JP2015170434A - 電磁シールド部材およびワイヤハーネス - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被覆シールド素線2各々は、芯線の端部の表面にその周囲の絶縁被覆を溶解させつつ形成されたメッキを有する。端部保持部材3は、複数の被覆シールド素線2各々のメッキの部分をそれらが環状に並ぶ状態で保持する環状の筒部301を有する。端部固定部材4は、被覆シールド素線2各々におけるメッキの部分を、それらが環状に並ぶ状態で筒部301の外周面との間に挟んで固定する。
【選択図】図1
Description
まず、図1〜5を参照しつつ、第1実施形態に係るワイヤハーネス10について説明する。図1,2が示すように、ワイヤハーネス10は、電磁シールドの対象となる主電線81を含むモールド樹脂付電線9と電磁シールド部材1とを備えている。
モールド樹脂付電線9は、端子付電線80と樹脂モールド部7とを含む。端子付電線80は、主電線81およびその端部に接続された端子82を有する。なお、図1,2は、主電線81の一方の端部の付近におけるモールド樹脂付電線9の構造を示している。モールド樹脂付電線9は、主電線81の両端部において図1,2が示す構造を有している。
電磁シールド部材1は、複数の被覆シールド素線2と端部保持部材3と端部固定部材4とを含む。図4は、被覆シールド素線2の固定構造の断面図である。より具体的には、図4は、電磁シールド部材1における被覆シールド素線2の端部周辺の縦断面図である。
電磁シールド部材1において、複数の被覆シールド素線2は、シールド素線として機能する絶縁電線である。また、被覆シールド素線2各々のメッキ200は、被覆シールド素線2各々における絶縁被覆22が形成されたままの端部20がメッキ液200Xの槽(メッキ槽90)に浸漬されることによって形成される。メッキ形成工程において、被覆シールド素線2各々の端部20の絶縁被覆22は、高温のメッキ液200Xに触れて芯線21の表面から溶出する。
次に、図6を参照しつつ、ワイヤハーネス10に適用可能な第1応用例に係る被覆シールド素線の固定構造について説明する。図6は第1応用例に係る被覆シールド素線の固定構造の断面図である。以下、この第1応用例と図4が示す被覆シールド素線の固定構造との相違点について説明する。
次に、図7,8を参照しつつ、ワイヤハーネス10に適用可能な第2応用例および第3応用例に係る被覆シールド素線の固定構造について説明する。図7は第2応用例に係る被覆シールド素線の固定構造の断面図である。図8は第3応用例に係る被覆シールド素線の固定構造の断面図である。以下、それら第2応用例および第3応用例と図4が示す被覆シールド素線の固定構造との相違点について説明する。
次に、図9を参照しつつ、第2実施形態に係るワイヤハーネス10Aについて説明する。図9はワイヤハーネス10Aの主要部の斜視図である。図9において、図1〜8に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、ワイヤハーネス10Aにおけるワイヤハーネス10と異なる点について説明する。
次に、図10を参照しつつ、ワイヤハーネス10に適用可能な応用例に係る電磁シールド部材1Bについて説明する。図10は電磁シールド部材1Bの主要部の斜視図である。図10において、図1〜9に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、電磁シールド部材1Bにおける電磁シールド部材1と異なる点について説明する。
次に、図11を参照しつつ、ワイヤハーネス10,10Aに適用可能な応用例に係るシールド素線群2Yについて説明する。図11はシールド素線群2Yの平面図である。図11において、図1〜10に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。以下、シールド素線群2Yにおけるシールド素線群2Xと異なる点について説明する。
電磁シールド部材1,1A,1Bにおいて、端部保持部材3および端部固定部材4によって挟持される複数のシールド素線が、複数の被覆シールド素線2と複数の裸電線とを含むことも考えられる。この場合、シールド素線として採用される裸電線各々は同種の金属の電線である。
10,10A ワイヤハーネス
2 被覆シールド素線
20 被覆シールド素線の端部
200 メッキ
200X メッキ液
201 第一被覆シールド素線
202 第二被覆シールド素線
203 第三被覆シールド素線
21 被覆シールド素線の芯線
22 被覆シールド素線の絶縁被覆
2X,2Y シールド素線群
3,3A,3B,3C 端部保持部材
300 貫通孔
301,301A,301B 筒部
302 留め部
303 ネジ孔
304 凸部
305,305X 穴部
310 環状保持部の連結部
4 端部固定部材
5,5A シールド素線連結部
51 紐状基部
52 結び部
6 シールド素線結束部材
60 シールド素線連結部材の端部
7 樹脂モールド部
80 端子付電線
81 主電線
811 主電線の芯線
812 主電線の絶縁被覆
82 端子
9 モールド樹脂付電線
90 メッキ槽
Claims (5)
- それぞれ導電性の芯線および前記芯線の外周面に形成された絶縁被覆を有し、さらに前記芯線の端部の表面にその周囲の絶縁被覆を溶解させつつ形成されたメッキを有する複数の被覆シールド素線と、
前記被覆シールド素線各々の前記メッキの部分をそれらが環状に並ぶ状態で保持する環状の筒部を有する導電性の端部保持部材と、
前記被覆シールド素線各々における前記メッキの部分を、それらが環状に並ぶ状態で前記筒部の外周面との間に挟んで固定する端部固定部材と、を備える電磁シールド部材。 - 前記筒部の外周面における前記被覆シールド素線各々の前記メッキの部分が横断する領域に凸部および穴部のうちの少なくとも一方が形成されている、請求項1に記載の電磁シールド部材。
- 並列に並ぶ3本以上の前記被覆シールド素線各々における両端部の間の中間部どうしを、前記筒部に保持されることによって環状に並ぶ状態において隣り合う第一被覆シールド素線と第二被覆シールド素線との間以外において間隔を空けて連結する柔軟なシールド素線連結部をさらに備える、請求項1または請求項2に記載の電磁シールド部材。
- 前記第一被覆シールド素線の前記中間部と前記第二被覆シールド素線の前記中間部とを間隔を空けて緩やかに結束するシールド素線結束部材をさらに備える、請求項3に記載の電磁シールド部材。
- 電磁シールドの対象となる主電線と、
前記主電線の周囲を囲んで形成された電磁シールド部材と、を備え、
前記電磁シールド部材は、
それぞれ導電性の芯線および前記芯線の外周面に形成された絶縁被覆を有し、さらに前記芯線の端部の表面にその周囲の絶縁被覆を溶解させつつ形成されたメッキを有する複数の被覆シールド素線と、
前記被覆シールド素線各々の前記メッキの部分をそれらが環状に並ぶ状態で保持するとともに前記主電線の一部を囲む環状の筒部を有する導電性の端部保持部材と、
前記被覆シールド素線各々における前記メッキの部分を、それらが環状に並ぶ状態で前記筒部の外周面との間に挟んで固定する端部固定部材と、を備えるワイヤハーネス。
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JP2014043532A JP2015170434A (ja) | 2014-03-06 | 2014-03-06 | 電磁シールド部材およびワイヤハーネス |
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WO2018003499A1 (ja) * | 2016-06-29 | 2018-01-04 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 電磁シールド部品及び電磁シールド部品付電線 |
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2014
- 2014-03-06 JP JP2014043532A patent/JP2015170434A/ja active Pending
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