JP2015170439A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】相手側コネクタとの嵌合状態をロックするためのロック機構を備えるコネクタであって、高密度実装に適したコネクタを提供すること。【解決手段】コネクタは、被ロック部を備えた相手側コネクタと嵌合可能である。コネクタは、嵌合部とロック機構とを備えている。ロック機構は、第1方向において嵌合部と並んでいる。ロック機構は、ロック部材と操作部材とを含んでいる。ロック部材は、被操作部とロック部とを有している。ロック部は、第1方向と直交する第1平面内において移動可能であり、嵌合状態において被ロック部をロックする。操作部材は、第1位置と第2位置との間を移動可能な操作部を有している。嵌合状態において、操作部を第1位置から第2位置に向けて移動させると、被操作部は、操作部に操作されて移動し、ロック部は、被操作部と連動して第1平面と平行な解除方向に移動し、被ロック部をロック解除する。【選択図】図17

Description

本発明は、相手側コネクタと嵌合可能なコネクタであって、嵌合状態をロックするためのロック機構を備えるコネクタに関する。
例えば、特許文献1には、このタイプのコネクタが開示されている。
図20に示されるように、特許文献1に開示されているプラグコネクタは、外部保護ガイドフレーム内に位置するレセプタクルコネクタ(図示せず)と嵌合可能である。プラグコネクタは、アクチュエータとラッチアームとを備えている。アクチュエータ及びラッチアームは、ロック機構を構成している。詳しくは、アクチュエータには、上下に厚い前端部が形成されている。ラッチアームは、アクチュエータの前端部の上を延びている。ラッチアームはフックを有しており、外部保護ガイドフレームには開口部が形成されている。プラグコネクタがレセプタクルコネクタと嵌合すると、フックが開口部に挿入され、嵌合状態がロックされる。嵌合状態においてアクチュエータを引くと、ラッチアームが前端部に押されて上方に移動する。これによりフックが開口部から外れ、嵌合状態が解除される。
特表2009−543296号公報
特許文献1のロック機構が機能するためには、プラグコネクタの上方(即ち、コネクタの外部)に、ラッチアームが移動するための可動領域が必要である。この可動領域を考慮すると、プラグコネクタの上下方向におけるサイズが大きくなる。このため、特許文献1のプラグコネクタは、複数のコネクタを密集して配置する高密度実装に適していない。
そこで、本発明は、相手側コネクタとの嵌合状態をロックするためのロック機構を備えるコネクタであって、高密度実装に適したコネクタを提供することを目的とする。
本発明は、第1のコネクタとして、
相手側嵌合部及び被ロック部を備えた相手側コネクタと嵌合可能なコネクタであって、
前記コネクタは、嵌合部と、ロック機構とを備えており、
前記嵌合部は、前記コネクタが前記相手側コネクタと嵌合した嵌合状態において、前記相手側嵌合部と嵌合し、
前記ロック機構は、第1方向において前記嵌合部と並んでおり、前記ロック機構は、ロック部材と操作部材とを含んでおり、
前記ロック部材は、被操作部とロック部とを有しており、
前記ロック部は、前記第1方向と直交する第1平面内において前記被操作部と連動して移動可能であり、前記ロック部は、前記嵌合状態において前記被ロック部をロックし、
前記操作部材は、操作部を有しており、
前記操作部は、前記操作部材を移動させることにより、第1位置と第2位置との間を移動可能であり、
前記嵌合状態において、前記操作部を前記第1位置から前記第2位置に向けて移動させると、前記被操作部は、前記操作部に操作されて移動し、前記ロック部は、前記被操作部の移動に連動して前記第1平面と平行な解除方向に移動し、前記被ロック部をロック解除する
コネクタを提供する。
また、本発明は、第2のコネクタとして、第1のコネクタであって、
前記嵌合状態において、前記操作部を前記第1位置から前記第2位置に向けて移動させると、前記被操作部は、前記操作部に操作されて前記第1平面と平行な所定方向に移動する
コネクタを提供する。
また、本発明は、第3のコネクタとして、第2のコネクタであって、
前記所定方向は、前記解除方向である
コネクタを提供する。
また、本発明は、第4のコネクタとして、第1乃至第3のいずれかのコネクタであって、
前記嵌合状態において、前記操作部を前記第1位置から前記第2位置に向けて移動させると、前記被操作部は、前記操作部によって押圧操作されて移動する
コネクタを提供する。
また、本発明は、第5のコネクタとして、第1乃至第4のいずれかのコネクタであって、
前記被操作部、前記ロック部及び前記操作部からなるセットを2セット有しており、
前記2セットは、前記ロック部材の前記第1方向と直交する方向における両側部に、夫々位置している
コネクタを提供する。
また、本発明は、第6のコネクタとして、第5のコネクタであって、
前記ロック部材は、2つのバネ部を有しており、
前記バネ部の夫々は、1つの前記被操作部及び1つの前記ロック部を支持している
コネクタを提供する。
また、本発明は、第7のコネクタとして、第1乃至第6のいずれかのコネクタであって、
前記操作部は、第1位置と第2位置との間を、前記第1方向と直交する第2方向に沿って移動可能な
コネクタを提供する。
また、本発明は、第8のコネクタとして、第7のコネクタであって、
前記操作部材は、前記第1方向において突出した突出部と、前記第1方向において凹んだガイド部とを有しており、
前記ガイド部は、前記第2方向に沿って延びており、
前記コネクタが前記相手側コネクタと嵌合する際、前記被ロック部は、前記ガイド部に沿って移動する
コネクタを提供する。
また、本発明は、第9のコネクタとして、第8のコネクタであって、
前記ロック部は、前記ガイド部の奥側に位置しており、
前記コネクタが前記相手側コネクタと嵌合する際、前記被ロック部は、前記ガイド部に沿って前記ガイド部の奥側まで移動する
コネクタを提供する。
また、本発明は、第10のコネクタとして、第7乃至第9のいずれかのコネクタであって、
前記コネクタは、前記嵌合部を覆うシェルを備えており、
前記シェルの一部は、前記第1方向及び前記第2方向の双方と直交する第3方向の内側に張り出して、前記操作部材の前記第3方向における両側部を、前記第1方向の外側から覆っている
コネクタを提供する。
また、本発明は、第11のコネクタとして、第7乃至第9のいずれかのコネクタであって、
前記ロック部材は、フックを有しており、
前記ロック部は、前記フックの一部であり、
前記フックには、被押圧部が形成されており、
前記被押圧部は、前記第2方向と交差しており、
前記コネクタが前記相手側コネクタと嵌合する際、前記被押圧部は、前記被ロック部によって前記第1平面と平行な方向に押圧され、前記フックは、前記第1平面内において移動して前記被ロック部の通過を許容する
コネクタを提供する。
また、本発明は、第12のコネクタとして、第11のコネクタであって、
前記コネクタは、前記嵌合部を覆うシェルを備えており、
前記第1方向に沿って見たとき、前記ロック部材は、前記フックを除き、前記操作部材及び前記シェルに覆われて視認できない
コネクタを提供する。
また、本発明は、第13のコネクタとして、第12のコネクタであって、
前記シェルの一部は、前記第1方向及び前記第2方向の双方と直交する第3方向の内側に張り出して、前記操作部材の前記第3方向における両側部を、前記第1方向の外側から覆っている
コネクタを提供する。
また、本発明は、第14のコネクタとして、第1乃至第13のいずれかのコネクタであって、
前記コネクタは、バネ部材と第1受け止め部を備えており、
前記操作部材は、第1被受け止め部を有しており、
前記バネ部材は、前記操作部が前記第1位置に向かうように前記操作部材に力を加えており、
前記第1受け止め部は、前記第1被受け止め部を受け止めて、前記操作部の前記第1位置を超えた移動を防止する
コネクタを提供する。
また、本発明は、第15のコネクタとして、第14のコネクタであって、
前記第1受け止め部は、前記ロック部材の一部である
コネクタを提供する。
また、本発明は、第16のコネクタとして、第1乃至第15のいずれかのコネクタであって、
前記コネクタは、第2受け止め部を備えており、
前記操作部材は、第2被受け止め部を有しており、
前記操作部材を移動させる際、前記第2受け止め部が前記第2被受け止め部を受け止めて、前記操作部の前記第2位置を超えた移動を防止する
コネクタを提供する。
また、本発明は、第17のコネクタとして、第16のコネクタであって、
前記コネクタは、保持部材を備えており、
前記保持部材は、前記操作部の前記第1位置と前記第2位置との間の移動を許容しつつ、前記操作部材を保持しており、
第2受け止め部は、前記保持部材の一部である
コネクタを提供する。
本発明によれば、ロック機構が第1方向(上下方向)において嵌合部と並んでいる一方、ロック機構を構成するロック部材のロック部は、上下方向と直交する第1平面(水平面)内において移動する。このため、ロック機構の可動領域を、コネクタ内部に設けることができる。本発明によるコネクタは、ロック機構の可動領域によってコネクタのサイズが大きくなることを防止でき、高密度実装に適している。
本発明の実施の形態によるコネクタを示す斜視図である。 図1のコネクタと、相手側コネクタとを示す斜視図である。ここで、コネクタは、相手側コネクタと嵌合していない。 図2のコネクタ及び相手側コネクタを示す斜視図である。ここで、コネクタは、相手側コネクタと嵌合している。 図2の相手側コネクタを示す斜視図である。 図4の相手側コネクタを斜め前方から示す斜視図である。 図1のコネクタの一部を示す上面図である。ここで、ロック部材の隠れたバネ部の輪郭を破線で描画している。 図1のコネクタの一部を示す斜視図である。ここで、シェルの輪郭及びケーブルの断面の輪郭を破線で描画している。 図7のコネクタを示す側面図である。ここで、バネ部材の近傍(破線で囲んだ部分)を拡大して描画している。操作部材の操作部は第1位置にある。 図8のコネクタを示す側面図である。ここで、バネ部材の近傍(破線で囲んだ部分)を拡大して描画している。操作部材の操作部は第2位置にある。 図7のコネクタの一部を示す上面図である。 図1のコネクタの一部を示す斜視図である。ここで、コネクタの操作部材を描画していない。 図1のコネクタを示す正面図である。ここで、ロック部材の第1受け止め部の近傍(破線で囲んだ部分)を拡大して描画している。 図1のコネクタのロック部材を示す斜視図である。 図1のコネクタの操作部材を示す上側斜視図である。ここで、操作部の近傍(破線で囲んだ部分)を拡大して描画している。 図14の操作部材を示す下側斜視図である。ここで、操作部の近傍(破線で囲んだ部分)及び第2被受け止め部の近傍(他の破線で囲んだ部分)を夫々拡大して描画している。 図1のコネクタの一部を斜め上方から示す斜視図である。ここで、シェルを描画しておらず、ケーブルの断面の輪郭を破線で描画している。操作部材の操作部は第1位置にある。 図16のコネクタを斜め上方から示す斜視図である。ここで、シェルを描画しておらず、ケーブルの断面の輪郭を破線で描画している。また、相手側コネクタと嵌合した際の被ロック部の位置を破線で描画している。操作部材の操作部は第2位置にある。 図1のコネクタの一部と、図4の相手側コネクタとを示す斜視図である。ここで、相手側コネクタを一部切り欠いて描画している。また、相手側コネクタの被ロック部の近傍(破線で囲んだ部分)を拡大して描画している。コネクタは、相手側コネクタに挿入されているが未だ嵌合していない。 図18のコネクタ及び相手側コネクタを示す斜視図である。ここで、相手側コネクタを一部切り欠いて描画している。また、相手側コネクタの被ロック部の近傍(破線で囲んだ部分)を拡大して描画している。コネクタは、相手側コネクタと嵌合している。 特許文献1のプラグコネクタと外部保護ガイドフレームとを示す断面図である。
図1乃至図4に示されるように、本発明の実施の形態によるコネクタ10は、Y方向(前後方向)に沿って相手側コネクタ70と嵌合可能である。本実施の形態において、コネクタ10は、ケーブル800と接続されるケーブルコネクタであり、相手側コネクタ70は、回路基板(図示せず)に搭載される基板コネクタである。
図4及び図5に示されるように、相手側コネクタ70は、絶縁体からなる相手側ハウジング710と、導電体からなる複数の相手側コンタクト720と、金属製の相手側シェル730とを備えている。相手側ハウジング710は、Z方向(上下方向)と直交する板状部(相手側嵌合部)712を有している。
図5に示されるように、相手側コンタクト720の夫々は、接触部722と、被固定部724とを有している。接触部722は、板状部712の上面(+Z側の面)及び下面(−Z側の面)の夫々に、X方向(ピッチ方向)に並ぶように配置されている。被固定部724は、下方(−Z方向)に延びて、回路基板(図示せず)の導体パターン(図示せず)に接続されている。
図4及び図5に示されるように、相手側シェル730は、相手側ハウジング710を覆っている。相手側シェル730には、2つの被ロック部732と、複数の接触片734と、複数の被固定部736とが形成されている。被ロック部732は、相手側シェル730の上面から相手側コネクタ70の内部を下方に延びている。接触片734の夫々は、弾性変形可能である。被固定部736は、下方に延びて、回路基板のパッド(図示せず)に半田付け等により接続されてグランドされている。
図1に示されるように、本実施の形態によるコネクタ10は、絶縁体からなるハウジング100と、絶縁体からなる保持部材200と、導電体からなる複数のコンタクト300と、金属製のシェル400と、金属製のロック部材500と、絶縁体からなる操作部材600とを備えている。加えて、図8を参照すると、コネクタ10は、金属製の2つのバネ部材290を備えている。
図7に示されるように、ハウジング100は、本体部110と、2つの側壁部120とを有している。本体部110には、嵌合部130が形成されている。嵌合部130は、相手側コネクタ70の板状部712(図5参照)と対応する形状を有する空間である。嵌合部130は、前方に向かって(+Y方向に)開口している。側壁部120は、本体部110のX方向(ピッチ方向:第3方向)における両側部に夫々位置している。側壁部120は、その前端(+Y側の端)から後端(−Y側の端)に向かって階段状に下がっており、これによりハウジング100には可動領域122が形成されている。可動領域122は、コネクタ10内部の空間であり、側壁部120の上面の上に位置している。
図7及び図11を参照すると、保持部材200には、挿入孔210と、取付溝220と、保持孔230と、受容溝240と、第2受け止め部250とが形成されている。挿入孔210は、保持部材200のブロック状の前部(+Y側の部位)及び円筒状の後部(−Y側の部位)を、Y方向(前後方向:第2方向)に貫通している(図1及び図7参照)。挿入孔210には、ケーブル800が挿入されている。取付溝220は、挿入孔210を囲むように形成されている。保持孔230は、保持部材200の前部の上端(+Z側の端)近傍に形成されている。保持孔230は、保持部材200の前部をY方向に貫通している。
図11を参照すると、受容溝240は、保持孔230の下に位置している。受容溝240は、後方(−Y方向)に凹んだ凹みであり、前方に開口している。受容溝240には、バネ部材290(図8及び図9参照)の一端が受容されている。第2受け止め部250は、保持部材200の前面(+Y側の面)の一部である。第2受け止め部250は、Z方向(上下方向:第1方向)において保持孔230と受容溝240との間に位置している。
図7及び図12を参照すると、コンタクト300は、嵌合部130の上面及び下面の夫々に、X方向に並ぶように配置されている。コンタクト300の夫々は、Y方向に延びている。コンタクト300の一端は、ケーブル800の信号線(図示せず)と接続されている。
図7及び図11に示されるように、シェル400は、ハウジング100及び保持部材200に取り付けられている。シェル400の後端部は、保持部材200の取付溝220に挿入され、ケーブル800のグランド線(図示せず)と接続されている。シェル400は、概ね角筒形状を有している。但し、シェル400の上面は、X方向における中間部において下方に凹んでおり、これによりY方向に沿って延びる溝が形成されている。
図11に示されるように、シェル400には、切り欠き410と、2つの取付部420と、2つの取付部430と、2つの張り出し部440とが形成されている。シェル400は、ハウジング100の嵌合部130を覆っている。詳しくは、シェル400は、切り欠き410と、取付部420周囲の開口とを除き、ハウジング100の前端から保持部材200までを隙間なく覆っている。
切り欠き410は、シェル400の上面に形成されている。切り欠き410は、シェル400の上面を前方から切り欠いている。取付部420は、嵌合部130のX方向における両側部に夫々位置している。取付部430は、ハウジング100の側壁部120の前端に夫々位置している。張り出し部440(即ち、シェル400の一部)は、シェル400のX方向における両側面からX方向内側に張り出して、下方に延びている。張り出し部440は、シェル400の前端から後方に延びている。
図13に示されるように、本実施の形態によるロック部材500は、1枚の金属板を切り抜き、折り曲げて形成されている。ロック部材500は、基部510と、2つのバネ部540とを有している。基部510は、X方向及びY方向に沿って延びる平板形状を有している。バネ部540は、基部510のX方向における両側部に夫々形成されており、後方に延びている。バネ部540は、Z方向と直交する水平面(第1平面)内において弾性変形可能である。
基部510には、突出片520と、2つの被保持部530とが形成されている。突出片520は、基部510の後端から、上方(+Z方向)に傾斜しつつ後方に延びている。突出片520の後端には、第1受け止め部522が形成されている。本実施の形態による第1受け止め部522は、Y方向と直交する端面である。被保持部530は、基部510のX方向における両側部に夫々位置している。
バネ部540の夫々には、フック550と、被操作部560とが設けられている。フック550は、被操作部560の上方に位置している。フック550及び被操作部560の夫々は、バネ部540によって、水平面(第1平面)内において移動可能に支持されている。
フック550には、ロック部552と、被押圧部554とが形成されている。本実施の形態によれば、ロック部552及び被押圧部554の夫々は、フック550の一部である。詳しくは、ロック部552は、フック550の後端面であり、被押圧部554は、フック550の前端面である。ロック部552及び被押圧部554の夫々は、Y方向と交差している。特に、本実施の形態においては、ロック部552は、Y方向と直交しており、被押圧部554は、Y方向と斜交している。被操作部560は、Y方向と交差している。特に、本実施の形態による被操作部560は、Y方向と斜交している。
フック550及び被操作部560は、共通のバネ部540によって支持されているため、互いに連動して移動する。詳しくは、本実施の形態によるロック部552は、水平面(第1平面)内において被操作部560と連動して移動可能である。ロック部552が被操作部560と連動して水平面内において移動する限り、被操作部560の移動方向は、水平面に沿っていなくてもよい。例えば、被操作部560は、水平面内を移動しつつ、フック550に向かって上方に移動してもよい。
図11乃至図13を参照すると、ロック部材500の基部510は、ハウジング100の本体部110上に固定されている。詳しくは、基部510の被保持部530は、本体部110に取り付けられている。また、基部510は、ハウジング100の側壁部120によってX方向に挟み込まれている。図7を参照すると、ロック部材500のバネ部540は、本体部110上に固定された基部510から、互いに平行に後方に延びている。バネ部540は、可動領域122内部において弾性変形可能である。図11を参照すると、フック550は、シェル400の張り出し部440の後方に位置しており、張り出し部440を超えてX方向内側に突出している。
図14及び図15に示されるように、操作部材600は、被保持部610と、連結部620と、突出部630と、主部640とを有している。被保持部610は、Y方向に延びている。操作者は、被保持部610の後端部を使用して、操作部材600を引くことができる(図1参照)。操作部材600を下側から見た図15を参照すると、被保持部610の前端部は、下方に突出している。連結部620は、被保持部610の下方に位置しており、被保持部610の前端部の下面から前方に延びている。突出部630は、連結部620の前端から前方に延びている。主部640は、突出部630の前部に設けられている。図14の拡大図を参照すると、主部640は、突出部630の下方に位置しており、主部640のX方向における両側部は、突出部630からY方向外側に張り出している。
図1、図7及び図11から理解されるように、被保持部610は、保持孔230に前方から挿入されて、保持孔230をY方向に貫通している。これにより、操作部材600は、連結部620、突出部630及び主部640がシェル400の上面の溝に沿って延びるようにして、保持部材200に取り付けられている。主部640は、シェル400の切り欠き410の下方に位置している。
図12及び図14を参照すると、操作部材600の突出部630は、主部640から上方に突出しており、これにより2つのガイド部650が形成されている。換言すれば、操作部材600は、Z方向において突出した突出部630と、Z方向において凹んだガイド部650とを有している。ガイド部650の夫々は、X方向において突出部630とシェル400の張り出し部440との間に位置している。ガイド部650は、Y方向に沿って延びている。また、突出部630は主部640を補強しており、主部640は破損し難い。
図6及び図10に示されるように、Z方向に沿って上方から見たとき、ロック部材500は、フック550を除き、操作部材600及びシェル400に覆われて視認できない。即ち、ロック部材500の殆どが上方から覆われており、ロック部材500の破損が防止されている。
図15に示されるように、被保持部610には、第2被受け止め部612が形成されている。本実施の形態による第2被受け止め部612は、Y方向と直交している。図8に示されるように、第2被受け止め部612は、保持部材200の第2受け止め部250の前方に位置している。
図8及び図15に示されるように、連結部620には、2つの支持突起622が形成されている。支持突起622は、X方向に並んでおり、連結部620の後端から後方に突出している。支持突起622は、受容溝240(図11参照)と共にバネ部材290を支持している。詳しくは、バネ部材290は、前端及び後端を有しており、Y方向に伸縮可能である。バネ部材290の前端は、支持突起622に挿入されて支持されており、バネ部材290の後端は、受容溝240に挿入されて支持されている。
図15に示されるように、主部640には、2つの操作部642と、第1被受け止め部644とが形成されている。操作部642は、主部640の両側部の後端面である。操作部642の夫々は、Y方向と交差している。特に、本実施の形態による操作部642は、Y方向と斜交している。主部640には、上方に凹んだ凹部646が形成されている。本実施の形態による第1被受け止め部644は、この凹部646の後壁面である。
図12、図13及び図15から理解されるように、ロック部材500の突出片520は、操作部材600の主部640の凹部646に挿入されており、第1受け止め部522は、第1被受け止め部644の前方に位置している。
図8を参照すると、バネ部材290は、操作部材600の連結部620を前方に押しており、第1受け止め部522(図13参照)は、第1被受け止め部644(図15参照)を受け止めている。このときの操作部642の位置を第1位置という。第1位置にある操作部642は、ロック部材500の被操作部560の前方に位置している。バネ部材290は、操作部642が第1位置に向かうように操作部材600に力を加えている。また、第1受け止め部522は、第1被受け止め部644を受け止めて、操作部642の第1位置を超えた移動を防止している。
図13を参照すると、本実施の形態による第1受け止め部522は、ロック部材500の一部である。但し、第1受け止め部522は、第1被受け止め部644を受け止めることができる限り、ロック部材500と別体の部材であってもよいし、ロック部材500以外の部材の一部であってもよい。
図8及び図9を参照すると、操作部642が第1位置にあるとき、操作部材600を後方に移動させると、第2被受け止め部612が第2受け止め部250と突き当たり、操作部材600の移動が停止する。このときの操作部642の位置を第2位置という。即ち、保持部材200は、操作部642の第1位置(図8参照)と第2位置(図9参照)との間の移動を許容しつつ、操作部材600を保持している。換言すれば、操作部642は、操作部材600を移動させることにより、第1位置と第2位置との間をY方向に沿って移動可能である。また、操作部材600を移動させる際、第2受け止め部250が第2被受け止め部612を受け止めて、操作部642の第2位置を超えた移動を防止する。
図11を参照すると、本実施の形態による第2受け止め部250は、保持部材200の一部である。但し、第2受け止め部250は、第2被受け止め部612を受け止めることができる限り、保持部材200と別体の部材であってもよいし、保持部材200以外の部材の一部であってもよい。
図8及び図16を参照すると、本実施の形態によるバネ部材290は、コイルスプリングである。但し、バネ部材290は、操作部材600に対して前方に向かう力を加えることができる限り、コイルスプリング以外のバネであってもよいし、操作部材600を前方に引くように構成してもよい。
以下、コネクタ10を相手側コネクタ70と嵌合するための嵌合操作について説明する。
図18を参照すると、コネクタ10が相手側コネクタ70と嵌合する際、コネクタ10は、相手側コネクタ70に挿入される。このとき、相手側コネクタ70の被ロック部732は、ガイド部650に夫々挿入され、ガイド部650に沿って移動する。
図18及び図19を参照すると、フック550の被押圧部554は、ガイド部650内に張り出している。このため、コネクタ10を相手側コネクタ70に挿入すると、被ロック部732は、被押圧部554と突き当たる。被押圧部554は、X方向内側に向かって傾斜しているため、被ロック部732によって、水平面(第1平面)と平行であり且つY方向と交差する方向に押圧される。このため、フック550は、水平面内において、その初期位置からX方向外側に移動し、被ロック部732の通過を許容する。
図19を参照すると、コネクタ10を相手側コネクタ70に更に挿入すると、被ロック部732は、フック550を完全に通過する。このため、フック550は、バネ部540の弾性力によって初期位置に戻り、被ロック部732は、ロック部552の後方に位置する。このとき、コネクタ10は、相手側コネクタ70と嵌合した嵌合状態にある。嵌合状態において、コネクタ10を後方に引いても、ロック部552が被ロック部732に突き当たり、コネクタ10の抜去が防止される。即ち、ロック部552は、嵌合状態において被ロック部732をロックしている。
図1、図5及び図19を参照すると、嵌合状態において、嵌合部130は、相手側コネクタ70の板状部712と嵌合する。詳しくは、コンタクト300は、相手側コンタクト720と夫々接続する。嵌合状態において、相手側シェル730の接触片734は、シェル400と接触する。また、嵌合状態において、シェル400及び相手側シェル730は、コネクタ10及び相手側コネクタ70の上下、両側部及び前方を、殆ど隙間なく覆っている。このため、EMI(Electromagnetic interference)が確実に防止される。
図18を参照すると、ロック部552は、Y方向においてガイド部650の奥側(−Y側)に位置している。このため、コネクタ10を相手側コネクタ70と嵌合させる際、相手側コネクタ70の被ロック部732は、ガイド部650に沿ってガイド部650の奥側まで移動する。この構造から理解されるように、本実施の形態によるガイド部650は、相手側コネクタ70の誤挿入を防止するキーとしても機能する。
以下、コネクタ10を相手側コネクタ70から抜去するための抜去操作について説明する。
図17及び図19から理解されるように、嵌合状態において、操作部材600を後方に引き、操作部642を第1位置から第2位置に向けて移動させると、操作部642は、被操作部560と突き当たる。被操作部560は、操作部642に押圧操作されて水平面(第1平面)と平行な所定方向に移動する。本実施の形態による操作部642は、被操作部560と対応するように傾斜している。このため、被操作部560は、スムーズに移動する。ロック部552は、被操作部560の移動に連動して水平面と平行な解除方向に移動する。このため、ロック部552が被ロック部732の前方に位置しなくなり、被ロック部732は、ロック解除される。
図12に示されるように、操作部材600の被保持部610は、保持部材200の保持孔230に、僅かな間隔をあけて挿入されている。このため、操作部材600を後方に引く際の方向が上方に傾いていても、連結部620は、殆ど上方に移動しない。また、シェル400の張り出し部440は、操作部材600の主部640のX方向における両側部を、上方から(Z方向の外側から)覆っている。このため、主部640は、張り出し部440を超えて上方に移動することなく、ロック部材500の基部510上をスムーズにスライドするように移動する。
連結部620は、X方向において僅かな間隔をあけて、シェル400の上面の溝内部に位置している。また、主部640は、X方向において僅かな間隔をあけて、ハウジング100の側壁部120の間に位置している。このため、主部640は、操作部材600を引くと、X方向において殆ど位置ずれすることなく、基部510上を移動する。
図9から理解されるように、操作部材600を後方に更に引くと、第2被受け止め部612が保持部材200に受け止められ、保持部材200は後方に向かう力を受ける。このため、コネクタ10全体が後方に移動し、相手側コネクタ70から抜去される。即ち、嵌合状態が解除される。以上の説明から理解されるように、本実施の形態によれば、嵌合状態において、操作部材600を後方に引くだけで、コネクタ10を相手側コネクタ70から抜去できる。
コネクタ10を相手側コネクタ70から抜去した後、操作部材600を引くことを止めると、操作部材600がバネ部材290に押され、操作部642は第1位置に戻る。また、コネクタ10が相手側コネクタ70から抜去された状態においては、保持部材200がバネ部材290に押されるため、操作部642は第1位置に戻る。操作部642が第1位置に戻ったとき、ロック部材500のフック550は初期位置に戻る。
図1を参照すると、以上の説明から理解されるように、ロック部材500及び操作部材600は、コネクタ10の嵌合状態をロックし且つロック解除するためのロック機構を構成している。換言すれば、本実施の形態によるコネクタ10は、ロック部材500と操作部材600とを含むロック機構を備えている。ロック機構は、Z方向において嵌合部130と並んでいる。
より具体的には、ロック機構は、嵌合部130の上方に位置している。このため、ロック機構は、コネクタ10の幅(X方向におけるサイズ)に影響を与えない。また、コネクタ10の高さ(Z方向におけるサイズ)は、ロック機構を設けても、ケーブル800のサイズと比べて、それほど大きくならない。即ち、本実施の形態によるロック機構は、コネクタ10のサイズに大きな影響を与えない。
また、ロック部材500のうちの可動部位(ロック部552、被押圧部554及び被操作部560)の夫々は、水平面(第1平面)と平行な方向に沿ってコネクタ10の内部(本実施の形態によれば、図7に示される可動領域122内部)を移動する。換言すれば、本実施の形態によるロック機構の可動領域122は、コネクタ10のサイズを大きくしない。従って、コネクタ10は、高密度実装に適している。
本実施の形態によるコネクタ10は、以下に説明するように様々に変形可能である。
図17を参照すると、本実施の形態によるロック部552は、X方向に沿って移動する。換言すれば、本実施の形態による解除方向は、Y方向と直交している。また、本実施の形態による被操作部560の移動方向(所定方向)は、解除方向である。しかしながら、解除方向は、Y方向と交差していればよい。また、所定方向は、解除方向と交差していてもよい。また、本実施の形態によれば、被操作部560は、操作部642に押圧操作される。しかしながら、被操作部560は、これと異なるように操作されてもよい。
図10を参照すると、本実施の形態によるコネクタ10は、被操作部560、ロック部552及び操作部642からなるロックセットを2セット有している。より具体的には、ロックセットは、ロック部材500のX方向における両側部に、夫々位置している。ロックセットは、1セットのみ設けることも可能である。但し、相手側コネクタ70(図19参照)が煽られた場合に、被ロック部732を外れにくくするためには、本実施の形態のように構成することが好ましい。
本実施の形態によれば、バネ部540の夫々が、1つの被操作部560及び1つのロック部552(フック550)を支持している。被操作部560及びフック550を、2つのバネ部によって夫々支持することも可能である。但し、本実施の形態のように構成することで、ロック部材500の構造を、より簡易にできる。
図5及び図7を参照すると、本実施の形態による嵌合部130は、ハウジング100に形成された凹部であり、相手側嵌合部712は、嵌合部130と対応する凸部である。しかしながら、嵌合部130と相手側嵌合部712とが対応している限り、嵌合部130が凸部であり相手側嵌合部712が凹部であってもよい。換言すれば、コネクタ10は、レセプタクルでなくプラグであってもよい。
10 コネクタ
100 ハウジング
110 本体部
120 側壁部
122 可動領域
130 嵌合部
200 保持部材
210 挿入孔
220 取付溝
230 保持孔
240 受容溝
250 第2受け止め部
290 バネ部材
300 コンタクト
400 シェル
410 切り欠き
420 取付部
430 取付部
440 張り出し部
500 ロック部材
510 基部
520 突出片
522 第1受け止め部
530 被保持部
540 バネ部
550 フック
552 ロック部
554 被押圧部
560 被操作部
600 操作部材
610 被保持部
612 第2被受け止め部
620 連結部
622 支持突起
630 突出部
640 主部
642 操作部
644 第1被受け止め部
646 凹部
650 ガイド部
70 相手側コネクタ
710 相手側ハウジング
712 板状部(相手側嵌合部)
720 相手側コンタクト
722 接触部
724 被固定部
730 相手側シェル
732 被ロック部
734 接触片
736 被固定部
800 ケーブル
X 第3方向(ピッチ方向)
Y 第2方向(前後方向)
Z 第1方向(上下方向)

Claims (17)

  1. 相手側嵌合部及び被ロック部を備えた相手側コネクタと嵌合可能なコネクタであって、
    前記コネクタは、嵌合部と、ロック機構とを備えており、
    前記嵌合部は、前記コネクタが前記相手側コネクタと嵌合した嵌合状態において、前記相手側嵌合部と嵌合し、
    前記ロック機構は、第1方向において前記嵌合部と並んでおり、前記ロック機構は、ロック部材と操作部材とを含んでおり、
    前記ロック部材は、被操作部とロック部とを有しており、
    前記ロック部は、前記第1方向と直交する第1平面内において前記被操作部と連動して移動可能であり、前記ロック部は、前記嵌合状態において前記被ロック部をロックし、
    前記操作部材は、操作部を有しており、
    前記操作部は、前記操作部材を移動させることにより、第1位置と第2位置との間を移動可能であり、
    前記嵌合状態において、前記操作部を前記第1位置から前記第2位置に向けて移動させると、前記被操作部は、前記操作部に操作されて移動し、前記ロック部は、前記被操作部の移動に連動して前記第1平面と平行な解除方向に移動し、前記被ロック部をロック解除する
    コネクタ。
  2. 請求項1記載のコネクタであって、
    前記嵌合状態において、前記操作部を前記第1位置から前記第2位置に向けて移動させると、前記被操作部は、前記操作部に操作されて前記第1平面と平行な所定方向に移動する
    コネクタ。
  3. 請求項2記載のコネクタであって、
    前記所定方向は、前記解除方向である
    コネクタ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記嵌合状態において、前記操作部を前記第1位置から前記第2位置に向けて移動させると、前記被操作部は、前記操作部によって押圧操作されて移動する
    コネクタ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記被操作部、前記ロック部及び前記操作部からなるセットを2セット有しており、
    前記2セットは、前記ロック部材の前記第1方向と直交する方向における両側部に、夫々位置している
    コネクタ。
  6. 請求項5記載のコネクタであって、
    前記ロック部材は、2つのバネ部を有しており、
    前記バネ部の夫々は、1つの前記被操作部及び1つの前記ロック部を支持している
    コネクタ。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記操作部は、第1位置と第2位置との間を、前記第1方向と直交する第2方向に沿って移動可能な
    コネクタ。
  8. 請求項7記載のコネクタであって、
    前記操作部材は、前記第1方向において突出した突出部と、前記第1方向において凹んだガイド部とを有しており、
    前記ガイド部は、前記第2方向に沿って延びており、
    前記コネクタが前記相手側コネクタと嵌合する際、前記被ロック部は、前記ガイド部に沿って移動する
    コネクタ。
  9. 請求項8記載のコネクタであって、
    前記ロック部は、前記ガイド部の奥側に位置しており、
    前記コネクタが前記相手側コネクタと嵌合する際、前記被ロック部は、前記ガイド部に沿って前記ガイド部の奥側まで移動する
    コネクタ。
  10. 請求項7乃至請求項9のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記コネクタは、前記嵌合部を覆うシェルを備えており、
    前記シェルの一部は、前記第1方向及び前記第2方向の双方と直交する第3方向の内側に張り出して、前記操作部材の前記第3方向における両側部を、前記第1方向の外側から覆っている
    コネクタ。
  11. 請求項7乃至請求項9のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記ロック部材は、フックを有しており、
    前記ロック部は、前記フックの一部であり、
    前記フックには、被押圧部が形成されており、
    前記被押圧部は、前記第2方向と交差しており、
    前記コネクタが前記相手側コネクタと嵌合する際、前記被押圧部は、前記被ロック部によって前記第1平面と平行な方向に押圧され、前記フックは、前記第1平面内において移動して前記被ロック部の通過を許容する
    コネクタ。
  12. 請求項11記載のコネクタであって、
    前記コネクタは、前記嵌合部を覆うシェルを備えており、
    前記第1方向に沿って見たとき、前記ロック部材は、前記フックを除き、前記操作部材及び前記シェルに覆われて視認できない
    コネクタ。
  13. 請求項12記載のコネクタであって、
    前記シェルの一部は、前記第1方向及び前記第2方向の双方と直交する第3方向の内側に張り出して、前記操作部材の前記第3方向における両側部を、前記第1方向の外側から覆っている
    コネクタ。
  14. 請求項1乃至請求項13のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記コネクタは、バネ部材と第1受け止め部を備えており、
    前記操作部材は、第1被受け止め部を有しており、
    前記バネ部材は、前記操作部が前記第1位置に向かうように前記操作部材に力を加えており、
    前記第1受け止め部は、前記第1被受け止め部を受け止めて、前記操作部の前記第1位置を超えた移動を防止する
    コネクタ。
  15. 請求項14記載のコネクタであって、
    前記第1受け止め部は、前記ロック部材の一部である
    コネクタ。
  16. 請求項1乃至請求項15のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記コネクタは、第2受け止め部を備えており、
    前記操作部材は、第2被受け止め部を有しており、
    前記操作部材を移動させる際、前記第2受け止め部が前記第2被受け止め部を受け止めて、前記操作部の前記第2位置を超えた移動を防止する
    コネクタ。
  17. 請求項16記載のコネクタであって、
    前記コネクタは、保持部材を備えており、
    前記保持部材は、前記操作部の前記第1位置と前記第2位置との間の移動を許容しつつ、前記操作部材を保持しており、
    第2受け止め部は、前記保持部材の一部である
    コネクタ。
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