JP2015170637A - 基板液処理装置及び基板液処理方法 - Google Patents

基板液処理装置及び基板液処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板の周縁よりも半径方向外側の位置から基板に処理液を供給するノズルを備えた基板液処理装置において、ノズルが固定されていたとしても、基板保持部または液処理したくない基板に処理液を供給することなくダミーディスペンスをできるようにする。【解決手段】基板液処理装置は、基板保持部(31)に保持された基板(W)の周縁よりも半径方向外側であってかつ回収カップ(50)よりも上方の位置から、基板保持部により保持された基板に向けて処理液を吐出するノズルと、板保持部(31)とノズル(400)との間に位置する遮蔽位置と、遮蔽位置から退避した退避位置との間で移動可能な遮蔽壁(574など)を有する遮蔽部材(570)とを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、基板に処理液を供給することにより当該基板に液処理を施す基板液処理装置及び基板液処理方法に関する。
半導体装置の製造においては、半導体ウエハ等の基板にウエットエッチング、洗浄等のさまざまな液処理が施される。このような液処理を行うために、基板液処理装置が用いられる。基板液処理装置は、例えば、基板を水平姿勢に保持して回転させるスピンチャックと、スピンチャックに保持された基板の周囲に設けられて基板から飛散する処理液を受け止める液受けカップと、スピンチャックに保持された基板に処理液を供給するノズルと、ノズルを支持して基板中心部の真上に位置する処理位置と基板上方からの平面視で基板の外側に位置する退避位置との間でノズルを移動させるノズルアームとを有している。ノズルが処理位置にあるときには、ノズルアームは基板の上方に位置して基板の半径方向に延びている(例えば特許文献1を参照)。
上記の形式の基板液処理装置では、通常は、基板の表面近傍の雰囲気をコントロールするため、基板の上方に設置されたFFU(ファンフィルタユニット)により清浄空気のダウンフローが形成されている。液受けカップの内部空間が吸引されているため、ダウンフローは基板の表面近傍を通過しながらカップ内に引き込まれる。この流れにより、基板の表面近傍の雰囲気が清浄に維持され、また基板から飛散した処理液のミストが基板に再付着することが防止ないし抑制されている。
ノズルアームが基板の上方に位置しているとき、上記のダウンフローがノズルアームにより乱される。半導体デバイスの微細化が一層進んだ場合、あるいは、次世代18インチウエハのような大型の基板に対して処理を行う場合には、このような空気流の乱れに起因する処理の面内不均一が問題となり得るうるものと考えられる。
この問題を解決するため、基板中心部の上方ではなく、基板上方からの平面視で基板の外側の所定位置にノズルを固定し、このノズルから基板に向けて(例えば基板中心を狙って)処理液を吐出することが考えられる。しかし、このようなノズルは基板に向けてしか処理液を吐出することができない。基板液処理装置の実際の運用では、ダミーディスペンスと呼ばれる操作が行われるが、上記のノズルではダミーディスペンスに対応することができない。なお、「ダミーディスペンス」とは、ウエハWの無い位置にノズルから液を供給することを意味し、例えば、ノズルに繋がる配管を温める(冷やす)こと、供給開始直後に温度または組成が安定していない処理液を安定するまでの間廃棄することなどを目的として行われる。
特開2007−263485号公報
本発明は、基板の外側から基板に向けて処理液を供給するノズルにおいて、当該ノズルが固定されていたとしてもダミーディスペンスを可能とする構成を提供することを目的とするものである。
本発明によれば、基板を保持する基板保持部と、前記基板保持部に保持された基板に供給された後の処理液を受け止めて回収する回収カップと、前記基板保持部に保持された基板の周縁よりも半径方向外側であってかつ前記回収カップよりも上方の位置から、前記基板保持部により保持された基板に向けて処理液を吐出するノズルと、前記基板保持部と前記ノズルとの間に位置する遮蔽位置と、前記遮蔽位置から退避した退避位置との間で移動可能な遮蔽壁を有する遮蔽部材と、を備えた基板液処理装置が提供される。
また、本発明によれば、基板を保持する基板保持部と、前記基板保持部に保持された基板に供給された後の処理液を受け止めて回収する回収カップと、前記基板保持部に保持された基板の周縁よりも半径方向外側であってかつ前記回収カップよりも上方の位置から、前記基板保持部により保持された基板に向けて処理液を吐出するノズルと、前記基板保持部と前記ノズルとの間に位置する遮蔽位置と、前記遮蔽位置から退避した退避位置との間で移動可能な遮蔽壁を有する遮蔽部材と、を備えた基板液処理装置を使用する基板液処理方法において、前記ノズルから前記基板保持部に保持された基板に向けて処理液を吐出して基板に液処理を施すときには、前記遮蔽部材を前記退避位置に位置させ、前記ノズルから前記処理液のダミーディスペンスを行うときには、前記遮蔽部材を前記遮蔽位置に位置させて、前記ノズルから吐出した処理液を前記遮蔽壁に衝突させて前記処理液が前記基板保持部に到達することを防止する、基板液処理方法が提供される。
本発明によれば、可動の遮蔽部材によりノズルから吐出された液の基板保持部への到達を妨ぐことができるので、ノズルが基板の外側の位置で固定されていたとしても、基板保持部または液処理したくない基板に処理液を供給することなくダミーディスペンスを行うことができる。
本発明の一実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す平面図である。 基板処理システムに含まれる処理ユニットの構成を示す縦方向断面図である。 回収カップの液受け部分の構成を示す斜視図である。 遮蔽部材及び液案内部材に設けられた仕切り壁の構成を示す斜視図である。 ダミーディスペンス時の作用について説明するための概略断面図である。 ウエハ処理時の作用について説明する概略断面図である。 他の遮蔽部材の形態について説明する概略図である。
図1は、本実施形態に係る基板処理システムの概略構成を示す図である。以下では、位置関係を明確にするために、互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を規定し、Z軸正方向を鉛直上向き方向とする。
図1に示すように、基板処理システム1は、搬入出ステーション2と、処理ステーション3とを備える。搬入出ステーション2と処理ステーション3とは隣接して設けられる。
搬入出ステーション2は、キャリア載置部11と、搬送部12とを備える。キャリア載置部11には、複数枚のウエハWを水平状態で収容する複数のキャリアCが載置される。
搬送部12は、キャリア載置部11に隣接して設けられ、内部に基板搬送装置13と、受渡部14とを備える。基板搬送装置13は、ウエハWを保持する基板保持機構を備える。また、基板搬送装置13は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、基板保持機構を用いてキャリアCと受渡部14との間でウエハWの搬送を行う。
処理ステーション3は、搬送部12に隣接して設けられる。処理ステーション3は、搬送部15と、複数の処理ユニット16とを備える。複数の処理ユニット16は、搬送部15の両側に並べて設けられる。
搬送部15は、内部に基板搬送装置17を備える。基板搬送装置17は、ウエハWを保持する基板保持機構を備える。また、基板搬送装置17は、水平方向および鉛直方向への移動ならびに鉛直軸を中心とする旋回が可能であり、基板保持機構を用いて受渡部14と処理ユニット16との間でウエハWの搬送を行う。
処理ユニット16は、基板搬送装置17によって搬送されるウエハWに対して所定の基板処理を行う。
また、基板処理システム1は、制御装置4を備える。制御装置4は、たとえばコンピュータであり、制御部18と記憶部19とを備える。記憶部19には、基板処理システム1において実行される各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部18は、記憶部19に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって基板処理システム1の動作を制御する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御装置4の記憶部19にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
上記のように構成された基板処理システム1では、まず、搬入出ステーション2の基板搬送装置13が、キャリア載置部11に載置されたキャリアCからウエハWを取り出し、取り出したウエハWを受渡部14に載置する。受渡部14に載置されたウエハWは、処理ステーション3の基板搬送装置17によって受渡部14から取り出されて、処理ユニット16へ搬入される。
処理ユニット16へ搬入されたウエハWは、処理ユニット16によって処理された後、基板搬送装置17によって処理ユニット16から搬出されて、受渡部14に載置される。そして、受渡部14に載置された処理済のウエハWは、基板搬送装置13によってキャリア載置部11のキャリアCへ戻される。
次に、処理ユニット16の構成について図2〜図4を参照して説明する。
図2に示すように、処理ユニット16は、チャンバ20と、基板保持機構30と、処理流体供給部40と、回収カップ50とを備える。
チャンバ20は、基板保持機構30と処理流体供給部40と回収カップ50とを収容する。チャンバ20の天井部には、FFU(Fan Filter Unit)21が設けられる。FFU21は、チャンバ20内に清浄気体(例えば清浄空気)のダウンフローを形成する。
基板保持機構30は、保持部31と、支柱部32と、駆動部33とを備える。本実施形態では、保持部31は、ウエハWの裏面(下面)を吸着するバキュームチャックからなる。保持部31は、ウエハWを水平に保持する。支柱部32は、鉛直方向に延在する部材であり、その先端部において保持部31を水平に支持する。駆動部33は、支柱部32を鉛直軸まわりに回転させるとともに、支柱部32を昇降させることができる。かかる基板保持機構30は、駆動部33を用いて支柱部32を回転させることによって支柱部32に支持された保持部31を回転させ、これにより、保持部31に保持されたウエハWを回転させる。
また、駆動部33は、保持部31を、ウエハWを処理するための処理位置(図2に示された位置)と、処理位置の上方にある受渡位置(図示せず)との間で昇降させる機能も有している。受渡位置にある保持部31と、処理ユニット16内に進入した基板搬送装置17のウエハ保持具(図2には図示せず)との間で、ウエハWの受け渡しを行うことができる。
処理流体供給部40は、複数の処理液供給ノズル400(以下、単に「ノズル400」と呼ぶ)を有する。これら複数のノズル400は、回収カップ50の周方向の異なる角度位置に配置されているが、図2にはそのうちの一つだけが見えている。複数のノズル400は、それぞれ異なる処理液の供給機構(図示せず)に接続されている。処理液の供給機構には、図示しない開閉弁、流量制御機構などが含まれる。処理液には、例えば、酸系の処理液、アルカリ系の処理液、有機系の処理液、純水などがある。
各ノズル400は、基板保持機構30により保持されたウエハWの周縁よりも半径方向外側であってかつ、回収カップ50よりも上方の位置に固定されている。ノズル400を移動するための機構は設けられておらず、ノズル400は動くことはできない。
回収カップ50は、保持部31を取り囲むように配置され、保持部31の回転によってウエハWから飛散する処理液を捕集する。
回収カップ50は、回収カップ50の第1構成部材をなすリング状の液案内要素520と、回収カップ50の第2構成部材をなすリング状の液回収要素540とを有する。液案内要素520は、基板保持機構30により保持されたウエハWの半径方向外側に位置してウエハWの周縁の周囲を取り囲むように配置されている。液回収要素540は、液案内要素520の下方に設けられて液案内要素520と連結されている。
図2及び図3に示すように、液案内要素520は、半径方向外側にゆくに従って低くなる傾斜面からなる斜め下方を向いたリング状の液案内面522を有している。液案内面522には、回転するウエハWから遠心力により飛散する処理液が衝突する。液案内面522に衝突した処理液は、下方に落下するか、あるいは液案内面522に沿って外側に流れた後に下方に落下し、液回収要素540に形成されたリング状の凹所542に導かれる。
凹所542の底面544の最も低い位置に、排液口546が開口している。凹所542の底面544は、排液口546に向かって低くなるように傾斜している。従って、回転するウエハWから飛散した処理液のほぼ全てが排液口546から流出する。
排液口546には、排液管548が接続されている。排液管548は、回収カップ50を貫通してチャンバ20外側まで延びている。排液管548には、複数の開閉弁550a,550b、550cを備えた排液切換機構500が接続されており、開閉弁550a,550b、550cを切り換えることにより、排液管548を流下してきた処理液を、半導体装置製造工場に設置された酸系の廃液系、アルカリ系の廃液系、有機系の廃液系に選択的に流すことができる。
図2及び図3に示すように、液回収要素540は、その最外周部分に、リング状の外周壁552を有している。リング状の外周壁552の上端部の内周側部分が周方向に断続的に除去されており、これにより外周壁552の上端面に円弧状の凹所554が断続的に形成されている。円弧状の凹所554が形成されていない部分において、液回収要素540と液案内要素520とが鉛直方向に延びるネジ(図示せず)等の結合具により結合されている。
上記の円弧状の凹所554が形成されている部分において、外周壁552の上端面、すなわち円弧状の凹所554の底面から排気路556が鉛直方向下方に延びて液回収要素540を貫通している。排気路556の下端は排気室560に開口している。
排気室560の内部空間は、多数の孔が形成された整流板562により、上室560aと下室560bとに分割されている。下室560bには排気管563が接続されている。排気管563に、開閉弁564a,564b、564cを備えた排液切換機構564が接続されており、開閉弁564a,564b、564cを適宜切り換えることにより、下室560b内の雰囲気を、半導体装置製造工場に設置された酸系の排気系、アルカリ系の排気系、有機系の排気系に選択的に流すことができる。
下室560aは、常時、酸系の排気系、アルカリ系の排気系、有機系の排気系のいずれか一つに接続されているため、下室560aは常時吸引され減圧状態となっている。従って、FFU21から下方に向かう清浄空気の流れは、ウエハWと液案内要素520との間の隙間を通って液案内要素520と液回収要素540との間の空間に流入し、さらに円弧状の凹所554に対応する液回収要素540と液案内要素520との間の隙間を通って排気路556に流入し、上室560aと下室560bとを順次通って、排気管563へと排出される(図5Bの矢印FBを参照)。上記の気流に乗って、ウエハWから飛散してミスト化された処理液の一部も排気系に排出される。
整流板562は、上室560aから下室560bに向かう気体の流れを、回収カップ50の周方向に関して均一化する役割を果たす。
回収カップ50の上面をなす液案内要素520の上面526には、前述したノズル400が堅固に固定されている。上面526は、内周側の概ね水平なリング状の部分526aと、外周側の概ね水平なリング状の部分526c(液案内要素520の外周部524の上面に対応)と、部分526aと部分526cを接続するリング状の傾斜部分526bを有している。傾斜部分526bは、半径方向外側にゆくに従って低くなるように傾斜している。
リング状の遮蔽カバー570が、ウエハWの外側であってかつ回収カップ50の上方の領域に設けられている。遮蔽カバー570は、液案内要素520の上面526及びノズル400を上方から覆う天井壁572と、天井壁572の内周端部から下方(図示例では斜め下向き)に延びる内周壁574と、天井壁572の外周端部から下方(図示例では鉛直方向下向き)に延びる外周壁576とを有している。
遮蔽カバー570は、図2に概略的に示した昇降駆動機構577により昇降し、ウエハWとノズル400との間に位置してノズル400から吐出された液のウエハWへの到達を妨害する遮蔽位置(図2で実線で示す)と、ノズル400から吐出された処理液がウエハWに到達することを許容する退避位置(図2で鎖線で示す)とをとることができる。昇降駆動機構577は例えばエアシリンダ、ボールねじ機構等により構成することができる。
遮蔽カバー570が遮蔽位置にあるときに、内周壁574は、ノズル400の吐出口からウエハWの中央部に向けて吐出(射出)される処理液の射線(図2においてノズル420から延びる鎖線)上に位置し、処理液の流れをブロックすることができる。すなわち、遮蔽カバー570の少なくとも一部が、ノズル400から吐出されてウエハWに向かう処理液の流れを遮る「遮蔽壁」としての機能を有している。後述の説明より明らかになるが、遮蔽壁としての機能は、少なくとも内周壁574と天井壁572の内周側部分とにより提供される。
内周壁574に衝突した処理液が、ウエハWに向かって流れることを確実に防止するため、内周壁574のノズル400に対面する面575は、下側にゆくに従って半径方向外側に向かうように傾斜している。従って、内周壁574の面575に衝突したノズル400からの処理液は、内側面575に沿って上昇し、内周壁574と天井壁572とが接続されている部分で半径方向外側、すなわちウエハWから遠ざかる方向に転向される。
特に図4に詳細に示すように、遮蔽カバー570及び液案内要素520にはそれぞれ、平面視で概ね「コ」の字形(あるいは角括弧(])の形)の仕切り壁578,528が設けられている。各一つのノズル400に対応して、仕切り壁578,528が一つずつ設けられている。
仕切り壁578は、ノズル400の両側に位置する一対の側方壁体578aと、ノズル400の背後に位置する後方壁体578bとを有する。各側方壁体578aの前端部は、遮蔽カバーの内周壁574に接続されている。
仕切り壁528は、ノズル400の両側に位置する一対の側方壁体528aと、ノズル400の背後に位置する後方壁体528bとを有する。
液案内要素520の上面526の部分526b,526cに設けられた仕切り壁528は、ノズル400を囲んでいる。遮蔽カバー570の下面に設けられた仕切り壁578は、仕切り壁528内に嵌め込むことができるようになっている。但し、遮蔽カバー570が遮蔽位置にあるときに、仕切り壁528と仕切り壁578との間には隙間があり、この隙間を通って気体が流れることができるようになっており、また、これらの仕切り壁同士が干渉して発塵することがないようになっている。
遮蔽カバー570の下面に設けられた仕切り壁578は、内周壁574に衝突して跳ね返った液が、当該仕切り壁578に囲まれた区域の外に飛散しないようにする飛散防止壁の役割を果たす。
液案内要素520の上面526に設けられた仕切り壁528は、内周壁574に衝突して跳ね返り上面526に落下してくる処理液が当該仕切り壁528に囲まれた区域から流出しないようにする堰の役割を果たす。
仕切り壁528により囲まれた液案内要素520の上面526の外周の最も低い部分526cには、排液口530が形成されている。
平面視で、遮蔽カバー570の内周壁574のノズル400に対面する面575の下端縁は、上面526の傾斜部分526cの範囲内にあり、すなわち、面575の下端縁から鉛直方向に線を引くと、当該線(これは下端縁の鉛直方向の投影に対応する)は上面526の傾斜部分526cを通る。このため、内周壁574のノズル400に対面する面575から垂れ落ちた処理液は、上面526の傾斜部分526cに落ちる。
排液口530には、液案内要素520内を貫通して延びて外周部524の側周面に開口する排液路532が接続されている。排液路532には、回収カップ50を貫通してチャンバ20の外側まで延びる配管534(図5Aに概略的に矢印で示した)が接続されている。配管534は、対応するノズル400から吐出される処理液の種類に対応する工場廃液系に接続されている。
遮蔽カバー570の外周壁576は、液回収要素540の外周壁552の下端よりもやや高い位置まで鉛直方向下向きに延びている。外周壁576と、この外周壁536に半径方向に対向する液案内要素520の最外周表面及び液回収要素540の外周壁552との間には、排気路となるリング状の隙間582が形成されている。この隙間582は、回収カップ50の下部の内周面に円周方向に間隔を開けて複数設けられた鉛直方向に延びる連通路584を介して、排気室560の上室560aに通じている。
次に、処理ユニット16の作用について説明する。
ウエハWに対して通常の液処理を施すときには、ウエハWを保持した基板搬送装置17(図1参照)がチャンバ20内に進入し、受渡位置に上昇した保持部31にウエハWを渡す。ウエハWを受け取った保持部31は処理位置(図2に示す位置)に下降する。また、遮蔽カバー570は、退避位置(図2の鎖線で示す位置。図5Bも参照。)に上昇させておく。
この状態でウエハWを回転させ、複数のノズル400のいずれか1つから所定の処理液をウエハWの中心部に向けて吐出する。このとき遮蔽カバー570が退避位置にあり、ノズル400からの処理液の射線を遮断していないため、図5Bに示すように、処理液はウエハWの中心部に到達する。ウエハWの中心部に到達した処理液は遠心力でウエハWの周縁に向かって広がり、ウエハWの表面全体が処理液の液膜に覆われる。この状態を所定時間継続することにより、ウエハWに対して所定の液処理が施される。
既に説明したように、遠心力によりウエハWの外方に飛散する処理液は、液案内要素520に衝突した後に、液回収要素540に落ち、排液管548を通ってチャンバ20の外に出て、適宜切り換えられた排液切換機構500を介して使用した処理液に対応する工場廃液系に排出される。
また、FFU21からの清浄空気が、図5Bにおいて矢印FBで示されるように、ウエハWと液案内要素520との間の隙間を通って液案内要素520と液回収要素540との間の空間に流入し、さらに凹所554に対応する位置に形成された液回収要素540と液案内要素520との間の隙間を通って排気路556に流入し、上室560aと下室560bとを順次通って、排気管563へと排出される。上記の気流に乗って、ウエハWから飛散してミスト化された処理液の一部も排気系に排出される。
或る一つのノズル400から所定時間処理液が供給されて一連の液処理工程の一工程が終了したら、ウエハWに対する処理手順を定義するプロセスレシピの内容に応じて、上記と同様の手順に従い別のノズル400から処理液がウエハWに供給され、他の一工程が実行される。一例として、一連の液処理には、(1)薬液処理工程、(2)純水リンス工程、(3)別の薬液処理工程、(4)純水リンス工程、(5)必要に応じて工程(3)(4)の繰り返し、(6)イソプロピルアルコール等の供給による乾燥促進液体置換工程、(7)スピン乾燥工程などが実行される。上記各工程において、異なる処理液は異なるノズル400から供給される。
上記の一連の液処理が終了したら、上記と逆の手順で、ウエハWが処理ユニット16から搬出される。
ノズル400からのダミーディスペンスを行う場合は、遮蔽カバー570を図2にて実線で示される遮蔽位置(図5Aも参照)に位置させる。この状態で、ノズル400から処理液を吐出する。このとき、複数のノズル400から同時に異なる処理液を吐出してもよい。
ノズル400から吐出された処理液は、遮蔽カバー570の内周壁574の内面575に衝突し、進路を変えられる。具体的には、処理液は、面575で跳ね返り半径方向外側斜め上方に向かうか、あるいは内面575に沿って上昇し、内周壁574と天井壁572とが接続されている部分で半径方向外側に転向される。
このとき、処理液の周方向への飛散は、仕切り壁578の側方壁体578aにより防止される。半径方向外側に向かう処理液は、仕切り壁578の後方壁体578aにより衝突し、下方に落とされる。従って、内周壁574の面575に衝突した処理液は、どのような進路を通ったとしても、最終的には、液案内要素520の上面526のうちの仕切り壁528で囲まれた部分に落ちる。
液案内要素520の上面526の傾斜部分526bに落ちた処理液は、傾斜に沿って半径方向外側に流れ、上面526のうちで最も低い最外周の部分526cに対応する位置に集まる。この処理液は、排液口530から排液路532に流入し、その後、図5Aに概略的に矢印で示した配管534を通って、当該処理液の種類に対応する工場廃液系へと流出する。
前述したように、遮蔽カバー570が遮蔽位置にあるとき、仕切り壁578と仕切り壁528とは密接しているわけではなく、両者間には気体が通流する隙間がある。従って、図5Aに示すように、仕切り壁578及び仕切り壁528により囲まれた空間にある気体は、仕切り壁578の後方壁体578bと仕切り壁528の後方壁体528bとの間の隙間から、半径方向外側に流出しうる。仕切り壁578の側方壁体578aと仕切り壁528の側方壁体528aとの間にも隙間があるが、この隙間は、後方壁体578bと後方壁体528bとの間の隙間より小さい。これにより、仕切り壁578及び仕切り壁528により囲まれた空間にある気体の多くは後方壁体578bと後方壁体528bとの間の隙間を通って当該空間から流出する。このため、空気が後述する隙間528内にスムースに流入し、ひいては、ノズル400近傍の空間内での空気の流れがスムースになり、ノズル400近傍に処理液のミストが長時間滞留することがなくなる。
前述したように排気室560の下室560bは常時排気されて減圧状態となっている。このため、遮蔽カバー570の内周壁574の下端と液案内要素520との間の隙間を通って、FFU21からの清浄空気の流れの一部が、仕切り壁578及び仕切り壁528により囲まれた空間(ノズル400を囲む空間)に引き込まれる。そして清浄空気は、仕切り壁578の後方壁体578bと仕切り壁528の後方壁体528bとの間の隙間から流出し、隙間582、連通路584、排気室560の上室560a及び下室560bを順次通って、排気管563に流入し、そのとき排気管563に接続されている工場排気系に排出される。
遮蔽カバー570が遮蔽位置にあるときの上述した気体の流れについては、図5Aにおける符号FAを示した3つの矢印を参照されたい。また、遮蔽カバー570が退避位置にあるときも、遮蔽カバー570が遮蔽位置にあるときに生じる気流FAと実質的に同じ経路を流れる気流FA’がある(図5Bを参照)。なお、遮蔽カバー570が遮蔽位置にあるときにも、図5Bにおいて矢印FBで示した液案内要素520と液回収要素540との間を通る気流と実質的に同じ気流があるが、この気流は図5Aには図示されていない。
ノズル400から吐出された処理液が遮蔽カバー570の内周壁574に衝突すると処理液の一部がミスト化されて、仕切り壁578及び仕切り壁528により囲まれた空間内を漂うことになる。しかし、このミストは、上記の清浄気体の流れに乗って、仕切り壁578及び仕切り壁528により囲まれた空間内に漂うミスト化された処理液が工場排気系に排出される。また、FFU21からの清浄気体が仕切り壁578及び仕切り壁528により囲まれた空間内に引き込まれるようになっているため、遮蔽カバー570の内周壁574の下端と液案内要素520との間の隙間を通って処理液のミストがウエハW側に流出することはない。このためウエハW及びその近傍の部材のミストによる汚染が防止される。
上記の実施形態によれば、以下の利点が得られる。ノズルアームに支持された処理液供給ノズルをウエハ中央部の真上に位置させて処理液を供給する場合には、ノズルアームによりウエハW表面近傍の気流が乱されて処理の面内均一性に悪影響を及ぼすことがあり得る。これに対して、上記実施形態では、平面視で保持部31に保持されたウエハWの外側であってかつ回収カップ50よりも上方の位置に固定されたノズル400からウエハWに処理液を供給している。すなわち、上記実施形態ではノズルアームのような気流を乱す要因が存在しないため、ウエハW表面近傍の気流を均一化することができ、ひいては処理の面内均一性を高めることができる。
不動のノズル400、すなわち常時ウエハWの方向を向いているようなノズル400を用いると、ダミーディスペンスができなくなるという問題が生じうる。しかし、上記実施形態では、可動の遮蔽カバー570を設けて、遮蔽位置にある遮蔽カバー570によりノズル400から吐出された処理液をウエハWに到達できないようにできるので、ダミーディスペンスを問題なく行うことができる。もちろん、遮蔽カバー570を遮蔽位置から取り除けば、ノズル400からウエハWに処理液を供給することができる。
なお、ノズル400から吐出された処理液のウエハW上への落下点を微調整する等の目的で、ノズル400に吐出口の向き(俯角または仰角)を微調整する機構が設けられていてもよく、また、ノズル400の半径方向位置(すなわちウエハWの中心からの距離)を例えば数ミリメートル〜数センチメートル程度の僅かな量だけ微調整する機構が設けられていてもよい。このような微調整機構によりノズル400を動かしたところで、保持部31または液処理したくないウエハWに処理液を供給することなくダミーディスペンスを行うことはできないので、このような場合にも上述した可動の遮蔽カバー570を設けることは有益である。すなわち、上記の利点は、ノズル400が固定されて完全に不動である場合だけに得られるものではない。
上記実施形態では、遮蔽カバー570が、ウエハWと同心のリング状の部材であったが、これには限定されない。各ノズル400に対応する個別の遮蔽カバーを各ノズルの周囲に設けることもできる。
遮蔽壁は、遮蔽位置にあるときに、ノズル400からウエハWに向けて吐出された処理液をウエハWに到達することがないように遮るものであれば形状は任意である。例えば、図6に概略的に示すように、例えば遮蔽位置(実線で示す)と退避位置(鎖線で示す)との間で可動の略半球形状の遮蔽壁570’を設けることも可能である。
なお、この場合、回収カップ50の外側のチャンバ20内の雰囲気を排気する排気手段(チャンバ排気、モジュール排気等と呼ばれる)により形成される流れ(ノズル400付近からEXHに向かう矢印を参照)を利用して、遮蔽カバー570’に衝突してミスト化された処理液がウエハWに向かわないようにすることも考えられる。また、ノズル400を回収カップ50に固定することに代えて、他の適当な保持具に固定されていてもよい。
ダミーディスペンス時における異種の処理液の混合を問題としないならば、仕切り壁528,578を省略することも可能である。
仕切り壁528のみを設け、仕切り壁578を省略することも可能である。この場合、仕切り壁578の上端が遮蔽位置にある遮蔽カバー570の天井壁572に近接する程度に仕切り壁578の高さを高くすることが考えられる。しかしながら、仕切り壁578の高さを高くしすぎると、ウエハWの処理時にウエハW周囲の気流が乱される可能性があるため、上記実施形態のように、ウエハWの処理時にウエハWよりかなり高い位置に置かれる遮蔽カバー570にも仕切り壁578を設けることが好ましい。
上記実施形態においては、回収カップ50は、内部の流体通路を変更することができない形式のものであったが、これには限定されない。回収カップ50の内部に一つまたは複数の可動カップ体を設け、可動カップ体を移動することにより回収カップ50内に複数の流体通路を形成しうるようにして、処理液の種類(酸、アルカリ、有機)毎に異なる流体通路を用いてウエハWから飛散した処理液を回収するようにしてもよい。このような流体通路を切換可能とする構成は、例えば、本件特許出願と同一出願人による特許出願に係る特許公開公報:特開2012−129462号に記載されており、当該公報に記載された構成を上記実施形態に適用することができる。
基板は半導体ウエハ(シリコン基板)に限らず、ガラス基板、セラミック基板等、他の種類の基板であってもよい。
31 基板保持部
33 回転機構
50 回収カップ
526b 回収カップ上面の傾斜部分
528 仕切り壁
530 排液口
400 ノズル
570 遮蔽カバー
572 天井壁
574 遮蔽壁(内周壁)
578 仕切り壁

Claims (12)

  1. 基板を保持する基板保持部と、
    前記基板保持部に保持された基板に供給された後の処理液を受け止めて回収する回収カップと、
    前記基板保持部に保持された基板の周縁よりも半径方向外側であってかつ前記回収カップよりも上方の位置から、前記基板保持部により保持された基板に向けて処理液を吐出するノズルと、
    前記基板保持部と前記ノズルとの間に位置する遮蔽位置と、前記遮蔽位置から退避した退避位置との間で移動可能な遮蔽壁を有する遮蔽部材と、
    を備えた基板液処理装置。
  2. 前記遮蔽部材は、前記基板保持部に保持された基板の周縁よりも半径方向外側であってかつ前記回収カップよりも上方の領域内に設けられたことを特徴とする請求項1記載の基板液処理装置。
  3. 前記回収カップの上面は半径方向外側にゆくに従って低くなるように傾斜している傾斜部分を有しており、前記回収カップの上面の最も低い部分に排液口が設けられている、請求項1または2記載の基板液処理装置。
  4. 前記遮蔽部材は、前記基板保持部に保持された基板と同心のリング状に形成され、リング状の天井壁と、前記天井壁から下方に延びるリング状の前記遮蔽壁とを有している、請求項1から3記載の基板液処理装置。
  5. 前記内周壁の前記ノズルと対面する面の下端縁の鉛直方向の投影が、前記回収カップの上面の前記傾斜部分内に位置する、請求項1から4のうちのいずれか一項に記載の基板液処理装置。
  6. 前記遮蔽壁は、下側にゆくに従って半径方向外側に向かうように傾斜している、請求項1から5のうちのいずれか一項に記載の基板液処理装置。
  7. 前記ノズルは複数設けられており、隣接するノズルの間に仕切り壁が設けられている、請求項1から6のうちのいずれか一項に記載の基板液処理装置。
  8. 前記仕切り壁は、前記回収カップ及び前記遮蔽部材のうちの少なくともいずれか一方に設けられている、請求項7記載の基板液処理装置。
  9. 前記仕切り壁は少なくとも前記遮蔽部材に設けられており、前記仕切り壁は対応する前記ノズルの半径方向外側に位置する後方壁体を含んでいる、請求項7または8記載の基板液処理装置。
  10. 前記後方壁体と前記回収カップとの間の隙間から、前記仕切り壁に囲まれた前記ノズル周囲の空間内の雰囲気が排気される、請求項9記載の基板液処理装置。
  11. 前記遮蔽部材を昇降させる昇降機構をさらに備えた、請求項1から10のうちのいずれか一項に記載の基板液処理装置。
  12. 基板を保持する基板保持部と、前記基板保持部に保持された基板に供給された後の処理液を受け止めて回収する回収カップと、前記基板保持部に保持された基板の周縁よりも半径方向外側であってかつ前記回収カップよりも上方の位置から、前記基板保持部により保持された基板に向けて処理液を吐出するノズルと、前記基板保持部と前記ノズルとの間に位置する遮蔽位置と、前記遮蔽位置から退避した退避位置との間で移動可能な遮蔽壁を有する遮蔽部材と、を備えた基板液処理装置を使用する基板液処理方法において、
    前記ノズルから前記基板保持部に保持された基板に向けて処理液を吐出して基板に液処理を施すときには、前記遮蔽部材を前記退避位置に位置させ、
    前記ノズルから前記処理液のダミーディスペンスを行うときには、前記遮蔽部材を前記遮蔽位置に位置させて、前記ノズルから吐出した処理液を前記遮蔽壁に衝突させて前記処理液が前記基板保持部に到達することを防止する、基板液処理方法。
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