸縮部材を、おむつ幅方向の中央部において、おむつ長手方向中央側よりおむつ長手方向端部側の方が幅狭となる非活性化領域にて伸縮性を非活性化することによって、吸収性本体の腹側端部の両側部がそれぞれ、おむつ長手方向の所定区間において肌側に凸形に膨出するようにしている。更に、前記ギャザー不織布のおむつ長手方向の腹側端部を前記吸収体側に固定するに際して、おむつ幅方向端部寄りにギャザー固定部を設ける一方で、これよりおむつ幅方向中央側であって、前記非接合領域と重なる部分に前記吸収体側に固定しないギャザー非固定部を設けるようにしている。これによって、前記外装シートの収縮力によって吸収性本体の両側部が肌側に凸形に膨出したとき、この凸形部分と重なる部分にギャザー非固定部が設けられているため、吸収性本体の凸形の変形に伴って、ギャザー不織布のおむつ幅方向内側の先端が肌側に突出するように起立する。このように、吸収性本体10が肌側に凸形に膨出することにより、体液が堰き止められ漏れが防止できるとともに、これに伴って肌側に起立したギャザー不織布の先端部が肌面に密着するため、体液の漏れがより確実に防止できるようになる。
請求項2に係る本発明として、前記立体ギャザーは、折り畳み状態で、側方側から中心側方向に延在した前記ギャザー不織布が中心側位置で側方側に折り返され、側方側に向けた自由端を有する二つ折りとされるとともに、下層側から順に第1折返し面及び第2折返し面を有し、
おむつ長手方向の腹側の端部において、前記第1折返し面が前記ギャザー固定部にて前記吸収体側に接合されている請求項1記載の使い捨て紙おむつが提供される。
上記請求項2記載の発明は、立体ギャザーとして、折り畳み状態で、側方側から中心側方向に延在した前記ギャザー不織布が中心側位置で側方側に折り返され、側方側に向けた自由端を有する断面略く字状の2段ギャザーとした場合である。この場合のギャザー不織布は、幅方向内側の折返し部側にギャザー非固定部を設けている。したがって、吸収性本体が凸形に変形するのに伴って、ギャザー不織布の前記折返し部が肌側に起立するようになる。
請求項3に係る本発明として、前記立体ギャザーは、側方側から中心側方向に延在するとともに、中心側に向けた自由端を有する構造からなり、
おむつ長手方向の腹側の端部において、前記ギャザー不織布が前記ギャザー固定部にて前記吸収体側に接合されている請求項1記載の使い捨て紙おむつが提供される。
上記請求項3記載の発明は、立体ギャザーとして、側方側から中心側方向に延在するとともに、中心側に向けた自由端を有する1段ギャザーとした場合である。この場合のギャザー不織布は、幅方向内側の自由端側にギャザー非固定部を設けている。したがって、吸収性本体が凸形に変形するのに伴って、ギャザー不織布の前記自由端が肌側に起立するようになる。
請求項4に係る本発明として、前記ギャザー不織布は、前記ギャザー非固定部の先端部に、1又は複数本の弾性伸縮部材が配設されている請求項1〜3いずれかに記載の使い捨て紙おむつが提供される。
上記請求項4記載の発明では、前記ギャザー非固定部の先端部に、1又は複数本の弾性伸縮部材を配設することにより、ギャザー非固定部が肌側に起立しやすくなり、前記吸収性本体が凸形に変形するのに伴って形成される前記ギャザー不織布の防漏壁がきっちりと形成されるようになる。
請求項5に係る本発明として、前記吸収性本体は、おむつ幅方向中央部におむつ長手方向に沿った中央部接合領域にて前記外装シートに接合され、前記中央部接合領域の両側にそれぞれ前記非接合領域が形成されている請求項1〜4いずれかに記載の使い捨て紙おむつが提供される。
上記請求項5記載の発明では、前記吸収性本体と外装シートとの接合領域として、吸収体の周縁に沿った接合領域に加え、おむつ幅方向中央部におむつ長手方向に沿った中央部接合領域を設けている。この場合、前記中央部接合領域の両側にそれぞれ非接合領域が形成され、この非接合領域において前記吸収性本体が凸形に変形するようになる。
以上詳説のとおり本発明によれば、腹側の肌との密着性が高められ、腹側からの漏れが防止できるようになる。
本発明に係る使い捨て紙おむつ1の一部破断展開図である。 図1のII−II線矢視図である。 図1のIII−III線矢視図である。 使い捨て紙おむつ1の製品状態外観前面図である。 使用状態の図1のIII−III線矢視図である。 変形例に係る使用状態の図1のIII−III線矢視図である。 変形例に係る使用状態の図1のIII−III線矢視図である。 変形例に係る使い捨て紙おむつ1の製品状態外観前面図である。 変形例に係る使い捨て紙おむつ1の製品状態外観前面図である。 変形例に係る使い捨て紙おむつ1の製品状態外観前面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1乃至図3に示されるように、本使い捨て紙おむつ1(以下、単におむつともいう。)は、不織布などからなる透液性トップシート11と、ポリエチレン等からなる防水シート12との間に、不織布やクレープ紙などからなる包被シート14によって囲繞された綿状パルプなどの吸収体13を介在させるとともに、表面側の両側部にそれぞれ肌側に起立する立体ギャザーBS、BSが形成された吸収性本体10と、この吸収性本体10の外面側に一体的に設けられた外装シート20とからなり、製品状態で、図4に示されるように、おむつ長手方向中央部で前記外装シート20の前身頃Fと後身頃Bとが重ね合わされ、両側端の接合縁部21、22で接合されることによりウエスト開口部WO及び左右一対のレッグ開口部LO、LOが形成された構造のパンツ型おむつである。
以下、前記使い捨て紙おむつ1の構造について具体的に詳述する。
(吸収性本体10の構造)
先ず最初に、前記吸収性本体10の構造の一例について図1乃至図3に基づいて詳述する。
吸収性本体10は、前述したように、不織布などからなる透液性トップシート11と、ポリエチレン等からなる防水シート12との間に、包被シート14によって囲繞された綿状パルプなどの吸収体13を介在させた構造とされ、体液を吸収保持するものである。
前記吸収体13は、図示例では平面形状を略方形状として成形されたものが使用され、その幅寸法は股間部への当たりによって着用者にゴワ付き感を与えない寸法幅となっている。この吸収体13は、形状保持と透液性トップシート11を透過した体液の拡散性向上のために包被シート14によって囲繞されている。なお、前記吸収体13としては、嵩を小さくできるエアレイド吸収体を用いるのが望ましい。
前記吸収体13は、次の剛度試験によって求めた剛性が5〜50cN/50mm、好ましくは15〜35cN/50mmである。
<剛度試験>
剛性(剛度)は、JIS K 7171(プラスチック−曲げ剛性の試験方法)に準拠し、次の方法で測定する。測定にはテンシロン試験機(圧子先端部の曲率半径R1=5.0±0.1mm、支持プレート先端部の曲率半径R2=5.0±0.2mm)を用い、吸収体前後方向(長手方向)の曲げ剛性を測定する。試験片は、吸収体13から測定に影響する弾性伸縮部材を取り除き、これをおむつ長手方向80mm、おむつ幅方向50mmの長方形に切り取ることにより作製する。曲げ剛性値の単位中の50mmは試験片の短辺の長さであり、試験時の圧子でたわませた試験片の幅である。それぞれ断面円弧状の先端部を有し、両先端部の先端(上端)間の間隔を位置を揃えて配置された一対の支持プレート上に、上記の試験片を、その長手方向を各プレートに直交する方向に向けて、掛け渡すように載置し、その試験片に僅かに接するように圧子先端部を配置する。ロードセル5kg(レンジ196cN)、速度30mm/minの条件で圧子を降下させ、荷重−たわみ曲線を得る。得られた曲げ応力の最大値を曲げ剛性値(cN/50mm)とする。なお、測定対象となる部位が上記サンプリング寸法より小さい場合は、小スケールの試験片で測定を行い、寸法比に基づいて比例計算にて換算する。
前記吸収体13の表面側(肌当接面側)を覆う透液性トップシート11としては、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維は、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、スパンボンド法はドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法及びエアスルー法は嵩高でソフトである点で優れている。透液性トップシート11に多数の透孔を形成した場合には、尿などが速やかに吸収されるようになり、ドライタッチ性に優れたものとなる。前記透液性トップシート11は、吸収体13の側縁部を巻き込んで吸収体13の裏面側(非肌当接面側)まで延在している。
前記吸収体13の裏面側(非肌当接面側)を覆う防水シート12は、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどの不透液性プラスチックシートが用いられるが、近年はムレ防止の点から透湿性を有するものが好適に用いられる。この遮水・透湿性シートは、たとえばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に無機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートであり、仮にシート厚が同じであれば無孔シートよりも剛性が低下するため、柔軟性の点で勝るものとなる。
一方、前記立体ギャザーBSを形成するギャザー不織布15は、図2に示されるように、折返しによって二重シートとした不織布が用いられ、前記透液性トップシート11によって巻き込まれた吸収体13の側縁部をさらにその上側から巻き込んで吸収体13の裏面側まで延在して接着されている。
前記二重シート不織布によって形成されたギャザー不織布15の内部には、起立先端側部分に複数本の糸状弾性部材16、16…と、起立基端部及び中間部にそれぞれ糸状弾性伸縮部材17、17とが配設されている。前記糸状弾性部材16、16…は、製品状態において図2に示されるように、弾性伸縮力により吸収体側縁部より突出する不織布部分を起立させて立体ギャザーBSを形成するためのものである。また、前記防水シート12は、前記二重シート状のギャザー不織布15の内部まで進入し、立体ギャザーBSにおいて防漏壁を構成するようになっている。
前述のギャザー不織布15を構成する素材繊維も前記透液性トップシート11と同様に、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工方法によって得られた不織布を用いることができるが、特にはムレを防止するために坪量を抑えて通気性に優れた不織布を用いるのがよい。さらに前記ギャザー不織布15については、尿などの透過を防止するとともに、カブレを防止しかつ肌への感触性(ドライ感)を高めるために、シリコン系、パラフィン金属系、アルキルクロミッククロイド系撥水剤などをコーティングした撥水処理不織布を用いるのが望ましい。
(外装シート20の構造)
外装シート20は、図1乃至図3に示されるように、上層不織布20A及び下層不織布20Bからなる2層構造の不織布シートとされ、前記上層不織布20Aと下層不織布20Bとの間に各種弾性伸縮部材24、25が配設され、伸縮性が付与されている。平面形状は、中間両側部に夫々レッグ開口部LOを形成するために凹状の切欠き部が形成され、全体として擬似砂時計形状を成している。
本発明に係る外装シート20においては、前記弾性伸縮部材として、図1に示されるように、前記ウエスト開口部WOに配置されたウエスト部弾性伸縮部材24,24…と、前身頃F及び後身頃Bに、上下方向に間隔をおいて水平方向に沿って配置された複数の腰周り弾性伸縮部材25,25…とを備えるものである。
前記外装シート20と吸収性本体10とを接合するに際しては、図4に示されるように、前記吸収体13の周縁に沿った接合領域30にてホットメルト接着剤やヒートシール等の接合手段によって接合するとともに、おむつ幅方向中央部におむつ長手方向に沿った中央部接合領域32にてホットメルト接着剤やヒートシール等の接合手段によって接合し、この中央部接合領域32と両側の接合領域30との間にそれぞれ吸収性本体10と外装シート20とを接合しない非接合領域31、31が形成されるようにすることができる。すなわち、従来の使い捨て紙おむつでは、吸収性本体のほぼ全面において外装シートに接合するようにしていたが、本使い捨て紙おむつ1では、前記接合領域30及び中央部接合領域32にて接合するようにし、これ以外の部分を非接合領域31としている。
前記非接合領域31はそれぞれ、おむつ幅方向の寸法が30mm以上、好ましくは30mm〜40mmで設けるのがよい。
(弾性伸縮部材24、25について)
腹側(前身頃F)に配置された弾性伸縮部材24、25(以下、代表的に「弾性伸縮部材25」と記す。)は、図1及び図4に示されるように、外装シート20の側縁部から吸収性本体10との接合領域30を越えて非接合領域31まで延在して連続的に配置されている。
前記弾性伸縮部材25、25…は、おむつ幅方向の中央部において、おむつ長手方向中央側に配置されたものより、おむつ長手方向端部側(ウエスト開口部WO側)に配置されたものの方が幅狭となる非活性化領域33で伸縮性を非活性化されている。具体的には、図4に示されるように、接合領域30で囲まれた範囲内であって、弾性伸縮部材25、25…が配設されたおむつ長手区間に対し、上辺が短く、下辺が長い台形状の非活性化領域33にて前記弾性伸縮部材25、25…が伸縮性を非活性化されている。すなわち、非活性化領域33の上部側では前記接合領域30より内側に延在する弾性伸縮部材25の長さが長いのに対し、非活性化領域33の下部側では前記接合領域30より内側に延在する弾性伸縮部材25の長さが短くなっている。
このように、弾性伸縮部材25を接合領域30より内側の非接合領域31まで延在して配置することによって、外装シート20に幅方向両側の前記接合領域30、30を基点とした吸収性本体10をおむつ幅方向に収縮させる収縮力が作用するようになり、吸収性本体10のおむつ幅方向の所定の領域がおむつ長手方向に沿って肌面側に凸形に膨出するようになる。具体的には、図5に示されるように、前記非接合領域31内のおむつ幅方向両側で、弾性伸縮部材25の収縮力が作用し、中央部(前記非活性化領域33)で収縮力が作用しないため、吸収性本体10のおむつ幅方向両側の膨出領域34、34が、おむつ長手方向に沿って肌面側に膨出するようになる。
また、外装シート20のおむつ長手方向端部側(非活性化領域33の上部側)で収縮力が強く作用し、おむつ長手方向中央側(非活性化領域33の下部側)でこれより弱い収縮力が作用するので、吸収性本体10がおむつ長手方向端部側で肌面側に高く膨出し、おむつ長手方向中央側で低くなる。また、非活性化領域33の下部側(おむつ長手方向中央側)を上部側(おむつ長手方向端部側)より幅広に形成し、下部側(おむつ長手方向中央側)の収縮力を小さくすることによって、吸収性本体10の凹凸状の変形が股下側にまで拡大するのを防止している。図5中では、膨出領域34として、おむつ長手方向端部側が幅広で、おむつ長手方向中央側が幅狭の台形状とすることによって、肌面側に膨出する範囲を示すとともに、肌面側に膨出する高さがおむつ長手方向端部側で高く、中央側で低いことを表している。吸収性本体10がこのように変形することにより、膨出領域34が肌面に密着し、身体との隙間が小さくなり、尿が流れ漏れるのが防止できるようになる。
前記非活性化領域33の上辺(おむつ長手方向端部側の辺)の長さW1は20mm以上、40mm以下とするのが好ましく、下辺(おむつ長手方向中央側の辺)の長さW2は90mm以上、100mm以下とするのが好ましい。また、前記非活性化領域33のおむつ長手方向の長さは、おむつのサイズによっても異なるが、140mm以上、160mm以下とするのが好ましい。
ここで、弾性伸縮部材25が「伸縮性を非活性化される」とは、後述の不連続化手段によって弾性伸縮部材を所定の間隔で細かく切断したり、弾性伸縮部材を所定の区間に亘って連続して上層不織布20A及び下層不織布20Bに接着したりすることにより、弾性伸縮部材の伸縮力が機能しない状態又は機能を大幅に低下させた状態にすることである。弾性伸縮部材を細かく切断するには、例えば、弾性伸縮部材を1〜10mmの間隔で、好ましくは1〜5mmの間隔で、所定のカットパターンによって切断するようにする。
前記弾性伸縮部材25…を切断し不連続化するには、外装シート20を連続させた外装シート用連続シートを製造した後、表面に凸部が形成されこの凸部にカッターを複数個配列したカッターロールと、このカッターロールと対向する対向ロールとの間に前記外装シート用連続シートを通過させ、この外装シート用連続シートの弾性伸縮部材25…を前記カッターロールの凸部および対向ロール間での加圧および加熱の内の少なくとも一方により切断するものである。対向ロールは、両ロールの回転によってカッター部が下がり、カッターロールのカッター部のみと当接するように、カッターロールと離間させておくと良い。
(ギャザー不織布15について)
前記立体ギャザーBSは、図2に示されるように、折り畳み状態で、側方側から中心側方向に延在したギャザー不織布15が中心側位置で側方側に折り返され、側方側に向けた自由端を有する二つ折りとされ、下層側から順に第1折返し面35及び第2折返し面36を有する構造からなり、前記第1折返し面と吸収体13の肌面側との間にポケットを形成しながら、おむつ長手方向中間部の所定区間が肌側に起立する2段ギャザーとすることができる。前記立体ギャザーBSを形成するギャザー不織布15は、おむつ長手方向の両端部では、図3に示されるように、第1折返し面35及び第2折返し面36を積層した状態で、それぞれ所定部位で吸収体13側にホットメルト接着剤やヒートシールによって固定されている。
前記ギャザー不織布15は、おむつ長手方向の腹側(前身頃F側)端部において、図3に示されるように、おむつ幅方向端部寄りに吸収体13側に固定したギャザー固定部37が設けられるとともに、これよりおむつ幅方向中央側であって、前記非接合領域31と重なる部分に吸収体13側に固定しないギャザー非固定部38が設けられている。すなわち、ギャザー不織布15を折り畳んで吸収体13の肌面側に第1折返し面35及び第2折返し面36を積層した状態で、少なくとも前記第1折返し面35が、おむつ幅方向端部寄りに設けられたギャザー固定部37で吸収体13側に固定され、これよりおむつ幅方向内側が吸収体13側に固定されないギャザー非固定部38とされている。一方、前記第2折返し面36は、少なくとも自由端側が第1折返し面35に固定されていれば、図3に示されるように、前記固定部37と重なる同じ領域で第1折返し面35に固定してもよいし、第2折返し面36のほぼ全面を第1折返し面35に固定してもよい。
本使い捨て紙おむつ1では、この所定領域でギャザー不織布15を固定することによって、前述の吸収性本体10の凸形の変形に連動して、ギャザー不織布15による防漏壁を形成するようにしている。具体的には、図5に示されるように、前記接合領域30より内側に延在した弾性伸縮部材25、25…を、おむつ幅方向の中央部において、おむつ長手方向中央側よりおむつ長手方向端部側の方が幅狭となる非活性化領域33にて伸縮性を非活性化することによって、吸収性本体10のおむつ長手方向端部側の両側部がそれぞれ、肌側に凸形に膨出する変形を生じさせるようにしている。更に、前記ギャザー不織布15のおむつ長手方向の腹側端部を吸収体13側に固定するに際して、おむつ幅方向端部寄りをギャザー固定部37にて吸収体13側に固定する一方で、これよりおむつ幅方向中央側であって、前記非接合領域31と重なる部分をギャザー非固定部38にて吸収体13側に固定しないようにしているため、図5に示されるように、吸収性本体10の腹側端部の両側部が肌側に凸形に膨出したとき、この凸形部分に重なる位置でギャザー非固定部38とされたギャザー不織布15の内側の先端部が吸収性本体10の凸形の変形に伴ってポケットPを形成しながら肌側に突出するように起立する。この肌側に起立したギャザー不織布15の内側の先端部が肌面に密着することにより、体液の漏れが防止できるようになる。
前記ギャザー不織布15は、図5などに示されるように、ギャザー非固定部38の先端部(おむつ幅方向内側の端部)に、糸状弾性伸縮部材16が配設されることが好ましい。これにより、ギャザー非固定部38の先端部が肌側に起立する防漏壁を形成しやすくなる。
前記ギャザー固定部37は、図3に示されるように、吸収性本体10と外装シート20との接合領域30とおむつ厚み方向に重なる領域から、非接合領域31とおむつ厚み方向に重なる領域にかけて設けることが好ましい。これにより、吸収性本体10が凸形に変形したときに、ギャザー不織布15の非固定部が肌側に起立しやすくなる。
また、前記ギャザー固定部37は、図3に示されるように、非接合領域31のおむつ幅方向中央部より外側に設けるのが望ましい。更には、前記ギャザー固定部37は、弾性伸縮部材25のうち両側の接合領域30より内側に延在する部分の長さの中央部より、おむつ幅方向外側に設けるのが望ましい。これらの中央部より内側に延在して設けた場合には、吸収性本体10が凸形に変形したときに、吸収性本体10の凸部の頂点よりおむつ幅方向の内側にギャザー不織布15が吸収体13側に固定されるため、ギャザー不織布15の非固定部が肌側に起立しにくくなるおそれがある。
前記ギャザー固定部37及びギャザー非固定部38のおむつ長手方向の長さは、吸収性本体10の腹側端部から40mm〜120mm、より好ましくは75mm〜115mmとするのがよい。前記ギャザー固定部37のおむつ幅方向の幅は、10mm〜40mm、より好ましくは10mm〜20mmとするのがよい。前記ギャザー非固定部38のおむつ幅方向の幅は、5mm以上、より好ましくは5mm〜10mmとするのがよい。
次に、本使い捨て紙おむつ1の変形例について説明する。図6に示されるように、前記立体ギャザーBSは、側方側中心側方向に延在するとともに、中心側に向けた自由端を有するギャザー不織布15によって構成した1段ギャザーとしてもよい。この場合のギャザー不織布15は、おむつ幅方向中央側が自由端とされるため、この自由端側にギャザー非固定部38を設けることにより、吸収性本体10の腹側端部の両側部が凸形に変形したときに自由端側が肌側に起立するようになっている。したがって、おむつ幅方向内側に防漏壁を高く形成したいときでも、自由端側を内側に延在させるだけで済むので、上記形態例の2段ギャザーの場合に比べて資材の増加量を低く抑えることができるようになる。
前記ギャザー非固定部38が肌側に立ち上がりやすくなるように、ギャザー非固定部38に配設する糸状弾性伸縮部材16の伸縮力を、他の部分に配設する糸状弾性伸縮部材16の伸縮力より強くしてもよい。糸状弾性伸縮部材16の伸縮力を強くするには、上記形態例ではギャザー非固定部38の先端部に1本の糸状弾性伸縮部材16を配設していたが(図5)、例えば図7に示されるように、ギャザー非固定部38の先端部に複数本の、図示例では2本の糸状弾性伸縮部材16、16を近接して配設することができる。また、ギャザー非固定部38の先端部に配設する糸状弾性伸縮部材16の太さを太くしたり、配設時の伸長率を高く設定したりすることにより、伸縮力を強くすることも可能である。
前記弾性伸縮部材25の非活性化領域33は、おむつ長手方向端部側が幅狭でおむつ長手方向中央側が幅広に形成されていれば、図8に示されるように、おむつ幅方向中央部において、おむつ長手方向端部側に配置された弾性伸縮部材25、25…が、おむつ長手方向に沿っておむつ幅方向に略等幅に画成された端部側非活性化領域33aにて伸縮性を非活性化されるとともに、おむつ長手方向中央側に配置された弾性伸縮部材25、25…が、前記端部側非活性化領域33aより幅広に画成された中央側非活性化領域33bにて伸縮性を非活性化されるようにしてもよい。これにより、前記端部側非活性化領域33aの両側部においておむつ長手方向により長く吸収性本体10が凸形に変形するようになる。
図9に示されるように、上下方向に間隔をおいて配置された前記弾性伸縮部材25、25…は、1本又は複数本おきに、前記吸収体13の側縁部又はその近傍より中央側が伸縮性を非活性化されるようにしてもよい。つまり、1本又は数本おきに弾性伸縮部材25が吸収体13の側縁部で伸縮性を非活性化され、非接合領域31にまで延在させないようにすることにより、非接合領域31内にて弾性伸縮部材25の収縮力が作用しないようにしている。これによって、全体として弾性伸縮部材25、25…の収縮力が作用しすぎるのを抑制し、吸収性本体10が肌側に突出する高さが調整できるようになる。前記非活性化領域33まで延在させる弾性伸縮部材25の割合は、この領域に配置される弾性伸縮部材25の総数に対して65%以上であればよい。例えば、図9では、2本おきに吸収体13の側縁部又はその近傍より中央側を伸縮性を非活性化することにより、非活性化領域33まで延在させる弾性伸縮部材25の本数を3本に2本の割合としている。
ところで、前記立体ギャザーBSに配設される糸状弾性伸縮部材16、17は、太さが470dt〜940dtが好ましく、自然長を100%としたときの伸長率が250%〜290%(2.5倍〜2.9倍)の伸長状態で配置するのが好ましい。糸状弾性伸縮部材16…、17…の太さや伸長率は、一定でもよいし、部分的に変化させてもよい。
また、前記外装シート20に配設される弾性伸縮部材25は、太さが310dt〜620dtが好ましく、自然長を100%としたときの伸長率が250%〜290%(2.5倍〜2.9倍)の伸長状態で配置するのがよい。弾性伸縮部材25の太さは、310dt〜620dtが好ましい。また、前記弾性伸縮部材25は、1〜10mmの間隔で、特に1〜5mmの間隔で配置することが好ましい。配置する弾性伸縮部材25の伸長率や太さを調整することにより、外装シート20の収縮力を調整することができる。
また、おむつの着用感悪化を防止するため、非活性化領域33内にて伸縮性を非活性化された弾性伸縮部材25の残留収縮力が、ほぼ同等又は5%以内の差異であることが好ましい。
〔他の形態例〕
(1)上記形態例では、吸収性本体10を、吸収体13の周縁に沿った接合領域30にて外装シート20に接合するとともに、おむつ幅方向の中央部におむつ長手方向に沿った中央部接合領域32にて外装シート20に接合していたが、図10に示されるように、少なくとも吸収体13の周縁に沿った接合領域30にて外装シート20に接合してあれば、中央部接合領域32を設けなくてもよい。
1…使い捨て紙おむつ、10…吸収性本体、11…透液性トップシート、12…防水シート、13…吸収体、14…包被シート、15…ギャザー不織布、16・17…糸状弾性伸縮部材、20…外装シート、20A…上層不織布、20B…下層不織布、24…弾性伸縮部材(ウエスト部弾性伸縮部材)、25…弾性伸縮部材(腰周り弾性伸縮部材)、30…接合領域、31…非接合領域、32…中央部接合領域、33…非活性化領域、34…膨出領域、35…第1折返し面、36…第2折返し面、37…ギャザー固定部、38…ギャザー非固定部

Claims (5)

  1. 少なくとも吸収体を含むとともに、表面側の両側部にそれぞれ肌側に起立する立体ギャザーを形成するギャザー不織布が配設された吸収性本体と、この吸収性本体の外面側に一体的に設けられ、上層不織布と下層不織布との間に上下方向に間隔をおいて水平方向に沿って複数の弾性伸縮部材が配置された外装シートとから構成された使い捨て紙おむつにおいて、
    前記吸収性本体は、少なくとも前記吸収体の周縁に沿った接合領域にて前記外装シートに接合されるとともに、前記接合領域より内側に非接合領域が形成され、
    腹側に配置された前記弾性伸縮部材は、前記非接合領域に延在して配置されるとともに、おむつ幅方向の中央部において、おむつ長手方向中央側に配置された前記弾性伸縮部材よりおむつ長手方向端部側に配置された前記弾性伸縮部材の方が幅狭の領域にて伸縮性を非活性化され、
    前記ギャザー不織布は、おむつ長手方向の腹側の端部において、おむつ幅方向端部寄りに前記吸収体側に固定したギャザー固定部が設けられるとともに、おむつ幅方向中央側であって、前記非接合領域と重なる部分に前記吸収体側に固定しないギャザー非固定部が設けられていることを特徴とする使い捨て紙おむつ。
  2. 前記立体ギャザーは、折り畳み状態で、側方側から中心側方向に延在した前記ギャザー不織布が中心側位置で側方側に折り返され、側方側に向けた自由端を有する二つ折りとされるとともに、下層側から順に第1折返し面及び第2折返し面を有し、
    おむつ長手方向の腹側の端部において、前記第1折返し面が前記ギャザー固定部にて前記吸収体側に接合されている請求項1記載の使い捨て紙おむつ。
  3. 前記立体ギャザーは、側方側から中心側方向に延在するとともに、中心側に向けた自由端を有する構造からなり、
    おむつ長手方向の腹側の端部において、前記ギャザー不織布が前記ギャザー固定部にて前記吸収体側に接合されている請求項1記載の使い捨て紙おむつ。
  4. 前記ギャザー不織布は、前記ギャザー非固定部の先端部に、1又は複数本の弾性伸縮部材が配設されている請求項1〜3いずれかに記載の使い捨て紙おむつ。
  5. 前記吸収性本体は、おむつ幅方向中央部におむつ長手方向に沿った中央部接合領域にて前記外装シートに接合され、前記中央部接合領域の両側にそれぞれ前記非接合領域が形成されている請求項1〜4いずれかに記載の使い捨て紙おむつ。
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